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Channel: 三角絞めでつかまえて2
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2014年11月に観たDVDの覚え書き

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※今回の記事は、「デンジャラス・バディ」「V/H/S ネクストレベル」「パズル」「ライヴ」「帝戦 BAD BLOOD」「ストリート・ファイターズ」の“ネタバレ全開の感想”を書いているので、気をつけて!

予定よりも2週遅れてしまいましたが(苦笑)、今さらながら先月観たDVDの感想をざっくり&アッサリめに残しておきますね↓


<1本目>
デンジャラス・バディ




(あらすじ)
マジメで偏屈なFBI捜査官サラ・アッシュバーン(サンドラ・ブロック)はある日、ボストンに存在する麻薬組織の捜査を命じられる。大物の逮捕に野心を燃やす彼女は、早速現地に急行するが、待っていたのは野蛮で暴力的な超不良刑事シャノン・マリンズ(メリッサ・マッカーシー)。コンビを組んで一緒に捜査を行なう事になった2人だったが、どこに行っても反発し合い、有り得ないトラブルを連発してしまう。果たして、この危険すぎるバディは街を救うことが出来るのか……!?(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




80点


「映画秘宝 2014年 05月号」「この映画を観せろ!BEST50!!」の中で長谷川町蔵さんが紹介されていた「the Heat」が「デンジャラス・バディ」という邦題で公開されるということで、「観たい映画の覚え書き」で◎を付けるほど観たかったんですが、タイミングが合わなくて見逃してしまって…。先月、「そういえばレンタルが始まってた!Σ(゚д゚;)」ということにやっと気付いて、借りてきました。超好みでしたヨ (^ε^) ダイスキ ちなみに監督は「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」のポール・フェイグ。

サンドラ・ブロックは、「あなたは私のムコになる」体を張った全裸ギャグをやってから、非常に好感を持っている女優なんですが、今回もスゲー良かったですね~。というか、我ながら“80~90年代のバディムービー感がある映画”に弱い傾向がある気がします。アッシュバーンが失意のドン底にいる時、相棒のマリンズをバカにする奴らに食ってかかる場面とか、超泣きました。若干下品なギャグも嫌いじゃなくて、人命の扱いが雑なのも結構好きでしたね~。オチを乱暴に書いておくと、謎の男ラーキンの正体は、DEAの色白じゃない方。事件を無事解決して義兄弟の契りを交わした2人は「これからもボストンのクズどもを逮捕するぜ!川`Д´)人(`Д´し ウォォォォッ!」って感じで終わってました。



<2本目>
V/H/S ネクストレベル




(あらすじ)
〈TAPE49〉失踪した青年の捜索依頼を受けた私立探偵のラリーと助手のアイーシャは、青年が滞在していた古い一軒家に忍び込み、大量のビデオテープと血痕を発見する。手がかりを求めてアイーシャはテープを再生し始めるが、そこに映っていたのは想像を絶する恐るべき映像だった。やがて彼女は1本また1本と、取り憑かれたようにテープを再生していく……。
〈PHASE I CLINICAL TRIALS〉ヘルマンは事故で左目を失い、視覚野に人口器官を取り付ける手術をするが、無料手術の代償としてその目にデータ収集のための録画チップを埋め込まれてしまう。家に戻った彼が夜目を覚ますといつもとどこか様子が違う。ベッドに人が寝ているような膨らみを見つけ、血まみれの男性や見たこともない少女が目の前に現れる。混乱しバスルームに逃げ込み一夜を過ごすヘルマンだったが、翌朝、病院で見かけた少女クラリッサが家を訪ねてくる。実は彼女も人口内耳を入れられ、普通の人には聞こえないものが聞こえるのだという……。
〈A RIDE IN THE PARK〉マイクが早朝、公園で自転車を走らせていると、突然怪我をした女性がマイクに助けを求めてくる。さらにその後方からは怪しい追っ手が。彼女を助けようと近づいた途端、マイクは咬まれ、必死に逃げるがその場で倒れ気絶してしまう。偶然通りかかったカップルがマイクを見つけ、助けようとするが、今度は逆にマイクが彼らに咬みつく。公園内では、咬まれた人々が蘇り、さらに別の人を襲うという悪夢のような光景が繰り広げられていた……。
〈SAFE HAVEN〉マリク、レナ、アダム、ジョニの4人は、“天国の門”を信仰する宗教団体を取材することになり、森の奥にある施設を訪れる。そこでは子どもたちや信者が一緒に生活をしていた。父と呼ばれる司祭を取材していると突然「時間だ」と言い出し自身の腹を刺す。信者や子どもたちも次々とお互い殺し合い、地獄と化す中、4人は必死で逃げ出そうとするが……。
〈SLUMBER PARTY ALIEN ABDUCTION〉両親が出かけ、子どもたちだけで過ごすことになったランディとゲイリー。悪友を呼び、家の前の湖で泳いだり、愛犬にカメラを付けたり、姉のジェンがセックスしているところに乱入したりといたずらをして楽しんでいた。だがその夜、居間で雑魚寝をしていた彼らに突然強烈な音と謎の光が襲いかかる……。(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




75点


前作にあたるホラーオムニバス「V/H/S シンドローム」今年の2月に観たものの、それほど好きではなかったんですが…。その続編の今作は評判が良いみたいだし、あのギャレス・エヴァンス監督も参加しているということで、「『ザ・レイド GOKUDO』を観る前にチェックせねば!ヽ(`Д´)ノ」とレンタルしてきました。スゲー良かったです (o^-')b イイネ!

各短編のあらすじについてはこちらを読んでいただくとして、最後の宇宙人モノ以外は残酷描写が容赦なかった印象。さすがR18指定なだけはありましたね~。目にカメラを埋め込んでいたり、頭に付けていたり、テレビの撮影だったり、犬に付けたりと、どの作品も撮影された状況設定に工夫があったのも面白かったですな。

で、一番凄まじかったのは、ギャレス・エヴァンス監督が担当した〈SAFE HAVEN〉とにかくやりすぎというか、新興宗教の教祖が血まみれ&パンツ一丁で爆散したり、女性スタッフが悪魔を産んだり、その悪魔が暴れたりと、良い感じの地獄絵巻でしてね…(しみじみ)。最後、「パパ」と呼ばれたスタッフの“鼻水”は映画史に残るレベルであり、非常に見応えがありましたよ。他のも愉快でしたが、ホラーが好きな人なら〈SAFE HAVEN〉は必見ですぞ。



<3本目>
パズル




(あらすじ)
とある郊外の高校で、女子生徒の中村(夏帆)が屋上から飛び降りてから1カ月後、奇怪なマスクをつけた集団が学校を占拠する事件が発生。妊娠中の女教師が監禁され、理事長と男子生徒らが姿を消し、不可解な事件に街中が騒然となる。屋上から飛び降りたものの一命を取りとめていた中村は、同級生の湯浅(野村周平)から託された封筒の中に、事件の鍵を握るパズルのピースを発見。湯浅の後を追ううちに、想像を絶する光景を目にする。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




75点


原作があの山田悠介先生だし、当時は「さぁ、ゲームを始めよう (`∀´) フフフ」的な作品には食傷気味だったこともあって、今年2月に上映されていた時はスルーしたものの、いつの間にやらレンタルが始まっていたので借りました。意外と面白かったです (・∀・) スキヨ 監督は「先生を流産させる会」の内藤瑛亮さん。

最初は妊婦の先生が標的にされるため、「ヒデェなぁ… ('A`)」とドン引きしながら観ていたんですが、話が進むにつれて「被害者たちが中村をレイプしていた&見て見ぬ振りをしていた」ことが判明すると、「自業自得じゃん ┐(´ー`)┌ ナァンダ」とリベンジを応援したくなる不思議。とは言え、湯浅がスーパー高校生すぎるのは少しイラッとしたし、妊婦の腹に電子レンジが落ちる場面はさすがにキツかったかなぁ…。

率直に書くと、クライマックスの屋上での湯浅vs刑事のタイマンは微妙に感じましたが、ハサミで足の腱や手の指を切断するのが凄惨だったので、なんとなく許せる感じ。ラストは、屋上から湯浅が刑事と暗黒流れ星→生き残った中村が体育館で踊り狂ってました。役者さんは、刑事を演じていた高橋和也さんが泥臭くて良かったですね~。レイプシーンを含め、とにかく残酷まみれの作品でしたよ。




<4本目>
ライヴ




(あらすじ)
ある日、フリーターの田村直人(山田裕貴)のもとに、山田悠介の小説“ライヴ”の単行本が入った謎の小包が届く。同時に、直人の母親の拉致映像が彼の携帯に流れ、謎の男から「殺人ウィルスを母親に注射されたくなければ、“ライヴ”に隠されているヒントをもとにデスレースのゴールを目指せ」という着信が……。わけが分からず戸惑う直人だったが、愛する母を救うため、同じ状況に巻き込まれた人々と共に“ライヴ”を片手に走り出すのだった……。(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




75点


井口昇監督作ということで観たかったんですが、機を逸してしまって。いつの間にやらDVDがリリースされていたので、「パズル」と連続で観てみました。楽しかったです (´∀`) ウフフ これもまたデス・ゲームモノなんですけど、脚本&展開に井口節が満載であり、ハッキリ言って怖さはゼロというね(人が死んで脱落した時のBGMが愉快)。

感心したところを書くと、「登場人物たちが原作小説をヒントにしながらサバイバルレースに挑む」というのは新しいなぁと。役者さんたちはどんなバカバカしい展開でも真面目に演技していて、特に主演の山田裕貴さんは頑張ってましたよ。井口作品ではお馴染みのキャストたちが出まくっているのもうれしかったです。森田涼花さんの“メガフォース”や!川*゚∀゚) ヨーシ!」には爆笑いたしました。

あと、「パズル」で流産させられた安田先生(佐々木心音)がこっちにも登場して、バカ&セクシー&無惨な死にザマを見せるのも度肝を抜かれましたね…。一応、オチを書いておくと、黒幕は鮎川雄一(大友康平)という男で、レースの参加者たちにバカにされたことがキッカケで復讐を企んだ…って感じ。最後は主人公とヒロインがゴール→両親を助けつつ、鮎川の自殺を阻止しまして。ヒロイン以外は警察に連行されてました。

まさか安田先生が再登場するとは…。続けて観て良かった!
安田マサヨ(佐々木心音)



<5本目>
帝戦 BAD BLOOD




(あらすじ)
香港の黒社会を牛耳る密輸集団のボス・駱祥安が逮捕され、銃殺刑となる。彼の最後を看取り、遺書を託された妹と弁護士。アメリカにいる弟を呼び戻し、一族勢揃いのなかで開封された遺書には「すべての財産を実の弟妹に託す」と書かれていた。一族の面々はそれに納得せず、組織内で遺産とポストを巡った権力抗争が勃発。血で血を洗う親族同士の争いは組織をも巻き込み、修羅場と化す。果たして、この抗争の後に残った者とは…。(以上、amazonより)

予告編はこんな感じ↓




70点


この手の香港映画はできるだけチェックしたいと思っているので、観てみました。面白いけど苦かったです (´・ω・`) ウーン お話的には「マフィアの跡目&遺産を巡って、抗争が繰り広げられる!」という内容なんですが…。例えば「エレクション 黒社会」のような渋いムードではなく、「格闘アクションは派手だけど物語は凄惨で暗い」という変なバランスの作品でして。あとで監督が「血戦 FATAL MOVE」「拳陣 FATAL CONTACT」を撮ったデニス・ローだと知って、非常に納得がいった次第。

出演者は、サイモン・ヤムにアンディ・オン、チョン・シウファイ、ホン・ヤンヤン、チャーリー・チャン、ラム・シュー、ケネス・ローと、非常に僕好みなんですが、しかし。この作品で最凶なのは“か弱い女性”に見えたバーニス・リウだったりして。他を寄せ付けない圧倒的な強さと、自分に敵対する人間に対する容赦のなさには、マジでビックリ。というか、凶悪すぎて少し引きました… (`Δ´;) ヌゥ

ラストは、“女ジェット・リー”との呼び声高いジャン・ルウシャ「イップ・マン 最終章」にも出てたのね)がタイマンを挑んで、最終的には手榴弾で自爆するというバッドエンド。アクション自体は楽しかったんですけど、ちょっと嫌な後味が残るというか。あまりオススメはできないかなぁ。

最後が女性同士のタイマンになるとは、まったく予想つかなんだ。
バーニス・リウvsジャン・ルウシャ



<6本目>
ストリート・ファイターズ




(あらすじ)
かつて、サッカーフーリガンチームGSEのリーダーとして暴れ回ったダニー(スコット・アドキンス)。今は故郷を離れ堅気の生活を送っていた。ある時、ダニーの弟ジョーイがフーリガン同士の抗争で殺されてしまう。弟の仇討ちに燃えるダニーは故郷に戻りGSEのメンバーと再会する。しかし、クラブ最強と言われたチームは強固なリーダーを失い、弱体化していた。ダニーはストリートファイターとしてならしたスキルを活かしメンバーを鍛え直していく。そして、弟の仇がいると思われる各クラブのフーリガンが戦う地下格闘技トーナメントに出場する。順調に勝利を重ね、事件の真相に近づいていくダニーとGSEメンバーたち。ついに復讐を遂げるにはあまり困難を極める、最強にして最悪の敵が待ちかえていた。(以上、メーカー公式サイトより)

予告編はこんな感じ↓




60点


「ストリートファイト」という単語を心から愛しているし、あのスコット・アドキンスが主演となれば、観るのは義務レベル。いそいそとレンタルしたんですが、まぁ、良かったです (・∀・) ウム! ちなみにこの作品、「フーリガン」「フーリガン2 プリズン・ブレイカーズ」に続く「フーリガン」シリーズ3作目みたいなんですけど(原題は「GREEN STREET 3: NEVER BACK DOWN」)、話自体は繋がってなかったり。

フーリガンについてはまったく詳しくないので、「フーリガンの集団がケンカをしてポイントを競っている」という地下格闘技リーグの設定がリアルなのかどうかはサッパリなんですが…。あまりカット割りをせずに“引き”のショットを多めで撮った集団格闘アクションは目新しくて楽しかったです。スコット・アドキンス、非常に良い動きを見せてました。相棒となる刑事役のジョーイ・アンサーもカッコ良かったし、弟を殺した警部役のスペンサー・ワイルディングも存在感がありましたな。最後はラスボスをタイマンで倒して終了してましたよ。

ただ、話自体はどう考えてもおかしいというか。例えば、幹部クラスの警察官がフーリガンとしてケンカに参加しまくってたら、すぐに身元がバレて警察をクビになると思うんですけど、そこら辺はどうでも良いんですかね ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ 何はともあれ、スコット・アドキンスのファンならチェックしても良いんじゃないでしょうか。



そんなワケで、単独で感想をアップした「マキシマム・ソルジャー」を合わせると、先月観たDVD作品は計7本。イチオシは「デンジャラス・バディ」で、ホラー好きなら「V/H/S ネクストレベル」も観てほしい感じ。デス・ゲームモノに抵抗がないなら、「パズル」「ライヴ」を2本立てで観るのも良いかもね。で、心と時間と財布に余裕がある人なら、噛みついてきたテトをなだめるナウシカのような優しい気持ちで「マキシマム・ソルジャー」を観てほしいカナー (〃∇〃) ウフフ 以上、先月観たDVDの覚え書きでした。ではでは~。








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