アルマジロ
原題:ARMADILLO
2010/デンマーク 上映時間105分
監督・脚本:ヤヌス・メッツ
撮影:ラース・スクリー
編集:ペア・キルケゴール
プロデューサー:ロニー・フリチョフ、サラ・ストックマン
出演:メス、ダニエル、キム、ラスムス、小隊長ラスムス
パンフレット:★★★★(600円/この値段でタメになるコラムが4本も入ってるのはオトク)
(あらすじ)
2009年、デンマーク兵士メスやダニエルらは10日間の訓練の後、アフガニスタン南部の前線作戦基地アルマジロへと向かう。イギリス同様国際治安支援部隊(ISAF)支援国であるデンマークは警戒エリアでパトロールを担当。彼らはタリバンの拠点まで約1キロの場所で穏やかな日々を送っていたが、ある日、タリバンと交戦することになり……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
85点
何で知ったのかは忘れたんですが、「本物の戦闘シーンまで映しているドキュメンタリー」ということで、非常に下世話な興味を持ちまして、前売り券を購入。先日、銀座シネパトスで観て来ました。スゴかったですよ (・ω・;) ウーム ハッキリ言って、パンフレットの監督インタビューや想田和弘監督を初めとする著名人のコラムなどを読めば十分なんですが、一応、適当な感想を残しておきますね。
場内ではポスターが売られてました。
簡単に書くと、若いデンマーク兵士たちが国際治安支援部隊としてアフガニスタンに来て、帰るまでの7ヵ月を撮影したドキュメンタリー。なんとすでに日本のテレビでも放送されてたそうでして。観る前は「ハート・ロッカー」風味の「ビルマVJ 消された革命」
といったイメージで、もっと「軍隊=悪!ヽ(`Д´)ノ」的な告発色が強いのかと思ってたんですが、見終わった印象は戦場の「アメリカン・ティーン」
って感じ。
いや、あそこまで登場人物を掘り下げてないし、編集&構成が上手いワケではないんですけど、若者たちがメインでドキュメンタリーっぽくない作りなので、つい思い出しちゃったというか。序盤から中盤が結構単調なので、少し眠くなるところもありましたが、全体的には興味深く観られました。映画のオチを書いておくと、任期が終わった兵士たちはデンマークに帰りまして。日常に帰る人もいれば、また戦場に戻る人もいる…って感じで終了してましたよ。
兵士のヘルメットにカメラを付けた&実際に同行して撮った戦場の映像は確かに迫力があって。監督と撮影監督の度胸には驚かされたというか。空爆するシーンも淡々とした迫力があって、「戦場って怖いなぁ… (´・ω・`)」とつくづく思いました。ただ、一番衝撃的だったのは、超ネガティブな場面が入ってるにも関わらず、ちゃんとデンマーク軍の許可を得て作られたということ。軍隊公認の作品って、普通は「軍で働く人って大変だけど、みんなで応援したいよネ (o^-')b ガンバッテ!」ってムードが一辺倒な内容になりがちだと思うんですが(「ネイビーシールズ」とか、その極北だと思う)、この映画の場合は“戦争犯罪疑惑のシーン”まで映ってるんだから(負傷した兵士を虐殺した疑い)、観てるこっちが「ええっ、これ許可しちゃったの!? Σ(゚д゚;)」と心配になるレベルなんですね。
実際、そのシーンは公開後に社会問題になって、兵士たちは調査されたそうで(結果、お咎めなし)。終盤、親にその戦闘の内容を話した兵士がいることが騒ぎになって、ミーティングで上官が「チクリはダメだぞ!(`Δ´)」と説教する場面が流れるんですけど、「いや、この場面を映画として公開してることの方がはるかに危険なのでは? (・ω・;) ウーム」と心の中で突っ込んじゃいました…って、想田和弘監督が全部パンフに書いてたことなんですがー (ノ∀`) ウケウリ
ちなみに、僕的には「兵士たちがFPSゲームをやるシーン」を入れたのが、いかにも「今どきの若者はゲーム感覚で人を殺めるんですよぉ~ (`∀´)」的なムードがして、安っぽく見えちゃったんですけど…。少し検索してみたら、アフガニスタンの英軍基地に派遣されていたヘンリー王子がタリバンのメンバーを殺害したことを告白した際、「ゲームが好きだから、親指を使うのは得意だと思っているよ」なんて発言をしてたので、「そんなに間違ってもいないのかしらん? (・ε・;) ビミョー」なんて微妙な心境になったという、あまり関係のないことも書き残しておきます。
あと、ラストで一部の兵士がアフガニスタンに戻ることが示されて終わるので、パンフでは「戦争中毒云々」的な文章が書かれてましたが、それは“スリル中毒”というよりも(登場人物の1人はそういう意味合いの発言をしてはいましたけど)、兵士たちの本国での社会的地位の低さとか、別の要素が問題な気がしました。つーか、僕的には、何の罪もない少女を殺した軍人が「仕方ない」なんて言葉で済ませてたシーンが非常に恐ろしかったです。ああやって心を凍らせないと兵士なんてやってられないんでしょうけど、軍隊というシステムの非道さをあらためて感じた次第。
まぁ、何はともあれ、軍隊をわかりやすくバッシングしてる作品ではないんですけど、国際治安支援部隊とタリバンの間に立たされてハードな日々を送ってるアフガニスタンの民間人たちを見れば、いろいろと間違ってるのが明白すぎなので、非常に良い反戦映画じゃないでしょうか(って、軍隊をちゃんと撮ると反戦映画になっちゃうんだと思う)。僕的には多くの人に観てほしいなぁと思うんですが…。ごめんなさい、結構退屈なところもあったので、気をつけて!
近年観た反戦映画で一番好きなブライアン・デ・パルマ監督作。フェイクドキュメンタリーです。
リダクテッド 真実の価値 [DVD]
命がけすぎる告発ドキュメンタリー。こちらもデンマーク映画だったり。
ビルマVJ 消された革命 [DVD]
なんとなく貼っておきますね。ドキュメンタリー映画で一番好きかも。
アメリカン・ティーン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
アルマジロ(ネタバレ)
96時間 リベンジ(ネタバレ)
96時間 リベンジ
原題:TAKEN 2
2012/アメリカ 上映時間92分
監督:オリヴィエ・メガトン
製作・脚本:リュック・ベッソン
脚本:ロバート・マーク・ケイメン
撮影:ロマン・ラクールバ
音楽:ナサニエル・メカリー
アクション指導:アラン・フィグラース
出演:リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン、ラデ・シェルベッジア、アラン・フィグラース、ルーク・グライムス、オリヴィエ・ラブルダン
パンフレット:★★★★(600円/オーソドックスに充実)
(あらすじ)
イスタンブールで就いていた警護の仕事を終え、元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)と娘のキム(マギー・グレイス)を同地に呼び寄せた元CIA工作員ブライアン(リーアム・ニーソン)。バカンスを一緒に過ごし、家族の絆を取り戻そうとするブライアンだったが、かつてキムを誘拐して彼に息子や部下たちを殺された犯罪組織のボスによる復讐(ふくしゅう)計画が動き出していた。ブライアンとレノーアは組織にとらわれ、辛くも難を逃れたキムはイスタンブールの街をさまよい続ける。そしてブライアンは、妻と娘の命を守ろうとするが……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
96点
※今回の記事は、映画とはあまり関係のない文章がダラダラと書かれていて読みにくいので、そういうのが苦手な人は読まない方が良いです。
公開日に新宿バルト9で観て、その後、ユナイテッド・シネマとしまえんで2回目を観て来ました。理想の父親でしたよ… ( ;∀;) イイチチダナー
ユナイテッド・シネマとしまえんのエレベータはこんな感じになってました。
まず、「96時間」について書きますね。2009年、このブログを始める前に劇場で観た時はスゲー面白くて! その年の映画ランキングでは150本中32位と高評価をしてまして、ブルーレイソフト
も購入。その後、2回くらいは観てたんです。
とりあえず「96時間」の予告編を貼っておきますね↓
ところが! 昨年末、「今度、続編が公開されるから、復習しておくかな~ (・∀・)」と軽い気持ちで見直してみたら、傑作すぎて超ビックリ!Σ(゚д゚;) もうね、オープニングのホームビデオ映像から、5歳になった自分の娘・マナ子の姿を勝手に想像してクラシックなブルーになって涙が溢れちゃう感じ(実際はまだ1歳6ヵ月ですがー)。その後、娘のために何度も調べて買ったカラオケセットとポツンと佇む姿で嗚咽を漏らしながら泣いてしまい、10分間中断。さらに、せっかく娘との2人の食事を楽しみにしてたら、離婚した奧さんが厳しい顔でついて来て超テンションが下がる上に、「結局、海外旅行の許可をもらいに来ただけだった… ('A`)」と知って、またも号泣して10分間中断ですよ。
この冒頭のホームビデオ映像だけでスゲー泣ける!
カラオケセットと一緒に佇む姿はあんまりすぎだYO!ヽ(TДT)ノ 以前も泣いたけど、今度は10倍泣いた!
この場面もテンションが急降下。マナ子はパパに会いに来たんじゃなくて、海外に行きたいだけなのね…(現実と混同した文章)。
その後、娘が誘拐された時は、脳の血管が何本か切れて昏倒するほど激怒したものの(少しウソ)、ブライアンがスティーブン・セガール級の容赦のなさで悪を惨殺していくため、驚くほど気分爽快になりまして。見終わってみれば、ぴあの出口調査で「100点!ヽ(`Д´)ノ」と即答するレベルの満足度。人間、状況や心境が変わると、前に観た映画でも違った感想を抱くことなんて多々あるワケですが、自分に娘が出来てから観る「96時間」は、以前の10倍は破壊力が増しており、2009年のベスト5には確実に入る作品に変貌しておりました。
ちなみに、こいつの発言でマナ子がまだ処女だと知った時は、少しホッとしたりもして… (・∀・) ナンダソリャ
さて、そんな感じで、満を持して迎えた「96時間 リベンジ」ですよ。前作で父親としての株が凄まじく上がったので、娘はそこそこ懐いてるし、奧さんも「レニー」と愛称で呼んでも怒らないというか、むしろ今の夫と別居中なので復縁ムードもバッチリ。何がうれしいって、ブライアン自身がちょっと明るくなったというか、警備のお金が多めにもらえて「ウホッ!ヘ(゚∀゚*)ノ」なんて顔が綻んだのは心に余裕ができた証拠でさ…。「ああ、前より娘と過ごせるようになって、丸くなったんだなぁ… (ノω・、)」と思うだけで滂沱の涙。娘のために自動車をせっせと磨くシーンや、彼氏ジェイミー(ルーク・グライムス)の家をGPSで突き止めちゃって娘に怒られるくだりもキュートで仕方なかったし、正直、僕的にはこのままで良かったというか、そのまま家族3人でイスタンブールを観光して終わってもOKだったんですが…。残念ながら、そうは問屋が卸さなくて、前作
で息子マルコを殺されたアルバニア人ムラド(ラデ・シェルベッジア)が襲撃してきちゃうんですよネー (・ε・) チェッ
娘がイスタンブールに来てくれた時はスゲーうれしくて、このまま終われば良かったのに…。
マルコの父親ムラドが“悪の親族”を総動員して、ブライアンたちを襲って来ちゃうのです。
ちなみにマルコは前作で“電気の拷問”で殺された人だったり (`∀´) ジゴウジトク
「んもう、イスタンブールでは恨まないのがルールなんじゃないの!? ヾ川。`Д´。)ノ プンプン!」なんて話は置いといて(不要な文章)。前作で超キャッチーだった「これからお前はさらわれる」と伝えるシーンが、「これからお父さんとお母さんはさらわれる」に変わったのはナイスアイディアで愛してる。拉致されたブライアンが、難を逃れた娘と力を合わせて、緊急避難という名目で地元の人に迷惑をかけまくる(① ホテル従業員の私服を盗む ②手榴弾を投げまくって街を破壊する ③タクシーの無賃乗車 ④タクシーの窃盗 ⑤ カーチェイスで街を破壊)のも相変わらずで、実に微笑ましかったですな~。
この電話ネタを恒例にしたのは素晴らしいと思いました。
で、後はブライアンのハイパーな戦闘力やら記憶力やらで、悪党を皆殺しにしてくれるので超スッキりす (´∀`) スッキリ 白眉だったのは、追い詰めたムラドにブライアンが説教をかますシーンで、「もう暴力の連鎖に疲れたから、お互いやめようよ。アンタの息子が誘拐した女性たちの親のように、アンタも息子の死に耐えて生きろよ」みたいな台詞を言いまして。リーアム・ニーソンの演技力もあって、なかなかグッとくるんですが…。ムラドったらその提案を了承したくせに、ブライアンが背中を向けた瞬間、彼が置いた拳銃を手にして引き金を引いたら、拳銃の薬室は空→試されてたというね… (・∀・) ニヤニヤ
そもそも「誘拐した女性をクスリ漬けにして人身売買する」という吐き気がするほどの所業に手を染めていたマルコは、100回殺されてもお釣りが来るレベルの悪党なワケですよ。それなのにムラドったら、テメエの息子のクズっぷりを棚に上げといて、「息子を殺されたぁ~、息子を殺されたぁ~ヽ(`Д´;)ノ」とモンスターペアレント感丸出しで被害者ヅラしてたワケで、そんな奴の口約束なんぞ1ミリも信用できません(キッパリ)。案の定、ブライアンがちょっと試してみたら、ムラドはまんまとその本性をさらしてしまったため、ヤレヤレ顔でタオル掛けに頭を串刺しにされるんですが、このジジイには心底ムカついてたので、「ざまぁ!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!」と驚くほどハッピーな気持ちになりました (´∀`) ホッコリ 一応、その後の展開を適当に書いておくと、「キムが見事運転免許を取得(見守るブライアンの姿に涙…)→家族3人でパフェを食って祝おうとしたら、彼氏ジェイミーが出現→ブライアンが彼とにこやかに握手をして終了(初対面の時はスルーしてた)」って感じだったんですが、「ブライアン、良かったね… (ノω・、)」と涙が止まらなかったです。
ムラドが殺された時の心境をBGMに例えると、こんな感じ↓(「マニフェスト」収録だヨ!(o^-')b オススメ!)
クライマックスのブライアンを見て、なんとなく大巨神を思い出した中年男性は僕だけじゃないハズ。
正直、前作と比べちゃうとさ、ブライアンの心境や置かれた状況が違うから仕方ないんですけど、「知人の妻を躊躇せずに撃つ」といった笑っちゃうほど過剰な“容赦のなさ”がなかったのは、少し物足りなかったです。戦闘シーンも全体的に前作
の方が観やすかったし、特にガッカリしたのが、クライマックスのアラン・フィグラース演じる用心棒とのタイマンシーン。アラン・フィグラースはあの「ボーン・アイデンティティー」
で披露されてスゲー流行った近接戦闘(手をパシパシするやつ)を指導した人であり、この映画でもアクション指導を担当しているほどの猛者なんですが…。なんか演出&編集が下手なのか、何がどうなってるのかわからないところがあったり、格闘演出的に技が少なく感じたりと(投げとか寝技が入っても良いのでは)、若干、盛り上がりに欠けたんですよね。ブライアンのトドメもわかりづらかったし、近距離での拳銃の撃ち合いから2人があの円形のサウナに上がった時はテンションが上がりまくっただけに、ちょっと残念なタイマンだったというか (´・ω・`) ウーン 「コロンビアーナ」の時も思ったけど、オリヴィエ・メガトン監督、ちょっと惜しかったです。
アラン・フィグラース a.k.a.荒井注似のおっさん(©てらさわホークさん)。コクのあるツラ構えが素敵。
ブライアンとのバトル動画を貼っておきますね↓
その他、「ムラド一味はブライアンをもっとしっかり監禁しなよ(舐めすぎ)」とか「警察が介入しない理由が不明(前作はまだちゃんとしてた)」とか「ジャン=クロード(オリヴィエ・ラブルダン)を殺された(たぶん)フランスは何もしないの?」とか「大使館の検問を突破する必要はなくね?(リスキーすぎ)」とか「ムラドたちはわざわざ浴場に逃げたけど、あまり意味がなかったような?」とか「最初の時みたいに奧さんを人質にとれば良かったのに…」とか思うところはあるんですけど、まぁまぁ、いいじゃないですかぁ~(急に馴れ馴れしく)。僕的には“リーアム・ニーソンの父親振りを堪能するための映画”だと思ってるので、多少の粗は全然気になりませんでしたよ(だったら書くなよ)。
つーか、これはね、一昨年、僕に娘が生まれたのが大きいんですけど、とにかくブライアンが他人とは思えないの (´・ω・`) 無神経な友人がたまに「娘が大きくなったら、さぞや『お父さん、臭い!川`Δ´) ヨルナ!』とか『お父さんの下着と一緒に洗わないで!川`Δ´) シネ!』とか『ジジィ、黙ってカネ寄こせ!川`Δ´) 5マンエン!』などと言われるのだろうね (`∀´) ケケッ」なんて訳知り顔で言ってきたりするんですけどね、そんなことはアナタごときに言われるまでもなく想定済みであり、僕はその“Xデー”が来るのを覚悟しながら日々育児をしているんですね。
僕的にはこのくらいの大技を食らう覚悟をすでにキメております(「グラップラー刃牙完全版」18巻より)
ただ、だからこそ、ブライアンの活躍が眩しくて… (ノДT) 娘と距離が出来ていた男が、ここぞという時にその真価を発揮して、「やっぱりパパってスゴイ!ヘ(゚∀゚*し」「パパ、愛してるでガース!(゚∀゚し」と尊敬&信頼を勝ち取る姿は、10数年後、娘の愛情を失うであろう僕からすると夢のようであり、あんな風に娘を守るのはさすがに無理だけれども、「真っ当に頑張っていれば、娘に嫌われても愛を取り戻せるのかもしれぬ!ヽ(TДT)ノ」と希望が湧いてくるんです。まさに全父親の模範となる理想的なキャラクターであり、驚くことに今までベスト・ファーザー イエローリボン賞にリーアム・ニーソンが選ばれたことはないんですが、2013年は受賞させるべきだと心から思っております。
で、ブライアンには永遠に活躍してほしい僕からすると、超気になるのが続編ですよ。「ムラドには息子が2人いて、今度はそいつらが復讐してくる」というのは、ほぼ確定事項じゃないですか。僕的には、2人の息子がこんな感じだったら良いなぁと思っているのです↓
マネージャーのポール・エラリングが一緒でも良い感じ (´∀`) ウフフ
1作目は「娘との絆回復」、2作目は「娘の一人立ち」でしたが、3作目のテーマは「娘の結婚」。キムはジェイミーと結婚することになったものの、ブライアンはどうにも受け入れられなくて。そんな時、父親ムラドの死を知った“2人の息子”のアニマルとホークが収監されていた刑務所から脱獄し、復讐しに来るんですけど、大雑把な人たちなので、つい間違ってジェイミーを拉致してしまうんですね。
アニマルとホークはエリア51にある特殊監獄ピレニィプリズンに収監されていたんですが…(「北斗の拳」より)。
父の死を知って、怒りの脱出! こいつら、今までの敵とは桁違いだ!Σ(゚д゚;) ヌゥ!
さらわれたジェイミーが何とか義理の父親に電話すると、ブライアンは「お前はさらわれた」「キムにふさわしい男になりたければ、自力で脱出しろ」とキッパリ拒絶するんですけど、キムに電話の内容を知られてしまって泣きながら懇願されたので、渋々助けに行くことに (・ε・) シカタナシ とはいえ、アニマル&ホークの戦闘力は凄まじく、2作目よりもさらに人間性を取り戻している=ヌルくなったブライアン1人では厳しいため、口と手先が器用な調達担当、怪力自慢のメカニック、スゴ腕のパイロットなどを集めたチームを結成してーー!? 「96時間野郎Aチーム」(原題は「TAKEN 3」)、2014年には公開してほしいところです。
一応、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」の動画を貼っておきますね↓
…ううむ、何だかダラダラした感想文になってしまって非常に申し訳ないんですが、僕は3回目を観に行きたいほど大好きな映画であり、現時点で今年のベスト1だったりするのです。ハッキリ言って、かなり贔屓目で観てるので、興味がある人は優しい気持ちで劇場に足を運んでいただければ幸いです m(_ _ )m オシマイ
ピエール・モレル監督による前作。こっちのブライアンの方が容赦がなさ過ぎて超愉快。
96時間 [Blu-ray]
昨年に観たオリヴィエ・メガトン監督作。僕の感想はこんな感じ。
コロンビアーナ [Blu-ray]
ジョー・カーナハン監督×リーアム・ニーソン主演作。続編は作られないんですかね。
特攻野郎Aチーム THE MOVIE(無敵バージョン) [Blu-ray]
まったく関係ないけど、素敵なDVDを貼っておきますね。ホーク、なぜ死んだ… (ノω・、)
WWE ロード・ウォリアーズ [DVD]
沈黙の監獄(ネタバレ)
沈黙の監獄
原題:Maximum Conviction
2012/アメリカ 上映時間98分
監督・製作総指揮:キオニ・ワックスマン
製作:フィリップ・B・ゴールドファイン、ベンジャミン・F・サックス
製作総指揮:スティーブン・セガール、ジャック・ヘラー、スティーブ・オースティン、ナディーン・デ・バロス、スコット・ケネディ、ブレン・フォスター
脚本:リチャード・ビーティ
撮影:ネイサン・ウィルソン
美術:アンドリュー・デスキン
編集:トレバー・L・ミロシュ
音楽:マイケル・リチャード・プロウマン
出演:スティーブン・セガール、スティーブ・オースティン、ブレン・フォスター、ステフ・ソング、アリーヤ・オブライエン、マイケル・パレ
パンフレット:なし
(あらすじ)
かつて特殊部隊に所属し、現在は民間軍事会社で働くクロス(スティーブン・セガール)は、相棒のマニング(スティーブ・オースティン)とともに、老朽化した刑務所を閉鎖する任務に就く。しかし、閉鎖直前に2人の女囚が収容され、その2人が握っている国家機密情報を狙って傭兵部隊が刑務所を襲撃する。一時的に現場を離れていたクロスは、制圧された刑務所内のマニングと連絡を取り合いながら敵の壊滅をはかる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
71点
今日はすでに「96時間 リベンジ」の感想をアップしているワケですが、今週で公開が終わってしまうので、更新しておきますね。僕が大好きなストーン・コールド・スティーブ・オースチン(略称ストンコ)がスティーヴン・セガールと共演すると聞いたら、それがキオニ・ワックスマン監督作だろうとも観に行かねばならぬのが男心。公開初日、銀座シネパトスに足を運んだんですが、思いのほか良かったです (・∀・)
銀座シネパトスに到着!
「LASTセガール作品!!」なんて書いてありましたよ。感慨深いですな…。
パンフレットはないけど、ポスターが売ってまして。
過去のセガールTシャツも販売中でした(コアチョコ製作)。
来月公開の「マキシマム・ブロウ」が宣伝されてました。絶対観に行くッス!ヽ(`Д´)ノ
前日、「96時間 リベンジ」を観たんですけどね、リーアム・ニーソンがとにかく素晴らしくて…(しみじみ)。ファンの方には申し訳ないんですけど、「もうセガールの時代は終わったな (`∀´) ケケッ」なんて、意地悪く思っちゃったんです。
一応、「96時間 リベンジ」の予告編を貼っておきますね↓
だって、最近のセガールといったら、ブクブクとだらしなく肥大した体に、タプタプしたアゴ下の肉、そしてわかりやすく人任せ&編集に頼ったアクションと、良いところが見当たらないんですもの (´・ω・`) 正直、ストンコには期待してたものの、セガールのことは結構どうでも良かったんです…がしかし! 結局は、セガールの魅力にしてやられちゃったんだから、さすがとしか言いようがありませんでしたよ…って、「沈黙の復讐」の時も同じようなことを書いてましたな (ノ∀`) ワスレテタ
セガール、予想外に良かったです。
ちなみに「沈黙の復讐」はこんな感じの映画ですぞ↓
とりあえず物語を簡単に書いておくと、「CIAの裏金の鍵を握る女(ステフ・ソング)を奪うべく、マイケル・パレ率いる傭兵部隊が刑務所を襲撃してきたので、セガールとストンコ、3人の傭兵仲間がそれを撃退する」という内容。最後、敵は容赦なく全滅させられて、セガールとストンコが裏金をゲットし、「オレたちには新しい任務が待ってるぜ!ヘ(゚∀゚*)ノ」って感じで終わってました。
愉快な傭兵仲間たち。1人も犠牲者が出なかったのは少しビックリ。
ちなみにエンドクレジット後、この左肩のマークがデカデカと出て来たんですが、シリーズ化するつもりなのかな?
なんて言うんですかね、低予算のアクション映画として観るなら及第点というか。セガールとストンコというビッグネームが共演するし、ラスボスはあのマイケル・パレだし、オーストラリア出身の“テコンドー元世界チャンピオン”ブレン・フォスターも良い動きを見せてたし、女囚同士のバトルもあるし、爆発シーンも結構あるし…。銃撃戦や格闘シーンも、特筆する点はないけど、全体的にそんなに悪くはなかったですよ、たぶん(自信なさげに)。
ストンコはいつも通りカッコ良くて素敵だったけど、最後に戦う相手が小物だったのが残念。
単なる脇役の1人かと思ったら、結構優遇されてたブレン・フォスター。今後要チェックかも。
こんな動画があったので、貼っておきますね↓
アリーヤ・オブライエン(左)とステフ・ソング(右)のバトルもそれなりに良かったです。
僕が一番心を奪われたのがクライマックス。それまでの劇中でのセガールのバトルは、どうしても省エネ感&編集感が拭えなかったんですが、ラストに繰り広げられるマイケル・パレとのタイマンが最高でして。まぁ、タイマンというよりは「制裁」というか、「一方的な暴力を散々叩き込んで説教した挙げ句、爆死させる」というハードな内容なんですけど、それまでのパレが悪逆非道だったのもあって(容赦なく射殺したり、人の指を切断したりしてた)、初春に吹く風のような爽やかさすら感じてしまったという不思議。劇場内は何とも言えない多幸感に包まれてて、あらためて「これがセガール映画の力か… (・ω・;) ウーム」と感心いたしました。
パレのやられっぷりも良かったんですよね~。「ドルフ・ラングレン ガーディアン」でも景気よく爆死してました。
ということで、予想以上に良かったです (・∀・) セガールのことをまたもや舐めてましたけど、やっぱり多くの主演作をリリースしてるだけはあるなぁと。ちょっと彼の映画を初期作からおさらいしたくなってきましたよ。ハッキリ言って、無闇にオススメはできませんが、セガールやストンコが好きな人だったら、チェックしても良いんじゃないかしらん。
キオニ・ワックスマン監督×スティーヴン・セガール主演作。未見なんですけど、どうなんでしょうか。
スティーヴン・セガール 沈黙の鉄拳 [DVD]
キオニ・ワックスマン監督×ストンコ主演作。ゲイリー・ダニエルズも出ております。僕の感想はこんな感じ。
スティーヴ・オースティン ザ・ハンティング [DVD]
キオニ・ワックスマンが別名義で撮ったドルフ・ラングレン主演作。僕の感想はこんな感じ。
スウィーパーズ [DVD]
先週の備忘録(2013/1/22~1/28)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓
娘・マナ子の手術が無事終了!ヘ(゚∀゚*)ノ
仕事が見積無間地獄状態
ジェーン・スーさんのブログが愉快すぎ!
土日は家族と過ごしました (・∀・)
タマフルのポッドキャストが1ヵ月で消えちゃうなんて…
30日がバッティングしてた件
先週の水曜日、娘・マナ子の手術が無事終了しまして。ついこんな隙だらけのツイートをさえずっちゃいましたけど(苦笑)、非常にホッといたしました。滲出性中耳炎の手術なんて、全然大したことないんですが、全身麻酔をかけるのが心配だったので… (ノω・、) ヨカッタ しかも、手術後のマナ子の反応が今までと全然違うというか、名前を付けられた巨神兵のように賢くなって、マグネット・コーティングを施されたガンダムのように動きも活発になったので超ビックリ!Σ(゚д゚;) オソロシイコ! 担当の先生曰く、耳の中にかなり水が溜まっていたようですが、そういうことだけで赤子の成長はだいぶ変わるんだなぁと。思い切って手術して本当に良かったです。
今まではカタカナしか話せなかったマナ子が、手術後は急にこんな難しい台詞を!(「風の谷のナウシカ」7巻より)
そして、このナウシカのように驚いたというね…。というか、僕も名付けられて賢くなりたいなぁ(なにこの文章)。
14時ごろから夕方までマナ子と一緒に遊んでたんですけど、スゲー元気でね…(しみじみ)。元気というのは実にありがたいというか、「元気があれば何でもできる!ヽ(`Д´)ノ」というアントニオ猪木さんの言葉はその通りだなぁと。で、なんとなく世界に対して感謝の気持ちが湧いてきたので、ずっと空白にしてた免許証の臓器提供の意思表示欄に○をしてみました。警察官時代に何度か司法解剖を手伝った影響で、死んだ後だろうと自分の体を切り刻まれることが生理的に恐ろしくて、今まではイヤだったんですけど、マナ子も誰かの臓器提供のお世話になるかもしれないと思いまして。って、たかがこれだけのことに大げさですが、心が狭い&臆病な僕的にはかなりエポックメイキングな出来事だったので、一応、記録として書き残しておこうと思った次第。
僕が臓器提供に○をする日が来るとはなぁ。
あと、何の役に立つワケでもないんですが、ショックだったので、駄文を書き残しておきます。TBSラジオの素敵な番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(略称タマフル)」の先週の放送を聴いてたら、宇多丸師匠がポッドキャストが削除される云々と言ってきたから超ビックリ。TBSラジオからのお知らせによると、2月1日から「原則的に1ヶ月で更新→それ以前のアーカイブは全消去される」そうでね… ('A`) ナンダソレ
とりあえず1月中に全部ダウンロードすれば、いつでも過去のポッドキャストが聴けるんですが、そういうことではなくて。シネマハスラーのアーカイブがあった方が番組の新規リスナーへの間口が広くなるだけに、なくなるのが勿体ないんですよね…。僕のブログの読者は非常にありがたいことにタマフルリスナーが多いんですけど、一応、このブログをキッカケにタマフルを聴くようになったという方も少なからずいたりするワケで、それもシネマハスラーへのリンクがあったおかげだったワケで…。本当に残念で仕方がないのです (´・ω・`)
とは言いつつも、その程度のことをTBSラジオの人たちがわかってないワケがないので、サーバーへの負担云々とか、維持するためにどれだけの費用が云々とか、いろいろと大変なんでしょうな。まぁ、メリットを考えると、僕的には“過去に投稿した恥ずかしいメール”を聴かれることがなくなるのは良いカモ ( ̄ー ̄) ニヤッ それと、シネマハスラーの本がまた売れるんじゃないかしらん(というか、さっさと「2」を出せ!ヽ(`Д´)ノ)。最近は感想文にシネマハスラーのリンクを貼るのをサボリがちだったんですけど、今後は1ヵ月で消えちゃうということで、翌週には急いで手を付けようと思っております。
なんとなくRHYMESTERの「ゆめのしま」を貼っておきますね↓
ちなみに、明日30日(水)は、19時から渋谷のアシッドパンダカフェにてタマフル・トップ5オフ会がおこなわれるということで。取引先が指定してきた飲み会の日をズラしたりして、万全の態勢で行く予定だったんです…がしかし! ニューアルバム「ダーティーサイエンス」の発売に合わせて、渋谷のタワレコで行われるRHYMESTERのイベントがモロ被りというね… ('A`) もうね、これは身を裂かれる想い!ヽ(TДT)ノ 離婚が決まって、母親に「お父さんとお母さん、どっちと暮らす? 川´・ω・`)」と聞かれた時の心境ですよ(って、僕は光より早く、食い気味に「お母さん!ヘ(゚∀゚*)ノ」と即答しましたがー)。
ウシロダさんのイラストが素敵ですな~ (´∀`)
「こうなったら、明日までに分身の術を体得するしかない… (・ω・;) ゴクリ」と思いつつも、さすがにそれは無理なので(苦笑)、どちらかを選ばなきゃならないという「The Choice Is Yours」状態。まぁ「RHYMESTERのイベントは20時からで、たぶん1時間くらいで終わるんだから、先にそっちに行ってからアシパンに行けばいいじゃない 川`∀´) ナイスアイディア!」と思わなくもないんですけど、それはそれでタマフル・トップ5オフ会に失礼な気がするし…。
なんとなくRHYMESTERの「The Choice Is Yours」を貼っておきますね↓
ということで、悩みに悩んだ結果、明日は19時からタマフル・トップ5オフ会に行くことにしました (`・ω・´) キリッ 今回は開催間隔が短いから、あまり人が集まらない気がしなくもないし(失礼かつネガティブな文章)、僕的には非常に恩義のあるイベントだし、リアルで映画の話が出来る唯一の場所だし…。RHYMESTERに関しては、すでにライブのチケットを購入済みだし、「ダーティーサイエンス」を聴きながら3月を待つことにしますよ。ですので、明日、興味がある人はぜひアシパンに足を運んでくださいな。以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。
2013年2月公開で観たいと思っている映画の覚え書き
毎月最後の火曜日は、来月公開の「観たい映画」を書いておくということで、とりあえず僕が2013年2月公開で観たいと思っている映画を貼っておきますね↓
※◎は「絶対観る」、○は「たぶん観る」、△は「興味ある~」って感じです。
2/2
アウトロー ◎
二郎は鮨の夢を見る ◎
ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い ○
2/9
ゴーストライダー2 ◎
悪人に平穏なし ◎
奪命金 ◎
マキシマム・ブロウ ◎
PARKER パーカー ◎
ムーンライズ・キングダム ◎
脳男 △
命をつなぐバイオリン △
2/16
ジャッジ・ドレッド ◎
ゼロ・ダーク・サーティ ◎
ダイ・ハード/ラスト・デイ ◎
レッド・ライト ◎
映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて ◎
モスキートマン ○
コリドー ○
テール しっぽのある美女 △
バーニング・クロス △
ストレージ24 △
ザ・ウォーター・ウォー △
ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀 △
2/23
牙狼 GARO ~蒼哭ノ魔竜~ ◎
世界にひとつのプレイブック ◎
逃走車 ○
マーサ、あるいはマーシー・メイ ○
バチェロレッテ -あの子が結婚するなんて!- △
バーニング・ブライト △
ゴースト・フライト407便 △
クロッシング・デイ △
インターミッション △
セックスの向こう側~AV男優という生き方 △
この「観たい映画」を毎月書くようになって思うんですが、観たい映画って本当に多いですな~。今月は「アウトロー」や「ゴーストライダー2」、「PARKER パーカー」、「ジャッジ・ドレッド」といった“悪党を容赦しなさそうな主人公の映画”がモリモリ公開されるので、例によってどれも楽しみなんですが…。僕的に一番応援したいのは、やっぱりドルフ・ラングレンとストーンコールド・スティーブ・オースチンが共演する「マキシマム・ブロウ」。「銀座シネパトス最後のアクション映画」でもあるということで、すでに前売り券は購入済みだったりするのです (´∀`) ウフフ
「マキシマム・ブロウ」の予告編はこんな感じ↓ 好物の匂いが漂っております~。
先月から始まってる未体験ゾーンの映画たち2013の作品も気になるのが結構あって。ダークヒーローっぽい「モスキートマン」や、森の中で殺し合ったりする感じの「コリドー」、トラから姉弟が逃げまくる「バーニング・ブライト」あたりは足を運びたいところ。ちなみに「クロッシング・デイ」って、「イーサン・ホークが出てるから『クロッシング』+『トレーニング デイ』
=『クロッシング・デイ』って邦題にした」ってのは意地悪な見方ですかねー (・∀・) ニヤニヤ
とりあえず「モスキートマン」の予告編だけ貼っておきますね↓
あと、2月9日から15日までの1週間、トーキョーノーザンライツフェスティバル 2013が開催されるんですが、ニコラス・ウィンディング・レフン監督作が2本も公開されるのはありがたい話。その他、ジョニー・トー監督関連の「奪命金」と「映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて」も必修科目だし、「牙狼 GARO ~蒼哭ノ魔竜~」も前売り券を買ってあるし、“3本目”の寿司映画「二郎は鮨の夢を見る」も楽しみだし…。今月も大忙しですな!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!
以上、2013年2月公開で観たいと思っている映画の覚え書きでした。ではでは~。
フラッシュバック メモリーズ 3D(ネタバレ)
フラッシュバック メモリーズ 3D
2012/日本 上映時間72分
監督:松江哲明
プロデューサー:高根順次
撮影:金戸聡和、奥本宏幸、神保貴行
照明:中久喜“チャキ”正典
撮影監督:渡辺知憲
3D効果:渡辺知憲
録音:中内茂治
整音:山本タカアキ
編集:今井大介
編集助手:小守真由美
アニメーション:岩井澤健治、澤田裕太郎
出演:GOMA、辻コースケ、田鹿健太、椎野恭一
パンフレット:★★★★(1000円/GOMAさんの直筆の日記にグッときた)
(あらすじ)
2009年11月26日、首都高速で追突事故に遭ったGOMAは「記憶の一部が消えてしまう」「新しいことを覚えづらくなる」といった後遺症に悩まされる。後にMTBI(軽度外傷性脳損傷)と診断され、一時はディジュリドゥが楽器であることすらわからないほど記憶を失うこともあった。リハビリ期間を経て再びステージに上がる姿を、GOMAと妻すみえの日記を交えて振り返る。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
90点
※このブログの筆者は、適当な知識で適当な感想を書いているので、何か間違ってたら許してぇ!ヽ(´Д`;)ノ ゴメンナサイ!
松江哲明監督の映画をすべて観てるワケじゃないんですけど、「ライブテープ」を観た時はとにかく感動して、それ以来、なるべく作品をチェックしようと思ってまして。で、今回は3D映画を撮ったということで、「どんな映画なのかしら!(*゚∀゚)=3ムッハー」と期待しながら前売り券を購入。新宿バルト9で観て来たんですが、「松江哲明監督、スゲェ!Σ(゚д゚;)」と思ったり。適当な感想を短めに書いておきますね~。
なんとなく「Didgeridoo」で検索して引っ掛かった動画を貼っておきますね↓
みなさん、ディジュリドゥって知ってます? オーストラリアの先住民アボリジニが発明した「世界最古の管楽器の一つ」なんですけど、ごめんなさい、僕は全然知らなくて (*ノ▽ノ) ハズカシッ もしかしたらテレビ番組とかで見かけてるのかもしれませんが(「世界ふしぎ発見」とかで)、とにかくディジュリドゥという楽器をちゃんと認識したことがなかったんですよ。だから、そんな楽器を演奏する日本のミュージシャンがいることに驚いたし(「初めてポスターを観た時は、デカいパイプで大麻でも吸ってるのかと思った」というバカな文章)、さらにそのディジュリドゥを使った音楽が全然古くない…というか、超カッコ良いダンスミュージックになってたことにもビックリしちゃいました。
最古の管楽器からこんなダンサブルな音楽が生み出されるとは…。スゲェ!∑(゚Д゚)
映画の内容を書くと、主役となるディジュリドゥアーティストのGOMAさんは、2009年、交通事故にあって脳を損傷。なんと「昔のことを忘れまくる&新しい記憶も次から次へと消えていく」という、韓国の難病映画ライクにハードな状態に陥って、落ち込んだりもしながらも、2011年、「ワンスアゲイン!ヽ(`Д´)ノ」と音楽活動を再開した人なんですが…。この映画は、GOMA & The Jungle Rhythm Sectionが約70分間のライブを行う間、スクリーンにテロップを浮かべまくったり、背景に過去の映像やらイメージ映像やらを流しまくって、彼の人生模様を語っていくという、何とも不思議な作品なんですね。
GOMA & The Jungle Rhythm Sectionが演奏している間、背景に映像が流れていく感じ。
僕は未見だったのでかなり驚きましたが、予告編を見ておくと、どんな映画か実にわかりやすいです。
こんな風に文字もどんどん浮かんでましたよ。
「音楽がほぼ途切れなく流れる中、字幕や映像でGOMAさんの半生が語られる」という演出が素晴らしかったのはもちろんなんですが(編集が上手い)、「現在のライブ映像」「過去の出来事(GOMAさんの脳内?)」「伝えたいメッセージ」という要素を、3Dを使って階層を分けてわかりやすく表現していたことに心底感心しました。すみません僕は音楽映画とかそんなに詳しくないので間違ってる可能性も高いんですけど、この映画がやったことって結構斬新なんじゃないでしょうか。
何がグッと来たって、僕と同じようにGOMAさんには娘がいるということで、すっかり自分を重ねちゃったんですよね…(このブログではよくあること)。娘と触れ合った後、「この記憶は、どうか消さないで下さい」なんて殺人的なテロップが出ちゃったら、「僕もマナ子のこと、覚えていられるかしら… (ノω・、)」と、目がもげそうなほどに号泣ですよ。あと、事故後に初めて演奏した際の「頭では忘れてても、体が覚えていた」というエピソードにも感動しましたね…(しみじみ)。
「体が覚えてた」エピソードでは「はじめの一歩」を思い出した…という、どうでも良い文章。
ただ、この映画が面白いのは、リズミカルな音楽がずっと流れているので、泣きながらも気分はそんなに沈まないというか。さらに、そんな大変な状況にも関わらず、GOMAさんのメッセージが「I Believed the Future!ヽ(`Д´)ノ」と前向きに着地するので、最終的には「アタシ、これから頑張ってみる!ヽ川T∀T)ノ」と、涙を流しつつもポジティブな心境で劇場を出た次第。まぁ、残念ながら僕は骨の髄まで腐った人間なので「127時間」を観た時のような「自分が同じ目に遭ったらこの人みたいになるのは間違いなく無理だろうな… (´・ω・`)」なんてネガティブな感情を若干抱かなくもなかったんですけど、そんなことは気にしないでガース!(゚∀゚し ナンダソリャ ちなみにパンフレットは1000円と高価ですが、劇中にも出てくる“GOMAさんの直筆の日記”が良い感じだったので、懐に余裕がある人は買っても良いんじゃないかしらん。
こんな風に直筆の日記がそのまま載ってたりしましたよ。
パンフレットの裏には家族3人の微笑ましい写真が! 泣き殺す気か!ヽ(TДT)ノ
一昨年、「トーキョードリフター」を観た後のトークショーで、松江哲明監督が「次は3D映画になる」とおっしゃってたんですけど、まさかこんな作品になるとはなぁ…。いや、本当にスゴい音楽映画でしたよ。2Dでの上映もあるみたいですが、なるべく3Dで観た方が良いと思います。今週金曜で終わってしまう劇場が多いようなので、興味がある人はぜひ劇場へ!ヘ(゚∀゚*)ノ イッテコイ!
74分をワンカットで撮った音楽映画。大好きです。
ライブテープ コレクターズ・エディション [DVD]
GOMAさんの復活記念アルバムも貼っておきますね。
I Believed The Future.
松江哲明監督の著書。結構面白かったですよ。
映像作家サバイバル入門 自分で作る/広める/回収するために
ロンドンゾンビ紀行(ネタバレ)
ロンドンゾンビ紀行
原題:Cockneys vs Zombies
2012/イギリス 上映時間88分
監督:マティアス・ハーネー
製作:ジェームズ・ハリス、マーク・レーン
脚本:ジェームズ・モラン
出演:アラン・フォード、ハリー・トレッダウェイ、アラン・フォード、オナー・ブラックマン、ミシェル・ライアン、ラスモス・ハーディカー
パンフレット:★★(600円/好きなページもあるけど、著名人のコメントが4Pもあると萎える…)
(あらすじ)
不況のため祖父が入居する老人ホームが閉鎖されることになったテリー(ラスモス・ハーディカー)とアンディ(ハリー・トレッダウェイ)は、事態を打開するため銀行強盗を企てる。しかし、強盗を決行し、なんとか金を手に入れたその時、なぜか町中にゾンビがあふれだす。老人ホームにもゾンビの群れが迫り、兄弟は祖父を助けるためゾンビ退治に繰り出すが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
今年から木曜日は基本的に“なるべく更新しない日”に決めてたんですけど、なんとなく更新しちゃいますね。老人vsゾンビという組み合わせが面白いと思って、ヒューマントラストシネマ渋谷で観てきました。カラッとしてて良かったですよ。ちなみに劇場内はほぼ満席だったり。
こんな風にパネルが展示されてました。
あらすじを雑に書いておくと、祖父レイ(アラン・フォード)が入居する老人ホームが立ち退きを迫られているということで、テリーとアンディ、そして従兄弟のケイティ(ミシェル・ライアン)は大金をゲットすべく、仲間たちと銀行強盗を画策。一応は成功するんですが、気が付くと街にはゾンビが溢れてまして…。で、なんだかんだあって、テリーたちは老人ホームに立て籠もっていたレイたちを救うことに成功し、最後は船で旅立って、レイが地上のゾンビたちを撃ちまくりながら「ロンドンを舐めるな!ヽ(`Д´)ノ」みたいな台詞(ウロ覚え)を叫んで、終わってました。
主人公のテリー(左)とアンディ(右)。この2人の兄弟仲の良さは微笑ましかったです。
鍵開けが得意な従兄弟のケイティ。演じたミシェル・ライアンのガタイの良さは結構好き。
実質的な主役といえる祖父レイ(第二次世界大戦でナチと戦ったという設定)。口の悪さが愉快でした。
「ロンドンが舞台でボンクラが出てくるコメディ系ゾンビ映画」ということで、「ショーン・オブ・ザ・デッド」フォロワーという印象なんですが、新しいのは老人vsゾンビが描かれるところ。この作品のゾンビは昔ながらの“動きが遅いタイプ”であり、今の時代、不意を突かれなければそんなに負ける気がしないんですが、同じく動きが遅い老人たちが対決することで、結構ハラハラするというか。予告編にもありましたが、「老人ホームの庭で寝ていてゾンビに気付かなかった老人が歩行器を使って必死に逃げるシーン」は、爆笑しながらも手に汗握りましたよ~ (´∀`) ウフフ
この逃げるシーン、観客席が温かい笑いに包まれてました。
それまで苦戦してただけに、終盤、老人たちがゾンビを撃ちまくるシーンは、なかなか爽快だったり。
ちなみに原題は「Cockneys vs Zombies」で、この「Cockneys(コックニー)」というのは「ロンドンの下町っ子」のことを差すんだとか。レイ役のアラン・フォードや、彼と良い仲になるペギー役のオナー・ブラックマン(あの「007 ゴールドフィンガー」のプッシー・ガロア!)は生粋のコックニーだったりして、この映画にはそんな“下町英語”の面白さも大量に盛り込まれているみたいなんですが…。すみません、英語に堪能ではない僕的にはサッパリだったというね (ノ∀`) テヘ
ただ、フーリガンがゾンビになっても対立してたりとか、逃走に使うのが2階建てバスだったりするという“ロンドンにちなんだギャグ”は楽しめたし、「ゾンビの頭に鉄板が入ってて、ヘッドショットすると跳弾しまくる」という“ゾンビ映画のお約束を逆手にとった描写”も笑っちゃったし、「登場人物たちがゾンビというモンスターを知ってる」という設定にも好感が持てたし(ゾンビが出て来て「なんだ、コイツら! (;`Δ´)」みたいな展開はちょっと飽きた)、全体的にはなかなか面白かったです。
2階建てバスが出て来た時は、「そんなベタな!Σ(゚д゚;)」と思いつつも笑っちゃいました。
贅沢を言うと、主要登場人物はイヤな奴かバカな奴しか死なないし、最後もゾンビに囲まれたレイが撃ちまくって無事脱出したりと(囲まれた時点で助からないと思って、スゲー泣いてたりしてね (*ノ▽ノ) キャッ)、あまりにカラッとしすぎてて少しコクが足りない気がしないでもないんですが、意外とゴア描写はしっかりしてたし、まぁ、良かったですヨ (・∀・) ユルス! 過去作へのオマージュも多いみたいだし、ゾンビ映画が好きな人は観ても良いんじゃないカナー (・ε・) オシマイ
エドガー・ライト監督によるコメディ系ゾンビ映画。オススメですぞ。
ショーン・オブ・ザ・デッド [DVD]
「The Choice Is Yours!m9`Д´) ビシッ」というアレな駄話
※今回の記事は、このブログの中でもかなりどうでも良い内容の駄文が書き散らかされている(しかも結構読みにくい)ので、読まなくて良いと思います。
※今回の記事は、もしかするとRHYMESTERのファンの方は不快になるかもしれないので、読まない方が良いかもしれません。
念願の“浮気”をしました。高田里穂さん似のOLの智恵美(28歳)ちゃんとデートをしたのです。なんかね、向こうがスゲー好いてくれてて、僕の「ドルフ・ラングレン版の『パニッシャー』って、意外と悪くないんだよ (`・ω・´)キリッ 」なんて駄話も「へぇ~、そうなんですかぁ~ 川´∀`) ウフフ」と楽しく聞いてくれたりして、超可愛いのです!ヽ(`Д´)ノ
ドルフ・ラングレン版「パニッシャー」の素敵な動画を貼っておきますね↓
智恵美ちゃんったら、「アタシ、江ノ島に行きたいです、燃え上がってます! 川´∀`) スキヨ」なんてワケのわからぬことを言ってきてね。ちょうど夕方だったので、「さぞ夕陽がキレイに見えるだろうよ (´∀`) ナイスデート!」と脳内では「希望の轍」が軽快にスタート。一緒に江ノ電に乗り込もうとしたら…なんと大勢の外国人男性(アルバニア人風)が乗り込んで来て、彼女を拉致! しかも銃器を装備しており、彼らを追ってきた二丁拳銃の外国人女性(ジーナ・カラーノ似)とハードな銃撃戦を始めたので超ビックリ!Σ(゚д゚;)
なんとなく貼っておきますね。
電車内に銃弾が飛び交うと、周囲の乗客たちが死にまくっていって、僕はパニックで視界がガチャガチャと混乱しちゃって、まったく彼女を救うどころじゃなくて。車両の一番端にいたので、咄嗟にJOJO第一部でツェペリさんが見せた「当たる面積を最小にして波紋防御」をイメージしながら、銃撃戦がおこなわれている方向に足を向けて仰向けに寝そべって、足元には持っていたカバンをセット(死んだフリも兼ねてる感じ)。ブルブルと震えながらやり過ごすことしかできなくて…。
これを寝そべって実施した感じ…って、伝わりますかね?
銃撃戦が終わると、女性(刑事みたい)が勝ったみたいで、いつの間にか僕の側にいた“赤子を抱いた女性”を気遣ってまして。僕は血まみれの車内を見て、呆然としてたら…。なんとアルバニア人が1人生きてて、拳銃を僕たちの方に向けて発砲! 「ヤバい!Σ(゚д゚;)」と思った瞬間、なんと目の前が暗転し、“ゲームオーバーの時に出て来そうな死神”が登場して、「The Choice Is Yours!m9`Д´) ビシッ」と僕に選択を迫ってきたんです。
イメージはこんな感じ(元画像はここからいただきました)。
それは「盾になって守る」か「彼女を盾にする」かの2択。赤子を抱いた女性をよく見ると、坊主頭でみすぼらしくて。なんかこの母子を見ていると、身を挺して守ってあげたい気持ちになってくるんですが…。突然、僕の脳裏で“そっちを選んだ時”の状況が鮮明に浮かんできまして。彼女たちの前に立ちはだかった僕の肉体をゆっくり弾丸が破壊していって、スゲー痛そう&苦しそうに死んで行く、未来の僕。そして、僕の奧さんは娘のマナ子を抱きながら、遺体安置所でさめざめと泣いてーー。イヤだ、そんなのイヤだよと迷ってたら、僕はいつの間にか母親を盾にしていて、銃弾が当たって彼女は死亡。瞬時に女刑事がアルバニア人を射殺したというね…。
気が付くと、車内に残っているのは、母親の亡骸にすがって泣く赤子と僕だけに。ごめんよ、でも緊急避難で仕方なかったんだよと心の中で言い訳をつぶやきながら抱きかかえて、外に出ようとしたら、銃撃戦に巻き込まれて無惨に損壊した智恵美ちゃんの遺体があって。さっきまであんなに明るく笑ってたのに、こんなことになってしまうなんて…。もうね、ヒザから崩れ落ちて、その場で号泣しました。僕がデートに誘わなければ、彼女はこんな目に遭わずに済んだのに! そもそも僕が江ノ電に乗らなければ、あの母親だって死ななかったかもしれない。ああ、すべては僕が浮気という「選択」をしたからなんだ、浮気なんかしなければ良かったーーって、当然ながら全部夢でした (ノ∀`) テヘ
ということで、なんとなく宮崎吐夢さんの「私事」を貼っておきますね↓(「宮崎吐夢記念館」収録ダヨ!(o^-')b オススメ!)
「いいかげん起きなさいYO!ヽ川`Д´)ノ」と奧さんに起こされた時は、イヤボーンライクに超能力を発動して自宅にワープしたのかと思ったというか、「浮気してすみません!ヽ(;´Д`)ノ」と危うく土下座しそうになりまして。こうやって文章にすると超バカバカしい&矛盾まみれの内容なんですけどね、寝ている間は現実としか思えなかったので、「夢で良かった… (ノ∀T)」と心底ホッとしましたよ。そして、「マッチポイント」を観た時も思いましたけど、「浮気、ダメ絶対! (`・ω・´)キリッ」ということをあらためて心に刻んだ次第。
ちょっと夢の内容を振り返ると、たぶん“江ノ島”と“希望の轍”は先週のタマフルの「『ふぞろいの林檎たち』特集」からで、“アルバニア人たち”は「96時間 リベンジ」に出て来た敵。“女刑事”は「エージェント・マロリー」のジーナ・カラーノで、“パニックでガチャガチャした視界”は「アルマジロ」の戦闘描写っぽくて、“坊主頭の母親”は「レ・ミゼラブル」のアン・ハサウェイ、“突然、未来の状況が浮かんだ”のはモロに「LOOPER/ルーパー」のクライマックス。浮気相手が高田里穂さんだったのは謎なんですけど(今さら「仮面ライダーオーズ」の影響?)、夢に出て来たことで、逆に前より彼女を意識するようになったりもして(なんだそれ)。
高田里穂さんの動画を貼っておきますね↓ 「ウルトラゾーン」、見なくちゃなぁ。
で、死神の「The Choice Is Yours!m9`Д´) ビシッ」は間違いなく、先日発売されたRHYMESTERのニューアルバム「ダーティーサイエンス」に収録されている名曲「The Choice Is Yours」の影響なんですよね。夜、このアルバム
を聴きながら寝ちゃったから、あんな夢を見たんじゃないかと。
巨大な触手に巻かれてる!∑(゚Д゚) これは「WATCHMEN」を意識してーー?(考えすぎ)
ダーティーサイエンス(初回生産限定盤)(DVD付)
ということでMVを貼っておきますね↓ 「The Choice Is Yours(DVD付)」に入っております。
実は僕的に今回のアルバムの中で一番グッときたのが「The Choice Is Yours」なんですよね~。少し前にシングルリリースされてるんですけど、アルバムの1曲目から最後のこの曲まで通して聴くと、それこそ“人生すべての「選択」についての曲”に聞こえてくるというか(って、もともとそういう意味が含まれてて、僕が今まで気付かなかっただけなんですがー)。もちろん他にも好きな曲はたくさんあるんですけど(今は「グラキャビ」が超良い感じ)、前に聴いてた時よりも心に染みてしまって、音楽って不思議だなぁとつくづく思ったりして。何はともあれ、この「ダーティーサイエンス」
、現在、ヘビーローテーションで楽しんでいるのです (^ε^) ウッフン
ちなみに初回生産限定盤にはDVDが付いていて、なんと「ゆめのしま」「It’s A New Day」「Deejay Deejay」と3曲分のMVが収録されているという超オトク仕様。さらにRHYMESTERのお三方&タツアキ監督による“お馴染みの副音声”も入ってて、これがまた愉快でね…(「ブレイクダンサーへの腹パン話」が好き)。まぁ、このブログを読むような方はすでに入手されてるのかもしれませんが、ぜひ多くの人に購入してほしいところですな。
このMVは素敵すぎ!ヽ(`Д´)ノイカス!
あら、この曲もいいわね ∑(゚Д゚し ビックリ
おおっ、カッコ良いじゃないですか!ヘ(゚∀゚*)ノ ヒャッハー!
以上、「3日前に見た夢の話を適当に書きながら、なんとなく『ダーティーサイエンス』の宣伝をする」という駄話でした (・ε・) オシマイ
特命戦隊ゴーバスターズ VS 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE(ネタバレ)
特命戦隊ゴーバスターズ VS 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE
2012/日本 上映時間61分
監督:柴崎貴行
原作:八手三郎、石ノ森章太郎
脚本:下山健人
音楽:大橋恵、山下康介
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田洋
出演:鈴木勝大、小澤亮太、馬場良馬、小宮有紗、松本寛也、山田裕貴、市道真央、清水一希、小池唯、池田純矢、陣内将、水崎綾女、細貝圭、夏居瑠奈、西平風香、高橋直人、榊英雄
声の出演:藤原啓治、玄田哲章、鈴木達央、中村悠一、土師孝也、田村ゆかり、津久井教生、櫻井孝宏、関智一
パンフレット:★★★★(600円/安心のクオリティ)
(あらすじ)
地球へとやって来た海賊船から、宇宙帝国ザンギャックと共に海賊戦隊ゴーカイジャーが現われる。彼らの狙いは、持ち主に宇宙で最も巨大な力を授けるという“幻のレンジャーキー”。ゴーカイジャーにゴーバスターズが立ち向かう中、5本のキーがそろうも、キーの暴走により戦士たちはえたいの知れない空間に吸い込まれてしまい……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
70点
この時期に公開される戦隊映画は基本的に観に行くことにしているので、ユナイテッド・シネマとしまえんに行ってきました。まぁ、いいんじゃないかな (´∀`) 短めに感想を残しておきますよ。
金曜日は“会員デー”なので1000円で観られるのです 川`∀´) オホホホホホ
塩キャラメルポップコーンの試食をやってたので、1つ食べてみたら…。
止まらなくなって、ドリンクセットを購入してしまったという罠。ちくしょう、商売上手め!ヽ(TДT)ノ デモオイシイ
入場者特典としてダイスオーカードをもらいました。
話を超適当に書いておくと、特命戦隊ゴーバスターズは、ザンギャックの手下になってた海賊ゴーカイジャーと対立しつつも、それが「敵の目を欺くための芝居」だとわかってからは共闘。幻のレンジャーキーの力を使ったら、“ゴーバスターズの大いなる力”によって、バスターマシンが過去の戦隊のロボに変わったりして、敵を倒して終わってました(って、本当に適当すぎ!Σ(゚д゚;))。
不満点を書くと、まず、「ゴーカイジャーたちがザンギャックの新司令官バッカス・ギル(土師孝也)に敵わなくて、とりあえず傘下になってた」という設定は、ちょっと切なかったです。バディロイドたちの記憶がなくなる→取り戻すくだりは好きだけど、むしろ本編でやってほしいエピソードというか、僕からするともう少し2つの戦隊が絡むシーンを増やしてほしかったかなぁ(“ゴーバスターズの大いなる力”を手に入れるために必要なドラマではあるんですが…)。あと、各キャラクターが過去に行く様子は面白かったけど(特に小宮有紗さん演じるヨーコの巻物のくだりが好き)、江戸の街を破壊しまくる戦闘シーンは「もう少し過去の改変とか気にした方が良いのでは… (・ω・;) ウーム」と思ったり(と言いつつも、サントラの曲目が「明和大火の大決戦」になってるので、あれは「明和の大火」ということっぽい)。贅沢をいうと、レッド同士のタイマンももっと観たかったです。
この巻物のくだりはなかなか気が利いてたと思います。
ただ、基本的には久しぶりに会うゴーカイジャーたちが懐かしくて超グッときたし、ゴーバスターズもあと少しで終わることを考えると、それだけで涙が止まらなくて… 。エンディング、「キズナ~ゴーバスターズ!(豪快にアレンジver) 」を歌い踊る彼らが本当に眩しくて、観てるだけでスゲー幸せな気持ちになった次第 ( ;∀;) イイエイガダナー
その他、小ネタも良いというか、陣マサト(松本寛也)がマジキングに乗った時の「なんか落ち着く」発言は笑っちゃったし、あの志葉薫(夏居瑠奈)が登場したのもスゲーうれしかったし…。次のスーパー戦隊「獣電戦隊キョウリュウジャー」も、「メンバーが時間にルーズ」という設定はどうかと思ったけど、千葉繁さんの声が素敵だったし、なんとなく「期待が持てそうですな (´∀`) ウフフ」と優しい気持ちで観られましたね~。
あの坂本浩一監督が手掛けるスーパー戦隊…。見逃せませんな!(*゚∀゚)=3ムッハー
そんなワケで、それなりには満足でしたヨ (o^-')b ヨカッタ! 万人には薦められないけど、戦隊シリーズをチェックしてる人なら観ても損はしないんじゃないかな。
3/21にはもう発売される…ってのは、いつものことですな。
特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE コレクターズパック [Blu-ray]
映画のサントラも貼っておきますね。
特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE オリジナルサウンドトラック
ゴーカイジャーがゴセイジャーと共闘して、さらに他の戦隊も勢揃いした映画。僕の感想はこんな感じ。
ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦【blu-ray】
ゴーカイジャーが宇宙刑事ギャバンと共闘した映画。僕の感想はこんな感じ。
海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE コレクターズパック【Blu-ray】
今月から買っていく予定だったんですけど、予算が捻出できませんでした... (ノДT)
スーパー戦隊シリーズ 特命戦隊ゴーバスターズ VOL.1【Blu-ray】
エンド・オブ・ザ・ワールド(ネタバレ)

原題:SEEKING A FRIEND FOR THE END OF THE WORLD
2012/アメリカ 上映時間101分
監督・脚本:ローリーン・スカファリア
製作:スティーヴ・ゴリン、ジョイ・ゴーマン・ウェッテルス、ステーヴン・レイルズ、マーク・ロイバル
製作総指揮:ネイサン・カヘイン、ニコル・ブラウン
キャスティング:ジャンヌ・マッカーシー、ニコル・アベレラ
ラインプロデューサー:パティ・ロング
共同制作:ケリー・コノップ、ジェフ・サマービル
音楽:ロブ・シモンセン、ジョナサン・サッドフ
音楽監修:リンダ・コーエン
衣装デザイン:クリスティン・M・バーク
編集:ゼン・ベイカー
美術監督:クリス・L・スペルマン
撮影監督:ティム・オアー
出演:スティーヴ・カレル、キーラ・ナイトレイ、コニー・ブリットン、アダム・ブロディ、ロブ・コードリー、ジリアン・ジェイコブス、デレク・ルーク、メラニー・リンスキー、マーティン・シーン
パンフレット:★★★(600円/普通。デザインは好き)
(あらすじ)
小惑星の接近で、人類と地球の滅亡が決定的なものに。保険セールスマンのドッジ(スティーヴ・カレル)は、何も言わずに姿を消した妻を追いもせず、律儀に出社しては単調な業務を続けていた。そんな中、隣に暮らす自由奔放な女性ペニー(キーラ・ナイトレイ)が母国イギリスへ向かう最後の飛行機に乗れなかったと泣いているのを見掛ける。それを機に初めて言葉を交わして妻の浮気を知るも、ペニーの家に間違って配達された自分宛ての郵便物から昔の恋人オリヴィアからの手紙を発見して狂喜。生涯で最も愛した彼女のもとへ駆け付けようとするが……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
85点
※今回の記事は、少し「メランコリア」のネタバレにも触れているので、気をつけて!
今、ヒューマントラストシネマ渋谷では未体験ゾーンの映画たち2013が開催中なんですが、何本か気になる作品があって、そのうちの1本がこの「エンド・オブ・ザ・ワールド」。スティーブ・カレルとキーラ・ナイトレイが主演のハートウォームコメディ風の人類滅亡モノって、よくわからないけど面白そうじゃないですか。上映回数が少ないのでなかなか予定が合わなかったんですが、先日、やっと観て来ました。大好きでしたよ (´∀`) ちなみに「これ、花くまゆうさく先生も好きそうだなぁ」と思ったら、ブログで高評価をされてて、結構うれしかったり。
劇場に17アイスの自販機があったので、チョコナッツクランチをつい…。ダイエットの邪魔しないで!ヾ(。`Д´。)ノ プンプン!

昨年、「メランコリア」を観まして。それなりには面白かったんですけど、何だか面倒臭い人ばかりでイライラするというか、「実際、世界が終わる時、こんな行動取るかなぁ?」と思ったんですよね。ってゆーか、どうなるんですかね? 「あと21日で滅亡するでガース!(゚∀゚し」なんて言われた時、自分だったらどうするんだろう。ヤケになって、「ヒャッハー!ヽ(`∀´)ノ」と退廃的な感じで過ごすのか? 僕は基本的に「アストラからウルトラキーを取り戻せば、地球の滅亡を防げるカモ!Σ(゚д゚;)」と、サバイブすることばかり頭に浮かぶタイプなので、どうしても諦めざるを得ない時に自分がどうするのかを真剣に考えたことはなかったんですよね(そもそも架空の話だし)。
「メランコリア」はこんな映画です↓
で、この映画ですよ。主人公のドッジは、周囲が「レッツ、ドラッグ!ヘ(゚∀゚*)ノ」「レッツ、乱交!ヘ(゚∀゚*)ノ」と乱れまくっている中、「僕はいいよぅ… (´・ω・`)」って感じで淡々としてるんですけどね。ひょんなことから、隣人のペニーと“昔付き合ってた最愛の人”に会いに行くことになるんです。これはね、僕も別れた婚約者の佐藤さん(このブログによく出てくる人)を思い出して、ちくしょう、かなりグッときた。ううむ、たぶんこの「彼女に会いたい」という疼痛のような想いは一生消えないんだろうなぁ…って、相変わらずバカな文章を書いてますな ('A`) シニタイ
こういう退廃的な人が結構出て来てドキドキ! やだ~、興味ある~ (〃∇〃)

手っ取り早く終盤の展開を書いておくと、なんだかんだあって、過去の愛は忘れることにして、ペニーと愛を育んで。一度はペニーをイギリスに送ろうとするものの(いいやつ!)、結局、終末を一緒に迎えることになって。2人が寝転んだ状態で画面が白くなって終わるんですけどね、その時、ドッジは怯えるペニーを最後まで「大丈夫だよ (´∀`)」って勇気づけるんです。最初、ドッジが出て来た時は、融通の利かない堅物みたいだったんだけど、旅をするうちに、最後はその“頑なさ”が“愛する人を守る強さ”に変わってる感じがしてね、このラストはスゲー泣けました (ノДT) スティーブ・カレル、超良かったです。
最後はこんな態勢で、お互いを見つめ合って、終わってましたよ。

まぁ、「滅亡まで何日」と毎日カウントダウンされてたら、意外とみんな早く達観すると思うんですけれども。僕も「もし世界が終わるなら、奧さんと娘と穏やかに迎えたい」って心から思いました。この映画を観て、「愛する人を安心させるのが“男の役目”だったなぁ」と思い出しましたよ。「メランコリア」の登場人物たちがお屋敷でドタバタしてるころ、街の人たちは案外、こんな感じだったのかもしれませんな…。
他に良かったところを書くと、ペニーを演じたキーラ・ナイトレイ、可愛かったですね。若干、神経質っぽいところは「危険なメソッド」を思い出しちゃいましたがー。犬の「ソーリー」とか、仕事熱心になった警官とか、常に終末を意識してたから動じない人とか、毎週掃除に来る家政婦とか、最後までニュースを放送するキャスターとか、細かいところも気が利いてて素晴らしかったです。あと、蒸発した父親フランクと和解するシーンも凄まじく泣けたんですが、その役がマーティン・シーンだったのは軽く驚きましたよ(予告編を観てなかったので)。
マーティン・シーンが父親役で出て来た時は、少しビックリ。

なんとなく「危険なメソッド」の時のキーラ・ナイトレイを貼っておきますね。

なんて言うんですかね、ペニーの元カレの軍人が節度を保ってたりとか(「28週後…」
サントラを貼っておきますね。たぶん、結構良いハズ。

Seeking a Friend for the End of the World
ラース・フォン・トリアー監督の地球滅亡映画。僕の感想はこんな感じ。

メランコリア [Blu-ray]
花くま先生がブログで触れていた著作。表題の「生きまーす」は、男の友情がグッとくる短編。

生きま~す (Mag comics)
ラッセル・マルケイ監督作。「渚にて」

エンド・オブ・ザ・ワールド 完全版 [DVD]
スペインのナチョ・ビガロンド監督によるSFコメディだそうです。

エンド・オブ・ザ・ワールド 地球最後の日、恋に落ちる [DVD]
ジョン・ヘイズ監督作。1977年に作られたクリストファー・リー主演のエイリアン映画だって。

エンド・オブ・ザ・ワールド [DVD]
デッド寿司(ネタバレ)
デッド寿司
2012/日本 上映時間92分
監督・脚本:井口昇
エグゼクティブプロデューサー:大谷勝己
プロデューサー:永田素久、坂井洋一、福井真奈
撮影:長野泰隆
照明:児玉淳
美術:福田宣
特殊造形・特殊メイク:石野大雅
衣装:吉田実穂
編集:矢船陽介
録音:成ヶ澤玲
整音:吉田憲義
音楽:福田裕彦
主題歌:SCANDAL
制作担当:内山亮
助監督:井上雄介
アクション監督:鈴村正樹
VFXスーパーバイザー:鹿角剛司
特殊造形監修:西村喜廣
出演:武田梨奈、松崎しげる、須賀貴匡、仁科貴、亜紗美、村田唯、ジジ・ぶぅ、石川ゆうや、島津健太郎、手塚とおる、津田寛治
パンフレット:★★★(800円/人食い寿司の図解は必見)
(あらすじ)
伝説の寿司職人を父に持ち、自身も職人を目指していたケイコ(武田梨奈)だったが、修行の厳しさに耐えかねて逃げ出してしまう。田舎の温泉旅館で仲居の職を得たケイコは、女将(亜紗美)に叱責されながらも、元寿司職人の澤田(松崎しげる)の優しさに支えられてなんとか働き続ける。しかし、ある日、怪しい男(島津健太郎)が旅館を訪れ、評判の寿司料理に薬を注入。すると寿司が血に飢えた殺人寿司へと変貌し、宿泊客を次々と血祭りにあげていく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
65点
一応、井口昇監督の映画はなるべくチェックしてる&寿司が人を襲うという設定がキャッチー&今回は主演があの武田梨奈さん(!)ということで、迷わず前売り券を購入。新宿武蔵野館で観て来ました。期待しすぎちゃったカナー (・ε・) アッサリめに感想を残しておきますよ。
新宿武蔵野館でお馴染みの水槽の展示はウディ・アレンの野郎が占領中。
ただ、「デッド寿司」も負けてない! 記事の切り抜きやらなんやらがありました~。
Tシャツが販売されてるだけでなく…(こちらでも買えますぞ)。
なんとフィギュアも売ってる! 食品サンプルを作ってる「HATANAKA」製作だって。
巨大な玉子ちゃんも登場。ここまで大きいと美味しそうではないね。
ロビーの奥でも広々と展示が! 力が入ってますな。
ラスボスのマグロ人間。全然関係ないけど、峰なゆかさんの「元気なマグロ」の話を思い出したり。
普通に楽しいジャンル映画ではあるんですよ(ホラーというよりはバカ映画)。ただ、僕は武田梨奈さんと井口昇監督の2人とも好きだったので、勝手に「もっとスゴいモノを期待しちゃってた」というか。なんて言うんですかね、今までの井口作品のアクション水準ではありますけど、亜紗美さんとのタイマン以外はちょっと残念だった印象。せっかく武田梨奈さんという“アクションの子”を起用したのなら、もっとアクションを頑張ってほしかったです… (´・ω・`)
映画のムードも少し合わなくて。井口監督はジョー・ダンテの「ピラニア」を意識してコメディにしたそうだし、「寿司が人を襲う」なんて設定の映画にそんなことを求める方がどうかと思わなくもないけど、僕的にはもう少しシリアスな方が好みだったかなぁ。それと、これは映画の出来とは別の話なんですが、僕の中で思った以上に食べ物ネタに対する抵抗感があってビックリしました。亜紗美さんが酢飯を口から出しまくるシーンだけは愉快でしたけど、それ以外の食べ物を使ったギャグは思いのほかキツくて… ('A`)
いや、面白いところも多かったんですけどね。特に素晴らしかったのが、さっきから名前を出してますけど、亜紗美さん。彼女が出てくるところはすべて愉快なムードでして、「当旅館名物のロボットダンス」には爆笑しましたよ。あと、死にかけている女性社員(村田唯)のオッパイを触ろうとする社員(石川ゆうや)にはグッときたし、“火炎放射で人を炙る”炙りサーモン&イクラの軍艦巻き軍艦とかバカバカしくて良かったし。とても大事なお色気要素として、女体盛りやオッパイが出てくるのも好感が持てました(特に女体盛りに関しては「人肌で温められるのが良い」という新解釈!)。
亜紗美さんのロボットダンスの動画があったので、貼っておきますね↓
一応、最後の展開を書いておくと、すべての元凶だったマグロ人間(島津健太郎)を倒して、澤田とケイコだけ生き残りまして。奧さんを刺殺してしまって包丁が握れなくなっていた澤田は今回の騒動を通じて寿司を握れるようになり、なんとなく人間的に成長したケイコは実家の寿司屋に戻って、「人食い寿司を握れる職人」になって終了。エンドクレジット後には「スタッフが美味しくいただきました (o^-')b」的な文章が出てましたよ。
なんとなく松崎しげるさんが歌う「寿司のメモリー ~デッド寿司バージョン~」を貼っておきますね↓
その他、「『イカ寿司よ~!ヽ(`Д´)ノ』と島津健太郎さんが叫ぶ時に雷がゴロゴロ鳴るのはイカヅチとかけてる?」とか「女体盛りは全裸でやってほしかった…」とか「わざと気持ち悪く撮ってるのはわかるけど、“日本人がよくやるキス”のシーン(黄身の口移し)は生理的に無理だった…」とか「須賀貴匡さん、実家が寿司屋なんだ!∑(゚Д゚)」とか思うところはあるんですけど、面倒臭いので省略! ちょっと期待しすぎちゃいましたが、それなりには楽しめました (・∀・) この手の映画が好きな人なら、一見の価値はあると思いますぞ。
「富江 アンリミテッド」も悪夢みたいで良かったけど、井口昇監督作ではこれが一番好きかなぁ。
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先週の備忘録(2013/1/29~2/4)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓
RHYMESTERのニューアルバムは最高ですな!(*゚∀゚)=3ムッハー
アシパンのオフ会は楽しかったヨ (・∀・) イイ!
接待でまたもやキャバクラに (・ω・;) ウーム
クレーム処理かと思いきや、新しい仕事をもらえて驚愕!∑(゚Д゚) ナンデスト!
初めて月間総合ランキングで1000以内に入りました… (ノω・、) ウレシイ
土曜日は結婚記念日でした (^ε^) ウッフン
日曜日は仕事 (・ε・) チェッ
働きたくないなぁ… ('A`) マンドクセ
いろいろ書きたいことはあるんですが、とりあえず30日(水)に渋谷のアシッドパンダカフェでおこなわれたタマフル・トップ5オフ会の件。スターリング・エレファントさんとか、かわもっちさんとかきんたま画伯さんとか、いつも来てた方が数人いなかったのは残念でしたが、ryosuke_uさんが映画秘宝のベストテン号を持ってきてくれて、それを肴にあーでもないこーでもないと話したりと、非常に楽しかったです。ツイッターで相互フォローしてる方の名前と顔が一致したのも良かったし、いろいろとオススメ映画を聞けたのもありがたかったし、良いこと尽くめでしたヨ (´∀`) ウフフ あと、「なんかキレイな人たちがいるな~」と思ったら、ガチのアイドルだったのでビックリ! 高野政所さんと打ち合わせをしてたそうですが、アシパン、恐るべしですな…。
アシパンの入口はこんな感じ。一度、来てみて!ヘ(゚∀゚*)ノ
hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)さんの「TAMA FREE!」を貼っておきますね↓
あと、これは僕的に非常に大きいことなので書き残しておきますが…。なんとアメブロの月間総合ランキングで初めて1000位内に入ったんです!ヽ(`Д´)ノ ヤッター!
記録として貼っておきますよ。
まぁ、だからなんだというか、「自慢かよ ( ゚д゚)、ペッ」って話なんですけど、僕の人生でこういう経験は皆無なのでね、少しだけ喜ばせてくださいよぉ~(馴れ馴れしく)。このブログを始めた時、「あくまで自分の備忘録だから、順位なんて気にしないッス!(`Δ´) バカバカシイ」とうそぶきながらも、ボンヤリと「1000位内に入れたらいいなぁ… (´∀`) ムリダケド」なんて思ったりもしてたので、やっぱりうれしいんですよね…(しみじみ)。
一応、貼っておきますが、2010年1月のアクセス数はこんな感じだったのが…。
2013年はこんなに!∑(゚Д゚) って、アメブロのアクセス数は盛られすぎなんですがー。
忍者ツールズのアクセス解析ではこの通り。カウンターの数字が正しいんでしょうな。
僕は自分を非常につまらない人間だと思ってるのですよ、本当に。タマフルでメールを読まれたりとか、ブログのアクセス数が上がったりとか、それはスゲーうれしいことだけど、すべては“かりそめの夢”というかさ。基本的に勢いだけで適当に書いているから、あとから読むと悶絶するような文章ばかりだし…。でも、そんなモノでも、面白がって読んでくれる方がいてくれるのは非常にありがたいなぁと。読者のみなさんには、感謝しかありません。本当にありがとうございました m(_ _ )m
お約束として、範馬勇次郎さんが愚地独歩館長に感謝した時のGIFを貼っておきますね。
以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。
結婚記念日なので、劇団四季の「サウンド・オブ・ミュージック」を観てきました(ネタバレ)
※今回の記事は、ノロケ&リア充自慢要素が強いので、そういう文章に反吐が出る人は読まない方が良いです。
僕と奧さんの結婚記念日は2月2日。毎年、その日は2人でお芝居やら何やらを鑑賞することになってまして。9年目の今年は何にするか、いろいろ候補は出たものの、「結局、娘のマナ子を預けなくてはならない→託児サービスが用意されている」ということで、昨年と同様、劇団四季のミュージカルに決定。今年は「サウンド・オブ・ミュージック」に行ってきましたら~ん ヘ(゚∀゚*)ノ ワッショイ!
大事な日なので、赤のクリムゾンボルトTシャツを着用。
四季劇場「春」&「秋」はJR浜松町駅から徒歩7分くらいの場所にあります。
演目は…「サウンド・オブ・ミュージック」だッ!
出演者はこんな感じでした。
今、劇団四季が上演してる中で、僕と奧さんが未見のミュージカルは「ライオンキング」と「サウンド・オブ・ミュージック」なんですが、奧さん的に「ライオンキング」は「まったく興味ない 川 ゚д゚)、 ペッ」と無関心。さらに「サウンド・オブ・ミュージック」も「なんか偽善者っぽいムードがして観たくない!ヽ川`Д´)ノ」ってイヤがってたんですよ。ただ、僕はかなり昔に映画を観て非常に良かった&奧さんも好きっぽいと思ったので、「『ドレミの歌』とか有名な曲が結構出てくるから、楽しいと思うよ (・∀・;) ネ?」と何とか説得して、一緒に観たんですが…。超良かったYO!ヽ(TДT)ノ
公式の予告動画を貼っておきますね↓
お話的にはスゲーお馴染みというかさ。「トラップ大佐に厳格に育てられた7人の子どもたちを、修道院からやって来た家庭教師マリアが音楽で明るくする」という、いわゆる型破り教師モノの元祖的な内容でして。大佐の子どもたちの躾け方がマッドだったり(笛で動く)、マリアがあまりにも陽気すぎたり(躁っぽい)、大佐との和解がバカみたいに早かったりするところはあるんですけど、そこはミュージカルだから許せる感じ (´∀`) スキヨ 案の定、知ってる歌が流れまくるのがスゲー良くて、テーマ曲の「サウンド・オブ・ミュージック」から、JR東海のCMで使われて有名な「私のお気に入り」、「ドレミの歌」、「もうすぐ17歳」、「ひとりぼっちの羊飼い」、「さようなら、ごきげんよう」、そして「エーデル・ワイス」など、かなりグッと来ちゃいましたネー。
ほとんど公式サイトで聴けるんですが、なかった曲を貼っておきますね↓ 愉快な曲!ヽ(`Д´)ノ
「さようなら、ごきげんよう」も貼っておきますね↓ ちくしょう、可愛いすぎ!ヽ(`Д´)ノ
何が素晴らしいって、役者さんたちが本当に最高。特に7人の子どもたちが頑張ってて…(しみじみ)。もうすっかり“我が子の晴れ舞台を観る親目線”であり、「あんな小さい体で劇場全体に響くほどの大きな声が出せるなんて… (ノω・、)」と、普通に芝居が出来るだけでも涙が滲んでくるのに、見事に歌まで披露するんだから、文句ナシというか。子どもたちの出番の時は高確率で泣いてましたよ。
子どもたちの動画があったので、貼っておきますね↓ 僕が観たのは別の子たちですがー。
一応、オチを書いておくと、オーストリアがナチスドイツと併合されるということで、それを嫌ったトラップ一家は、山を越えてスイスに亡命して終了。最後の曲「すべての山に登れ」は、僕的にはそんなに盛り上がらなかったんですけど、その直前、長女リーズルの元恋人のロルフがトラップ一家を見逃すシーンはね、「ああ、すっかりナチ化したと思ってたら、愛は残ってたのね… (ノД`)」とハードに胸を打たれちゃいました。
とりあえず「すべての山に登れ」も貼っておきますね↓
ということで、僕的には芝居と歌が見事に融合した“元祖ミュージカル”って感じで超楽しくて、ちょっと映画や「トラップ一家物語」
とかを確認したくなったほど。ミュージカルの良さをあらためて感じたというか、あまり関係ないんですけど、先日観た映画「レ・ミゼラブル」も「実際に舞台で演じたのを撮影すれば良かったんじゃないか」と思ったり。奧さんも「超良かった!ヽ川`Д´)ノ」「偽善者じゃなかった!ヽ川`Д´)ノ」(なんだこれ)と非常に満足しておりました。
映画版「サウンド・オブ・ミュージック」の予告編を貼っておきますね↓ ロルフのくだりが違ったような。
「トラップ一家物語」の動画も貼っておきますね↓ こっちの方が史実に近いんだとか。
帰り道も「もうすぐ17歳」を「キミは1歳半、もうすぐ2歳♪ ( ´∀`)(´∀`し キャッキャ」なんて歌詞を替えて娘のマナ子に歌ったりと、超ゴキゲンでしてね。浜松町駅近くの公園で1時間ほどブランコやらスベリ台やらジャングルジムやらで遊んだ後、3人で食べ放題の焼肉屋に入って、大量の肉を食べてから帰宅いたしました(マナ子は鳥肉とナムル中心)。
ちょっと高めの食べ放題だけど、普通に食べるよりは全然安いというね。
正直、あまりの奧さんの機嫌の良さに、2年半振りの性交渉に臨めるかと期待していたのですが、それはならず… (・ε・) チェッ まぁ、でも、奧さんもマナ子も1日中ずっと上機嫌だったし、実に素晴らしい結婚記念日でした (`∀´) オホホホホホ なんか非常に“幸せ”を実感したのでね、奧さんに“男”としてもあらためて好かれるべく、ちゃんとダイエットをしようと、「日清デカ王をオカズにペヤング超大盛
を喰うぜ!ヘ(゚∀゚*)ノ ヒャッハー」なんて食生活とはオサラバしようと、ダイヤモンドよりも堅く決意した次第。
もうこんな高カロリーかつジャンクな食事はしません!(キッパリ)
以上、結婚記念日のノロケ話でした~ (´∀`) オシマイ
テッド(字幕版)(ネタバレ)
テッド(字幕版)
原題:Ted
2012/アメリカ 上映時間106分
監督・製作・原案・脚本:セス・マクファーレン
製作:スコット・ステューバー、ジョン・ジェイコブス、ジェイソン・クラーク
製作総指揮:ジョナサン・モーン
脚本:アレック・サルキン、ウェルスリー・ワイルド
撮影:マイケル・バレット
美術:スティーブン・ラインウィーバー
編集:ジェフ・フリーマン
衣装:デブラ・マクガイア
音楽:ウォルター・マーフィ
出演:マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス、ジョエル・マクヘイル、ジョバンニ・リビシ、パトリック・ウォーバートン、マット・ウォルシュ、ジェシカ・バース、ノラ・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、トム・スケリット
声の出演:セス・マクファーレン、パトリック・スチュアート
パンフレット:★★★★(600円/元ネタがちゃんと載ってて、ありがたい。デザインも良いね!)
(あらすじ)
いじめられっ子の少年ジョンは、クリスマスプレゼントにもらったテディベアのテッドと本当の友だちになれるよう、神様に祈りをささげる。すると翌日テッドに魂が宿り、2人は親友になる。それから27年が過ぎ、ジョンとテッドはともに30代のおじさんになっていた。一時は「奇跡のテディベア」としてもてはやされたテッド(セス・マクファーレン)も、幻惑キノコで逮捕されてからは堕落し、下品なジョークと女のことばかり考える日々。そんなある日、ジョン(マーク・ウォールバーグ)は4年間つきあっている恋人(ミラ・クニス)から、自分とテッドのどちらかが大事なのか選択を迫られ……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
79点
尊敬する映画評論家の町山智浩さんが「たまむすび」で紹介されてた時から気になっていたので、TOHOシネマズ渋谷で観て来ました。面白かったですよ (´(エ)`) クマー
とりあえず「フラッシュ・ゴードン」のテーマを貼っておきますね↓
「意志を持ったクマのヌイグルミが、オッサン化して騒動を巻き起こす」という設定だけでもニヤニヤするのに、そこにブロマンス=男の友情要素を加えたら、そりゃあ、面白くないワケがないじゃないですか。映画や芸能の小ネタをちょろちょろと挟んでくる作風も合わせて、昨年に観た「宇宙人ポール」を思い出しました。
何が素晴らしいって、“テッド”に命を吹き込んだCG技術と演出。本当にこういう生き物がいるとしか思えないというか、実在感が半端じゃないんです。逆に終盤、死んだ時の無機物感も素晴らしくて(少し「ウォーリー」を思い出したり)、「今の技術はスゴイな!Σ(゚д゚;)」と感心しましたよ。さらにテッドの「一旦、世界に受け入れられて、すっかり飽きられて、オッサン化してる」というキャラクター設定も魅力的で、チョコチョコ動く姿がスゲー可愛いのにやってることはすこぶる下品だったりするのがとにかく愉快で…(でも“顔射”は少し引いた)。もうね、テッドというキャラを観られただけでも映画代の元は取れた気がしましたね。
己の立場を利用して、美女の乳を揉むテッド。ちくしょう、僕もヌイグルミに生まれていれば… (;`Δ´) ヌゥ
コールガールと戯れるテッド。ごめんなさい、ちょっと羨ましい…。ちょっと羨ましいんです!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン
僕的に最高だったのが、テッドがジョンとケンカをするシーン。あの突然の獰猛な動きに意表を突かれたし、マーク・ウォールバーグの頑張りもあって、なかなか見応えのあるアクションに仕上がってたのではないでしょうか。あのヌイグルミとは思えない打撃音も愉快だったし、かなり驚いちゃいました。それだけに、後半、クソ親子にむざむざと拉致られるのは納得できなかったりもしましたがー。
一心不乱に殴るテッド。なんとなく「縫製人間ヌイグルマー」を連想しました(全然違いますが)。
備忘録として終盤の展開を書いておくと、いろいろあって別れていたジョンとロリーが復縁ムードになった時、テッドが狂信的なファンの親子にさらわれてしまって。なんだかんだ揉めた挙げ句、テッドは「エイリアン2」のビショップのように半分になって死亡(中盤のパーティシーンでのナイフを使った曲芸を見せたのが伏線?)。ジョンがションボリしてたところ、ロリーが夜空に復活を祈ったことで、テッドは生き返りまして。ジョンはロリーにプロポーズをし、サム・ジョーンズに立ち会ってもらって結婚。他のキャラクターの末路が簡単に説明されて、映画は終わってました。
一応、「エイリアン2」でビショップがナイフ技を披露する動画を貼っておきますね(編集されております)↓
コメディ映画ということで、当然ながら全編愉快なシーンまみれでして。一番好きだったのが、ロリーのイヤな上司レックス(ジョエル・マクヘイル)の末路の「屁で爆死した」という字幕。なんかツボに入ってしまって、爆笑しましたよ。ちなみに字幕に関しては、恥ずかしながら「くまモン」は知らなかったし(ハンバーグマのグーグーは知ってるんですが…)、星一徹とか熊ん子には少し違和感を覚えましたけど、全体的には良かったというか。監修をした町山智浩さんのブログを読むといろいろ苦労されてたので、本当に頑張ったなぁと(唐突な上から目線)。ただ、耳に入ってくる英語と日本語字幕が違うと、僕レベルの英語力の人間でも微妙な気持ちになったりすることがなくもないので、もしかすると吹替版の方がよりスムースに楽しめるのかもしれませんが。その他、やたらとテッドを出世させるスーパーの上司とか、スゲー好きでしたね~。あの太ったガキ(後のテイラー・ロートナー)をぶっ飛ばすシーンも溜飲が下がりました。
ただ、ちょっと気になるところもありまして。お話的に、ジョンが成長したのかわからないというか(むしろロリーが譲歩しただけのように見える)。ロリーの立場になれば、いくらコメディだとはいえ、家にコールガールを大量に呼んで部屋の床に排便させるような奴とは一緒に暮らせないのが当たり前だし、彼女にとって大事なパーティを勝手に抜け出してテッドのところに行かれたら、激怒するのは当然の話(せめて説明して行くべき)。最後、ロリーの“テッドを生き返らせる決断”は素晴らしかったけどさ、そうなると「ジョンは彼女に何をしてあげたの?」って思っちゃったり(テッドですら「ジョンを諦めた」のに!)。って、まぁ、別に良いんですけどねー (・ε・) プップクプー
最終的にあまり成長したように見えないジョン。ステージに上がってきた奴を一撃で倒したりと、戦闘力が高めなのは好印象ですが。
ロリーを演じたミラ・クニス。エマ・ストーンにスゲー似てる…って、今さらかしらん。
あと、小ネタの使い方。似たようなイメージの「宇宙人ポール」の時は基本的に“SF映画&スピルバーグ映画”というのがハッキリしてたから好きでしたけど、この映画の場合、扱うのが広範囲すぎて、元ネタに気付いても若干うるさく感じたりしたんですよね…。なんて言うんでしょうか、「フラッシュ・ゴードン」
関連のバカバカしいくだりとか、「どうせロリーは『ブリジット・ジョーンズの日記』
でも観てるよ→実際に観てる」的なギャグは好きなんですけど、例えば、テッドが自分の耳を拾うところを「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」
の1シーンっぽくして、お馴染みのテーマをチョロッと流すオマージュは唐突すぎるというか、「別にインディ・ジョーンズは関係なくね?」って(いくら部屋にポスターが貼ってあろうとも)。…ううむ、なんか非常に伝わりにくい文章を書いちゃいましたな… ('A`) スミマセンン
お口直しに、劇中でジョンが歌った「007 オクトパシー」のテーマを貼っておきますね↓
ってことで、何はともあれ、面白い映画だったクマ (´(エ)`)(なんだこれ) 基本的にテッドというキャラを観てるだけで楽しいので、劇場に行っても損はしないと思いますよ。それと、パンフレットは600円の割にはなかなか良かったというか。僕的には、キャストの写真がないところとかにも工夫が見えて、好感が持てました。小ネタ集もしっかり入ってるし、懐に余裕がある人はぜひ買ってみてくださいな。
写真がないなら空白で良いのに、テッドの画像を入れる丁寧仕上げ。偉いぞ!(尊大な口調で)
おしまい (´(エ)`) クマー
テッドの24インチのぬいぐるみ。「R指定版」もあるそうですが…どっちも高ぇ!Σ(゚д゚;) カエナイヨ!
Ted 24-Inch Talking Plush Teddy Bear テッド テディベア おしゃべりぬいぐるみ 「クリーントーキング版(通常版)」 24インチ 米国正規公式ライセンス品 並行輸入品
映画のサントラ。結構良さそうではある。
Ted
なんとなく思い出したグレッグ・モットーラ監督作。僕の感想はこんな感じ。
宇宙人ポール [Blu-ray]
伝説のSF映画。嫌いじゃないけど、「テッド」のためにわざわざ観る必要はないと思う。
フラッシュ・ゴードン [DVD]
大槻ケンヂさんの傑作小説。大好きなのです。
縫製人間ヌイグルマー (角川文庫)
2013年1月に観たDVDの覚え書き
※今回の記事は、「ウディ・アレンの重罪と軽罪」、「龍陣 ―覇拳の掟―」
、「キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男」
、「キラー・スナイパー」、「重装警察」
、「遊星からの物体X ファーストコンタクト」
、「DEATH WARRIOR デス・ウォリアー」
、「リベンジャー」
のネタバレに触れているので、気をつけて!
先月、うっかり「マッチポイント」の感想をアップしちゃったりしましたが、今年からDVDの感想に関しては「まとめて簡単に書く」ことにしたので、とりあえずダラダラと文章を残しておきますね↓
<1本目>
ウディ・アレンの重罪と軽罪
ウディ・アレンの重罪と軽罪 [DVD]
(あらすじ)
眼科医としての地位を確立したジュダー・ローゼンタール(マーティン・ランドー)は、愛人のドロレス・ペリー(アンジェリカ・ヒューストン)から妻のミリアム(クレア・ブルーム)と別れるよう迫られて困っていた。さもないと、株の穴を埋めるためにジュダーが財団の基金を一時流用したことをバラす、と脅迫されているのだ。窮地に立たされたジュダーは、チンピラの弟ジャック(ジェリー・オーバック)に相談すると、ジャックから殺し屋を雇ってドロレスを殺すから安心するようにと平然と言われる。そうなるとジュダーはドロレスに対する罪の意識で苦悩してしまう。一方、売れないドキュメンタリー監督のクリフ・スターン(ウディ・アレン)は、妻ウエンデイ(ジョアンナ・グリーソン)の兄で、テレビ・ディレクターのレスター(アラン・アルダ)から、レスターのドキュメンタリー映画を撮るように依頼されるが、クリフには俗物のレスターの作品なんて真面目に撮ることができない。そして妻との間がしっくりいっていないクリフは、製作助手のハリー・リード(ミア・ファロー)を愛するようになるが、レスターも彼女を狙っており、クリフは躍起になる。しかしそんな時、ハリーが仕事で1年間ロンドンに行くことになった。その頃ドロレスも、ジャックの雇った殺し屋によって命を落とし、事件は迷宮入りするのだった。そして1年がたった。ウエンディの兄で失明した牧師のベン(サム・ウォーターストン)の娘の結婚式に出席したクリフは、妻との離婚が決まっていた。そこヘハリーがレスターと共に姿を現わす。ロンドンでの再会がきっかけとなってふたりは結婚することになったのだ。それを知ったクリフはショックをうけ、そしてその時、クリフは初めて出会ったジュダーと罪について会話をする。ベンの主治医でもあるジュダーは、もはや自らの宗教観によってドロレスに対する罪の意識を解消していた。一方のクリフは、失った恋の痛手に落ち込むのだった。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
80点
「モラルを説いた大学教授は自殺し、善良な神父は失明」「不倫関係を清算するため、愛人を殺し屋に始末させた高名な眼科医ジュダは、地位も名声も失わず、罪悪感すら持たずに幸福のまま終わる」という無常すぎなオチにビックリ。エンドロール直前、自殺した大学教授がモラル云々を語るナレーションが流れるのも皮肉っぽくて、スゲー意地悪だと思いつつも、いろいろと示唆に富んでて面白い作品でしたよ。片想いの恋人をイケ好かないプロデューサーに奪われてしまう映画監督クリフのパートだけは、あまりにウジウジしてる&ガキなので、若干の「お前は仕方ないだろ (・ω・)」感も感じたりして。
ジュダのパートがモロに「マッチポイント」というか、僕は「マッチポイント」の方がわかりやすくて好きなんですけど、こっちを先に観てたら、感想が変わった気がしないでもないです。あと、ウディ・アレン本人が出てくると、どうしても“スン=イーとの事件”を思い出してしまって、ミア・ファローや姪っ子と一緒にいるシーンでは少し不穏な気持ちになったりもしました… (´・ω・`)
<2本目>
龍陣 ―覇拳の掟―
龍陣 (―覇拳の掟―) [DVD]
(あらすじ)
本作は、錫鉱での一獲千金を得ようと、中国からマレーシアへの移住が盛んだった時代に起きた事実に基づく物語である。時代は19世紀後半。キンタ・バレーにある鉱山では、貧しい移民たちがコロニーを作り、明日の幸せを夢見て朝から晩まで汗水たらし働いていた。それなりに穏やかな日々を過ごしていた彼らにある事件が起こる。“フォー・ドラゴンズ”と呼ばれ怖れられるギャング集団がこの鉱山で唯一の水源を占拠し、コロニーを乗っ取ってしまったのだ。一夜のうちに彼らの奴隷になってしまったコロニーの住民たち。住民の一人で武術に長けた通称「ドラゴン」は、コロニーの仲間たちと協力してこの侵入者たちに戦いを挑むことを決意する。果たして、彼らは、生活を、自由を、取り戻すことが出来るのか!?(以上、メーカー公式サイトより)
予告編はこんな感じ↓
27点
まず、ジャケットに惹かれたし、邦題もなんかカッコ良かったので、実は昨年の7月くらいに借りて観てたんですけど、時間がなくて感想をアップできなかった作品。メーカー公式サイトによると、監督のC・L・ホーは全然知りませんけど、アクション監督はあのチン・カーロッ。出演する役者さんたちの身体能力は結構高めで、オープニングを見た時は意外と悪くなさそうにも感じたし、4人兄弟が出てくるあたりはカッコ良かったんですけど、基本的にはスゲーつまらなかったです (・ε・)
アクション自体は結構頑張ってるんですが、とにかく“CG丸出しで過剰に流血する描写”に慣れなくて…。せっかくのアクションを台無しにする処理というか、大好物のステーキハウスBMのステーキにメロンソーダを掛けられて食わされる気分(しかも掛けた相手は「美味しいでしょ?(o^-')b」とドヤ顔)で、超ガッカリいたしました。
あと、ナレーションとか回想シーンとかウザイ。心の声とかこっちが謝罪したくなるほどウザイ。アクション中のBGMも安くてウザイ。最後、主人公2人組が鉱場長を決める大会の場で裏切り者&ゴツイ敵を倒して、「生あるものは滅す~」「喜怒哀楽が~」「英雄が時代をつくって~」とか“意味深だけどワケのわからぬナレーション”が流れて終わってましたけど、心底どうでも良かったです ('A`) アーア
<3本目>
キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男
キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男 [DVD]
(あらすじ)
オハイオ州クリーブランドのアイルランド系の家に生まれたダニー・グリーンは、体格も良く周囲からの信望も厚い男だった。ダニーは港で湾岸労働者として過酷な環境で働いていたが、念願叶って湾岸局のマネージャーに選出される。ある日FBIより不正を告発されたダニーは、長期の収監を免れるために、FBIの情報提供に応じる。しかしその一件で家族に去られ地位も失ったダニーは、クリーブランドの暗黒社会で名を馳せていくー。そして迎えた1970年代のある夏。ダニーは自分の車に爆弾が仕掛けられていることに気づく。ダニーは間一髪で死を逃れるが、犯人は金銭トラブルの最中のイタリア系マフィアだと確信する。復讐に燃えるダニーは次々に敵の車に爆弾を仕掛け、その多くが成功を収める。しかしイタリア系マフィアも黙ってはおらず、ダニーの事務所や仲間に爆弾を送るのだった。もはや爆破の応酬は個人的な恨みだけではなく、街全体のマフィアの威信を賭けた戦いとなった。クリーブランドの惨状は全米に報道され、その裏にいると疑われたダニーは国民に恐れられた。FBIやイタリア系マフィアから巧みに逃れる生活を送るダニーだが、ある日また車の異変に気がつき…。(以上、amazonより)
予告編はこんな感じ↓
70点
昨年、「ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ」を観た後、なんとなくタイトルが似てる気がして、借りて観たんですけど、つい感想を書きそびれてた映画。僕が大好きな「パニッシャー」のジョナサン・ヘンズリー監督が、僕が大好きな「パニッシャー:ウォー・ゾーン」
の主演レイ・スティーヴンソンを起用して、僕が大好きな「グッドフェローズ」のアイリッシュ版を撮った…ってのは褒めすぎかしらん。
いわゆる“ギャングの実録系成り上がり映画”なんですけど(詳細はこちらをどうぞ)、序盤は主人公が素手で相手をブチのめすシーンが多いので結構小気味良くて。イヤな組合長を連続ビンタするシーンとか爆笑しながら観ましたヨ (´∀`) ウフフ クリストファー・ウォーケン、ヴァル・キルマー、ヴィニー・ジョーンズ、ロバート・ダヴィと、僕好みのオッサンたち(誤解を招く文章)が大量に出てくるのもグッときましたね~(特に終盤に出てくる殺し屋のロバート・ダヴィが好き!)。ただ、「36回の爆破でも死ななかった男」という邦題の割には、最後は爆破で死んじゃうので、何だか少しガッカリした次第 (´・ω・`) ザンネン
<4本目>
キラー・スナイパー
(あらすじ)
アメリカ、テキサス州。借金の返済に困った若者クリスは、母親が多額の保険金をかけているということを知り、保険金殺人を計画する。そしてクリスは計画を完璧なものにするため、凄腕の暗殺者“キラー・ジョー”を呼び出す。だが、ジョーが提示したのは「前払い」だった。借金しかないクリスは、何とかジョーを説得しようとする。そして、ジョーが提示したもうひとつの条件は、まだ幼さが残るクリスの妹ドティを担保にする、というものだった。(以上、イーアイデムより)
予告編はこんな感じ↓
95点
you伊東くんがブログでオススメしてたので、「観なくちゃ!∑(゚Д゚)」と、いそいそと借りてきたウィリアム・フリードキン監督作。傑作でしたYO!ヽ(`Д´)ノ いわゆる“ホワイト・トラッシュ”の家庭が舞台なんですけど、出てくるのはクズのような人間ばかりで、人としてガッカリするような出来事しか起きてないのに、バカみたいに面白いという奇跡的な映画というか。スゴいコメディだと感心しましたよ。
とにかくクライマックスの修羅場が素晴らしかったです。フライドチキンの使い方とか最悪だったし、兄貴が散々な目に遭うラストは腹の底から笑いました。一応、オチだけ書いておくと、兄貴と父親は妹に撃たれて瀕死状態に。妹が殺し屋ジョーに向けて発砲しようか迷うところで、終わってました(僕的には「やっぱり撃っとくか」って感じかと思いましたが)。
もう何が残念って、こういう映画こそ劇場で公開すべきだし、それがダメならさっさとDVDを販売すべきなのに、今のところレンタルでしか観られないということ。それと「殺し屋ジョーにまつわるお話→KILLER JOE」という原題なのに、なんで「キラー・スナイパー」なんて頭が悪いにも程がある邦題にしちゃうんですかね…(劇中でスナイプ要素はゼロ)。何はともあれ、いきなりジーナ・ガーションの“雑なノーパン姿”で始まるような映画なので、万人にはオススメできませんが、気になる人は借りてみてくださいな。
<5本目>
重装警察
重装警察 [DVD]
(あらすじ)
警察署内のラグビー仲間で、固い友情で結ばれてきたドン、ホー、ケン、ケイ、ファイ。ある日、ホーが潜入捜査に失敗、半身不随となってしまう。その上、敵に寝返ったと疑われた彼は懲戒免職処分に。ホーの身体を治すには早急に手術しなければならないが、そのためには莫大な費用が必要だった。ドンたちはホーを救うため地下組織の地下金庫を襲撃した。その際、ケンが顔を見られてしまったため、やむなく全員を殺害してしまう。事件の捜査は香港警察の重火器専門の特殊部隊Team-Eに任された。調査の結果、事件は警察内部の人間による犯行と推測されるのだったが……。(以上、allcinemaより)
※予告編は見つかりませんでした…。
75点
「ブラッド・ウェポン」を観て、やっぱり「ダンテ・ラム監督はスゴいな!(*゚∀゚)=3ムッハー」と興奮したので、借りてきました。2001年の作品なんですけど、すでにダンテ節が確立されているというか、案の定、「男の友情×銃器×不幸」って感じの映画だったり (・∀・)
最後の展開を書いておくと、ダニエル・ウー演じるSDUのリーダー・ツォンは、マフィアの地下銀行を襲って返り討ちにあったドン(アレックス・トー)と共闘することに決定→マフィアの殺し屋たちを皆殺し。車椅子状態のホー(チン・カーロッ)に手術のためのお金を渡して終わってました。近作と比べると全体的に荒削りな感はありますが(SDU側のドラマがどうも中途半端な印象)、ダニエル・ウーとアレックス・トーがカッコ良かったので満足でしたヨ (^ε^) ウッフン
<6本目>
遊星からの物体X ファーストコンタクト
遊星からの物体X ファーストコンタクト [Blu-ray]
(あらすじ)
ノルウェーの南極観測隊が、氷の中に閉じ込められた未知の生命体を発見。古代の生物ではないかと推測され、その調査のために考古生物学者ケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)が彼らの基地に向かう。だが、生命体は解凍されて長い眠りから覚醒。しかも、それはほかの生物の体内に侵入しては、細胞を同化して宿主そのものに擬態する、宇宙からやって来た生命体だったのだ。突如として宿主の肉体を破壊するように変形しては襲い掛かる生命体によって、彼らは誰が同化されているのか判断できない状況になっていき……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
80点
これもyou伊東くんがブログでオススメしてたので、「観るの忘れてた!∑(゚Д゚)」と、いそいそと借りて観ました。クリーチャーのおぞましさは素敵だったし、ちゃんとのゴア描写もあるし、お馴染みのクルー同士の疑心暗鬼描写もあるし、痒いところに手が届く作品というか。「遊星からの物体X」の前日譚として非常に良く出来てて、ごめんなさい、「『プロメテウス』
もこのくらいの整合性をクリアしてくれてたら… (´・ω・`)」と若干寂しい気持ちにもなったり。
ちなみにラストの「お前はピアスをしてないからニセモノ!ヽ川`Д´)ノ モエロー!」というオチは、「ああん、通りで意味深にピアスを映すと思った~ (´∀`) ソウイウコトカ」って感じで好きでした。ヘリが犬を追う→ちゃんと「遊星からの物体X」の冒頭に繋がる終わり方になってたのも、「『プロメテウス』もこのくらいの(ry
<7本目>
DEATH WARRIOR デス・ウォリアー
DEATH WARRIOR [DVD]
(あらすじ)
愛する妻を救うため・・・。男は闇の組織のリングに立つ! 人気も実力も絶頂にあるレイネロは順調に格闘界でキャリアを積んでいた。ところがある夜、闇の組織に自宅を襲われ最愛の妻の体にカプセルを埋め込まれてしまう。彼女を救う方法は地下賭博組織へ参加するであった。妻を救うために最後まで戦うレイネロ。次々と格闘戦士が現れ男と男のデスマッチが始まるのであった・・・。(以上、amazonより)
予告編はこんな感じ↓
25点
僕のような偏差値の低い男は「デス」とか「ウォリアー」といった単語が大好きなワケですが、その2つが合わさったこの「デス・ウォリアー」は理想のタイトル(原題も「Death Warriar」!)。ジャケットのデザインはサエないムードがしなくもないけど、総合格闘技をテーマにした地下格闘技映画ということで、少しだけワクワクしながら借りてみたら、超つまらなかったというね… ('A`) ガッカリ
まず、アクションが凡庸。総合格闘技を題材にしながら、戦いが全然リアルじゃなくて、萎えるというか。主演のヘクター・エチャバーリアの華のなさも致命的で(元キックボクサーみたい)、それで動きが良ければまだ乗れるんですけど、そうでもないし…。せっかくクイントン・ジャクソン、ジョルジュ・サンピエール、ラシャド・エヴァンス、キース・ジャーディンなど、有名な格闘家たちが出てるのに、スゲー勿体なかったです。
あと、敵のボスの行動が支離滅裂なんですよね。正々堂々とした殺し合いが観たいのかと思いきや、姑息な手段を使って主人公の邪魔をするわ、いきなり奧さんを寝取ろうとするわ、製作者の思いつきで動いているようにしか見えないから、ちょっとバカバカしくなってきちゃう。主人公も毒で死にかけてる奧さんと濃厚なセックスをしたりとか、尋常じゃない行動をとるしさぁ…。
一応、オチを書いておくと、最後は銃撃戦になったりした挙げ句、ラスボスをナイフで殺害して、主人公と奧さんだけ助かって終わってました。X-rayバイオレンス描写があったりするし(後半になるとやらなくなりますが…)、チェーンデスマッチとかの舞台設定は面白かったし、オッパイも出るし、嫌いじゃない要素もなくはないんですけど、ごめんなさい、つまらない映画でした。
<8本目>
リベンジャー
リベンジャー [DVD]
(あらすじ)
内気で成績優秀な高校生のショーンには、秘密の夜の顔があった。彼は夜のニューヨークの街を彷徨い、犯罪に巻き込まれようとしている人々を助けていたのだ。そして自らの手で、犯罪者を罰していたー。彼をそんな危険な行為に駆り立てるのは幼いころのトラウマであった。小さいころに母親を目の前で殺され、その心の傷と怒りが彼の心を支配していたー。そんな彼の行為に気づく者が現れ…。(以上、amazonより)
予告編はこんな感じ↓
70点
正義感の強い人が街のダニどもを殺したりする自警団系映画が好きなので、なんとなく気になって借りたんですが、それなりに面白かったですよ (・∀・) 原題の「BOY WONDER」はバットマンの相棒の少年ロビンの異名なワケですけど、この映画の主人公ショーンは、ブルース・ウェインのように目の前で母親を殺されて以来、犯罪者に対する怒りに燃えてまして。地道に勉強&トレーニングを積んでいたんですが、ある晩、ついに自警行為を開始。証拠不十分で有罪にならなかったクズどもを殺して行くんですね(ある意味、貧乏で過激なバットマンといえる)。
で、その犯行を女刑事が疑ったりしつつ、父親はそんな息子を心配したりしてーー。といった具合に話は進みまして。アクションは超地味なリアル志向で、スカッとするムードは皆無なんですけど、ダークな青春映画って感じで結構好きでしたね。主役を演じたケイレブ・スタインマイヤーの雰囲気が、なんとなくエドワード・ファーロングっぽかったのも良かったです。ただ、最後、「結局、父親も母親殺しの共犯だった」ってオチは微妙だったカナー (・ε・) ウーン
ということで、今回のイチオシはやっぱり「キラー・スナイパー」ですな。興味があったら、ぜひ観てみてくださいな。以上、先月観たDVDの覚え書きでした。ではでは~。
DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN(ネタバ)
※今回の記事は、AKBグループ関連のファン、この映画が好きな人、そしてアイドルファンの方は不快に思うかもしれないので、読まない方が良いです。
※今回の感想は、「峯岸みなみさんの丸坊主謝罪事件」に凄まじく影響を受けた内容なので、そういう面倒臭い文章が苦手な人は読まない方が良いです。
※今回の感想は、非常に知った風なことが書いてある上に、無駄に長くて読みづらいので、そういう文章が苦手な人は読まない方が良いです。
DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?
2012/日本 上映時間128分
監督:高橋栄樹
企画:秋元康
製作:窪田康志、新坂純一、秋元伸介
出演:AKB48、NMB48、SKE48、HKT48、JKT48、SNH48、前田敦子、平嶋夏海、増田有華、米沢瑠美、光宗薫、城恵理子、樋口真嗣
パンフレット:★★★(700円/悪くない)
(あらすじ)
2012年はAKB48にとってエポックな1年となった。現在は数少なくなった1期生として初期からグループを支え、センターに立ち続けた前田敦子が脱退を宣言したことから、総選挙は誰がトップを奪うのか大きな注目を浴びる。そして初の東京ドーム公演と前田の卒業公演が続き、また恋愛禁止条例なども話題になった。さらには、東京ドーム公演にてAKB48が組閣するという発表もされ……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
60点
昨年、シネマハスラーの課題映画になったので、「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」を観ましてね。AKB48の女の子たちにグッと来つつも、彼女たちをハードに追い込む運営サイドに激怒したりもして、最終的には「清濁を併せ飲みながら、決して無理&無理強いをせずに対象を愛でるしかありませんな… (´・ω・`)」なんてことを書いたりしたワケです…がしかし!
一昨年に生まれた我が娘マナ子が成長するとともに、「もし自分の娘がこんな目に遭ったら!? (;`Δ´) ユルセン!」と運営サイドへの怒りが増幅。もちろんAKB48の女の子たちに罪はありませんし、スゴいドキュメンタリーだったとは思いますけど、運営サイドに「ああやって女の子たちを追い込む内容がウケた!(`∀´) ケケッ」なんて思わせたくなかったので、2月に公開される続編の「DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?」を観るつもりはまったくなかったんですが…。例によって、またシネマハスラーの課題映画になっちゃったので、渋々とTOHOシネマズ渋谷に行ってきました。複雑な心境になりましたよ… ('A`)
前作はとにかくスゴかったと思ってて。「総選挙で追い詰められる女のコたち」「戦場のような西武ドーム」「スキャンダルから復活するメンバーとチーム4」「そして常に追い詰められている前田敦子さん(a.k.a.あっちゃん)」と、扱っている状況が超過酷だったし、さらに冒頭と終盤を「東日本大震災」でまとめることで、「AKB48の1年をまとめました♪(o^-')b」以上のモノに昇華→「アイドルとは何か?」を観る人に問うような作品になっていたと思うのです。
前作の予告編を貼っておきますね↓
で、今作の感想ですよ。基本的にほぼ泣きながら観たのは前作と一緒ではあるものの、ちょっとね、 「AKB48の年次活動報告映画」(by はちごろうさん)以上のモノには化けなかったなぁと。これは前作
で免疫が出来てたからかもしれませんけど、ドキュメンタリーとしての素材の撮れ高とか、構成とか、そういうのがよく見えちゃったというか。「地獄の総選挙」「夢の東京ドーム」「あっちゃんの卒業」「恋愛禁止問題」「チーム4の解散」「板野友美さんの卒業」「次のセンター問題」などの各テーマだけ観ると、相変わらず凄まじい要素が盛り沢山だったんですがー。最後、AKBの研究生たちが「もう辞めちゃったから」と「誰も目標として“あっちゃん”の名前を出さなかった→AKBの中ではすでに過去の人になってる!? Σ(゚д゚;)」って終わること自体は良くても、全体的なまとめとしては上手い終わり方に見えなかったというか。まぁ、もともと「1年の活動報告」的な作品ではあるワケで、仕方ないんでしょうけど。
特に残念だったのが、板野友美さんが卒業を告白するくだり。ネットですでに情報が流れてたのと、映画の公開直前に峯岸みなみさんの丸坊主謝罪事件があったことで、そんなにインパクトがなかったです。しかも、劇中で彼女がそれを決意した云々を掘り下げるワケでもなく、結構サラッと流しちゃっててさ。なんか中途半端に見えちゃったので、別に映画内で発表しなくても良かったんじゃないかしらん (・ε・)
春のコンサートまで待って発表した方が良かった気がします…。
「総選挙」に関しては、熱心なファンじゃない僕が言うのもアレですけど、もう止めた方が良いんじゃないですかね。あっちゃんがそこから解放された分、安心して観られるかと思いきや、高城亜樹さんと光宗薫さんの無惨さが地獄のようでして。もうね、「何か起きるだろう」と彼女たちを追ってるカメラにイラッとするし、あの崩れ落ちる様は可哀相すぎて画面を直視できないレベル。特に光宗薫さんはその後、活動を辞退しちゃってるワケでさ…。まぁ、大事な話題作りの機会&収入源ですから、なくなることはないんでしょうけど。あと、今さらですが、せっかく大島優子さんが1位になったのに、あっちゃんが花束を渡しに来るという演出は、かなり無神経だと思いました。
高城亜樹さんは仲川遥香さんと一緒にJKT48で頑張ってるんですな。
光宗薫さんが主演した「女子カメラ」の予告編を貼っておきますね↓
「夢の東京ドーム」や「あっちゃんの卒業」に関しては、AKB1期生の絆に泣きながらも微笑ましく観られたりして(そして「峯岸みなみさんはどうしてもAKBを辞めたくなかったんだろうな… (´・ω・`)」という親身な気持ちに…)。前作では凄まじく張りつめていたあっちゃんのムードがどことなく和らいでるように見えたので、「本当に良かったね… (ノω・、)」と思ったり。その他、前作
であれだけフィーチャーされてた「チーム4」が解散させられちゃうのもションボリしましたな…。
なんとなく貼っておきますね↓
で、最も頭に来たのが「恋愛禁止問題」について。その直前に峯岸みなみさんの丸坊主謝罪事件が起きていたのもあって、以前よりも運営サイドの欺瞞が鼻についてしまった印象でした。いや、女の子たちはスゴかったですよ。「スキャンダル発覚によってHKT48に行くことになった指原莉乃さんの涙と奮闘」「一度辞めさせられた菊池あやかさんのスゲー頷ける本音」「辞めさせられていくメンバーたち」(ファンの前で謝罪する姿を見て、「見てられない」ってメンバーが立ち去ってたけど、観客的にも立ち去りたくなるほどヘビー)などを映しながら、各メンバーが恋愛禁止問題に語っていくくだりは、本当に複雑な気持ちになりました。恋愛禁止に関するインタビュー映像には峯岸みなみさんも入ってて、変にタイムリーな内容だからさ、ちくしょう、下世話に興味深く観ちゃったりしましたよ…。篠田麻里子さんや松井珠理奈さんが「アイドルでいる間は絶対彼氏を作らない」的な発言をする一方で、「辞めさせられた平嶋夏海さんや、自ら辞めたNMB48の城恵理子さんの現在」を映して、「アイドルじゃない人生もアリなんですよ (´_ゝ`)」的な視点を提示する姿勢も面白かった…とは思います。
一応、ニュース映像を貼っておきますよ…。
でもさ、確かに女の子たちが「AKBは恋愛禁止」ということを知ってて加入したにしてもさ、それって女の子たちだけが悪いの? 僕は「疑似恋愛要素を利用して握手券商売してる大人たちの醜悪なツラも見せろよ ( ゚д゚)、ペッ」って、イラッとする。特に峯岸みなみさんの件で、あれが彼女本人の意志でやったのかどうかのところは置いといても、「あんな倫理的に問題がありまくる動画を公式サイトで流すのにゴーサインを出すような大人たちが関わってることを知ってしまった」だけに、いくら女の子たちがあーだこーだ言おうとも、根本的な問題をスルーして彼女たちに責任を丸投げしてるように見えちゃって、心底ゲンナリしました。つーか、「公式の映画でここまでやってる」ってのはスゴいのかもしれませんが、「所詮、公式」でもあってさ。あっちゃんの映像に、彼女を叩く書き込みをかぶせたりして、問題提起ヅラするのは良いけど、そういうことをするなら、炎上する要因の1つであるテメエらの商法についても取り上げろよって思っちゃう。
唐突に名曲「あ・い・ど・る feat.宇多丸&Ryoji」を貼っておきますね↓ 「My Honey X」も必聴!
確かにいくらショックだったからと言って、品性を疑うような書き込みをする人は最悪ですけど、「受け入れないファンが悪い」みたいなムードもどうかと思うんです。アイドルを熱狂的に好きになる人はさ、やっぱり“女性に対して夢を見たい人”が多いんでしょうけど、でも、みんな、バカじゃないんだからさ、「アイドルだって恋愛する」なんてことは薄々承知しているとも思うのですよ。ところが、AKBの運営側が「恋愛禁止」なんて謳ってきたからさ(「秋元康さん自身は明言してない」らしいけど、事実上、そうなってるし、それをウリにもしてる)、そりゃ“かりそめの夢”を見ちゃう人もいるじゃないですか。頑張って働いて稼いだお金を注ぎ込んできたファンの気持ちになってみれば、推してたメンバーの“お泊まり愛”なんかが発覚して、しかもそれがEXILEっぽい野郎だったりした時の凄まじいガッカリ感たるや…誰が知る!!!ヽ(TДT)ノ
怒るジャック・ハンマーの画像を貼っておきますね。
僕自身は、40歳の妻帯者ですから(苦笑)、別にアイドルの恋愛なんて自由で良いと思ってて。芸能人のスキャンダル報道もマスコミの功罪の“罪”の部分として多少は仕方ないと思うし、もし発覚した時に、支持していくのか、離れていくのか、ファンが決めればいいだけという思想ではあるんです。ただ、疑似恋愛をウリの1つにして散々荒稼ぎしといて、さらにスキャンダルが発覚したメンバーの処分もモロに市場価値と照らし合わせたりとファジーなくせに、それらの問題の原因がすべて“アイドル&アイドルの恋愛を許さないファン”にあるように描くなんて、超アンフェアとしか言いようがない。そういう意味では、このドキュメンタリー、大嫌いです。
ううむ、何を書いているのかサッパリになってきましたな… (´・ω・`) 僕的にはとにかく峯岸みなみさんの丸坊主謝罪事件が本当に許せなくて、思いっきりそれを引きずっちゃったんですよね…。映画の製作者サイドについて考えるとムカつきすぎて点数的には一桁なんですが、画面に映る女の子たちがみんなスゲー頑張ってて泣けたし、辞めていく平嶋夏海さんに「ありがとう-!ヽ(TДT)ノ」と叫ぶファンの姿にはハードに胸を打たれたのでね、真ん中よりプラスの「60点」という評価。あまりオススメはしません。ちなみに、宇多丸師匠とコンバットRECさんが岡田有希子さんを引き合いに出されてて、もしかすると「それは大げさじゃねーの? ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」なんて思う方もいるかもしれませんが、全然そんなことはないと思うのです。なんとなく「LIFE GOES ON feat.Full Of Harmony」(「HEAT ISLAND」収録ダヨ (o^-')b)の宇多丸師匠のリリックを貼っておきますね↓
ま、そりゃそうと また別のエピソード あの悲劇をリロード
1986 まだ18の少女 手にした新人賞も
浴びた脚光 化粧も衣装も 救えなかった彼女の一生を
ただ4月の晴れた日の正午 路上に残された むごい証拠
文字通り「堕ちた偶像」襲う騒々しいゴシップ報道
「恐縮です!」と言う火事場ドロボー
そして用意されたスケープゴート
誰が本当にスケープしようと してたヤツか邪推し合うシロート
たちの予感 よそに真相は霧の向こうへと消えた とうとう
一方、そりゃ怒りも心頭 なのに高二のオレは恐怖とショックを
ごまかそうとジョークを飛ばすヒヨッコ だったのさ そんな記憶をそっと
思い返すたび密かに黙祷……オレも実際喪服を
着なきゃなんねぇような身内の不幸 も増えてきた今日この頃 ふっと思う
「サヨナラだけが人生さ」と語る日はまだ少し遠そう
だけどこの世界の追い越し競争 に疲れてもこのペース押し通そう
Life still goes on 86年の あの4月8日以降も
ちったぁ マシな日だってあったんだ ホントさ
Rest in peace"ユッコ"がっしょう
おしまい。
昨年に見たAKB48のドキュメンタリー。僕の感想はこんな感じ。
DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]
チームUが活躍して超素敵だった映画。僕的にはこういうAKBの映画が観たいです。感想はこんな感じ。
ウルトラマンサーガ Blu-ray メモリアルBOX (初回限定生産)
狼たちのノクターン 夜想曲(ネタバレ)
狼たちのノクターン 夜想曲
原題:大追捕 Nighfall
2012/香港 上映時間108分
監督・脚本:ロイ・チョウ
製作:ウィリアム・コン、千葉龍平、ソン・ダイ
脚本:トー・チンロン
音楽:梅林茂
撮影:アーディ・ラム
出演:ニック・チョン、サイモン・ヤム、ジャニス・マン、マイケル・ウォン、ケイ・ツェー
パンフレット:なし
(あらすじ)
香港警察の刑事ラム(サイモン・ヤム)は、妻の自殺を殺人だと決め付け、いまだにその真相を追い続けていた。一方、少女殺しの罪で服役していたウォン(ニック・チョン)は出所し、ピアノの調律師として第二の人生を歩み始めるが、自分が殺した少女に似たシュー(ジャニス・マン)に出会い、ストーキングするようになる。それからしばらくの後、シューの父ツイ(マイケル・ウォン)が殺されるという事件が起こり……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
65点
※今回の記事は、少しだけ「容疑者Xの献身」のネタバレに触れてたりもするので、知りたくない人は読んじゃダメ絶対!
僕が2010年のワースト5位に選んだ「殺人犯」のロイ・チョウ監督作ということで、最初は「観なくても良いカナー (・ε・)」と思ったんですけど、ニック・チョンとサイモン・ヤムの組み合わせが気になっちゃいまして、結局、シネマート六本木で観て来ました。「大泣きしたんだけどなぁ… (・ω・;) ウーン」って感じでしたよ。
現在、シネマート六本木では「冬の香港傑作映画まつり」が開催中(予告編もあるヨ)。もうすぐ終わりそうですがー。
映画開始早々、シャワー室での半裸バトルが始まるんですけどね、これが超素晴らしい!ヽ(`Д´)ノ 映画史に残る名アクションシーンである、「イースタン・プロミス」の“サウナでのフルチン・バトル”に匹敵する…っていうのは、ごめんなさい、言いすぎでしたけど、ニック・チョンが非常に獰猛かつ残酷で、凄まじくカッコイイんですよぉ~(馴れ馴れしく)。僕が大嫌いな「殺人犯」
でも、ビルから飛び降りた人のゴア描写などはエグくて良かったので、ロイ・チョウ監督は意外とこういうハードな場面の演出が得意なのかも…。ハッキリ言って、このシーンだけは文句ナシというか、このブログを定期的に読んでいて、僕とアクションの趣味が合う感じの方は、間違いなくチェックした方が良いと思うほどだったり。あと、床がガラス張りのロープウェーでのタイマンシーン(最後は2人とも転落!)も見応えありましたね~。
この映画で一番見事だったシャワー室戦闘。ニック・チョン、最高でした。
一応、「イースタン・プロミス」のフルチン戦闘のGIFを貼っておきますね。
つーか、ウォンを演じたニック・チョンが本当に良くて。最初は①年端も行かない娘を強姦&殺害して服役してた人、②有名音楽家ツイを殺害した異常者、③その娘シューのストーカーって感じで、1ミリも共感できないサイコなキャラクターっぽいんです…がしかし! 実は①強姦&殺人は冤罪で被害者とは愛し合っていた(殺したのは彼女の義父だったツイ)、②シューは被害者が産んだウォンの実の娘だった、③家庭内暴力から身を守るためにツイを殺してしまったシューの罪を被るため、犯人のように振舞って警察を挑発してたという“凄まじく泣ける父親キャラ”であり、僕も娘を持つ父親としてグッときましてね…(最近、ありがちな展開)。その他、サイモン・ヤム演じるラム刑事と部下の女刑事(ケイ・ツェー)の微笑ましいやりとりの数々は、大好きな映画「天使の眼、野獣の街」を思い出してホッコリいたしました (´∀`) ウフフ
「天使の眼、野獣の街」はこんな感じの映画です↓ 愛してる!ヘ(゚∀゚*)ノ
ただ、残念なことに、設定や話におかしいところが多いというか。まず冤罪になった過程がメチャクチャすぎ。いくら20年前だとしても警察が乱暴すぎるというか、ちゃんと現場検証すれば“被害者と揉めてたのは別の人間”ってことくらいはわかるだろうし、そもそもウォンと被害者の間には子ども(シュー)だっていたワケでさ。真犯人のツイが著名な音楽家&優秀な弁護士を雇ったということで、警察側が冤罪を作るのに積極的だったとしても、さすがに無理があるように見えちゃいました。
あと、結局、ウォンは警察を散々振り回した挙句、娘の罪を被って自殺するんですけど、考えれば考えるほど行動が回りくどいというか。「容疑者Xの献身」の犯人みたいに、さっさと出頭すれば良かったじゃない (・ε・) ネェ? 「ツイがシューに押されてバルコニーから転落した時、まだ息はあったが、これ幸いと拉致して殺した」みたいな証言をすれば、死亡推定時刻にもズレはあるんだからさ、警察もそれ以上は調べようもないし、シューの中の罪悪感も多少は薄れるんだしさぁ…。
監督自身もこれは変だと思ったのか、エンドクレジット直後、同じ疑問をラム刑事が呟く→部下の女刑事が「ウォンは最初は逃げる気マンマンだったけど、先輩の名推理に追い詰められて堪忍したんでガース!(゚∀゚し」なんて答えるシーンが入ってましたが(誇張アリ)、そんな理由で誤魔化されるかYO!ヽ(`Д´)ノ 大体、この最後のやりとり自体、その直前の“出頭したシューが父の写真を見て涙を流す”シーンが感動的だっただけに、モロ蛇足だと思ったり。
唐突ですが、劇中でバンバン流れるショパンの「ノクターン 第13番」を貼っておきますね↓
そういえば、ウォンの自殺直後、延々とメールで真相を明かすくだりも“観客への説明感”がバリバリでゲンナリしたというか、「殺人犯」でも種明かしの説明台詞が超長かったのを思い出しましたよ。それ以外にも「ラム刑事の奥さんの自殺話は結局…?(゚д゚;)」とか「ラム刑事の娘話は結局…?(゚д゚;)」とか「『出所したてのウォンが街中でアイスを食いながら女性たちを見てニヤニヤする』という“サイコ野郎にミスリードするための描写”はどうか(そりゃ出所直後の男が若い女性を見たらそうなるだろうけどさ)」とか「引退した刑事役にリュー・チャーフィーが出ててビックリ!」とか、気になるところはいっぱいあるんですけど、長くなるので割愛!ヽ(`Д´)ノ
なんとなく最後に流れる主題歌を貼っておきますね↓
まぁ、文句ばかり書いちゃいましたけど、基本的には好きなところの方が多めではあって。「夜、娘を想う曲」って考えると、より夜想曲が心に染みるというか。スゲー泣けたし、良いところもあっただけに、つくづく惜しい映画でしたよ…。ロイ・チョウ監督、変に話をこねくり回さない方が向いている気がします。万人にはオススメできないんですけど、冒頭のシャワー室での半裸バトルがかなり素晴らしいので、僕と趣味の合う方はチェックしてみて!(o^-')b
ロイ・チョウ監督作。トンデモ映画として観れば楽しいのかもしれませんが、僕の感想はこんな感じ。
殺人犯 [DVD]
なんとなく思い出した西谷弘監督作。堤真一さんがあの役ってのが、ちょっとなぁ…。
容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]
デヴィッド・クローネンバーグ監督×ヴィゴ・モーテンセン主演作。フルチンバトルがとにかく最高。
イースタン・プロミス [DVD]
ヤウ・ナイホイ監督作。この映画のケイト・ツイとなら、結婚しても良いです(キッパリ)。
天使の眼、野獣の街 [DVD]
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先週の備忘録(2013/2/5~2/11)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓
仕事の予算がまた削られた… ('A`)
打ち合わせ諸々が面倒臭い
土曜日は家族&お義姉さんとコストコへ
日曜日はマナ子と2人で公園に
月曜日は仕事…を中断して映画三昧!ヽ(`Д´)ノ
もうね、仕事が面倒臭い!ヽ(`Д´)ノ 先週は、不況のせいで毎月受注してた仕事の予算が大幅に削られることになって、目の前が真っ暗になったりしてね。ちくしょう、マジで働きたくないんですけど、今の生活を維持するためには頑張らなくてはならなくて。今、心底思うんですが、仕事のプレッシャーがまったくない状況で、適当に映画を観てブログを書きながら子育てして暮らしたい…(遠い目)。宝クジでも当たればいいのにな、そうなったらいいのにな、と思いながらも、そもそも買ってないので当たるワケもなく、先週は身を粉にして働きましたよ。
一応、貼っておきますね↓ 大人目線だと「いいのにな」と思える状況が1つもありませんな…。
土曜日は家族サービスデー。奧さん&娘マナ子&お義姉さんと「レンタカーでコストコに行く」というコストパフォーマンスが悪いにも程があるショッピングをしたんですが、奧さんが凄まじく喜んでいるので仕方なし。まぁ、僕もプルコギやチーズケーキの恩恵に預かれるし、フードコートの食べ物が素敵なので、そんなにイヤではないんですけどネ (ノ∀`) テヘ その後は西松屋に行ったりしましたよ。
コストコ川崎店はこんな感じ。前に行った方よりも人が少なかったような。
僕のお目当ては、このプルコギと…。
スフレチーズケーキ! カットして、冷凍しておくのです (´∀`) ウフフ
フードコートの食べ物は本当に最高で、ホットドッグとチキンベイク、プルコギベイクを購入。
念願のチキンベイクは…美味しいけど、味のパンチが弱い印象。
プルコギベイクは、相変わらず美味! マジでオススメです (o^-')b
なんとなく西松屋で見つけたバッタモンっぽいオモチャを貼っておきますね↓
日曜日は奧さんサービスデー。奧さんに出掛けてもらって、僕がマナ子の面倒を見たんですけど、もうすっかり慣れたというか。この日は新宿中央公園に連れて行きましてね。彼女のお気に入りはブランコで、幼児用に乗せて揺らしてあげたら、超上機嫌。下ろそうとすると「アウアー!ヽ(TДTし」と泣きながら抗議してきて、それもまた可愛かったりする感じ。公園のベンチでオヤツを食べさせたりしてると、ちょっとした幸せを感じつつも、「男手ひとつでこの子を育てるなんて、僕に出来るのだろうか… (´・ω・`)」と勝手にシングルファーザー気分になって、うっすらと涙を浮かべたりしてみました (・∀・) ナンダソレ
マナ子が大好きな幼児用ブランコ。ちなみに自分の尻が普通のブランコに入らなくなってたのはショックでした…。
で、月曜日なんですが、朝、奧さんと些細なことでケンカになりまして…。僕の奧さんは普段から叱責してきたり、僕が何か言っても「はぁ? 川 ゚д゚) ナニイッテンノ?」と冷たく返してきたりする人であり、それなりには日々耐えているんですが、「昨年、奧さんに『離婚しようと思った』と言われたことが気になってる」とか「2年半、セックスレス」とか「ゴーバスターズの最終回の録画を失敗してた… (ノДT) アンマリダ」とか「日曜の深夜、奧さんにこれの撮影を見つかって半笑いされた ('A`) シニタイ」とか、いろいろな要因が重なって、僕の“不満ゲージ”が満タンに→不機嫌になって黙ってしまった状態。
キッカケは実につまらないことなんですけど、本当にショックだったというか。まず、一緒に暮らしてる人にバカみたいに扱われて、「自分という人間は無価値なんじゃないか?」と。それと、僕の発言も少し「空気を読めない」感じだったので、「愛する人すら不快にしちゃうんじゃ、もう誰とも会話できないな」と思って、久しぶりにかなり落ち込んだんですよね…。
そんな心境で仕事をしててもさ、まったく身が入らなくて。どうせ勝手な休日出勤だったので、「気分転換に映画を観よう!ヽ(`Д´)ノ」と、急遽銀座シネパトスに。「マキシマム・ブロウ」を観たんですが、これがなかなかのB級アクション映画で気持ちがホッコリ (´∀`) アラアラ 普通の映画ファンが観たら高確率で激怒しそうな内容な気がしないでもないですけど、後味が良かったのもあって、何だか救われたんです。
銀座シネパトスは来月で閉館しちゃうというね…。
「マキシマム・ブロウ」の予告編はこんな感じ↓
その次はユナイテッド・シネマとしまえんのIMAXシアターで「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」を観ようと時間を調べたら、少し気になってた「みなさん、さようなら」に急げば間に合うかもしれなかったので、ダッシュして向かうと…。劇場にスターリングエレファントさんがいたからビックリですよ。
急いでたので、その時はあまり会話できなかったんですけど、ギリギリ間に合った「みなさん、さようなら」の後、1人で軽く夕飯を食べて、「アウトロー」を見終わったスタさんと映画話をして。そこから僕は「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」を観て、スタさんは「ムーンライズ・キングダム」を観て、終わった後はまた映画の話をして…と、合計40分くらい話をしたんですが、超気分転換になった!ヽ(`Д´)ノ 上手く書けないんですけどね、この日に観た3本の映画がどれも悪くなかったのも合わさって、凹んでた気分がすっかり回復した次第。僕ごときの話に付き合ってくれたスタさんには非常に感謝しております m(_ _ )m
「みなさん、さようなら」の予告編を貼っておきますね↓
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」の予告編を貼っておきますね↓
以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。