快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film（ネタバレ）

2018／日本　上映時間29分
監督：杉原輝昭
原作：八手三郎
脚本：香村純子
アクション監督：福沢博文
特撮監督：佛田洋
音楽：高木洋
主題歌：Project.R
出演：伊藤あさひ、結木滉星、濱正悟、横山涼、工藤遥、奥山かずさ、元木聖也、三ツ矢雄二（声）、藤原啓治（声）、釘宮理恵（声の出演）、茶風林（声）、温水洋一、アイクぬわら、田中直樹
パンフレット：「劇場版仮面ライダービルド」の同項参照
（あらすじ）
異世界から現れた犯罪者集団「ギャングラー」による犯罪の消滅と、ルパンレンジャーの正体を暴くことを目的に、名探偵エルロック・ショルメが来日。ギャングラーの襲撃に備えて警備につくパトレンジャーと、ギャングラーを狙って登場するルパンレンジャー、そしてエリックの三つどもえの混戦が繰り広げられる。そんな中でルパンレッドとパトレン1号が異世界にさらわれてしまい……。（以上、映画.comより）

予告編はこんな感じ↓

70点

※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※本作については、結騎了さんのブログが素晴らしいので、それを読むべし！m9`Д´) ﾋﾞｼｯ

いわゆる“夏の戦隊＆ライダー映画”は取引先の特撮オタクの人と劇場で観るのが毎年恒例になっているだけでなく、今回はシアターGロッソにショーを観に行くほどのスーパー戦隊LOVEであり、現在放送中のテレビシリーズにも夢中な娘のマナ子（仮名／7歳）の強いリクエストもあったということで！　8月上旬の公開週に娘と、8月下旬に取引先の人と観て来ました（2回とも劇場はユナイテッド・シネマとしまえん）。娘が大喜びでしたYO！ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉﾔｯﾀｧ!　ちなみに彼女は「ルパンレンジャー派」でございます（警察は怪盗に意地悪するから嫌なんだって…）。

娘と映画鑑賞する時はポップコーンを用意することになっております。

娘と観た時の5番スクリーンは、ほぼ満席だった記憶。

まぁ、スーパー戦隊の場合、劇場版と言っても「尺が30分程度＝テレビシリーズの延長」って感じではあって。さらに、この時期のテレビシリーズではすでに“追加戦士”（本作では高尾ノエル）が登場しているものの、役者さん的には映画が一番最初の撮影になっていたりするため、「追加戦士の演技や扱いに手探り感が漂っている」という問題も起きるワケですけれども。なんて言うんですかね、最初から期待値が低いというか、「こういうものだろう (´∀｀) ｼｶﾀﾅｼ」的な優しさ前提で観ているため、スムースに加点方式で観られたという不思議。って、失礼な文章を書いちゃいましたが（汗）、過去の劇場版と比較しても、そんなに大きい規模の話にしなかったことが功を奏して、全体的にまとまっていたんじゃないかと。僕的な本作の白眉は、映画冒頭で繰り広げられる360度カメラを駆使した“銃撃重視の派手なアクションシーン”で、これだけでも大画面で観た価値がありましたね〜。ちなみに僕は「パトレンジャー派」でございます。

テレビでは観られないレッド同士の共闘や、6人での変身＆名乗りが観られたのも良かったですな。

一応、オチを書いておくと、田中直樹さん演じる名探偵エルロック・ショルメがギャングラーの怪人であり、相棒の怪人ウィルソンと一緒に倒されまして（身もフタもない文章）。少しだけ２人のレッドの間に互いを認め合ったようなムードが流れて終わってたんじゃないかしらん。正直、僕的には「普通」って感じだったんですけど、もうね、マナ子がスゲー喜んでましてね…。「今まで観た映画の中で一番面白かった！川*ﾟ∀ﾟ)=3 ﾑｯﾊｰ」と興奮するありさまであり、僕も本当にうれしかったです。子ども向け番組は子どもが喜べばオールOK、ですな。その後、続けて同時上映の「劇場版仮面ライダービルド Be The One」を観たんですけど、それはまた別のお話。

僕が富豪だったら間違いなく購入するテレビシリーズのBlu-rayを貼っておきますね。