さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いておきますね↓
火〜金曜日は仕事
土曜日、タマフル24時間ラジオに出演→休日出勤→友人たちと飲み!ヽ(`Д´)ノ
日曜日、休日出勤
月曜日、徹夜のまま仕事
9月6日にJCVD最新主演作とRHYMESTERの最新アルバム
が発売なんだって (゚⊿゚) ヘー
先週は地獄。詳細はこちらの記事を読んでいただくとして、愛聴しているラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の特別企画「タマフル24時間ラジオ」に出演することになった…ってのは良かったんですけど、おかげさまで全然仕事が手に付かない!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン! もうね、クラリネットが壊れた子どものように「どうしよう…どうしよう… (´Д`;)」ってな調子でテンパりながら働くエブリデイ。とは言え、水曜日に無理矢理観に行った「RE:BORN リボーン」に関しては、ツイートを①、②、③と連投してしまうほどにグッと来た…ということは書いておきましょう(偉そうに)。
「RE:BORN リボーン」の予告編を貼っておきますね↓ 最低あと1回は観に行きます。
というか、とにかく体調が悪くて、口の中をやたらと噛んじゃう感じ。そんなハードな状況で迎えたニコ生出演に関しては、こちらの記事を読んでいただくとして。もうね、今まで番組に出演した中でも最もグダグダで死にたい内容だったワケですが(汗)、出演後は会社に戻って、出演時の記憶を消しながら働いて。で、夜は中学の友人たち(元TRPG仲間)と飲む約束があったので、ちょっとだけ顔を出して、親交を温めた…というのは、我ながら頑張った。翌日曜は、月曜まで徹夜して働いて、今回こそ死ぬかと思ったけど、まぁ、人間、意外と丈夫に出来ているものですな。
「タマフル24時間ラジオ」、プレミアム会員(540円)は9月下旬ぐらいまで観られるので、財力に余裕がある方はどうぞ。
ただ、今こうしてブログを書けているように、やっと仕事のピークが過ぎて、今週だけは超暇になるからありがたい。火曜日は仕事が落ち着いたらすぐ映画を観に行っちゃうし、水曜は娘と一緒に過ごすし、木曜日は「タマフル・トップ5・生活は踊るオフ会」に行くつもりでございます(誰でも参加できるので、興味がある方は来てみてくださいな)。金曜は適当に仕事をしながら映画も観て、土曜日は休日出勤、日曜日は接待ゴルフ、月曜日は…久しぶりに練馬の「か和もっち」で飲もうかしらん。
最後に今月の推薦曲、Biting Elbowsの「フォー・ザ・キル」を貼っておきますね↓
以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。
先週の備忘録(2017/8/15~8/21)
「タマフル24時間ラジオ2017」に出演した時の備忘録
※今回の記事で扱っている「タマフル24時間ラジオ2017」に関しては、プレミアム会員(540円)になれば9月半ばぐらいまでニコ生で観られるので、懐に余裕がある方は要チェック!
昨年、「タマフル24時間ラジオ2016」に出演して1週間後ぐらいには「もし来年、出るとしたら、『映画の前売り券の特典特集』にしよう!(`・ω・´) キリッ」と心に決めていました。動画を観る限り、パンフ特集をもう一度やっても表現する語彙が少ない→グダグダになるだろうと。だったら、切り口を変えた方が、まだ勝負できるのではないかと考えたのです。そんなワケで、この1年間、ずっと企画を温めてきて、7月10日には「留之助ブラスター1/5 ミニチュア ブラック・エディション」付きの「ブレードランナー 2049」の前売り券をプレゼント用に頑張って購入して、自分なりに準備していたつもりだったんですけれども。
8月に入ったら、「もう今年はやらないんだろうな (´∀`;) ザンネン」と。だって、普通は「24時間ラジオ」なんてビッグイベント、1ヵ月前ぐらいには告知すると思うんですよ、絶対。だから、すっかり油断していたところ! 8月5日の放送でいきなり同月19日に開催するなんて言い出すから、スゲー驚いたし、「今年は出られないんだな」と思いましてね。いや、だって、普通は「24時間ラジオ」なんてビッグイベント、1ヵ月前ぐらいには告知すると思うんですよ、絶対(2回目)。少なくとも出演してほしい人には連絡するだろうし、2週間前の段階でタイムスケジュールが決まってないなんてことはあり得ないだろうから、僕なんぞが「出してください」なんてアピっても断られるだろうと断念。同月12日の映画駄話会のオフ会で、映画仲間たちに「今年は出ないんですか〜?(`∀´)」なんて言われても「ほら、もう枠は埋まってると思うし… (´∀`;) ハハ」とまったく出ない予定だったのです。
ただ、よくよく考えてみれば、断られてもいいじゃないか。本当に必要とされているなら、出してくれるだろうし、断られたら断られたで、それはそれ。僕は今まで散々「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」という番組にお世話になってきたのだから、何かあったらこちらから問い合わせるべきではないだろうか。そう思って、月曜日に「出演させてください」メールを送ってみたら、ちょうど蓑和田Dからも「出ませんか?」メールが来たという、賢者の贈り物パターン(どこか違う気がする例え)。無事、出演することになったんですが、しかし。
なんと今回の出演は1時間になっていたから冷や汗が流れまして。ハッキリ言って、本放送も合わせて今までの出演タイムは30分程度であり、この1年間温めてきたのも約30分の内容。増えた30分をどうするかを考えねばならないのに、仕事がとにかく忙しくて、そんな余裕もなくて。とりあえず運だけは味方につけようと、月曜日からの記事にはラッキーブログワードを埋め込むという作業だけは強引にやってみたものの、「どうしよう、どうしよう… (´Д`;)」と焦るばかりで金曜の夜を迎えちゃいましてね…(遠い目)。仕事が一段落して会社を出たのは、土曜日の午前3時半すぎぐらいですよ。
準備がまったくできていなくて、非常にションボリした僕は「全然準備できてない…死にたい… ('A`)」なんてネガティブなツイートを投下しようとしたところ。送信できなかったので、今度はもう少しポジティブに「準備できてないけど、これから頑張ろう!(`・ω・´) キリッ」というツイートを書いてみたら、また送信できないという不思議。こんなこと珍しいなと思って、今度は適当に「今から帰宅して、筋トレします!ヽ(`Д´)ノ」なんて打ってみれば、スムースに送信できたから、「そうか!Σ(゚д゚)」と。この世に“天の意志”というものがあるのなら、今の僕に雄々しくあれと言っているのだ。アメーバの占いをチェックしてみれば<さそり座>は1位になっているし(全然雄々しくない行動)、とにかく前向きに考えてみよう。
占いでは1位だったのです。
1年間温めてきたプランでは、「微妙な特典トップ5」と「グッときた特典トップ5」と、ランキングを2回実施して、その後は好みの特典を適当に紹介していけば時間が埋まるだろう…って感じだったんですが、さらに「どんな特典があるのか」を紹介していこうと。で、帰宅したら、しまっておいた前売り特典をザザーッとベッドの上に出してから、トートバック(これも特典)にカテゴリごとに分けて入れていきましてね。作業は約1時間ほどで終わったので、即座に筋トレを開始。睡眠不足なれど集中しながらやったので、体調不良ながらも「気分上々↑↑」であり、午前8時少し前、意気揚々と家を出て、赤坂のTBSラジオに向かったというね。
朝の赤坂サカスを貼っておきますよ。
ってな感じで、「タマフル24時間ラジオ2017」に出たんですが、完敗でした… ('A`) いや、序盤は我ながら頑張ったと思うんですよ。ただ、スタートから25分が経過して、小物系を紹介しているあたりから、頭が混乱してきてしまった…ということで、その原因は3つ!m9`Д´) ビシッ 1つ目は、特典を持ってきすぎたこと。ついつい調子に乗ってトートバッグに入れてしまって、TBSに持ってきた特典の数は200個以上。そんなの全部紹介できるワケがないのに、準備段階で全然気付いてなかったの… (ノω・、) アタシッテホントバカ
持っていった特典。トートバッグ1つ1つに7〜30個の特典を入れてました…。
2つ目は、宇多丸師匠が予想より食いついてきたこと。これは僕のシミュレーションが雑だったせいなんですが、「ブレードランナー2046」の前売り券の時点でスゲー褒めてくれてビックリしたし、ポストカードの時とかも結構丁寧にコメントしてくれまして。なんかね、最初は「ちょっと紹介してすぐ次に行く」みたいなプランだったのに、とても楽しくなって、組み立てが飛んでしまったのです。ただ、小物系を紹介している時にようやく「あれ、このペースじゃ時間内に終わらないじゃん!Σ(゚д゚;)」と気付いて、かなりオロオロしてしまったというね… (ノω・、) ドウスレバ...
スタートの時点ではテキパキ進行する予定だったのになぁ。
3つ目は、物理的に苦しかった。所詮は素人ということで、トークスキルの低さには定評がある僕ですよ(苦笑)、せめて見た目は大事にしようと思って、今回は「ムービーウォッチメン」の課題映画「スパイダーマン:ホームカミング」に合わせて、急遽、黒のスパイダーマンのラッシュガードを購入したんですが…。大きめのUSサイズかと思ってXLにしたら、ちょっと小さめであり、さらに筋トレをしてきたことでテンションは上がっていても筋肉自体は弱っていたのもあって、シャツに体を締め付けられて地味に苦しかったのです。で、小物系紹介のところで心が折れかけた時、体の苦しさも一気に襲ってきて、ダウナーな心境に陥ったのでした… (ノω・、) ワタシマケマシタワ
ということで、9時38分ごろの僕のテンションの下がりようはハンパじゃなかったというね。
ただ、運が良かったのは、その直後、告知のためにフリーアナウンサーの北村まあささんが乱入してきたこと。あれはマジで助かりました。そりゃあ、我が人生において「女子アナ」なる種族が「半径1メートル以内に座る&腕をつまんでくる」なんてことは始めてだったから、スゲー緊張したけど(そして匂いを嗅ごうと思ったら、マスクを被ってて無理だった)、これからどうするか考える余裕ができた。で、その後は何とかテンションを戻して頑張れましたが、危うく放送事故になるところだったなぁと。結局は単なる素人なのだから、ちゃんと事前準備をせねばと、心底思い知らされた次第。
北村まあささんが乱入した時、緊張しながらもホッとしたりしてね。
なんとなく偉そうな範馬刃牙を貼っておきますね。
ううむ、ダラダラと書いてきましたが、今回は危なかったです… (`Δ´;) ヌゥ 放送終了後、仕事に戻ってみればm心身ともにダメージが残っていてかなりキツかったけれども、良い経験になったのも確か。出演した場面を観直してみれば、我ながら殺したくもなりますが(苦笑)、放送中やツイッターで応援コメントをくれたり、番組にメールを送ってくれた方々には、本当に感謝しております。何かの機会でお会いできたら、お酒の一杯ぐらいは奢りますよ。あと、もし明日開催の「タマフル&トップ5&生活は踊るオフ会」に来る方でスパイダーマンのラッシュガードがほしい方がいましたらあげますので、声をかけてくださいな。何はともあれ、とても大切な「最後のヴァン・ダム特集」で出演する時はこうならないよう、胸の奥で火種をまた静かに燃やし続けようと思います。
応援コメントくれた方々、ありがとうございました!
そう言えば、現場でたわわちゃんから寺嶋由芙さんのCDを2枚もらったことも書き残しておきましょう。
最後に、僕がリクエストした「Still Changing」を貼っておきますね↓
おしまい m(_ _ )m カンシャ!
リベンジ・リスト(ネタバレ)
リベンジ・リスト
原題:I Am Wrath
2016/アメリカ 上映時間91分
監督:チャック・ラッセル
製作:マイケル・メンデルソーン、ロバート・カーライナー
製作総指揮:リシャール・リオンダ・デル・カストロ、パトリシア・エバリー、ビル・ブロミリー、ネス・サバン、シャナン・ベッカー、リチャード・サルバトーレ、ニック・バレロンガ、イバン・ゴーティエ
原案:イバン・ゴーティエ
脚本:ポール・スローン
撮影:アンジェイ・セクラ
美術:ダニエル・B・クランシー
衣装:マンディ・ポーリーン
編集:グレッグ・ダウリア
音楽:ハイム・メイザー
出演:ジョン・トラボルタ、クリストファー・メローニ、アマンダ・シュル、サム・トラメル、パトリック・セント・エスプリト、レベッカ・デモーネイ、アサンテ・ジョーンズ、ポール・スローン、ルイス・ダ・シルバ・Jr.、ジョーダン・ウェーレン、ジェイデン・ブレイク・コクラン、キャロライン・ケイン、フォルテ・シャノン
パンフレット:なし
(あらすじ)
数々の殺しを請け負ってきた過去を持つ特殊部隊の元工作員で、現在は車の修理工として働くスタンリー・ヒル(ジョン・トラボルタ)は、ある日、目の前で強盗に妻を殺害される。容疑者は逮捕されるが、裏社会とのつながりを持つ悪徳警官により釈放され、事件は闇へと葬られてしまう。妻を守れなかった無力さ、そして理不尽な社会への怒りから、スタンリーは封印していた過去の殺人テクニックを駆使し、復讐の鬼と化す。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
「復讐して、何が悪い。」のキャッチコピーにギュッとハートを掴まれましてね…(しみじみ)。仕事がひと段落したのもあって、公開の翌週にシネマート新宿で観てきました。楽しかったです (^ε^) スキヨ
シネマート新宿の月曜メンズデーを利用して観た記憶。
スタンプラリーを捺してもらったら、ソフトドリンクがもらえました。ありがたいですな。
ちなみにこんなコラボもやっていた様子。「ドッグ・イート・ドッグ」、観れば良かった… (´・ω・`)
映画は予告編の通りと見せかけて、少し捻っているけれども、結局は何度も観た話…ってな調子。主人公の自動車修理工スタンリー・ヒルは、ある日、奥さんのビビアン(レベッカ・デモーネイ)が強盗(ルイス・ダ・シルバ・Jr.)に殺されちゃいまして。「仕方ないネー (´・ω・`) ションボリ」と海より深く落ち込んでいたら、ギブソン刑事(サム・トラメル)が捜査してくれないどころか犯人を釈放しちゃったので超激怒! スタンリーは元特殊工作員だったので(a.k.a.舐めてた自動車修理工、実は殺人マシンでした映画 by ギンティ小林)、昔の相棒デニス(クリストファー・メローニ)と組んで、オレ流捜査をスタートさせたら、「ビビアンの仕事のせいで不利益を被りそうだったメザーブ州知事(パトリック・セント・エスプリト)が黒幕だった」ことが発覚したので、めでたく皆殺し!m9`Д´) ビシッ スタンリーも警察に撃たれて病院に拘束されるも、デニスが助けてくれたので、遠方から1人娘のアビー(アマンダ・シュル)宛に「人を殺したりもしたけれど、私は元気です(o^-')b マタネ!」的な手紙を送って、終わってたんじゃないかな、たぶん。
愛妻が殺されてションボリしていたスタンリーでしたが…。
ムカつく奴がムカつく理由で釈放されてムカつくウィンクをしたので超ムカつきまして。
隠しといた武器を取り出して、復讐まっしぐらなのでした〜。
なんて言うんですかね、ナッツぎっしりで確かな満足を得られるだろうと思ってスニッカーズを食べたら、確かに満足した…という印象(なにこの例え)。アクションは、“舐めてた愛犬家、実は殺人マシンでした映画”「ジョン・ウィック」
などで素晴らしい仕事を披露した「87イレブン・デザイン」なのでちゃんとしているし、ジョン・トラボルタはカッコ良いし、悪役もしっかりムカつく顔だし、聖書の引用「I am WRATH(我こそは怒りなり)」の入れ墨を背中に彫ってもらうシーンは笑ったし、相棒デニスを演じたクリストファー・メローニとの掛け合いも楽しいし、デニスの床屋の地下が武器庫&射撃場になってる設定も面白かったし。ラスト、悪党どもが全員死んだ上に、主人公が逃亡してハッピーエンドというのも、なかなか溜飲が下がって良かったです。
「元・特殊工作員が入れ墨を入れてた」ワケではなく、「情報を得るために入れ墨してみた」ってのは新しい気がします。
デニスの床屋シーンの公式動画を貼っておきますね↓
でも、物足りない部分もあって。正直、全体的にヌルめというか。主人公の自警行為にスムースに力を貸してくれる友人がいたというのは良いとしても、「殺害現場を見られる→デニスの床屋が突き止められてしまう」から、「ああっ、デニスは殺されてしまうんだな… (ノω・、)」とフライング涙を流していたら、そうでもないから拍子抜けしたというか。ラストも「いくら復讐とは言え、あれだけ人を殺したのだから、切ない終わり方なのだろう (´・ω・`)」とフライングセンチメンタルになっていたら、そうでもなかったし…。なんて言うんですかね、主人公たちに物語展開が有利に転がりすぎて、コク不足に感じたんですよね。ラスボスの権力者が大して強くないので、ラストバトルがあまり盛り上がらないのもマイナスに感じました。
相棒デニス、嫌いじゃないけど、“便利すぎる登場人物”に感じましたよ。
あと、家庭を持つ娘がいるのにその安全を確保しないあたりもイラッとしたんですけれども。とりあえずジョン・トラボルタの怒り顔アクションが楽しめて、鑑賞後はノーストレスだったので、なんとなく「まぁ、いっか (^ε^) スキヨ」という着地。非常に午後ローウケしそうな作品というか、この手のB級アクションがお好きな方なら、観て損はしないんじゃないかしらん。
デジタル盤のサントラがありましたよ。
チャック・ラッセル監督作で一番好きなのはこれですかね。今、観たらどうなんだろ。
ジョン・トラボルタ×ニコラス・ケイジ主演、ジョン・ウー監督作。最高なのです。
HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY(ネタバレ)
HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY
2017/日本 上映時間124分
監督:久保茂昭、中茎強
企画プロデュース:EXILE HIRO
脚本:平沼紀久、渡辺啓、福田昌平、上條大輔、Team HI-AX
アクション監督:大内貴仁
出演:岩田剛典、鈴木伸之、町田啓太、山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹、八木将康、岩谷翔吾、山本彰吾、黒木啓司、遠藤雄弥、稲葉友、栁俊太郎、鬼龍院翔、喜矢武豊、歌広場淳、樽美酒研二、廣瀬智紀、松田凌、西川俊介、西村一輝、山田裕貴、鈴木貴之、一ノ瀬ワタル、鈴木昂秀、龍、前田公輝、青木健、清原翔、陳内将、窪田正孝、佐野玲於、ZEN、永瀬匡、佐野岳、林遣都、阿部亮平、小澤雄太、水野勝、田中俊介、守屋光治、井沢勇貴、小島藤子、工藤綾乃、楓、佐藤晴美、山口乃々華、城戸愛莉、中村蒼、秋山真太郎、武田航平、ELLY、大屋夏南、野替愁平、白濱亜嵐、ANARCHY、NAOTO、関口メンディー、LIKIYA、祐真キキ、TAKAHIRO、登坂広臣、斎藤工、AKIRA、青柳翔、高谷裕之、岡見勇信、井浦新、津川雅彦、岩城滉一、岸谷五朗、加藤雅也、笹野高史、高嶋政宏、木下ほうか、中村達也、早乙女太一、小林直己、武田幸三、黒石高大、夕輝壽太、尚玄、橘ケンチ、小野塚勇人、白石朋也、荒木秀行、渡邉紘平、岩永ジョーイ、中谷太郎、JAY、武尊、城戸康裕、天野浩成、藤井萩花、藤井夏恋、坂東希、池上幸平、中井ノエミ、葉加瀬マイ、長谷川初範、渡辺裕之、矢島健一、堀部圭亮、斎藤洋介、鈴木梨央、YOU、飯島直子、豊原功補、小泉今日子
パンフレット:★★☆(1000円/作りはしっかりしてるけど、もう少し内容を濃くしても良いような)
(あらすじ)
拮抗する5つのチームの頭文字から「SWORD地区」と呼ばれているそのエリアは、湾岸連合軍との苦しい戦いに勝利し、穏やかな時間を取り戻していた。そこに暴君・林蘭丸率いる悪名高いスカウト集団「DOUBT」、王者・ジェシーを筆頭とする武闘派集団「プリズンギャング」が突如現れ、恐怖によるSWORD支配を目論む。さらに、カジノ建設を視野に、権力と癒着する反社会組織「九龍グループ」と、その陰謀を暴こうとする琥珀、九十九、雨宮兄弟の激闘も絡み、SWORD地区は未曾有の緊張状態へと突入する。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
95点
僕的に「HiGH&LOW」シリーズは、「HiGH&LOW THE MOVIE」を2回観に行くほど好きではあるものの、スピンオフの「THE RED RAIN」の出来がアレだったので(ゼロレンジコンバットシーンは大好きですが)、もちろん観に行く予定ではありながらも、正直、あまり期待していなかった…なんて微妙な心境でしてね。で、愛聴するラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画になったので、いそいそと新宿ピカデリーで観てきました。夢のような映画でしたYO!(*゚∀゚)=3 ムッハー
2番スクリーン、7割ぐらい埋まってたような気がします。
これまでのあらすじについては、こちらの動画を観ていただくとして(手抜き)。若干のウソを交えながらお話を雑に書いておくと、山王連合会のコブラが「SWORD地区を守るために協定を結ぼうYO!(o^-')b ドウ?」と提案するも、なんとなく物別れに。特にWhite RascalsのROCKYは「頼りません、立てるうちは!(`・ω・´) キリッ」がモットーの男であり、因縁があった極悪スカウト組織DOUBTのボス・林蘭丸が刑務所から出所したことで、他のチームを巻き込むことを懸念していたというね。
DOUBTの創設者・林蘭丸は、勝つためには凶器攻撃も厭わない狂犬タイプ。
SWORDを巻き込みたくないROCKYは、White Rascalsのみで立ち向かうんですが…。
別の場所では、「THE RED RAIN」でゲットした「ヤクザ組織・九龍グループが一網打尽になっちゃうデータが入ったUSBメモリ」を巡って、雨宮兄弟&琥珀&九十九がターミネーター若頭・九鬼源治とバトルを繰り広げてまして。で、データがネットに拡散→九龍グループ総帥・九世龍心が逮捕されたところで、White RascalsとDOUBTの決戦が始まりましてね。DOUBTが“監獄最強の男”ジェシーが率いるプリズンギャングを雇っていたのもあって、White Rascalsは壊滅状態に追い込まれて…というところで、山王連合会や鬼邪高校、RUDE BOYS、達磨一家が駆けつけてくれるというありがちだけど大好物な展開に (´∀`=) オイシー
雨宮兄弟と琥珀、九十九たちがUSBの中身を全世界に公開して、九龍グループが窮地に追い込まれた裏では…。
DOUBTとWhite Rascalsの決戦がスタート!
DOUBTの方が数が多い&プリズンギャングの参戦もあって、勝ち目がないと思っていたところ!
コブラたちが助けにきてくれたのです。SWORD協定、成立だッ!ヽ(`Д´)人(`Д´)ノ ウォォォォッ!
DOUBT側にもマイティウォーリアーズが加勢して混戦状態が加速するも、ROCKYが「友情のバンダナパンチ」で蘭丸を倒して、めでたしめでたし…と思いきや! 九龍グループ・善信会の善信吉龍が登場。蘭丸を足蹴にしながら、「服従するか、滅ぶか、選べ!(`∀´)」みたいな感じで高圧的に脅してきましてね。会場には「やっぱりヤクザにはかなわないよう… (´Д`;) コワイ...」とか「レコード大賞のために1億円払わなくちゃならないなんて… (ノω・、) クヤシイ」といったムードがムンムン漂っていたんですが、コブラったら「This is Sparta! (`Δ´)」とナイスな前蹴りをかまして宣戦布告するからビックリですよ。ただ、本気になったペルシア軍の前にはかなわず、スパルタが滅ぼされる中、九世龍心は不起訴となり、雨宮広斗が狙撃されて映画は終わるのでしたーー(一部、「300」が混濁した文章)。
善信吉龍がネチネチとプレッシャーをかけてくるんですが…。
コブラったら、ペルシアの使者を前蹴りで突き落としちゃうから口がアングリ。
報復により、SWORD地区はこんな地獄絵図に…って、「地獄甲子園」も混ざっちゃった!Σ(゚д゚;) ワザトラシイ
もうね、好きなところまみれなんですが、まずはアクションが素晴らしかった。印象的には、「HiGH&LOW THE MOVIE」と「THE RED RAIN」
の良いとこ取りをしていて、無名街でのパルクールから始まって、いつもの格闘アクションだけでなく、バイク&カーアクションまで入れた贅沢仕様。ハッキリ言って、USB争奪戦のあたりは「そもそもなんでこんな状況になっているの!? Σ(゚д゚;)」という疑問が浮かんだりはしたんですが(汗)、ストーリー的にはまったく必要がなさそうなド派手なカークラッシュなど、とにかくサービス精神旺盛な姿勢にグッときた。アクションだけで映画代の元が取れたと思ったり。
バイクから三角飛びっぽくワゴン車に飛び乗ったりと、「さりげなくスゴいシーン」が目白押し。
しかも、「よくわからないけど勢いがあってカッコイイシーン」も連発されるから満腹ですよ(微笑)。
ちなみに本作のベストアクションはジェシーvsコブラだと思っております。
それに加えてスゴいのが新キャラたち。「映画秘宝」でロマン優光さんが書かれていて非常に納得したんですが、これだけ登場人物が多いのにキャラが被っていない上に魅力的なんですよね〜。僕的には、蘭丸の登場によって、今までは単なる「悪の戦闘員配給係」ぐらいの微妙なイメージだったDOUBTが活きた組織に見えたし、ジェシーがICEと仲間だったことで、マイティウォリアーズの方も世界観が広がったのも良かったなぁと。ただ、一番好きだったのが、関口メンディーさん演じる“子ども好きの巨漢”フォーで、子どもをさらおうとした奴を撲殺して刑務所へ入ったというバックボーンが超ストライク。ただ、優しい巨漢=オーバーオール着用というベタな衣装センスは、さすがにどうかと思いましたよ。
ジェシー、懸垂しながら登場というあたりが「わかってる」感じ。
ターミネーター級の不死身さ&無表情が最高すぎる源治。もしかすると本当にサイボーグの可能性も…?(勝手なデマ)
ただ、最も僕好みだったのがフォー。というか、ハイローの世界って子どもをさらう奴が多すぎないですかね。
とは言え、率直なところ、どうかと思うところがなくはないんです。いや、例えば「村山 vs 日向」を省略した演出とか、良い部分にだけ目を向けたいんですが…。「再開発すると地元が活性化するから、九龍グループを潰さない方が良いのでは」と考える仲間とコブラが対立するくだりとか、本作で扱うには収拾が付かないテーマに見えちゃって。なんて言うんですかね、「いやいや、そういうことを言い出したら、そもそも無名街の存在ってさぁ… (`Δ´;)」って、脳内がグラグラしてくるというか。正直、そこら辺は「ファンタジーなので (´∀`;) エヘヘ」ってことで気にしなくて良かったのではないか。
このバトル、流れも見せ方も良かったですな。
ただ、この問題提起は必要ないと思うんですよね…。
あと、USB争奪戦、アクションは非常に面白かったものの、ごめんなさい、「さっさとデータをアップすれば」的なツッコミが腐るほどできる展開じゃないですか。もうね、それがノイズになって心から乗れなかったし、あのパソコンのエンターキーを押すくだり、さすがにバカバカしかったです。その他、「ROCKYはステッキ武術”バリツ”の使い手であってほしかった」とか「クライマックスの乱戦で、フォーがノボルと互角なのはまったく納得いかなかったし、だったらノボルにもう少し説得力のある“彼ならではのアクション”を振り付けてほしかった」とか「ヤマトvsブラウン(岩永ジョーイ)はもっとしっかり見せてほしかった」とか「『あいつらが喧嘩するのは間違ってるが、喧嘩しようとする気持ちは間違ってない』という台詞、琥珀さんの迫力で良いことを言ってるように聞こえるけど、よく考えると釈然としない…」とか「最近はすっかり『エグゼイド』の九条貴利矢のイメージだったので、キリンジを小野塚勇人さんが演じてることに今さら気付いてショック!」とかとかとか。
このUSBの奪い合い、少しだけ「ひるね姫」のタブレット争奪戦を思い出しました。
って、これらの文句は些末なこと。何が最高だったかって、クライマックスの畳みかけですよ。ROCKYと蘭丸の決着がついたと思ったら、いきなり岸谷五朗さん演じるヤクザ・善信吉龍が現れて、イヤ〜な感じのプレッシャーをかけてきまして。コブラ役の岩田剛典さんの演技も良くて、観客も「これは長いものに巻かれた方が良いよなぁ… (´Д`;)」的な気持ちになったところにナイスな前蹴りを炸裂させるから、超気持ちイイ!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ ところが、九龍グループの報復もまた凄まじくて、やられた人たちが街で吊されたりするという「カルテル・ランド」のマイルド版みたいな演出がバンバン流れるから、「ヤクザ、怖い!(°д°;) ヒィィ!」と。ハッキリ言って、こんな絶望的なムードで続編へ続くエンドクレジットは初めてだけど、そもそもこんな大金をかけた「不良とヤクザが全面戦争するアクションファンタジー邦画」自体が前代未聞なワケで、もう夢のよう。早く11月にならないかなぁと心から思った次第。
九龍グループの新キャラたちも100点の人選でしてね…(しみじみ)。
ラストは不起訴になった九世龍心がSWORDの抹殺を命令したりして。
僕的にはマウント斗羽のような気持ちになったりもしたというね(なんだこれ)。
鑑賞後、①と②のようなツイートを投下するほどテンションが上がっちゃって、本作は間違いなくもう一度観に行くし、続編の「HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION」も楽しみすぎて死にそうなんですが、たぶん妄想している今が一番楽しいような気もする…という失礼な文章。ヤクザに追い込まれたSWORDはどうなるのか、広斗は大丈夫なのか、琥珀さんと九十九が海外に行った伏線がどう回収されるのか、DOUBTやマイティウォリアーズ、プリズンギャングも共闘するのかなどなど、スゲー気になっております。
僕は3でスモーキーが死にそうな気がして心配なのです… (´Д`;) アァン
おしまい。
テレビシリーズのシーズン1。1話30分×全10話なので、結構見やすいですぞ。
シーズン2の後から繋がる映画版。僕の感想はこんな感じ。
雨宮兄弟が主役のスピンオフ。僕の感想はこんな感じ。
2017年9月公開で観たいと思っている映画の覚え書き
毎月の恒例として、僕が2017年9月公開で観たいと思っている映画を貼っておきますね↓
※①などの番号付きは「絶対に観る」、○は「一応観たい」、△は「興味ある~」って感じです。
9/2
新感染 ファイナル・エクスプレス ①
スキップ・トレース ②
DARK STAR/H・R・ギーガーの世界 ○
ザ・ウォール △
禅と骨 △
9/9
散歩する侵略者 ③
三度目の殺人 ④
ダンケルク ⑤
おクジラさま ふたつの正義の物語 ⑥
西遊記2~妖怪の逆襲~ ○
HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話 △
あしたは最高のはじまり △
9/16
エイリアン:コヴェナント ⑦
アフターマス ⑧
オン・ザ・ミルキー・ロード △
汚れたダイヤモンド △
9/23
スイス・アーミー・マン ⑨
オペレーション・クロマイト ○
スクランブル ○
チェイサー ○
スティールパンの惑星 △
わたしたち △
プラネタリウム △
9/30
ソウル・ステーション/パンデミック ⑩
ブラッド・スローン ○
ドリーム ○
ヴェンジェンス △
レゴニンジャゴー ザ・ムービー △
亜人 △
ブルーム・オブ・イエスタディ △
夜間もやってる保育園 △
9月6日には、ジャン=クロード・ヴァン・ダム最新主演作「ファイナル・ブラッド」のDVDがリリースされる…というのは、置いとくとして。9月の注目作といえば、ゾンビ好きの間ではかねてから話題になっていたという“韓国産・最凶ゾンビ映画”「新感染 ファイナル・エクスプレス」は前売り券を購入済み。予備知識は全然入れていないんですけど、コン・ユが「サスペクト 哀しき容疑者」
の時のような戦闘力を発揮してくれたらいいなぁと思っております(叶いそうにない願望)。それと、前日譚を描いたアニメ「ソウル・ステーション/パンデミック」の前売り券も当然ながら買っております ( ̄ー ̄) ニヤッ
9月の映画関係のチケット。タマフル映画祭と映画秘宝まつりにも行く予定だったり。
「新感染 ファイナル・エクスプレス」の予告編↓ 僕はあえて観てなかったり… (´∀`;)
絶対面白いだろうなと思っているのが、黒沢清監督の「散歩する侵略者」ですよ。というのは、僕は2011年に元となったイキウメの舞台版を観ていて、これが最高だったのです。「舞台を活かしたSF」ではありましたが、内容的に黒沢清監督との相性も良さそうだし、超楽しみでございます。同じ邦画枠では、是枝裕和監督の「三度目の殺人」もなかなか良さげで、間違いなく足を運ぶんじゃないかしらん (´∀`) ウフフ それと、日本人監督が「ザ・コーヴ」へのアンサーとして撮ったっぽい「おクジラさま ふたつの正義の物語」も観ておきたいなぁと。某映画みたいに微妙な内容にならないと良いんですが…。
「散歩する侵略者」の予告編↓ 舞台、もう一度観たいなぁ。
その他、「エイリアン:コヴェナント」はもちろん足を運びますけど、また「卵を発見→近づいたらフェイスハガーに襲われちゃった!(°д°;)」的な展開を見せられそうなのがちょっとイヤかも。どうせなら「DARK STAR/H・R・ギーガーの世界」も合わせて観たいものの、仕事の状況を考えると、そんな時間的余裕はない気がします。あと、ジャッキー・チェン最新主演作「スキップ・トレース」は観るのが義務なので前売り券を買ってあるし、アーノルド・シュワルツェネッガーが非アクション作品にチャレンジしたスリラー映画「アフターマス」も、そりゃあ観に行きますがな。
「アフターマス」の予告編↓ 面白いといいですな。
結局、いつも行けない名画座系で気になってるのは、キネカ大森で9/02(土)~9/08(金)の「ゾンビ処刑人」&「ディストピア パンドラの少女」、9/16(土)~9/22(金)の「無限の住人」
&「マグニフィセント・セブン」
、早稲田松竹で9/09(土)~9/15(金)の「イップ・マン 序章」
&「イップ・マン 葉問」
&「イップ・マン 継承」
、新文芸坐で9/18(月)~9/20(水)の「潜入者」
&「ブラッド・ファーザー」
って感じですかね。以上、2017年9月公開で観たいと思っている映画の覚え書きでした。ではでは~。
今日、飲む予定について
僕が果てしなく愚かなんですが、練馬の「か和もっち」、今日はお休みでした…。もし来ようと思っていた方は、本当にごめんなさい!って、まぁ、そんなにいないと思いますがー。何かありましたら、ツイッターのアカウント @kamiyamazまで、ご連絡くださいな。
先週の備忘録(2017/8/22~8/28)
さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いておきますね↓
火曜日、仕事がひと段落
水曜日、仕事を早退して娘と過ごす
木曜日、仕事→「ビニー 信じる男」→「タマフル・トップ5・生活は踊るオフ会」
金曜日、仕事→映画を2本鑑賞
土曜日、休日出勤
日曜日、接待ゴルフ
月曜日、仕事→「か和もっち」で飲もうとして失敗… ('A`)
9月6日、JCVD最新主演作とRHYMESTERの最新アルバム
が発売されますな… (ノω・、) グスン
忙しかった仕事がやっとひと段落しましてね…(しみじみ)。火曜日は19時ぐらいに帰宅して、すぐ寝て。水曜日は、奥さんが飲みに行く予定だったので、会社を早くあがって、娘のマナ子(仮名/6歳)と2人で過ごしたりして。木曜日は、仕事を終えてから「ビニー 信じる男」を観たんですが、上映終了後に取引先から連絡があって、かなりバタバタしたりして。で、その足で「タマフル・トップ5・生活は踊るオフ会」に顔を出したら、わざわざ大坂から来た若者がいたり、前回初参加だった人たちがまた来てたり、久しぶりにノブさんと会えたりと(ニコ生出演の時に着たラッシュガードをあげたら1杯奢ってもらった)、非常に楽しい時間を過ごしましたよ (´∀`) ウフフ
火曜日、なんとなく大久保の「ナスコ フードコート」でチキンビリヤニを食べたら、僕好みの料理でした。
公開終了日だった木曜日、TOHOシネマズシャンテへ。前売り券が使えて良かった…。
夜は「タマフル・トップ5・生活は踊るオフ会」へ。最高でしたよ〜。
金曜日は、仕事をササッと片付けて、「HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY」を鑑賞。その後は横浜に行って所用を済ませてから、シネマ・ジャック&ベティにて、「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を観る→マックを食べたりしてね。土曜日は休日出勤で、日曜日は接待ゴルフ。ゴルフの前にビリヤニが食べたくなって、お店を検索して「パミールマート」というパキスタン料理店に行ったら、この日は残念ながらビリヤニはやってなかったようで。代わりにマトンプラオを頼んだら、これはこれで美味しかった上に、残すのが悪くて無理矢理食べた結果、今までは即ゲロ級に苦手だった干しぶどうが食べられるようになったというね。
「HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY」、かなりスゴかったです。
「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」、主人公のクズっぷりにドン引きでした。
インディカ米のパサパサした食感が結構好きなんですよね。
月曜日は、夕方までに仕事を終えまして。練馬の「か和もっち」で飲むことをブログで告知していたので、18時ごろにお店へ行ってみれば、閉まっていたからビックリ!Σ(゚д゚;) ナンデスト! 2014年の下関事件から何も学んでいなかったというか、お店のFacebookやツイッターをまったくチェックしていなかった僕のミスであり(汗)、とりあえずこんな記事を急遽アップして、「タマフル・トップ5・生活は踊るオフ会」の時に約束したようさんにはツイッターのDMで直接伝えられたんですが…。問題は“連絡先を知らないものの、オフ会でボンヤリと約束した方”がいて、その人が来ちゃったら大変だと思って。一応、20時半ぐらいまでお店の前で待っていようと立番していたら、19時40分ぐらいにその方=シシーさん(「燃えドラ」の影響で空手を始めた人)が来てくれたから、「やったぁ!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ」と。近くの「玄品ふぐ」にて、23時半ぐらいまで映画の話をしまくって楽しく飲んだ次第。
この生ビール、スゲー美味しかったです… (ノω・、)
さて、今週ですが、仕事が徐々に忙しくなってくるので、その準備をしっかりやりつつ、映画は4本観る予定。土曜日は休日出勤だけど、日曜日は久しぶりに家族でどこかに出掛けたいなぁと。そして、来週の9月5日(火)こそ、練馬の「か和もっち」で18時から飲もうと思っているので、お暇な人はぜひ!m9`Д´) ビシッ そして、「か和もっち」では9月9日&10日に感謝祭がおこなわれるので、興味がある人はそちらもぜひ!m9`Д´) ビシッ
最後に今月の推薦曲、Biting Elbowsの「フォー・ザ・キル」を貼っておきますね↓
以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。
2017年7月に観たDVDの覚え書き
もう8月も終わりそうですが(汗)、毎月の恒例として「7月に観たDVD等の感想」(動画サイト含む)を雑にアップしておきますね↓
<1本目>
帝一の國〜学生街の喫茶店〜
(あらすじ)
舞台は、海帝高校の近隣に居を構える、昭和の香り漂う純喫茶。創業以来、海帝高校の生徒たちが数多く通う、知る人ぞ知る隠れ家的名店である。この店の常連客である、東郷菊馬、大鷹弾、氷室ローランド、榊原光明、森園億人の5名が、それぞれ学校トップの座“生徒会長"を目指し、熱く熾烈な【作戦会議】を店内で繰り広げていく。そして喫茶店のマスターは、娘の聖子を玉の輿に乗せるべく、そんな海帝生のエリートから聖子に最も相応しい花婿を探しているのであった。(以上、amazon
本作の予告編がなかったので、「ファンタ」のCMのメイキングを貼っておきますね↓
60点
6月半ばに観た「帝一の國」が面白かったので、このスピンオフも気になってレンタル視聴いたしました。フジテレビオンデマンドやら深夜のフジテレビやらで放送された1話10分程度のオムニバスドラマなんですけど、まぁ、楽しかったです (・∀・) マァマァ 恥ずかしながら原作
<2本目>
ザ・ホスト 美しき侵略者
(あらすじ)
ソウルという知的生命体が地球へ来襲し、次々に人間に寄生。首筋から入り込んで身体も意識も乗っ取るソウルを前に、人類は絶滅の危機にあった。ソウルの手から逃れたわずかばかりの人間は、辺境の地で身を寄せ合うように細々と暮らしていた。メラニー(シアーシャ・ローナン)もまたソウルに見つかり寄生されてしまうが、人間としての意識や記憶が蘇り、一つの身体の中に地球を征服しようとするソウルと絶滅を逃れようとする人間の心が宿る……。(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
60点
「チョコレートドーナツ」を観た時、判事を演じたフランシス・フィッシャーにも溜飲ダウンシステム(RDS)を作動させるため(なんだそれ)、「侵略系SFっぽいし、なんとなく酷い目に遭ってそうだな」と思ってレンタルしてきました。まぁ、嫌いじゃなかったです (・∀・) マァマァ 最近、「メッセージ」のような“超しっかりしたSF映画”を観たのもあって、最初は全編に漂うヤングアダルト臭に苛立ちを覚えたし、そもそも「ソウルは人間に寄生しないと活動できない&素直な性格の個体が多い→こんな生物に人類は負けないのでは?」と思って乗れなかったものの。話が進むにつれて「アタシの体を乗っ取ったソウルのワンダラー(素直な良い子)が別の人を好きになっちゃってどうしよう! (´Д`;し アァン」なんてことで悩むシアーシャ・ローナンが可愛くて許せてきた…どころか、結構楽しくなってきて。最後は、死を覚悟したワンダラーが“他の女性の死体”に移されることで人間になれてめでたしめでたし…って感じでしたよ、確か。
<3本目>
エクスペンダブルズ・ゲーム
(あらすじ)
低視聴率に苦しむケーブルテレビ局。プロデューサーは起死回生の新企画リアリティショーを立ち上げる。それは、腕利きの元軍人たちや格闘技のファイターを集め、生死を賭けた本当のサバイバルゲームを行わせ、それを生中継するというもの。参加者のひとり、イラク帰りの元特殊部隊の男が勝ち進むが、それは製作陣の予想を超えた凄惨な展開の幕開けだった…。(以上、amazon
予告編はこんな感じ↓
40点
僕は「エクスペンダブルズ」
とにかくB級アクション系のビッグネームが次々と出てくるのは豪華に感じるんだけど、プロデューサー役のコスタス・マンディロアと元特殊工作員役のオリヴィエ・グラナー以外は、ちょっと登場しては出てこなくなる…というありがちなパターン。「テレビのリアリティショーが本当の殺し合いに発展する」というストーリーも大好物ではあるんですが、あまりに作りが雑すぎて説得力が1ミリもないし、アクション演出もショボめなので(特に茂みから音をガサゴソ立てまくって襲撃するシーンは萎えた)、なかなか苦痛ではあって。ただ、「あ、ドン・“ザ・ドラゴン”・ウィルソンが出てきた!Σ(゚д゚)」といった楽しみ方はできるので、観たことを後悔するほどではない…って感じですかね。オチを書いておくと、あーだこーだあって暴走した元特殊工作員が特殊部隊に捕らえられるものの、「オレはまだ戦うぜ」的な不穏なムードが流れて、終わってた気がします。
<4本目>
私はゴースト
(あらすじ)
人里離れた一軒家に取り憑いている亡霊エミリー(アンナ・イシダ)は、自分が死んだことに気づかないまま、淡々とした毎日を繰り返していた。そんなある日、彼女の耳にどこからか女性の声が聞こえてくる。シルビアと名乗るその女性は霊媒師で、エミリーを成仏させるためにやって来たのだという。エミリーはシルビアと一緒に、自分がなぜ死んだのか、そしてなぜ成仏できないのかを探ろうとする。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
80点
今年3月に出た三宅隆太監督の著作「これ、なんで劇場公開しなかったんですか?:スクリプトドクターが教える未公開映画の愉しみ方」
で、本作は「誰がエミリーを殺したのか?」という謎解き要素もあって、それは“もう1つの人格”の仕業だったワケですが…。そいつが「全裸&全身白塗り&目の周りが黒い&オッサン」というビジュアル(要は「呪怨」の俊雄くんが成長してパンツを脱いだ感じ)で、しかも包丁を振りかざして迫ってくるから、安上がりのくせにスゲー怖いのも好感が持てました。最後は、霊媒師が“もう1つの人格”にも死んだ時の状況を客観視させることで、エミリーが「大丈夫、私ならきっと成仏できる…私は幽霊…私は幽霊… (´Д`;し」と成仏しそうなムードで終わるんですけど、幽霊という存在について考えさせられる良い映画だなぁと(ちなみに三宅監督が著書
<5本目>
ザ・ディスカバリー

(あらすじ)
科学者トーマス・ハーパー博士(ロバート・レッドフォード)の世紀の発見により、死後の世界が実在することが判明した。現世に絶望した人々は死後の世界に希望を求めるようになり、数百万人もの自殺者が出る。この事態に責任を感じているハーパー博士の息子ウィル(ジェイソン・シーゲル)は、疎遠だった父に会うため故郷の島を訪れる。島へ向かう船内でアイラ(ルーニー・マーラ)という美女と知り合ったウィルは、自殺を図ろうとする彼女を救って博士のもとへ連れて行くが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
75点
今年5月に「メッセージ」を観てから、なんとなく「SFっぽい作品」を観たい欲求が高まっていたところに、「“死後の世界”の存在が科学的に証明された後の世界を描いた映画」がNetflixにあるということを聞きつけて、急遽鑑賞いたしました。「えっ、こういう着地!? Σ(゚д゚;) ソウナノ?」と驚きましたよ。監督はチャーリー・マクダウェルで(父親は実写版「北斗の拳」
なんて言うんですかね、「“死後の世界”が確認される→自殺者が増える」というのはスゲー納得できるんですよ(僕も死にたいと思う)。ただ、それ以外のシミュレーションが中途半端に感じたというか。もっと“死後の世界”の研究が進むだろうし、もっと世界は荒廃するんじゃないかと思っているだけに、描かれるのが「博士とその息子周辺だけ」というのはミニマムに感じて拍子抜けしました。ただ、その“死後の世界”が「大霊界〜死んだらどうなる」
7月に関しては、今さら「山田孝之のカンヌ映画祭」
パターソン(ネタバレ)
<心底どうでも良い前書き>
当ブログをよく読まれる方なら「またこのパターンかよ… ('A`) ウヘェ」と高確率で辟易しそうな文章を書いておきますね。僕は「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(略称:タマフル)」というラジオ番組を愛聴していて、中でも週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」については、毎週課題となった映画を観に行くほど楽しんでいるワケですが、先週のガチャで本作に決まった時は、ごめんなさい、大きな舌打ちが出た (゚⊿゚) チッ 一応、「観たい映画の覚え書き」では△を付けたけどさ、それは前にジム・ジャームッシュ監督作をそこそこ観てたからなんとなく載せただけで、ハッキリ言って、本作への興味はゼロだったんですよね…(ここまでほぼコピペ)。
つーか、ハッキリ言って、できれば宇多丸師匠には僕が前売り券を買った映画や観に行く予定の作品を当ててほしいと心から思ってる。最近だと「スパイダーマン:ホームカミング」とか「HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY」、「ジョン・ウィック チャプター2」あたりは「ありがとう (´∀`=) スキヨ」と感謝した課題作品でして。その逆で「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」に関しては「どうでもいい作品を当てやがって!( ゚д゚)、ペッ」感が強かったなぁと。まぁ、僕の「いっそがっしい!いっそがっしい!( ゚∀゚)o彡゚」問題(「まっくのうち!」コール風に)に関しては、近々あらためて自分自身に向き合いますけど、とにかく暇な時間がない中で、こんな何の興味も湧かない映画を観に行く余裕は精神的にも肉体的にもないザマス、ないザマス!ヽ(`Д´)ノ キィィィィィ!
って、書きながらも、アタシ、わかってる(マッチポンプ感の漂う文章)。近作を挙げるなら、「ありがとう、トニ・エルドマン」や「セールスマン」を観る前のテンションもこんな感じだったけど、どちらもマジで観て良かったものね… (ノω・、) ヨカッタワー とは言え、正直なところ、「SING シング」や「光をくれた人」のような”乗れなかったケース”もあるわけで、果たして本作はどうなのか? ヒヤヒヤドキッチョしながら(44歳の文章)、ヒューマントラストシネマ有楽町に足を運んだのでした。
HTC有楽町は、入り口に永瀬正敏さんのサイン入りポスターが貼ってあったりして。

奥にはこんな展示がありましてね。

記事の切り抜きも大きめだった印象。「パブボード」って呼ぶ…のかな?

「マーヴィンのワンダフル・ティーラテ」なんてオリジナルドリンクが販売されていたので、つい飲んじゃった。甘い!(ストレートな感想)

パンフを買ったら劇中に出てくるマッチがもらえたんですが、必ずもらえるというワケではないみたいなので注意!

ちなみにHTC渋谷の展示はこんな感じで、新宿武蔵野館もなかなか派手だった様子。

パターソン

原題:Paterson
2016/フランス、ドイツ、アメリカ 上映時間118分
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
製作:ジョシュア・アストラカン、カーター・ローガン
製作総指揮:オリバー・ジーモン、ダニエル・バウアー、ロン・ボズマン、ジャン・ラバディ
撮影:フレデリック・エルムス
美術:マーク・フリードバーグ
衣装:キャサリン・ジョージ
編集:アフォンソ・ゴンサウベス
サウンドデザイン:ロバート・へイン
詩:ロン・パジェット
出演:アダム・ドライバー、ゴルシフテ・ファラハニ、バリー・シャバカ・ヘンリー、クリフ・スミス、チャステン・ハーモン、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、永瀬正敏、ネリー
パンフレット:★★★★(800円/コラムが3本とインタビューが入ってて、デザインも素敵。1枚目の透明紙はカーテンのイメージかしらん)
(あらすじ)
ニュージャージー州パターソン。街と同じ名前を持つバス運転手のパターソン(アダム・ドライバー)の1日は朝、隣に眠る妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)にキスをして始まる。いつものように仕事に向かい、決まったルートを走り、フロントガラス越しに通りを眺め、乗客の会話に耳を澄ます。乗務をこなすなか、心に浮かぶ詩を秘密のノートに書きとめていくパターソン。一方、ユニークな感性の持ち主であるローラは、料理やインテリアに日々趣向を凝らしている。帰宅後、パターソンは妻と夕食をとり、愛犬マーヴィンと夜の散歩、いつものバーへ立ち寄り、1杯だけ飲んで帰宅。そしてローラの隣で眠りにつく。そんな一見代わり映えのしない日常。だがパターソンにとってそれは美しさと愛しさに溢れた、かけがえのない日々なのであった……。(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
90点
「うらやましい… (´Д`;)」と思ったり。
僕の心境を代弁する泉宗一郎を貼っておきますね(「餓狼伝」

お話自体は、アメリカ・ニュージャージー州パターソンを舞台に、街と同じ名前のバス運転手パターソンの月曜日から始まる1週間を描いてまして。月曜日にお風呂を焚いて火曜日にお風呂に入るような一風変わった暮らし振りではなくて(不要な文章)、「朝6時半ぐらいまでに起きる→朝食はシリアルを食べる→運転席で詩を“秘密のノート”に書く&同僚の話を聞く→バスを運転する→乗客の話を聞いて笑ったりする→お昼はグレートフォールズを眺めながらお弁当を食べつつ詩を書く→仕事→帰宅→奥さんのその日の話を聞いてから一緒に夕食→愛犬マーヴィンと散歩に行く→馴染みのバーに立ち寄ってビールを一杯飲む→寝る(たまに奥さんとセックス)」ってな調子の地味めなエブリデイなのです。
パターソンを演じたアダム・ドライバー、ホッコリさせるムードを漂わせていて、素敵でしたな。

なんとなくホソナガおじさんが歌う1週間の歌を貼っておきますね↓
通販番組の影響で奥さんがギターを衝動買いしちゃったり、バスが電気系統のトラブルで故障したり、恋人にフラれた友人がオモチャの拳銃で自殺しようとしたので制圧したり…といったイベントが起きたりもするんですが、基本的にパターソンは同じように見える日常の情景を掬い取って、詩にしていきましてね。土曜の夜、マーヴィンが“秘密のノート”をズタズタにしちゃったので落ち込んだりもしたけれど、グレートフォールズの前で出会った日本人の詩人に「白紙のページに可能性が広がることもある ( ´_ゝ`) A-HA?」なんて言われて新しい”秘密のノート”をもらったので立ち直って、また月曜の朝を迎える…ってな調子で終わってましたよね、たぶん。
日本人の詩人を演じた永瀬正敏さん、なにこの人感が良かったです。

日本人の「( ´_ゝ`) A-HA?」を聞いて、安直に連想した曲を貼っておきますね↓
ジム・ジャームッシュ監督については、自分でも意外なんですけど(汗)、たぶん3分の1以上は作品を観てる(劇場で観たのは「リミッツ・オブ・コントロール」
マーヴィンを演じたネリー(♀)は、映画の公開前に亡くなったそうです… (´・ω・`)

なんて言うんですかね、「人生、こんな風に生きられたらいいな」と思いました。普段は「KARATE KILL/カラテ・キル」
不良っぽい若者たちの「ワンジャック」発言を耳にして、即「ジョン・ウィック」

双子が続々出てきた時も「シャイニング」的なことになるかとハラハラしたら、そうでもないというね。

もし劇中でもっとイヤな出来事が起きていたとしても、パターソン自身の世界の受け止め方が変わらない限り、最終的に彼は平穏な心持ちで生きて行けるんじゃないか? そして、多くの人がそうであれば、助け合うことで世界は平穏になるのではないか?(日本の詩人がパターソンを助けたように) ううむ、僕がスゲー感じたのは、世界を肯定的に受け止めるって大事なんじゃないかと。大量に溢れていて「ゴミのようだ (▽∀▽)」と思えたりもする“人間”の命の1つ1つが奇跡的な確率で成り立つ存在だったりするように(by 「WATCHMEN ウォッチメン」
唐突に関係ない話を書きますと、先日、高須クリニックの院長がナチス賛美発言をして問題になってましたけど、不謹慎ながらもスゲー面白かったのは「あれほどの名声と金を持っている人なのに、承認欲求からいまだに逃れられない」ということでして。もちろんお金はとても大事だし、今から僕に無償で5億円くれるという方がいたらぜひお話を伺いたいところですが(@kamiyamazまでDMを!(o^-')b マッテルヨ!)、「お金じゃないんだな」と思って、少しラクになったんですよね(って、単に院長が目立っただけで、実際はお金で十分満足できているお金持ちが多い気もしますがー)。結局、「自分を充足させるのは、自分の心のあり方」でしかなくて、その1つの手段として、本作は詩作を提示していて。それってカッコいいなって素直に思えたし、そう思わせてくれたジム・ジャームッシュ監督のことも前より好きになったし、今、この気持ちで過去作を観直したら、もっと心に刺さるかもしれないな…なんて思ったりした次第。
正直、またこうやって奥さんと一緒のベッドで寝られたら…って、シンミリしたりもしてね。

なんとなく「人生フルーツ」の老夫婦を思い出したりもしましたよ。
あと、僕は「詩を書く」という行為に憧れがあって、そういう部分でもこの映画は大好きでした。パターソンが紡いでいく言葉が彼の筆跡で画面に流れていて、情景も重ねられたりしてとても美しかったし、自分にはない部分だから、うらやましかった。数年前、「ポエトリー アグネスの詩」
スムースに浮かんだ花山薫の画像を貼っておきますね(「バキ」

僕の心境を代弁する阿久津典子の画像を貼っておきますね(「いつかティファニーで朝食を」

そんなワケで、僕は詩を書く繊細さをどうしても持てないし、ブロガーとしても伊藤聡さんとかと比べたら雑魚レベルの文章力だし、どうしようもなくて死にたくなったりするものの、「書きたいことを書くことで、ストレス発散になる上に脳内を整理できる」というメリットがあるのでね、文章を書くのがとても好き…というJI-BU-N-GA-TA-RI!m9`Д´) ビシッ 以上、こんな面倒くさい文章をダラダラダラダラと書かせるぐらいに本作は素敵な良い映画であって、なんかね、よくわからないけど大好きだったしオススメします。おしまい。
劇中でも語られるウィリアム・カーロス ウィリアムズによる詩集。
「ユリイカ」の特集号でございます。
2009年に観たジム・ジャームッシュ監督作。全然覚えてないけど嫌いではなかったような… (´Д`;)
永瀬正敏さんと工藤夕貴さんが出演しているジム・ジャームッシュ監督作。まったく覚えてないYO!ヽ(`Д´)ノ
今日も無理でした… ('A`)
先週の備忘録(2017/8/29~9/4)
火曜日、仕事!
水曜日、仕事→「パターソン」を鑑賞
木曜日、仕事→「スターシップ9」を鑑賞
金曜日、映画を3本鑑賞!
土曜日、朝帰りからの休日出勤→夜は家族と過ごす
日曜日、日中は家族と過ごす→夜は仕事→徹夜!
月曜日、仕事→とても大事な接待→翌火曜日は「か和もっち」が貸し切り営業だったことを知る ('A`)
9月6日、JCVD最新主演作
9月9日、タマフルに出ます!ヽ(`Д´)ノ
先週は、予想外に仕事が忙しくなってしまって。というのは、7月から地道に進めている案件と、そこそこ長くお付き合いしている案件があって、その2つだけ抱えている分には良かったんですが、もう1つ、大きな案件をやることになりましてね。その準備のために他の2つの案件の進行がグダグダになった…って、非常に伝わりにくい文章ですな (´∀`;) スミマセン で、月曜日は仕事の後に接待があって、それもそこそこ上手くいったということで、仕事面では非常に良かった週と言えるでしょう(どことなく偉そうに)。で、「前売り券が使えなくなる or もう劇場で観られなくなる」などの理由により、観なくてはならない作品がいくつかあったため、先週はブログをあまり書かずに映画鑑賞を優先→5本も観たというね。
水曜日、HTC有楽町にて「パターソン」。超良い映画でしたよ。

木曜日にHTC渋谷で観たのは「スターシップ9」。前売り券、ムダにならなくて良かった…。

ちなみに最近はビリヤニにハマッてて、水曜日は茅場町の「ナワブビリヤニハウス」でナワブ特製ビリヤニを食べました。

特に9月1日(金)=映画の日は、会社
映画を見終わったら、今度はJR宇都宮線の熱海行に乗りこんで、神奈川県の平塚へ。約20年振りに「老郷(ラオシャン)」に足を運んだのです。このお店のウリであるタンメンはお酢が利いたかなり独特な味わいのスープで、人によっては「不味い!ヽ(`Д´)ノ」と“怒ったりもする味”のようなんですが(汗)、僕は大好きでしてねぇ…(しみじみ)。「昔、佐藤さん(仮名)と付き合ってたころはよく来たなぁ」なんてセンチな気分に浸りながら、餃子と一緒に3杯も食べちゃったりしてね (〃∇〃) エヘヘ それからは、JR東海道線で国府津に行って、20分ほど歩いて、小田原コロナシネマワールドへ。念願の「映画 山田孝之 3D」を23時20分から観たということで、そりゃあ終電はなくて。鴨宮駅方面にあったデニーズで朝4時まで「パターソン」の感想を書いて過ごして、始発に乗りこむ→7時ごろに帰宅→2時間ほど寝る→出勤。ちょっと体がキツかったけど、とても充実した映画の日でしたヨ (´∀`) ウフフ
ということで、9月1日から翌朝にかけて、簡単なgifにしてみました。

でね、月曜の夜の話。徹夜明けなのに接待でお酒を飲んだ上にスナックでカラオケも付き合ったので、非常に酔っぱらっていたんですが…。ツイッターをチェックしてみたら、かわもっちさんから「明日、うちの店は貸し切りイベントですよ!(´Д`;)」というDMが届いていたから、一気に酔いが醒めた。そもそもは「先々週の月曜日に『か和もっち』で飲む予定だった→その日はお店が休みだったのにチェックしてなかった→いろいろと大変だった」ワケで、それを挽回すべく、先週の「先週の備忘録」(ややこしい)で「来週の9月5日(火)こそ、練馬の『か和もっち』で18時から飲もうと思っているので、お暇な人はぜひ!m9`Д´) ビシッ」なんて告知したのに、また予定を確認していなかったなんて、バカなのか。急いでこんな記事をアップしたものの、相当な自己嫌悪に陥ったというか。もうこういうのは止めようと海より深く反省したのですけれども。
ふと気付いたのです、これは何らかの「サイン」
なんとなくエイス・オブ・ベイスの「The Sign」を貼っておきますね↓
要は、この「か和もっち」での飲みに関しても、3度目の挑戦をすべきなのではないか。ということで、DMでオーナーのかわもっちさんに確認したら、来週の月曜日は大丈夫みたい…って、最初からそうしろよ ( ゚д゚)、 ペッ ということで、今週の予定を書いておくと、仕事でバタバタしながらも、水曜日はJCVD最新主演作
最後に今月の推薦曲、RHYMESTERの「Future Is Born feat. mabanua」を貼っておきますね↓
以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。
「本日、タマフルに出演しますYO!ヽ(`Д´)ノ」というご報告
ヴァン・ダム最新主演作「ファイナル・ブラッド」
ハッキリ言って、2週間ぐらいはこの特集のことばかり考えてきたのでね(苦笑)、今度こそ脳内シュミレーション通りに進むことは間違いなくて。烈海王戦前の範馬刃牙を気取るならば、「勝ったのは俺だ ( ̄ー ̄) ニヤッ」と宣言したいほど。唐突に銀英伝で例えるなら、バーミリオン星域会戦でのラインハルトの戦術をイメージして組み立てており、どの角度から計算しても時間内に収まる予定であって。時計が23時55分を指すころには、今回こそ特集がキッチリ終了しているハズなのです。
僕の心境を代弁する範馬刃牙を貼っておきますね。

もうね、大好きな番組で大好きなアクションスターの話が3回もできるなんて、こんなに恵まれた話はないですよね。僕の44年間はこの日のためにあったんじゃないかと思う。今日こそが僕の人生のピークだから、できれば特集終了と同時に死んでしまいたいと思うけれども、結局は抜け殻のようになってダラダラと生き続けて、妻子には愛想を尽かされて去られてしまい、「海よりもまだ深く」
できれば放送終了と同時にこんな感じで死にたいけど、TBSラジオ的にはスゲー迷惑ですよね(「地獄甲子園」

おしまい (o^-')b キイテネ!
先週の備忘録(2017/9/5~9/11)
火曜日、仕事
水曜日、仕事→「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」を鑑賞
木曜日、仕事→「きらめく拍手の音」を鑑賞
金曜日、仕事→接待
土曜日、実家に帰る→夜はタマフル出演!ヽ(`Д´)ノ
日曜日、家の網戸を掃除
月曜日、仕事→久しぶりの「か和もっち」
9月6日、JCVD最新主演作
先週の火〜金は、精神的にかなりキツかったです。それは、土曜日にタマフルへの出演が決まっていたから。出演自体は非常に光栄で喜ばしいことなんですが、プレッシャーがハンパではなくて。仕事もバタバタしている中、「三度目の出演こそ確実に勝利するために、カツサンドを1日三度食べる」なんて呪術的行為を実践するのも地味に大変だった上に、意外と金がかかっちゃったのが誤算でしてね… (´・ω・`) ションボリ 映画は2本ほど観たけれども、ツイッターで富田望生さんのファンの方にオススメされた「ポエトリーエンジェル」に足を運べなかったのは本当に残念だったし、タマフルのことばかり考えてしまってブログが全然更新できなかったのもガッカリでしたよ。
「ジョジョ」については、映画仲間のノブさんと話し合いたい感じ。

火曜の夜、amazonで注文した「ファイナル・ブラッド」

水曜日、新宿のタワレコで予約した「ダンサブル」

仕事で横浜に行くことが増えて、常連客化しつつあるジャック&ベティ。

月から金までに食べたカツサンド15種のGIFを貼っておきますね。トータルで15000円以上かかっちゃった… (ノω・、) ドウシヨウ

そんなこんなで迎えた土曜日のタマフルについては、こちらの記事を読んでもらうとして。翌日は、午前11時ぐらいに起きて、家の網戸の掃除を始めましてね。15時ぐらいまでに終わったら「か和もっち」のイベントに顔を出そうと思っていたものの、全然終わらず、ずーっと掃除をしてました ('A`) まぁ、そりゃあ大変だったけど、これで奥さんの僕への好感度が20パターソン上がると考えるなら、ラクなものですよ(パターソン=さりげなく優しく接することで得られる評価の単位)。というか、この週は「週半ばに美味しくて高い牛カツサンドを買って帰った=10パターソン」「奥さんの肩を揉んだ=5パターソン」「失敗した餃子を美味しそうに食べたらうれしそうだった=5パターソン」と、かなりパターソンを稼いでおり、この数値が1000に達した時、約7年に渡るセックスレスが解消されるのではないか…と目論んでいるのでした (`∀´) フハハハハハハハ
パターソンを稼ぐたび、心の中で指を1本立てるイモータン・ジョーを貼っておきますね(好感度が下がりそうな文章)。

月曜日は、仕事をガツッと片付けてから、先週告知した通り、練馬の「か和もっち」へ!m9`Д´) ビシッ 普段は「ブログを見て来ました (´∀`)」なんて奇特な方は1〜3人ぐらいなんですが、しかし! なんとこの日は、ばーばらさん&ヴァンダムさん、オカジニアさん、南の島の海苔ギャングさん、きんたま画伯さん、下手の縦好きさん、シシーさんと7人も来てくれた上に、このブログがキッカケで常連になったという中さんや、はちごろうさんもブラリと立ち寄りましてね。すっかりうれしくなって、久しぶりに日本酒をグイグイ飲んだ結果、どーでもいいことをグダグダグダグダと話したような気がするんですが(汗)、来てくれた方々、本当にありがとうございました!ヽ(TДT)ノ ウワァァァァン!
「か和もっち」後、ついラーメンを食べちゃって、オカジニアさんからもらった胃薬を飲んだというね…。

今週の予定を書いておくと、ちくしょう、身を粉にして働かざるを得ないのは仕方ないとして。金曜日は21時からの「RHYMESTER トーク&特典お渡し会」に参加して、日曜日は「タマフル映画祭 inしたコメ」と「映画秘宝まつり」を観た後、兵庫からいらっしゃるタマフルリスナーのペップさんと飲む予定。それ以外の時間は、奥さん&娘が実家に帰省するので、まだ掃除が終わっていない網戸をキレイにしつつ、頑張ってブログを更新するつもりでございます。
最後に今月の推薦曲、RHYMESTERの「Future Is Born feat. mabanua」を貼っておきますね↓
以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。
おじいちゃんはデブゴン(ネタバレ)
おじいちゃんはデブゴン
原題:我的特工爺爺 The Bodyguard
2015/中国、香港 上映時間99分
監督:サモ・ハン
製作:アンディ・ラウ、ビル・コン、チャイ・プイワー、アイビー・ホー、ラウ・イートン
脚本:チアン・チュン
撮影:アンディ・ラム
美術:ピーター・ウォン
編集:クワン・チーリョン
音楽:アラン・ウォン、ジャネット・ユン
主題歌:アンディ・ラウ
アクション監督:サモ・ハン
出演:サモ・ハン、ジャクリーン・チェン、アンディ・ラウ、フォン・ジャーイー、リー・チンチン、チャウ・ユーチェン、ジェームズ・リーガイ、ユン・ピョウ、ユン・ワー、ユン・チウ、ツイ・ハーク、ディーン・セキ、カール・マッカ、フー・ジュン、ウィリアム・フォン、エディ・ポン
パンフレット:★★★(700円/薄めだけど、江戸木純さんのコラムがタメになりました)
(あらすじ)
故郷の村でひとり暮らす66歳の退役軍人ディン(サモ・ハン)。初期の認知症と診断されたディンが唯一心を許していたのが隣に住む少女チュンファ(ジャクリーン・チェン)だった。ギャンブルで中国マフィアから借金を重ねていたチュンファの父レイ(アンディ・ラウ)は、マフィアのボスであるチョイ(フォン・ジャーイー)から借金返済を待つ代わりに、ロシアのマフィアから宝石を奪うという危険な任務を与えられるが、奪った宝石を持ち逃げ。激怒したチョイは娘のチュンファ誘拐を画策するが、その計画をディンが老人とは思えぬカンフーで阻止する。記憶は薄らいでも拳法の腕前は落ちていなかったディンは、マフィアたちを掃討するため立ち上がる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
90点
ううむ、今さら5月27日公開作の感想をアップしますね。正直、この邦題はどうかと思いつつも(嫌いではないけど「燃えよデブゴン」を知らない世代には何が何やらでは)、あのサモ・ハン・キンポーの20年振りの監督主演作であり、“信用できる映画ライター”のギンティ小林さん曰く「舐めてたボケ老人、実は殺人マシンでした」系映画ということだし、「おじいちゃんを怒らせないで!」のキャッチコピーが結構好きだったので、前売り券を購入。6月下旬に新宿武蔵野館で1回、9月1日に小山シネマロブレで1回、観てきました。大満足でしたヨ (´∀`) ウフフ
特製缶バッジがほしかったので、「コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝」と一緒に前売り券を購入。
新宿武蔵野館に記事の切り抜きがあったのはもちろんのこと。
ロビーにはサモ・ハンのスタンディもあったりして。
で、その約2ヵ月後に、やってきたのは栃木県の小山駅西口にある大変そうなロブレビル。
ビルの7階にレトロな雰囲気の小山シネマロブレがあるのです。
映画の日=1100円で観られるにも関わらず、観客は僕を含めて5人でしたよ…。
ちなみに売店でコカ・コーラ プラスを買ったのは、ラーメンを食べすぎてカロリーが気になったからです (〃∇〃) ウフフ
最初にストーリーをザッと書くと、田舎の村で独り暮らしをしている66歳のディンは、中央警衛局にいた元軍人で、近所の少女チュンファ(ジャクリーン・チェン)と釣りに行ったり、大家のポク(リー・チンチン)に色目を使われたりする穏やかな日々を送っていたんですけれども。チュンファの父親のレイ(アンディ・ラウ)がギャンブル狂のクズということで、中国マフィアのボス・チョイ(フォン・ジャーイー)に多額の借金をしてしまって。レイは借金返済のため、ロシアンマフィアから宝石を強奪する仕事を与えられると、見事こなすものの、その宝石を持ち逃げしてしまうのです。
悲しい過去を持つディンは近所の少女チュンファと仲良く過ごしていたんですが…。
父親のレイがマフィアの宝石を持ち逃げしちゃいましてね。
火の粉がチュンファに降りかかってきたので、ディンが彼女を守る…というお馴染みの展開に。
で、あーだこーだあって、レイが殺されてしまい、チュンファも行方不明になってしまったので、ディンは覚悟を決めてマフィアの事務所に殴り込み!ヽ(`Д´)ノ ブッコロス! 要人警護のために培った武術スキルで全員ぶちのめしたところに、ロシアンマフィアの殺し屋もやってきたものの、そいつらも返り討ちにしましてね(微笑)。痛む足を引きずりながらチョイを追い詰めるも、チョイは手下に殺されてしまうからビックリですよ。結局、チュンファの行方はわからないまま、ディンがションボリしていたら、チュンファったら友だちの家に泊まっていたことがわかって、めでたしめでたし。最後は成長したチュンファによる「この人は私のボディガード♪ (^ε^し ウッフン」なんて呑気なナレーションが流れて、終わってた気がします。
フォン・ジャーイー演じるチョイが超憎らしいんですが、この直後、容赦なくビンタされるので、超スッキりす (・∀・) スッキリ
そして大暴れ! ただ、ディンはヒザが悪い&スタミナもないので、意外とハラハラさせられるというね。
最後に流れるアンディ・ラウによる主題歌を貼っておきますね↓
まぁ、ボケ老人版「アジョシ」というか。「主人公が元軍人でスゲー強い」というだけでなく、「過去に自分のせいで孫娘が行方不明になっている」というスーパーヘビーな負い目があるあたりも、似てるなぁと。とは言え、それは本作を責めているのではなくて、むしろ「そういうのが好きだ (´Д`;) ハァハァ」ということであって、まったくのノー問題。つーか、本作は中央警衛局の容赦ない訓練描写からスタートするあたりから最高であり(ニクソン大統領の訪中時にサモ・ハンが映ったりするのも好き)、さらに「敵が二度と立ち向かってこないように、相手の骨を折って砕く」というボディガード要素を強めた殺陣が本当に素晴らしくてね…(しみじみ)。というか、僕が大好きなアクション演出「X-rayバイオレンス」が4回は出てくるので(たぶん)、それだけでも十分美味しゅうございました (´∀`) オイシー
「X-rayバイオレンス」とは、人体破壊描写をレントゲン風に見せる演出のことでございます。
この腕を折るシーンの素晴らしさよ! すべてのアクション映画が採用してくれればいいのになー (・ε・) プー
それとなく僕の気持ちを代弁する宮本武蔵を貼っておきますね(「刃牙道」より)。
いや、気になるところも結構あって。「殺人現場を目撃したものの、ボケてて証言が無効という序盤の展開、別にいらなかったような…」とか「『娘と父は前世の恋人』って気持ち悪いことわざだな」とか「ベッドで寝ていた白人女性がオナラして気付かれる展開」とか「姪の結婚式でご祝儀をあげまくるシーンって必要?」とか「喫茶店で、チュンファの母親&恋人と偶然出会う展開」とか「レイが奥さんと喧嘩するエピローグ、必要?」とか、そういうのはまだ良いとしても。「行方不明だったチュンファが親友メイライの家に泊まりに行っていた」というオチはかなり乱暴じゃないですかね(一応、伏線らしき描写はあったけどさぁ…)。それとクライマックス、「ロシアンマフィアのボスがポク副隊長に逮捕される&中国マフィアの重鎮も逮捕される&チョイを殺した手下2人がエディ・ポンに逮捕される」という展開は、そりゃあ留飲は下がりましたが、恐ろしく強引にも感じましたよ(特にエディ・ポンのくだり)。
ラストのエディ・ポンによる唐突な逮捕シーンにはとにかく驚きましたね…。
ただ、僕的には本作のアクションが大好きだっただけでなく、ドラマ部分もストライクでしてね。終盤、中国マフィアのアジトに単身で殴り込みに行く直前、ディンは大家のポクに電話を借りて、娘のアナムに長距離電話をかけて、留守電に謝罪の言葉を吹き込みまして。そして、自分に恋心を抱くポクに対して孫娘を失って娘に憎まれてしまった過去、認知症で昨夜の夕食すら覚えられない現在を告げて、「こんな人間に優しくされる価値はない」と語る場面は100点の素晴らしさ!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン! 正直、本作のサモ・ハンによるアクションシーンはそれほど多くないんですけど、このポクとの別れからの殴り込み展開が超燃えるので、文句ナシ。もうね、10月に出るBlu-rayは要予約…と言いたいところながらも、9月上旬、カツサンドに15000円以上の金を使ってしまったので、購入は厳しいかもしれないのでした… (ノω・、) キビシイ
娘へ長距離電話をかける場面から、ずっと泣きながら観てましたよ… (iДi) ウェェェェ
その他、適当に好きな部分を書いておくと、「アンディ・ラウ、チンピラ役も意外と似合うね」とか「階段を下りるアクションが良かった!」とか「走っている車からチンピラを叩き出すシーンが愉快」とか「サモ・ハンとチュンファの触れ合い描写、そりゃあスゲー泣いた」とか「カメオ出演がムダに多いけど、ツイ・ハークたちは可愛いし、ユン・ピョウが観られて良かった」とか「両脚がないギャグはさすが香港… (`Δ´;) ヌゥ」とか「チョイへのビンタ3連発、スッとしました」とか「五輪砕きの体勢→ペティグリー→X-rayバイオレンス→やったぁ!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!」とか「ロシアンマフィアのボスとのカーチェイスが意外と本格的でビビッた」とか「さりげなくドアの鍵穴に針金が刺さっていたりする細かさは偉い」とかとかとか。
レイがロシアンマフィアから逃げる時の階段飛び降りアクション、良かったです。
何はともあれ、「なにこの描写 (゚Д゚)」みたいな部分もあるんですが(汗)、とにかくサモ・ハンの演技は見事だし、アクションも最高だし、X-rayバイオレンスもふんだんに観られるということで、大満足でした (´∀`) ウフフ 往復4000円以上使って小山の映画館で2回目を観たことを1ミリも後悔していないほどなのです。なんかね、今までサモ・ハンのことを軽んじていたというか、主演作や監督作をあらためてチェックしたくなりましたよ。香港のアクション映画に抵抗がない人はぜひ観てみてくださいな。
10月4日にはBlu-rayが出るということで、買いたいけどお金が…。
サモ・ハン監督×ジャッキー・チェン主演作。この映画のサモ・ハンも不憫なんだよなぁ。
パンフで取り上げられていて気になった映画。つーか、サモ・ハン主演作って全然観てなかったり。
一応、連想した韓国映画を貼っておきますね。僕の感想はこんな感じ。
この号はサモ・ハンの記事が充実してて、オススメですゾ (o^-')b オススメ!
怪物はささやく(ネタバレ)

原題:A Monster Calls
2016/アメリカ、スペイン 上映時間109分
監督:J・A・バヨナ
製作:ベレン・アティエンサ
製作総指揮:パトリック・ネス、ビル・ポーラッド、ジェフ・スコール、ミッチ・ホーウィッツ、ジョナサン・キング、パトリック・ワックスバーガー、エンリケ・ロペス・ラビニュ、ジスラン・バロワ、アルバロ・アウグスティン
原作・脚本:パトリック・ネス
撮影:オスカル・ファウラ
美術:エウヘニオ・カバレロ
編集:ベルナ・ビラプラーナ、ジャウマ・マルティ
音楽:フェルナンド・ベラスケス
出演:ルイス・マクドゥーガル、フェリシティ・ジョーンズ、シガニー・ウィーバー、トビー・ケベル、リーアム・ニーソン
パンフレット:★★★★(720円/コラム4本と意外と情報量多めだし、ストーリーの見せ方が好き)
(あらすじ)
裏窓から教会の墓地が見える家で難病の母と暮らしている少年コナー(ルイス・マクドゥーガル)。ある晩、彼の前に怪物(リーアム・ニーソン)が現われ、これから3つの「真実の物語」を語ること、そして4つ目の物語をコナー自身が語るよう告げる。しかもその内容は、コナーが隠している「真実」でなければならないという。嫌がるコナーをよそに、怪物は夜ごと現われては物語を語りはじめる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
80点
※本作に関しては、映画評論家の町山智浩さんの解説(216円)が本当にわかりやすいので、ぜひ聴いて!
4月から「ミニシアター共通スタンプラリー」というキャンペーンがおこなわれていまして。こんなの楽勝だと思っていたら仕事が忙しくて、5月頭に「イップマン 継承」を観てから、ずっと関連劇場に行けなくて。しかも、「ユーロスペースで『武曲 MUKOKU』を観た→同劇場はスタンプラリーに参加してなかった」とか「シネマカリテで『ジェーン・ドウの解剖』を観た→ネットで購入したからダメだった」とか、2度も失敗していて、いつの間にかキャンペーン終了1日前の6月29日になっていたのです。
とは言え、横浜のシネマ・ジャック&ベティで「作家、本当のJ.T.リロイ」、シネマート新宿で「リベンジ・リスト」を観て、スタンプ5つ中3つ埋まっていたということで! 6月30日は家族サービスデーだったため、「29日中に何とかスタンプラリーを完遂せねば!(`Δ´;)」と思った僕は、「絶対観る」とまでは思っていなかったものの、気になっていた本作と「マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白」を鑑賞することにしましてね。先にイメージフォーラムで「マダム・ベー」のチケットを購入してから、渋谷シネパレスに移動して、やっとスタンプラリーを完遂したのに、結局はムダにしてしまった…というのは別のお話。何はともあれ、ウロ覚えながらにこの作品の感想を書くと、とても良い映画でした… (ノω・、) グスン
渋谷シネパレス、木曜日はメンズデー=1000円で観られるのです ( ̄ー ̄) ニヤッ

まだ「マダム・ベー」は観てないものの、スタンプラリーを完遂! 上機嫌になったので…。

奮発してチリドッグとコーラを買ってしまったんですけれども。

なんとチリドッグをワイシャツに落としてしまうという失態! 死にたい… ('A`)

「そんな話だったっけ…? (・ω・;) ウーン」と疑問視されるほど乱暴にあらすじを書いておくと、母親(フェリシティ・ジョーンズ)が重病で即死亡しそうなので、夜ごと母を救えない悪夢を見てしまうコナー少年(ルイス・マクドゥーガル)のもとに、12時7分になるとトレントっぽい“イチイの木の怪物”(リーアム・ニーソン)が現れるようになりまして。別の家庭を築いた父親(トビー・ケベル)が役立たずだったり、祖母がシガニー・ウィーバーだったりする中、怪物ったら「オレが<3つの物語>を語ったら、最後はお前が<真実>を語るのだッ!m9`Д´) ビシッ」なんて要求をしてくるのです。
コナーは母親が大好きなんですけど、母親は重病でして。

崖から落ちる母を救えない夢を見たりしてね (´・ω・`) カワイソウ

学校ではいじめられちゃうし…。

祖母はシガニー・ウィーバーだったりと、踏んだり蹴ったりなエブリデイ(どことなく失礼な文章)。

そんな彼のもとに、怪物が現れるようになる…という不思議な話。

で、怪物が語る物語は「王妃が悪い魔女かと思ったらそんなことなくて、彼女を罠にはめて殺した王子はクソ野郎だけど、立派な王様になりますた (・∀・) ニヤニヤ」とか「非科学的な薬を作る調合師を否定していた牧師が、自分の娘が病気になったので、調合師にすがってみたら助けてくれなくて、娘は死にました ┐(´ー`)┌ ザンネーン」とか「透明人間、現る現る〜 ♪ (´∀`し(´∀`し ショック!」といった身もフタもないものばかりでして。それらの話に影響を受けたコナーったら、父親に「一緒に暮らしたい」と言ってみたり、暴力衝動に身を任せて祖母の大事な部屋を破壊したり、「見えっこねぇ!(`∀´) You Can't See Me!」と意地悪なことを言うイジメっ子をマウントパンチで血祭りにあげたりするというね。
怪物が語る物語は、アニメで表現されたりと、なかなか凝ってました。

そんな中、母親は死のカウントダウンが始まっていて、コナーが「なんでママを助けてくれないんだYO!ヽ(TДT)ノ」と怪物を罵ると、「お前の真実を話すのだッ!m9`Д´) ビシッ」と逆に要求されてしまって。その真実とは、コナーは病気で苦しむ母親の姿を見るのが辛くて、すっかりウンザリしてしまって、少しだけ「もう死んじゃえばいいのに (´・ω・`)」と思っちゃってて。そんな自分に罪悪感を抱えてしまい、誰かに罰せられたかったのです(だからイジメっ子をジッと見たりしてた)。その告白を聞いた怪物は夜回り先生
<真実=弱い自分>を自覚することで、コナーは負い目がなくなりましてね。

最後は母を看取って、成長するのでした (ノω・、) ガンバッタネー

ギレルモ・デル・トロ監督の「パンズ・ラビリンス」
あと、ビジュアル的に見事なシーンも多くて、この場面(怪物に追われているのではなく、むしろ「マジン、ゴー!」な感じ)とか超カッコ良かった。

一応、メイキング動画も貼っておきますね↓ リーアム御大、可愛い… (´Д`;) ハァハァ
ただ、ちょっとだけ微妙に感じたのが、怪物と母親の関係。ラスト、病室で母親と怪物がアイコンタクトするワケですが、あの描写があると、本作の超自然現象の数々がコナーの妄想だけでは片付けられないじゃないですか。怪物のモチーフは“母親の父親(つまりコナーの祖父)”であって、霊的な“何か”を発動して孫を助けてくれた…ってことなんですかね? 苦しむ子どもにはいつだって“何らかの魔法”が作用して奇跡が起きてほしいけど、そこに親が干渉している雰囲気が漂うと、どことなく“都合が良い魔法”に見えて乗れない…って、伝わりますかね。
唐突ですが、「罰せられたい」と聞くと、「ぷりぷり県」

本作鑑賞後、トイレに入って半べそでワイシャツのチリソースを落とす→イメージフォーラムで「マダム・ベー」を鑑賞→「タマフル&トップ5&生活は踊るオフ会」に行ったら、映画仲間の亮介さんが「今のところ、今年2位!ヽ(`Д´)ノ」と絶賛していて(1位は「メッセージ」だとか)。確かにCGと実写を組み合わせた美術は素晴らしいし、素敵なシーンも多いし、ストーリーも好きだし、スゲー良い映画だなぁと感動しつつも、僕はどうしても「パンズ・ラビリンス」
J・A・バヨナ監督のデビュー作。良い映画だったけど、あんまりなオチだった記憶。
シヴォーン・ダウドとパトリック・ネスによる原作小説。少し興味あります。
良かった気がするサウンドトラック。輸入盤
同じ製作チームのギレルモ・デル・トロ監督作。100点の映画でございます。
マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白(ネタバレ)

原題:Madame B., histoire d'une Nord-Coreenne
2016/韓国、フランス 上映時間72分
監督:ユン・ジェホ
製作:ギョーム・デ・ラ・ブウレイ、チャ・ジェクン
撮影:ユン・ジェホ、タワン・アルン
編集:ナディア・ベン・ラキド、ポーリーン・カサリス、ソフィ・プロー、ジャン=マリー・ランジェル
音楽:マシュー・ルノー
出演:マダムB
パンフレット:★★★★(600円/薄くて小さいけど、値段の割に意外と情報量があって、頑張ってる感じ)
(あらすじ)
10年前に家族のため北朝鮮から中国へと出稼ぎに来た北朝鮮女性B(ベー)。しかし、彼女はだまされて中国の貧しい農村に嫁として売り飛ばされていた。その事実に直面した彼女は、憎んでいた中国の夫と義父母との生活を受け入れ、そこで生きていくために北朝鮮からの脱出を請け負う脱北ブローカーとなることを決意する。そして彼女は北朝鮮に残してきた息子たちの将来を案じ、彼らを脱北させたのち、彼女自身も韓国へと渡る過酷な道を選択する。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この映画に関しては、こちらの監督インタビューや佐々木俊尚さんのコラムを読むと良い気がします。
「2017年6月公開で観たいと思っている映画の覚え書き」を書くために、ぴあ映画生活をチェックしていたら、本作が目に留まりまして。「北朝鮮から中国の寒村に売り飛ばされ、のちに韓国への脱北を図る中年女性“B“の姿を密着取材」「あまりにも数奇にして壮絶な彼女の生き様が、観る者に衝撃を呼び起こす1本だ」なんて説明文に興味を惹かれたんですよ。ただ、仕事が忙しいので観ることはないだろうな〜とも思っていたんですが、「ミニシアター共通スタンプラリー」をのスタンプを埋めるため、急遽観ることに決定。6月29日、渋谷シネパレスで「怪物をささやく」を観てから、イメージフォーラムに移動して、本作を鑑賞いたしました。「大変すぎる… (`Δ´;) ウーン」と思ったり。
ロビーにあった記事の切り抜きはこんな感じ。

ちなみにスタンプラリーは完遂したんですが、結局はムダにしてしまったというね…。

「マダム・ベー」というタイトルから「マダム・ヤン」を連想してお腹が空く…。そんなふうに考えていた時期が、僕にもありました ( ´_ゝ`) ナニコレ いや、そりゃあ説明は読んでたけどさ、予想以上に“地味にハード”というか。何はともあれ、本作を「ドキュメント女ののど自慢」風に書いてみると、こんな感じでございます↓
川´∀`)ノ
マダム・ベーさんは、北朝鮮に生まれました。
2003年、生活のために「1年間だけ」という約束で、
北朝鮮に夫と2人の息子を残して中国へ出稼ぎに出たものの、
騙されて、貧しい農家に嫁として売り飛ばされてしまいます。
ところが、中国人の夫は優しく、彼女を人間として尊重してくれました。
「今はただ、頑張って働こう」
中国の家族、北朝鮮の家族の生活のため、
べーさんは脱北ブローカーとなり、麻薬売買などの危険な仕事にも手を染めます。
持ち前の根性と明るさで、メキメキと頭角を現すと、
とうとう北朝鮮の夫と息子たちを韓国へ脱北させることに成功しました。
そして2013年5月、韓国で暮らす息子たちのため、
さらに国籍を得て中国の夫と正式に結婚するため、韓国に行くことを決意。
ラオスからタイを経由する過酷なルートを経て、
バンコクの難民支援センターにたどり着くと、
念願の韓国での暮らしが始まりました。
ところが、世間の風は脱北者に冷たく、
浄水器の掃除をして生活費を稼ぐ彼女の姿からは、
中国にいたころのたくましさが失われていたのです。
今では「韓国で暮らしたくない」と語るベーさんです。
2つの国、2つの家族の間で揺れる想いを込めて歌っていただきましょう、
チャン・ユンジョンで「チョホン/招魂」。
頑張ってください!
川´・ω・`)
すれ違っただけの人が
なぜだか私のもとに戻り
薔薇の棘のように残って
痛ましげに私を見つめる
ついていけば会えるのか
遠く遠い地の果てまで
あなたとならどこへでも
私はただ幸せだから
私はとても幸せだから…
最後はカラオケシーンで終わるのでした。ちなみに上の訳詞はパンフに載っていたものです。

なんて言うんですかね、鑑賞前はもっと「北朝鮮はけしからんな!(`Δ´)」といった告発をする内容かと勝手に思ってたんですが、実際に観てみれば「過酷な状況に置かれた女性の人生を垣間見る」という要素が強めでしてね(ちなみに「ベー」は主人公のイニシャル「B」のフランス語読み)。必死にサバイブしながらも、2つの家族の間で悩んだり、脱北者に優しくない韓国の現状に苦しんだりするマダム・ベーの姿には、「大きなシステムに翻弄される個人の無力さ」を痛感させられたというか。内容は全然違うんですが、ちょっとキム・ギドク監督の「The NET 網に囚われた男」を連想しちゃいました。まぁ、彼女自身は明るくタフなオーラを漂わせる女性なので、そんなに暗い雰囲気の作品ではないんですけど、韓国に来てからの“エネルギーが失われた姿”は切なくなったし、情感を込めてカラオケを歌うラストは可哀想で涙が出ましたね… (ノω・、) グスン
あと、「中国では脱北女性たちが人身売買の対象になっている」という話は、恥ずかしながら初めて知ったので(汗)、ストレートに衝撃を受けました。マダム・ベーの場合は、たまたま売られた先の中国人夫や義父母が優しかったため(彼女に息子たちがいることを知ると、「子どもを作りたくない」という意志を尊重してくれたとか)、すっかり仲良くなっていましたが、これはラッキーなケースのようで。“中国では社会的ステイタスが低いとされている人”と結婚させられるというのはマシな方で(「片親>貧乏>障害者>障害者でも頭の方」という身もフタもない説明が出てくる)、こちらの記事によると、性奴隷として虐待されることも少なくないというのだから、「なにこの地獄!Σ(°д°;)」と。その他、ラオスからタイを経由する脱北の様子が観られたりするというのも貴重で、非常に勉強になる映画でしたよ。
金を足首に巻いて隠したりとか、こういう描写の数々が観られたのも良かったです。

少しだけ文句を書くと、画ヅラ的に結構地味なシーンが多いので、ごめんなさい、少しだけ退屈だったというか、72分が長く感じたりもした…という心ない文章。ただ、命懸けで撮影した監督には「こんな映画、よく撮ったなぁ… (`Δ´;) ヌゥ」と感心したし、マダム・ベーにはマジで頑張ってほしいと感情移入したし(現在はソウルの郊外でバーを経営しているとか)、なかなか観られないタイプの作品だと思うのでね、機会があったら観ることをオススメしたい気がしないでもないのでした。おしまい。
ちょっと違う内容なんですが、なんとなく連想したキム・ギドク監督作。僕の感想はこんな感じ。
タメになりそうな新書。読んでみようかしら…。
散歩する侵略者(ネタバレ)

2017/日本 上映時間129分
監督・脚本:黒沢清
原作:前川知大
脚本:田中幸子
製作:中山良夫、永山雅也、大村英治、大角正、薮下維也、三宅容介、大柳英樹、松田美由紀、桜井良樹
エグゼクティブプロデューサー:門屋大輔、千葉善紀、青木竹彦
企画プロデュース:石田雄治、藤村直人
プロデューサー:荒川優美、高嶋知美、飯塚信弘
アソシエイトプロデューサー:大瀧亮
撮影:芦澤明子
照明:永田英則
録音:渡辺真司
VE&DIT:鏡原圭吾
美術:安宅紀史
装飾:山田智也
スタイリスト:纐纈春樹
ヘアメイク:HAMA
編集:高橋幸一
音楽:林祐介
音響効果:柴崎憲治
音楽プロデューサー:和田亨
VFXプロデューサー:浅野秀二
VFXディレクター:横石淳
スクリプター:柳沼由加里
助監督:北野隆
制作担当:相良晶
出演:長澤まさみ、松田龍平、高杉真宙、恒松祐里、長谷川博己、前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史
パンフレット:★★★☆(900円/内容もコラムもデザインもラストの場面写真を最後に持ってきた構成も良いけど、少し高いのではないか)
(あらすじ)
数日にわたって行方がわからなくなっていた夫・真治(松田龍平)が、まるで別人のように優しくなって帰ってきたことに戸惑う妻・鳴海(長澤まさみ)。それ以来、真治は毎日どこかへ散歩に出かけるようになる。同じ頃、町で一家惨殺事件が発生し、不可解な現象が続発。取材を進めるジャーナリストの桜井(長谷川博己)は、ある事実に気づく。不穏な空気が町中を覆う中、鳴海は真治から「地球を侵略しに来た」という衝撃的な告白を受ける。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
90点
※本作は、オチを知らないで観た方が絶対面白いので、未見の方は「B級侵略系SF映画」というボンヤリした認識で、映画版もしくは舞台版を観てみてくださいな。
※本作は、「へんげ」
※今回の感想は、人間の顔が割れるグロ画像が貼ってあるので、そういうのが苦手な人は読んじゃダメ!
「黒沢清映画は絶対観る!」という主義ではないんですけど(苦笑)、本作の元になったイキウメの舞台が大好きだったので、「黒沢監督はあの芝居をどうやって映画化するのか… (`Δ´;)」と期待するところがあって。ちょうど愛聴しているラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(略称:タマフル)の映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画になったということで、木曜日の夜に舞台版のDVDを観て復習してから、昨日、新宿ピカデリーで鑑賞いたしました。「愛なのね… (ノω・、) グスン」と涙が止まらなかったです。
8番スクリーン、8割ぐらいの入り。珍しく、入り口の表示板(?)が故障してましたよ。

最初にあらすじを雑に書いておくと、ある日、浮気が発覚したばかりの夫・真治が別人のようになってしまったので、奥さんの鳴海は「なによ、もう!川`Δ´) ンモゥ!」とイライラしていたんですけれども。実は真治ったら<概念を奪う宇宙人>に乗り移られていましてね。妹や取引先の社長などが概念を奪われて別人のようになったりして迷惑を被るも、素直に自分を必要としてくれる&大事にしてくれるので、鳴海は「なによ…もう… (´Д`;し ンモゥ」というまんざらでもない気分であり、彼を拘束しようとする国家権力から守ろうとしたりするのです。
夫の真治がワケのわからないことばかり言うようになってしまって。

妻の鳴海はイライラしながらも彼の面倒を看るのですが、しかし。

実は人間を指先1つでダウンさせられる<概念を奪う宇宙人>になっていたのです!Σ(゚д゚) ナンデスト!

一方、ジャーナリストの桜井は、一家バラバラ殺人事件の生き残りである女子高生立花あきらを取材しようとしていたところ。自ら<宇宙人>だと語る少年・天野と出会いまして。最初は「侵略するためにきた」なんて彼の言葉を半笑いで受け止めていたんですけど、病院に忍び込んで立花あきらと接触すると、彼女も<宇宙人>だったことが判明。彼らの言う<侵略>が徐々に真実だということに気づき、密着取材を申し入れながらも、地球側と宇宙人側の間で揺れる想いを体中で感じたりするというね。
ジャーナリストの桜井がバラバラ殺人事件の取材をしようとしていたら…。

怪しい少年・天野が登場して、宇宙人だなんて言い出すからビックリですよ。

そして、立花あきらと接触してみれば、彼女も宇宙人だったから、口がアングリ。

結局、桜井は迷いながらも「独占取材」として2人に同行するというロードムービーっぽい展開に。

で、そんな真治と天野&立花あきらが一瞬だけ接触すると、通信機から電波を送れば、すぐ侵略が始まる状況になりましてね。真実を伝えようとしてもわかってくれない民衆を前にして、「もうどうにでもな〜れ」的な気分になった桜井は、立花あきらが車にはねとばされて活動停止する中、天野と一緒に通信機のセッティングを開始。国の秘密機関的な集団から襲撃を受けて、天野は死亡するんですが、桜井が1人で通信機を作動させまして。ドローン兵器と戦って、桜井も爆死してしまうものの、侵略がスタートだッ!m9`Д´) ビシッ
桜井ったら、道行く人たちに思い切って警告してみたけど、誰も聞く耳を持ってくれなくて。

天野に協力してみれば、秘密機関とのバトルで死んじゃいましてね。

最終的には桜井が通信機を発動! ドローンと戦闘して爆死だッ!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ

そのころ、鳴海は真治と一緒に逃げていて、ホテルに入るんですが…。もう人類が滅ぶことが確定していることを知ると、自分から<愛>という概念を奪うことを提案。真治が仕方なく<愛>を奪ってれば、すっかり“いいやつ”にトランスフォームするわ、<愛>を知った宇宙人たちも侵略を止めてくれるわで、人類は滅亡を免れたんですけれども。逆に<愛>を奪われた鳴海は廃人のようになって入院してしまって、真治が病室で「僕がそばにいるよ ( ´_ゝ`)」ってな調子で終わってたんじゃないかな、確か。
愛を得た真治は海を観て感動するようになり、愛を失った鳴海は何もわからなくなるというね… (ノω・、) グスン

最初に書いておきたいのが、舞台版のこと。低予算&舞台という条件で、これほどまでに面白い侵略系SFを表現できるなんてスゲェなと心底思った…のは2011年の話。特に宇宙人たちの<概念を奪う>という能力と、奪われた人間の「ヒザから崩れ落ちる演技」が恐ろしくて、今回、久しぶりにDVDで観直してみましたが、感心するところしかないのです。来月、都内で上演するみたいだから、また観に行きたいなぁ…なんて思いつつも、9月上旬にカツサンドを食べ過ぎたせいで、脳内では織田裕二さんが妙なテンションで「OVER THE TROUBLE」を歌うほどにお金がない
舞台版のDVD。興味がある方は公式サイトから通販でどうぞ。

で、映画の話。舞台版と比較すると、当然のことですが、わかりやすいエンタメ要素を強化しつつ、話を転がしにくそうな“長谷部くん要素”を抜いて(所有の概念を奪われる丸尾の親友で、映画版には登場しない)、黒沢監督流に着地を変えていて。なんて言うんですかね、同じイキウメの舞台を映画化した入江悠監督作「太陽」
すっかり「刃牙のリアルシャドーの跡を見た範馬勇次郎」気分…って、昨年も同じ画像を貼っていた進歩のないアタシ。

つーか、宇多丸師匠は黒沢監督の前作「クリーピー」評で「黒沢清のいままでのフィルモグラフィー上の中でも、エンターテイメント性とのバランスが、言っちゃえば万人にすすめやすいバランス。トップクラスにいい1本なんじゃないかなと思います」と語っていましたが、黒沢弱者の僕的には本作はさらに飲み込みやすかったというか。いつもだったら「あんな雑な秘密機関はないだろ!( ゚д゚) キーキー」とか「あのドローンとの対決はなんだ!(`Δ´)」とか、キーキー文句をつけるところなんですけど、今回は原作の舞台を観ていたこともあって、あえて“チープなB級侵略系SF”を見せているのがよくわかって(銃声のわざとらしさとか)。立花あきらが家族を皆殺しにして、ダンプが横転するオープニングから「そうきたか!Σ(゚д゚;)」と驚かされたし、実相寺昭雄監督っぽい演出とかも良かったし…。正直、それでも「何がしたいんだろう… (`Δ´;) ヌゥ」と戸惑うところはあったけど(例えば、立花あきら役の恒松祐里さんのアクション自体はスゲー良かったけど、児嶋一哉さんと戦う場面の無駄な長さとか)、全体的にはとても楽しかったです。
このオープニング、テンションが上がりました。

それと、本作が非常にストライクだったのは、夫婦の話でもあったから。「本当に相手を思うなら、いつだってやり直せる」的な受け止め方ができる部分も好きなんですが、それ以上に「『vs 世界』となった時、愛する人を愛し続けられるか」という話としてグッときたというか(要は「神田うのを守れるか」的な)。なんとなく「へんげ」
蹴られたボーイズほどではないですけど(苦笑)、この場面、僕もこんな風に殴られたいって心から思いました。

関係ありませんが、「怪しい彼女」

あと、ラストもスゲー好き。「愛を奪わせる」という展開は舞台と一緒ですけど、「その結果、侵略が止まる」というオリジナル展開は、実は僕も舞台を観た時に「愛という概念を知った宇宙人たちは侵略を止めるのでは?」と少し思ったので、「我が意を得たり!(°д°) クワッ!」という気分になった…というA-TO-DU-KE!m9`Д´) ビシッ つーか、マッチョな発言とか態度とか、それだけで自分が強くなった気分になれるから、とてもとても気持ちが良いものですけれども(汗)、結局、そういうのって根本的な問題は解決できないものね。なんかね、本作の「愛なんだ (´∀`)」オチは非常に素敵だなと思う44歳なのでした。
なんとなく「愛・おぼえていますか」を貼っておきますね↓ アタシ、忘れてた!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!
その他、役者さんはみんな素晴らしくて、「仮面ライダー鎧武」の高杉真宙さんが頑張ってたのはうれしかったし、恒松祐里さんの身体能力には今後も注目したいと思ったし、桜井役の長谷川博己さんも飄々とした感じが楽しかった(天野に「地球、なめんなよ」って言ったシーンは吹いた)。つーか、パンフでは「カート・ラッセルみたいに」と言われたそうで、どこにその要素があったのかはわかりませんでしたが(汗)、今まで観た長谷川博己さんの中では本作の桜井役が一番好きかもしれません。唯一の不満が、牧師役の東出昌大さんで、絶対宇宙人だと思っていただけに拍子抜けした…って、これは監督の思惑通りなのかもしれませんな… (`Δ´;) オノレ
東出昌大さん、最近は「東出スマイル」が話題になっていただけに…。

顔が割れたりするのかと思った…って、「寄生獣」

ううむ、「とは言え、本当の夫の心は眠らされたままなんだよな…」とか思うところもあるんですが(ちょっと「ミッション:8ミニッツ」
黒沢清監督の前作。僕の感想はこんな感じ。
サントラ。デジタル盤
黒沢清監督のインタビューなどが詰まった一冊みたい。
前川知大さんによる小説版。舞台版のノベライズっぽい。
鑑賞中、非常に連想した入江悠監督作。僕の感想はこんな感じ。
なんとなく連想した大畑創監督作。僕の感想はこんな感じ。
キング・アーサー(2D・字幕版)(ネタバレ)

原題:King Arthur: Legend of the Sword
2017/アメリカ 上映時間126分
監督・製作・脚本:ガイ・リッチー
製作:ライオネル・ウィグラム、スティーブ・クラーク=ホール、アキバ・ゴールズマン、ジョビー・ハロルド、トーリー・タネル
製作総指揮:デビッド・ドブキン、ブルース・バーマン
原案:デビッド・ドブキン、ジョビー・ハロルド
脚本:ジョビー・ハロルド、ライオネル・ウィグラム
撮影:ジョン・マシソン
美術:ジェマ・ジャクソン
衣装:アニー・シモンズ
編集:ジェームズ・ハーバート
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:チャーリー・ハナム、ジュード・ロウ、アストリッド・ベルジェ=フリスベ、ジャイモン・フンスー、エイダン・ギレン、エリック・バナ、デビッド・ベッカム、トム・ウー
パンフレット:★★★☆(720円/「アーサー王伝説」の解説記事がわかりやすくていいけど、DQNなんてネットスラングは使わない方が良いのでは)
(あらすじ)
路地裏で育った貧しい1人の青年。まだ自分の偉大な宿命に気付いていないその青年の名はアーサー(チャーリー・ハナム)。王の子でありながら、スラムで生きることを強いられた彼は、聖剣“エクスカリバー”を手に入れると、仲間と共に、両親の命を奪った暴君ヴォーティガン(ジュード・ロウ)に反旗を翻す。イングランドの王となることを運命付けられたアーサーは、やがて救世主として後世に語り継がれる伝説の男“キング・アーサー”へと成長していく……。(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
「マドンナにアナルを開発されたことで知られるガイ・リッチー監督作は絶対観る!」という主義ではないし(少し不要な情報)、他に観たい映画が多かったので、そんなに食指が伸びなかったんですけれども。6月下旬、やっと仕事が一段落して渋谷のユーロスペースで「武曲 MUKOKU」を観た帰り道、なんとなく西洋のソードバトルモノも観たくなったので、急遽、TOHOシネマズ渋谷で鑑賞いたしました。「痛いほど実感る… (´・ω・`)」と思ったり。正直、すっかりウロ覚えなんですが(汗)、雑な感想を残しておきますね。
4番スクリーン、8割ぐらい入ってたような。

僕の気持ちを代弁する「範馬刃牙」

超有名な「アーサー王伝説」をガイ・リッチー監督が大胆にアレンジしたという本作ですが、古典の“オレ流”解釈&イケイケ再構築という点では「シャーロック・ホームズ」
エクスカリバー発動! 「シャーロック・ホームズ」におけるバリツ発動描写とか、ガイ・リッチーのこういうところは大好き。

その他、「巨大ゾウ軍団」とか「アーサーの成長&修行描写」とか「全体的に魔法の力が大味」とか「水原希子さんに似てるメイジ役のアストリッド・ベルジェ=フリスベ」とか「愛する人を泣く泣く殺しては怪しい力を授かるジュード・ロウ」とか、好きなところは多いんですけれども。ガキが親のために2回戻ったりとか、2回捕まったりとか、いろいろと話運びにイライラした気がするので、ボンヤリと70点という評価 (・∀・) ヨカッタ! ベッカムも出演していてオトクだし(僕は全然気づかなかった)、アクション映画が好きな人なら、それなりに楽しめるんじゃないかしらん。そして、もし面白くなかったとしても、決して誰も恨まないでほしい。憎しみからは何も生まれないのだから…。何はともあれ、僕的に続編を作るのなら、円卓の騎士にカンフー・ジョージを入れて欲しいと心から思っております。おしまい。
輸入盤のサントラ。デジタル盤
同じ邦題のアントン・フークア監督作。こんな映画、あったのね (゚⊿゚) シラナカッタ
先週の備忘録(2017/9/12~9/18)
火曜日、仕事
水曜日、仕事
木曜日、仕事&映画を2本鑑賞
金曜日、仕事→「散歩する侵略者」鑑賞→「RHYMESTER トーク&特典お渡し会」→飲み!
土曜日、休日出勤
日曜日、妻子を送ってから「タマフル映画祭 inしたコメ」→「映画秘宝まつり」→ペップさんと飲み!
月曜日、休日出勤
先週の火曜日と水曜日は、先々の仕事の段取りを組むのに手間取って、バタバタしてた感じ。木曜日は「トランスフォーマー 最後の騎士王」を観てから横浜に行って打ち合わせをしまして。で、ビリヤニを食べてから、前売り券を買っていた「コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団」を鑑賞いたしました。金曜日は、夕方から「散歩する侵略者」を観て、夜は新宿のタワレコで「RHYMESTER トーク&特典お渡し会」に参加。もうね、お三方のトークが愉快だったのはもちろんのこと、素敵な特典がもらえた上に、握手までできちゃうんだから最高でしたよ…(しみじみ)。で、なんとタマフル関連のオフ会で知り合ったようさん(アイドルオタ)やキリさん(アイドルオタ)、長崎出身さん(アイドルオタ)やモモさん(「蹴られたい女最高会議」で「御家人斬九郎」のメールを読まれた人)がいたので、つい5人で飲みに行ったらダラダラと話してしまって、朝までコースだったというね…。いや、とても楽しかったので1ミリも後悔はしてないんですが、44歳のオッサンの行動としてはアウトな気がするし、翌土曜日の休日出勤は少しキツかったです ('A`) ゲンナリ
「トランスフォーマー」、満席で驚きました。内容は、いつもの感じ。

最近、ビリヤニにハマッてて、つい食べちゃうのです(写真は横浜・伊勢佐木町「サティー」のチキンビリヤニ)。

「コンビニ・ウォーズ」はユルユルな作りが良かったかな。

「RHYMESTER トーク&特典お渡し会」、ファンで超満員でした。

これがもらえた特典。直筆サイン入りの「ダンサブル」

その後、散々飲んでから「天下一品」でこってりラーメン大盛とチャーハンを食べてしまった次第。

土曜日は休日出勤の後、妻子と夕飯を食べて適当に過ごしまして。日曜日は、青森に帰省する2人をバス乗り場まで送ってから、浅草公会堂に行って、「タマフル映画祭 inしたコメ」と「映画秘宝まつり」に参加しましてね。イベントの詳細についてはこちらとこちらの記事を読んでいただくとして。この日は「そろばんずく」
「したコメ」に来るのは、「エクスペンダブルズ3」の時以来。

「そろばんずく」

会場にいたコメカミさんと久しぶりにお話してから、「高田屋」にて天重とおそばのセットを摂取いたしました。

「映画秘宝まつり」も楽しかったけど、座席が狭くてとにかく尻が痛かった… (ノω・、)

「IT/イット」とのコラボで、水道橋博士が行方不明に! 昨年、いろいろあったものね…。

浅草から歩いて帰る中、強風で倒れたポールがぶつかった時は、正直、ちょっと涙が出た(でも即座に写真を撮るくじけない心)。

月曜日、24時間ラジオの時に買ったタマフルグッズがやっと到着! いつ着ようかしらん (´∀`) ウフフ

さて、今週の予定を書いておくと、土曜日から月曜日まで夏休みの家族旅行をすることになっているので、心置きなく娘と遊べるよう、仕事をキッチリ片付けておくつもり(今回、旅先でノートPCを開いたら、2014年の旅行の時のように怒られる可能性が超高いので…)。ただ、「ムービーウォッチメン」の課題映画である「エイリアン:コヴェナント」は観ておきたいし、木曜日はわずかな時間だけでも「タマフル・トップ5・生活は踊るオフ会」に顔を出したいし、このまとめを見たら西田ひかるさんライクに胸がときめいてしまったので、金曜日は会員デーを利用して「ハイジ アルプスの物語」を観ようと思っているけど、予定は未定、よくある話よね ┐(´ー`)┌ ナニコノオチ
最後に今月の推薦曲、RHYMESTERの「Future Is Born feat. mabanua」を貼っておきますね↓
以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。
3度目のヴァン・ダム特集に関する備忘録

2017年9月9日(土)の22時からTBSラジオで放送された「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の特集コーナー「サタデーナイト・ラボ」に出演することが決まったのは、「タマフル24時間ラジオ2017」に出た時でして。約半年振りにお会いした蓑和田Dに「またヴァン・ダム特集やりましょうよ 、何かタイミングはないんですか?(▽∀▽)」と聞かれて、「あ、9月6日に最新主演作『ファイナル・ブラッド』
「ファイナル・ブラッド」
2回目の時、放送時間をオーバーした時は心底死にたいと思ったけれども。2月11日の第1弾、3月11日の第2弾、そして今回の第3弾と、今年になって3回も宇多丸師匠とジャン=クロード・ヴァン・ダムの話ができるなんて、スゲーありがたいし、今度こそリスナーにヴァン・ダムの魅力を伝えようと思って、自分なりに話すことを頑張って整理しましてね。若干、仕事は手に付かなかったけど(苦笑)、それはそれで仕方なし。脳内シミュレーションは完璧であり、放送当日の朝10時には、すでに勝利宣言をするブログをアップしたほどだったのです。
出演前の僕の心境を代弁する範馬刃牙を貼っておきますね。

とは言え、1つだけ懸念材料がありまして。それは当日、スタジオライブが予定されていた藤井隆さんの存在ですよ。当然ながら宇多丸師匠もビッグネームですし、今だって会う時は緊張しますけど、藤井さんは“そもそもテレビとかで観ていた人”であり、タマフルリスナーとしても”超スゴい人”じゃないですか。そんな方が同じスタジオに!? この日のameba占いをチェックしてみれば、「ライバル出現には焦らないで」なんて内容でして、そりゃあ僕なんぞゴミみたいなものですから(苦笑)、ライバル視なんて不敬罪で銃殺レベルの話なんですが、しかし。ハッキリ言って、「同じ空気を吸ったら緊張で即死するんじゃないか?」ぐらいの不安を抱えていたことを告白いたしましょう(どことなく偉そうに)。
当日のameba占いを貼っておきますね。

で、放送当日。朝から横浜の実家に妻子と行って、母の誕生日を祝い、18時ごろに東京に戻ってきて、TBSラジオに着いたのは21時すぎのこと。今までの僕は、出番まで自分が書いた原稿を何度も読み返すばかりで、リハや放送を観たり聴いたりする余裕はゼロだったんですけれども。スタジオにやってきた藤井さんの歌はね、そりゃあ聴いちゃいますわよ… ( ;∀;) イイウタダナー 特に放送がスタートして、自分の出番前に藤井さんのスタジオライブが始まった時は、すっかり見とれちゃうありさまでして。あのクオリティが超高い「 "light showers" CFまとめ」の制作裏話とか、リスナーとしてもっと聴きたかったし、この後に出演するのがスゲー億劫になったというか。「もう藤井さんの特集を1時間やった方が良いのでは… (´Д`;)」とすっかり心が折れていたのでした。
藤井さんのスタジオライブを観た直後の僕の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね。

ただ、スタジオに入ってみれば、藤井さんったら「ごめんなさいね、時間オーバーしちゃって (´Д`;)」なんて優しいことを言うから、消えて見えるほどに横にブンブン首を振って全力で全否定ですよ。「オフ会とかで会うタマフルリスナーは、みんな藤井さんのこと、大好きだって言うし、僕もアルバム買ってます」 なんて伝えたら、なんと「light showers」
「light showers」
そんな感じでワケのわからぬまま放送を終えたら、藤井さんがスタジオに入って来て。宇多丸師匠と番組構成作家の古川耕さん、藤井隆さん、そして僕という状況で、若干の雑談タイムがスタートしたから、超ありがたいけどあまりにも気まずくてスタジオから即出たい心境になったというか。なんて言うんですかね、北斗三兄弟が目の前にいる雑魚キャラ気分であり、スタジオに充満する闘気を浴びただけで全身の毛穴から血を噴出して死にそうな状態。まぁ、僕の人生でこんな体験をすることはないのでね、とても光栄だったし、末代まで語り継ぐと思いますが、確実に寿命が縮んだ気がする…って、なんとなく失礼な文章ですな (´∀`;) スミマセン
さらにサインまでいただいたのです(藤井さんからの提案!)。家宝の歴史が、また1ページ。

僕が買った「light showers」

そんなワケで、結局、今回もヴァン・ダム特集は終わらなかったけど、落ち込んだりはしてなくて。むしろ、宇多丸師匠に僕が意訳したボルボのCMの原稿を読んでいただいたことがとてもありがたくて、ある意味、もう感無量なのです。もし次のヴァン・ダム特集があるなら、またあの原稿を読んでいただくところから始めたい…なんて、思っております(今度こそ最後!)。最後に、お花を贈ってくれたミカミさん、いつもありがとうございます。「シンデレラ・ボーイ」的なメッセージ、胸に染みました。テッドのぬいぐるみ付き電報を贈ってくれたオフ会のみなさん…と思わせてサンスケさん、また今度飲みましょう。ダニエルのぬいぐるみ付き電報を贈ってくれた三代目タマフル・ミステリーメンのユーフォニア・ノビリッシマさん、娘が勝手に「シャリンシャリンちゃん」という長い名前を付けて可愛がっております(理由は不明)。いつかお会いした時、メシ奢りますよ。応援のリプやメールをくれたみなさん、そして放送を聴いてくれたすべての方、本当にありがとうございました!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!
わざわざ贈っていただき、ありがとうございました。勇気が出たし、奥さん&娘にも好評でしたよ… (ノω・、) アリガタイ

今回の記事で全然触れてなくて宇多丸師匠に申し訳ないので、唐突に「ダンサブル」
おしまい。