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ガンズ・アンド・ストレンジャー(ネタバレ)

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ガンズ・アンド・ストレンジャー



原題:El Gringo
2012/アメリカ 上映時間99分
監督・編集:エドゥアルド・ロドリゲス
製作:コートニー・ソロモン、モシュ・ディアマント
製作総指揮:スコット・アドキンス、グレゴリー・ウォーカー、スティーブン・A・フランケル、ボビー・ランゲロフ、アラン・ゼマン、ジョエル・シルバー
脚本:ジョナサン・ストークス
撮影:ヤロン・レビ
美術:ネイト・ジョーンズ
衣装:キム・マルティネス
編集:ドン・アダムス
音楽:ルイス・アスカーニオ
出演:スコット・アドキンス、クリスチャン・スレイター、イベット・イェーツ、ソフィア・シスニエガ
(あらすじ)
男(スコット・アドキンス)は追われていた。美しいビーチでの優雅なひとときを夢見ながら、大金の入った鞄と血塗られた過去を抱えて砂漠を越え、国境の小さな町へと足を踏み入れた。しかし、よそ者に異常なまでに冷たいこの町で男は次々とトラブルに巻き込まれてゆく。やがてそれは酒場の美人店主、町の愚連隊、町を牛耳る保安官にコソ泥の少女、そして男と大金を追って町へやって来た不良警官ら、一癖も二癖もある連中を巻き込み、事態は予想だにしないヴァイオレンスを巻き起こしてゆく!  一体男は何者なのか?そして大金の行方は?! (以上、amazonより)

予告編はこんな感じ↓




50点


ここ1年は、Blu-rayやDVDで鑑賞した映画は感想をまとめて書いているんですが、今回の映画に関しては、「① 『未体験ゾーンの映画たち 2014』で観るつもりだった」「② 最近、スコット・アドキンスを応援したい気持ちが強まっている」「③ 映画『サンブンノイチ』に出て来た“映画通”のキャラクターのように『クリスチャン・スレーターって、なんで日本では評価されないんだろう?』と常々思っている人に現在の彼の活躍振りが伝わってほしい」などの思い入れがあるので(1つだけイヤミな文章)、単独の記事としてアップしておきますね。先日、レンタルしたんですけど、中盤のガンアクションが超良かった!ヽ(`Д´)ノ サイコー!

ハッキリ言って、全体的にはずっとイライラしながら観てました。例えば、スコット・アドキンス演じる主人公が「アカプルコに行きたい」みたいな台詞を言うと、いちいちユニークな擬音とともにアカプルコのイメージ映像が出てきたりとか(3回くらいやる)、こういう演出を面白がれる人なら良いかもしれませんが、僕は結構苦痛でして。チャカチャカした編集も好みじゃないし…。なんて言うんですかね、中途半端な“ガイ・リッチーのフォロワー映画”って感じ。最近の傾向として、「画面が止まって、キャラクターの顔と名前が“いかにも気が利いている風”に紹介される演出」がある作品って、駄作の可能性が高い気がします(まぁ、「デス・レース」とか嫌いじゃないのもありますが)。

物語も「なんだかなぁ (・ε・)」って印象。例を挙げると、「麻薬カルテルが支配している町→ヨソ者に冷たくするように指示されている→水一杯すら売ってくれない」割には、「町で金を使わせるため」という理由でババァが主人公にバスの出発時間を教えなかったりと(誰も売ってくれないのに?)、「なんでそうなるの?(゚Д゚) ハァ?」と思うところがスゲー多いのです。

特に、主人公と恋仲になるバーの店主アナ(イベット・イェーツ)とか超イラッとして。だって、この女も主人公に正当な料金で水を売らないわ(最終的にはお湯を売ってたけど、大金を払わせてた)、バッグ(大金が入ってる)の中を勝手に見て激怒して外に投げる→主人公はバッグを盗まれて大変なことになるわと、散々意地悪しておきながら、唐突に「街を救って!ヘ(゚∀゚*し」みたいなことを言い出すから、「なんだそりゃ ( ゚д゚)、 ペッ」と。


なんとなく失笑するジェイソン・ステイサムを貼っておきますね(「ブリッツ」より)。
三角絞めでつかまえて-なんだそりゃ


後半になるといきなり“悪党どもに反抗してたキャラ”にトランスフォームしてたけど、あの水とバッグのくだりが本当に不快だったので、この女には1ミリも乗れませんでした。ちょっと驚いたのが濡れ場のシーンで、一瞬だけオッパイが映るも乳首が確認できなかったのはニップレスを貼っていたのでしょうか…って、どうでも良いですかね ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ その他、フラカ(ソフィア・シスニエ)というコソ泥女が何度もバッグを盗もうとする展開も、無策な主人公がバカにしか見えなくて、凄まじくストレスが溜まりましたね。

そして、クライマックスもつまらない。実は悪徳警官だったウェスト(クリスチャン・スレーター)を射殺した後(3発撃ったのは、奴のせいで死んだ警官の数?)、主人公はアナを救いに町に戻るということで、派手な銃撃戦が展開するかと思いきや! 主人公が大金をバラ撒きながら歩くと、町の住民たちが突然“何か”に目覚めて、事態が収拾していく…って、自分で書いていてもサッパリ意味がわからない!Σ(゚д゚;) ヒィ 市井の人たちがギャングに従うのって、「金をもらってる」云々以前に暴力が怖いからじゃないのかなぁ…。

伏線回収っぽく、コソ泥フラカや犬が助けてくれたりもするんですが、それもまったく上手くなくて。最後は建て直したバーでアナに名前を訊ねられて、主人公が答えようとしたところで終わってましたけど…(役名は「THE MAN」で、劇中で本名は明かされない)。別に大して気が利いてないオチのくせに監督のドヤ顔が透けて見えるようで、なかなか不快でした。検索してみたら、監督のエドゥアルド・ロドリゲスはあの「ドルフ・ラングレン ダブル・トリガー」を撮った方ということでね、もう二度とこの監督の映画は見ないようにしようと固く誓いましたよ。

って、文句ばかり書いていますけど、スコット・アドキンスが中盤に町中で繰り広げるガンアクションは超最高だった!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ 月号は定かじゃないんですが、映画秘宝ギンティ小林さんが「その部分は」評価してたのもスゲー頷ける。飛びついて腕を固めながら射殺したりと、創意工夫に満ちていてエキサイティングであり、アクション好きなら必見のクオリティなのです。序盤と後半のアクションが実に凡庸だったので、この場面だけ別の人が監督したんじゃないかと疑ってしまうほど。

ラスト、息も絶え絶えのボスが「たった1人で止めることはできない」「メキシコのギャング全員は殺せまい」とか言ってたんですけど、このシーンでの戦闘力の高さを考えると、「主人公1人でも全然大丈夫では? (・ω・;) ウーム」とスムースに思ったり。それ以外で好きだったのは、エンドクレジットで流れたManowarの「El Gringo」(原題と同じで「ヨソ者」的な意味)。非常にカッコ良くて、CDが欲しくなりました (´∀`) ウフフ


Manowarと聞くと「モナ王」を思い出す…って、面白い? (・∀・) ネェネェ




ちなみに悪徳警官役のクリスチャン・スレーターは「バレット」に続いて、実に小悪党が似合う役者になっていて。アクションを披露するワケでもなく、手垢にまみれた「お前とオレは同じだ (;`∀´)」トークを始めた時は、なんかね、少し寂しい気持ちになりました… (´・ω・`) ションボリ 昔はともかく「今は日本だけでなくアメリカでも評価が低いんじゃないかなぁ」とあらためて思った次第。

そんなワケで、僕的には「田舎町って意地悪でイヤだな… ('A`)」と思わされるような映画であり、あまりオススメしたくはないんですが、しかし! 中盤のガンアクションだけは本当に面白かったので、アクション映画が好きな方はこのシーンだけでも観るべし!m9・∀・) ビシッ




エドゥアルド・ロドリゲス監督作。ドルフ・ラングレンが出演していますが、面白くはないです。



スコット・アドキンス主演で一番好きなのはこれですかね。僕の感想はこんな感じ



「El Gringo」が収録されたManowarのアルバム。買っちゃおうかなぁ。



似たような邦題のクリスチャン・スレーター出演作を貼っておきますね。




グランド・ブダペスト・ホテル(ネタバレ)

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グランド・ブダペスト・ホテル

グランド・ブダペスト・ホテル

原題:THE GRAND BUDAPEST HOTEL
2013/イギリス、ドイツ 上映時間100分
監督・脚本・発案・製作:ウェス・アンダーソン
発案:ヒューゴ・ギネス
製作:スコット・ルーディン、スティーヴン・レイルズ、ジェレミー・ドーソン
製作総指揮:モーリー・クーパー
共同製作:ジェーン・フレイザー
撮影監督:ロバート・イェーマン
プロダクションデザイン:アダム・ストックハウゼン
編集:バーニー・ビリング
音楽スーパーバイザー:ランドール・ポスター
音楽:アレキサンドル・デスプラ
衣装デザイン:ミレーナ・カノネロ
アソシエイトプロデューサー:オクタヴィア・ペイセル
出演:レイフ・ファインズ、トニー・レヴォロリ、F・マーレイ・エイブラハム、マチュー・アマルリック、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラム、ハーヴェイ・カイテル、ジュード・ロウ、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、シアーシャ・ローナン、ジェイソン・シュワルツマン、レア・セドゥー、ティルダ・スウィントン、トム・ウィルキンソン、オーウェン・ウィルソン
パンフレット:★★★★★(820円/非常に良い出来。福田里香先生のフードコラムが載ってるのがナイス!)
(あらすじ)
1932年、品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュのグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、究極のおもてなしを信条に大勢の顧客たちをもてなしていた。しかし、常連客のマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまう。グスタヴは信頼するベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)と一緒にホテルの威信を維持すべく、ヨーロッパ中を駆け巡り……。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




80点


尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「たまむすび」での紹介を聞いて面白そうだと思っていたところ、ムービーウォッチメンの監視対象に選ばれたので、角川シネマ新宿で観てきました。素晴らしい映画でしたな!(・∀・) ヨカッタ


角川シネマ新宿の4Fロビーにはこんな展示が。力が入ってますな~。
角川シネマ新宿の展示

場面写真のパネルもありましたよ。ちなみにTCGカードを使って1300円で観ました (o^-')b オトク!
パネルもありました

新宿シネマカリテの展示も撮影したので貼っておきますね。階段付近はこんな感じ。
シネマカリテの階段付近

ロビーの奥には水槽を使った展示がありました。スゲー凝ってるね。
水槽の展示

中をのぞくとオオグソクムシがいたのです (´Д`;) キモイ... 映画と何の関係があるのかと思ったら…。
オオグソクムシが!

なんと関係ナッシング!Σ(゚д゚;) ナンデスト! シネマカリテ、大丈夫なのかな…。
映画とは関係ナシ!

記録として、新宿武蔵野館のロビー奥にあった展示も貼っておきますね。
新宿武蔵野館でも展示


いや、スゲー良い映画だと思いました。ウェス・アンダーソン監督の映画は今まで「ファンタスティックMr.FOX」「ムーンライズ・キングダム」の2本しか観たことがないんですが、そのどちらよりも完成度が高くて、込められたメッセージも深かった印象。その脳内世界のクオリティの高さに感心するし、それが多くの人に受け入れられるモノになっているのもスゴイし、これだけの豪華スターが出演していながらビシッと100分に収まっているのも素晴らしい。「ウェルメイド」という言葉は彼の作品のためにあるような気がするほどであり、もうね、「極めてやがる… (`Δ´;) ヌゥ」としか言いようがないのです。


僕の気持ちを代弁する本部以蔵の画像を貼っておきますね。
極めてやがる


町山智浩さんの紹介でも触れられているように(ブログでも書かれてますな)、シュテファン・ツヴァイクという作家がモデルになっていたりとか、“古き良き時代のハリウッド”のスクリューボール・コメディにオマージュが捧げられていたりとか、時代によってアスペクト比(画面比率)を変えていたりとか、100分の上映時間の中にいろいろな要素がギュッと詰め込まれていて。例えば、パンフレットに載っている監督インタビューを抜粋してみるとこんな感じ↓


ーーグスタヴがゼロと共に盗んだ絵画、「少年と林檎」の代わりに置いていく絵は、エゴン・シーレの作品を真似ていますね。あなた自身、シーレに代表されるあの時代のアール・ヌーヴォーウィーン文化に愛着があるのでしょうか。

( ´_ゝ`)
「そうなんだ。だからこの映画はアール・ヌーヴォーウィーン分離派(※19世紀末の画家グスタフ・クリムトを中心にしたグループ)のムーブメントからすごく影響を受けている。ビジュアル的なスタイルもね」



何が何やら!Σ(゚д゚;) ヒィィィ! 恥ずかしながら“学”のない僕ですよ、「ヌーヴォー」と聞いても美味しいエアインチョコ地獄先生を連想しちゃうし、「ウィーン分離派」なんて言われても「リサリサの脚を撫でるカーズ」ぐらいしか浮かばないのですが、まぁ、そんな感じでさまざまな要素が入っている様子。だからこそ作品解説がしっかり載っているパンフの存在が非常に助かるということでね(苦笑)、ぜひみなさんにも買ってほしいところでございます。僕的には宇野維正さんと福田里香先生のコラムがタメになりました (o^-')b オススメ!


関係ありませんが、「リサリサの脚を撫でるカーズ」を貼っておきますね(JOJO第2部より)。
リサリサの足を撫でるカーズ


とは言いつつも、そういうネタの数々がわからずとも、絵本のような可愛らしい画面の中で繰り広げられる独特のユーモア溢れる演出を観ているだけでも十分楽しいから、ノー問題。特に、主人公であるコンシェルジュのグスタヴとロビーボーイのゼロのやり取りが非常に愉快で、それだけで顔がついほころんでしまうのです(香水を巡るくだりで、グスタヴが謝罪する展開は笑いながらも涙!)。僕的にグッときたのは、クライマックスの“スキーとそりのチェイスシーン”で、チープさも含めて見事にスリリングで愛らしい場面に作り上げていて、ちくしょう、「天才め!(`Δ´;) オノレ」とあらためて“天才認定”をせざるを得ませんでしたよ(なにこの文章)。


こういう場面の一つ一つが絵になる感じ。
素敵な画面構成

見てよ、この画面のキュートさ! よくわからないけど死にたくなりますな。
可愛い場面

この2人のやりとりもとにかく気が利いてて最高なのです。
好感が持てる主人公2人

一番良かったのは、クライマックスのチェイスシーン! 愛らしすぎて発狂しそうでした。
素敵なチェイスシーン

そして“紐切り空手”でお馴染みの鎬昂昇の画像を貼っておきますね。
三角絞めでつかまえて-鎬コウショウ


念のため、覚え書きとして“最後の展開”を書いておくと、あーだこーだとドタバタした挙句、グスタヴの“マダムD殺し”の容疑が晴れて、普通にハッピーエンドになるかと思いきや! 「序盤と同じように列車内で軍人にゼロを侮辱されると、またキレたグスタヴが今度は射殺されてしまう」という悲劇的なオチを迎えちゃうから超ビックリですよ。ただ、その後、「その物語が今の時代の読者に届いて終わる」ということは、直接的ではないものの、「グスタヴの“志”は物語を通じて後世の人に伝えられていく」ってことじゃないですか、たぶん。というか、「この映画自体がツヴァイクの“想い”を世界に伝えるために作られた」と考えるなら、あえてこういう終わり方にしたウェス・アンダーソン監督の誠実さに胸を打たれます…って、間違った解釈だったらゴメンネ (ノ∀`) テヘ


序盤と同じ展開でグスタヴが殺されてしまったのは、「時代が変わった」ということでもあるんでしょうな…。
私のベルボーイに触るな!


他の役者さんたちも最高で、こういう豪華スター出演映画って、上手くない人が撮るとこれ見よがしに見せて台無しになりがちなんですが、そこら辺のサジ加減も絶妙なのね (´∀`) スキヨ 僕的にスゲー良かったのが、ハーヴェイ・カイテル。囚人役で出てくるんですが、「“そのスジ”の方ですか?」と聞きたくなるような迫力があって100点でした。殺し屋役のウィレム・デフォーも素敵で、少しだけ「主演がレイフ・ファインズじゃなくてリーアム・ニーソンだったら、ド派手なタイマンが見られたかなぁ… (´Д`;) アアン」なんて勝手な想像をしてハァハァしましたよ。というか、この人、もっとアクション映画に出てほしいと思ったり。それと、僕にロリコンの気はありませんが(苦笑)、ケーキ職人アガサを演じたシアーシャ・ローナンがほとばしるほど可愛くて、もし!RHYMESTER「ラストヴァース」風に) 彼女が「僕に妻がいることを承知の上で付き合いたい」と強く訴えてくるのなら、しぶしぶ了承してもいい…。そんな白昼夢を見ました(残念な文章)。


まぁ、この人が出てきて全裸OR半裸になる作品にはハズレがない気がいたします(暴論)。
ハーヴェイ・カイテル

ウィレム・デフォーの殺し屋役って、予想以上にいいね!
ウィレム・デフォー

シアーシャ・ローナン、凛々しくてキュートなのです (〃∇〃) ウフフ
シアーシャ・ローナン


ということで、聞いてください。RHYMESTER「ラストヴァース」(ラジオパーソナリティ風に)。




その他、「前作でも動物が無残に死んでたなぁ」とか「愛猫の死骸をゴミ箱に捨てるなんて、里美ちゃんに嫌われちゃうぞ(「寄生獣」」より)」とか「切断された指を見せるとは!」とか「脱獄囚VS刑務官のナイフのサクサク感が良かった!」とか「首チョンパにはビックリした!(お姉さんには悪いけど、アガサじゃなくてホッとした)」とか思ったことはあるんですが…。

一番考えさせられたのはグスタヴの「老女キラー」振り。もともと彼は何度もゼロに「口説かないで!」と念を押されていたように「老女に限らず何でもOK!(o^-')b」な“豪の者”のようですが、その趣味と実益を兼ねる姿勢には同じ男として少し憧れちゃうというか。逆パターンでは過去に細木数子さんが問題になったりしましたが、年老いて誰からも構われなくなった人に対して優しくしてあげるのは、それこそWin-Winなのではないか? とは言え、リアルに自分を置き換えてみれば、41歳の身でも84歳の壁は果てしなく高くーー。ごめんなさい、なんかスゲーどうでも良くなってきました ┐(´ー`)┌ バカネ


この老女キラー振り、見習いたいものです。
老女キラー

ごめんなさい、もう一度、「リサリサの脚を撫でるカーズ」を貼っておきますね(JOJO第2部より)。
リサリサの足を撫でるカーズ


な~んて絶賛しつつも80点に落ち着いているのは、僕自身の精神状態のせいでして。ウェス・アンダーソン監督の「自分の好きなものを伝える映画」に感動したのならば、僕自身もそうすべきなのではないかと。例えばこのブログ、そこそこアクセスを稼げるようになり、訪れる人が増えている今こそ、こんな良質な映画を観て「全米が泣いた!ヘ(゚∀゚*)ノ」なんて記事を書くのではなく。むしろジャンル映画のファンとして、例えば「ハイキック・エンジェルス」を観に行ったりしつつ、ジェイソン・ステイサム主演の良作「ハミングバード」や、ゲイリー・ダニエルズ主演のDVDスルー作品「ワイルド・ファイトX」を優先的に取り上げるべきなのではないかーー。そう思うとね、エンドクレジットで踊るコサックおじさんには胸を奪われながらも、なんとなく乗り切れない自分がいた…って、意味通じてますかね (´∀`;) エヘヘ


と言いながらも、「ワイルド・ファイトX」はそんなに面白くなかったりするから、人生って難しいね (´・ω・)(・ω・`)ネー




そんなワケで、ダラダラと駄文を書き連ねてきましたが、完成度が高くて面白い映画なのは間違いないのだけれども! ハッキリ言って、ここは同じ豪華スター出演映画でも、「エクスペンダブルズ」「エクスペンダブルズ エクステンデッド・ディレクターズ・カット」「エクスペンダブルズ2」に100点を付けるようなブログなのです。確かにウェス・アンダーソン監督の作品は素敵ですが、僕は違う道を歩かねばならないと強く思った次第。


ということで、僕が2000年代で最も好きな曲の1つを貼っておきますね↓




おしまい!ヽ(`Д´)ノ ナニコノオチ




スゲー好きなウェス・アンダーソン監督作。僕の感想はこんな感じ



超良さげなサントラ。輸入盤もあります。



「ユリイカ」で特集が組まれたみたいですな。



町山さんのブログの続きが読めます。買わなくては…。



モデルとなったシュテファン・ツヴァイクの有名な著作。読むことはなさそうな予感!



ここからはパンフに載っていた作品を貼っておきますね。監督はこの本と「心の焦躁」を読んで、ツヴァイクの虜になったとか。



監督が参考にしたというエドマンド・グールディング監督作。面白いのかしらん。



ルーベン・アムーリアン監督作。「頂戴ナ」のカタカナが素敵。



あの「ベン・ハー」のウィリアム・ワイラー監督作。フランク・モーガンの演技を参考にしたとか。



エルンスト・ルビッチ監督作。とりあえず生きてみたらいいんじゃないですかね(無責任な文章)。



同じくエルンスト・ルビッチ監督作。それ以外にもベルイマンの「沈黙」も参考にしたんだって。

ハミングバード(ネタバレ)

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ハミングバード

ハミングバード

原題:Hummingbird
2013/イギリス 上映時間100分
監督・脚本:スティーブン・ナイト
製作:ポール・ウェブスター、ガイ・ヒーリー
製作総指揮:スチュアート・フォード、ブライアン・カバナー=ジョーンズ、ディーパック・ネイヤー、ジョー・ライト、ヴィクトリア・ビュイック
撮影:クリス・メンゲス
美術:マイケル・カーリン
編集:バレリオ・ボネッリ
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:ジェイソン・ステイサム、アガタ・ブゼク、ビッキー・マクルア、ベネディクト・ウォン、ジャー・ライアン、デビッド・ブラッドリー
パンフレット:★★★(620円/パンフを作ってくれたのはありがたいけど、中身は普通)
(あらすじ)
かつて特殊部隊を率いていた元軍曹ジョゼフ(ジェイソン・ステイサム)は、戦場で犯した罪から逃れるようにロンドンの裏社会でひっそりと生きていた。彼にはただひとり心を通わせる少女がいたが、ある日突然、彼女は拉致されてしまう。少女を救うべく、他人になりすまして裏社会でのしあがっていくジョゼフだったが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




85点


※今回の記事は、超適当に書いているので、もし映画と違うところがあっても気にしないで!

最近は「ジェイソン・ステイサムの主演作は劇場で観る主義」ということで。新宿バルト9「トカレフ」を観た後、そのままハシゴしました。渋い映画でしたな… (ノ∀T) ヨカッター ハッキリ言って、信用できる漫画家・古泉智浩先生の「映画秘宝 2014年 07月号」のレビューやそーす太郎さんの感想などを読んでいただければ十分なんですが、僕的にも駄文を残しておきますね。


5月下旬ぐらいに撮った画像ですが、ロビーにはこんな展示があったのです。
ロビーに展示が

男子トイレには半券割引キャンペーンの告知があったりしましてね。
1000円割引

ということで、ハシゴして1000円で観たのでした (´∀`) ウフフ
1000円で観ました


なんと、冒頭のステイサムは単なる“ハゲ散らかした戦闘力低めのホームレス”であり、ポン引きにボコられちゃったりしましてね。一緒に暮らしていたホームレス少女イザベル(ヴィクトリア・ビュイック)を逃がすだけで精一杯だったりするから、若干のストレスが溜まるんですが、しかし! たまたま逃げ込んだペントハウスボブ・グッチョーネが創刊した成人向け男性誌のことじゃないヨ!(o^-')b ネンノタメ)の住人が「ひと夏の間は留守」なのが確定していたので、勝手にそこで暮らすことに決定。酒を断ち、健康的な生活を始めると、過去の軍隊生活で培った驚異的な戦闘能力が復活し、それを活かして裏社会でバリバリとのし上がっていくから、超気持ち良いのです… (´Д`;) ステキ


戦闘力低めのステイサム。役立たずかと思いきや…。
ハゲ散らかしたステイサム

他人のペントハウスで勝手に暮らし始めると、モリモリ元気になりまして。
10月まで留守でラッキー!

バイト先の中華料理屋でクソ客どもをアッサリ片付けた手腕を評価され、裏社会にスカウトされるのでした。
裏社会でのし上がれ!


そんな折、仲良しなシスター・クリスティナ(アガタ・ブゼク)から「イザベルが死体で見つかった」ことを知らされまして。怒りに燃えるステイサムったら、犯人探しをスタートさせるから、「犯人を2秒で見つけてスムースに殺害→そのまま人身売買マフィアも一人で壊滅」といった八面六臂のキリングマシーン振りを発揮してくれるのだろうと、女のように股まで濡らして待っていたんですが…(アウトな表現)。「イザベル殺しの犯人はタチが悪い一般ピープルで、最後にビルから放り出して殺す程度」「マフィアとの直接バトルはナシ(命令に従うだけ)」と、その部分はアッサリ塩味だからビックリ。というか、実はこの映画のメインテーマは、ステイサムとシスターのつかの間の触れ合いと贖罪なんですよね。


“イザベル殺し”の犯人を闇雲に追う…というのではなくて。
犯人探し

このシスター・クリスティナとの“心の交流”に重点が置かれているというね。
シスターとの触れ合い


実際のところ、ステイサムが「ハミングバード(無人偵察機)に見張られてるぅ!ヽ(´Д`;)ノ」なんてPTSDに悩まされながらホームレスになって潜伏していたのは、「テロの報復として“無関係の民間人”を5人も殺して、軍から逃げ出したため」でして。クリスティナも「体操のコーチから何度も性的なイタズラを受けて、ある日、キレて殺害した」ため、修道院に預けられていたんですね。そんな負い目のある2人が出会って、10月までの限られた期間だけの関係ということを自覚しながら触れ合う=つかの間の夢を見る様子は本当に切なくて、そりゃあ、涙がナイアガラの滝状態でしたよ… (ノДT) ウェーン


蓋を開けてみれば、まったく許されないレベルの行為をしていたステイサムなのでした… ('A`)
実は罪人でした


だから、心の交流がメインになる終盤は、アクションらしい場面が全然ないんですが、一応、「家主に性的サービスをおこなうほど困窮していた妻」には大金を残せたし、ペントハウスの主にもお金を返したし、片棒を担いだ人身売買マフィアに関しては「通報済み→壊滅予定」だしと、すべての問題にケリがつくから意外と気持ち良かったりして。オチを書いておくと、クリスティナがアフリカに旅立つ中、またホームレスに戻ろうとするステイサムを政府の人間たちが逮捕しようとして終わってました(ステイサムのPTSDが生み出した妄想と思えなくもない…かな)。


最後は、自らホームレスに逆戻りというね… (ノω・、) グスン
またホームレスに逆戻り


なんて言うんですかね、世の中には「マディソン郡の橋」とか「大人の男女の“つかの間の触れ合い”映画」みたいなのがあって、まぁ、それのステイサム版ですよ(乱暴な文章)。何にグッときたかって、結局、2人とも根が真面目だから、「もう過去のことは忘れて、2人で人生をやり直そーぜ!ヽ( `∀´)人(゚∀゚*し ケセラセラ!」とはならないところでしてね。僕的には「それはそれ!m9・∀・) ビシッ」と言ってあげたいし、むしろあの“体操のコーチ”に関してはドネルケバブ風に全身の肉を削ぐ拷問を実施すべきだったぐらいに思うのだけれども、“贖罪の道”を選んでしまう2人の不器用さに胸を打たれてしまうのです…(って、ステイサムは軍法会議から逃げ回ってはいるんですがー)。

あとね、娘関連の描写にも凄まじく泣かされました。もう「娘に会えなくなるから、せめて写真だけでも」とシスターに撮影してもらうくだりとか、立場を置きかえて考えるだけで死にそうというか、拷問並みのつらさでしたよ。近ごろは「娘のマナ子(仮名・2歳)を保育園に送る時も肩車をしてジム・マジンガ気取り」という素晴らしい日々を送っているんですが(僕は恥ずかしいんですけど、娘にねだられる…というNOROKE!m9・∀・) ビシッ)、この映画のステイサムみたいにならないためにも、犯罪だけはやらないように心掛けよう…って、至極当たり前の話ですな ┐(´ー`)┌ アホカ


娘絡みのシーンはリットル単位で号泣。こういう展開は胸が苦しいから条例で禁止すべき!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン
娘との触れ合い


ということでね、僕的に一番好きなステイサム映画は「アドレナリン」であり、その次は「PARKER/パーカー」なんですけど、3番目には落ち着く印象。何だかんだ言って、ご都合的な部分は多いものの、とにかくステイサムとアガタ・ブゼクの演技が素晴らしくて、非常に良い余韻に浸れる映画でした。スティーブン・ナイト、初監督作の割にはスゲー良くて、今後も応援しようと思ったり。現在、上映館はかなり減少しているようですが、ステイサムに好感を持っている人なら観に行っても損はしないんじゃないかしらん (^ε^) ウッフン




一番好きなステイサム映画を貼っておきますね。落ち込んだ時に観ると元気になれます。



スティーブン・ナイトが脚本を担当したフルチンバトル映画(誤解を生む文章)。人身売買要素が共通してましたな。



同じくスティーブン・ナイトの脚本担当映画。これと「イースタン・プロミス」「ハミングバード」で三部作なんだって (゚⊿゚) ヘー







先週の備忘録(2014/6/24~6/30)

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さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓


水曜日は「タマフル・トップ5オフ会」、楽しかったです~ (´∀`) ウフフ
金曜日は豊島園で深夜まで飲み会~ (´∀`) ウフフ
土曜日は娘・マナ子とお留守番~ (´∀`) ウフフ
日曜日は「オールドボーイ」鑑賞&ジムで筋トレ~ (´∀`) ウフフ
月曜日は出張の準備で大慌て~ (´∀`) ウフフ



先週は、水曜日には「タマフル・トップ5オフ会」があって、金曜日にははちごろうさんに企画してもらった飲み会があったりと、プライベートで人と会う予定が多くて、スゲー楽しかったです。今まで、自分の友だちとは映画とか特撮の話とかあまりしたことがなかっただけに、本当にストレス解消になるというか。7月は第2週ぐらいから忙しくなるので、予定が合うかはわかりませんが、精神の安定のためにも、今後もなるべく参加したいなぁと思っております (・∀・) タノシミー

土曜日は昼前に起きると、奧さんが出掛ける予定だったので、マナ子と2人で仲良く過ごしましてね。翌日曜日も娘と過ごす気マンマンだったものの、奧さんがママ友と遊ぶというので、新宿バルト9「オールドボーイ」を鑑賞。「サブウェイ」で低カロリーの昼食を摂ってから、月イチ契約のジムに行って計測&筋トレをしました。ううむ、食事制限を徹底できなかった&あまりランニングができなかったため、体脂肪はそんなに減ってなかったけど、来月の計測を目指して頑張るッス!ヽ(`Д´)ノ


予期せず映画を観に行く時間ができて、ゴキゲンでしたよ。
バルト9でオールドボーイ

測ってみたら、前回より体脂肪が1キロちょっとしか減ってない…。頑張らねば。
計測結果


月曜日はバタバタしながらも、途中で紀伊國屋書店 新宿本店にササッと立ち寄って、<「タマフルブックフェア」初夏の推薦図書祭り>のラインナップを確認。正直、火曜日からの出張でお金を使う予定なので、あまり買い物はしたくなかったんですが、つい「映画術 その演出はなぜ心をつかむのか」「世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書」を買っちゃいました (ノ∀`) テヘ ううむ、まだ「謝るなら、いつでもおいで」を読み終わってないのになぁ…。


すっかり恒例の「タマフルブックフェア」
タマフルブックフェア

今回は2冊購入。蓑和田D推薦の「Y」は迷いつつも断念。
2冊買いました


その他、「『小数点花手鑑』の魅力について」とか「タマフルの怖いもの特集は楽しかったけど怖い!」とか「今、ミッチーが見逃せない!」とか、書きたいことはいろいろあるんですけど、出張の準備があるので割愛!ヽ(`Д´)ノ 仕事、上手く行くといいなぁ…。以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。







いつか「いつかティファニーで朝食を」の朝食を!ヽ(`Д´)ノ<アイランドベジー×サンバゾン>

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※一応、このシリーズは、「いつかティファニーで朝食を」で紹介されたお店に行って、「① 朝食として食べに行く」「② 作品内&お店ガイドに出て来たメニューだけをすべて注文する」という自分ルールに従って行動しております。
※今回の本文中に出てくる()内のカロリー数値は、ブログ主が勝手かつ多めに算出したものです。


不定期連載「いつか『いつかティファニーで朝食を』の朝食を!ヽ(`Д´)ノ」も15回目であり、昨年の7月16日からスタートしていることを考えると、もうすぐ丸1年ですよ。まぁ、だからなんだって話ですが、今回は第4巻掲載の広尾の「アイランドベジー×サンバゾン アサイーカフェ」に行ってきました。


「アサイー」と聞くと、つい「六三四の剣」の審判を思い出す…って、どうでも良いですな。
三角絞めでつかまえて-浅い!2


5月25日(日)の話。この時期は超忙しくて、土日出勤は当たり前だったんですけれども、この日曜日は奧さん&娘のマナ子(仮名・2歳)と井の頭公園に行く予定でしてね。「家族サービスのために仕事を終わらせねば!ヽ(`Д´)ノ ネバネバ」と土曜日はず~っと働いて、そのまま朝を迎えまして。午前7時ごろ、帰宅しようと思ったんですが、「待てよ?」と。家に帰っても、基本的に僕の朝食は用意されていないので(僕の帰宅時間が不規則なので)、「今から朝ご飯を食べに行くのはどうだろう」と思ったのです。

「いつかティファニーで朝食を」には、「徹夜明けでそのまま食べに行く」という話がいくつかありまして。なんて言うんですか、「徹夜明けに食べるご飯」って少しスペシャル感があるというか、より美味しいイメージがあるじゃないですかぁ~(急に馴れ馴れしく)。寝る前の食事は肥満の原因になりがちですけど、この日はそのまま寝ないで出掛けるのだからノー問題。となれば、劇中で麻里子たちが徹夜で仕事をしてから食べに行った第22話「イブの夜、なのに…」に登場した「アイランドベジー×サンバゾン アサイーカフェ」に行くのがベストだろうと判断し(午前8時オープンとタイミングも良いしね)、いそいそと向かったのでした。


新宿からJRで恵比寿に行き、そこから地下鉄日比谷線で広尾駅。2番出口を出ましてね。
広尾駅2番出口

出口を背にして右へ歩き、すぐに広尾橋の交差点を右折。歩くとコインランドリーがあるので…。
コインランドリー

さらに右折して路地に入ると、いかにもオサレなムードのお店が!
アイランドベジー×サンバゾン アサイーカフェ

こういう看板もしっかりと素敵なのです。
看板も良い感じ


ほぼ朝8時ジャストに到着。お店の雰囲気は、例えるなら“「フレッシュネスバーガー」のオサレ度”を2目盛り分進めたぐらいであり、普段なら入るのを躊躇するレベルだったものの、徹夜明けで眠い&空腹ということでスムースに侵入。店員が女性だったにも関わらず、まったく恥ずかしがることもなく、麻里子が選んだサンバゾン・ベリー・ボウル(レギュラー)(990円/380kcal)、きみちゃんが頼んだココナッツ・マンゴーボウル(レギュラー)(960円/380kcal)、菅谷の自家製ピーナッツバター&バナナサンド(ドリンクバー付き)(500円/580kcal)、巻末のお店ガイドに載っていたビーガンハム・グリーンサンド(ドリンクバー付き)(600円/400kcal)の4品を一気に注文し、こんなツイートをさえずってみたのでした~ (`∀´) オホホホホホホ


ドリンクバーが2人分付いて来たので、マテ茶とホットコーヒーを一杯ずつ用意。一気に食うぜ!ヽ(`Д´)ノ
4品注文だッ!

まずはこの店の代表的メニューであるサンバゾン・ベリー・ボウル。もう見た目から美味!
サンバゾン・ベリー・ボウル(レギュラー)

アサイーがフローズン状態で、冷たくて甘酸っぱい!(ストレートな感想) 健康に良さそうだわ~。
甘酸っぱくて美味しい!

ココナッツ・マンゴーボウルもとにかくビジュアルが素敵すぎ。
ココナッツ・マンゴーボウル

ああん、やっぱり冷たくて甘い!(ストレートな感想) 急いで食べたら頭がキーンとなってきた… ('A`)
甘くて美味しい!

そこでビーガンハム・グリーンサンドの登場ですよ。興味津々~ (・∀・) ドレドレ
ビーガンハム・グリーンサンド

食べてみたら…下手な加工肉より全然旨ぇ! ビーガンハム、まさかこれほどとは… (`Δ´;) ヌゥ
ビーガンハム最高!

ラストは自家製ピーナッツバター&バナナサンド。筋トレ前に食べると良さそう。
自家製ピーナッツバター&バナナサンド

なにこの絶妙な甘さ!Σ(゚д゚;) これは一食の価値アリ、ですな(知った風な口調で)。
ピーナッツサンドも美味!

ということで、完食いたしました~。
完食!


ううむ、ちょっと失敗したのがアサイーボウル。滑らかに食べられる程度に凍ったアサイーが入っているんですが、5月下旬の朝はまだ少し肌寒く、さらにレギュラーサイズを急いで&連続して食べたものだから、頭がスゲー痛くなってしまって… ('A`) ちくしょう、もう少し間を置いて頼むべきだったか…(今さらすぎる文章)。

その逆で、食べていて超楽しかったのが、ビーガンハム・グリーンサンド。植物性タンパク質で作られたハムを食べたのは初めてだったんですけど、本当に美味しくてビックリ。これなら余裕で1キロ食えるというか、科学技術の進歩ってのはスゴいですな。それと、自家製ピーナッツバター&バナナサンドも甘さ控えめで、予想以上に食事感があって、これまた美味のひと言。さっきも書きましたけど、トレーニング前の軽食にピッタリだと思いましたよ。

そんなワケで、恒例として順位を付けるなら、① ビーガンハム・グリーンサンド ② 自家製ピーナッツバター&バナナサンド ③ ココナッツ・マンゴーボウル(R) ④ サンバゾン・ベリー・ボウル(R)って感じ。アサイーボウルに関しては、一度に2つ食べるのはもう二度としないつもり (´・ω・`) というか、このお店、他にもベジバーガーなどの魅力的なメニューがあるのでね、今度は奧さん&娘と来られたら良いなぁと思いつつ帰宅して。シャワーを浴びて、そのまま家族3人で井の頭公園に出掛けた次第。


園内にあったサイドマシーンに乗り込んだマナ子を貼っておきますね。ああん、100点の可愛らしさ!(´Д`;) ハァハァ
サイドカー・マナ子


最後に、第22話「イブの夜、なのに…」にも触れておくと、「もしかして本当は菅谷には彼女がいないんじゃないか?」なんて思ったんですが…。あなたはどう思います?(唐突な問い掛け) あと、このコマが好きです↓


きみちゃんのファンは結構多い気がします。
好きなコマ


おしまい ('A`) アタマイタイ...






トカレフ(ネタバレ)

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トカレフ

トカレフ

原題:Tokarev
2014/アメリカ 上映時間98分
監督:パコ・カベサス
製作:リシャール・リオンダ・デル・カストロ、マイケル・メンデルソーン
脚本:ジム・アグニュー、ショーン・ケラー
撮影:アンジェイ・セクラ
音楽:ロラン・エケン
出演:ニコラス・ケイジ、レイチェル・ニコルズ、ダニー・グローバー、ピーター・ストーメア、マイケル・マグレディ、マックス・ライアン、パシャ・D・リチニコフ、オーブリー・ピープルズ、マックス・ファウラー、ウェストン・ケイジ
パンフレット:なし
(あらすじ)
愛する娘のために犯罪から足を洗った元ギャングのポールは、現在は家族に囲まれて幸せな毎日を送っていた。ところがある日、ロシア製の拳銃トカレフから発砲された1発の銃弾で娘が殺されてしまう。復讐を誓ったポールは、狂気の鬼となって犯人を追いつめていくが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




10点


新宿バルト9で観てきたんですが、ハッキリ言って、超不快な映画でした。とは言いつつも、それはあくまで“僕にとって”であり、僕以外の人は「そんなこと、どうでもいいですよ (・ε・)」と思う可能性も非常に高いということでね(苦笑)、この映画が好き&その内容に納得している人はこんな駄文を読まない方が良いです。あと、基本的にはネタバレを知らないで観た方が面白いタイプの作品であることは間違いないので、いつか観ようと思っている方も絶対読まない方が良いんじゃないかしらん。


公開直後のロビー。前売り券を買って楽しみにしてたんだけどな… (´・ω・`)
ロビーの展示


このブログをよく読まれる方はご存知だと思いますが、僕は昔、警察官だったりしましてね (〃∇〃) エヘヘ ちょうどトカレフが大量に出回って話題になったころで、同じ地域課にいた同期と「トカレフって防弾チョッキ貫通するんだって… (;´Д`) コワイヨゥ...」「でもさ、オレらって普段から防弾チョッキとか着ないから、別に関係ないんじゃね? (・∀・ )」「そりゃそうだったら~ん!ヽ( ´∀`)人(゚∀゚*)ノ ワラライフ!」なんて、恐ろしいほどくだらない会話をした記憶があります。

そんな愚かな僕ですが、そのころの経験のせいで、「リアルじゃない警察描写」を観るとイライラするようになってしまって…。なんて言うんですかね、「西部警察」ぐらい振り切っていれば気にならないんですけど、中途半端に“リアル寄り”だと「そんなことあるかYO!ヽ(`Д´)ノ」と激怒しがちでしてね。例えば、「ポチの告白」は、その描く内容自体はスゲー良かったのに、「弾倉の1発目は空」という致命的なウソ描写をしていて(以前、宇多丸師匠とお会いした時に熱く語ってウンザリされた経験アリ)、しかも高橋玄監督が公開時のトークショーで「リアルにこだわった!(`∀´)」と超偉そうに吹かしていたため、「好きだけどムカつく」という映画だったりする…って、すでに面倒くさくてスミマセンネー。


「ポチの告白」の紹介動画↓ 結構良いことを言っているんですが。




閑話休DiE!m9`Д´) ビシッ さて、今回の映画の話ですよ。主人公ポール(ニコラス・ケイジ)と妻ヴァネッサ(レイチェル・ニコルズ)が留守の間、男友だち2人と過ごしていた娘ケイトリン(オーブリー・ピープルズ)が武装集団に拉致されて、数日後、死体となって発見されまして。ポールは“ワルだった過去”があったため、「昔、仲間たちとロシアン・マフィアのガキを殺したことがバレた→その報復に違いない!ヽ(`Д´)ノ キィィィ!」と逆上して、仲間たちと人を殺すわ、街中でカーチェイスを繰り広げるわと、大暴れするのです。

僕も可愛い娘がいる身ですよ、そりゃあ、気分はポールに寄り添って激おこぷんぷん丸ながらも(もう死語なの? (´Д`;) アアン)、話の流れから考えると、犯人はロシアン・マフィアじゃないっぽい。となると、ピーター・ストーメア演じる元ボスのオコネルが利権絡みで殺したとか? それとも、妻ヴァネッサが実の子ではないケイトリンを疎んで? ただ、謎解きにしては材料が少なすぎるので、「どうなるのかなぁ… (・∀・;) ドキドキ」と種明かしを楽しみにしていたら!

なんと「ケイトリンがマイク(マックス・ファウラー)たちに父親がクローゼットに隠していた銃を見せた→マイクが調子に乗っていたら銃が暴発してケイトリンが即死→ケイトリンが誘拐されたことにしよう!」という“謎の男たちの襲撃自体がウソ”というオチだったから、「漂流教室」 のミニヴァ先生ライクに口がアングリ状態になったのです。


まったく関係ありませんが、「漂流教室」の主題歌「野性の風」を貼っておきますね↓



いや、具体的なタイトルは思い出せないんですけど、「実は子どもの狂言だった!Σ(゚д゚;) ナンデスト!」みたいな映画って以前も観た記憶があって。その可能性も考えたんですが、なぜ一番最初に排除したのかと言えば、警察にそんな狂言は通用しないから。もちろん「警察だって無能だったりするじゃん!(`Δ´) クソガ!」という意見もわかりますが(坂本堤弁護士一家殺害事件みたいな例もあるしね)、あのガキどもは「武装集団がケイトリンを拉致した」って証言してるんですよ? しかも、その作り話の中で、暴漢たちはかなり広範囲を歩き回っているワケでさ。

ハッキリ言って、よっぽど原始的な捜査をしている警察じゃない限り、あの程度の偽装を見抜けないなんて100パーセントあり得ない。特に誘拐事件なんて現場検証に相当力を入れるワケでさ、足跡とか一切調べないなんてことないし、何度も何度も目撃者の2人を尋問するでしょうに…(一応、未成年というエクスキューズはありますが)。確かに劇中でダニー・グローバー演じる刑事は「ポールが街で暴れまくろうがノー問題にする」という意味不明な判断をしてたから、「この映画のフィクション・ラインは低いんですヨ~ (ノ∀`) テヘ」ってことなのかもしれないけど、あまりにも酷い。そもそも「殺人に使った銃を自宅に置いとくなよ (゚Д゚) バカ?」って思うしさぁ…。出ている役者さんたちは好みの人が多かっただけに、つくづく残念。ラスト、真相を知って絶望したポールがロシアン・マフィアたちに撃ち殺されてましたが、心底どうでも良いというか、スゲー無駄なモノを観た気持ちになった次第。


僕の気持ちを代弁する範馬勇次郎の画像を貼っておきますね。
くだらぬ時を過ごした


って、憎悪が強めの文章を書いちゃいましたが、僕が指摘した部分が気にならない人なら、普通に楽しめる気がしなくもなくて(それでもポールの暴走振りは常軌を逸してるけど)。悪党の因果話としては悪くないし、三平映画館で南拓郎さんが指摘されていたんですけど、「安全装置がない=素人が扱うと暴発しやすい」という視点でトカレフをチョイスしたのは「なるほど~」と思うしね。ただ、本当にごめんなさい、僕はこの映画の根本的な部分に“ズルさ”と“あり得なさ”を感じてしまって、超不快でした。オススメはしません。




ここ数年で一番良かったニコラス・ケイジ主演作。こういう映画で警察描写がムチャクチャなのは全然OK!(o^-')b スキヨ



パコ・カベサス監督が脚本を書いた作品。評判は良くなさげ。



同名の坂本順二監督作。こっちも警察が無能でイライラします。主演の方はこんなことに…。



嫌いじゃないけど、警察官の拳銃の弾倉の1発目が空になってることなんてあり得ないからね!(しつこい文章)






オールド・ボーイ(スパイク・リー版)(ネタバレ)

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オールド・ボーイ(スパイク・リー版)

オールドボーイ

原題:Oldboy
2013/アメリカ 上映時間103分
監督:スパイク・リー
製作ロイ・リー、ダグ・デイビソン、ネイサン・カヘイン
製作総指揮:ジョー・ドレイク、ジョン・パワーズ・ミドルトン、ピーター・シュレッセル
原作:土屋ガロン、嶺岸信明
脚本:マーク・プロトセビッチ
撮影:ショーン・ボビット
美術:シャロン・シーモア
衣装:ルース・E・カーター
編集:バリー・アレクサンダー・ブラウン
音楽:ロケ・バニョス
出演:ジョシュ・ブローリン、エリザベス・オルセン、シャルト・コプリー、サミュエル・L・ジャクソン、マイケル・インペリオリ、ポム・クレメンティフ
パンフレット:★★★(700円/普通に良いパンフ。デザインが好き)
(あらすじ)
酒に酔ったある夜、突然拉致され、テレビだけが置かれた部屋に閉じ込められたジョー・ドーセット(ジョシュ・ブローリン)。理由もわからぬまま20年に及ぶ監禁生活を強いられたジョーは、ある日突然解放されるが、外界に出ると妻殺しの汚名を着せられていた。自分を陥れた犯人を見つけ出し、復讐を誓うジョーだったが、そんな彼の前に冷酷非道な男(シャルト・コプリー)が現れる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




60点


※今回の記事は、原作漫画パク・チャヌク版(韓国版)、そして今回のスパイク・リー版が好きな方は不快に感じる可能性があるので、読まない方が良いです。
※この映画はオチを知ってしまうと面白さが半減するタイプの作品なので、未見の人は読んじゃダメ絶対!ヽ(`Д´)ノ
※ということで、「じゃあ、この腐れブログの感想を読む前にスパイク・リー版を観に行くか!ヘ(゚∀゚*)ノ」と思った人に伝えておきたいんですけど、驚くほど無粋でクソなボカシが入るので気をつけて!ヽ(`Д´)ノ


観ようかどうか迷っていたんですが、ムービーウォッチメンの課題映画になったということで、先週の日曜日、新宿バルト9に足を運んできました。「これがやりたかったのか!∑(゚Д゚)」と腑に落ちましたよ。


劇場はシアター2。確か3分の2ぐらいは埋まってました。
バルト9でオールドボーイ


「観たい映画の覚え書き」でこの映画に「○」(一応観たい)という印を付けてたのは、リメイク元であるパク・チャヌク版(韓国版)を超えるのは無理だろうと思ってたから。パク・チャヌク版と同じように金鎚を握るジョシュ・ブローリンのビジュアルには惹かれなくもないけどさぁ…。いや、パク・チャヌク版が完璧な映画とは言いませんが、「監督:パク・チャヌク×主演:チェ・ミンシク」だからこそのスゴい作品じゃないですか。いくらスパイク・リーが名監督だからと言って、僕的には「ロボコップ」のリメイク以上に大変な印象というか、「無茶しやがって… (ノД`)」と思わざるを得なかったワケですよ。


なんとなく僕の心境を代弁する本部以蔵の画像を貼っておきますね。
とてもムリだ


で、実際に観たところ、僕的にはやっぱりパク・チャヌク版の方がいろいろな意味でスゴかった印象なんですけれども、今回のスパイク・リー版もなかなか好感が持てる作りではあって。やりたいことが伝わってきて、ハッキリ言って、オチはこっちの方が好きだったりするのです。

そんなワケで、ここから今回のスパイク・リー版だけでなく、原作漫画パク・チャヌク版のネタバレ全開の感想を書いていきますが、どのバージョンもオチを知ってしまうと面白さが減ってしまうのは間違いないので、興味があって時間がある方は原作漫画パク・チャヌク版→スパイク・リー版を、興味があるけど時間がない方はパク・チャヌク版→スパイク・リー版を、さらに時間がない方はパク・チャヌク版を観ていただければ幸いです。


まったく関係ありませんが、無理矢理な「BOY」繋がりで、TOM★CATの「TOUGH BOY」を貼っておきますね↓





原作漫画の感想>

まず、僕が原作漫画の存在を知ったのは、韓国版が公開された時のこと(当時、「漫画アクション」はノーチェックだったのです…)。「『ある日突然、誘拐・監禁され、10年後に解放された男がその理由を探る』という漫画があった!」「韓国で映画化された!」というのを聞いて、「これは面白そう!(*゚∀゚)=3 ムッハー」と思いまして。第1巻を読んだら、グイグイ引き込まれてしまい、残りをまとめ買い。一気に読んだものですよ。

ただね…。好きな方には本当に申し訳ありませんが、「ルーズ戦記」という副題の通り、どうにも話が進まないし、なんか「明るい奴隷」だなんだの台詞も鼻につくし、黒幕の柿沼が万能過ぎだったりもして、後半になるとテンションが下がってきちゃって…。しかも、10年間という監禁時間も大して意味はないし(「ムシャクシャしてやった」程度)、何よりも監禁した理由が「小学6年生のころ、音楽の授業で柿沼が歌った『花の街』を聴いて、主人公だけが彼の内面の孤独を知って、落涙した→成功者となった柿沼的には、その憐れみが許せなかった!ヽ(`Д´)ノ キィィィ」みたいな感じだから、すみません、僕も感性が鈍い男なので今ひとつピンと来なかったというか。「そういう理由で恨む人もいるだろうけどさぁ… (・ω・;) ウーン」としか思えなかったんですよね…(解釈が間違ってたらゴメンね (ノ∀`) テヘ)

原作漫画で鍵となる「花の街」を貼っておきますね↓





パク・チャヌク版の感想>

それを経て、パク・チャヌク版を観たら、スゲー面白かった!ヽ(`Д´)ノ この時、初めてパク・チャヌク監督の映画を観たんですけど、コミカルだったり凄惨だったりする独特の演出が面白かったし、さらに主演のチェ・ミンシクが超魅力的! 何よりも僕が感動したのは、映画中盤に用意されている“横スクロール型アクションゲームを思わせる長回しの格闘シーン”で、「これは良いアクションを観た!ヘ(゚∀゚*)ノ ヒャッハー」と興奮するあまり、「野原で手をたたけ」に出てくる野武士ライクに劇場を駆け巡ったのを覚えております(誰も得をしないウソ)。

「長期間監禁される」「監禁中の自己トレーニングにより、頑強な肉体&高い戦闘力をゲットする」「餃子を食べて監禁されていた場所を特定する」など、原作漫画の良いところを引き継ぎつつも、改変した要素が実に素晴らしい。「原作では超然としていた主人公を間抜けなオッサンにした」のが良かったのはもちろんのこと。パク・チャヌク版では、黒幕のウジンが恨んだのは「実の姉とセックスしているところを主人公に見られた→主人公がそれを友人に話してしまう→街のウワサになる→姉は想像妊娠で腹が膨らんでしまい、ウジンの目の前で自殺してしまった… ('A`) ネーチャン」というあんまりすぎる理由になっていて、「恨んでも納得!(o^-')b シカタナシ」の飲み込みやすさだったのです。

シカモ!クレアラシルのCMの外人風に) 監禁された年月を10年から15年にしたのは、「主人公が催眠暗示によって、成長した自分の娘(別れた時は4歳→再会した時は19歳)と性的関係を結んでしまうように仕組むため」だから、「なるほど… (`Δ´;) ヒデェ」と。正直なところ、まんまと罠にかかってしまった主人公が近親相姦の事実を娘に知らせないでほしいとウジンに懇願するラストが恐ろしいほど痛々しく重いので(犬の真似と舌の切断が超キツい)、アクションシーン以外は何度も観たいワケではないんですけど…。たぶん僕が「韓国映画、スゲェ!Σ(゚д゚;)」と思わされた一番最初の作品なんじゃないかしらん。

一応、予告編を貼っておきますね↓





<スパイク・リー版の感想>

やっと本題に入りますが、今回のスパイク・リー版、僕的には思いのほか良かったです。まず、ジョシュ・ブローリンのクズ&タフなムードが素晴らしくて。絶妙な“ジョックスのなれの果て”感が漂っているというか、チェ・ミンシクとはまた違った魅力があったのではないでしょうか。パク・チャヌク版を踏襲した“長回しアクションシーン”でも非常に頑張っていて、ビジュアル的なセンスでは負けるものの、アクションの内容は本家に勝るとも劣らないと感心しましたよ(ちなみに「映画秘宝」によると、武術指導は「エンド・オブ・ホワイトハウス」「バレット」「エージェント・マロリー」と、僕好みの映画ばかり絡んでいるJ・J・ペリー!)。あまり関係ない話ですけど、この男が実写版のサノスを演じるというのは、非常に納得がいきました。

さらに僕的に好きだったのは、改変ポイント。基本的にはパク・チャヌク版のリメイクといった印象であり、自分の娘との近親相姦を仕組まれるオチも一緒なんですが、恋に落ちる女性が自分の娘だと気付かせないようにするために加えた新要素が非常に考えられているというか。「① 主人公がクズ野郎→娘に無関心」「② 別れた時の年齢を3歳に下げる」「③ 監禁年数を20年に上げる」「④ ニセ番組をテレビで流すことで、別人を自分の娘だと信じ込ませる」と、なかなか手が込んでいるのです。

ハッキリ言って、これはパク・チャヌク版を観た当時も思って、自分が娘を持ってからはより強く思うようになったことですけど、「別れた時が4歳だったら気付くんじゃないかなぁ (´・ω・`)」と。例えば、ウチの娘のマナ子(仮名/もうすぐ3歳)は、本当に、本当に、本当に、恐ろしいことに、僕に激似でしてーー (ノД`) 僕からすれば世界一可愛い女の子だけれども、たぶん彼女が自意識に目覚めたあたりで、相当恨まれることになるのは間違いなくて。その“決して遠くない未来”を思うと、胸が痛くて死にそうになるというね… (ノω・、) ゴメンヨ

閑話休DiE!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン まぁ、そんなのは人によるとしても(苦笑)、たぶんスパイク・リー監督もそこに違和感を感じていたからこそ、パク・チャヌク版よりも説得材料を重ねたのではないでしょうか。あと、ごめんなさい、僕はこの世で信じていないものが結構あるんですが、その一つが催眠術でして…。原作漫画&パク・チャヌク版ではその部分にイラッとしていたので、催眠術云々のくだりをバッサリ削ったのは良かったです(とは言え、そうなるといくら同情しやすい性格とはいえ、第三者が主人公と娘がセックスするように導くのはかなりハードルが高いと思うんですがー)。

そして何よりも納得したのがラスト。パク・チャヌク版は「主人公のハードすぎる謝罪の後、黒幕は自殺→主人公は催眠術師に記憶を消してもらって、娘と恋人として生きることに」という救いなんだか地獄なんだかグラグラしてくるオチなんですが、今回は「主人公はそこそこの謝罪の後、黒幕は自殺→娘に別れを告げて、主人公は自ら監禁部屋に閉じ込められる」という終わり方で、好みの問題ですけど、僕はこっちの方がスッキリす (´∀`) ウフフ なんかスパイク・リー監督のやりたかったことは、僕がパク・チャヌク版でモヤモヤしていた部分を解消してくれたので、結構うれしかったです。

その他、出演するのを知らなかったのでサミュエル・L・ジャクソンは出て来ただけで笑えたし、娘役のエリザベス・オルセンも超可愛かった&ヌードが素敵だったし、黒幕役のシャルト・コプリーも異常者っぽさが伝わってきて良かったし(この人はハズレなしの印象)、基本的には大好きなんですけど、残念ながら合わないところもあって。パク・チャヌク版で「姉と弟の近親相姦→ウワサが広まって姉が自殺」だったのを「父親と妹の近親相姦→ウワサが広まって父が母と妹を射殺して自殺→兄(黒幕)だけ生き残る」ってことにしたのはどうなのかと。

いや、前者の場合は「若いからああいう無防備な場所でことに至ってしまうのもやむなし」的に思えますけど、後者の場合、「いい大人が実の娘と学校の敷地内でセックスすんな!( ゚д゚) クソガ」と1ミリも同情できないじゃないですか。その後の描写を見ると「男女問わずにフリーセックス家族! 川`∀´)(・∀・)(´∀`)(゚∀゚*し ヤッチャオーゼ!みたいな感じで、余計に感情移入できないし…。劇中では「主人公が意地悪クソ野郎だからウワサを流した」みたいなことになってましたが(主人公の奧さんも妹のイジメに一役買っていたのは、後で殺される理由になるので、良い改変ポイントだとは思う)、僕がもし主人公の立場だったとしても、「虐待なんじゃないか?」と普通に思って、他の大人に相談するんじゃないかなぁ。「父親と娘の近親相姦」という関係性を合わせたかったのかもしれませんけど、この改変だけはちょっと理解できなかったです (´・ω・`) ウーン

それと、これは映画の出来自体とは関係ありませんが、ボカシがマジ台無し。セックスシーンと残虐なシーンで大きいのが入るんですけど、ちょっと「ドラゴン・タトゥーの女」を思い出したというか、スゲー興醒めでした。R15指定であんな無粋なボカシを入れなくちゃならないのなら、近親相姦的な話なんだし、R18にして…って、配給会社の人もバカじゃないんだから、いろいろと事情があってのことだとは思いますが、ああいうのってどうにもならないんですかね… ('A`)

まったく関係ありませんけど、僕が「タトゥー」と聞くと連想する画像を貼っておきますね(「つっぱり桃太郎」より)。
タトゥーだよ!



ということで、ダラダラと書いてきましたが、基本的には結構好きだったものの、ボカシのせいで60点。2択ならパク・チャヌク版をオススメしたいところです。この流れを受けて、もともとの発信源である日本が「長期間監禁された理由」をもっと納得できるような「オールド・ボーイ」を作ってほしい気もするんですけど、無理ですカネー (・ε・) オシマイ




土屋ガロン先生&嶺岸信明先生による原作漫画。kindle版で買い直しちゃいましたよ。



パク・チャヌク監督×チェ・ミンシク主演作。クライマックスではとにかくゲンナリ。



サントラです。輸入盤もあります。



スパイク・リー監督の映画ってあまり観てないんですが、一番好きなのはこれかなぁ。








ニード・フォー・スピード(ネタバレ)

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ニード・フォー・スピード

ニード・フォー・スピード

原題:Need for Speed
2014/アメリカ 上映時間131分
監督・製作総指揮・編集:スコット・ワウ
製作:ジョン・ゲイティンズ、パトリック・オブライエン、マーク・スーリヤン
製作総指揮:スチュアート・ベッサー、マックス・ライトマン、フランク・ジボー、パトリック・ソダーランド、ティム・ムーア
原案:ジョン・ゲイティンズ
脚本・原案:ジョージ・ゲイティンズ
撮影:シェーン・ハールバット
美術:ジョン・ハットマン
衣装:エレン・マイロニック
編集:ポール・ルベル
音楽:ネイサン・ファースト
音楽監修:シーズン・ケント、ゲイブ・ヒルファー
出演:アーロン・ポール、ドミニク・クーパー、イモージェン・プーツ、マイケル・キートン、
ラモン・ロドリゲス、スコット・メスカディ、ラミ・マレック、ハリソン・ギルバートソン、ダコタ・ジョンソン、スティービー・レイ・ダリモア
パンフレット:★★★★(720円/パッと見た感じは薄いけど、車紹介ページとかもちゃんとあって、非常に良かった!)
(あらすじ)
凄腕のメカニックで天才的なドライビングテクニックを持つトビー(アーロン・ポール)は、親友を死に追いやり、無実の罪で自分を陥れたディーノ(ドミニク・クーパー)に復讐するため、チューンナップされたスーパーカーが公道を走るストリートレースに出場する。法もルールも存在せず、勝つためには手段を選ばないライバルたちやトビー逮捕に執念を燃やす警察に追われながらも、トビーはゴールを目指すが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




60点


※今回の記事は、この映画が好きな人は不快になる怖れがあるので、気をつけて!
※今回の記事は、「エクスペンダブルズ2」のネタバレにも触れているので、気をつけて!


何かの時に劇場で予告編を見たら、勢いのあるカーアクションの連発に心を奪われてしまって。ここ数年は「ワイルド・スピード」シリーズが大好物なこともあり、「これは観なければ!」と思いつつもタイミングが合わず、なかなか足を運べなかったんですが…。先週、やっとユナイテッド・シネマとしまえんで鑑賞してきました。カーアクションがスゴかったYO!ヽ(`Д´)ノ


観たのはシアター1UCとしまえんでは先週で公開終了というね…。
UCとしまえんのシアター1


もうね、カーアクションは超迫力がありました!ヽ(`Д´)ノ CGを一切使わずにほぼ実写で撮ったそうですけど、「よくぞここまで… (`Δ´;)」と感心したというか。とにかく運転シーンの臨場感がハンパじゃない上に、ちゃんとド派手なクラッシュも用意されていて、手に汗握りまくりなのです。スタントマン出身の監督スコット・ワウといえば、このブログではデビュー作の「ネイビーシールズ」を観ているワケですが、この人、アクションのセンスがスゲー良いとあらためて思いましたよ。


スーパーカーが宙を舞う! これ、CGじゃないってスゴいね。
車が宙に舞う!


残念ながら僕は車映画に詳しくないので、「ドライブインシアター『ブリット』が流れてますな ( ´_ゝ`)」程度しか気付かなかったんですけど…。非常に良く出来たパンフによると、過去のカーアクション映画へのオマージュがいろいろと込められているそうで。特にこの映画でも白眉の“マスタングが車道を飛ぶシーン(a.k.a.グラスホッパー)”は、有名なスタントマンであり、2013年に他界したお父さんフレッド・ワウがやったスタントシーンへのオマージュでして(この映画自体、この人に捧げられている)。そういう“想い”にもグッときた…って、モロに後付けですけどネ (ノ∀`) テヘ


このマスタングが50メートルも飛んだ“グラスホッパー”の場面は…。
グラスホッパー!


「ウィニング・シーズン/勝利の季節」に出てくるスタントへのオマージュなんだとか (iДi) イイハナシダナー




物語もストレートで良かった! 確かに“主人公トビーの弟分リトル・ピート(ハリソン・ギルバートソン)の事故死”に関しては“「エクスペンダブルズ2」のジミーの死”のようにミエミエでしたが…。演じたハリソン・ギルバートソンの“薄幸な少年”感(少しデイン・デハーンっぽい印象)、そして悪党ディーノ役のドミニク・クーパーの憎らしさが絶妙なハーモニーを醸し出して全然気にならないというか、むしろ「トビー、やっちまえ!ヽ(`Д´)ノ」と胸のエンジンに火が点く感じで、非常に美味しゅうございました (´∀`) ホクホク

一応、話を書いておくと、ディーノのせいで弟分を殺された挙げ句、窃盗犯に仕立てあげられて2年も服役したトビーは、仮出所と同時に禁断のストリートレース“デレオン”への参戦を決意。大富豪からマスタングを借りてニューヨークからサンフランシスコまで爆走すると、ディーノの妨害でマスタングは破壊されてしまうものの、元カノの手引きにより、ディーノがリトル・ピートを殺した車で“デレオン”に無事参戦しまして(「リトル・ピートの予言」という伏線アリ)。クライマックス、トビーはディーノがクラッシュして爆死しそうになるも「見捨てない」という男気を見せつつ、見事1位でゴール。警察に逮捕されるも無実&ディーノの有罪が証明されて、出所後にはヒロインが迎えに来てくれて、めでたしめでたしって感じでした。


“デレオン”では勝った人が車を総取りできるルールなんですが、ほとんど派手にクラッシュしてたような…。
禁断のストリートレース“デレオン”


な~んて書きながら、ベタ褒めなのに60点ということで、「何故…?」ザ・ハプニングス・フォーのように思った方もいらっしゃるとは思いますが、その理由を書くと、あまり車に興味がないから(今さら過ぎる文章)。いや、カーアクション自体はもちろん好きではありますけど、基本的には肉弾戦を愛してるので、ごめんなさい、少し物足りなかったんですよね…。スーパーカーの数々もやっぱり思い入れがゼロなので、「カッコイイデスネー (・ε・)」程度の感想に落ち着いちゃうし。よくよく考えれば、「ワイルド・スピード」シリーズだってロック様目当てで観に行ったんだよなぁ…って、本当に失礼な話なんですがー。


主人公たちの見た目も戦闘力低めというか。こういう等身大のムードも嫌いじゃないけど…。
ニード・フォー・スピードのメンバー

「ワイルド・スピード EURO MISSION」のメンバーのマッチョなムードの方が好みなのです (〃∇〃) ウフフ
ワイルドスピードのメンバー


さらに余計なことを書くと、最近の「ワイルド・スピード」は世界平和とかのために戦っているだけに、ある程度の無茶も仕方ない気がしますが、この映画みたいに大々的に公道でレースをするのって、僕のような一般市民からすればスゲー迷惑じゃないですか。“デレオン”中にスクールバスが巻き込まれてましたけど、「最低限、そういうのは調べとけよ」って、ごめんなさい、スゲー野暮なツッコミですな ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ


この手のエロ場面(「ワイルド・スピード EURO MISSION」より)がなかったのも寂しい…という男性目線 川。`Д´。)ノ フケツ!
エロい場面


その他、「主人公に華がないような…」とか「あそこまでブイブイ走らせてたら『2台しか目撃されてない』なんてことないし、タイヤ痕も残ってると思うよ」とか「マイケル・キートンのDJサガラ感」とか「さすがに131分は長すぎる」とか思うところはあるんですが、ちょっと書き残しておきたいのがタイトルのこと。「ニード・フォー・スピード」は原題のままであり、そんなに言いにくくはないんですけど…。最近はずっとトム・クルーズ主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のタイトルをスムースに言うための練習をしていたため、つい窓口で混乱して「『オール・ニード・ユー・スピード』をポイントで!」と言ってしまって… (ノω・、) クヤシイ 同時期にまぎらわしいタイトルを付けるのはマジやめてほしいというか、JAROに訴えてやる…って、心底どうでも良いでガース!(゚∀゚し ナニコレ


ちなみに「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のタイトルはこの歌を念頭に置いとくと間違えづらい…って、これもどうでも良いね。




ううむ、ワケのわからぬことをダラッと書いちゃいましたが、そんなワケで普通に楽しめましたヨ (・∀・) ヨカッタ! 僕はこんな調子ですけど、パンフで土屋圭市さんが絶賛していたように、車やカーアクション映画が好きならマジでオススメ。都内でもまだ一部劇場で上映されているので、気になる人は足を運んでみてはいかがでしょうか。




スコット・ワウ監督の前作。アクションはスゲー良かった印象。



サントラを貼っておきますね。



原作となった長寿ゲームシリーズの最新作…で合ってますか? (´∀`;) ジシンナシ









先週の備忘録(2014/7/1~7/7)

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さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓


火曜日と水曜日は出張に行って来ましたぁ!ヘ(゚∀゚*)ノ
「AKB48」の映画を公開日に観るも、感想をアップするヒマはなし (・ε・)
土曜日は仕事三昧で、日曜日は接待ゴルフでした… ('A`)
先週の「ジェーン・スー 相談は踊る」の28分10秒あたりに出てくる“スゴいガッチリした背が高くて筋肉質の心の狭い男”は自分のことだと思って死のうと考えつつも、娘のことを想って耐えた!ヽ(TДT)ノ
先週の鎧武には大事なことがいっぱい詰まってた!ヽ(`Д´)ノ
読者の方から素敵な物をいただきましたよ (´∀`)



ブログに書きたいことは山ほどあるのに、全然消化できないというか…。例えば! サンスケさんが「精神の病の症例を一つ一つ紹介されていくような…」とつぶやくほどにハマッている「小数点花手鑑」についてとか(聴けば聴くほど味が出る!)、たわわちゃんがタマフルブックフェアで買った「ぷらせぼくらぶ」についてとか(必読の名著だけど破壊力が凄まじいので死なないで!)、先週の鎧武「夜回り先生」マインドを見た件についてとかとか…。まぁ、それらについては又の機会にするとして、とりあえず一番最初にお伝えしたいのは、なんとこのブログの読者の方(女性)からユナイテッド・シネマ系列の割引券を大量にいただいたのです。1200円で観られる券(9/30まで有効)ということで、「普通に観る」よりもはるかにオトクなのは言うまでもないし、レイトショーで観るにしても100円安く済むというのもスゲーうれしかったりします。くれた方、本当にありがとうございました!m(_ _ )m カンシャ!


非常にありがたいのです (´∀`) ウフフ
ユナイテッドシネマ系列の割引券


ただ、これがまた本当に大量にいただいたのでね、もしこのブログを読んでいる方が「タワレコ渋谷洋楽第二企画室」や7/30(水)開催予定のタマフル・トップ5オフ会などにいらして、たまたま僕と会った時、「そういえば素敵な方(女性)からオトクな券をもらったそうですネ ( ̄ー ̄) ニヤリ」と言っていただければ、スムースに割引券をお分けしますので、ぜひ声をかけてくださいな~。


ちなみに前回のオフ会で出た「タマフル・トップ5・相談は踊るオフ会」にするというアイディアは実行されるのかしらん。




さて、サラッと火曜&水曜のことを書いておきますよ。火曜日、結局、徹夜したのは、遅くまでブログを書いていた&朝6時発の新幹線に乗らなくてはならなかったから。この日から1泊2日の出張に行く予定だったんですが、こんなに朝早く出発したのは、野田にある中央市場で寿司を食らうためだったりしましてね ( ̄ー ̄) ニヤッ 朝食として食べるために一切の駅弁をガマンしたのは苦痛だったものの、車内で寝ることで空腹を紛らわしまして。新大阪で新幹線を降りると、大阪に行って、さらに野田へ向かい、朝9時半すぎからモーニング寿司を食べたんですが…それはまた別のお話


品川から6時発の新幹線に乗って、新大阪へ。ジリリ、待ちきれないよ~♪
6時発の博多行き

新大阪から大阪に到着! ここから環状線に乗って野田に行くのです。
大阪に到着!

そして“この世の贅沢行為トップ5”に入ると言われているモーニング寿司をEat it!ヽ(`Д´)ノ 詳細はまたの機会に~。
1皿目


仕事自体は昼すぎから。取引先の担当者に会ったり、一緒にメシを食ったりしましてね。いろいろと打ち合わせをこなして夜になったら、再度、山陽新幹線に乗り込んで、今度は山口県の下関に。到着したのが22時過ぎ→良さげな飲食店が軒並み終わっていたので、仕方なくコンビニで缶詰などを買って、ビジネスホテルで軽く晩酌をしたんですが…これが意外とイイ!(・∀・) ヨカッタ! 僕はほとんど家飲みをしないんですけど結構楽しくて、ちょっとハマッてしまいそうな、危険な予感がしましたよ… (`Δ´;) キヲツケネバ


下関に到着。遅かったので、外食はあきらめて、予約していたビジネスホテルにチェックイン。
下関駅

ところが、この晩酌がなかなかのヒット! 野菜が多めなのは、カロリーを気にしているから… (ノД`) アァン
晩酌!


翌日は9時に起きて、唐戸市場で「ふく」を食べたんですが、これまた別のお話。市場の周辺施設で食事を済ませると、JR下関駅から小倉に行って、お仕事三昧。夕方5時に解放されたので、以前から非常に興味があった“焼うどん発祥の店”と言われる「だるま堂」で焼うどんをいただきました。ここで不思議だったのが、本当なら生卵を搭載した「天まど」を頼むつもりだったのに、どうしてもどうしてもカロリーが気になってしまって、結果、普通の焼うどんをチョイスしてしまったこと。この2日間、散々飲み食いしてたのにね (・ε・) ナゼ?


立ち寄った商店街で宇多丸師匠としまおまほさんっぽい看板を見つけたので、貼っておきますね。
宇多丸師匠としまおさんっぽい

小倉駅の南口を出て、駅を背に小倉愛仲通りを進んで行くと、鳥町食堂街の看板がありまして。
ここが鳥町食堂街の入口

入るとすぐ左手に「だるま堂」があるのです。
だるま食堂

入口の立て看板には小冊子が置かれていたりしてね。
鳥町食堂街の小冊子

レトロな店内は超狭くてカウンター6席のみ。ピンク電話が懐かしい。
ピンク電話

この箸立てのブタのイラストが超キュート! スゲーほしいです… (´Д`;) カワイイ
箸立てのブタが可愛い

メニューはこんな感じ。ちなみに店主の坂田チヨノさんは77歳だそうです。
メニュー

本来なら「天まど」を頼みたかったんだけど…。泣く泣くノーマルな焼うどんをチョイス。
元祖焼きうどん

量が少なめなのもあって、即完食! うん、シンプルかつディープな味でしたな(知った風な口調で)。
焼きうどん、完食


帰りも新幹線で品川まで。僕は駅弁を食べるのが何よりも楽しみであり、行きは1つも食べていなかったということでね、食事用として小倉のかしわ飯(750円)と小倉御辨當 響(1100円)、おこわ無法松べんとう(840円)を購入。小腹が空いた用として鳥檸檬すてーき辨當(880円)も買っちゃったりしてね (〃∇〃) ウフフ なるべく小倉でしか買えないやつをチョイスしたんですが、恐ろしいことにどれもアタリだったというか。「駅弁を食べてゴロゴロするだけで今の収入が維持できる仕事があったらいいのにな」「そうだったらいいのにな」と、小学生のようなことを考えたりしましたよ。


調子に乗って、のどごし生を買っちゃったりして。
のどごし生を飲みながら

食べた駅弁のgifを貼っておきますね。
駅弁4個分


そんなワケで、ブログの都合上、飲み食いする様子ばかりになっていますが、一生懸命働いてきたんだからね!ヽ(´Д`;)ノ ホントダヨ 「気兼ねなく美味い物を食らう」というのが“僕が旅に出る理由”なので(って、今回は仕事でしたがー)、節操なく食べまくったものの、わずか2日間でかなり太ってしまったので、今週は食事に気をつける&運動を心掛けようと思っております。


なんと6月30日から4キロ増えてる!Σ(゚д゚;) ヒィ!
体重が100キロに!

僕の気持ちを代弁する画像を貼っておきますね(「漂流教室」より)。デジカメが2キロぐらいあるのかな…。
こわい!(漂流教室より)


以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。







出張の魔! 山口県・下関・唐戸市場でご飯を食べたという覚え書き

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※今回の記事は、僕以外の人間にとっては心底どうでも良いような文章しか書かれていないので、そういうのが苦手な人は読まない方が良いです。

2014年7月1日~2日の話。珍しく出張することになりましてね。1日目は大阪に行って、朝からお寿司を食べたりしたんですが、それはまた別のお話。で、仕事を済ませると、夜は下関のビジネスホテルに宿泊して、コンビニで買ったツマミを肴に晩酌を楽しんでから、全裸で床に就いたのです (〃∇〃) ウフフ

というか、出張の醍醐味は全裸で寝れること!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォォ いや、家だと奧さんがいるし、シーツとかも気になるから、なかなかできないんだけど、ビジネスホテルだったら、何の気兼ねもいらないということで、粗品をブラブラさせながら久しぶりに爆睡しまして。9時に起きると、シャワーを浴びて、いそいそと準備。チェックアウトすると、唐戸市場に向かったのでした。


市場を2階から撮影してみました。みなさん、仕事はすっかり終わっている様子。
下関・唐戸市場


実は2日目に仕事で訪れる予定だったのは“北九州の小倉”なんですが、なぜ下関に宿泊したのかというと、唐戸市場で「ふく」を食べようと思っていたから(ここら辺では「福を呼ぶ」ということでフグをこう呼ぶそうな)。いや、東京だってそれなりに金を払えば上手い「ふく」を食べられますけど、地元の魚市場で安く美味しく食べるのが素敵じゃないですかぁ~(いきなり馴れ馴れしく)。1日目、大阪の市場で寿司を食らい、翌日、下関の市場でふくを食らう…。まさに“神のプラン”というか、「シナリオは完璧、天才じゃな~い?ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!」とすっかりジングルガール上位気分で(なんだこれ)、お目当ての店「市場食堂よし」に行ったら、お休みだった!Σ(゚д゚;) ナニィ!?


評判の「市場食堂よし」に行ったら、なんか様子が変。
市場食堂よし

「本日は終了しました」…だとぅ!?
本日は終了しました

って、なんか定休日だったみたい… (ノω・、) アタシッテホントバカ
定休日は水曜日


脱力したーー ('A`) 完璧なプランだと思ってた。先生に提出したら「よくできました」の判を押してもらえそうな、そんな素晴らしい計画だと思っていたら、“定休日”というもっとも注意せねばならない要素を忘れてた。このためにわざわざ手前の下関に泊まったのに…。ふと後ろを振り返ってみれば、見知らぬニュースキャスターが、うれしそうに、「『市場食堂よし』はやってませんでした!(`∀´)」「やってませんでした!(`∀´)」「やってませんでした!(`∀´)」。僕は何を思えばいいんだろう、僕はなんて言えばいいんだろうーー。気が付くと、ずっと唐戸湾を眺めていたのでした…。


たぶんこの時の僕を刃牙が見たら、こんな感想を抱くと思います(「バキ」第6巻より)。
あんなにも脱力して

唐戸湾を貼っておきますね。
唐戸湾


なんとなくイエモン「JAM」を貼っておきますね↓




でもね、そう逆だ!∑(゚Д゚) ハッ 確かに下関に来ることなんて滅多にないだろうし、もう「市場食堂よし」で食べる機会は一生ないのかもしれない。そして、このまま死んじゃうのかもしれない。ただ、隣りにある施設をのぞいてみれば、山口県下関名物・瓦そばを出すお店があったりしてさ。これは「市場食堂よし」でスムースに食事をしていたら、気が付かなかっただろうし、結果オーライなんじゃないの? そんな風に自分を言い聞かせながら、気を取り直して「元祖瓦そば・藤屋」に入店した次第。


「元祖瓦そば・藤屋」。「本当に元祖なの?」とか聞くのは野暮ですかね。
元祖瓦そば・藤屋

瓦そば(1,058円)は熱した瓦の上にそばやら肉やらが搭載された料理。「名物に美味いものナシ!(`∀´)」と舐めていたんですが…。
瓦そば

意外や意外、焼かれた部分がパリパリして、スゲー美味! 期待値を下げてて正解でしたよ。
焼かれている部分がパリパリ

ソニックブームが発生する級の速さで完食(眉唾な文章)。2人前にすれば良かったカナー。
瓦そば、完食

これだけだと足らないので、限定10食というふく刺しセット(1,058円)も注文。
ふく刺しセット

値段的に仕方ないんだけど、こういう刺身の盛り方って、テンションが少し下がるような… (´・ω・`)
この盛り方はちょっと

ふく刺し、ちょうどいい感じにそこそこ美味。
ふく刺し、美味

ふくの天ぷらも普通の白身魚って感じだけど、悪くはない…って、偉そうですみませぬ。
ふくの天ぷら

こちらも、あっという間に食べちゃいました。値段分の満足はあります。
ふく刺しセット、完食


ふく刺しセットも“観光地の食事”として及第点でしたが、何よりも良かったのが瓦そば。良い意味でジャンクな味というか、これはもう1人前食べたかったほどでしたよ。あと、店員が若い女性ばかりで少しドキドキいたしました (〃∇〃) ウフフ で、食べ終わって店を出て、タクシーに乗って下関駅に向かおう…と思いきや! なんと店の出口からちょうど斜め左下に見える位置に、超美味そうな店を発見してしまったのです!


2階の建物から下を見ると…。「ふく刺しぶっかけ丼」ですって!?
ふく刺しぶっかけ丼だと!?

こ…コイツは美味そうじゃねぇか!(`Δ´;) ゴクリ
ふく刺しぶっかけ丼、美味そう!


これこそ天啓というか。こんな美味そうなビジュアルの料理を発見できたのは、まさに「市場食堂よし」が休みだったからであり、「もしかしたら今日はコイツを食べるために来たのかもしれん (`・ω・´) キリッ」と思いながら「ふくの河久」にイン。ザッとメニューを眺めてみれば、ふくの刺身にカツ、唐揚げ、ふく汁まで一緒になったとらふく刺身御前(1,980円)が素敵だったので、すぐに食券を購入いたしました。


これが、とらふく刺身御前だッ!
とらふく刺身御前

やっぱり、ふくはこういう盛り方じゃないとネ。
この盛り方が良いね

ふくカツ、サクサクした食感がナイス!(o^-')b
ふくカツ

唐揚げもアッサリした味で良かったです。
ふくの唐揚げ

ご飯もふく仕様。贅沢だなぁ。
ふくの炊き込みご飯

ふく汁もダシが出てて美味しい! 胃が落ち着きますわ~。
ふく汁

いやいや、満足でした~ (´∀`) オイシカッタ
刺身御前、完食


って、みなさんはすっかりお気付きでしょうけど、僕も食べ終わってやっと気付いたのです。「あっ、ふく刺しぶっかけ丼を食べてない!Σ(゚д゚;)」と。このブログで僕が自分のことをバカだ愚かだと書いていると、たまに「そんなに卑下しなくても良いんじゃないですか?」なんて優しいメールをくれたりする方がいるんですが(苦笑)、どうです、やっぱり愚かじゃないですか… ('A`) ザンネン ちょっとテンションが上がると、すぐに大事なことを忘れてしまう。人間とは昔からそうやって過ちを繰り返して生きてきたんでしょうな…(勝手に周囲の人を巻き込んだ文章)。


なんとなく「トイ・ストーリー2」のジェシーを貼っておきますね。ああん、忘れてごめんなさい!
でも、彼らは忘れる


な~んてクソの役にも立たない感傷に浸っているヒマはナッシング!ヽ(`Д´)ノ そもそも仕事で出張に来ているんだから、さっさと食べて取引先に向かわねばと、ふく刺しぶっかけ丼(880円)の食券を購入。一気にかっくらったんですが…これは期待しすぎたみたい (ノ∀`) テヘ


満を持して注文したふくさしぶっかけ丼でしたが、ご飯が思いのほかホカホカでして。
ふく刺しぶっかけ丼

刺身自体は美味しいものの、温まりすぎているのがマイナスな印象。ポン酢の量も多くて、しょっぱかったりして…。
ふく刺しは美味

とは言いつつも完食! 一番最初に食べてたら感想も違ってた…かな。
ぶっかけ丼、完食


ということで、予想外の出来事が起きて、予想外に散財して、予想外にいろいろ食べちゃいましたけど、まぁ、良い思い出になりましたヨ (´∀`) ウフフ ふくも良かったんですが、何よりも瓦そばが気に入ったというか。都内でも「福の花」で食べられるみたいなので、今度行ってみようかしらん。


ちなみに「ふくの河久」で“食べるラー油”のふぐバージョンを売ってたので、買っちゃいました。
食べるラー油 ふぐらー


おしまい (´・ω・`) ヤッテマセンデシタ...







ノア 約束の舟(2D・字幕版)(ネタバレ)

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ノア 約束の舟(2D・字幕版)

ノア 約束の舟

原題:NOAH
2014/アメリカ 上映時間138分
監督・製作・脚本:ダーレン・アロノフスキー
編集:アンドリュー・ワイスブラム
製作総指揮:アリ・ハンデル、クリス・ブリガム
製作:スコット・フランクリン、メアリー・ペアレント、アーノン・ミルチャン
脚本:アリ・ハンデル
撮影:マシュー・リバティーク
美術:マーク・フリードバーグ
音楽:クリント・マンセル
出演:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、レイ・ウィンストン、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス、ローガン・ラーマン、ダグラス・ブース
パンフレット:★★★(720円/無難な感じ)
(あらすじ)
神のお告げのような夢により、大洪水がやってきて世界が滅亡することを悟った男・ノア(ラッセル・クロウ)は、使命感に突き動かされ家族と共に巨大な箱舟を造り、生命を絶やさぬために全種類の動物を箱舟に乗せていく。しかし箱舟を奪おうとする者たちがノアの前に立ちはだかる。(以上、ぴあ映画生活より)

予告編はこんな感じ↓




50点


※今回の記事は、キリスト教信者の方及びこの映画が好きな人は不快になる可能性があるので気をつけて!
※今回の記事は、下ネタが含まれており、そういう文章が苦手な人は読まない方が良いです。
今回の記事は、「杜子春」のネタバレに触れているので、気をつけて!


予告編を観る限りはそこそこ面白そうだと思いつつも、周囲の評判があまり良くなかったため、観ないつもりだったんですが…。やっぱりスゲー気になっちゃったので、ユナイテッド・シネマとしまえんに足を運んできました。あんまり好きな話じゃないかな… (´∀`;) ウーン 最初はプロレス団体とか最強クラスのウルトラマンとかトヨタのミニバン型乗用車なども絡めようかと思ったんですけど、面倒くさくなったので、そういう要素がない感想文を残しておきますね(どうでも良い断り書き)。


読者の方からいただいた割引券を使わせていただきました m(_ _ )m アリガトウゴザイマシタ
割引券

ちなみに映画が公開された翌週くらいは洪水をイメージする展示があったりしましたぞ。
UCとしまえんの展示


言わずと知れた聖書の超有名なエピソード「ノアの方舟」の映画化ということで、最初は「実際にあった出来事」風にリアルなアプローチで描くのかと思ってたんですよ(予告編の奇跡描写は「※イメージです」的な感じで)。ところが、先月末、映画好きな方たちと飲んだ時、誰かが「石の巨人みたいなのが出てくる」とか言ってたから、「普通に“ファンタジー全開”なんだ!∑(゚Д゚)」と。しかも、エピソードを膨らませるだけでなく、大幅な改変をしていたから、さらに驚きました。


突然ですが、ザック・ガリフィアナキス似のノアを貼っておきますね。
ノア


なんとなく若干のウソを交えながら物語を書くと、ノアが神の啓示を受けて、箱船を建造して、大量の鳥や動物のつがいを乗せるのはそのままなんですけど…。映画版は「楽園を作り直す→邪な人類はすべて滅ぶべし!ヽ(`Д´)ノ」ということで、ノアは自分の妻ナーム(ジェニファー・コネリー)と長男の嫁で“子どもが産めない体”のイラ(エマ・ワトソン)以外の女性は乗船拒否(見殺しにしたりする)。洪水の後、人類は子どもを作れずに絶滅する予定だったんですが、しかし!

ノアに内緒でナームが祖父メトシェラ(アンソニー・ホプキンス)を頼って、イラを“妊娠できる体”にしてしまった→身ごもってしまったから、さぁ、大変。ノアったら「赤子が女の子だったら、オレが殺す!m9`Д´) ビシッ」とキリングマシーンに変貌してしまい、脱出しようとするイラの船を燃やしたりと容赦なし。「箱船に潜り込んでいたトバル・カインとのバトル」などを経て、イラが苦労して出産した双子の赤子(どっちも女の子だった)を殺そうとしたところ!

そこで、イラの秘奥義「『幼いころ、ノアが歌ってくれた子守歌』返し!m9`Д´し ビシッ」が炸裂したこともあって、初孫を見たノアの祖父心がバースト! 「なんでこんなに可愛いのかよ~♪ (´∀`)」と歌いながら“赤子殺し”を断念すると、「ああん、アタシったら、あれだけ人を見殺しにしたくせに、結局、神様の命令に背いちゃった… (ノДT)」と酒浸りになるも、イラに「神様は人類が生きるに値するかどうかを試したんだよ 川´∀`)ノ (・ω・`) ソウナノ?」と励まされまして。妻ナームの赦しを得て、すっかり元気になったノアがまた家族と仲良く暮らし始めると、空には大きな虹がかかったのでしたーー。


すみません、一応、貼っておきますね↓




えーっと、僕は「トンデラハウスの大冒険」をよく観ていた&通っていた学校がプロテスタント系だったということで、聖書のエピソードについては、一通りは知ってまして。で、初めて聖書を読んだ時の感想を書くと、「ヒデェ話だな… (゚д゚;)」と(いや、面白いんですけどね)。特に旧約聖書に出てくる神様の心の狭さにはつくづく驚かされるというか(それに関して回答していたサイトがあったので、興味がある人は一読を)。で、映画の元になった「ノアの方舟」の「自分たちだけは助かって、新しい人生を始めるッス! ヘ(゚∀゚*)ノ レッツビギン!」的な選民意識とか、ごめんなさい、ちょっと気持ち悪かったワケですよ。


そんなワケで、我が家の本棚にも聖書があったりして。そして隣りに「ラヴクラフト全集」を置くという中二病仕様!Σ(゚д゚;) ヒィィ
聖書


だから、今回の「ノアは役目を果たした後、自分たちも滅ぶ予定だった」って改変は、面白いとは思って(人間がいない方が地球は幸せ=エコ的な思想が強め)。他の人間を見殺しにするノアの葛藤を描いたのも良かったし、最終的に“初孫への愛”ゆえにノアが断念すると「実はそれが正解!m9・∀・) 100テン」という「イサクの燔祭」風味の「杜子春」ライクなオチも、「正しいことのためなら人間が神に逆らうのもアリなんだぜ?」的な度量の広さが感じられるし(って、そもそもイラが妊娠できるようになったのも”神の力”なんですよね、たぶん)。なんて言うんですかね、原作より嫌いじゃないのは確かなんです。


なんとなく「杜子春」のアニメ動画があったので、貼っておきますね↓




でも、よくよく考えれば「そんなの試すんじゃねぇよ ( ゚д゚)、 ペッ」って思っちゃう。最後の最後に「赤子に負ける」ってのはドラマチックに見えるけどさ、やっぱり人として他の人間たちを見殺しにした時点で十分酷いじゃないですか。どうしてもその“神目線の命の線引き”にイラッとしちゃう…って、これはもともとそういう話だから「だったら観にくんな!( ゚д゚)、ペッ」と逆にツバを吐きかけられても仕方ないんですがー。

それと、思ってた以上に“神の奇跡”をバッチリ見せられるので(目の前で木々が一気に育ったり、勝手に動物が集まって来たりする)、さすがにあれだけの力を見せつけられたら「かなわない…('A`)」と思って、ノアの家族たちも怯えて“神の命”に従う気がするし、そもそも他の人間たちだって生き残る手段をリアルに考えるんじゃないかしらん (・ε・) ドウナノヨ


関係ありませんが、「刃牙に母親の話を聞かされてションボリする梢江」の画像を貼っておきますね。
三角絞めでつかまえて-かなわない...


かなりバカバカしかったのが、ローガン・ラーマン演じる次男ハムの話。思春期真っ盛りの童貞ということでね(苦笑)、役立たずの兄貴セム(ダグラス・ブース)とその奧さんイラのイチャイチャ振りを見るだけでムラムラする気持ちは痛いくらいわかる。「大洪水のせいで、自分たち以外の人類はいなくなる」ということで、「オレのセックスの相手は!?ヽ(´Д`;)ノ ドコナノ!?」とチンコ目線で物を考えてしまうのも心底理解できる。

ただ、本当に“テンパッた童貞”みたいな描き方をされていたので、ごめんなさい、同情するというよりは結構ウザくて。例えば、ハムが見つけた少女ナエル(マディソン・ダヴェンポート)をノアが見殺しにしたことで(このシーンは無惨でナイス!)、ハムはずっとノアを恨むんですが、それが「良い娘だったから… (ノω・、)」というよりは「性のはけ口を失って恨みがましくなってるだけ」に見えちゃった…ってのは意地悪ですかね。


次男のハム、なかなか面倒くさかったです…。
童貞野郎ハム


その他、キリスト教目線で考えると、「宗教的にはどんな時も神の御心に従うのが正しいんじゃないの?」って疑問は浮かぶし、悪魔の象徴であるヘビの皮が受け継がれているのもよくわからないし…。途中で進化論っぽいイメージ映像が流れるものの、猿まで進化してから間を置いて人間が登場したのは、いろいろと気を遣ったのが感じられて、ちょっと笑っちゃいましたよ。あと、石の巨人たち自体は好きだし、死ぬ時に爆裂して天に昇っていくシーンはカッコ良かったけど、箱船作りのほとんどをアイツらが担当してたのは、なんかズルイと思ったり(ノアたちがもっと工夫して作るのかと思ってた)。悪党トバル・カインも意外と小物だったりして、非常にガッカリいたしました。


公式動画があったので、貼っておきますね↓




ということで、不満は多めなんですが、ラッセル・クロウは存在感があって良かったし、箱船のビジュアルも気に入ったし、「ノアが自分の孫まで殺そうとする」という展開には驚かされたので、50点という着地。大画面で観た方が迫力あって絶対面白いんですけど…あまりオススメはできないかなぁ。




100点のダーレン・アロノフスキー監督作。続編を作ってくれたっていいんだぜ?



原作…というよりはノベライズなのかな。



サントラです。輸入盤もあります。



創世記をビジュアル化したジョン・ヒューストン監督作。恥ずかしながら未見でございます。



有名な話なだけに絵本もいろいろ出てますが、これを貼っておきますね。



プラモがありましたよ。前まではこういうイメージだったよなぁ。動物も付属している様子。



可愛いオモチャもあるのです。



なんかタイトルだけで相当ヤバイ本ですな… (`Δ´;) ヌゥ



あ、つい貼っちゃった! このDVDは持っているのです… (ノω・、)



ああん、また、思わず!



せっかくなのでこれもどうぞ (´∀`) ダメダコリャ








オール・ユー・ニード・イズ・キル(2D・字幕版)(ネタバレ)

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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2D・字幕版)

オール・ユー・ニード・イズ・キル

原題:Edge of Tomorrow
2014/アメリカ 上映時間113分
監督・製作総指揮:ダグ・リーマン
製作:アーウィン・ストフ、トム・ラサリー、ジェフリー・シルバー、グレゴリー・ジェイコブズ、ジェイソン・ホッフス
製作総指揮:デイブ・バーティス、ジョビー・ハロルド、福原秀己、ブルース・バーマン
原作:桜坂洋
脚本:クリストファー・マッカリー、ジェズ・バターワース、ジョン=ヘンリー・バターワース
撮影:ディオン・ビーブ
美術:オリバー・スコール
衣装:ケイト・ホーリー
編集:ジェームズ・ハーバート
音楽:クリストフ・ベック
視覚効果監修:ニック・デイビス
出演:トム・クルーズ、エミリー・ブラント、ビル・パクストン、ブレンダン・グリーソン、ノア・テイラー、キック・ガリー、ドラゴミール・ムルジッチ、シャーロット・ライリー、ジョナス・アームストロング、フランツ・ドラメー、羽田昌義、トニー・ウェイ
パンフレット:★★★★(820円/実に良いパンフ。「タイムループ現象のマップ」が親切!)
(あらすじ)
戦闘に対して逃げ腰な軍の広報担当官ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘経験が全くないにもかかわらず最前線に送り込まれてしまい、あえなく戦死。しかし、死んだはずのケイジが意識を取り戻すと、周囲の時間は戦闘が始まる前に戻っていた。再び戦死するとまた同じ時間に巻き戻り、不可解なタイムループから抜け出せなくなったケイジは、同様にタイムループの経験を持つ軍最強の女性兵士リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)に訓練を施され、次第に戦士として成長していく。戦いと死を何度も繰り返し、経験を積んで戦闘技術を磨きあげていくケイジは、やがてギタイを滅ぼす方法の糸口をつかみはじめる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※今回の感想に関しては、映画とは関係のない文章が多く書かれているので、マジで小覇王さんとかそーす太郎さんの記事を読んだ方が良いですぞ。
※今回の感想は、原作小説コミカライズ版のネタバレにも触れているので、気をつけて!


突然、人として器の小さい文章から書き始めますけど(苦笑)、以前はトム・クルーズがアクションやSF映画の主演を張るのって、心からは喜べなくて… (´・ω・`) M:Iシリーズは全然良いとしても、トムみたいなイケメン大スターは「7月4日に生まれて」みたいな映画に出て「ペニス、ペニス!ヘ(゚∀゚*)ノ」って叫んでいれば良いじゃないですか(酷い文章)。例えば、「アウトロー」も嫌いじゃありませんが、もっとアクション畑で苦労している人に主演を張ってもらいたかったというか(そうなると企画自体がなくなりそうだけど)。

とは言いつつも、よくよく考えれば、トム・クルーズ自身、自らアクションに挑む姿勢→下手なアクション俳優よりも体を張ってたりしてさ…。そう、単に僕は妬んでいるだけであり、いい加減、「トムは信用できる男」と素直に認めてもいいんじゃないか(どことなく上から目線な文章)。最近、そんな風に反省したこともあって、前売り券を購入。ちょうどムービーウォッチメンの課題映画になったので、先日、ユナイテッド・シネマとしまえんに足を運んできました。


本当はIMAXで観ようと思ってたのに、ムビチケが使えなかったので、断念… (ノω・、) クヤシイ
UCとしまえん

ちなみに6月末ごろ、新宿の地下道で大々的に宣伝されてまして。
新宿の地下

サインなどが飾られていた上に、漫画の試し読み小冊子が配布されていたのです。
試し読み小冊子

そんなワケでゲットしたものの、中身は全然大したことないので、わざわざ買う必要はないですぞ。
試し読み小冊子


この手の長いタイトルの映画って、窓口で伝えるのが本当に大変なんですが、僕はすでに“ビートルズの有名な曲”「All You Need Is Love」を連想すれば大丈夫というメソッドを確立済み(そのせいで「ニード・フォー・スピード」の時に恥をかきましたが…)。無事にチケットを購入したものの、なんとパンフレットを買う時に油断して、「『オール・ユー・ニード・イズ・ユア・キル』ください… Σ(゚д゚;) ハッ」なんて言ってしまって…。ところが、なんと売店の店員さん(女性)も「『オール・ニード・ユー・イズ…ゴニョゴニョ』ですね (´Д`;しアアン」と言い間違えたことで、「アハハ ( ´∀`)(´∀`し ウフフ」と劇場内に溢れるシンパシー。ハッキリ言って、僕が妻帯者じゃなければ恋に落ちていたーー。そんな素敵な出来事があったことを書き残しておきますよ (・ε・) ナンダソリャ


この歌を念頭に置いとくと間違えづらいと思います、たぶん。




さて、感想ですけど、「なんだよ、このハッピーエンド! (ノ∀T) ンモウ!」といった感じ。これからネタバレ全開の駄文を垂れ流しますが、そんなに意外な展開はないものの、基本的にはネタバレを知らない方が面白いのは間違いないので、未見の方は読まない方が良いと思うのですよ。で、それは原作小説コミカライズ版にも当てはまるので、僕的には映画→原作小説コミカライズ版の順で楽しむことを推奨いたします (o^-')b オススメ!


全部、Kindleで読みました~。
kindle版を読みました


そりゃあ、僕的に100点の映画ではないんですけど、この原作をトム主演で映画化するならこれがベターだとは思った…って、伝わりますかね。見終わってからすぐに原作小説を読んで、より評価が高まったというか。映画と原作小説はこんな風に違うんですよ↓


<映画版>
・主人公ウィリアム・ケイジは広報担当の少佐→クソ野郎だったので、脱走兵として前線送りに
・戦場はノルマンディー
・タイムループ能力を身に付けたのは、特殊なギタイを倒して、その体液が混ざったから
・ケイジは早い段階でリタにタイムループしていることを伝えて、鍛えてもらう
・リタは輸血によりタイムループ能力をなくしている
・特訓により戦闘能力は高まるも、戦況を変化させるほどではない
軍はタイムループ云々を信じていない(技術者が1人だけ信じてくれている)
・敵のギタイは侵略者であり、実は1つの生物→管理中枢であるオメガを倒せば戦争に勝てる
・秘密裏に作られた装置を使って、オメガがパリのルーブル美術館の地下に隠れていることを発見
・途中で輸血により、タイムループ能力をなくす
・仲間を引き連れて、オメガを襲撃→手榴弾を使って刺し違える
・オメガの体液がケイジに混ざり、タイムループ能力が復活
・一番最初の時間軸に戻るも、戦争は終結→リタに再度会いに行って終了
(ノω・、) イキテテヨカッタヨ-



<原作小説版>
・主人公キリヤ・ケイジは新兵
・戦場はジャパンのボーソー半島近くのコトイウシ島
・タイムループ能力を身に付けたのは、特殊なギタイを倒して、脳が予兆をキャッチできるようになったから
・ケイジがリタにタイムループしていることを伝えるのは、十分強くなってから
リタもタイムループ能力を備えている
・ケイジもリタも敵を皆殺しにできるほど戦闘能力が高い
軍の上層部はタイムループを把握している
・敵のギタイは異星人のテラフォーミング用兵器
・サーバとバックアップのギタイを倒せば、その戦闘には勝てる(戦争自体は終わらない
・ケイジとリタの脳はバックアップ・アンテナ化しているため、どちらかが死なないとループが終わらない
・泣く泣く殺し合う2人→ケイジが勝利…
オレたちの戦いはこれからだ!
ヽ(`Д´)ノ
ウォォォ!



間違っているところがあったら申し訳ありませんが(汗)、大体こんな感じかと。コミカライズ版に関しては、原作小説を上手く省略&読みやすく漫画化していて(グリーンティーのくだりとか、わかりやすくなってる)、これまた非常に良い出来なんですが、それは置いといて。とにかく原作小説と比べちゃうと、“物語のコク深さ”が損なわれているのは否めないのです。

特に、原作を読む前でも、ルーブル美術館のオメガ襲撃あたりの微妙な失速感にはかなり失望したというか(つーか、あれで仲間たちの信用をゲットできるなら、軍の上層部も十分説得できるんじゃないの?)。それまでも全体的にアクションは“流し気味”であり、僕的にはずっと機動スーツ(exo suit/原作では機動ジャケット)での“斬新で燃えるバトル”に期待していただけに(「エリジウム」も物足りなかったので…)、クライマックス、ケイジもリタも着ないのは超ガッカリしましたよ。ラスボスを倒せば万事解決オチは嫌いじゃないけどさ、だったらせめてラストの戦闘ぐらいは盛り上げて欲しかったなぁ…。

って、不満点から書いちゃいましたが、たぶん原作をそのまま映画化するのは結構難しかったとも思ってて。例えば「大きなバトルアックスを振るって、敵を全滅させるほどの強さを発揮する兵士」ってのは、小説や漫画だと楽しいんですけど、実写だと絵空事に見えちゃうんじゃないかと。というか、ごめんなさい、いくら150回以上の実戦経験を積もうとも、機動スーツが運動能力をフォローしようとも、さすがに原作通りの“鬼神のような強さ”を描くのは無理だった気がしたんですよね(もっと漫画っぽいノリになると思う)。

だから、もともと原作小説自体が「ゲームのプレイ日記」から着想したそうですが、映画版は「パターンを覚えて成長して行く要素」を強めたのが実に素晴らしい(現実的にそれが可能かは別として)。もう、ケイジがループに囚われたことを自覚してからの試行錯誤描写は、まさに映画ならではの“ゲーム的な表現”でしてね(車に轢かれる場面が最高!)。先ほどは否定気味に書きましたけど、そう考えるとアクションが“流し気味”だったのも、“パターンを覚えて戦闘をそつなくこなす描写”として意図的にやったのではないかと思ったりもして(とは言え、やっぱりつまらないワケですが)。


「メットを装着しない」のも、なんとなくゲームっぽいような。
戦場で強くなるケイジ


あと、リタがケイジを鍛える&タイムループ能力を失っている設定にしたのも良かった! 最初は鍛えられる立場だったのに、いつしか彼女を超えてしまって、さらに一方的な恋心も抱いてしまって…という切なさにグッとくる。ダムに向かうくだりで、どうやってもリタが死んでしまうことに悩んだ挙げ句、ケイジが単身で敵地に臨むくだりは、1人だけ時間に囚われた男の孤独が伝わってきて、ちょっと「恋はデジャ・ブ」っぽさを感じたというか。あの場面までは非常に面白かったです。


唐突ですが、こういうビジュアルも良かったなぁと思います。
戦場の牝犬


というか、トムの“クソ野郎からの成長演技”と、エミリー・ブラントの存在感がとにかく素敵でしてね…(しみじみ)。なんて言うんですかね、文句はつけたものの、この2人を観ていると好きにならざるを得なくて。オメガ云々の展開に失望したのは確かですが、最後、都合良く時間が戻って全員が生きてて、成長したケイジがリタの目の前に立つラストはね、実はスゲー泣いた。『敵を倒したら死んだ人たちも復活』って、スーパー戦隊のオチかよ!(ノ∀T) ンモウ!」と、ツッコミながらも泣き笑いだった次第。


この初対面のシーンのエミリー・ブラントは素敵すぎ (´Д`;) ハァハァ 原作の“前支え”オマージュなのかしらん。
初対面のシーン


ということで、長々と書いて来ましたが、基本的には好きな映画でしたヨ (´∀`) ウフフ 話は別物になってますけど、なかなか愛のある映画化作品ではないでしょうか。思いっきりネタバレしちゃいましたが、原作小説コミカライズ版も面白いので、興味がある人はぜひ読んでみてくださいな。それと、日本のコンテンツは今後もハリウッドで映画化されていくと思うんですけど、実は僕的に“ある場面”でダグ・リーマン監督が日本の某名作漫画へのオマージュを捧げている気がしたというか。もしかするとその作品が海外で実写映画化される日も近いのかもしれませんな…(知った風な口調で)。


この場面で脱ぎ捨てられた機動スーツの形が…。
脱ぎ捨てた機動スーツ

範馬刃牙」第6巻の「オリバが脱ぎ捨てたタキシード」に激似だったのは、果たして偶然なのでしょうか…(考えすぎな文章)。
オリバのタキシード


おしまい ┐(´ー`)┌ スミマセンネー




桜坂洋先生による原作小説。新書版もアリ。僕はkindle版で読みました。



小畑健先生によるコミカライズ版で、2巻で完結。これもkindle版で(ry



サントラでございます。



ダグ・リーマン監督作で一番良かったのはこれかなぁ。



なんだかんだ言って、トム・クルーズ主演作で一番好きなのはこれかも。



タイムループ系映画では超引き合いに出されるので、観といた方が良いですぞ。町山智浩さんの解説も超オススメ。









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先週の備忘録(2014/7/8~7/14)

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さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓


火曜日は、徹夜で仕事!ヽ(`Д´)ノ
水曜日は、奧さん&娘が青森に帰省→半日休んで映画三昧!ヽ(`Д´)ノ
木曜日は、やっと「ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版」を鑑賞!ヽ(`Д´)ノ
金曜日は、仕事が長引いちゃいました… (ノ∀`) スミマセン
土曜日は、親友夫婦と映画三昧!ヽ(`Д´)ノ
日曜日は、奧さん&娘と過ごしました (・∀・)
月曜日は、まぁ、働きました (´・ω・`)



本当は今週から超忙しい予定だったんですけど、仕事で嫌なことがあって現実逃避したかったのと、奧さんと娘が青森に帰省したこともあって、水曜日に「オール・ユー・ニード・イズ・キル(2D・字幕版)」「ノア 約束の舟(2D・字幕版)」「ラストミッション」、木曜日に「ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版」、土曜日は「トランセンデンス」「渇き。」と、映画を鑑賞しまくりまして。夜はブログを書きまくったというね。感想は追々アップする予定でございます~。


夕方から映画鑑賞3連発!(ちなみに3本とも字幕が戸田奈津子さんという偶然) そして映画の前に…。
半日休んで映画三昧!

娘の誕生日プレゼントを物色するためにトイザらスへGO!
トイザらスにGO!

その後はベンチで夕飯代わりの焼き鳥&のどごし生…って、ダメ中年!Σ(゚д゚;) ヒィ!
夕飯は焼き鳥とのどごし生

土曜日は同じ系列のユナイテッド・シネマ豊洲で映画を観たというね。
ユナイテッドシネマ豊洲


って、よくよく考えれば、「ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版」に関しては感想を書く予定がないので、ここに残しておきますね。来週に公開される「GODZILLA」を観る前におさらいしておくのも良いかと思って、品川プリンスシネマで観たんですが、昔より全然面白かったです (・∀・) イイネ! 小さいころは、怪獣がゴジラしか登場しないのが不満だったんですが、大人になった分、人間ドラマの部分を楽しめるようになった…って、当たり前の話ですな。まぁ、優しい気持ちで楽しめたというか。特別に販売されていた復刻版パンフレットも買っちゃいました (〃∇〃) ウフフ


復刻版パンフレットはなかなかお高いのですが…。
復刻版パンフ、高い!

中身はこんなに豪華なので、文句ナシなのです (`∀´) フハハハハハハ
中身はこんな感じ

こういうイラストとか最高すぎですな。
ゴジラに挑む青年科学者

裏の広告まで復刻する徹底ぶり。ちなみにこちらのブログでは初版パンフと比較していてビックリ! Σ(゚д゚) スッゲ
裏の広告も復刻


というか、実は先々月から収入が少し戻りましてね ( ̄ー ̄) ニヤリ このまま頑張れば何とかなるかと思ったんですが、世の中はそうそう甘くなくて。定期的にいただいていた仕事が一気に減少することになって、猪木問答の時の鈴木健想ライクに明るい未来が見えない状態。8月の納期に間に合うようにいろいろとやらなければいけない作業は多いのに、さらに営業も頑張らないといけないってのが、心底面倒くさいし、体が保たなそう。

あと、先月ぐらいから娘の耳がまた悪くなってて、もしかしたら手術しなくちゃいけないかもしれないってのが、何よりもダウナーになるというか。せっかくもうすぐ誕生日なのにさぁ…。娘のことに関しては、奧さんの前で不安顔は見せないようにしてますが、やっぱり他の子と比べると言葉を覚えるのが明らかに遅いのが不憫でして…。奧さんがそれほど気にしてないのが救いだけど、なんかもうちょっと家族と過ごす時間が作れる仕事に転職しようと思いながらも、友人のハードな求職活動事情を目撃している身としては、無闇にアクションを起こせない。収入が下がるのもやっぱり厳しいしね。

いや、僕は本当にダメな人間でね、大人として考えるなら、映画鑑賞のペースをさらに落とした方が良いし、このブログだってもう止めて、その労力を仕事&家庭に費やした方が良いっぽいのは、十分わかっているのです。というか、この記事の前半部を冷静に考えれば、「テメェ、スゲー忙しいのに現実逃避して映画なんか観てんじゃねーぞ!( ゚д゚) ゴルァ!」って話だったりするワケでさ。でもね、ハッキリ言って、そういうことができないのなら、僕自身の“生きている意味”がないじゃないと思ったりもして。なんて言うんですかね、考えることがありすぎて、現在、若干の「どうにでもなーれ♪ヘ(゚∀゚*)ノ」気分というか、非常にグラグラしているため、amazonから届いたばかりの「サバイバル・ソルジャー」のBlu-rayを観て現実逃避する…って、ダメだろ!Σ(゚д゚;) アホカ!


DVDのレンタルも始まってるから、興味がある人は観てみて!(o^-')b オススメ!




以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。





ザ・オススメ書籍(2014年初夏)

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※この記事のタイトルは、本来なら「ジ・オススメ書籍」なのかもしれないけど、気にしないで!

僕がそこそこ愛しているラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」では、毎年、定期的に「推薦図書特集」なんて企画をやってましてね。紀伊國屋書店・新宿本店と連動したフェアを開催するのも恒例行事となっているのです。


これが「タマフルブックフェア」だッ! 前に来た時より、種類が増えてやがる… (`Δ´;) ヌゥ
タマフルブックフェア

気付かなかったけど、こういうポスターもあるのね。
ポスターまで!


で、早速、「映画術 その演出はなぜ心をつかむのか」「世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書」を買って、現在、積みっぱなしだったりするワケですが…(一番ダメな展開)。とりあえず今回は勝手に便乗して、僕の推薦図書を書いておこうと思います。最近は、「プロメテア 1」とか「アラン・マンジェル氏のスキゾな冒険」とかも面白かったんですけど、イチオシはこの本だったりします↓


謝るなら、いつでもおいで



これ、佐世保小6女児同級生殺害事件のノンフィクションでして。事件の概要はwikipediaなどを読んでいただければと思うんですけど…。事件が起きたころは、正直、あまり興味がなかったものの、“子を持つ親の立場”になってから振り返ると、「自分の子どもが被害者にも加害者にもなるかもしれない…」という、スゲー恐ろしい話なのです。ちょっと読むのがツラくて、途中で止めたりもしちゃったんですが、読み終わった後は、つい「11歳の衝動―佐世保同級生殺害事件」とか「佐世保事件からわたしたちが考えたこと―思春期の子どもと向きあう」とかも読んじゃったりしてね。

書いた川名壮志さんは毎日新聞の記者なんですが、事件当時、長崎県佐世保支局で働いていた人でして。被害者の父親はそこの支局長ということで、被害者家族と一緒に食事をするほどの密接な関係だったところで、事件が発生するワケですよ。これが非常に生々しい。さらには、被害者の父親と兄、加害者の親にも話を聞いていて、「こんなルポが書けるのはこの人しかいなかっただろう」と、ごめんなさい、ちょっと不謹慎かもしれませんけど、非常に感心いたしました。

ネタバレになっちゃうので詳しくは書きませんが、確かに「あの程度のことで人を殺す子どもはいない」けど、「誰でもそうなり得る」とも強く思ったというか。加害者の親に後ろ指は差せないなぁと。あと、被害者家族の話もまたいろいろと考えさせられて、特にこの本のタイトルになった言葉はスゲー重かったです…。

ということで、なんだか頭の悪いボンヤリとした感想文を垂れ流しちゃいましたが(苦笑)、駆け出し記者の成長譚的な要素もあって、非常に読みやすいので、興味がある人はぜひ手にとってみてくださいな。特に子どもがいる人はタメになると思いますぞ (・∀・) オシマイ







ラストミッション(ネタバレ)

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ラストミッション

ラストミッション

原題:3 Days to Kill
2014/アメリカ 上映時間117分
監督:マックG
製作:ライアン・カバナー、マルク・リベール
製作総指揮:タッカー・トゥーリー
原案:リュック・ベッソン
脚本:アディ・ハサック、リュック・ベッソン
撮影:ティエリー・アルボガスト
美術:セバスティアン・イニザン
音楽:ギョーム・ルーセル
出演:ケビン・コスナー、アンバー・ハード、ヘイリー・スタインフェルド、コニー・ニールセン、リヒャルト・サメル、トーマス・レマルキス、マルク・アンドレオーニ、ブルーノ・リッチ
パンフレット:★★★(720円/ロケーションマップがうれしい。戸田奈津子さんのコラムもアリ)
(あらすじ)
余命わずかだと言い渡されたCIAエージェントイーサン(ケヴィン・コスナー)は、残された人生を家族と共に過ごすためパリへと向かう。長い間家庭をおろそかにしてきた彼は、難しい年頃の娘ゾーイ(ヘイリー・スタインフェルド)との仲もぎくしゃくしていた。そんな折、CIAエージェントのヴィヴィ(アンバー・ハード)が、イーサンに最後のミッションのオファーをしに来るが……。(以上、Yahoo!映画より)

予告編はこんな感じ↓




60点


リュック・ベッソン印の映画って、一時は辟易していたんですが、“父親ポルノ”の傑作「96時間」から見直しまして(語弊のある表現)。最近はなるべくチェックしようと心掛けているんですよ。しかも、今作の予告編を観るかぎりは“ケヴィン・コスナー版「96時間」”といった“僕好みムード”がムンムン状態だったので、いそいそと前売り券を購入。「さぞや“良い父親気分”に浸れるのだろう (^ε^) ムフフ」と楽しみにしていたのです。

で、先週、仕事を半日休んで、ユナイテッド・シネマとしまえんに行きまして。今月23日に訪れる娘マナ子(仮名)の3歳の誕生日のために、近くのトイザらスでプレゼントを物色して、父親気分を高めたりしてね ( ̄ー ̄) ニヤッ 「オール・ユー・ニード・イズ・キル(2D・字幕版)」「ノア 約束の舟(2D・字幕版)」を経て、やっと観たんですが…。ちょっと期待しすぎちゃったカナー (・ε・) ウーン


この日は夕方からUCとしまえんに入り浸りだったのです。
UCとしまえん

チケット売り場の上にデカデカと! 宣伝にはそこそこ力が入ってたっぽい。
チケット売り場の上にデカデカと!

ダイエット中なのに、塩キャラメルポップコーンを買っちゃった…。ちくしょう、スゲー美味いYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!
塩キャラメルポップコーンとポテト


いや、基本的には楽しめたんですよ。何がストライクだったかって、娘ゾーイ役のヘイリー・スタインフェルド。「トゥルー・グリット」のマティ役ですっかり心を奪われた女優さんなんですが、そんな彼女が父親に憎まれ口を叩くだけでたまらなくて… (´Д`;) ハァハァ もうね、彼女の絶妙な“美人じゃない感”は本当に最高で(まぁ、実際は美人なんだけどさ)、お父さんの“理想の「リアルな娘」”というか。この配役だけで本来なら100点にしたいところです。


小生意気な娘役がよく似合うヘイリー・スタインフェルド。マナ子もこんな感じに育ってくれれば…。
理想の娘


ゾーイの着メロだったアイコナ・ポップの「I Love It」を貼っておきますね↓




というか、娘とのコミュニケーション描写はとにかく泣けた。この映画の主人公と比べたら、僕なんぞ毎朝保育園に送っているワケですから、娘と疎遠ということではないものの! 将来、娘が成長したら間違いなく蛇蝎の如く嫌われるだろうと覚悟しているだけに、なんかね、勝手に「成長した娘に嫌われた!ヽ(TДT)ノ シニタイ→また仲良くなれた… (ノДT) ウレシイ」気分になって、イーサンとゾーイの距離が縮まるくだりが他人事に思えなかったのです。特に泣けたのが自転車の乗り方を教える場面で、「そんなに上手くいくかよ!(;`Δ´) バカバカシイ!」と思いつつも、ちくしょう、涙が止まらなくて。最終的には、劇中のギャラリーと一緒に拍手しそうになるほど感情移入してました… (iДi) イイシーンダナー


娘を持つ父なら涙なくしては観られない自転車特訓シーン。この場面で米2合は食える!
自転車練習


なんとなく島田晴香さんの自転車特訓動画を貼っておきますね↓




その他、格闘シーンでのカット割りの多さはダメだと思ったけど(結構わかりづらい)、アクション描写自体はそんなに嫌いじゃない印象。特に会計士をさらうくだりは、そこそこ良かったです。一番グッときたのは、“トイレで暴行されそうになった娘を救う場面”で、ああいうクズどもを叩きのめす展開って本当に最高ですよネ (´∀`) ウフフ 直後の「ボディガード」オマージュなお姫様抱っこも微笑ましくて、非常に留飲が下がった次第。


胸がスーッとする場面。贅沢を言うと、暴行野郎は全員、両目を抉ってほしかったけどね ┐(´ー`)┌ シカタナシ
お姫様抱っこ


ただね、映画としてはどうかと思うところが多くて。フタを開けてみれば、「96時間」というよりは「トゥルーライズ」っぽいなぁと感じたんですけど…。とにかくアクションが少なくて、むしろコメディ要素が多めだった…ってのは好みの問題だとしても、脚本が非常に適当というか。例えば殺し屋が奧さん&娘の写真を持っていたりするから、当然ながら家族が巻き込まれると思ったら、意外とそうでもなく。クライマックス、パーティで偶然、娘の彼氏の父親がラスボスと関係があったことが判明するから、今度こそ家族が巻き込まれると思ったら、またもやそうでもなく。ポスターに「弱点、16歳の娘。」なんて書いてあった割にはアッサリ気味にケリがついちゃって、非常にビックリいたしました。

まぁ、この手の映画にリアリティ云々を言うのも野暮ですが、さすがにハイヤー会社の経営者ミタット(マルク・アンドレオーニ)や帳簿係グイド(ブルーノ・リッチ)の拉致拷問描写は軽すぎて合わなかったです。勝手に住み着いていた移民家族もなんだかなぁというか、あの出産シーンの“取って付けた感”には、ごめんなさい、かなりイラッとしました(イーサンに命の大切さを教えるためとは言え、あまりにも安易では)。ウォッカを飲むと副作用が落ち着く設定は全然活かされなかったし(ピンチで使ったり、誤解されて困ったりするのかと思った)、中華と言いながら寿司を食ったりするし…。

大体、CIAエージェントのヴィヴィ(アンバー・ハード)が、美人だしカッコイイんだけど、気まぐれというには“この映画に都合が良い女”すぎて、ちょっとゲンナリしたというか。そもそもイーサン1人に事件を全部任せるのもおかしいしさぁ…(他の奴が一緒に行動しないのが不思議)。一応、終盤の展開を書いておくと、病気のせいで瀕死状態に陥りつつも、同じくヘロヘロなラスボスと向かい合ったイーサンは、家族&命の大切さを知ったので殺すのを止める→ヴィヴィが射殺して、事件は無事解決。クリスマス、ヴォコットの別荘で過ごしていたら、ヴィヴィから特効薬が届いたりして、続編を作る気マンマン状態で終わってましたよ。


アンバー・ハード自体は美人で良かったんですけどね~。
謎の女


ということで、いろいろと気になるところだらけの映画なんですが、そんなに期待しなければ普通に楽しめるというか。フランスの名所がたくさん出てくるし、日曜洋画劇場で流れてたら、そんなに文句が出ないような気がします。無闇には薦めないけど、ケヴィン・コスナーが好きな人なら観に行っても良いんじゃないかしらん。それと、「映画秘宝 2014年 08月号」に載ってた“信用できる漫画家”の古泉智浩先生のレビューが非常に素晴らしくて、それを読んでから「夕焼け集団リンチ」のあとがきを読むと、さらにグッとくるので、興味がある人はそっちもチェックしてみて!(o^-')b オシマイ




マックG監督の最高傑作はこれでしょうな。



もっとこんな感じになるかと思ってました。



今年観たスパイ映画。ケヴィン・コスナーは主演じゃないけど、CIAの上司として出演してます。



古泉智浩先生の痛くて笑えて切ない短編集。kindle版で読みましたが、スゲー面白かったです。







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日本の農業や自然を守るための動植物の検疫の目的やその仕組みについて詳しくご紹介

her/世界でひとつの彼女(ネタバレ)

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※今回の記事に関しては、どうしても下ネタが多くなってしまって…。さすがに下劣なので、最初からこちらのブログ(http://kamiyamaz.blog55.fc2.com/blog-entry-44.html)に感想をアップしてみました。ハッキリ言って、かなり心が狭めの文章が書かれていて、スパイク・ジョーンズ監督や「her/世界でひとつの彼女」が好きな人は確実に不快になると思うので、読まない方が良いです。








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