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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2D・字幕版)(ネタバレ)

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※今回の記事は、無駄な文章がダラダラと書かれているので、そういうのが苦手な人は読まない方が良いです。
※今回の記事は、かなり偏った思想に基づいて書かれていて、通常のスター・ウォーズファンが読むと不快になる恐れがあるので、読まない方が良いです。


<この映画を観るまでの状況について>

このブログは僕にとって「映画の感想を書く」というよりは「映画の感想とその時の体験を記録しておく」という備忘録的な要素が強い場所なのでね、僕以外の人が読んでも「何だかサッパリ (゚Д゚) ハァ?」な文章をダラッと残しておきますよ。いつも「いっそがっしい!いっそがっしい!( ゚∀゚)o彡゚」(「まっくのうち!」コール風に)と「地獄のミサワ」ライクな「寝てない&忙しいアピール」に余念のない僕ですが(苦笑)、師走はいつも繁忙期ということで、そりゃあ地獄のようでして。とは言え、気が張っているせいか、睡眠を削りながらも何とか家のことや「映画を観てブログを書く」という行為はやれていて。「水曜には仕事がやっと落ち着きそうだな…」なんて思っていたんですが、しかし。ちょっとトラブルがあってバタバタしちゃって、木曜日深夜にTOHOシネマズ新宿で観る予定だった最速上映のチケットをムダにしたというね… ('A`)

6ポイント使用+600円をムダにしてしまったのです。
ムダにしたチケット

本当にガッカリした。先月、RHYMESTERの対バンライブ「ベストバウト Vol. 3」に行けなかったのはスゲー悔しかったけど、「かなり前にチケットを買う→仕事で行けないのは仕方ない」とは思ってて。ただ、映画鑑賞という趣味に関しては「スケジュールがわかった時点でチケットを買う→仕事で観られなくなる確率は限りなく低い」ことですっかりあんしんパパであり、今度1人カラオケで「はじめてのチュウ」でも歌おうかと思うぐらいだったのに、今年はすでに「ヤング・アダルト・ニューヨーク」「何者」の2本でチケットをムダにしていて、本作で3本目。しかも、「チケットを発券するヒマもない→ポイントとマイレージも貯まらない=金をドブに捨てた!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!」ということでね、仕事中にこんな“かまってちゃんツイート”を投下したりと、ひねくれて星をにらんだ僕なのさ。

なんとなく「みなしごのバラード」を貼っておきますね↓



で、朝方の時点では「徹夜のまま作業を続けて、夜ぐらいに終了」という感じだったんですけれども。いろいろあって午前10時になると、「今日の仕事はおしまい♪ (o^-')b カエッテOK!」ということになったから、人生はわからないもの。となれば、即座にこの日のスケジュールを組んで、「ローグ・ワン」のチケットを買おうと思ったんですが、もうポイントはゼロ=最低でも1800円を支払わなければならない状況。いや、御祝儀と考えるなら、それでも良いんですが、一度ムダにしている分、なんか悔しかったので、どうにか安く観る手段はないかと考えていたところ…。やっと気付いたのです、シネマイレージが6000ポイント以上貯まっていることに。

ポイントばかりに目がいってたけど、よくよく考えればマイルが溜まっていたので…。
マイルが溜まってました

初めて「1ヵ月フリーパス」をゲットしたのだッ!
1ヵ月フリーパス

入手した時の僕のテンションはこんな感じでした(「グラップラー刃牙」より)。
テンションが上がる刃牙

映画ファンなら誰もが一度は手にしたい夢のアイテム「1ヵ月フリーパス」。この券をこのタイミングでゲットするなんて(って、忘れてただけですが)、「運命なのね (´∀`)」と超上機嫌ですよ。職場から帰宅→2時間寝る→シネマカリテで「弁護人」を観る「『ライムスター宇多丸の映画カウンセリング』刊行記念 公開映画カウンセリング&サイン会」に参加→TOHOシネマズ新宿にて「ドント・ブリーズ」を無料鑑賞という流れを経て、深夜25時から本作を観たのでした。

調子に乗ったツイートを投下してからTOHOシネマズ新宿へ。ロビーには素敵な展示が。
ロビーの素敵すぎる展示

7番スクリーン、深夜ながら6割ぐらいは入ってた印象。
7番スクリーン

パンフは限定版を買っちゃったけど、通常版との違いは表紙だけっぽい。
限定版パンフ










ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2D・字幕版)

ローグ・ワン(ドニー・イェンバージョン)

原題:Rogue One: A Star Wars Story
2016/アメリカ 上映時間134分
監督:ギャレス・エドワーズ
製作:キャスリーン・ケネディ、アリソン・シェアマー、サイモン・エマニュエル
製作総指揮:ジョン・ノール、ジェイソン・マクガトリン
原案:ジョン・ノール、ゲイリー・ウィッタ
脚本:クリス・ワイツ、トニー・ギルロイ
撮影:グレッグ・フレイザー
美術:ダグ・チャーン、ニール・ラモント
衣装:グリン・ディロン、デイブ・クロスマン
音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ドニー・イェン、ベン・メンデルソーン、マッツ・ミケルセン、アラン・テュディック、フォレスト・ウィテカー、チアン・ウェン、リズ・アーメッド、ジュネビーブ・オライリー
パンフレット:★★☆(1000円/ビジュアル多め。記念にどうぞ)
(あらすじ)
帝国軍の誇る究極兵器デス・スターによって、銀河は混乱と恐怖にさらされていた。窃盗、暴行、書類偽造などの悪事を重ねてきたジン(フェリシティ・ジョーンズ)は反乱軍に加わり、あるミッションを下される。それはデス・スターの設計図を奪うという、困難かつ無謀なものであった。彼女を筆頭に、キャシアン(ディエゴ・ルナ)、チアルート(ドニー・イェン)、ベイズ(チアン・ウェン)、ボーティー(リズ・アーメッド)といったメンバーで極秘部隊ローグ・ワンが結成され、ミッションが始動するが……。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




70点


「私のスターダスト… (ノω・、)」と思ったり。


なんとなく小泉今日子さんの「スターダスト・メモリー」を貼っておきますね↓




あらすじを雑に書いておくと、帝国に強要されて大量破壊兵器デス・スターを作らされた科学者ゲイレン・アーソが「もうずっと会っていない娘のジンが好きで好きでたまらないッス… (´Д`;) ハァハァ」「デス・スターには一発で破壊できる弱点を作っておいたので、設計図をゲットするのだッ!m9`Д´) ビシッ」といったメッセージを帝国軍パイロットのボーティーに託したら、それを巡ってすったもんだがありまして。で、娘のジン・アーソ with 設計図をゲットするために命をかけてくれた人たち=ローグ・ワン全滅するも、デス・スターの設計図は無事レイア姫の手に渡って「新たなる希望」に続く…という感じでございます。ハッキリ言って、鑑賞後も1時間は涙目だったほどストライクだったものの、微妙に感じるところもあったので、まずは<良かったところ>を箇条書きで書いておきますね↓


<良かったところ① 父娘要素が良かった!>

僕の娘を紹介しますね(どうかしてる文章)。
ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)

娘のマナ子(仮名/5歳)が生まれてから日々思い入れが強くなっている僕的には、今作の主人公であるジンとその父ゲイレンの描写はストライクであり、特にゲイレンがジンに言う「私のスターダスト」というフレーズは、僕が娘によく言う「マナ子ちゃんはパパの宝物」とかぶる…というか、「そっちの方がカッコいいな」と思って、早速今朝、娘に言ってみたものの、彼女的にはあまりピンときてなかったほど(なんだこれ)。だから、最後、父から託された任務を見事達成して、「デス・スターが惑星スカリフを破壊→キャプテン・キャシアンと一緒に海辺で死を待つ」くだりは「銀河のためによくやった」と感動しながらも、若い娘が命を散らす切なさで涙が止まらなかった次第。ジンを演じたフェリシティ・ジョーンズ、「インフェルノ」を観た時はどうでも良かったけど、本作ではアクションも頑張ってたし、素晴らしかったです。

幼いころのジン。母親が殺されるのを見ちゃうのです… (ノДT) カワイソウニ
幼いころのジン

デンマークの至宝が演じる父ゲイレン。子煩悩であり、これは「にんげんっていいな」を歌ってあげている場面(雑なウソ)。
ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)

ちなみに、子どもを助けるシーンを入れて、ジンがいい奴というのをわからせるのって、ベタだけど好きよ。
子どもを助けるジン


<良かったところ② ドニー・イェン兄貴が良かった!>

チアルートという盲目の武術家を演じてました。
チアルート(ドニー・イェン)

「『スター・ウォーズ』のスピンオフにドニー兄貴が出る」と聞いた時、最初は「ザ・レイド」のギャレス・エヴァンスが監督だと思ったから、「アクションバカ2人の化学反応、期待できますな ( ̄ー ̄) ニヤッ」なんて楽しみにしていたのに、同じギャレスでもエドワーズの方だと知ってからは、ちょっとテンションダウン気味だったワケですけれども(失礼な文章)。“フォースを信じる盲目の武術家”チアルートは、ジェダイの騎士が出てこない本作においてとても重要なキャラであり、至近距離からの銃撃も難なくかわすほどの強さを発揮するので、結構満足できたというか。最後、何かのスイッチを入れるために死んじゃうのは凄まじく残念ではありましたが、ドニー兄貴はとても良い仕事をしたのではないでしょうか。

フォースLOVEなチアルート。カラコンはドニー兄貴のアイディアなんだって (´∀`=) サッスガァ
フォースLOVE

ストーム・トルーパーの全滅シーンはこの映画の白眉。この調子で帝国軍を全員倒せば良かったのに。
アッサリ全滅

予告編でも見ていた銃を撃つシーン。「こういう武器は使ってほしくないなぁ」と思ってたけど…。
ライトボウを撃つチアルート

実は撃つ前にフォースを込めていたし、その動作が素敵だったので不問に付すことにしました(偉そうに)。
フォースを込める!


<良かったところ③ 他のメンバーも良かった!>

鑑賞前、ドニー兄貴にしか興味がなかった僕ですが、予想以上にローグ・ワンのメンバーが素晴らしかった! 「反乱軍の汚れ仕事をやらされていた男」キャシアン、「帝国軍を裏切ったパイロット」ボーティー、「チアルートと超仲良しな戦上手」ベイズ、「おとぼけロボ枠担当」K-2SOと、チアルート以外も魅力的であり、彼らのやり取りは観ていてスゲー楽しかったりしてね…(しみじみ)。それ故、クライマックスの惑星スカリフでの「全滅覚悟の戦闘」はね、燃えつつも悲しかったです。正直、もっとこのメンバーのいろんなエピソードが観たかったなぁ… (´・ω・`)

9歳のころに家族を亡くして反乱軍に入ったキャシアン。ディエゴ・ルナ、カッコ良かったですね〜。
キャシアン(ディエゴ・ルナ)

パイロットのボーティーも何気に良い味を出してましたな。「ナイトクローラー」の助手役の人ね。
ボーティー(リズ・アーメッド)

チアン・ウェン演じるベイズは激シブであり、チアルートの友情には涙! ただ、最初はチェ・ミンシクかと思ってました (ノ∀`) エヘヘ
ベイズ・マルバス(チアン・ウェン)

アイアンジャイアントっぽいムードもあるK-2SO。失礼なことをカジュアルに言うのが愉快なのです。
K-2SO(アラン・テュディック)


その他、「大規模戦闘シーンは、中盤も後半も良かった!」とか「ダースベイダーが設計図のデータを持った奴を追って大量殺戮をする場面が最高だった」とか「CGで再現したというターキン提督」といったところが良かったですかね。では、今度は<微妙に感じたところ>を書いておきますよ↓


<微妙に感じたところ① 最後の展開に乗れなかった>

本作の終盤の展開を書いておくと、デス・スターの設計図を転送して役目を果たしたジンとキャシアンは、2人で惑星スカリフの浜辺にたたずみましてね。デス・スターの攻撃による爆発に巻き込まれて死んじゃうんですね… (iДi) ウェェェェ もうね、非常に悲しいけど美しいラストであり、僕はスゲー感動していたんですが、その後、転送された設計図のデータを巡って、10分ぐらいドタバタするんですよ。まぁ、「ダースベイダーの大暴れ」は最高だったものの、ラストはレイア姫がドヤ顔でゲット→いつもの明るいテーマが流れて終わるから、余韻が台無しというか。全然好きじゃなかったです。

最後にこの人が出てくるんですが、活き活きした表情なのも微妙に苦手だったなぁ。
レイア姫


<微妙に感じたところ② 「あのスイッチを入れろ」シーンの多さ>

ドニー兄貴も大活躍する僕のフェイバリットムービー「孫文の義士団」では、「ここはオレに任せて先に行け!」的な展開が連発されて、そのたびに味方が死んでいくのがグッとくるワケですが、本作も次々と味方が犠牲になるタイプの映画でして。ただ、問題はやたらと「電波が届かないからあのスイッチを入れて!」とか「あのレバーを引かなくては!」みたいな展開が多くて、「またスイッチ入れるのかよ」とイライラするというか。つーか、ドニー兄貴が死ぬ場面とか、そりゃあ涙を流しながら観ましたけど、「そもそも、なんでそんなところに装置を置くのよ?」的に思っちゃうところもなくはなかった。ジンがタワーの頂上に上がった時、また別の場所のスイッチを入れなくちゃならない展開とか、いわゆる“天丼”で笑わせようとしているのかと思ったり。

スイッチを入れるために移動するジンを貼っておきますね。
このシーン、あった?


<微妙に感じたところ③ ダースベイダーvsドニー兄貴がなかった>

ちょっと電波な文章になっちゃいますが(苦笑)、確かに本作のドニー兄貴はカッコ良かったけど、最後は肉弾戦で活躍してほしかった。そして、僕やポテキチさんが繰り広げた妄想のように、できればダース・ベイダーとの一騎打ちが観たかった…。ラスト、ダースベイダーが殺戮を繰り広げるところに、「戦意をなくした者を斬ってもつまらんだろう」「ミスターベイダー、私がお相手しよう ( ´_ゝ`)」と出てきてほしかった。手にしていた棍をスッと振ると、実はカイバー・クリスタルが内蔵されていたそれはライト三節棍となってーー?(ライトヌンチャクでも可) まぁ、こんなシーンが実際に繰り広げられたら、喜びのあまり座席で即死していたかもしれないので、なくて良かったのかもしれませんな…(遠い目)。

ダースベイダーとドニー兄貴のバトルが観られる唯一のチャンスだったのになぁ。
ダース・ベイダー

せめてこんなシーンが観たかった…。
奥義・撃壁背水掌!!


それ以外では、「冒頭の母親ライラの後先考えない行動」とか「意外と活躍しないフォレスト・ウィテカー(ジンの「育ての親」で、中盤、足が悪いせいでデス・スターの攻撃に巻き込まれて死ぬ)」といったところが微妙だったような。ただ、文句は書きましたが、基本的には大好きな映画であり、こういったスピンオフだったらバンバン作ってほしいなぁと。そして、本作で「チアルートってカッコ良かったな!(*゚∀゚)=3 ムッハー」と思った人たちが、次々とドニー兄貴のファンになってくれるという「新たな希望」を抱いて、この駄文を終えたいと思います。




コンプリートサーガBlu-rayBOX。観ておくと良いです。



サントラでございます。



公式アートブック。ちょっとほしいけど、金も置く場所もない。



大好きな映画。「デス・スターの設計図を持つ孫文を守って…」と考えて観ると、意外と良いかも(何が?)。








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