僕はよく「関係のない文章が多く書かれているので読まない方が良いです!(`∀´) ヘラヘラ」なんて書いてますが(苦笑)、それは本当にそう思っているからでして。この広いインターネットの海にはちゃんと練られて書かれたタメになる映画評がたくさんあるのに、わざわざこんな備忘録を兼ねた残念な感想文を読んでいただくなんて、忍びないじゃないですか。特に今回の「アクト・オブ・キリング」なんですが、感想文の前に恐ろしいほどに関係のない文章がダラダラダラダラと書かれているので、間違いなくちゃんとした映画評が読みたい方は他のブログに行った方が良いです。
ということで、まず書いておきたいのが、映画を観る前と観た後のこと。4/17(木)、こんなツイートをしたように、観る気マンマンでしてね。いや、正直、予告編の禍々しさにビビッてたりもしたんですけど、町山智浩さんが「たまむすび」で紹介した時からスゲー興味あったし、確か柳下毅一郎さんや高橋ヨシキさんも絶賛してたし、さらには宇多丸師匠も褒めちぎっている上に、今週の「ムービーウォッチメン」の監視対象になったとなれば、鑑賞はもう義務レベル。仕事を片付けて、渋谷のイメージフォーラムに到着したのは、19時50分ごろでした。
夜のイメージフォーラム。ちくしょう、ちょっとカッコ良いですな。
21時10分の回を観る予定だったんですが、「連日立ち見」とか「座布団に座って観た」なんてウワサが流れていただけに、早めに行ってチケットを買ってから、夕飯を食べるというプランですよ。窓口に行ってみれば、整理番号は20番とまぁまぁな順位であり、そこからは「インドネシアの映画を観る」という気分を高めるために、同じ東南アジア系のマレーシア料理のお店にIN。ちょっと辛めの料理に舌つづみをポンポンポポンと打つうちに、「シナリオは完璧、天才じゃなーい!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!」とすっかり上機嫌になっちゃったりしてね。
ミーラクサ(980円/600kcal)はカレースープ麺。コクがあって美味でした。
食事を終わらせて、店を出たのが20時45分。映画館に向かったところ…。なんか見慣れたビジュアルの人がいると思ったら、宇多丸師匠だったから、「漂流教室」のミニヴァ先生ライクに口がアングリですよ。まぁ、よくよく考えれば、現時点で都内では1館しか上映していないだけに遭遇する可能性は確かに高いワケでして。「超ラッキーじゃん!」と、またもやテンションがガンガンズンズングイグイ上昇!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!
ミニヴァ先生の動画、せっかくアップしたものの、画質が悪いんだよなぁ…。
とは言え、いくら“話しかけたら気さくに応えてくれる有名人”であっても、プライベートの時間を邪魔したらいけないのが基本。僕なんぞが話しかけて、貴重な思索の時間を奪って良いものかと。このまま見えないところでヒッソリと生きていよう。いや、いっそ舌を噛んで死のうと思ったりもしたんですが、しかし! めざましテレビの「今日の占い」を思い出せば、こんな内容だったのです↓
めざましテレビの「今日の占い」のさそり座の欄をよく見ると…。
「積極的に話しかけて正解」だと!? Σ(゚д゚;) ナンデスト!
「これは何かの運命かもしれぬ」と、思い切って話しかけてみれば、にこやか&爽やかに対応していただきましてね…(しみじみ)。しかも、「ジャック・タチの『プレイタイム』は超オススメですよ! (▼∀▼)」「『WOOD JOB!』は面白かったですよ! (▼∀▼)」「『そこのみにて光輝く』が気になってるんですよ!(▼∀▼)」と素敵な情報を次々と教えてくれて、超親切なのです… (ノДT) ヤサシイ もうね、僕もその優しさに応えようと。一応、現時点で50本近く新作映画を観ているんだから、何か映画をオススメしよう…と思いきや!
師匠が観てなさそうな作品で、咄嗟に思いついたのが「『ギャロウ・ウォーカー』→微妙」「『ドラゴン・コップス』→好きじゃなさそう」「『地球防衛未亡人』→まったく興味なさそう」と、全然お話にならなくて。師匠に「あ、『リベンジ・マッチ』は観ました?(;▼∀▼)」と水を向けられても、「まだ観てないのです… ('A`)」と台無しな返答。せっかく範馬勇次郎に対するキャプテン・ストライダム気分を味わっていたのに、これじゃ全然ダメじゃない! 結局、入場の順番が来て、師匠は先に劇場へ消えていったのでした…。今、振り返れば、もう少し上手く話せたと思うのですが(「ホームレス理事長」とか薦めれば良かった)、己の脳の記憶力&瞬発力の低さに心底ガッカリした次第。
劇場内には、記事の切り抜きが貼ってあったりしましたよ。
一番後ろには急遽こしらえた感じの席がありました。親切な映画館じゃないの (´∀`) アラアラ
な~んて言いつつも、高めのテンションはそこそこ維持されている状態でもあったりしてね (´∀`) ウフフ 「何の映画を薦めれば良かったかな~」なんて考えながら劇場に入って、一番後ろの通路側の席に着席。次々と席が埋まっていって、最終的には9割ぐらいの入りになりまして。映画自体は予告編ナシで始まったんですが、悪夢のようでした。映画が終わった後、また宇多丸師匠と合流して、大通りに出る少しの間、お話をさせていただいたんですけど、僕はちょっと興奮しちゃって、大して上手くもないことを支離滅裂にしゃべってた気がします。
いや、本当に恐ろしい映画だったから、師匠と別れた後、1人になるのが怖くなって、つい新宿2丁目に直行。通っているバーに行って、朝5時までグダグダグダグダと飲みまして。帰宅して6時半ごろにベッドに入っても、映画を思い出しちゃって全然寝られないという体たらく。結局、そのまま眠れず、8時すぎに布団から出て、娘を保育園に送り、そのまま会社に行ったのでした…。
って、「だからなんだよ ( ゚д゚) シネヨ」って話なんですが(苦笑)、僕が言いたいのは、観る前は超浮かれ気分でSky Triple Dancingだった中年男性(41歳)の精神を一気にドン底まで落とすだけの破壊力を有する映画だということ。観て良かったけど、観なければ良かったとも思う、複雑な心境なのです。未見の人はこんな駄文を読まずにさっさと観てほしいんですが、たぶん暴力的な映像が苦手な人はマジでキツイと思うので、本当に気を付けてくださいな…。
アクト・オブ・キリング
原題:The Act of Killing
2012/デンマーク、ノルウェー、イギリス 上映時間121分
監督・製作:ジョシュア・オッペンハイマー
共同監督:クリスティン・シン
製作:シーネ・ビュレ・ソーレンセン
製作総指揮:エロール・モリス、ベルナー・ヘルツォーク、アンドレ・シンガー、ヨラム・テン・ブリンク、トシュタイン・グルーテ、ビャッテ・モルネル・トゥバイト
撮影:カルロス・マリアノ・アランゴ・デ・モンティス、ラース・スクリー
編集:ニルス・ペー・アンデルセン、ヤーヌス・ビレスコウ・ヤンセン、マリコ・モンペティ、チャーロッテ・ムンク・ベンツン、アリアナ・ファチョ=ビラス・メストル
音楽:エーリン・オイエン・ビステル
出演:アンワル・コンゴ、ヘルマン・コト、アディ・ズルカドリ、イブラヒム・シニク
パンフレット:★★★★★(800円/監督インタビューに記者会見の記事、コラムが4本と読み物が超充実)
(あらすじ)
60年代、秘密裏に100万人規模の大虐殺を行っていた実行者は、現在でも国民的英雄として暮らしている。その事実を取材していた米テキサス出身の映像作家ジョシュア・オッペンハイマー監督は、当局から被害者への接触を禁止されたことをきっかけに、取材対象を加害者側に切り替えた。映画製作に喜ぶ加害者は、オッペンハイマー監督の「カメラの前で自ら演じてみないか」という提案に応じ、意気揚々と過去の行為を再現していく。やがて、過去を演じることを通じて、加害者たちに変化が訪れる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
100点
今もまだ心にエラーが発生しているというか、まったくポジティブな気持ちになれなくて。何を書いて良いのか、整理がついていないだけに、間違いなくクソのような感想文になると思うのですが、すみません、一応、画像とともにお話を書くと、こんな感じでしたよ↓
1000人を虐殺したというプレマン(ヤクザ)のアンワル。監督に「当時の殺人を再現してみて!」と頼まれると大喜びで実演開始。
ノリノリになったアンワルは、それを映画にすることに…って、「地獄でなぜ悪い」っぽいとも思ったり。
特殊メイクに凝ってみたりして。
こんな悪魔まで出てくるのです。スーパー戦隊の敵幹部に出て来そうなビジュアル。
仲間たちとテレビに出演して、昔の殺人自慢をかましたりもしてね。共産主義者は死んで当たり前!
大規模な虐殺シーンもハードに再現。素人の割には、みんな演技が上手いのです。
いろいろあって、アンワルが殺した共産主義者から「殺してくれてありがとう」とメダルをもらって映画は終わるっぽい(なにこのオチ)のですが、しかし。
すべての撮影が終わった後、アンワルが“自分が拷問されるシーン”をチェックしてみたら…。
「アレ? もしかしてオレってスゲー酷いことしてた?Σ(゚д゚;) マサカー?」と、やっと己の所業の恐ろしさに気付くのでした ┐(´ー`)┌ ヤットカヨ
一応、備忘録的に最後の展開を書いておくと、アンワルは最初の実演現場に戻るんですけど、自己嫌悪で嘔吐を繰り返すんですよ。で、彼がその場から立ち去ると、オープニングや劇中で何度か出てきた“巨大な魚の建物の側で踊る場面”が流れて、エンドクレジットがスタート。スタッフの名前のところにやたらと「ANONIM」って書いてあったから、「同じ会社が担当しているのかしら?」ぐらいに思ってたら、インドネシア語で「匿名」という意味でして。パンフによると、名前を出したら非常に危険なため、隠すことになったんだとか…。
この巨大な魚の建物は、シーフードレストランだったそうな。
まぁ、よく理解できてないところもあったので、パンフを買って読んでいろいろと保管しまして(超オススメ)。ただ、それでも自分の中のこの不快な気持ちが上手く処理できないというか…。一応、バカなりに考えてみて、僕の心を重くする3つの要素を個条書きにしてみました↓
① 僕もああなりうるということ
この手の“本当にあった虐殺話”を観て、他人事と思えないってところは、スゲーある。もちろん人を殺したことはない…のは当たり前だとして、日常生活で暴力を振るったこともありませんが、公務員時代に職務として暴力を振るったことはあって。あの時の自分の暴力を仕事として処理した心の動きは今も覚えていて、大げさな飛躍に感じる人もいるかもしれませんが、「戦場に行ったら、僕はスムースに人を殺しちゃうだろうな」と思ったのです。
まぁ、この映画の主人公であるアンワルはもともと“街の不良”ではあって。僕のような草食野郎は“1000人を殺したリーダー”とかにはならないというか、なれないと思いますけど、たぶん虐殺を煽動した新聞社社長とか、その部下で「拷問してたなんて全然知らなかった」とか都合良く逃げようとするクズ野郎みたいなポジションにはスッポリと収まる気がします。
いけしゃあしゃあと「デマで虐殺を煽動しました」話をする新聞社社長。
ただ、部下の方は「えーっ、拷問してたなんて知らなかったッス!」とシラを切り始めるのでした。
つーか、本当に恐ろしく感じたのは、国営放送で司会の女性が普通に「共産主義者は虐殺ですよね!川o^-')b」みたいなことを普通に言ってたこと。あの女性自身が心底そう思っていたかどうかは別としても、そんな発言が許されている現実がコントのようで、ちょっと笑いつつもスゲー怖い。まぁ、虐殺した人たちが何の罪にも問われない国なんだから、当たり前なのかもしれませんが…。あの放送を観て、「その通り!ヽ(`Д´)ノ」なんて思う人は大量にいて、もしかしたら僕もその1人だったかもしれない。もうね、ガチのディストピアというか、「26世紀青年」をリアルに作ったら、こんな世界になるんじゃないかと思ったり。
② 世界を良くするためには被害者側が譲らなければならないということ
この映画の唯一の“光”は、アンワルが自分の過去の行為をおぞましく感じるラストなんですが、そこまでやらないとダメなのかとも思って。パンフによると、アンワルと常に一緒にいたヘルマンも反省したのか、“青年団(ヤクザの民兵組織みたいなもの)”を辞めて、この映画を地元で上映したりしたそうですが…。それって「不良がたまに掃除したらイイ奴認定」みたいなものでもあるワケでして。
パンフによると、演技経験があったヘイマン。女装したりと、この映画のコメディリリーフ的な役割を果たしてました。
確かに、褒めてあげないと、今後も掃除してくれないから、そうするのはわかる。アンワルと手を組んで虐殺しまくってきたアディが、監督に「他の国もやってるじゃん」「罰せられていないから正義」なんて反論する姿を観れば、北風では旅人の服を脱がせないことがよくわかる。「反省させると犯罪者になります」なんて新書があるように、「反省しろ!」なんて厳しく問いつめるだけでは、フテ腐れて逆ギレするだけなんですよね、たぶん。
虐殺を正当化するアディ。ただ、後ろめたさも感じてる様子ではありました。昨年、心臓病で死去。
たださ、アンワルの隣人のスルヨノが自分の身の上話をするシーンですよ。この人の父親は共産主義者だったそうですが、さらわれて殺されてしまい、幼かった彼が必死に埋めたそうでね…。それを虐殺に加担していたアンワルたちに話すんですが、スルヨノったら、スゲー気を遣ってるんです。話を聞いているのは、人殺しを自慢するようなクズどもですよ。本当なら怒りを思いっきりぶつけたいだろうに、彼らが今も有力者だからなのか、場の空気を気にして、ちょっと笑ったりしながら話す姿がマジで痛々しい。
父親が殺された話を語るスルヨノ。この直後、拷問される役を演じるんだから、もう何が何やら…。しかも撮影後、病気で亡くなったそうです。
なんか、ああいうのって、不良と一般生徒の会話でよく目の当たりにしたムードというか。学生時代を思い出して、非常に胃が痛くなりました。被害者のスルヨノが、気を遣って話したことで、彼らに何か伝わったかもしれないし、確かにあの状況ではああいう話し方がベストなので仕方ない。この映画だって、ラストにアンワルが何かを感じ取ったことで、他の人たちや世界にも影響を与えるかもしれないんですけど…。なんですかね、どうしても釈然としない“何か”が残るのは、僕が人間として未熟だからなんでしょうか。
③ 残念ながら分かり合えない人間がいるということ
こういう文章を大人が書くのはスゲー良くないと思う。でも、やっぱりそういう人はいて。もちろん「こちらから見りゃサイテーな人、だがあんなんでも誰かの大切な人」ってことはあるから、100パーセントわかり合えなくてもお互いに譲り合うことで何とかするのが人間社会なワケですけど、「あまりにも無理」と思う人はいて。
この映画の登場人物の中で、最も怖かったのが青年団のリーダー、サフィトですよ。宇多丸師匠が「安岡力也さんみたいでしたね (▼∀▼)」とおっしゃってて非常に頷いたんですが、安岡さんとは違って、そのコワモテ以上に“リアルな悪”のムードがプンプン状態。華僑の人たちから“みかじめ料”を巻き上げる場面の不快さもハンパじゃないものの、何よりもゲンナリしたのが、レイプ話。公式サイトで水道橋博士さんが引用されていましたけど、「お前にとっての地獄は俺にとっての天国だ」という強烈すぎるパンチラインを語るシーンのゲスさ、邪悪さは、吐きそうになるほどムカついたし、そんな人間がいることが恐ろしかったです。
安岡さんっぽい風貌のサフィト。「ホタテのロックン・ロール」とか歌ってくれるのかと思いきや…。
みかじめ料を回収したりと普通に悪。「コワモテだけど実はイイ人で…」的なギャップ萌え要素はゼロなのです。
最悪なのがこのシーン。発言&腕の動きがクズすぎて、ごめんなさい、死ねば良いのにって思いました。
僕も41歳の春を迎えて、今年の11月には42歳。現在、2歳と9ヵ月の娘がいるだけにね、もう少し世界が良くするために何かしなくちゃと思ったりするワケですけど、ああいう人を見ると、本当にね、自分を無力に感じます。世界に対して絶望的になって、なんとなく「箱舟はいっぱい」のお父さん気分になってしまった…って、伝わりますかね。
なんとなく貼っておきますよ(「箱舟はいっぱい」より)。
ううむ、なんかどうしようもない文章を書いてますな、すみません…。あと、パンフの監督インタビューを読んで「なるほど~」と思ったのが、「彼らは虐殺行為を気まずく感じているからこそ、自分を肯定するために自慢話として語っていたのでは?」という考察で、そういう面は確かにあるんだろうなぁと。もしかすると酒の席で“昔は悪かった話”をする人って、「これって許されることだよな?」って感じで、無意識ながらに承認欲求を抱えているってことなんですかね。
そう考えると、不良行為自体にロールプレイング要素があるのかなぁとも思ったりして。この映画でも順応性を見せてましたけど、僕も前から不良の人って芝居が上手いイメージがあって(もちろん人によりますけど)。要は、そういう人って、不良行為が後ろめたいから、その行動をどこか演じるようにこなすことで良心の呵責を乗り越えているのでは…って、すみません、難しいことを考えすぎて、知恵熱が出て来ました… ('A`)
ジョシュア・オッペンハイマー監督も、まさかこんな映画になるとは思ってなかったでしょうし、「たまたま撮れてしまった」的なシーンもあるんでしょうけど、とにかく真面目で頭が良くてちゃんと努力をする人なんだろうなと。ところどころ挿入されるイメージ的な映像も非常に綺麗だったりして、センスも良いですよね。次作が楽しみではありますが、とりあえずこの映画を撮った功績だけで一生不自由なく暮らせて良い気がいたします。
そんなワケで、ダラダラダラダラと何の役にも立たない駄文を書き連ねてきましたが、人類の遺産として残す級の作品だと思いましたよ。ハッキリ言って、直視したくないほどイヤなことを映していて、僕自身、観て良かったけど、観なければ良かったと思ったりもして。結構不安定な精神状態になってしまったので、あまりオススメできない気はするけれども、やっぱり観た方が良いと思うのは、とても大事な問題に向き合わせてくれる映画だから。
パンフで想田和弘監督が死刑制度を引き合いに出して、「アンワルと私たちのどこが違うのか」的なことを書かれていて。さすがにそこまで話を広げられると、「先進国に住むこと自体が罪」的な話にもなったりして、2ビットの容量しかない脳の温度がガンガンズンズングイグイ上昇→具合が悪くなってくるものの、そういうことを考えること自体が大事なんですよね、たぶん。監督が天才かつ人格者だったりとか、虐殺をした人間がちょっとマヌケだったりとか、さまざまな要因が偶然絡み合ってスパークした奇跡的なドキュメンタリーなのでね、ちくしょう、このブログをここまで読んで未見の方は、ぜひ観に行ってくださいな。
なんとなく思い出したドキュメンタリー。これも命懸けで撮影された作品だったり。
パンフで町山智浩さんが触れていたアイヒマンのドキュメンタリー。こっちと間違えないで!
虐殺繋がりで。恐ろしい話ですな…。
一応、貼っておきますね。kindle版を買えば良かったなぁ。
なんとなく貼っておきますね。この映画自体はスゲー面白いので、ぜひ観て!
インドネシアのイメージが超悪化したので、回復するためのアイテムその①。素敵なアルバムですぞ。
インドネシアのイメージが超悪化したので、回復するためのアイテムその②。最高のアクション映画なのです。
アクト・オブ・キリング(ネタバレ)
銀の匙 Silver Spoon(ネタバレ)
銀の匙 Silver Spoon
2014/日本 上映時間111分
監督・脚本:吉田恵輔
企画・プロデュース:平野隆
エグゼクティブプロデューサー:田代秀樹
プロデューサー:幾野明子、武田吉孝、星野秀樹
ラインプロデューサー:新野安行
キャスティングディレクター:杉野剛
原作:荒川弘
脚本:高田亮
撮影:志田貴之
照明:中村裕樹
録音:小川武
美術:三ツ松けいこ
編集:李英美
音楽:羽毛田丈史
主題歌:ゆず
スクリプター:増子さおり
助監督:佃謙介
制作担当:早川徹
出演:中島健人、広瀬アリス、市川知宏、黒木華南、上島竜兵、吹石一恵、西田尚美、吹越満、哀川翔、竹内力、石橋蓮司、中村獅童
パンフレット:★★★(600円/キャラ紹介に原作の絵が載っているのが好き)
(あらすじ)
進学校に通いながらも挫折し、逃げるように大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾(中島健人)は、将来の目標や夢を抱く同級生たちに劣等感を抱き、酪農実習や部活には四苦八苦。慣れない農業高校の生活の中で悩み、戸惑いながらも、次第に自分なりの答えを見つけ始める八軒だったが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
55点
※今回の記事は、単に難癖を付けているだけでしかなくて、この映画が好きな人は間違いなく不快になると思うので、読まない方が良いです。
一応、なんだかんだ言って、吉田恵輔監督の映画はすべて観てまして。特に今年1月に観た「麦子さんと」が非常に素晴らしかったので、この「銀の匙 Silver Spoon」も前売り券を買って、それなりに楽しみにしていたんですが、しかし。“新宿バルト9でしか使えない券”だったため、観ようと思ったタイミングが合わなくて、なかなか観られなかったのです。
前売り券を買っていたものの…。
バルト9専用ということで、意外と使い勝手が悪かったのです。それを承知で買ったんですがー。
で、やっと先週観てきたので、感想を書くと、ごめんなさい、終盤が微妙でしたよ (´・ω・`) ウーン まぁ、ここからグダグダと適当な感想文を垂れ流しますけれども、この映画が好きな人はイヤな気持ちになる確率が高いので、別のブログに行った方が良いんじゃないですかね。
シアター7での上映。公開して1カ月以上経つのに、観客はそこそこ入ってましたよ。
最初に書いておきますが、原作漫画に関しては、まったく読んでおりません(荒川弘先生の漫画自体、読んだことはない)。「酪農や農業をテーマにした漫画を週刊少年誌で連載をしている」ということに好感は抱いていて、余裕ができたらkindle版
を読むつもりではあったものの、基本的には未読なので、「ここが原作と違う!ヽ(`Д´)ノ チガウ」といった不満はゼロだったりします。
とにかく中盤くらいまでは、主人公の八軒が農業高校で戸惑いながらも成長して行く異文化ギャップコメディとして結構楽しかったです。そして、農家の大変さや、生き物を殺して食べているという問題に予想以上に踏み込んでいるのも良かったです。というか、まさかあそこまで屠畜の様子を見せるとは思わなくて。上っ面を描くだけでなく、ああいう場面をちゃんと入れた製作者たちの姿勢には、ちょっと感動いたしました。この部分だけは本当に褒めてあげたいです。
なんとなく範馬勇次郎の素晴らしい説教を貼っておきますね(「範馬刃牙」第30巻より)。
ただ、トータルすると、エピソードを詰め込みすぎに感じました。例えば、子豚の“豚丼”の話。「命を食べること」について考えさせられる重いテーマであって。ハードな屠畜の様子も見せるワケだし、クライマックスで別れが描かれると思ってたんですけど、意外と“中ボスイベント”的にアッサリと消化しちゃうからビックリしました。
いや、ベーコンにしてみんなで食べる場面とかは良かったし、あのベーコンがばんえい競馬のレース場作りを手伝ってもらえる伏線になってたのも悪くなかったんですが…。なんて言うんですかね、あれだけ大きなテーマを「あら、結構サラッと乗り越えちゃうんだ!∑(゚Д゚;)」と(僕ですら初めて「いのちの食べかた」を観た時はベジタリアンになるのを考えて即断念したほどなのに!)。
なんとなく「いのちの食べかた」の予告編をはっておきますね↓
というか、そこがショックだったせいか、逆に終盤のばんえい競馬が取って付けた感じに見えちゃったんですよね…。原作にあるエピソードなんでしょうし、一応、「駒場(市川知宏)が提案して、八軒が『無理』と断ってる」とか「御影(広瀬アリス)のばんえい競馬&キング号への思い入れを知っている」といった伏線は貼ってあったものの、「文化祭でばんえい競馬をやる」なんて報告をされても、家が大変なことになってる駒場からすれば超どうでも良いじゃないですか、やっぱり。南九条あやめ(黒木華)のキャラとか描き込みが薄いから全然生きたキャラに見えなかったしさぁ(黒木華さん自体は大好きですが)。
一番イラッとしたのがクライマックス。レース中、八軒がずっと観客の目の前を横切って走って、時には人にぶつかりながらも御影を応援するんですが、スゲー安易な盛り上げ描写だなぁと。主催者側のクセに周囲に迷惑をかける自己中野郎に見えちゃって、あそこでかなり印象が悪化。その後、ばんえい馬のキング号を見送るシーンも、御影へのアドバイス自体は良いんだけど、「そもそもお前、なんでここにいるの? ( ゚д゚)」って感じがしちゃったし…。ラストも伏線はあったけどさ、ばんえい馬に名付けた名前が「シルバースプーン」で、「八軒がその名前を叫んだらカメラが空に→『銀の匙 Silver Spoon』のタイトルが出る」というオチは、あのキラキラした書体のチョイスも合わさって、「正気か!? Σ(゚д゚;)」とドン引きいたしました。
いや、僕がひねくれているんだと思いますよ。吉田恵介監督が「麦子さんと」よりもさらに商業映画に徹したというかさ、オーソドックスな青春映画を撮ったと思えば許せなくもない。豚丼、駒場の離農、ばんえい競馬という要素はマストだったんだろうし、とにかく伏線の張り方は丁寧だったし。演じていた役者さんたちもスゲー活き活きしてたし…(八軒が駒場と和解する場面はかなり泣いた)。
自分なりに分析すると、屠畜シーンを入れたりとか、離農を描いたりとか、なかなかハードなムードに胸を掴まれていただけに、後半のあの“走って応援シーン”が際立って安易に見えてダメだった…って感じですかね。僕の好み的には、八軒が農業高校に戸惑いながらも馴染んでいく描写をもっと増やして、最後に“豚丼”のエピソードが用意されていたら、かなりグッときたと思うんだけど、それだと映画として盛り上がりに欠けちゃいますカネー (´∀`;) エヘヘ
一応、ゆずの「ひだまり」を貼っておきますね↓
ということで、僕の好み的には終盤の展開が合わなかったです (´・ω・`) ザンネン とは言え、役者さんたちの配役&演技は良かったし、「キツい時は逃げたっていい」というメッセージは優しくて好きだし、そんなに悪くない映画だとも思うというか。まぁ、所詮は「エクスペンダブルズ2」に100点を付けるようなブログですからね(苦笑)、興味がある人はこんな駄文なんて気にしないで、劇場へ行ってくださいな~。
荒川弘先生による原作漫画。いつか「ハガレン」も読もうと思っているのです。
吉田恵輔監督作で一番好きな映画。「さんかく」も良いけどね。
映画のサントラを貼っておきますね。
映画のノベライズ本。どうなんですかねー。
オフィシャルフォトブックも出ております。
アニメ化もされてたんですね~。
一応、貼っておきますよ。着地がよろしくない印象。
ベタですが、貼っておきますね。非常に教育的な映画だと思いますよ。
※心底どうでも良い備考
備忘録として書いておきますよ。午前0時半、バルト9からの帰り道。この映画を観た人間は高確率でベーコンが食べたくなるワケですが、「そうなると居酒屋しかない→つい深酒をしてしまう」という危険性があるため、断念。そのまま帰宅しようと思いきや! つい「野郎ラーメン」の提灯に目が止まってしまったのです。
ああん、「豚野郎」の提灯にそそられるぅ~ (´Д`;) ハァハァ
店先の立て看板にはメニューが載っていて、どのラーメンも美味しそうなんですが、特に僕を惹きつけて離さないのがメガ豚野郎ラーメン(980円/1500kcal)。でも、こんな時間に食べたら、確実に太ってしまうし…。迷いながら「楽器店のショーウィンドウに飾られている新品のトランペットがほしい黒人のボウヤ」ライクに看板を眺めていたら、中から店員さんが出て来て声を掛けてきまして。そうなると、弱気な僕は断れず、結局、食券を買ってしまったのでした。
やっぱり一番気になるのは、メガ豚野郎。「総重量1.5キロ」のキャッチにドキドキしちゃう。
そしてやって来ました、メガ豚野郎ラーメン! ただ、思ってた以上に大きくないような…?
注文してから5分ぐらいでメガ豚野郎ラーメンが出て来たんですが…。そこそこ美味しかったし、そこそこの量はあったけど、正直に書くと、軽く失望いたしました。これなら「ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店」で大二郎を食べた方がはるかにボリューミーじゃないですか。店員さんに聞いてみれば、通常のラーメンの二人前ということですが、この程度の量で「メガ」を名乗るなんて! せめて「パンチョ」のミートソース番長クラスの満足度はほしかったです…。
当然ながら完食。スープを全部飲まなかったのは、塩分の摂りすぎが気になっているから(今さらな文章)。
意味がわからないかもしれませんが、メガ豚野郎を食べ終わった僕は、こんな気持ちでしたよ(「範馬刃牙」第3巻より)。
ハードディスクではギガやテラが当たり前の時代、ある意味、もう「メガ」という単位はそれほどスゴくないのかもしれませんが…。「大盛」でも「特盛り」でもなく、「メガ」を名乗るのならば、せめて3人前ぐらいの量は用意してほしい。そんなことを大人げなく思った41歳の春なのでしたーー。
先週の備忘録(2014/4/15~4/21)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓
仕事がヒマにならないという地獄
木曜日は宇多丸師匠に会えて良かったけど… (´・ω・`)
土曜日は、弾丸ジャッキーの単独ライブ、面白かったです!ヘ(゚∀゚*)ノ
日曜日は、接待ゴルフ→その後、会社で朝まで仕事… ('A`)
本来なら先週はヒマになるハズだったのに、部下の仕事を手伝うハメになってしまい、これがまた地獄のようでして…。とは言え、突き詰めれば自分のせいではあるので、仕方なし。ただ、今週末からゴールデンウィークにかけては予定を入れまくっていて、絶対休日出勤したくないのでね、上手く処理していきたいところでございます。
書いておきたいのが、土曜日の話。先週木曜日に「アクト・オブ・キリング」を観て以来、ちょっとダウナー気味でして。いや、宇多丸師匠とお話できたのは超うれしかったんですが、描かれている内容があまりにもえげつなくて、過去のイヤな思い出がぶり返しちゃったりもしてね…。非常にネガティブな気持ちだったんですが、しかし! 弾丸ジャッキーさんの単独ライブ「月面大戦争5」を観たら、かなり緩和されたというね…。
1年振りに「しもきた空間リバティ」にやって来たのは…。
「月面大戦争5」を観に来たからだッ! 高野政所さんと浮き輪さんもいらしてましたよ~。
昨年観た時も面白かったんですけど、今年はさらに面白くなっていて驚いたというか。正直、「アシパンにわざわざ告知に来たから、観に行ってやるか (`∀´) シカタネーナ」といった軽い気持ちだったんですが(失礼な文章)、マジで観に行って良かった!ヽ(`Д´)ノ サイコー! いや、弾丸ジャッキー、舐めちゃイカンなと、猛省しましたよ。帰りは、最後のトークでオラキオさんが話題に出していたつけ麺屋「やすべえ」に寄って、つけ麺・特盛り(860円/1723kcal)を食べたんですけど、それもまた美味しくてね…(しみじみ)。「アクト・オブ・キリング」のせいで凹んでいた心が結構回復したのです。ありがとう、弾丸ジャッキー!ヽ(`Д´)ノ
ライブ後は、つけ麺屋「やすべえ」に直行。来るのは初めて。
頼んだのは、つけ麺の特盛りだッ! 550グラムあるんだって。
つやつやもちもちの太麺、最高でした~ (´∀`) ウフフ
タマネギが卓上に用意されているのも高ポイント。つけ汁に入れちゃうのです。
隣の人がやっていたので、削り節を麺に振りかけてみたりして。結構良い感じ。
そしてスープ割り。ちくしょう、塩分摂りすぎを気にしているのに、全部飲んじゃうよぅ… (´Д`;) ハシタナイ
ということで、完食! 「やすべえ」を教えてくれてありがとう、オラキオさん!
その後は会社に出勤して、仕事をしながらタマフルを聴いたり、帰宅して録画しておいた「アカデミーナイト」を観ることで、さらに回復して。なんとか「傷は癒えた!!」状態に持ち直した次第。いや、なんて言うんですかね、イヤな思い出なんて誰もが持っていて、それに苦しめられることなんて日常茶飯事なワケですが(苦笑)、そういう時のためにエンターテインメントってあるんだろうなと、あらためて思ったり。
僕的にはこんな心境でした(「北斗の拳」より)。
そんなワケで今週ですが、絶対に行く予定なのが、4/24(木)に渋谷のアシパンで行われる「タマフル・トップ5 オフ会」。先月は仕事が忙しすぎて行けなかったんですが、今回は絶対大丈夫!ヽ(`Д´)ノ 先週のタマフルの宇多丸師匠の酔っ払い振りの愛らしさとか、スペシャルウィークに登場する諫山創先生の「進撃の巨人」の面白さとか、終わってしまった「ザ・トップ5」の思い出とか、ジェーン・スーさんの新番組の安定感とか、4/30(水)から始まる「タワレコ渋谷洋楽第二企画室」への期待とか、「サンブンノイチ」の感想とか、「トッキュウジャー」の乗り換えの是非とか、話したいことが山ほどあるので、スゲー楽しみなのです (`∀´) フハハハハハ もし、このブログの読者で「クラブって行ったことがないから怖いよう… (´Д`;) ドキドキ」という方がいましたら、非常に良いキッカケになると思うのでね、ぜひ遊びに来て、“身長190センチで坊主&メガネ&柄のYシャツ&ジャケット姿の男”がいたら、気軽に声を掛けてくださいな。
ただ、最近の「進撃の巨人」の展開は、半分も理解できていない気がします。最初から読み直さねば… (`Δ´;) ヌゥ
以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。
いつか「いつかティファニーで朝食を」の朝食を!ヽ(`Д´)ノ<ラディッシュ>
※今回の本文中に出てくる()内のカロリー数値は、ブログ主が勝手かつ多めに算出したものです。
もうね、今年に入ってから貧乏ヒマなし状態で、なかなか記事が書けなくて…。今さらですが、昨年12月の話をアップしておきますよ。急遽、名古屋に出張することになったんですけど、「いつか『いつかティファニーで朝食を』の朝食を!ヽ(`Д´)ノ」なんて企画を不定期連載している身としては、この機会に作中で紹介された名古屋のお店に行っておきたい…ということで! 「名代きしめん 住よし JR名古屋駅1・2番ホーム店」に行ったのは前回のお話。今回、取り上げるのは、その直後にハシゴした名古屋市・鶴舞の「ラディッシュ」。第3巻
唐突にSkoop On Somebodyの「December」を貼っておきますね↓ 12月(の記事)もそう悪かない。
前回、かき揚げ天 玉子入りきしめん(550円/722kcal)を食べた僕でしたが…。「① 朝食として食べに行く」という掟のせいで、12時近くまで何も食べていなかったため、美味ではあったものの、胃袋的には「えっ、何か食べた? (゚Д゚) ウソダァ」レベルの認識。いや、むしろ中途半端に食料を入れたせいか、「グーグー、キューキュー、お腹が鳴るよ~♪ (´∀`し ウフフ」と「いってみよう やってみよう」の歌が聞こえてしまうほどだったのです。
なんとなく「いってみよう やってみよう」の画像を貼っておきますが、僕の時のお姉さんじゃない…かな…?

「名代きしめん 住よし JR名古屋駅1・2番ホーム店」を出た僕が、ダッシュで向かったのは7番ホーム。JR中央本線・高蔵寺行に乗り込むと、約7分ほどで鶴舞駅に到着しまして。その後は、iphoneの地図アプリを使って右往左往。12時すぎ、何とかお店に辿り着けたのでした。駅から徒歩5分くらいの距離でしたかねー。
7番ホームから乗り込みまして。

2駅ほどで鶴舞駅。地下鉄の駅もあるのです。

こういう時、iphoneの地図アプリって、スゲー頼りになると思う。

やったー、「ラディッシュ」に着きましたらーん!ヘ(゚∀゚*)ノ ワッショイ!

この「ラディッシュ」、劇中では「ここ藤村Dのお母さんのお店なんですよ ( ̄ー ̄) ニヤッ」「えーーー!! Σ(゚д゚;し マジデ!!」なんてやり取りがあったように、“「水曜どうでしょう」の聖地”だったりしましてね。もう時間はすっかりお昼になっていたせいか、店は満席状態で、15分くらい待ってから店内に入れたんですが、中には「水曜どうでしょう」のコーナーがあったりして、非常に微笑ましいムードを醸しだしていましたよ。…って、ごめんなさい、実は全然観たことがないんですがー (´∀`;) エヘヘ
こんなコーナーがありました。さぞ面白い番組なんでしょうな(知った風な口調で)。

で、本来なら劇中で麻里子と菅谷が食べた小倉トーストを頼むつもりだったんですが…。店員さんの「ランチでよろしいですか?川`∀´)」という「この時間にウチの店に来るなら、このメニューだよな?」的な台詞に、思わず「あ、はい… (゚д゚;)」と答えてしまって、日替わりランチ(820円/720kcal)を食べるハメになってしまったのです。いや、お腹が空いているので、それでも良いんですけど、「② 作品内&お店ガイドに出て来たメニューだけをすべて注文する」という掟の下に行動してきたのでね、ちょっと失敗したなぁ…と思いきや! スゲー美味かったのでした (´∀`) ケッカオーライ
日替わりランチは820円。小倉トーストを食べに名古屋に来たハズだったのに…。

今日はこんな感じ。何のためにここまで来たのか、にっちもさっちもいかない!ヽ(`Д´)ノ キィィィ

と思って、味噌がかかった豆腐を食べたら、激ウマすぎてビックリ!Σ(゚д゚;) ナンデスト!

さらに! で・で・で・でました、豚肉生姜焼き! この破壊力、ごはんかいじゅうパップが5匹いても勝てるかどうか…。

空腹だったこともあって、体感時間1分で完食。うむ、良いランチであった(偉そうな口調で)。

そして食後のコーヒーも付いてくるというね (・∀・) ゼイタクー

いや~、こういうランチって普段あまり食べないんですけど(「ペヤング 超大盛」
とは言え、そもそもの主旨は劇中に出て来た小倉トーストを食べること。そのために東京から名古屋までわざわざやってきたんだから、食わずに帰るなんてありえないじゃないですか(出張の主旨を忘れた文章)。ところが、店員さんにメニューをもらってみたら、まったく載っていなくて。これって、もしかして「裏メニュー」ってことなのかしら? でも、注文して、「はぁ? 小倉トーストなんてありませんけど? ほら、メニューに載ってませんよね?川 ゚д゚) デンパヤロウ!」なんてけんもほろろな対応をされたらどうしよう…。そう考えると恐ろしくて、全然頼めない。全然頼めないのです… (ノω・、) グスン
こっちにはモーニングとランチの説明しかないし…。

裏はドリンクメニューオンリー。小倉トーストの表記はないのです。

だがしかし! 僕も幼い娘の父親ですよ。もし、ここに娘のマナ子がいたとして、小倉トーストを食べたがっていたとするならば? 娘のために店員に質問するなんてことは楽勝過ぎるにもほどがあるワケで(苦笑)、そう思うと勇気が瞬時に湧いてきた。東京から名古屋、約260キロ離れていても、マナ子はパパを勇気づけてくれるんダネ…(電波な文章)。「遠く、遠く、離れていても、パパのことがわかるように、力一杯、小倉トーストをこの店で頼みたい~♪」と「遠く遠く」の替え歌を脳内で歌いながら、店員さんに「小倉トーストってあります?」と聞いたところ、「はい、ありますよ~」とアッサリ注文は通り、数分後、目の前に運ばれてきたというね (o^-')b ヤッタネ!
これが小倉トースト(350円/680kcal)だッ! トーストが結構分厚いのね。

口に運んでみると、小豆がホクホク状態で、甘さもほど良い感じ。やだ、ドンドン入っちゃう…。

こぼれた小豆餡がすくえるように、スプーンが付いている心遣いにもグッと来ます。

当然ながら完食。コーヒーとの相性も最高でしたな。

実はこの小倉トーストという料理を食べるのは初めてだったので、他の店の物がどうなのかは知りませんが、甘さがアッサリめで非常に食べやすかったです。好んで食べるかと言ったら、甘い物自体、そんなに食べないのでわかりませんけど、結構良かったですよ。まぁ、今回食べたものを好きな順に並べるとするなら、① 日替わりランチ ② 小倉トーストって感じになりますが。
ちなみに、この「ラディッシュ」、2014年の1月いっぱいで閉店することが決まっていて、本当にタイミング良く出張が入って良かったというか、「よくぞ間に合ってくれた!!」という気持ち。日替わりランチも近所だったら通いたいくらいリーズナブルで美味しかったので、常連の人たちはさぞ残念だったろうなぁと思ったり。
なんとなく愚地独歩の画像を貼っておきますね。

その後は、「47RONIN」を4DXで観たり、取引先の人と飲んだりして、奧さん用のお土産を買って、新幹線で東京の自宅に帰りまして。なんだかんだあって、家に着いたのは午前0時を過ぎていましたが、奧さんの寝室のドアを静かに開けて、一緒に眠っているマナ子に「ありがとう」と、そっとつぶやいてみたのでしたーー(美談風に)。
お土産は漫画と同じく「赤福」をチョイス。そういえば偽装事件ってどうなったんですっけ?(意地悪な文章)

さてさて、一応、最後に第3巻
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊(ネタバレ)
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
2014/日本 上映時間93分
監督:柴崎貴行
原作:石ノ森章太郎、八手三郎
脚本:米村正二
音楽:中川幸太郎、山下康介
アクション監督:宮崎剛
特撮監督:佛田洋
出演:井上正大、半田健人、桐山漣、白石隼也、村上幸平、奥田達士、佐野岳、小林豊、高杉真宙、志田友美、久保田悠来、弓削智久、志尊淳、平牧仁、梨里杏、横浜流星、森高愛、竜星涼、藤岡弘、、速水亮、菅田俊、雛形あきこ、板尾創路、三好杏依、青木柚
パンフレット:★★★(1350円/DVD付を買いました。いつものクオリティ)
(あらすじ)
ふとした事から、ヘルヘイムの森とは全く異なる世界の調査をする事になった葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武。そんな中、シュウという少年に遭遇する。その時、侍の如き風格を持った男が現れ、紘汰に「お前のようなひよっこを、ライダーと認めるわけにはいかん!」と言い放つ。そこに地下帝国バダンが襲来。そしてその男は「変身!」と叫ぶ。彼こそ伝説の男・本郷猛 / 仮面ライダー1号であった。1号を始めとした昭和ライダー達は何の為に行動しているのだろうか。紘汰には祖父程も年齢の離れた本郷の真意が全く分かりかねるのだった。
その頃、ある理由から平成ライダー15人の力を結集しようと幾つもの世界を渡り歩いていた門矢士 / 仮面ライダーディケイドが紘汰にも接触。一連の事件はすべてバダンが人類滅亡を画策した結果だと語り、力を貸す様に依頼するが、そこに再び昭和ライダー達が現れ、「バダンを生み出した根源こそ、平成ライダー達なのだ」と主張し始めた。
士と本郷、平成ライダーと昭和ライダー、互いの主張は全く相容れず、遂にコレ以上の問答は無意味だと打ち切った昭和ライダーは平成ライダー達に戦いを挑み始める。紘汰はどちらが正しいのか困惑するも、昭和ライダーが挑んで来る以上倒すしか無いと覚悟を決めた。 果たして正義はどちらのライダーにあるのか、バダンがシュウを手中に収めた事で遂に発動を開始する最終作戦メガ・リバース計画の全貌とは?
そして、平成昭和の区別なくライダーを倒す仮面ライダーフィフティーンの出現と烈車戦隊トッキュウジャーおよびキョウリュウレッド / ダイゴの参戦により、遂に平成ライダーと昭和ライダーの勝敗の行方が明らかになる。(以上、wikipediaより)
予告編はこんな感じ↓
65点
※今回の記事は、グロい画像が貼ってあるので、気を付けて!
一応、“大きなお友だち”なのでね、特撮映画はなるべく足を運びたい主義なんですが、僕的に“春の東映ヒーロー大集合系作品”は良かった試しがないだけに、今回こそは見送ろうかなぁと思ったりもしたんですが、しかし! 本郷猛、神敬介、そしてあの村雨良本人が出演するとなれば、話は別。「とうとう藤岡弘、さんまで引っ張り出すとは… (`Δ´;) オノレ」と、公開週に取引先の特撮オタクの人と新宿バルト9で観てきました。「悪くなくはないけど、許す (・∀・) シカタナシ」って感想でしたよ(偉そうに)。
劇場では「特典付マイライダーカップ」なんてのが売ってまして。
入場者特典のガンバライドカードは、平成パックでした… (´・ω・`) ウーン
この手の映画で「子ども向けの作品なんだから文句言うな!」とか「お祭りなんだから目くじら立てんな!」といった意見があるのは、確かにわからないでもないんです。だから、そんなにうるさいことを書きたいワケじゃないんですが、一応、ここは僕の備忘録なのでね、思ったことはやはり書き残しておきますね。
汚い言葉を書いて申し訳ありませんが、脚本はクソでした。まぁ、基本的に“春の東映ヒーロー大集合系作品”で話がマトモだったことは皆無なんですが、物語の“筋の通り具合”では、昨年よりも劣るんじゃないでしょうか。「ヒーロー同士のバトル→実は『悪の組織バダンを欺くため』で、みんな生きてました」という流れ、“お約束”として受け入れるべきなのかもしれませんが、ごめんなさい、「またこのパターンか… ('A`)」とゲッソリしたのは僕だけじゃないと思うのです。
平成ライダー軍団。よくよく考えれば、戦闘能力は“昭和”と比べものにならないほど高いですよね。
いや、敵を倒した後、平成vs昭和のライダーバトルが始まるのは、確かに新しい展開として面白かったんですけど、その理由が1ミリも飲み込めない。本郷猛が「平成ライダーは、甘っちょろい優しさで、死者への未練を引きずってて、ライダーとは認めん!」みたいなことを言うんですけど、こんなの単なる言いがかりじゃないですか。僕は本郷猛LOVEであり昭和派ですけど、ハッキリ言って、老害としか思えなかったし、本郷猛をそういう風に見せた製作者サイドに若干の憎しみを抱いたほどだったり。
昭和ライダーはこの面子。「“昭和”ってRXまでだよなぁ…」というのは、今さらすぎる文章。
あとね、やっぱり「仮面ライダー大戦」であって平成ライダーと昭和ライダーの戦いがメインなんだからさ、キョウリュウジャーとトッキュウジャーはマジ不要だったと思う。特にボス格であるバダン総統=骸骨恐竜をトッキュウオーキョウリュウジン feat.デンライナーが倒してしまうのは、何なのかと。まぁ、玩具を売りたいんでしょうけど、かなり萎えましたね…。
トッキュウジャーは大好きでしたけど、出てこなくて良かったです。
それと、スゲー微妙だと思ったのが、仮面ライダー鎧武。テレビシリーズ自体は好きですけど、他の平成ライダーと比べると、派手な技がない分、どうしても戦闘力が低めに見えちゃって。「オーズとかウィザードの方が強くね?」って思ったりして、平成ライダーを代表するには力不足に感じたんですよね…(まぁ、そういうことを言い出すと、昭和ライダーたちが強いことの方がおかしな話なんですが)。
この面子の中で、鎧武が一番戦闘力が低そうに見えるのは僕だけでしょうか。
その他、「なんで葵連(板尾創路)は仮面ライダーフィフティーンになって、バダンと結託できたのか」とか「葵柊(青木柚)は“裏返す能力”をどうして身に付けたのか」とか「神敬介と一緒に暮らしていたマリ(三好杏依)は必要だった?」とか「ZX、敵の幹部にまでなってたのに、全然意味なかったじゃん」とかとかとか…。考えれば考えるほどおかしなところだらけでしたよ。
結局、この人は何だったんですかねー。
って、文句を先に書きましたが、それでも65点を付けたのは、好きなところも多かったから… (ノД`) 昭和ライダーたちが「老害にしか見えなかった」のは確かですが、それでも本郷猛を演じた藤岡弘、さん、神敬介役の速水亮さん、そして何よりも“不遇の10号ライダー”仮面ライダーZXの村雨良として菅田俊さんの姿が観られたのが、スゲーうれしかったです。ZXは期待してたよりも活躍しませんでしたけど、菅田俊さんの変身を観られただけでも足を運んだ甲斐があったなぁと…(しみじみ)。
もちろん本郷猛が出て来たのはうれしいし…。
神敬介の“今の時代のセタップ”が観られたのも良かったけど…。
何よりも素敵だったのが、村雨良! もっと活躍してほしかったなぁ (´・ω・`) ザンネン
脚本はダメダメでしたけど、「実は死んでいた少年・葵柊を生き返らせずに終わった」のはね、意外と潔いなと感心。つい自分の娘と重ね合わせてしまって、スゲー泣いちゃいました… (ノω・、) カワイソウ 「蘇る死者たちの中に裕也(崎本大海)がいて、紘汰(佐野岳)も苦悩する」な~んて展開があったら最高だったんですが、それは高望みですカネー (・ε・) ディケイドと555、Wのエピソードの絡ませ方もそんなには悪くはなかった気がしないでもないです(奥田達士さん演じる鳴滝はウザかったけど、今回のディケイド自体はヒーローっぽくて結構好き)。
ラスト、平成vs昭和の「1号のライダーキックを鎧武が避けなかったのは、一輪の花を守っていたから→1号が『私の負けだ…』と敗北を認める」というオチも、「今まで散々、街とか破壊しまくってたくせに、何言ってんだバカ ( ゚д゚) 、ペッ」とは思いながらも、ああいうのには弱いというか、ちくしょう、結構好きでした (ノ∀`) テヘ ちなみに、鎧武がライダーキックを受けた瞬間、“何かを守っているから避けなかったオチ”に気付いた僕は、てっきり「そういえば風都で翔太郎(桐山漣)が探してた→猫ですな! m9・∀・) ビシッ」と思ったんですけど、さすがに考えすぎでした ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
「猫を守っている」と思ったのは、イノキボンバイエ2003の永田裕志vsエメリヤーエンコ・ヒョードルの決着時に…。
「実は永田さんが猫を守っていて負けた」という真実が隠されていたから…って、超どうでも良いザンス。
あと、なんだかんだ言って、今の技術で活躍する昭和ライダーたちの姿は超カッコ良かったです(ライダーマンがロープアームでオーズをぶちのめしたりとか)。ライダー同士の対決描写も結構工夫してあったし、アクションは全体的に良かったと思いました。とはいえ、正直、クウガから始まる平成ライダーの物語や世界観はしっかりしているだけに、変にクロスオーバーして欲しくないんですよね、やっぱり。だから、僕的には昭和ライダーだけで映画を作って欲しいんですけど(できればZX主役で)、それだと需要がないのかしらん。
こういう場面はスムースに燃えちゃうのです (〃∇〃) ウフフ
ストロンガーvsカブトのオープニングバトル、超カッコ良かったけど、チャージアップしてほしかったかなぁ。
ちょっとドキドキしたのが、葵柊が“裏返す能力”を戦闘員に使った場面。結構大したことなかったんですが…。
諸星大二郎先生の漫画みたいに裏返ってほしかった…ってのは、無茶な提案ですかね(間違いなく無茶な提案)。
というワケで、それなりには楽しかったです。この手の映画の脚本って、執筆する時間が全然ない上に、入れなくちゃならない要素が多すぎて、書くのが本当に大変なんですって。でも、どうせ作るならやっぱり素晴らしい映画にしてほしいし、そういう作品を期待して足を運びたいのでね、来年の春も“ヒーロー大集合系作品”を作るかどうかは知りませんが、製作者のみなさんには頑張ってほしいですな (・∀・) オシマイ
昨年の春の東映ヒーロー大集合系映画。僕の感想はこんな感じ。
“ライダーが集合する系”では、これがスゲー良かったですな。僕の感想はこんな感じ。
東映のヒーロー大集合系映画で一番良かったのはこれですかね。僕の感想はこんな感じ。
サンブンノイチ(ネタバレ)
<前置き>
僕はよく「この映画が好きな方は不快になる怖れがあるので、読まない方が良いです!(`∀´) ヘラヘラ」なんて書いてますが(苦笑)、それは本当にそう思っているからなんですよ。人間、生きられる時間は限られていて、もちろんネガティブな意見に目を通すことも大事ではありますけど、わざわざプライベートの時間に無用なストレスを溜める必要はないじゃないですか。「怒りを力に変えて~」的な方法論もあるものの、そういうのは仕事や日常生活だけで十分。そんなことで不快になるエネルギーや時間がもったいないと思うのです。
さて、今回の感想文のお話。僕的にこの「サンブンノイチ」は映画も原作小説もかなりダメでした。だからこの後、それらを楽しんだ人なら確実に不快になる心の狭い文章がダラダラダラダラダラダラダラダラと続くことになるというか。日々の仕事の疲れや、長期に渡るセックスレスによる欲求不満などの影響もあったのか、若干の自己嫌悪に陥るほどにイヤな文章を書いてしまったんですよね…。
でも、そもそもここは「エクスペンダブルズ2」に100点を付けるようなブログなワケで。ハッキリ言って、見識は浅いわ、関係のない文章は多いわ、大した人生経験もないくせに知った風な口を叩くわ、映画を1秒も撮ったことがないわ…。短い人生、どうでも良い他人の映画の感想文を読んで不愉快な気持ちになるヒマなんてないということで! あらためて書きますけれども、この映画と原作小説が好きな方は不快になる怖れがあるので、読まない方が良いです。
サンブンノイチ
2013/日本 上映時間119分
監督・脚本:品川ヒロシ
製作統括:井上伸一郎、岡本昭彦
プロデューサー:水上繁雄、仲良平、千綿英久
原作:木下半太
撮影:相馬大輔
照明:三善章誉
録音:湯脇房雄
美術:相馬直樹
編集:須永弘志
音楽:樫原伸彦
音響効果:伊藤瑞樹
VFXプロデューサー:道木伸隆
アクションコーディネーター:諸鍛治裕太
スクリプター:河野ひでみ
キャスティング:川村恵
助監督:木ノ本豪
製作担当:石渡宏樹
ラインプロデューサー:高橋潤
監督補:西山太郎
出演:藤原竜也、田中聖、小杉竜一、中島美嘉、窪塚洋介、池畑慎之介☆、木村了、哀川翔、壇蜜、赤羽健一、レイザーラモンHG、増田修一朗、ぼんちおさむ、河本準一、松田大輔、海原ともこ、庄司智春、ワッキー、ケン
パンフレット:★★(700円/残念な誤字が…。あと、森直人さんがコラムで褒めていたのは少しショック)
(あらすじ)
人生の一発逆転をかけて銀行強盗を成功させた、キャバクラ「ハニーバニー」店長のシュウ(藤原竜也)、ボーイのコジ(田中聖)、常連客の健さん(小杉竜一)。手にした数億円の大金は3人で山分けするはずだったが、それぞれが自分の取り分を少しでも増やそうと駆け引きを始める。さらに謎の女や闇の帝王など、さまざまな人物がその金を狙って現れ、騙し合いや奪い合いを繰り広げる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
15点
※今回の記事は、「アウトレイジ・ギャング」のネタバレに触れているので、気を付けて!
先日、「アクト・オブ・キリング」を観に行ったら、偶然、宇多丸師匠と会ったのですが、その時、「サンブンノイチ」の話が出まして。「気になるんですよね~ (▼∀▼) ウフフ」的なことをおっしゃってたんですけど、僕は僭越ながら、「たぶん師匠は合わなさそうだし、人生の時間は限られているんだから、観ない方が良いんじゃないでしょうか?(´∀`;) ヤメマショウヨ」と主張したんですが、しかし! 今週のムービーウォッチメンの課題映画になってしまったというね…。
とはいえ、「“宇多丸師匠にとっては”合わなさそう」と思っていただけで、僕自身に関してはそこそこ面白いんじゃないかと。予告編を観ると、僕が好きな北村龍平監督作や「鮫肌男と桃尻女」的なノリっぽくて、「騙した!ヽ(`∀´)ノ」「騙された!ヽ(TДT )ノ」的な展開が楽しめるかなぁと。そりゃあ、「ドロップ」
は大嫌いな映画だし、「漫才ギャング」
もそんなに良くなかったけど、今作は普通に僕好みっぽい気がして、「4月公開で観たい映画」で△マークを付ける程度には期待してまして。いそいそとユナイテッド・シネマとしまえんでレイトショー割引を利用してきたんですが、観なければ良かったです… ('A`) アーア
観たのはスクリーン9でございます。観客は7人でした(僕以外はカップル)。
ついいちごチョコ+とポテトを買ってしまったのです…。
お手拭きが付いているのは良いサービスですよね。
モロにクエンティン・タランティーノ監督の映画に影響を受けた、いわゆる“タランティーノ・フォロワー作品”なんですが、観ている間、恥ずかしすぎて苦痛だったというか。大雑把に書くと、こんな感じだったのです↓
<① “タランティーノ要素”が恥ずかしい (´Д`;) イヤーン >
原作小説自体、冒頭に「Q・Tへ あんたのせいで俺の人生変わったよ」なんて献辞が書かれているほどなだけに、物語の舞台設定は「レザボア・ドッグス」っぽかったりしましてね。さらに、劇中にはいろいろなタランティーノ要素が散りばめられているんですが、それらがスゲー気まずかったです。馬の名前、キャバクラや串カツ屋の店名をタランティーノにちなんだものにするのは良いけどさ、これ見よがしで全然上手くないというか。ああいうのってさりげなく忍ばせたりするものなんじゃないの?
特にキャバクラでの戦闘シーン、「キル・ビル」の有名な「ヤッチマイナー」をあんな風にキャバ嬢に言わせた時は「正気か!? Σ(゚д゚;)」とドン引きして(予告編は気付いてなかったです…)。ごめんなさい、僕は映画を1秒も撮ったことがないので、こういう指摘をする資格がないのかもしれませんが、スゲーキツかったです。
「キル・ビル」の予告編を貼っておきますね↓
<② 話の展開が恥ずかしい (´Д`;) イヤーン >
キャバクラの店内をあえて派手にすることで、「これはファンタジーですよ」的な意味合いを込めているみたいですが、それにしてもストーリーに現実感がなさすぎというか、粗と穴とご都合主義が多すぎて、どこから指摘すれば良いのかわからないレベル。そもそも日本で銀行強盗をするリスクに1ミリも触れていないのが論外であって。例えば、アメリカじゃねーんだからさ、銀行強盗で警戒するのって、警備員云々よりも警察への通報なんじゃないの?
って、まぁ、僕は映画を1秒も撮ったことがないので、「日本でパトカーの追跡をまくのってスゲー大変なんだけど…」とか「隠れている店の前に逃走に使った車を乗り付けるって…」とか、そういうことも気にしませんよ。この物語の醍醐味は登場人物たちの“丁々発止の会話劇”なんでしょうから、リアリティなんてゼロでいいんですよね、たぶん(イヤミな文章)。
ところが、その登場人物たちの会話&行動が愚かすぎるから、驚くほどイライラするんです。特に店内でのやりとりはいくら“隠しカメラで見ている破魔翔(窪塚洋介)を騙すための芝居”だとしても茶番としか言いようがなくて。例を挙げるとこれまたキリがないんですけど、例えばキレ者のハズの破魔翔が「スナイパーがいる」なんて“小学生が考えました級のウソ”を鵜呑みにしちゃったりするワケで…。バカバカしくて仕方がなかったです。
特にゲンナリしたのがラストの展開。“川崎の魔女”渋柿(池畑慎之介☆)と愉快な仲間たちに拘束された3人は、ビルに火を点けることで、無事脱出するんですけど…。川崎の魔女軍団が3人を殺さないで立ち去るなんて、カッコ良くいえば「イチかバチかの賭けに勝った!」ってことなのかもしれませんが、酷いご都合主義じゃないですか(実際、後で「殺してこい!」ってことになるワケだし)。「なにこの展開… (゚д゚;)」と絶句したというか、これ以上ないくらい脱力しちゃいましたよ。
なんとなく柳龍光の脱力振りに感心するバキの画像を貼っておきますね(「バキ」第6巻より)。
<③ “映画好き云々の台詞”が恥ずかしい (´Д`;) イヤーン >
この作品で一番「うわぁ… ('A`)」と思ったのが、映画終盤、品川監督が自分の切なる想いを込めたであろう破魔翔の台詞。凄まじくウロ覚えですが、「一番好きな映画を『バック・トゥ・ザ・フューチャー』っていうと批判される」「お前らみたいな映画好きは、映画なんか1秒も撮ったことがないくせにカット割りがどうとか文句を言いやがる」といった原作小説にはない台詞をグダグダと言わせるんですけど、「クソだなー (´∀`) ガッカリ」って。
すみません、僕は映画を1秒も撮ったことがないのに申し訳ありませんが、知った風な雰囲気で指摘させていただくと、まず、一番好きな映画に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を挙げる人って、映画好きからそんなに批判されますかね?(チャック・ベリーのくだりへの指摘はありますが) 確かに、僕も「『ライオンハート』
が一番好きです (o^-')b」なんて言ったら、相手にヤレヤレ顔をされてしまい、あまりジャン=クロード・ヴァン・ダムが好きだということを公言しなくなった時期があっただけに、言いたいことはわからないでもないし、これがマイケル・ベイの映画とかだったらありそうだと思うんですけど(「アルマゲドン」
とか)、それだって別に映画好きに限らずそういう批判をする奴が普通にいるだけというか(映画好きじゃなくても、特撮映画を観てるって言うだけでバカにする人とかいますよね?)。大体、その例の挙げ方が逆に「誰よりもアンタがそう思ってるんじゃないの?」って思っちゃう…って、面倒くさい絡み方をしてスミマセンネー。
っていうかさ、「僕は自分の力で家を建築したことがないから、住んでいるマンションが欠陥住宅でも文句を言っちゃいけないね!(ノ∀`) キヲツケナキャ」って反論は大人げないとしても、原作に付け足してまでこんな台詞を言わせるのが「R100」並みにカッコ悪い。「そもそも“映画好き”とか“映画愛”ってなんだ?」って話でさ。例えば、原作にもあったクリスチャン・スレーターのくだりとか、あれって「“映画愛がある人”のつぶやき」ってことなんでしょうけど、僕からすれば「なんで日本では評価されないんだろう?」的な台詞が超ムカつく。アンタらが引き合いに出した映画が公開されたころは、それなりに評価されてなかったっけ? で、今、そもそもアメリカでスゲー評価が高いワケではないから、「日本では~」って言い方もおかしいし。そういうことを言うなら、10年以上前に公開された主演作の「クライム&ダイヤモンド」
じゃなく、近年の良い仕事をした出演作を例に挙げるべきじゃないの? 申し訳ないけど、“私はクリスチャン・スレーターを評価してますムード”を漂わせている割には昔の作品しか挙げないから、「アンタも今は評価してるって言えないんじゃないの?」と超微妙な気分。
ヴァン・ダムで例えるなら、最近の「その男 ヴァン・ダム」や「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」
、「エクスペンダブルズ2」
、「サバイバル・ソルジャー」
を観て、スゲー良かったからこそ、僕は「なんでもっと評価されないんだろう…」って思わなくもないけどさ。もし「マキシマム・リスク」
以降、ヴァン・ダムの出演作をまったく観てない人がそんなこと言ったら、「いやいや、お前も観てねーじゃん (゚Д゚) ハァ?」としか思えない。この映画のクリスチャン・スレーターのくだりって、単に「『クライム&ダイヤモンド』
って隠れた名作を知ってますよ的アピールがしたいだけじゃないの?」ってイヤな深読みをしちゃう、猫の額ライクに狭い心。
要は「映画好きがムカつく」みたいなことを言いつつも、「いや、この映画自体、舐めたこと言ってますよ?」って話でさ。僕はクリスチャン・スレーターがスコット・アドキンスと共演した「ガンズ・アンド・ストレンジャー」のレンタルが始まったら借りる気マンマンですけれども、この女は絶対チェックしないだろうな、「クリスチャン・スレーターはなんで日本で評価されないんだろう」とか憂うくせに! って、ダブルベッドで1人眠る夜、たぶん僕の奧さんは僕のこういうところが大嫌いなんだよなって思うのです… (ノДT) ゴメンナサイ
なんとなく「ガンズ・アンド・ストレンジャー」の予告編を貼っておきますね↓
僕が恥ずかしかった要素は以上でございます。ハッキリ言って、今までの品川ヒロシ監督作の中で一番嫌いなのは「ドロップ」ですけど、今作が最もダメな映画だと思ってて。というのは、会話がコントみたいなのは全然許せるんですが、登場人物のツッコミが入るたびに話の流れが止まるので、テンポが非常に悪く感じちゃって、かなりストレスが溜まったんですよね。特に映画ネタは「クライム&ダイヤモンド」
を意識したんでしょうけど、いちいちツッコミを入れて強調するから、逆に野暮に見えちゃって…。ちなみに映画とは関係ありませんが、パンフの小ネタ解説、「ジェイソンのカギ爪」って書いてあったのは、ガックリきました。
とはいえ、映画を見終わった直後は、ここまで頭に来てはいなかったんです。ただ、とにかく「話がダメ」だと思ったので、「感想文は間違いなくネガティブな内容になるものの、これで原作がスゲー面白かったら作者の人に申し訳ない」と思って、kindle版を買って読んだんですよ。そしたら、そもそも元になった小説自体にリアリティの欠片もない上に叙述トリックがフェアじゃないし、「ONE PIECE」を読む人をうっすらとバカにしたり、“本物の音楽”なんて気に障る文章があったり、クリスチャン・スレーターのくだりもそのまんまだったりと、僕の好みには1ミリも合わないムードでして…。徹夜で読破した分、腹が立ったので、こんな大人げない文章になってしまった次第。
一応、良いと思うところもあって。原作を読んでみると、いろいろと上手く改変して見せ場を作っていたと思います。例えば、中島美嘉さん演じる茉莉亜の幅跳びシーンは、あの屋上に追い詰められるくだりのくだらなさがハンパないのは置いとくとしても、ちょっとグッときました。それと、窪塚洋介さんが演じた破魔翔は、既視感の強いキャラではありますけど、やっぱりカッコ良かったというか。「なんであんな危険な奴をちゃんと拘束しないんだろ」って思いつつも、渋柿のボディーガード(レイザーラモンHG)を倒すシーンとか良かったし、渋柿に報復するあたりも留飲が下がって悪くなかったです(渋柿がバカすぎではありますが)。田中聖さんのアクションシーンも好きでしたよ。
あと、僕は最後の展開が嫌いじゃなくて。逃げた3人の居場所を突き止めた破魔翔が「お前はここがスゲェ」みたいなことを1人1人に言うシーンはかったるくてウザかったし、「シュウが初めて脚本を読ませた相手が破魔翔だった」ことが明らかになるのも「だから何だよ」程度にしか思えませんでしたけど、「お前らは悪党なんだよ」とカタギとしての人生の再スタートを許さないで終わるのは好きだなぁと。一応、最後の展開を書いておくと、救急車で搬送中の渋柿が目を見開いて、終わってました。
その他、「渋柿のスーパー設定に萎え」とか「HGがケツ掘るなんてユニークですねー」とか、思うところはあるんですが、面倒くさいので割愛!ヽ(`Д´)ノ 最初は20点くらいの気持ちだったんですけど、原作小説を読んで苛立ちが増幅してしまったので、15点という着地になりました。でも、まぁ、所詮は「マリア様がみてる」に90点を付けるようなブログだし、残念ながら映画を1秒も撮ったことがないのでね(しつこい)、この映画や原作小説が好きな人は、まったく気にしないでくださいね (・∀・) オシマイ
原作小説。僕はkindle版を読みましたけど、好きではなかったです。
品川ヒロシ監督作。僕の感想はこんな感じ。
サントラを貼っておきますね。
コミカライズもあったり。読む気はゼロですが、漫画の方が相性が良いストーリーな気はします。
クリスチャン・スレーター主演作。今年3月にDVDが再リリースされているのは、偶然?
「語り部が死んでる…と見せかけて生きてる」繋がりで。これも微妙なタランティーノ・フォロワー映画でしたな…。
LIFE!(ネタバレ)
※今回の記事に関しては、映画の内容とは関係のない前置きがダラダラと続くので、グッときた人は小覇王さんのブログとかカゲヒナタさんのレビューを、微妙だった人ははちごろうさんの感想とか読むと良いんじゃないですかね。
※今回の記事に関しては、非常に醜く心の狭い文章が書かれていて、この映画や岡村隆史さんが好きな人は不快になる怖れがあるので、読まないで!
<非常に心が狭い前置き>
映画の内容とは関係のない前置きを書きますね。先日、渋谷のアシッドパンダカフェにて開催された「タマフル・トップ5オフ会」に行った時のこと。初めて来た方と映画の話をしていたところ、どういう流れかは失念しましたが、「『LIFE!』がイマイチだった」的なことをおっしゃって、それを聞いた僕は「我が意を得たり!ヽ(`Д´)ノ」とエキサイト。というのは、僕はチラシや予告編を目にして、非常に不快感を覚えていたのです。
例えばチラシの裏面を見ると…。
項目があって、“3つ以上Yesと答えた人のための映画”なんだってさ (゚⊿゚) シラネ-ヨ
予告編では「この映画の主人公はあなたです」だって。おい、いつの間に僕を撮りやがった!(面倒くさい観客)
なんていうんですかね、この自己啓発セミナー的な胡散臭さ? 「お前ら下層階級の愚民どもの日常なんて退屈でつまらないのがデフォなんだから、たまにこういう映画でも観れば、多少は生き甲斐が湧くんじゃねーの? (`∀´) ヘラヘラ」的な上から目線? 僕が上記の項目をチェックすると、「仕事で大きな失敗をしたことはある」し、「『ジーナ・カラーノに三角絞めをかけられたい… (´Д`;) ハァハァ』と空想することもある」し、「常に変わりたいと思っている」から、3つ以上当てはまるけどさ、その勝手な分析ヅラがムカつくというか。リクナビNEXTの「子どもに夢を託すな」CMの時に湧いた「テメエが知った風な口を叩くな!(`Δ´) クソガ!」的な感情? こういうCM、マジで大キライなのでね、もし僕が転職する時は絶対リクナビNEXTは使わないようにしよう…って、話が脱線しちゃいましたな ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
敵意を剥き出しにして申し訳ないんですけれども、未見なのに予告編だけで憤死しそうになる「食べて、祈って、恋をして」の時のような、生理的にイライラしちゃう感じ。一応、ベン・スティラー監督・主演作だから「観たい映画の覚え書き」では△マークを付けたものの、さらに「ナインティナイン 岡村隆史さん、主人公ウォルターの声優に決定!!」なんてことをデカデカと宣伝されるのも、「また話題作りに芸人の起用かよ ( ゚д゚)、ペッ」としか思えなくて超不快だし…。って、そんな思いの丈を、その場でついブチまけてしまったというね。
いや、岡村さん自体は悪くないんですがー。
ところが! その場に同席していた“以前、お話したことがある方”が「僕は大好きな映画なんですよね… (´∀`;)」みたいなことをおっしゃったから、「しまったー!ヽ(´Д`;)ノ」と。ただ、彼の話によると、どうやら予告編みたいな内容の作品ではないそうで。まぁ、僕も映画自体ではなく“宣伝方法への憎悪”ではあったので、そう聞くと逆に興味が湧いてきたということで! 昨日、池袋のシネマ・ロサに行ってまいりました。
仕事を抜けて、昼間の回を観ることに。劇場は意外と混んでてビックリ(7割ぐらいの入り)。
金券ショップを回っても前売り券は売ってなかった→夜は接待が入っていたのでレイト割引を活用できなかった→1800円での鑑賞…。これはね、ちょっと悔しかった。しかも、本編前の予告編が始まると、「僕たちの家族」では「この家族の中にきっと、『あなた』がいます。(・∀・) ニヤニヤ」と、「プリズナーズ」では「この映画、ひと事じゃない。(・∀・) ニヤニヤ」と、やたらとコッチに関係があるみたいにスリ寄ってくるから、またまたイラッとして。「やっぱり観に来なければ良かったカナー (・ε・) ウーン」なんて思いながら映画を観たんですが…。
「きっと」とか付ければ、適当なことを言っても許されると思っているのでしょうか。
こんな風に不安を煽られたら、映画なんか観るのを止めて、娘に会いに帰宅したくなるじゃない!ヽ(´Д`;)ノ アアン
LIFE!
原題:The Secret Life of Walter Mitty
2013/アメリカ 上映時間114分
監督・製作:ベン・スティラー
製作:サミュエル・ゴールドウィン・Jr.、ジョン・ゴールドウィン、スチュアート・コーンフェルド
製作総指揮:ゴア・バービンスキー、メイヤー・ゴットリーブ、G・マック・ブラウン
原作:ジェームズ・サーバー
原案・脚本:スティーブ・コンラッド
撮影:スチュアート・ドライバーグ
美術:ジェフ・マン
衣装:サラ・エドワーズ
編集:グレッグ・ヘイデン
音楽:セオドア・シャピロ
音楽監修:ジョージ・ドレイコリアス
出演:ベン・スティラー、ショーン・ペン、クリステン・ウィグ、シャーリー・マクレーン、アダム・スコット、パットン・オズワルト、キャスリン・ハーン
パンフレット:★★★(720円/コラムが3本とも良かった。デザインも素敵で、写真も多いし、オーソドックスに良いパンフ)
(あらすじ)
1936年の創刊から2007年に休刊されるまで、世界で幅広く読まれたアメリカのグラフ誌「LIFE」の写真管理部で働く臆病で不器用な男が、人生変える波乱万丈の旅に出る姿を描く。LIFE誌の写真管理者として毎日地下鉄に乗って通勤し、変化のない日々を過ごすウォルター・ミティ(ベン・スティラー)。彼の唯一の楽しみは、むなしい現実から逃避する刺激に満ちた空想をすることだった。そんなある日、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気付いたウォルターは、カメラマンを探すため一大決心をして一歩を踏み出す。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
75点
思ってたよりグッときました (・∀・) イイネ まぁ、アッサリめの感想を残しておきますよ。
劇中で使われるデヴィッド・ボウイ+クリステン・ウィグによる「Space Oddity」を貼っておきますね↓
前述したように、予告編からは「本当にお前ら愚民の生活って毎日が同じで退屈でつまらなくて無価値なんだから、チョロッと旅にでも出て、“本当の自分”を探せばぁ~? (`∀´) ヘラヘラ」的な臭いを感じたというか。インドに旅行した後、いきなり偉そうに浅い死生観を語るようになった高校の同級生を思い出して、心底不愉快になっていた…って、予告編への不満が被害妄想レベルに突入しちゃって、ごめんなさい♪ 川o^-')b kissing you!
ところが、実際に観ると、確かに主人公ウォルターは事あるごとにボンヤリと夢想するほど日常に飽いていたし、突然、旅立つことを決意して、冒険を経て成長するんですが、決してイヤミではないというか。オチを書くと、探し求めた「25番のネガ」は、長年表紙の写真を現像してきたウォルターを映したものであって、「普通の生活だって輝いているんだよ (´∀`)」という結構好きな着地だったのです。
人との会話中でも、隙あらば即ボンヤリと妄想を始める男・ウォルター。
「書を捨てよ、町へ出よう」というか、あらためて「人間、少しは“冒険”した方が良いんだよなぁ」と思いましたよ。もちろん「宇宙最大のお宝を探すぜ!( ̄ー ̄) ニヤッ」というレベルまでいかなくても、それこそ普段はやらないようなことをしてみたり、好きな人に想いを伝えたりとか、“勇気を出して自分のテリトリーから逸脱する”だけで、十分“冒険”なんですよね。
個人的に連想したのは、水道橋博士さんが何かで書いていた、故・百瀬博教さんの「出会いに照れるな」という言葉。まぁ、社会人である以上、それが当たり前ではあるんですけれども。僕は自分が底辺のクズに思えたりして、つい気後れしちゃって、仕事なのにいろいろな人と話すのが億劫になったりすることがあって。正直、いつも実践しようと心掛けつつもスゲー苦手なんですよ。でも、そういうことだって“冒険”であり、自分を成長させるチャンスでもあるんだろうなぁって、なんとなく思ったり。
ホセ・ゴンザレスの「Step Out」を貼っておきますね↓ ブロディが刺殺された事件を思い出します… (ノω・、) ナゼシンダ
映画の感想に戻ると、幾何学的なニューヨークや、それと対照的に雄大なグリーンランド&アイスランド&アフガニスタンの自然とか、ド派手な妄想シーンの数々とか、とにかく映像はスゲー良くて、大画面で観た方が良いのは間違いないです。あと、役者さんたちも素晴らしくて、主人公役のベン・スティラー、あれほど観ている顔なのに、いつの間にかウォルター本人にしか見えないのがスゴいなぁと。シングルマザーのシェリルを演じたクリステン・ウィグも「ブライズメイズ」の時と全然違ってて、驚きました。ショーン・ペンも超カッコ良かったですな~。
クリステン・ウィグ、素敵すぎて「ブライズメイズ」の時と同じ人とは気付かなかったですよ。
ショーン・ペン、スゲー渋かったです。こんな大人になれればなぁ…(遠い目)。
僕的にこの物語の終わり方が結構好きでして。例えば、新しいボスになってウォルターをリストラするテッド(アダム・スコット)ですが…。確かにイヤな奴だけど、最後、ウォルターがドヤ顔でネガを持ってきて、イヤミをカマしたにも関わらず(「“額”にでも入れて飾っとけ」なんて台詞まで引用して!)、それをちゃんと表紙に起用したのは、改心したからだと思ってて。それまでは手足の爪をはがしたいくらいムカついてましたが、そう考えるとなんとなく許せる気分。
ボスのテッド。ウォルターの超ボンヤリ振り&ネガがない事実を報告しない姿勢を考えたら、解雇するのも仕方ないような。
それと、よくよく考えれば、シェリルとの関係は復活したものの、職は失っているし、ウォルターの状況はそれほど良くはないんですよね。でも、とりあえず成長した彼が、彼女とそっと手をつなぐラストシーンは素敵なハッピーエンドであって、凄まじくグッときた。なんかね、多くの人がこんな風に頑張れればなぁと思って、涙が出ましたよ…。
な~んて、褒めつつも、イヤだったのが、“スケボーの達人”設定。坂道を一気に降りるシーンとか、なかなか爽快だったけどさ、主人公にあんな一芸に秀でられたら、申し訳ありませんが、やっぱり「自分の映画」だなんて1ミリも思えない。だって、僕はスケボーには乗れないから… (ノω・、) グスン
「自分の殻に閉じこもってないで、勇気を出そうよ!」的なメッセージは非常に素晴らしいけど、でも、「うん、アンタはスケボーが上手いもんな… (´・ω・`) ボクハムリ」って、切なくなっちゃうじゃないですか。「平凡な主人公が~」って話なら、一芸は装備させないでほしかったです(つーか、職場も特殊だしね)。ついでにイヤなことを書くと、普通は人から財布をもらったら隅々までチェックすると思うだけに、「ネガが財布に入ってた」ってオチは微妙に飲み込みづらかったです(母親が拾っといてくれた展開は好きだけど)。
スケボーがこれだけ上手い時点で、乗れなかった…って、心が狭い? ねぇ、狭い?
ということで、実際に観てみれば、項目が3つ以上当てはまったにも関わらず、僕はこの映画の主人公じゃありませんでしたが(しつこい)、非常に良い作品でしたヨ (・∀・) イイネ! チョロッと検索してみると、今週一杯ならまだ上映している映画館はそこそこあるので、気になる人は足を運んでくださいな。
ベン・スティラー監督&主演作では、これが一番好きかしら。
国内盤のサントラです。輸入盤やスコア盤
もあります。
映画のベースになった「虹をつかむ男」が収録された短編集。kindle版が出たら読むんですが…。
同じ原作を元に作られた1950年のダニー・ケイ主演作。有名らしいです。
「ジェーン・スー 相談は踊る」でメールが読まれた件について
※今回の記事は、非常に自意識過剰な上に、いわゆるNOROKEやリア充要素が過分に含まれており、そういうのが苦手な人は嘔吐する可能性もあるので、読まない方が良いと思います、マジで。
先週の土曜日は接待ゴルフでして。非常に疲れていたため、帰宅すると即入眠してしまい、翌日は朝から家族サービスに従事していたので、先週放送された「ジェーン・スー 相談は踊る」の録音を聴いたのは日曜日の夜だったんですが、僕のメールが読まれていたからスゲー驚いて。ハッキリ言って、聴いているだけで耳から血が出そうなくらいの“痛さ”であり、送ったことを心底後悔したワケですけれども(苦笑)、僕があのメールを同番組へ送るに至った経緯を書いておこうと思います。
今年の2月2日は最高の結婚記念日になって、こんな記事を書いたりしたんですが、その翌日、元婚約者の佐藤さん(仮名)からメールが来たから超ビックリですよ。最初に感じたのは、「なんてドラマチック!Σ(゚д゚;) マジカ!」ということ。別れて連絡を絶ってから約16年振りの連絡が、最高の結婚記念日の直後に来るなんて、このタイミングがスゲー面白い。いや、こういうことってあるんだなぁと。
でね、正直に書くと、このブログでも何度も何度も何度も書いてしまうように、今でも彼女のことは大好きですよ。一応、付き合っている時に心を込めて「ずっと愛してる」なんて言葉を吐いて、その気持ちにはウソはなかったし。未練がましいと言われれば「その通り!m9・∀・) ビシッ」としか答えようがない案件。しかも、その人が今さらメールを送ってくるということは、人生が上手く行ってない可能性が高いワケでさ、「大丈夫なのかなぁ… (´・ω・`)」と心配にもなってきたりして…。
とは言え、僕も41歳の社会人であり、家庭人ですから。数分考えて、メールを消去しましたよ。いや、基本的に僕は「不倫はダメ絶対!」という思想は持っていないというか、イヤらしいことを書くと「“大人のお付き合い”ができれば… (;`∀´) フフフ」的な考えが浮かばなかったといえばウソになりますが(残念な文章)、例えばスターリング・エレファントさん宛のDMを間違えてツイートしては何度も消しているような男なだけに、浮気→即バレるのは間違いなくて。奧さんを傷つけたくはないのでね、何にせよ、無理だなぁと。佐藤さんを“都合の良い女”扱いすること自体も酷いしさ。
というか、そもそも彼女との思い出は、美しくも醜くツライというか。このブログでたまに振り返って甘噛みするぐらいは良いけど、僕的には「ブルーバレンタイン」みたいなものでさ。ハッキリ言って、あの映画の続編なんて誰も観たくないじゃないですか。そんなワケで、ブログに「僕の人生において非常に大変なことが起きました」なんて、気持ち悪い文章を書きつつ、自分の中ではこの件を終了しようとしたのです。
地獄映画「ブルーバレンタイン」の予告編を貼っておきますね↓
ただ、少し喉元を過ぎれば、逆に面白くて。こんなドラマチックなネタはブログに書きたいけど、この“ちょっとしたLOVE AFFAIR感”が「リア充野郎、死ね!ヽ(`Д´)ノ マストダイ!」「カミヤマさんがこんな不倫クソ野郎だとは思わなかった!川`Δ´) フケツゥ、フケツゥ!」なんて読者のハードな反発を招くこともあるだろうと思って、どういう風に転がそうと思案していたところ! 尊敬するジェーン・スーさんが僕のような一般市民の相談を受け付ける新番組を始めるということで、「このネタは我がブログ…『三角絞めでつかまえて』の読者へ捧げるハズのものだった」と愚地克巳気取りで、4/5(土)に送ったのがこのメールでございます↓
(`∀´)
今回、2月からずっと思い悩んでいることについて、
ご相談したい…というよりも、ぜひ話を聞いていただきたくて、
メールを送らせていただきました。
今年2月2日、結婚10周年を迎えまして。
愛する妻と2歳の娘と、楽しく過ごして、
「私の人生の中で、一番良い日かもしれない」なんて、
ささやかな幸せを噛み締めたのですが…。
その翌日、一通のメールが届いたのです。
それは、昔、婚約していた佐藤さん(仮名)からの約16年振りの連絡でした。
そのメールは、「久しぶり。元気?」的な、アッサリした内容。
とは言え、連絡を全然とっていない他人、
しかも揉めて婚約を解消した人間からのメールなんて、
「金を貸してくれ」とか高級羽毛布団を売りつけられる的な、
トラブルの匂いしかしないため、
「最大の護身は逃げること」と熟知している私は、
即座にメールを削除したのですが…。
実は今も気になって仕方が無いのです。
佐藤さん(仮名)は高校の同級生で、私の初恋の相手でした。
一度、高校三年生の春に告白したら、見事にフラレてしまって。
ただ、どうしても諦めきれず、その2年後、
再度、告白したら付き合ってくれることになり、
数年の交際期間を経て、そのまま婚約したものの、
付き合って5年目に、彼女の浮気が発覚したのです。
最初は「それでも許すから結婚しよう」と伝えたりもしたのですが、
男らしくない私は、結局、どうしても許せず、婚約を解消。
一時は自殺しようかと悩みつつも、
炭水化物を摂取するたびに生きる気力が湧いてしまって、断念。
現在に至るワケですが…。
正直、彼女への想いは今もいろいろと抱えていて。
私の人生の中で、あれほど他人に心を燃やしたことはなくて。
別れた当初は呪っていたのですが、
何年か経って、客観的に当時の状況を振り返ると、
浮気をされた私自身も十分ヒドい男であり、
彼女に対して申し訳なく思うようにもなって。
非常に良くないことではありますが、
彼女にまた会いたい気持ちが強まっていたのです。
とは言え、自分の奧さんのことは本当に愛していて。
マイク・タイソンを導いた名トレーナー、カス・ダマトのように。
堕落しきっていた当時の私を更生させてくれた恩人でもあり、
決して裏切りたくはないため、メールを即座に削除したのですが、しかし!
私の2ビットしかない脳が、こういう時に限って、絶大な記憶力を発揮してしまい、
今もメールアドレスを覚えていて、返信したくて仕方ないのです…。
しかも、非常に残念な文章を書きますけど、
よりによって10周年の結婚記念日の翌日にそんなメールが来てしまったことを
「ドラマチックにとらえてしまう自分」もいたりして…。
そもそもメールアドレスをずっと変えなかったのは、
「もしかしたら彼女が困って、連絡をしたくなる時があるかもしれない」なんて、
未練がましく思っていたからでもあるのです。
いや、でも、わかっているんです!
昔の恋人なんて、思い出の中で美化して、
ノスタルジーとともに甘噛みするぐらいが、一番無難というか。
よくよく思い出せば、別れ際はかなりの修羅場であって、
そんな相手からの久しぶりのメールなんて、
大体が「金を貸してくれ」とか高級羽毛布団を売りつけられる的なオチ。
まぁ、せめて要件だけでも聞けば良かったのかもしれませんが、
映画「呪怨」のように、少しでも触れたらアウトな気がしたんですよね…。
その結果、この2ヵ月間、そのことばかり考えているのです。
ということで、お聞きしたいのですが、
ジェーン・スーさんや堀井美香さんはこういう時、
どういう対処がベストだと思われますか?
また、昔の恋人に対して、若干、未練が残ったりするものでしょうか。
これは痛い ('A`) というかね、メールというのはおかしなもので、書いている時は超盛り上がっているんですけれども、送った1時間後ぐらいに読み返すと、「こんなバカな文章を書いたのは誰だ!ヽ(`Д´)ノ」「このあらいを作ったのは誰だぁっヽ(`Д´)ノ」と犯人探しをしたくなったりする不思議(1つウソ)。無駄に長いし、内容はキモイし…。カス・ダマトのくだりとか「超気が利いてるぅ!ヘ(゚∀゚*)ノ」と思ってたのに、読み返してみればネタの詰め込みすぎというか、マジで4/5の自分を問いつめたい強い気持ち、強い愛。
唐突ですが、音速拳を放つ直前の愚地克巳を貼っておきますね。
ただ、「すみません、さっきのメールはなかったことにしてください… (´∀`;) エヘヘ」なんてのはマジ最悪なだけに、番組放送中に読まれないことを祈っていたら、読まれなかった!ヘ(゚∀゚*)ノ ワッショイ! いや~、危ないところだったぜ、まぁ、無駄に長かったしな、今度は「最近、過食気味なんですけど、どうすれば良いですか」的なメールでも送るかなんて思っていたら、3週間後、4/26の放送で読まれたというね… ('A`) シニタイ
「樹海少年ZOO1」のように「なかったこと」に出来なかったのです…。
本当にね、不快な思いをした方がいたら、すみませんでした…。スターリング・エレファントさんがガチで心配してくれたりしたので、正直なことを書くと、メールは結構“盛っている”というか。メアドとかまったく覚えてないし(2ビットしか脳の容量がないので…)、そもそも本当に不倫をするつもりなら、番組にメールしないし、ブログでも臭わせませんがな ( ̄ー ̄) ニヤッ ただ、今も若干、心が悶々としているのは本当なのでね、ジェーン・スーさん&小林悠さんからのアドバイス通り、近々、占い師にみてもらおうと思っております。というか、僕の相談はクソでしたが(苦笑)、「ジェーン・スー 相談は踊る」は非常に面白い番組なのでね、興味がある人はぜひ聴いて!ヽ(`Д´)ノ
と言いつつも、コーナー終了直後、「ありの~ままで~」なんて歌が流れたのはドキッといたしました…。
おしまい (・∀・) レリゴー
先週の備忘録(2014/4/22~4/28)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓
仕事が落ち着きました~ (´∀`) ウフフ
木曜日、アシパンの「タマフル・トップ5オフ会」は楽しかったです!
土曜日は接待ゴルフでスゲー疲れた…
日曜日は家族で北鎌倉に
「ジェーン・スー 相談は踊る」でメールが読まれた件について
仕事が落ち着いたってのは本当にありがたい。おかげさまで、木曜日にアシパンで開催された「タマフル・トップ5オフ会」には、いつもより早めの19時半過ぎに合流できまして。例によって、映画の話ばかりしちゃいましたけど、スゲー楽しかったです (´∀`) サイコー 特に月曜日に観た「LIFE!」に関しては、ここでいろいろと話さなかったら足を運ばなかったと思うので、本当に良かったなぁと。ようさんから乙一先生が中田永一名義で活動されているのを教えてもらったのも収穫で、お借りした「百瀬、こっちを向いて。」は連休中に読もうと企んでおります。
ちなみに、行く直前に食べた物をツイートしたのは、伊藤聡さんオマージュだったり(なんだそりゃ)。
渋谷のパンチョで白ナポリタン番長。初めて食べたけど美味しかった~ (´∀`; ) これからアシパンに向かいます~ pic.twitter.com/a8rZrNxYad
— カミヤマΔ (@kamiyamaz) 2014, 4月 24
アシパンの入口はこんな感じ。興味がある方は次回のオフ会にぜひ~。

土曜日はハードな接待ゴルフで、日曜日は奧さんと娘のマナ子と3人で北鎌倉に。仕事の勉強も兼ねて、NEKO-EXPO2014に行ってきたんですが、マナ子は大量の猫の人形や絵に怯えてしまって、逃げ惑うありさまだったというね… (´・ω・`) ザンネン とは言え、奧さん&マナ子的には、北鎌倉の町並みを散策するだけでも楽しかったらしく、美術館を出て適当に歩いた後は超上機嫌。この日の家族サービスは、仕事も兼ねられた上になんとなく父としての株も上がって良かったです (`∀´) フハハハハハ
NEKO-EXPO2014は、猫の人形やアートの展示会。入館料は500円でございます。

その後、猫菩薩シリーズが素敵な蝉丸先生のギャラリーにも行きました。

お昼ご飯は、かまくら陶芸館で建長膳セット(2000円/810kcal)。非常に美味しくいただきましたよ。

あんみつ、久しぶりに食べたけど、しつこくない甘さで良かったです。

その他、「諫山創先生はつくづく信用できる男だなぁ」とか「『トッキュウジャー』、エンディングの電車紹介が良すぎて、曲が全然頭に入ってこない…」とか「@バンチの新連載は良いね!」とか、書きたいことはあるんですけど、長くなるので割愛!ヽ(`Д´)ノ 今週は予定がギッシリというか、4/30(水)は「タワレコ渋谷洋楽第二企画室」に、5/3(土)は「板垣恵介×吉田豪 スペシャル・トークライブ!」、5/4(日)は「ニチアサナイト外伝 WAKE UP! THE HERO!」&「80's !!!!!!!!」、5/5(月)~5/6(火)は奧さん&マナ子と小旅行ということでね、こんなに楽しみなゴールデンウィークは久しぶりなのです!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!
ちなみに、もし、このブログの読者で「クラブって行ったことがないから怖いよう… (´Д`;) ドキドキ」という方がいましたら、「ニチアサナイト外伝 WAKE UP! THE HERO!」や「80's !!!!!!!!」あたりのイベントは、非常に良いキッカケになると思うのでね、ぜひ遊びに来て、“身長190センチで坊主&メガネ&チャック・ノリスキャップを被った男”がいたら、気軽に声を掛けてくださいな。以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。
2014年5月公開で観たいと思っている映画の覚え書き
毎月最後の水曜日は、来月公開の「観たい映画」を書いておくということなんですが、しかし。なんとなく火曜日の今日、僕が2014年5月公開で観たいと思っている映画を貼っておきますね↓
※◎は「絶対観る」、○は「一応観たい」、△は「興味ある~」って感じです。
5/3
プリズナーズ ◎
戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版 ◎
影なきリベンジャー【極限探偵 C+】 ○
とらわれて夏 △
おとなのかがく △
スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!! △
シンプル・シモン △
ゴール・オブ・ザ・デッド △
歌舞伎町はいすくーる △
5/10
肉 ◎
WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~ ◎
冷血のレクイエム 【極限探偵B+】 ○
ブルージャスミン ○
ライヴ ○
俺たち賞金稼ぎ団 ○
K2 初登頂の真実 ○
百瀬、こっちを向いて。 ○
シークレット・チルドレン △
A2-B-C △
ジストニア △
ヨシナカ伝説~義仲穴 △
5/17
野のなななのか ◎
惨殺のサイケデリア ○
BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー △
MAMA △
ワイルド・ルーザー △
5/24
キカイダー REBOOT ◎
コンスピレーター 謀略 【極限探偵A+】 ○
ディス/コネクト △
ミスターGO! △
ラストベガス △
U Want Me 2 Kill Him/ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム △
ぼくたちの家族 △
カニバル △
5/31
X-MEN:フューチャー&パスト ◎
デンジャラス・バディ ◎
罪の手ざわり ○
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 ○
薔薇色のブー子 △
MONSTERZ モンスターズ △
ミッション:15 △
ザ・マシーン △
インベーダー・ミッション △
ザ・ベイ △
今月は「親を質に入れても観たい!ヽ(`Д´)ノ」と思うほどに心を燃やす映画はないんですが(問題のある文章)、とりあえず「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版」は観ておきたいですな。白石晃士監督の「コワすぎ!」シリーズは、なかなかタイミングが合わずに観られなかったんですけど、スゲー気になっていただけに、この機会に一気に観ておくつもり。できればアップリンクの一挙上映に行きたいところですが、それは無理かなぁ。公式サイトのしょこたんの推薦コメントもグッとくるし、とにかく楽しみなのです (´∀`) ウフフ
親友の小明ちゃんを応援する姿勢、感動的ですな… ( ;∀;) イイコメントダナー
「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版」の予告編はこんな感じ↓
ヒーロー系では、「キカイダー REBOOT」は絶対観ます。いや、僕だってあのニューデザインが好きかと聞かれたら口ごもるところはありますけれども、せっかくそこそこのお金をかけて特撮映画を作ってくれたワケですから、特撮好きとしては足を運びたいじゃないですか。もちろん「X-MEN:フューチャー&パスト」も行きますが、監督がブライアン・シンガーになっちゃったのが、ちょっと不安かなぁ… (´・ω・`) ウーン 新旧のキャストが合流するというアイディアは最高なんですけどね。
「キカイダー REBOOT」はこんな感じ↓ 意外と画面がリッチに見えません?
「X-MEN:フューチャー&パスト」の予告編も貼っておきますね↓
「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」に関しては1ミリも興味がなかったものの、宇多丸師匠が褒めていたので、観たい気持ちがガンガンズンズングイグイ上昇!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ! 同じコメディ繋がりでは、「映画秘宝 2014年 05月号」の「この映画を観せろ!BEST50!!」の中で長谷川町蔵さんが紹介されていた「the Heat」が「デンジャラス・バディ」という邦題で公開されるのでね、昨年の「ゼロ・グラビティ」
で“サンドラ・ブロック熱”が高まっている僕的にはぜひ観たいところなんですが、シネマート系列でしか公開されないのが、少し不安でもあったりして…。バディ役は「ブライズメイズ」
のメリッサ・マッカーシーだし、絶対面白いと思うんだけどなぁ。
「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」はオーソドックスに面白そうですな。
「デンジャラス・バディ」は海外版の予告編を貼っておきますね↓
その他、ポール・ダノのクズ野郎振り&泣き言を言いながらの凹られ振りが楽しみな「プリズナーズ」とか、近年は作品が「暴走特急」気味な大林宣彦監督の最新作「野のなななのか」も押さえておきたいところ。できれば、シネマート六本木でおこなわれる<初夏のパン祭り>の作品も全部観たいんですが、仕事のスケジュール次第ですかね。
名画座系では、新文芸座が熱くて、5/7(水)~5/11(日)の「キャプテン・フィリップス」&「ゼロ・グラビティ」
、5/23(金)~5/25(日)の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
&「スノーピアサー」
、5/26(月)~5/27(火)の「ザ・イースト」
&「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」、5/28(水)の「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」
&「名探偵ゴッド・アイ」
、5/30(金)の「大脱出」
&「マチェーテ・キルズ」とか、非常に僕好みのラインナップ。しかも、5/3(土)は《悪魔の毒々オールナイト 激突!最狂映像集団 トロマ 対 アストロン6》なんてイベントもありますが、「悪魔の毒々モンスター〈ノーカット無修正完全版〉」
&「ファーザーズ・デイ/野獣のはらわた」
&「チキン・オブ・ザ・デッド/悪魔の毒々バリューセット」
&「マンボーグ〈日本劇場公開特別版〉」
の4本立てなんて、常人なら頭が破裂するんじゃないかしらん (・ω・;) ウーン
目黒シネマで5/24(土)~6/6(金)の「キック・アス」&「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」、早稲田松竹で5/10(土)~5/16(金)の「オンリー・ゴッド」&「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」あたりも気になる感じ。キネカ大森で4/26(土)~5/2(金)の「MUD -マッド-」
&「ポール・ヴァンホーヴェン/トリック」はスゲー観たかったけど、時間の都合が付かないかなぁ。以上、2014年5月公開で観たいと思っている映画の覚え書きでした。ではでは~。
ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(ネタバレ)
ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金
原題:Pain & Gain
2013/アメリカ 上映時間129分
監督・製作:マイケル・ベイ
製作:ドナルド・デ・ライン、イアン・ブライス
製作総指揮:マシュー・コーハン、ウェンディ・ジャフェット
原作:ピート・コリンズ
脚本:クリストファー・マルクス、スティーブン・マクフィーリー
撮影:ベン・セレシン
美術:ジェフリー・ビークロフト
衣装:デボラ・L・スコット
編集:ジョエル・ネグロン、トーマス・A・マルドゥーン
音楽:スティーブ・ジャブロンスキー
出演:マーク・ウォールバーグ、ドウェイン・ジョンソン、アンソニー・マッキー、トニー・シャルーブ、エド・ハリス、ロブ・コードリー、バール・パリー、レベル・ウィルソン、ケン・チョン、マイケル・リスポリ、キーリー・レフコヴィッツ、エミリー・ラザーファード、ラリー・ハンキン、トニー・プラナ、ピーター・ストーメア、ウラジミール・クリチコ
(あらすじ)
マイアミで暮らすダニエル(マーク・ウォールバーグ)は、筋トレだけが生きがいの冴えないスポーツジムのトレーナー。そんな自分の人生に嫌気が差したダニエルは、ジムの常連客である裕福なビジネスマンの誘拐を企む。同僚のエイドリアン(アンソニー・マッキー)や前科者のポール(ドウェイン・ジョンソン)らと組んで計画を実行に移し、なんとか大金を奪うことに成功したダニエルだったが、そんな彼らの前に秘密捜査官が現われ……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
95点
※基本的にBlu-rayやDVDで鑑賞した映画は感想をまとめて書いているんですが、この「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」には書きたいことがいろいろあったので、単独の記事として残しておきますね。
「マッスル・アンド・フィットネス日本版 2013年6月号」にこの映画
関連のマーク・ウォルバーグとドウェイン・ジョンソン(a.k.a.ロック様)のインタビューが載っていて、ずっと観たかったんですよ。だから、日本では劇場公開されずにDVDスルーが決定したのは心底残念でしたが、気を取り直してBlu-rayを予約。3月26日、RHYMESTERの「KING OF STAGE VOL.10 ~ダーティーサイエンス RELEASE TOUR 2013~」
と同時に届いたので、RHYMESTERのBlu-ray
を堪能した2日後に観たんですけどね、予想外に怖い映画でしたな… (`Δ´;) ヌゥ
ちなみにRHYMESTERのBlu-rayも超オススメ! いつか記事を書かねば…。
「マッスル・アンド・フィットネス日本版 2013年6月号」の記事は10ページもあったんですけど、詳しいあらすじが書かれていなくて。「フロリダのボディビルダーのグループによる強盗、誘拐の実話をベースにした、アクション・ブラックコメディ」という記述しかなかったんですよ。で、実際に観たら、凄まじいほどバカバカしい犯罪描写に笑いながらドン引きしたというか。「ボディビル誌的には、あまり触れたくない事件なんだろうなぁ… (・ω・;)」ってのは、うがった見方でしょうか。
爆発やらアクションやら残虐描写やらオッパイやらと、サービス精神は満点だったものの、見終わった後の爽快感はゼロ。こちらの記事に書かれているように、まさに“ボディビル版「ファーゴ」”って印象でしたよ(邦画で例えると“マッチョ版「凶悪」
”って感じかな)。“超バカでブラックな犯罪コメディ”なので、人によってかなり好き嫌いが分かれるんじゃないかしらん。
「ファーゴ」はこんな映画です↓ 「本当の話」というのはウソなので気を付けて!
まず、物語を超簡単に書くと、自己啓発セミナーで「俺はヤリ手(Doer)だッ!ヽ(`Д´)ノ」と目覚めたジムトレーナーのダニエル(マーク・ウォールバーグ)が、自分のクライアントである金持ちヴィクター(トニー・シャルーブ)の財産を奪う計画を立てて、同僚のエイドリアン(アンソニー・マッキー)と新入りのポール(ロック様)と実行。ヴィクターに逃げられるも、警察が彼の話を信じなかったりと、運に恵まれたりもして、なんと計画は見事成功するんですね。
ケン・チョン演じるカリスマ講師に“その気”にさせられるダニエルなのでした。やるときゃやるぜ、やってやんぜ!
ところが! ヴィクターに依頼された私立探偵エド(エド・ハリス)が捜査を始める中、ポールとエイドリアンの金が尽きたこともあって、3人で今度はポルノ王フランク(マイケル・リスポリ)から金を奪おうとしたところ、フランクとその恋人(キーリー・レフコヴィッツ)を間違って殺害してしまって…。その結果、すべての犯行が発覚。逮捕されると、ポールは他の2人を売って懲役15年になり、残りの2人は死刑判決が確定するも、ダニエルは「だが諦めない」「休んでベンチに戻ってくる」と前向きな感じのまま終了。ラスト、モデルになった人たちの写真が出て来てから、エンドクレジットが流れてましたよ。
非常に渋かった私立探偵エド。最後の「最も重い罪は問われなかった。“バカだったこと”だ」って台詞には笑いました。
とにかく主人公のボディビルダー3人は、見た目はマッチョでカッコ良いものの、底抜けのバカというか、“筋肉バカ”という言葉がこれほど相応しいキャラたちもなかなかいないレベルでして。まさに「大男総身に知恵が回りかね」という言葉がピッタリなんですけど(僕も警察学校の教官によく言われました (o^-')b ワスレタイ!)、そんな人たちが適当に計画した犯罪が意外と成功しちゃったりするから、バカバカしくて笑いながらも非常に恐ろしかったのです。
ヤク中野郎ポール。手に入れた金をすべてドラッグに使ってしまうダメ人間なのです。
エイドリアンは鍛えるためなら母乳も飲む男。「キャプテン・アメリカ」の続編ではヒーローなのに…。
特に、財産を奪われたヴィクターが、いくらイヤな奴だったり、その証言が「ニンジャ姿のボディビルダーに誘拐された」と現実離れしていたとしても、警察がまったく相手にしてくれなかったってのはマジで怖い(しかもダニエルたちは逃亡せず、そのまま同じ街に住んでいたのに!)。「事実は小説よりも奇なり」なんて言葉があるように、「こんな実話、あるんだなぁ… (・ω・;) ウーン」と感心しちゃいました。元になった事件の詳細を書いた本とかあったら、スゲー読みたかったり。
ニンジャ装束のエイドリアンに襲われるヴィクター。本当のことを話したのに、信じてもらえないとは…。
「死体の指紋を消すために“切断した手”を屋外でバーベキューのように焼いた」のも実話というね。スゴイな!
でね、非常に考えさせられたのが、「筋肉ってなんだろう」ということ。大きく肥大した筋肉や絞られた肉体ってのは、力や節制の象徴であり、ある意味、現代の“成功者の証明”の1つでもあって。某小説家、某ミュージシャン、某お笑い芸人と、それぞれの分野で確固たる地位を築いた人ですら求めるほどですから、世の中にはわざわざジムに通って、筋トレに励む人が大量に存在するのも当たり前なワケですが、しかし。
「ステロイド合衆国 ~スポーツ大国の副作用~」なんてドキュメンタリーがありましたけど、よくよく考えれば、人間、多少健康であれば良いというか、そうまでして筋肉を肥大させる必要はないじゃないですか、やっぱり。「鬱の時は体を動かすことが一番」なんて言いますが、逆に筋トレって「小さい成功を得ることで何かから“逃避”する」的な側面もあるんじゃないか…って、なんだか難しくて知恵熱が出て来ました… (´Д`;) モウダメデス
「ステロイド合衆国」の予告編を貼っておきますね↓
ううむ、何だか投げっぱなしな文章になっちゃって申し訳ありませんけど、あまりのバカバカしさに笑いつつも、非常に恐ろしくて考えさせられる実録犯罪映画でしたよ。僕的にはマイケル・ベイ監督作の中で一番好きな作品になりました。主人公たちを演じた3人はしっかり“バカ”に見えて最高だったんですが、全員、アクションができる人たちなのでね、今度はぜひゴリゴリのアクション映画で共演してほしいですな~ (´∀`) オシマイ
コーエン兄弟監督作。面白いけど、非常にイヤ~な映画だと思っております。
アメリカのステロイド事情&マッチョ信仰についてのドキュメンタリー。面白いです。
ボディビル業界を描いた伝説のドキュメンタリー。大好きです。
マーク・ウォールバーグとロック様のインタビューが載っている雑誌でございます。
ボディビル業界を取材したスポーツノンフィクション。非常にタメになりました。
2014年3月に観たDVDの覚え書き
今年から毎月第1水曜日は「先月に観たDVDの覚え書き」をアップすることにしてたんですけど…。いろいろあって遅くなりましたが、とりあえず第5水曜日の今日、感想をアッサリめに残しておきますね↓
<1本目>
プロジェクトX
(あらすじ)
有名になることを夢見る男子高校生トーマス、コスタ、JBの3人組は、トーマスの両親が旅行で家を空けるのを利用して盛大なパーティを計画する。その噂はたちまち広がり、トーマスの家には想像を遥かに超える数の若者たちが押し寄せてしまう。彼らが巻き起こす乱痴気騒ぎは、次第にエスカレートして収集がつかなくなり……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
85点
いろいろな人が絶賛していて、ずっと気になっていまして。やっと借りて観たんですが、確かにスゲー面白かった!ヽ(`Д´)ノ 「平凡な若者3人が企画したパーティがエスカレートして、大変なことになる」ってストーリーをファウンド・フッテージ方式で描いてまして。とにかくそのエスカレート振りがスゴくて、最終的には住宅街が火の海になるんだからビックリ&爆笑しました。しっかりオッパイが出るのも好感が持てましたね。
主人公たちに無名な役者を起用しているのもリアルに感じられて良かったです。基本的にパーティ文化とは無縁で生きてきた僕も参加しているような気分になりましたよ。最後、ちゃんと逮捕されるものの、お調子者の奴は懲りてなかったりするオチも悪くなかったし、非常に楽しい映画でしたね。まぁ、僕は“つまらない大人”なのでね、「近所でこんなことがあったら、イヤだなぁ… (´・ω・`)」とか「将来、娘がこんなのに参加したらイヤだなぁ… (´・ω・`)」とか思わなくもなかったけど、とりあえず観といて損はない作品じゃないでしょうか。
<2本目>
ムービー43
(あらすじ)
ヒュー・ジャックマン、ケイト・ウィンスレット、ナオミ・ワッツ、エマ・ストーン、リチャード・ギア、クロエ・モレッツほか豪華オールスターキャストが集いながらも、批評家、観客双方から酷評され、大コケしてしまったオムニバスコメディ。「メリーに首ったけ」「愛しのローズマリー」のピーター・ファレリー監督による「非常識でクレイジーなコメディを作る」という発案にのり、「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー、「スーパー!」のジェームズ・ガン、女優のエリザベス・バンクスら12人の監督が、お下劣でおバカな要素が満載の短編をそれぞれ完成させた。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
30点
クロエ・グレース・モレッツちゃんが出演する映画はなるべく観ておきたい主義ということで、レンタルしてきました。スゲーくだらないという前評判でしたが、マジでくだらなかったです ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ なんて言うんですかね、「ヒュー・ジャックマンのアゴにキンタマがぶら下がってたら楽しいでしょ? (o^-')b」みたいな映画なんですね。
まぁ、確かにヒュー・ジャックマンのアゴにキンタマがぶら下がってたのは楽しかったし、リーヴ・シュライバーとナオミ・ワッツの「学生生活を息子に自宅で体験させる話」も笑ったし、「全裸女性の形をしたipodの話」とか、「スーパーヒーローのお見合い話」もバカバカしかったし…って、結構好きな話が多いな (・ω・;) ウーン
とはいえ、全部を通して観るとそれなりにツライというか。結構、DVDを止めたくなったんですよね…。例えば、ヒュー・ジャックマンのアゴにキンタマがぶら下がってたのは楽しいんだけど、そのネタだけで延々と引っ張ろうとするから飽きてくるんですよ。あくまで好みの問題ですけど、話のアタリハズレもデカいというか、最後の「邪悪な猫の話」とか、あのジェームズ・ガン監督作だとは思えないつまらなさだったりしてね…。
ちなみにクロエちゃんは「生理になって大慌てする話」でクリストファー・ミンツ=プラッセと共演してまして。彼女自体は可愛かったけど、話は本当にどうでも良かったです。なんかBlu-ray
<3本目>
バス174
(あらすじ)
2000年6月12日、リオデジャネイロでバスジャック発生。若い男が11人の人質を取り、立てこもる。犯人のサンドロはリオデジャネイロでももっとも貧しいスラム街で育ち、幼少時に自分の母親が残虐に刺し殺される光景を目撃した。明るく社会にも適応していた少年が、孤立し自暴自棄になっていく。1993年、サンドロは悪名高いカンデラリア教会のストリート・チルドレン虐殺事件を体験し、生き残った。この事件では7人の少年が、警察の手で命を奪われたものと思われる。友人たちによると、彼はこの頃からシンナーやコカインを吸引するようになり、その生活を維持するために窃盗を重ねるようになったという。サンドロは結局パードリ・セヴェリーノ少年院に収監された。乱暴な扱いで知られる矯正施設だ。2000年6月、サンドロは強盗未遂に端を発して運命の事件を引き起こす。警察が事件現場の立ち入り禁止に失敗したことにつけこんだレポーターとカメラマンたちが、事件の生々しい映像を少しでも近くで捉えようとバスを取り囲む。ブラジル中の人々が生中継のテレビで事件を見守った。観客がいることを意識して、サンドロはかえって自信を持った。テレビに写っている間は自分が殺されることはないだろう。彼はカンデラリア教会虐殺事件で友達を殺されたことで警察を糾弾し、要求したものが得られなければ心臓の持病がある年寄りの女性乗客を殺すと、脅しをかけた。日が落ちたあとも、ブラジルの人々は状況の展開を固唾をのんで見守り、この国の激しい貧困が引き起こした暴力の現実を思い知らされた。人質殺害を宣言した6時が近づき、サンドロの口数が多くなる。サンドロも人質も疲労がピークになり、サンドロは警察に交渉を試みるが狙撃官に背後から発砲される。狙撃は失敗し、サンドロも発砲。バスを取り囲んでいた観衆も乱入し、現場は大混乱となる。警察はサンドロの身柄を確保。サンドロは警察に連行される車内で絞殺される。(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
90点
リブート版「ロボコップ」を観る前にジョゼ・パジーリャ監督の出世作を観ておこうと思って、購入しちゃいました。凄まじくヘビーな映画でしたね… ('A`) ゲンナリ バスジャックの犯人が事件を起こして殺されるまでを流しつつ(実際にテレビで中継されてた)、同時にその犯人が育ってきた環境やブラジルの社会の状況を観客に見せていくんですが、とにかく地獄のようでして。「日本って平和だなぁ」と心から実感する感じ。
いろいろと酷いんですけど、特に警察が最悪で。ストリートチルドレンを虐殺したくだりとか、「マジかよ!Σ(゚д゚;)」と(しかも犯人はその生き残り)。それ以外にも人質を撃っちゃったりとか、犯人を勝手に殺しちゃったりとか、これがノンフィクションだとは信じられないレベル。ブラジルには絶対住みたくないなぁと強く思ったり。作品としては本当にスゴいんですが、見終わった後、超イヤ~な気分にはなるので、積極的には薦められないカモ… (´・ω・`)
DVDには監督のインタビューなどが収録されていたんですけど、実にスマートな人でして。マスコミが見つけられなかった犯人の家族を探し出したり、ガチで殺人経験がある強盗にまでインタビューしたりと、スゲー優秀だわ、行動力もあるわと、非常に感心いたしました。「ロボコップ」も面白かったし、ジョゼ・パジーリャ監督には今後も期待ですな。
<4本目>
バーニング・ブライト
(あらすじ)
ケリー(ブリアナ・エヴィガン)は、母を亡くしてからずっと、1人で自閉症の弟トム(チャーリー・ターハン)の面倒を見ながら暮らしてきた。大学進学が決まり、弟を施設に預けることにしたケリーだったが、母が銀行に残していた預金は、一儲けを企む義父のジョニー(ギャレット・ディラハント)がすべて使い込んでいた。その金で手に入れたのは、1頭のシベリアン・タイガー。だが、ジョニーはトラの入った檻を家の中に放置したまま外出してしまう。その夜、ケリーが目を覚ますと、目の前に飢えた獰猛なトラが……。超大型ハリケーン接近に備えて、外側から完全に窓や扉を塞がれ、密室と化した家の中で、ケリーと弟は果たして生き残ることができるのか……?(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
70点
「対『それでも夜は明ける』用・留飲ダウンシステム」を構築するため(大げさな文章)、徹夜で観た映画の1本。保険金殺人を企んだ義父が、脱出不能状態にした一軒家に虎を放ち、ヒロインが自閉症の弟を抱えながら必死にサバイブするというなかなか無茶なお話なんですが、予想以上に面白かったです (・∀・) イイネ!
もうね、邪悪な義父役のギャレット・デュラハントが見事なクズっぷりでして。さすがは「それでも夜は明ける」で“告げ口クソ野郎”を演じただけのことはあるというか。しかも、最後はこの義父がキッチリと虎に食われて「超ざまぁ!ヘ(゚∀゚*)ノ イヤッホー」って感じで終わるので、結構好きな映画でしたね (^ε^) ウッフン
何にグッときたかって、弟を厄介払いしたい気持ちがなくはないヒロインが(助けようとしたらリモコンで殴ってきたりするので、観客的に彼女に少し共感する)、一旦は1人で家を脱出するものの、過去を思い出して助けに戻るシーン! ここは非常に素晴らしくて、「この子ったら、ヒロインの資格を失ってないわ!ヽ(TДT)ノ」と、スゲー泣いちゃいました。ちなみに、この映画だけでなく、「ライフ・オブ・パイ」
<5本目>
新アリゲーター 新種襲来
(あらすじ)
野生のアリゲーターが多く生息するルイジアナ州の湿地帯。その近くに住む一家は、密かに化学物質を川に廃棄していた…。そしてある日、ワニを捕獲しようとした男が、とんでもないモンスターに襲われる!! それは巨大化し棘のあるしっぽを持った、新種のアリゲーターだった! 男は無残にもアリゲーターに丸飲みされてしまい、居合わせた警察官が銃で応戦を試みるが…。新種のアリゲーターは次々と出現し、容赦なく人間を襲う!(以上、amazon
予告編はこんな感じ↓
55点
「対『それでも夜は明ける』用・留飲ダウンシステム」を構築するため、徹夜で観た2本目の映画。舞台はルイジアナ州の湿地帯の小さな町で、「ロミオとジュリエット」ライクに恋する2人と対立する2つの家があって。そこに化学物質の不法投棄のせいで怪物化したアリゲーターが出てきて、攻撃された人間もアリゲーターになってしまう…というお話。意外と愉快でした (´∀`)
なんて言うんですかね、そんなに面白くはないんですけど、ワニのCGは思ったより良く出来ていたし、ゴア描写も結構あるし、何よりも「噛まれた人間がワニになる」という無茶すぎる展開がツボに入っちゃって(しかも1日ぐらいで変化する!)。最後は、あーだこーだあった挙げ句、ヒロインが子ども(ワニの血が混ざっている可能性アリ)&ワニ化した恋人と暮らして終わるんですが、新作レンタル代(400円)ぐらいの価値はあった気がします。
ちなみに、もともとは「それでも夜は明ける」で奴隷調達係を演じたクリストファー・ベリーがヒドい目に遭うシーンがあると思って借りたんですけど…。一応、そういう場面がなくはないものの、結局、ワニ化してしまうので、人間体では留飲が下がるような展開がなかったのは残念でしたな…って、どうでも良いですかね (ノ∀`) テヘ
<6本目>
コンプライアンス 服従の心理
(あらすじ)
トラブル続きの金曜日の朝、アメリカのファストフード店店長サンドラ(アン・ダウド)は仕事でてんてこ舞いしていた。そこへダニエルズ警察官(パット・ヒーリー)と名乗る男性から電話が入り、店員のベッキー(ドリーマ・ウォーカー)に窃盗容疑が掛かっていると告げる。サンドラは彼の指示に従い、ベッキーの身体検査をすることになり……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
50点
「対『それでも夜は明ける』用・留飲ダウンシステム」を構築するため、徹夜で観た映画3本目。尊敬する映画評論家の町山智浩さんが「たまむすび」で紹介されていて、興味はあったんですけど、見逃してしまってて。今回、「それでも夜は明ける」で奴隷調達係の片割れラドバーンを演じたビル・キャンプが出ていたので借りたんですが、超不快でしたYO!ヽ(`Д´)ノ キィィィ!
映画としては非常に良く出来ていると思うんです。そうなってしまう店長のおばちゃんの状況とかも上手く描いているし、実録モノとしてのクオリティは高めですしお寿司。ただ、話があまりにもバカバカしすぎて、どうしてもイライライライラしてしまうというか。すべて実話だから仕方ないんですけど、「服を脱がして調べろ」とか命令されたら、さすがに「なに言ってんの? (゚Д゚) バカ?」って話になるじゃないですか。
元はといえば、「それでも夜は明ける」を観て不快になった→留飲を下げるために借りたのに、さらにストレスが溜まるという悪循環(お目当てのビル・キャンプは、事件によって婚約を解消されますが、ビジュアル的に悲惨な目には遭わない)。一応、最後は犯人が捕まるものの、それまでが不愉快すぎて、超モヤモヤが残りましたよ… ('A`) ウェー 確かに実際にあった話ではありますけど、引っ掛かった人たちがさすがにバカすぎて、(被害に遭った女の子以外は)1ミリも同情できないし、「これは僕の身にも起こるかもなぁ… (´・ω・`)」なんて共感する部分もゼロ。劇場で観なくて本当に良かったです。ちなみに、こちらのオッパイに焦点を当てた感想が素晴らしかったので、この映画を観てイラッとした人はぜひ読んで!
<7本目>
ルーク・ゴス ブラッド・ブレイク
(あらすじ)
強盗に押し入った店で19人を虐殺した男バリー・ロイド。テキサス史上最悪の犯罪者バリーは、死刑を宣告されその命を終えた。一方、バリーの死刑執行の日、新たに刑務所にマイルズという男が収監された。彼は街に残してきた妻子の事で思い悩み、独房で眠れぬ夜を過ごしていた。すると突然、悲鳴が監獄内に響き渡る。そしてその悲鳴は、次第にマイルズの方へと近づいてきた。只ならぬ雰囲気に身の危険を感じたマイルズは、独房の奥で1枚の古い紙を見つける。その紙には、バリーが殺した人々の名前と、最後にマイルズと彼の妻子の名前が書かれていた…。(以上、メーカー公式サイトより)
予告編はこんな感じ↓
58点
“B級アクション映画の雄”ルーク・ゴスの主演作は中身を確認せずに借りる習性がありまして。今回も「適当な脱獄モノだろう」程度の期待値でレンタルしてきました。そこそこ良かったカナー (・∀・)
簡単に話を書くと「死刑にされた殺人鬼には悪魔が乗り移っていて、次のターゲットはルーク・ゴスだった!」って感じ。この映画、独房で隣の囚人と話すシーンが中心であり、低予算映画としては、この場面の会話劇を上手く転がしたいところなんでしょうけど、それがあまり上手くいってなくてね…。リアリティも微妙で、例えば、死んだ看守から携帯電話をゲットして、「刑務所が大変なことになっている!」って通報するものの、それが全然信じてもらえなかったりするんです。ただ、そんなの刑務所に連絡させれば一発じゃないですか。一事が万事そんな感じなので、なかなかバカバカしかったです。
とは言え、ルーク・ゴスはカッコ良かったし、ゴア描写もそこそこあったし、何よりも娘を想う気持ちにシンクロしてしまって…(僕的にありがちなパターン)。最後、悪魔に体を乗っ取られそうになりつつも、「娘は渡さない (`・ω・´) キリッ」とアゴの下に銃を当てて終わる場面は、ちょっと泣いちゃって。さらにDVDの各チャプターをチェックしたら、その場面のタイトルも「娘は渡さない」になってたので号泣しちゃった…って、疲れているんですカネー (ノ∀`) ヤスマナキャ まぁ、僕は嫌いじゃない映画ですけど、オススメはしません。
<8本目>
ブロウ
(あらすじ)
幼少時代、極貧を経験したジョージ・ユング(ジョニー・デップ)は、1960年代後半、カリフォルニアでドラッグの密売をはじめ、みるみる商才を発揮する。しかし72年、販売目的のマリファナ不法所持で逮捕。だが獄中で裏社会の大物パブロ・エスコバルに出会い、彼の信頼を得たことで、ジョージの名はますます轟くことになる。70年代後半、ジョージの提供するコカインはバブル期のアメリカにおいてパーティー・ライフの必需品と化した。またその頃、久々に愛を注げる女性マーサ(ペネロペ・クルス)に出会い、2人は結ばれ娘をもうける。しかしジョージの人生は、80年代に入ってから凋落していく。彼は熱烈に娘を愛するが、足を洗おうとしても裏社会から抜け出せず、何度も服役し、妻と娘の愛を失う。そして、いまも服役中のジョージ。ある日、初めて面会に来てくれた娘を抱きしめるのだが、それは幻だった。(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
88点
以前、スターリング・エレファントさんと飲んだ時、「『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を観たら、『ブロウ』
「ブロウ→コカイン」の意味だそうでね。1980年前後を舞台に、ジョニー・デップ演じるジョージがイケイケ状態でコカインを売りまくる&儲けまくるんです。ちょっと年代は違うものの、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のジョーダンにコカインを売っていたのは、こういう人なんだろうな」と思ったりしましたよ。その儲かり振りは、家に金が置ききれなくなるほどで、こういうのを観ると、僕のような小市民は「5億円ぐらいあったら即引退するのに…」って思いがちなんですけど、その程度の“志”だから大金を稼げないのかもしれませんな… (ノω・、) ザンネン
で、この手の話のお約束として、中盤くらいから“ジョージの転落”がスタートするんですが、これがなかなか容赦ない。友人に裏切られるわ、預金していた大金はパーになるわ、ペネロペ・クルス演じるクソ嫁のせいで逮捕されるわと、ジョニー・デップのションボリ演技も相まって、さすがに可哀相になるレベルなんですね。
しかも、終盤の展開が超キツイ。「今まで信頼を裏切っていた娘と旅に出る約束をする→囮捜査に引っ掛かって逮捕→またもや娘を裏切ってしまう!」というイヤすぎる流れは、「レスラー」
その他、印象に残った点を書くと、レイ・リオッタの父親役は良かったですな。「デレック役の人、良い感じだな~」と思ったら、あのポール・ルーベンスだったのはビックリしました。それと、ジョージを裏切るディエゴが死なないのがスゲー腹が立ったんですけど、その後に「リディック:ギャラクシーバトル」を観たら、ディエゴ役だったジョルディ・モリャが無惨に殺されていて、驚くほど留飲が下がった…って、どうでも良い話ですな。
ハッキリ言って、娘に会えなくなるなんて考えるだけで気が狂うのでね、当たり前の話ですが、「犯罪、ダメ絶対! (`・ω・´) キッパリ」と強く思ったり。非常に良い映画だと思いましたけど、最後の展開が非常にキツかったので、たぶん二度と観ないんじゃないかなぁ。補足として書いておくと、DVDの特典映像には、本人のインタビューや、各キャラクターがジョージについて語る動画があったりして、非常に面白かったです。
てなワケで、先月観たDVDは単独でアップした「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」を合わせて計9本。今回、一番良かったのは「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」
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映画クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん(ネタバレ)
映画クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん
2014/日本 上映時間97分
監督:高橋渉
原作:臼井儀人
脚本:中島かずき
声の出演:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、武井咲、コロッケ、遊佐浩二、一木美名子
パンフレット:★★★(620円/オーソドックスに良いパンフ。紙相撲が付いてたのが素敵)
(あらすじ)
ある日ひろしはギックリ腰になってしまい、マッサージに行くことに。しかしマッサージから帰ったひろしは、ギックリ腰を治すどころか、ロボットになっていた。あまりに突然のことに戸惑うみさえだったが、しんのすけは便利な“ロボとーちゃん“に大喜びする。(以上、ぴあ映画生活より)
予告編はこんな感じ↓
70点
先日、渋谷のアシッドパンダカフェにて開催された「タマフル・トップ5オフ会」に行った時のこと。邦画ハンターのコメカミさんがこの映画を超褒めていたんですが、僕的には「あら、そうですか (・ε・) フーン」って感じだったりしましてね。というのは、ごめんなさい、「クレヨンしんちゃん」自体にあまり興味がないのです。
なんて言うんですかね、流行始めた時はすでに高校を卒業するくらいの年齢だったのもあって、乗れなかったというか、乗り遅れたというか…。一応、映画秘宝で話題になってたので、「オトナ帝国の逆襲」と「戦国大合戦」
はDVDで観て非常に感動しましたけれども、それはそれ。今回の映画も、いくらコメカミさんが絶賛しようとも、わざわざ劇場に足を運ぶ気にはなれなかった…んですが、しかし! ムービーウォッチメンの監視対象にチョイスされてしまったので、「仕方ないなぁ ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」と新宿バルト9で観てきました。スゲー泣きましたよ… (ノДT) ロボトーチャン...
映画の日、新宿バルト9に行ってきました~。
もうね、そりゃあ、泣くさ(さわやかに)。そもそも実際のひろしが本当にロボットに改造されるワケもなく、当然ながらロボとーちゃんは「ひろしの記憶をコピーされただけの機械」にすぎないんですが、まず、そういう存在の“不憫さ”がグッとくるじゃないですか。一応、僕も一児の父なだけに「もし自分がロボで、本当の父親じゃなかったら… (ノω・、) ドウシヨウ」と考えるだけで溢れてくる涙。それと「少年と意志を持つロボットの交流話」の最後に“切ない別れ”が待っているのは「ジャイアントロボ」からの伝統であって。ひろしとの腕相撲に負けたロボとーちゃんがしんのすけに別れを告げて停止するラストはスゲー泣きますわな、やっぱり。
で、そういう物語をしっかり支えているのが、見事な演出の数々。みさえがロボとーちゃんを後ろから抱きしめる場面とか、みさえがロボとーちゃんを素通りする場面とか、100点じゃないですか。ロボとーちゃんが大量に売られているカンタムロボを見て立ち止まったりしたのは、自分が量産型だということをボンヤリと覚えていたからだと思うんですが、そういうシーンの入れ方もさりげなくて好き。公園にはちゃんと藤の花が咲いていたりする季節描写とかも、普通のことなんですけど、なんか好感が持てたりしてね。
最後、ロボとーちゃんとひろしの腕相撲自体は、いくら壊れているとは言え、「お前、ロボじゃねーかよ!Σ(゚д゚;)」という“フェアじゃない感”がどうしても拭えなかったんですが、あの“ひろしを応援するみさえ”を見たロボとーちゃんの顔とか、素晴らしいなぁと(ちなみにあの腕相撲での敗北、僕は「わざと負けた」というよりは「自分の居場所がないことを悟って力が抜けた」んだと思っております)。
当たり前ではありますけど、そんな中にしっかりギャグを入れてくるのもまた良くて。オープニングのカンタムロボの「ドリルが尖ってない!」からハートを掴まれちゃって。一番好きだったのがひろしのギャグで、「元独身」と「なんのこれしき、パンはピロシキってね」に関しては、日常生活で活用しようとメモするほどだったり。話自体は、婦警さんが途中で「あなたの一番の罪は、人の心をオモチャのようにもてあそんだことです!」と言うように、結構ヘビーな内容なんですが、“笑い”で上手く中和されてたんじゃないでしょうか。
奧さんに言ったら、ウケるかしら… (〃∇〃) ウフフ
保護者向けの小ネタも好きでした。クライマックス、ロボとーちゃんが更新プログラムと戦う時の「マッスルタッグマッチ」オマージュは「同世代なんだろうな~」と(ただ、どうせならミート君風のしんのすけが命の玉っぽいのを投げたりしても良かったと思う)。それと、婦警が聞き込みに回るエステの店名が「パシフィック・リム」とか「ターミネーター」
とか、ロボット関連映画の名前だったのも、単なる遊びというだけでなく、後の展開を示唆していたのが上手いと思いましたね(そういえば、主観映像は「ロボコップ」
っぽかったですな)。まぁ、「大人の階段を上る」云々のくだりで「H2O」とつぶやくのは“若干のあざとさ”を感じましたが(苦笑)、「ボンヤリ上っちゃうと後が大変」というのはスゲー良い台詞というか、もっと早く教えてほしかったYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン
「マッスルタッグマッチ」の動画を貼っておきますね↓ 仲間内ではブロッケンJr.とテリーマンは使用禁止でした…。
な~んて絶賛しつつも、気になるところはありまして。今作って、ロボとーちゃんのアイデンティティ問題と、父親の復権問題の2つのテーマがあったと思うんですが、父親の復権問題の方は適当に処理をされた印象。「父よ、勇気で立ち上がれ同盟」という「立ち上がれ日本」をパロッたネーミングは愉快だし、略称が“父ゆれ同盟”ということで、父親たちが乳を揺らす動作は真似したいほど気に入ってただけに、なし崩しに終わっちゃったのが残念で。特にラスボスの黒岩署長、エンドクレジットでは刑務所でモノマネをしてウケている様子が流れてましたが、結局、家族に見捨てられたままなのが可哀相でしたよ…(仕方ないけど)。
というか、途中でレディースデーとか女性専用車両に文句をつける描写がありましたけど、あれには少しイラッとして。いや、僕もメンズデーがあるシネマート系列の映画館は大好きだし、間違って女性専用車両に乗り込んで死を覚悟した経験もありますけど、それらっていろいろと事情があって設定されているワケでさ。もちろんああいう集団が主張しそうなことではありますが、真に受ける人もいそうなので、もう少し反論するような描写がほしかった…ってのは面倒くさいですカネー (´∀`;) エヘヘ
その他、乗れなかったのが、最後に出てくる巨大五木ロボット戦。ああいうバカバカしい戦いそのものは嫌いじゃありませんけど、その結果、ロボとーちゃんが壊れてしまうことを考えると、ちょっとふざけすぎて好みに合わなかったです(つーか、ケツだけ星人をロボとーちゃんだけがわかる伏線も弱いと思う)。もう少し燃える戦闘にしてくれたら、最後の腕相撲もさらにグッときたと思うんだけどなぁ…。
元ネタであるコロッケさんの動画を貼っておきますね↓ 面白いけど、もうモノマネじゃないですよね。
ということで、何はともあれ、良い映画でしたよ (´∀`) 高橋渉監督、高橋歩さんを連想してイラッとしなくもないんですけど(とばっちりにもほどがある文章)、スゲーできる人だと思いました。いろいろと文句も書いちゃいましたが、所詮は「オトナ帝国の逆襲」と「戦国大合戦」
以外の「クレしん映画」は追っていないニワカ野郎の駄文なのでね(こういう人、僕以外にも多そう)、この映画が好きな人はあまり気にしないでくださいな。
コミックス版。「クレヨンしんちゃん」の漫画も少ししか読んだことがなかったり。
きゃりーぱみゅぱみゅさんが歌う主題歌。非常に良かったです。
高橋渉監督作。評判は良さげですな。
原恵一監督作。そりゃあ、名作ですよ。
同じく原恵一監督作。そりゃあ、泣きましたよ。
鑑賞中、ずっと頭に浮かんでたアーノルド・シュワルツェネッガー主演作。
ロボ関連で泣ける映画といえば、これですよね。大好きでございます。
※一部の人に伝えたい備考
「クレヨンしんちゃん」には「ひろしの足が臭い」というネタがあって、今回の映画でもロボを倒すほどだったワケですけど、少し胸が痛くなったのは、僕も足が臭いからーー (ノД`) 足の臭いの原因は汗と細菌のコンビネーションだそうですが、とにかく蒸れるし、臭う。若いころから非常にコンプレックスだったのです。
だがしかし! こういう非常に親切なサイトが教えてくれるように、自分でケアすることで足の臭いは解消できる…できるのだ! もし「ひろしの足が臭いギャグって、自分のことのようで笑えないよぅ… (ノω・、) グスン」という読者がいたら非常に切ないのでね、僕が実践している足の臭い対策を書き残しておこうと思います。
① 角質を削る
足の臭いの原因の1つは古くなった角質だったりするワケですが、僕はとにかく足の角質が分厚くなるタイプなので、普通の軽石だけでは全然無理。金属の角質取りで削りまくってから、軽石で仕上げております。
僕が使っているのはコレでございます。
棒の先が微妙に鋭くなってまして、カリカリと角質を削れるんですね。
仕上げは軽石で。足の裏をなだらかにするのです。
② 固形石鹸で洗う
このサイトが言うように、普通のボディシャンプーだと保湿されてしまって、足の蒸れが加速するワケです。なので、ボディは近所のドラッグストアで安売りされているダヴを愛用しておりますけれども、足だけは、保湿のことなんぞ1ミリも考えていない“オーソドックスな固形石鹸”
で洗っております。
ちなみに顔も普通の石鹸で洗うようにしたら、吹き出物が出なくなりました (・ε・) ナーゼー
③ 5本指靴下を履く
足の指同士がくっついて、指の股に垢が溜まれば、そりゃあ臭って当たり前。その事態を多少なりとも防いでくれるのが、5本指靴下なのです。ビジュアル的に抵抗がある人もいるかもしれませんが、とにかく快適なのでね、ぜひ試してほしいところです。
快適としか言いようがないのです。
④ 靴の中に白い粉を撒く
“白い粉”なんて書くと、「すわドラッグか!(`Δ´;) ダメゼッタイ!」なんて過剰反応しがちですけれども(苦笑)、超オススメしたいのが足の消臭パウダー「グランズレメディ」。僕にはこれがスゲー効きました…な~んて書くとステマ記事みたいですが、本当に効くんだって!ヽ(´Д`;)ノ アアン 唯一の難点は、靴下が白くなることなんですが、足の臭いが気になる人は「騙された!ヽ(`Д´)ノ キィィ」と思って、一度使ってみてくださいな。
これが「グランズレメディ」だッ!
こうやって撒くだけで、驚くほど足の臭いが消えるのです (´Д`;) ホントダヨ
その他、「同じ靴ばかり履かない」とか、このサイトに書かれていることを実践すれば良いと思うんですけど、正直なところ、僕的にはとにかく「グランズレメディ」を試してほしいという強い気持ち、強い愛。この世から足の臭い問題がなくなって、「クレヨンしんちゃん」から「ひろしの足が臭い」というネタから消えるほどの威力があると思うのでね、悩んでいる人はぜひ~ (・∀・) オシマイ
リベンジ・マッチ(ネタバレ)

原題:Grudge Match
2013/アメリカ 上映時間113分
監督・製作:ピーター・シーガル
製作:ビル・ガーバー、マーク・スティーブン・ジョンソン、マイケル・ユーイング、ラビ・メータ
製作総指揮:ジェーン・ローゼンタール、ケビン・キング=テンプルトン
原案:ティム・ケルハー
脚本:ティム・ケルハー、ロドニー・ロスマン
撮影:ディーン・セムラー
美術:ウィン・トーマス
編集:ウィリアム・カー
音楽:トレバー・ラビン
出演:ロバート・デ・ニーロ、シルベスター・スタローン、ケビン・ハート、アラン・アーキン、キム・ベイシンガー、ジョン・バーンサル
パンフレット:★★★★(720円/読み物企画が充実してて大好き。ジョー小泉さんのコラムがナイス!)
(あらすじ)
若い頃にピッツバーグのボクシング界で実力を競い合っていた、ヘンリー・“レイザー”・シャープ(シルベスター・スタローン)とビリー・“ザ・キッド”・マクドネン(ロバート・デ・ニーロ)。全米で注目を集めていた2人のライバル争いは、1勝1敗という対戦成績で迎えた運命の第3戦の前夜、レイザーが突然引退を発表して幕を下ろした。それから30年が経ち、金儲けのチャンスだと確信したプロモーターから「もう一度リングに上がり、今度こそ決着をつける」というオファーが2人のもとに舞い込む。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
78点
※今回の記事は、「レスラー」
今年1月、「2014年に絶対観たい新作映画10本」なんて記事をアップしたんですが、その中にこの「リベンジ・マッチ」も入ってましてね。シルベスター・スタローン=ロッキー
とは言え、やはりこの作品は観るのが義務。「『ウィンター・ソルジャー』の2回目を観たいんだけどなぁ (´・ω・`)」なんてブツブツと文句を言いながら新宿ピカデリーに足を運んだら、上映回数が1日2回に減少しているとはいえ、40歳以上のオッサンたちで座席が半分以上埋まっていたからビックリ!(というか、女性は1人もいなかったと思う) 「この光景、どこかで見たような…」と記憶の糸を手繰ってみれば、そうだ! 池袋・新文芸坐の「バレット」&「ラストスタンド」の二本立て上映に行った時に似てやがるッ! 夜の荒野を心細く歩いていたら灯りが点いた一軒家を見つけたような気分になって(そんな体験、したことないけど)、落ち込んでいた気分がガンガンズンズングイグイ上昇!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタネ! ドキドキしながら観たんですが、程良く燃えましたYO!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォ!
パンフの最後に載っていた、素敵すぎる2ショットを貼っておきますね。抱いて!(問題のある文章)

正直、乗れない人がいるのもわかる感じではあって、そのことについては後で触れますけれども! とにかく僕はグッときちゃいました… (´Д`;) ハァハァ というかね、今、もうスタローンが好きすぎて、彼が体を鍛えて頑張っている姿を観るだけで確変状態に突入して涙が流れる体質になっているというか。アラン・アーキン演じる老トレーナー・ルイスに優しかったりとか、それだけで「ミッキーが生きてたら… (ノω・、)」と号泣しちゃったりしてね。スタローンったら、もう67歳なのに本当に頭が下がるというか、これからも頑張ってほしいものですよ。
スタローンが特訓する姿なんて、もう観られないんだからね!

生卵を飲むのはモロに「ロッキー」

でね、スタローン演じるレイザーが、全然スパーリングをしないというか、マススパーすらやらないから、「これはもしや…?」と疑っていたら、案の定、右目を失明していて… (ノД`) ヨリを戻した恋人サリー(キム・ベイシンガー)に止められて、一度は試合の出場を断念するものの、同じ造船所で働いていた同僚(解雇された)に「アンタの試合を楽しみにしてるんだ ( ´_ゝ`)」なんて言われちゃったら、「オレが戦う姿を見せることで、みんなを勇気づけられたら!ヽ(`Д´)ノ」とレイザーの男気がバーニング! 幼少時に「あしたのジョー」
「愛する人にこういう台詞を言われながらも戦いの場に向かう」というアコガレ、誰もが抱いているのではないでしょうか。

当然ながらデ・ニーロも素晴らしかった! デ・ニーロ演じるキッドは女たらしのクズ野郎であり、コイツがレイザーの恋人サリーを寝取ったせいで、3戦目は行われなかったんですが…。サリーとの間にできた子どもBJ(ジョン・バーンサル)とのエピソードがスゲー良いの。その親子関係を修復する様子は、「レスラー」
「レスラー」
ただ、この映画の方は全然救いがあって。キッドがしっかりBJに謝罪すると、ちゃんと許してくれるんですね(まぁ、ラムの方はもっと酷いから仕方ないんですが…)。バンテージを巻くキッドの前にBJが現れるシーンとか、涙で画面が見えなかったです… ( ;∀;) イイムスコダナ- BJ役のジョン・バーサル、なかなかカッコ良いと思っていたら、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の渋いマッチョだったブラッドを演じてたりもして。今後、要チェックだと思ったり。
デ・ニーロがレイザーに思いの丈を告白するシーンは、さすがの迫力でしたよ。

ジョン・バーサル、タフなムードが素敵なのです (〃∇〃) ウフフ

そして何よりも感動的なのが、クライマックスのボクシングシーン。67歳のスタローンと70歳のデ・ニーロが、あそこまで体を作り上げて、あそこまでの殴り合いを演じるなんて…。もう、頭が下がるとしか言いようがなくて。この過剰に湧き上がる「どちらにも負けてほしくない感」は「クライング・フィスト 泣拳」
ボクシングシーン、監督自身がボクシング好き&スタローンも全面協力ということで、迫力がありましたぞ。

一応、オチを書いておくと、試合は判定でレイザーが勝利(「1戦目はベストコンディション同士でキッドの勝利→2戦目はキッドが体調不良でレイザーの勝利」と考えると、非常にバランスがとれていると思う)。キッドがテレビ番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」に出演する様子をレイザーとルイスとプロモーターのダンテjr.(ケビン・ハート)が自宅のテレビで眺めて、映画は終わってました。
有名プロモーターの息子ダンテjr.。キャラ設定は良かったので、もう少し上手く話の中で転がせられたらなぁ。

その他、「スタローンとデ・ニーロの過去の映像を上手く使って(『レイジング・ブル』
あまり関係ありませんが、L.L.COOL J太郎名義の動画を貼っておきますね↓ 考えてる間に男がまた死んだ!
というのは、この映画、基本的にコメディ仕立てなんですよ。いや、もちろん67歳と70歳の老人がボクシングの試合をする話なんて、コメディでしか作りようがないとは思うし。ピーター・シーガル監督はあの男気ムンムンの傑作「ロンゲスト・ヤード」
総合格闘技の会場に2人が試合の宣伝に行く場面もちょっと不快で。確かに総合格闘技を観た老ボクサーが「男同士が抱き合うなんて ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」って感想を抱くのはあり得ますが、あの場面には他の格闘技へのリスペクトが感じられないというか。右目が見えないことの伏線が張られてたりするのは良いけどさ、あの場面の見せ方はもう少し考えてほしかったです。
ハッキリ言って、激怒したのがラスト。エンドクレジットが始まってすぐ、ダンテjr.とマイク・タイソンとイベンダー・ホリフィールドが登場して、「3度目の試合をする」云々のギャグがかまされるんですが、スタローンとデ・ニーロでホッコリしていた気分が台無しになっちゃって…。なんて言うんですかね、ピーター・シーガル監督的には「気が利いてるでしょ? (o^-')b」って感じなのかもしれませんけど、泣きながら余韻に浸っていた僕的には、超余計な描写としか言いようがなくて。せめてエンドクレジットの一番最後に入れて欲しかったです、マジで。
マイク・タイソンvsイベンダー・ホリフィールドの2戦目を貼っておきますね↓
ということで、ところどころでピーター・シーガル監督のドヤ顔が透けて見えて(被害妄想)、イラッとしてしまったものの、スタローンとデ・ニーロが超頑張ってくれたのでね、ちくしょう、大好きな映画でした (´∀`) スキヨ 「評判が悪いから…」なんて迷ってた僕がバカでしたよ(苦笑)。都内ではほとんど上映が終了してしまいましたが、まだ丸の内ピカデリーなら上映しているのでね、気になる人は観てみて!
ピーター・シーガル監督作。燃えて笑える良い映画ですが、オリジナル
スタローンとデ・ニーロが共演している映画。地味ですが、そんなに悪くなかったような。
このブログによく来る人ならチェックしといてほしい映画、その1。「ロッキー・ザ・ファイナル」
このブログによく来る人ならチェックしといてほしい映画、その2。あの時、八百長しなければ… (ノДT)
このブログによく来る人ならチェックしといてほしい映画、その3。あの時、寝坊しなければ… (ノДT)
このブログによく来る人ならチェックしといてほしい映画、その4。僕も明日から頑張ってみるYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン
先週の備忘録(2014/4/29~5/6)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓
火曜日、休日出勤&パブクローリング、断念… (´・ω・`)
水曜日、「タワレコ渋谷洋楽第二企画室」は楽しかった!(・∀・)
木曜日、「クレしん」映画を観に行ってアシパンの常連の方を目撃するも話しかけられず (・ε・)
金曜日、2回目のパブクローリング! ヽ(`Д´)ノ
土曜日、親友夫婦と「板垣恵介×吉田豪」→「アメスパ2」の4DX
日曜日、「WAKE UP! THE HERO!」→「80's !!!!!!!!」
月曜日、家族で井の頭公園→近くのホテルに宿泊
火曜日、モーニングビュッフェ→自宅で娘マナ子とお留守番 ( ´∀`)(´∀`し ウフフ
最初に断っておきますけど、今回の備忘録は「1日分多い&いろいろあった」のもあって、無駄に長くて読みにくいです。4月29日(火)は、休日出勤の後にパブクローリングをやろうとして断念したんですが、その話は置いといて。4月30日(水)、仕事を急いで終わらせて、向かったのはタワーレコード渋谷店。今月から始まる高橋芳朗師匠とバニラビーンズのリサさんのタッグによる定期イベント「タワレコ渋谷洋楽第二企画室」の観覧に行ってきました。
今年3月末に素敵すぎる“実用系選曲エンターテイメント番組”「高橋芳朗 星影JUKEBOX」が聴取率トップを取りながらも終了してしまった時は、憎悪のあまりにTBSラジオの聴取を止めようかと思ったものの、タマフルや「ジェーン・スー 相談は踊る」のことを考えるとそれもできず…。というか、ネガティブな気持ちに囚われていても良いことはないのでね、とりあえず同じコンビがまた始める「タワレコ渋谷洋楽第二企画室」を応援しようと。ハッキリ言って、最近の僕の洋楽知識は芳朗からの情報が8割(唐突に呼び捨て)→このイベントが終わってしまったら非常に困るだけに、ユースト中継もしてますけど、なるべく現場に足を運ぶつもりだったりします。
で、イベントなんですが、非常に楽しかったです (・∀・) イイ! 特に良かったのが、渋谷店の洋楽フロアの各担当がいろいろとオススメしてくる “バイヤーズチョイス”。ああいう雑多な音楽がかかる企画ってスゲー面白いというか。「LIFE!」のサントラと迷いながらも、結局、ROCK/POPS担当・土井仁志さん推薦の
Dottの「Swoon」を購入しちゃいました。これがまた非常に僕好みのアルバムで、現在、
「ヤバ歌謡」と交互でヘビーローテーションしております。この「タワレコ渋谷洋楽第二企画室」、毎月第2・第4月曜日の20時から1時間半配信されるそうなんですけど、僕的には次回の5月12日(月)も現場に行く予定でございます (^ε^) ウッフン
Dottの「Swoon」、非常に聴きやすくて、すっかり好きなアルバムになりましたよ。
5月1日(木)は、仕事中に「クレしん」映画を観に行った程度で、5月2日(金)は早めに仕事を上がって、2回目のパブクローリングに挑戦。その次の日、5月3日(土)はハードな二日酔いになってしまい、死を願うほど苦しんだものの、午前中一杯を使って回復し、お昼からは親友夫婦と「板垣恵介×吉田豪 スペシャル・トークライブ!」を観戦しまして。吉田豪さんが素敵なのはいつものこととして、尊敬する板垣恵介先生を初めてナマで観られたのが超感動的でね… (ノω・、) グスン 本当はね、先生に駆け寄って話しかけたかった。でも、出来なかった。遠くで思うだけだった。心で時間を止めてたの…って、唐突に40男が南野陽子さんの「話しかけたかった」を引用するのは気持ち悪いですな!ヘ(゚∀゚*)ノ ヒャッハー
朝から即“マックシング時のジャック・ハンマー状態”に陥りましたが、回復セットで持ち直しまして。
お昼からこのイベントへ。板垣先生と吉田豪さんの石井館長ネタ、幻想が高まって最高でした!
一応、「話しかけたかった」を貼っておきますね↓
イベント後、板垣先生ったら超気さくにファンのサインに応じていて、そんな姿を見るだけで胸がキュンキュンしたものの、親友夫婦との次の予定があったため、泣く泣く立ち去りまして…。新宿からJRで品川へ行って、そこから京急で平和島へ。シネマサンシャイン平和島にて、「アメイジング・スパイダーマン2」の4DX上映を鑑賞いたしました!(`∀´) フハハハハハ
この日は「アメスパ2」を観るため、Tシャツはスパイダーマン、パーカーはベノム仕様だったりしてね。
シネマサンシャイン平和島はBIGFUN平和島の中にあるのです。
BIGFUN平和島自体は、予想以上に高野政所さんが提唱するところの“バギー感”が強い場所というか。フードコートのやさぐれ具合とか尋常じゃなくて、劇場の係員さんたちもなんとなく他の場所より疲れ気味だったりしたのが印象的でしたね…(映画の感想は再来週あたりにアップするつもり)。鑑賞後はスムースに帰宅。前日のダメージが残っていたのもあって、タマフルを聴く余裕もなく、即爆睡してしまったのでした。
夕方には二日酔いが全快したので、フードコートでチャーシュー麺大盛り&半ライス(800円/890kcal)と…。
牛丼(うどんセット)(730円/820kcal)を食べちゃいました。そこそこ美味い!(・∀・) ソレナリ
「アメスパ2」の4DX上映、さすがに満席状態でしたよ。
5月4日(日)は超いろいろあったので、別でアップするとして。翌5日(月)は奧さん&娘のマナ子と井の頭公園に。本当は朝イチから行動予定だったんですけど、午前中は雨がパラついていたため、朝の11時まで寝られたのはスゲー助かりました (´Д`;) タスカッタ で、昼から3人で出掛けたんですが、もうね、初めて肩車できたのが超素晴らしかったのです。
これが肩車だッ!
今まではまだマナ子の体幹が弱かったのでやらなかったんですが、思い切って初チャレンジしたところ! マジンガーZの頭部にパイルダーが収まるようなフィット感。なんて言うんですかね、「今まで僕が41年間生きてきたのは、マナ子を肩に載せるためだったーー?Σ(゚д゚;) マサカ!」と思うほどの衝撃に包まれたというか。マナ子も超喜んでくれて、いつもはすぐに「ママー!ヽ川;´Д`)ノ」と泣きつくのに、この日に限っては、事あるごとに「パパー!ヘ(゚∀゚*し ハヤクノセロ!」と肩車を要求してきて…。なんか今年に入って元婚約者のメールにドキドキしたりして、あたしって、ほんとバカ。1日中、ずっとずっと念願だったジム・マジンガ気分に浸れたのは夢のようで、本当に本当に本当に最高の1日でしたYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!
マナ子のお気に入りは象。僕の頭を叩いて、上機嫌でした。
こんな乗り物にも一緒に乗ったりして。「動物農場」とはまったく関係ないので安心して!
オヤツに三福団子2本(みそ&醤油)(620円/400kcal)。美味しいけど、並んでまで食べなくても良いかも。
夜はファミレスで食事して、阿佐ヶ谷のホテルに宿泊。翌日はモーニングビュッフェを堪能しまして。昼前に帰宅したら、奧さんだけ出掛けて、僕とマナ子で夕方までお留守番。「トイ・ストーリー2」を一緒に観たりして、非常に仲良く過ごしました ( ´∀`)(´∀`し ウフフ 今回は混むのが面倒くさくて、近場の小旅行で済ませちゃったんですけど、夏か秋はもうちょっと良いところに泊まりに行こうと思っております。
モーニングビュッフェ、なかなか満足できましたよ。合計カロリーは計算しません(キッパリ)。
そんなワケで、今年のゴールデン・ウィークは超充実してました。何から何まで良いこと尽くめで、年明けから必死に働いた甲斐があったなぁと…。今週も金曜日は「『ヤバ歌謡』のヤバレコトーク!!!」が、土曜日は「アシパン9周年記念 超人オリンピック@渋谷AMATE-RAXI」があるのでね、仕事で行けないなんてことがないように、必死に働く所存でございます。以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。
2014年5月4日、クラブをハシゴした日の備忘録
2014年5月4日は、どうしても出勤せざるを得なかったんですが、夕方には切り上げるつもりでしてね。まずは、渋谷のイメージフォーラムで開催中のジャック・タチ映画祭に行って、宇多丸師匠オススメの「プレイタイム」
この日は「WAKE UP! THE HERO!」ということで、ヴァン・ダムTシャツとパニッシャーパーカーを着用。

お昼には、こんなツイートをしてみたりして。
今日は仕事を片付けたら、ジャック・タチ映画祭→アシパン「WAKE UP! THE HERO!」(http://t.co/dFc2CMOxZw)→三宿web[80's!!!!!!!!](pic.twitter.com/D5I9hcVEJU)の予定。超楽しみ!ヽ(`Д´)ノ
— カミヤマΔ (@kamiyamaz) May 4, 2014
ところが! なんとギリギリに行ったジャック・タチ映画祭が満席状態でして… (ノД`) クヤシイ まさかそれほど人気があるとは思わなかったですよ。まぁ、そこでションボリしてても仕方ないと、とりあえずビックカメラで奧さんにプレゼントするMP3プレーヤーを買ってから、19時を少し回ったくらいでアシパンに到着したんですが、これが大正解だったのです。
混んでいるのは「アクト・オブ・キリング」だけかと思ったら…。迂闊でしたよ (`Δ´;) オノレ

ということで、向かったのはアシパン。

パーティの参加料金は2000円/2ドリンクとリーズナブルでした (o^-')b オトク!

なぜ僕が19時開始のイベントに2時間遅れで行く予定だったかというと、絶対体力が保たないと思ったから。4月11日(金)の「アシッドたんぱ深夜便」でのDJニッチさんの特撮ソングDJプレイ自体は最高だったものの、著しく体力を削られた印象があって。あんなのが19時から23時まで続いたら、大げさじゃなく、間違いなく昏倒すると思ったのです。
がしかし! 現場に足を運んでしまったら、そんな心配なんて関係なく揺れる体。DJいぬさんの不穏かつアガる選曲からグッときて、DJニッチさんと高野政所さんの“僕のハートをワシ掴みにするプレイ”で、ノンストップ状態に突入。案の定、開始2時間でふくらはぎがパンパンになったものの、早めにカレーを2杯食べといたのがエネルギー切れを防いだのか、何とか最後まで楽しく踊りきったのでした (´∀`;) アブナイアブナイ
クラブに1杯500円のカレーだと…? どうせレトルトだろう(苦笑)と思いきや!

なんと本格的な旨さだったのです。2杯食べたけど、もう1杯トライしても良かったカナー。

いや、今までだって、タマフル関連の音楽イベントに行って、リズムに身を委ねて踊ったりはしてたんですけど、あくまで体を揺らすレベルというか。もう40代だし、若い人のように飛んだりはしないと思っていたんですが、全然そんなことはなかった。あれほど自分のテンションが上がるとは思いもよらなかったです。「男は度胸! 何でもためしてみるのさ ( ´_ゝ`)」なんて言葉がありますけど、本当にその通りですな…(しみじみ)。
何が素晴らしいって、大好きな特撮ソングが大音量で流れるだけでなく、まぐわいあさんのVJのおかげで、未見の番組でも「カッコイイ!」と盛り上がれるし(特に「ガオガイガー」にはときめいた!)、知ってる場合はなお盛り上がるという素敵仕様。特撮&アニメ中心と思わせて、「スパルタンX」→「ポリスストーリー」→「少林サッカー」の流れとかも(すべてファンコットRemix)、映像と相まってマジ最高でした。ウルトラマンレオのファンコットRemixの時にシルバーブルーメの回をチョイスするセンスにも痺れましたね~。
とりあえず「少林サッカー」のテーマのファンコットRemixを貼っておきますね↓
というか、今回、あらためて思ったのが、「普通に聴く」のと「クラブで聴く」のは全然違うということ。いや、これってミュージシャンのライブでもそうだと思うんですけど、特に「仮面ライダーアマゾン」のファンコットRemixの盛り上がりと言ったら! もちろんイヤホンで聴いても楽しい気はしますが、あのヤバいグルーヴは絶対体感できないじゃないですか。前も例えましたが、家で聴くのは“キレイな侠立ち”であって、現場で感じることで“完成した侠立ち”になる…って、ワケがわかりませんかね。そうなると、最近、よく聴いてる「ヤバ歌謡」
政所さんに教えてもらったんですが、レオパルドンのこの曲が超イイ感じで使われていたのです↓ スゲェなぁ…。
何はともあれ、終わってみれば、ジャック・タチ映画祭が満席だったおかげで序盤から参加できて良かったなぁと。最後のMCで政所さんがおっしゃってて、非常に共感したんですけど、僕の理想のパーティはコレでしたよ。仕込みの関係上、今後は半年に一度ぐらいのペースでおこなわれるみたいですが、ぜひまた行きたいと思っております (´∀`) タノシミー
DJいぬさんで一番アガッたのは「黄金バット」だったり。「かえせ!太陽を」もスゲー良かったね。
DJニッチさんはウルトラ関連の曲(ウロ覚え)の後に「ジャッカー電撃隊」を連続でブチ込んできたのが素敵でした。
「デンジマン」のEDもナイス選曲だったなぁ。大人になってから聴くと、不安商法っぽい気もしますがー。
政所さんは「GARO」も良かったです。クラブでの迫力が全然違う!
なんとこの曲は3回流れました (´∀`) EDは2回流れましたよね、確か。
ということで、23時にパーティは終わったんですけど、脳裏をよぎったのが、DEEP 12th IMPACTでの桜井"マッハ"速人選手vs長南亮選手。「この試合の3週間後にマッハ選手はプライド武士道への出場が決まっている→舐められてる!ヽ(`Д´)ノ」と激怒した長南選手が相手の目を蹴り上げて勝利し、マッハ選手はプライド武士道への出場をキャンセルするハメになったのですが…。「WAKE UP! THE HERO!」の後に他のクラブイベントに行こうなんて、僕も舐めてたのかもしれませぬ。もう足はパンパンで、体もクタクタ、顔は背脂マシマシ状態。もし「リベンジ・マッチ」のキム・ベイシンガーが側にいたら「やめて、体はもう限界よ!ヽ(´Д`;し」と止めてくるレベルであり、正直、ちょっと帰りたくなりつつも! 朝、チェックしたやじうま占いを思い出したのです。
「想っている人がいるならアプローチをかけて」…だと!?

そうなんですよ、そう言えば! 「80's !!!!!!!!」に行きたかった理由は、「もともと80年代の曲が好き (・∀・) サバイバーダケド」というのもありますけど、「宇多丸師匠を筆頭にタマフルの関係者が大量に来る→いろいろとお話できるカモ!? (*゚∀゚)=3 ムッハー」という要素も魅力だったワケで。一度は三宿webに行ってみたいし、始発前に離脱→タクシーで帰宅しても2000円ぐらいの距離だし…。気を取り直した僕は、心の中のキム・ベイシンガーを説得&汗ばんだ肉体に8x4MENを吹きかけて、いそいそと徒歩で向かったのでした。
タマフルリスナーの男性、8割が愛用している8x4MEN(勝手な統計)。花王よ、また番組スポンサーになっても良いんだぜ?

ちょっと迷って三軒茶屋まで行ったりもしましたが(苦笑)、無事到着。

この中で「80's !!!!!!!!」が開催されているのです。料金は2500円/1ドリンク。

中に入ってみれば、予想外にアットホームな雰囲気というか、ストレートに書くと狭くてビックリ。いや、だって、宇多丸師匠とか西寺郷太さんとか藤井隆さんといった芸能人がDJするような場所だから、代官山UNITの上のフロアぐらいの広さだと勝手に思い込んでて。僕のすぐ横を藤井隆さんが通り過ぎるような事態が普通に起きるとはまったく想像してなかったですよ。
さらに、カウンターでお酒を注文しようとしたらすぐに宇多丸師匠と会いまして。「後で飲みましょうね (▼∀▼) フフフ」なんて気さくに言うから、「なにこの空間!∑(゚Д゚;)」と逆に引くというか。近くにたわわちゃんやコメカミさん、サクライさんといった“アシパンがキッカケで仲良くなった方々”がいて、合流できたのは非常にホッといたしました(中学の時の友だちと一緒にいる気分)。その後、「シッチェス映画祭」の時にお会いしたもんそんさんや、その他のリスナーさんともお話したりしてね。
早い時間、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズの「カモン・アイリーン」が流れたのがスゲーうれしかったです。
で、一応、勇気を出して、ジェーン・スーさんや高橋芳朗師匠、古川耕さん、橋本Pに話しかけまして。あーだこーだと僕のつまらない話を優しく聞いていただいて、勝手に満足いたしましたよ (`∀´)オホホホホホ 音楽に関しては、「WAKE UP! THE HERO!」の時のような「ああん、足が止まらない!ヽ(´Д`;)ノ」という赤い靴を履かされたような状態には陥りませんでしたが(苦笑)、80年代の洋楽って、僕的には小さいころに長姉がよくテレビやラジカセで聴いてたことで親しんだのでね。昔を懐かしみつつ、体を揺らして楽しませていただきました。
ただ、曲名が全然わからないから、こういう有名な曲しか貼れないという洋楽弱者だったり (´∀`;) エヘヘ
とは言え、やはり一軒目のダメージは大きくて、3時ごろには限界が来て。再度、たわわちゃんたちがいる場所に戻ってグダグダしつつ、もうそろそろタクシーで帰ろうかと思ったところ! 宇多丸師匠がやって来て、テーブルにいた4人にシャンパンを振る舞ってくれたのです!(さらに後から来たもんそんさんにもちゃんと奢ってあげてた!) しかも、超フレンドリーに愉快な話をしてくれましてね… (ノω・、) アリガタヤ テーブルにいた全員の目がすっかりハート状態になっていて、僕も「ライムスター宇多丸は神だと思っている」とキングカズのもんじゃコピペを改変して、ネットに流そうかと思うほど感激しましたよ。ちなみに「クレしん映画」を3本しか観てないことを伝えたらダメ出しされたので、近々全作品観ようと思っております。
これが宇多丸師匠に奢ってもらったシャンパンだッ!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!

宇多丸師匠が去った後、本当に体力が底をついたので、帰ろうとしたら、なんと高橋芳朗師匠に呼び止められまして。「『セレステ∞ジェシー』の感想で、僕の番組がキッカケで観に行ってくれたのがうれしかった ( ´_ゝ`)」と言われたのです。よくよく考えれば、「現在のわたしは烈海王にだって勝てる!!!」なんて残念な文章を読まれているのが凄まじく恥ずかしいんですが、これはうれしかったです~ (〃∇〃) グフフ
その後、「芳朗って、音楽だけじゃなく映画のことも詳しいから参っちゃうぜ ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」なんてタメ口で褒めてみたところ(少しウソ)、「あれは全部、宇多丸さんのおかげなんですよ ( ´_ゝ`)」「本当に彼には助けられてる ( ´_ゝ`)」なんて、ちくしょう、超謙虚&良い感じ!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン! なんて言うんですかね、そこに宇多丸師匠と芳朗師匠の信頼関係と友情が見えて、超グッとくるというか。前に「HAPPY SAD」で聴いたエピソードとか思い出して、ジーンとしたのです…。
たわわちゃんに撮ってもらった芳朗師匠との2ショットを貼っておきますね。

いや~、思い切って行って良かった! 体力ゲージはゼロに近かったハズなのに、クラブの外に出てみれば、今夜の余韻に浸りたくなって。

収録されている「Talk to You」を貼っておきますね↓ こういうの好き。
以上、2014年5月4日、たぶんずっと忘れない夜の備忘録でした (・∀・) オシマイ
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2014年5月9日(金)にオススメしたい素敵なイベントの話
※今回の記事は、なんとなく面倒くさいので、読まなくても良いかもしれませんが、ヒマな人は読んで!
午前0時、日付が変わった2014年5月9日、つまり本日は金曜日であり決戦の日! 外を歩けば、少し気が多い吉田美和さんが泣いたり笑ったりしながら「アウアア~!ヽ川`Д´)ノ」などと吠えていたりするワケですが(失礼な文章)、ひと昔前は花の金曜日=花金なんて言われてたりしただけに! 当然ながらみなさん、この日の夜はすでにスケジュールが埋まっているとは思うのですけれども! がしかし! もし今日の19時以降、まったく予定が決まっていない方がいましたら、ぜひオススメしたいイベントが「DJフクタケ presents『ヤバ歌謡』のヤバレコトーク!!!」なのです!ヽ(`Д´)ノ
今年2月に発売されて好評な「ヤバ歌謡」の宣伝動画を貼っておきますね↓
このイベント、ヤバい昭和歌謡を流しながら、「ヤバ歌謡」を出したDJフクタケさんと音楽ライターの高橋芳朗さんが愉快な音楽談義を繰り広げる中、タマフルの構成作家でお馴染みの古川耕さんが切れ味鋭い茶々を入れていく(なんだこれ)…という内容でして。さらにはヤバい洋楽もドカドカ聴けるということで、このブログの読者の割合がどれくらいなのかはわかりませんが、タマフルリスナーなら高確率で行きたくなるのではないでしょうか。
というのは、今年に入ってタマフルでは音楽関係の企画がいくつかありましたけど、特に「女優さんがうたう歌特集 by 藤井隆」とか「本当はヤバい歌謡曲の世界特集 by DJフクタケ」とか「日本酒と日本の歌特集by コンバットREC」とかの“友だちの家でオススメのCDを聴いているムード”がスゲー楽しかったじゃないですかぁ… (´Д`;) ハァハァ
この特集、楽しかったですな~。
それが今度はナマで、しかも飲食をしながら楽しめるなんて夢のよう。今、目を閉じれば、阿佐ヶ谷ロフトのフロアでプレミアムモルツ生を片手に「グーグー、キューキュー、お腹が鳴るよ~♪ (´∀`し ウフフ」と「いってみよう やってみよう」の歌を口ずさみながら、ソースカツ丼とキーマカリーとバターチキンカレーの到着を待つ己の姿が見えてくるほどなのです。
DOMMUNEの動画を貼っておきますね↓ スゲェ!∑(゚Д゚)
ということで、今日は僕もいつもの倍の速度で働いて、夜の18時には阿佐ヶ谷ロフトに到着している予定でございます。もしこの駄文を読んで興味が湧いた方は足を運んでみてくださいな。そして、明日(土)は「アシパン9周年記念 超人オリンピック@渋谷AMATE-RAXI」の方にもぜひ!ヘ(゚∀゚*)ノ オシマイ
「アシパン9周年記念 超人オリンピック@渋谷AMATE-RAXI」をオススメする3つの理由
※今回の記事は、なんとなく面倒くさいので、読まなくても良いかもしれませんが、ヒマな人は読んで!
午前0時、日付が変わった2014年5月10日、つまり本日は土曜日でありタマネギの日! 週休二日制が浸透した日本社会では“当然のように休日ヅラをしている日”であり、みんなどこかへ楽しそうに出掛けているのに、自宅アパートの一室でせっかく作ったポトフを見つめながら「どうしてお前と私だけ、こんな目に遭うのかしら… 川ノω・、)」なんて斉藤由貴さんが嘆いていたりするワケですが、しかし! もし本日、まったく予定が決まっていない方がいましたら、ぜひオススメしたいイベントが「アシパン9周年記念 超人オリンピック@渋谷AMATE-RAXI」なのです!ヽ(`Д´)ノ
フライヤー画像を貼っておきますね↓ 開催される場所はアマテラグジイなので気を付けて!
もうね、このイベント、あらゆる角度から観ても素晴らしいとしか言いようがなくて。特に、当ブログの読者の割合がどれくらいなのかはわかりませんが、タマフルリスナーなら高確率で行きたくなるイベントではないでしょうか。同イベントの見どころに関してはこちらの愉快なポッドキャストを聴けば十分だとは思いますけど、とりあえず僕がオススメする3つの理由を書きだしてみますね↓
<① 出演者が超豪華すぎる!>
アシパンのサイトをチェックしてみれば、超豪華な出演者揃い。コピペして貼ってみると、こんな感じなワケですよ↓
DJ&LIVE フロア(B1)
14:00 hayabusa×抹(DJ&LIVE)
14:40 プリキュアおじさんとキュアベンジャーズ(DJ)
15:20 KAZUHIRO ABO(DJ)
16:00 秘密結社MMR(LIVE)
16:15 ディスク百合おん(LIVE)
16:30 フクタケ(DJ)
17:10 DPG vs ブラックDPG(LIVE)
17:50 Michelle Sorry(DJ)
18:30 DJ17 a.k.a 杉山真也 TBSラジオアナウンサー(DJ)
18:50 BOOL(LIVE)
19:05 hy4_4yh(LIVE)
19:20 DJ JETBARON(DJ)
20:00 CLOSE
司会:DJ急行
VJ:ch17、沼、s.r.b.n
トークフロア(1F)
14:00 橋本吉史TBSラジオプロデューサー(トーク)
14:30 ダサTウォーズ with 伊賀大介(企画)
16:00 ジェーン・スー(トーク)
16:30 古川耕(トーク)
17:00 高橋ヨシキ(トーク)
17:30 しまおまほ(トーク)
18:00 泥団子食べ太郎 Presents ゲスレース(企画)
18:30 デビルスコーピオン(LIVE)
18:45 劔樹人(トーク)
19:15 久保ミツロウ&能町みね子(トーク)
20:00 CLOSE
司会:浮き輪&ドゥーン平気
有名DJにアイドル、アナウンサー、ラジオ番組のパーソナリティ、スタイリスト、構成作家、映画評論家、コラムニスト、漫画家、そして怪しげな超人たち…。そんな単体でイベントができるレベルの人たちが1つのイベントに集まるなんて、まさに「アベンジャーズ」級のオトク感じゃないですか。これが2500円で楽しめるってのは、マジで安いというか、むしろ500円ぐらいなら余計に払いたいほどだけど、実際には僕はアシパンのタニマチなので、ちゃっかり2000円で入場する予定なのでした (´∀`) ナンダソリャ
<② 企画が面白すぎる!>
ライブ、DJ、トーク、さらにDPGはプロレスもやるそうで。もうね、それだけでも盛りだくさんすぎて「腹ン中がパンパンだぜ ( ´_ゝ`)」って感じなんですが(苦笑)、さらに注目したいのが2つの企画。1つ目、14時30分からの「ダサTウォーズ with 伊賀大介」は、僕も何度か観たことがあるイベントであり、詳細はこちらのまとめを読んでいただければと思うんですけど、「ダサいTシャツを競う」ということがこれほど面白いとは思わなかったというか。観ているうちに「ダサいって何だろう (´・ω・`)」なんて考え始めたりもしてね。しかも、伊賀大介さんのコメント力がまた素晴らしくて、まさにハズレなしの企画なのです。
そして2つ目が18時からの「泥団子食べ太郎 Presents ゲスレース」。この企画自体は見たことがないんですが、泥団子食べ太郎さんのトークは聞いたことがあって、そのゲスさたるや! 万人に薦められるかどうかは別としても、トークフロアのコーナーの中では最もヤバくなりそうな気がして、非常に楽しみにしております。ちなみに両企画とも出演者を募集しているので、「我こそは!ヽ(`Д´)ノ」と思う方は参加してみてはいかがでしょうか。
<③ “クラブに行く機会”としてベスト!>
最後はちょっとクラブ初心者向けの文章になります。先日、「酔っぱらいナイト」に行った時のこと。イベント終了後、お会計をしようとしたら、このブログを読んでくれているという男性に声を掛けられまして。ハッキリ言って、こんな駄文を面白がっていただけるだけでありがたいのに、いろいろと褒められちゃったら、食べちゃいたいくらい愛おしくなって、つい頭からボリンと食べてしまったというね(グロ注意)。
まぁ、もちろんそれはつまらないウソとして(苦笑)、「アシパンのオフ会とかイベントとか来てくださいよ~」なんて言ったら、「いや、僕はクラブとか行ったことないんで… (´∀`;) エヘヘ」なんておっしゃってまして。なんて言うか、少し前までの自分を見ているかのようだったのですけれども! そんな方こそ「アシパン9周年記念 超人オリンピック@渋谷AMATE-RAXI」に来てほしいのです。
まず、明るい時間帯から始まるからお店に入りやすいし、客層も草食系の方が多いというか、AMラジオリスナー臭がプンプンする人が多数なので、雰囲気も柔らかめ。さらに、トークイベントと音楽イベントの両方の楽しさが味わえる上に出演者も多彩なので、幕ノ内弁当のようにいろいろと楽しみながら“自分に何が合うか”を確認できたりもしてね。これほどクラブ初心者にピッタリなイベントはないだけに、ぜひ来てほしいと思う次第でございます ( ・ω・ ́) キリッ
ちなみに2012年のダイジェスト動画があったので、貼っておきますね↓
ということで、ダラッと駄文を書いちゃいましたが、いかがでしょうか。一応、僕は休日出勤なんですけど、イベントにはオープンから行こうと思っております(で、残念ながら夕方には帰る予定)。間違いなく面白いイベントなので、興味がある人はぜひ! そして、ハマった人はその後のアフターパーティにもぜひ!ヘ(゚∀゚*)ノ オシマイ