2019/アメリカ 上映時間102分
監督・脚本:マシュー・マイケル・カーナハン
製作:ジョー・ルッソ、アンソニー・ルッソ、マイク・ラロッカ、ドーン・オストロフ、ジェレミー・ステックラー
製作総指揮:ワン・チョンジュン、ワン・チョンレイ、フー・ジュンイー、パトリック・ニュウォール、トッド・マクラス、クリストファー・マルクス、スティーブン・マクフィーリー、モハメド・アルダラジー
撮影:マウロ・フィオーレ
美術:フィリップ・アイビー
衣装:メアリー・E・マクロード
編集:アレクサンドロ・ロドリゲス
音楽:ヘンリー・ジャックマ
出演:ヘール・ダッバーシ、アダム・ベッサ、イスハーク・エリヤス、クタイバ・アブデル=ハック、アフマド・ガーネム、ムハイメン・マハブーバ、ワリード・エル=ガーシィ
パンフレット:★★★★(880円/ネタバレ前提のパンフ。イラク情勢やら武器演出やらがわかるコラムが4本収録。本作の背景がよくわかります)
(あらすじ)
長引く紛争により、荒廃したイラク第二の都市モスル。21歳の新米警察官カーワは重武装したISに襲われたところを、ジャーセム少佐率いるSWAT部隊に救われる。カーワが身内をISに殺されたと聞いたジャーセムは、その場で彼をSWATの一員に招き入れる。少佐を頂点に統制が取られ、十数名の元警察官から構成されるその部隊は、本部からの命令を無視して独自の戦闘をおこない、カーワには明かされないある使命でつながっていた。激しい戦闘で仲間を失い、絶望的な状況に直面しつつも、部隊はISの要塞に向かう決断をする。その決断の裏には、彼らの隠されたある任務があった。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
80点
私の感想はこんな感じ↓
<備考>
・12月7日(火)、TOHOシネマズシャンテにて、「ほんとうのピノッキオ」、「アンテベラム」と続けて鑑賞。その後、ヒューマントラストシネマ有楽町で「皮膚を売った男」観ました。
・動画収録時に触れ忘れたので、後から画像を無理矢理入れましたが(汗)、ちょびっとチキンとコカコーラゼロを摂取しながら観たのです。
・本作の銃器関連については、大久保義信さんの記事を読むと良いです。
・本作は、雑誌「ザ・ニューヨーカー」に掲載され全米で話題となった記事がベースとなっているそうですが、その記事の邦訳を読んでみたいものです。
・こういう「部隊モノ」を観ると、機動隊にいた頃を思い出して、何ともいえない気持ちになります ('A`)
・カーワが他の隊員と1つのイヤホンで音楽を聴くシーン、「お前ら、今日初めて会ったよな?(゚д゚;)」とビックリ。イラクではさほど親しくない人でもそうするのが普通なの?
・カーワが瀕死の敵にとどめを刺そうとした時、隊長から「苦しませとけ」と言われて、即座にその冷徹さをしっかり取り入れてたのが好き。
・敵のドローン攻撃、ビックリした。あんな戦場にいたら、僕なんぞ2秒で死にそう。
・迷いながらもISISの基地の襲撃を決断するシーン、任務の内容が判明してみると「なぜ隊長はワリードに決断をさせたのか?」がわかったし、ISISへの攻撃を決めたワリードにあらためてグッときた。
・不発だったロケット弾、パンフの白石光さんのコラムによると、人体や自動車のボディといった柔らかい目標に命中すると爆発しないことが少なくないとか (゚⊿゚) ヘー
・隊長のブービートラップ、エロ本置き場に仕掛けられてたのがまた…。そりゃ油断するよ。
・アダム・ベッサ、話が進むにつれて顔つきがどんどん変わっていくのが見事でしたな。
・本日、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」で宇多丸師匠が批評するので、ぜひ聴いてみて!ヘ(゚∀゚*)ノ
サントラがありましたよ。
カーナハン監督が脚本を書いたルッソ兄弟プロデュース作品。僕の感想はこんな感じ。
モスルでの戦いを扱った2017年のドキュメンタリー。短めだし、観てみようかな。
ちょっと連想したジョゼ・パジーリャ監督作。僕の感想はこんな感じ。