宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲（ネタバレ）

宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲

2017／日本　上映時間33分
監督：柴崎貴行
原作：八手三郎
脚本：下山健人
音楽：山下康介
アクション監督：福沢博文
特撮監督：佛田洋
出演：原岐洲匠、岸洋佑、山崎大輝、大久保桜子、榊原徹士、田口翔大、南圭介鳳、田村亮
声の出演：中井和哉、小野友樹、大塚明夫、M・A・O、神谷浩史、レイザーラモンHG、レイザーラモンRG
パンフレット：「劇場版仮面ライダーエグゼイド」の同項参照
（あらすじ）
巨大彗星要塞ゲース・スターが地球に衝突するまで、あと72時間に迫り、ジャークマター独立部隊の隊長ゲース・インダベーは、地球を消滅させて全宇宙を牛耳る神の力を手に入れようと企んでいた。この危機を回避するには、宇宙に散りばめられた不思議な力を持つ3つの意志を集めなければならず、キュウレンジャーは惑星から惑星へと、宇宙をめぐる冒険と戦いを繰り広げる。（以上、映画.comより）

予告編はこんな感じ↓

60点

※本作については、結騎了さんの記事を読むと良いですぞ。

「夏の東映ヒーロー映画２本立て」は、取引先の特撮オタクの方と接待を兼ねて観に行くのが恒例でしてね。公開日の翌々日、新宿バルト9で観て来ました。「まぁ、いっか… (´∀｀;) ｱﾊﾊ」って感じでしたよ。

9番シアター、そこそこ混雑してました、確か。

お話を雑に書くと、昔々、司令官ショウ・ロンポーの親友だったホイ・コウローったら、破壊神ケルベロスの力に魅せられて闇落ちしたので、反乱軍リベリオンを追放されたんですが、しかし。宇宙幕府ジャークマターの独立部隊隊長ゲース・インダベーとして、惑星破壊用巨大彗星兵器ゲース・スターを地球にぶつける気マンマンでやってきましてね。それを阻止すべく、宇宙戦隊キュウレンジャーたちは３つのグループに分かれて、ケルベロスストーンを集めようとしてみれば、インダベーの部下に妨害されたりと、「吸った！ヽ(`Д´)ノ」「揉んだ！(*ﾟ∀ﾟ)=3」がありまして。最終的には、ケルベロスストーンによって復活したケルベロスボイジャーをシシレッドが従わせることで、合体→ケルベリオスが誕生。地球並みに大きくなる＆地球も巨大なキュータマになってゲース・スターを破壊すると同時に、ショウ・ロンポーもインダベーとの一騎討ちに勝利して、みんなで「キュータマ音頭！(Movie edition)」を踊って終わってた気がします。

ゲース・スターが地球に衝突しそうということで！

ケルベリオスも超巨大化して、めでたしめでたしなのでした（乱暴なまとめ）。

「夏の戦隊映画」は「テレビシリーズと大差ない尺なのに、起きる事件の規模がやたらと大きくなる」という傾向があって。その分、こなさなくてはならないイベントが多くなる→どうしても駆け足気味にならざるを得ないワケですが、「スター・ウォーズ」をボンヤリと意識したっぽい本作もなかなか忙しなかった印象。僕的には、もっと時間を長くしてほしいものの、そうなるとメインの観客である子どもたちの集中力が続かないんでしょうな…。基本的には“超優しい目”で観ているので、「ケルべリオスがあんなにデカくなった時点で、地球では大災害が起きるのでは… (`Δ´;)」なんて野暮なツッコミはしませんけど（と言いつつ、書いているMU-JU-N！m9`Д´) ﾋﾞｼｯ）、ちょっと気になったのが、クライマックスの戦闘で敵戦闘員が登場しなかったこと。キュウレンジャーの人数が多いだけに（11人）、敵幹部２人＋ボス１人との戦いは、少し卑怯に見えちゃったというか。戦隊モノにおける敵戦闘員の大切さをあらためて感じました。あと、ファンの方には申し訳ありませんが、田村亮さんの滑舌の悪さは、バラエティだと許せるんですが、映画では結構キツかったです。

田村亮さんのボス役、僕はダメでしたねぇ (´･ω･`) ｳｰﾝ

ただ、結騎了さんも書かれてましたけど、このプロレスシーンとか…。

超巨大戦＋いつものロボ戦＋等身大戦を１つのカットで見せたりとか、好きなところも結構ありましたよ。

てなワケで、少し文句も書きましたが、もともとの期待値が低いのもあって（サラリと失礼な文章）、「まぁ、いっか… (´∀｀;) ｱﾊﾊ」と楽しめた次第。その後、続けて「劇場版仮面ライダーエグゼイドトゥルーエンディング」を観たんですけど、それはまた別のお話。

テレビシリーズのBlu-ray。僕が富豪だったら、迷いなく購入するのに… (ﾉω･､) ｷﾝｹﾂ