※今回の記事は、この映画とはまったく関係のない駄文がダラダラダラダラ書かれているので、ちゃんとした感想を読みたい方はホラーSHOX [呪]さんのブログを読むべし!m9`Д´) ビシッ
※今回の記事には、グロくて残酷な画像や動画が貼られているので、そういうのが苦手な方は気をつけて!
<ザ・この映画を観るに至った経緯>
当ブログは僕の備忘録→映画の感想だけでなく、観た時の状況なども残しておくということで、作品とは全然関係のない文章をダラダラと書きますね。10月下旬ごろの話ですが、仕事をいそいそと終わらせて、向かったのは地中海バール「AOYAMA Mar Mare(アオヤマ・マルマーレ)」。店名の由来は、店主の吉永小百合さんが来たお客さんに対して「ふしぎな岬の物語」ライクに「丸ま~れ、丸ま~れ…川´∀`)ノウフフ 」と“おまじない”を実施→客が次々と丸まっていくから…ではなくて(不要なボケ)。 「Mar」「Mare」はスペイン語とイタリア語でそれぞれ「海」を意味するんだそうです (゚⊿゚) ヘー
少し暗くなったころ、青山オーバルビルに到着。
外にあった「マルマーレ」の看板を貼っておきますね。
地下への階段を下りて、すぐ左手にあるのです。
なんでここに来たのかというと、ここ最近、テアトルシネマ系列の映画館に行くと、映画本編の前にこの店のCMが流れてましてね。テアトルシネマ系列は会員サービスやサービスデーが充実している上に、9月にはジャン=クロード・ヴァン・ダムの最新主演作「マキシマム・ブラッド」を上映してくれたので、たまには感謝の意を示さねばと。この日は「WEC(ワールド・エクストリーム・シネマ)2015」の1本である「マーシュランド」を観るつもりだったんですが、その前に系列である同店で食事をして少しでも恩を返そうと思った次第。
店内はこんな感じ。
ビールと一緒にタパス3種盛り合わせをつまみまして。
新鮮なムードがビンビンの本日のカルパッチョもプリッとしてて美味だったし…。
牛ハラミのカットステーキも素敵でしたヨ。
そして、魚貝タルタルソースをつけて食べるフォカッチャ(食べ放題!)がまた最高だったのです (`∀´) フハハハハハハ
で、食事を終えて、トコトコと歩いてヒューマントラストシネマ渋谷に行きまして。早速、21時ごろスタートの「マーシュランド」のチケットを買おうと思ったら…。なんとまったく同じ時間に「ターボキッド」
が上映予定だったのです!Σ(゚д゚;) ナンデスト! 「ターボキッド」は”チャリンコ版「マッドマックス」”と宣伝されてて、「映画秘宝」などでの前評判も高く、世紀末アクション映画が大好物な僕的には絶対に観ようと思っていたものの、日々の雑務に追われてしまって…。10月3日からのシネマート新宿での上映が“1週間だけの期間限定”だったこともあって、結局、足を運べなかったんですよね (´・ω・`) ションボリ
でも、今日、こうして観る機会に恵まれるなんて! そういえば、ツイッターで相互フォローさせていただいているそちゃさんが「ヒュートラ渋谷でやるぽいです」って言ってたっけ。ううむ、”スペイン版「ドロップキック刑事」”(一部ウソ)と名高い「マーシュランド」も観たいけれども、泣く泣く断念して、「ターボキッド」のチケットを購入。「タマフル・トップ5・相談は踊るオフ会」や「映画駄話の会」でよくお会いする”トロマ女子”toriさんに偶然お会いして驚いたりしながら(2回目を観に来てた)、17アイスを買うと、自分の席に座ったのでした。
急遽、この映画を観られることになるなんて… (ノω・、) ヨカッタ...
ちょうどこの時期、「シッチェス映画祭2015」も開催中だったというね。
「ターボキッド」のTシャツが売ってたけど、サイズがないので断念。
つい買ってしまう17アイス。クッキー&クリーム、美味しかったです。
ターボキッド
原題:Turbo Kid
2015/カナダ 上映時間95分
監督・脚本:フランソワ・シマード、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル
製作:アント・ティンプソン
製作総指揮:シェイキッド・ベレンソン、ジェイソン・アイズナー
撮影・音楽:ジャン=フィリップ・バーニアー
編集:ルーク・ハイ
出演:マンロー・チェンバーズ、ローレンス・レボーフ、マイケル・アイアンサイド、エドウィン・ライト、アーロン・ジェフリー
パンフレット:なし
(あらすじ)
核戦争によって文明が崩壊した1997年。荒くれ者たちが水をめぐって争いを繰り広げる荒れ果てた世界で、青年キッド(マンロー・チェンバーズ)はコミック「ターボライダー」をバイブルにしながらたった1人で生き延びてきた。ある日、キッドは謎の少女アップル(ローレンス・レボーフ)と出会い恋に落ちるが、水を独占する極悪首領ゼウス(マイケル・アイアンサイド)によってアップルが誘拐されてしまう。キッドはアップルを救うため、BMXにまたがってゼウスのアジトを目指す。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
「意外としっかりした作り!! Σ(°д°;)」と驚きましたよ。
元になった短編「T is for Turbo」を貼っておきますね↓※グロ注意!
一応、最初に話を書いておくと、主人公は、自転車を乗りこなしながら荒野を1人でサバイブする青年キッド。そんな彼の前に突然、アップルという不思議ちゃんテイストな女子が現れまして。最初はドン引きしていたものの、次第に仲良くなるんですが、彼女が極悪非道な支配者ゼウスに拉致されてしまうから、さぁ大変! ただ、たまたま“伝説の戦士ターボライダー”の装備を発見→一撃必殺の力をゲットしたので、人体から水を作り出す機械を使って人類を支配しようとするゼウスと戦うことになるのです。
荒野を1人で生きる青年キッド。実は幼いころ、両親をゼウスに殺されているという設定。
キッドに付きまとう謎の美少女アップル。実はロボットだったりします。
ひょんなことから“ターボライダー”の装備を手にして“ターボキッド”に! わざとにしても凄まじくご都合的な展開でしたな。
で、あーだこーだあって、男気溢れるアームレスラー・フレデリック(アーロン・ジェフリー)と共闘して、ゼウス一味と戦うことに。日本の特撮でよく見かける採石場のようなところで、人体が破壊されまくるゴア全開バトルの末に、敵の軍団をほぼ壊滅状態に追い込むも、なんとゼウスがロボットだったことが発覚! キッドは力を振り絞って爆弾を爆発させると、アップルが身を挺して守ってくれましてね…。ゼウス一味が全滅&爆発で水が湧き出たことで、街(?)は平和を取り戻すことに成功。たくましくなったキッドがフレデリックに別れを告げて旅立つと、夜空には星になったアップルが輝いていたのでしたーー (ノω・、) グスン
キッドを助けるフレデリックは、片腕を切られてもさほど落ち込まない男らしい方(後に鋼鉄の義手をゲット!)。
悪の支配者ゼウスをノリノリで演じたのは、あのマイケル・アイアンサイド!
ゼウスの忠実な部下スケルトン。邪魔者は丸ノコを飛ばして容赦なく殺害しまくってました。
映画.comの記事によると、もともとはオムニバスホラー「ABC・オブ・デス」に応募した「T is for Turbo」という短編だったそうで。惜しくも落選したものの、「ホーボー・ウィズ・ショットガン」
のジェイソン・アイズナー監督がプッシュしてくれたので、長編作品として作り直したんだとか。例によって、そんなに事前情報を入れていなかった&予告編も観ていなかったので、「マッドマックス2」
×「BMXアドベンチャー」
ぐらいな感じかと思いきや、結構なゴア描写が盛りだくさんでビックリしたというか。鑑賞後にtoriさんもおっしゃってましたが、80年代のB級映画を思わせるチープな雰囲気と血がビュービュー出る残酷表現の数々は、同じカナダの映像集団「アストロン6」っぽいと思いましたよ(日本で例えると、井口昇監督や西村喜廣監督の映画っぽい)。
短編でやってた「ちぎれた胴体が頭にハマる」というギャグ、長編ではパワーアップしてました。
良い意味で非道かったのが、「自転車を漕いで腸を巻き上げる」という斬新な拷問シーン。絶対イヤだよね (ノ∀`) イヤーン
一応、貼っておくと、「アストロン6」の映画はこんな感じでございます↓
ただ、アストロン6が悪趣味一辺倒なのに対して(「ファーザーズ・デイ 野獣のはらわた」とか最悪だと思う←誉め言葉)、今作はこういう映画にしては意外と脚本がしっかりしていて(アップルとゼウスがポジとネガの関係だったりとか)、手作り感満載の人体損壊ギャグが散りばめられながらも爽やかな“少年の成長譚”になっているからスゴいというか。一応、それなりに伏線を張って、それなりに回収していて、エンドクレジット直前、アップルの星が輝く場面は、少しだけ目が潤んじゃいましたね…(しみじみ)。
この2人の恋物語でもあるのです。
不満を書くなら、「もっとチャリンコアクションが観られるかと思ってたのに意外とそうでもなかった」のと、クライマックスのバトル。同じ場所で位置関係不明のブツ切りアクションが連発されるのって、近作では「虎影」がそうだったし、東映のヒーロー系特撮映画などではよく観る光景なワケですが…。ゴア描写自体は愉快で好きだったけど、もう少し頑張ってほしい気持ちにもなったというか、ごめんなさい、少しだけ萎えました。でも、基本的には低予算なりに頑張ってる良い映画だと思うのでね、80年代のチープなB級アクション映画が好きで、ゴア描写に耐性がある方は、レンタルが始まったら観てみてくださいな。
2016年1月13日に発売予定のBlu-ray。ちょっとほしいな… (`Δ´;) ウーム
制作に携わったジェイソン・アイズナー監督作。僕の感想はこんな感じ。
アルファベットを頭文字にした26のホラー短編オムニバス。僕の感想はこんな感じ。
思わず連想したアストロン6の作品。僕の感想はこんな感じ。
ジョージ・ミラー監督によるシリーズ2作目。世界中に影響を与えましたな。
一番好きな世紀末モノはこれです (〃∇〃) ウフフ
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ターボキッド(ネタバレ)
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