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2013年3月に観たDVDの覚え書き

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※今回の記事は、「タロットカード殺人事件」「バッドトリップ! 消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張」「闇を生きる男」の“ネタバレ全開の感想”を書いているので、気をつけて!

「ドルフ・ラングレン ダブル・トリガー」の感想は単独でアップしちゃいましたけど、基本的にDVDの感想に関しては、今年から「まとめて簡単に書く」ことにしたので、とりあえずダラダラと文章を残しておきますね↓


<1本目>
タロットカード殺人事件


三角絞めでつかまえて-タロットカード殺人事件
タロットカード殺人事件 [DVD]

(あらすじ)
急死した新聞記者、ストロンベル(イマン・マクシェーン)は、三途の川を渡る船に乗っていた。偶然乗り合わせた女性は、ストロンベルに、ロンドンを騒がせている連続殺人事件の犯人が、青年貴族ピーター(ヒュー・ジャックマン)であることを告げる。ストロンベルは、事件の真相を誰かに伝えようと、三途の川を泳いで引き返していくのだった。一方、ジャーナリストに憧れるアメリカの女子大生サンドラ(スカーレット・ヨハンソン)は、夏休みにロンドンの友人宅を訪れた。ある日、サンドラは、友人に導かれ、マジックショーを観賞する。舞台に現れたマジシャン・スプレンディーニ(ウディ・アレン)は、箱に入れた人間を消すマジックの協力者として、サンドラを選ぶ。舞台に上げられ、暗い箱に入れられたサンドラはその中で、ストロンベルに出会い連続殺人事件に関する大スクープを聞かされる。サンドラは、翌日、再びマジックショーを訪れスプレンディーニに事情を説明する。最初のうちは、信じようとしなかったスプレンディーニだが、実際にストロンベルが再び姿を現すのを見て、サンドラへ協力することを決める。プレイボーイのピーターに近づくため、サンドラは、ピーターが会員となっているプールで溺れたふりをすることに。作戦は成功しピーターはサンドラを助け、自宅で行われるパーティーへと招待する。スプレンディーニもサンドラの父と偽って、二人はパーティーへ。だが、ピーターが犯人である確証はつかめないまま、サンドラは次第にピーターの魅力に惹かれ始めてしまい……。(以上、goo映画より)

予告編はこんな感じ↓




75点


とりあえず毎月1本はウディ・アレン監督作を観ようと思ってまして。内容やキャストはまったく知らなかったんですが、監督別コーナーから適当に選んでみました。これ、予想以上に面白かったです (・∀・) なんていうんでしょうか、劇中でも触れますけど、モロに切り裂きジャックを連想させる殺人事件を扱いながらも、“ちょっと呑気でバカバカしい軽めのコメディ”に仕立てちゃうんだからビックリですよ。

オチを書いておくと、ピーターは連続殺人鬼ではなかったものの、その事件を利用して、自分を脅迫していた娼婦を殺害したクソ野郎ではありまして。サンドラを溺死させようとするものの、失敗して逮捕。サンドラは、自分を支えてくれたスプレンディーニに感謝するんですが、そのスプレンディーニ本人はサンドラを救出しに行こうとした際に事故って死亡しているというね…(一応、事故死の伏線を軽く張ってるのも好き)。

このスプレンディーニの死後描写がまたユニークで、見終わった後は非常に爽やかというか。ウディ・アレン独特の世界観が95分間に良い具合にまとまってて、今まで観た彼の作品の中でも、かなり小気味良かったですね~。まぁ、よくよく考えると、「結局、最初の時点ではピーターはまだ何も悪いことをしてなかったのに疑ってた」ってのはどうかと思うし、ピーターがサンドラを殺そうとするあたりが雑なので、点数は75点にしちゃいましたけど、人によっては結構ハマるんじゃないかしらん (´ω`) スキヨ



<2本目>
バッドトリップ! 消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張


三角絞めでつかまえて-バッドトリップ!
バッドトリップ! 消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張 [DVD]

(あらすじ)
田舎の小さな町から出たことがない、純朴な保険セールスマンのティム(エド・ヘルムズ)。ある日、不慮の事故に巻き込まれたNo. 1セールスマンの代理として、大都会で開催されるコンベンションに参加することに! 初めての大都会に戸惑いながらもホテルに着いた彼だったが、悪名高きセールスマンのディーン(ジョン・C・ライリー)と、謎の男の三人で相部屋となってしまう。ディーンにそそのかされて酒を大量に飲んだティムが明朝目覚めると、とんでもない状況になっていて……。(以上、amazonより)

予告編はこんな感じ↓




79点


ツイッターで相互フォローしている方が、以前、「ハロー!? ゴースト」を勧めてくれた時、一緒にこの映画を挙げていたので(ちなみに町山智浩さんの紹介音源はこちらの4番目になります)、「早く観なくちゃ!ヽ(´Д`;)ノ」とずーっと思ってまして。先日、やっと借りてきたんですが、これまた超面白かったです!ヘ(゚∀゚*)ノ

僕も一応、奧さん&娘のために生命保険には入ってますけど、正直、あまり良いイメージがなくて。「黒い家」ライクな保険金詐欺野郎どものせいでもあるんでしょうけど、保険金不払い事件以来、保険会社って何か信用できないじゃないですか。病気になったから、保険金を払ってもらおうとしたら、実は契約書の隅っこに小さく「でも、本当は何があっても払わないでガース!(゚∀゚し」とか書いてあって、「ああん、何年も払って損した!ヽ(TДT)ノ カネカエセ!」なんてことになりかねないような気がして、全然安心できないというか…。

だからこそ、この映画保険セールスマン・ティムの真っ直ぐさがスゲー眩しくて… (ノД`) 「もしかしたら、こういう良い保険屋さんもいるのカモ!(・∀・)」と。ハッキリ言って、同じ大人として「いくら何でもガキすぎるだろ ( ゚д゚)、ペッ」って思わなくもないんですけど、全編笑いながら観られたし、“幼児性の強い男が一人前の大人になる成長譚”としても、ストレートに楽しめましたね。

備忘録的に最後の展開を書いておくと、「表彰会場で真実を暴露→悪党どもは評判ガタ落ち→ティムは仲間たちと保険会社を旗揚げ!ヘ(゚∀゚*)ノ」って感じでした。いや、できればああいう保険会社と契約したいものですな~(しみじみ)。



<3本目>
闇を生きる男


三角絞めでつかまえて-闇を生きる男
闇を生きる男 [DVD]

(あらすじ)
ベルギーのフランドル地方で畜産業にいそしむジャッキー(マティアス・スーナールツ)に、きな臭い商談が持ち込まれた。商談の相手として現われたのは、かつて幼いジャッキーの人生を狂わせたヂエーデリク(イェロン・ペルセヴァル)だった。商談の交渉が進み始めたある日、家畜ホルモン不正使用を水面下で捜査していた捜査員が殺害される事件が起こる。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




70点


これもまたツイッターで相互フォローしている方から勧められまして。先日、やっと借りてきたんですが、超ゲンナリしました… ('A`)

主人公ったら、幼いころに金玉を潰されるわ、そのことで周囲からバカにされるわ、男性ホルモンを打ちまくってマッチョになるもののキレやすくなっちゃうわと散々で。挙げ句の果てには濡れ衣で逮捕されそうになって大暴れ→射殺されちゃうというね…。物語に救いがナッシング過ぎて、スゲー萎えまくりでしたよ (´・ω・`) ションボリ 僕的には、あの金玉を潰したクソガキに復讐してほしかったんですけど、そういう点でもあまり溜飲は下がらない感じだから(勝手にダメ人間になってる)、観ている間はストレスがかなり溜まった次第。“言語が違うことによるコミュニケーション不全”がヘビーに描かれていたりして、非常に良く出来た映画だとは思うんですがー。



ということで、先月観たのは計4本ですが、「ドルフ・ラングレン ダブル・トリガー」以外はどれも甲乙付けがたい感じ。強いて挙げるなら、「バッドトリップ! 消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張」が愉快でした。まぁ、ヒマな人は適当にチェックしてみてくださいな。以上、先月観たDVDの覚え書きでした。ではでは~。




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