ニンジャバットマン BATMAN NINJA
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2018/日本、アメリカ 上映時間85分
監督:水崎淳平
脚本:中島かずき
キャラクターデザイン:岡崎能士
パート監督:高木真司、山元隼一、森田修平
絵コンテ:ロマのフ比嘉、山元隼一、森田修平
メカデザイン:曽野由大、桟敷大祐、岡崎能士、権瓶彰、荒牧伸志
コンセプトアート:鈴木理
イメージボード:木崎文智、JOOYO Chang
CGI監督:澤田覚史、水野貴信
チーフモデラー:石川優希
チーフロボモデラー:権瓶彰
アニメーションチーフ:坂本隆輔、吉野功一
テクスチャチーフ:齋藤弘光
色彩設計:木村聡子
美術監督:野村正信
編集:廣瀬清志
コンポジットディレクター:先名美帆
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭生
音楽:菅野祐悟
設定考証:堺三保
アニメーションプロデューサー:里見哲朗
制作プロデューサー:清水一達
制作協力:LAPIZ Inc.、スタジオカラー
アニメーション制作:神風動画、YAMATOWORKS
声の出演:山寺宏一、高木渉、加隈亜衣、釘宮理恵、子安武人、田中敦子、諏訪部順一、チョー、森川智之、三宅健太、梶裕貴、河西健吾、小野大輔、石田彰、大塚芳忠
パンフレット:★★★(1000円/キャラ紹介に関係者インタビューが充実しております)
(あらすじ)
現代の犯罪都市ゴッサムシティのジョーカー(声:高木渉)やハーレイ・クイン(釘宮理恵)ら悪党たちがタイムスリップし、戦国時代の日本で戦国大名となっていた。彼らがこのまま自由に暴れ続ければ、日本のみらず世界の歴史が変わってしまう。絶望的な乱世で、現代テクノロジーからも切り離されてしまったバットマン(山寺宏一)は、キャットウーマン(加隈亜衣)らの協力を得て、悪党たちを止めることはできるのか?(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
70点
アニメはそれほど得意分野ではありませんが(汗)、「日本発の『バットマン』の劇場用アニメ」と聞けば、そりゃあ観たくなりましてね。7月上旬、元部下のMくんと飲む直前、新宿ピカデリーで鑑賞いたしました(その時、間違えて「虹色デイズ」のパンフを買っちゃった…)。「やりたい放題か!Σ(°д°;) ヒィ!」と度肝を抜かれましたよ。ううむ、6月15日の公開から2ヵ月以上経っているということで、今さら感が凄まじく溢れる感想文を適当に垂れ流しておきますね。
8番スクリーン、結構混んでいたような。
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正直なところ、「バットマンに忍者を足してみた」というのが出オチに見えて、結構舐めていたんですけれども。単に「バットマンが戦国時代にタイムスリップした」だけでなく、ジョーカーやさまざまなヴィランたちが戦国大名に成り代わっていてベインは力士になっているわ、執事のアルフレッドやロビンたち仲間もちゃっかり同じ時代に来ているわ、ヴィランたちの各城が戦闘ロボになった上に合体するわ、サル軍団とコウモリの群れが集結して巨大バットマンになるわ…。なんて言うんですかね、日本=忍者&戦国時代というだけでなく、変形合体ロボとかスーパー戦隊といった要素まで盛り込んできた印象(「仮面の忍者 赤影」オマージュもありそう)。しかも、変形してアーマースーツになるバットポッドのデザインを「機甲創世記モスピーダ」を手掛けた荒牧伸志さんが担当していたりと、本気度もスゴくて。まさに「本気のやりたい放題を観た」という心境。僕的にウケたのは、バットマンたちを騙すためにジョーカーとハーレイ・クインがあえて記憶喪失になって農夫(ファーマー)になっていたくだりで、“アニメーション表現の素晴らしさ”と“やっていることのアホらしさ”がベストマッチだったというね (´∀`=) ンモウ! 一応、オチを書いておくと、あーだこーだあって、バットマンがタイマンでジョーカーを倒して、みんな現代のゴッサムに戻ってたような気がします(ウロ覚え)。
バットマンだけでなく、他の仲間たちまで戦国時代にやってきたのは良いとして…。
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レッドフードが深編み笠をかぶった虚無僧スタイルになっていたのは驚いたり。
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そして公式の城合体動画↓ まさかこんなことになるとはなぁ… (`Δ´;) ヌゥ
あと、「すべての近代装備を失う→自分の肉体が残っていた!Σ(°д° ) クワッ」という展開はかなり好きであり、「結局、最後に頼れるのは己の肉体のみ」という言葉を胸に、筋トレに励みたくなった次第(なんだこれ)。とは言え、僕的には、オリジナルキャラの忍者軍団・蝙蝠衆の活躍がもっと観たかったし、「ジョーカーがタイマンでバットマンと互角」というのは好きじゃないので、なんとなく70点という着地でございます。まぁ、誰が観てもそれなりには楽しめる“クオリティの高い娯楽作”だと思うので、機会があったら、ぜひどうぞ。
10月24日に発売予定のBlu-ray。ちょっとほしい。
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デジタル盤のサントラ。CD盤
もあります。
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なんとバットマンが19世紀のゴッサムで切り裂きジャックと戦うアニメだとか。スゲー観たい!
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2018/日本、アメリカ 上映時間85分
監督:水崎淳平
脚本:中島かずき
キャラクターデザイン:岡崎能士
パート監督:高木真司、山元隼一、森田修平
絵コンテ:ロマのフ比嘉、山元隼一、森田修平
メカデザイン:曽野由大、桟敷大祐、岡崎能士、権瓶彰、荒牧伸志
コンセプトアート:鈴木理
イメージボード:木崎文智、JOOYO Chang
CGI監督:澤田覚史、水野貴信
チーフモデラー:石川優希
チーフロボモデラー:権瓶彰
アニメーションチーフ:坂本隆輔、吉野功一
テクスチャチーフ:齋藤弘光
色彩設計:木村聡子
美術監督:野村正信
編集:廣瀬清志
コンポジットディレクター:先名美帆
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭生
音楽:菅野祐悟
設定考証:堺三保
アニメーションプロデューサー:里見哲朗
制作プロデューサー:清水一達
制作協力:LAPIZ Inc.、スタジオカラー
アニメーション制作:神風動画、YAMATOWORKS
声の出演:山寺宏一、高木渉、加隈亜衣、釘宮理恵、子安武人、田中敦子、諏訪部順一、チョー、森川智之、三宅健太、梶裕貴、河西健吾、小野大輔、石田彰、大塚芳忠
パンフレット:★★★(1000円/キャラ紹介に関係者インタビューが充実しております)
(あらすじ)
現代の犯罪都市ゴッサムシティのジョーカー(声:高木渉)やハーレイ・クイン(釘宮理恵)ら悪党たちがタイムスリップし、戦国時代の日本で戦国大名となっていた。彼らがこのまま自由に暴れ続ければ、日本のみらず世界の歴史が変わってしまう。絶望的な乱世で、現代テクノロジーからも切り離されてしまったバットマン(山寺宏一)は、キャットウーマン(加隈亜衣)らの協力を得て、悪党たちを止めることはできるのか?(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
70点
アニメはそれほど得意分野ではありませんが(汗)、「日本発の『バットマン』の劇場用アニメ」と聞けば、そりゃあ観たくなりましてね。7月上旬、元部下のMくんと飲む直前、新宿ピカデリーで鑑賞いたしました(その時、間違えて「虹色デイズ」のパンフを買っちゃった…)。「やりたい放題か!Σ(°д°;) ヒィ!」と度肝を抜かれましたよ。ううむ、6月15日の公開から2ヵ月以上経っているということで、今さら感が凄まじく溢れる感想文を適当に垂れ流しておきますね。
8番スクリーン、結構混んでいたような。

正直なところ、「バットマンに忍者を足してみた」というのが出オチに見えて、結構舐めていたんですけれども。単に「バットマンが戦国時代にタイムスリップした」だけでなく、ジョーカーやさまざまなヴィランたちが戦国大名に成り代わっていてベインは力士になっているわ、執事のアルフレッドやロビンたち仲間もちゃっかり同じ時代に来ているわ、ヴィランたちの各城が戦闘ロボになった上に合体するわ、サル軍団とコウモリの群れが集結して巨大バットマンになるわ…。なんて言うんですかね、日本=忍者&戦国時代というだけでなく、変形合体ロボとかスーパー戦隊といった要素まで盛り込んできた印象(「仮面の忍者 赤影」オマージュもありそう)。しかも、変形してアーマースーツになるバットポッドのデザインを「機甲創世記モスピーダ」を手掛けた荒牧伸志さんが担当していたりと、本気度もスゴくて。まさに「本気のやりたい放題を観た」という心境。僕的にウケたのは、バットマンたちを騙すためにジョーカーとハーレイ・クインがあえて記憶喪失になって農夫(ファーマー)になっていたくだりで、“アニメーション表現の素晴らしさ”と“やっていることのアホらしさ”がベストマッチだったというね (´∀`=) ンモウ! 一応、オチを書いておくと、あーだこーだあって、バットマンがタイマンでジョーカーを倒して、みんな現代のゴッサムに戻ってたような気がします(ウロ覚え)。
バットマンだけでなく、他の仲間たちまで戦国時代にやってきたのは良いとして…。

レッドフードが深編み笠をかぶった虚無僧スタイルになっていたのは驚いたり。

そして公式の城合体動画↓ まさかこんなことになるとはなぁ… (`Δ´;) ヌゥ
あと、「すべての近代装備を失う→自分の肉体が残っていた!Σ(°д° ) クワッ」という展開はかなり好きであり、「結局、最後に頼れるのは己の肉体のみ」という言葉を胸に、筋トレに励みたくなった次第(なんだこれ)。とは言え、僕的には、オリジナルキャラの忍者軍団・蝙蝠衆の活躍がもっと観たかったし、「ジョーカーがタイマンでバットマンと互角」というのは好きじゃないので、なんとなく70点という着地でございます。まぁ、誰が観てもそれなりには楽しめる“クオリティの高い娯楽作”だと思うので、機会があったら、ぜひどうぞ。
10月24日に発売予定のBlu-ray。ちょっとほしい。
デジタル盤のサントラ。CD盤
なんとバットマンが19世紀のゴッサムで切り裂きジャックと戦うアニメだとか。スゲー観たい!