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ミニオンのミニミニ大脱走(ネタバレ)

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ミニオンのミニミニ大脱走



原題:Yellow is the New Black
2018/アメリカ 上映時間4分
監督:セルゲイ・コーチェネロフ、ファビエン・ポラック
脚本:ジェフ・ローウェル、テッド・トラベルステッド
声の出演:ピエール・コフィン、ブライアン・T・ディレイニー、カルロス・アラズラキ
パンフレット:「グリンチ」のパンフに少しだけ本作の説明が載ってました。
(解説)
ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが生み出した人気キャラクターのミニオンを主役に描く短編アニメーション。囚人服に身を包んだミニオンたちが刑務所からの脱走を目指して奔走する姿を描く。イルミネーションの長編アニメ「グリンチ」と同時上映。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




50点


※今回の記事は、「ミニオンズ 」というキャラクターが好きな人はイヤな気持ちになると思うので、読まない方が良いです。
※今回の記事は、映画とは関係のない心の狭い文章がダラダラと書かれているので、読まない方が良いです。


2018年12月14日に日本公開された「グリンチ」を2019年1月6日に鑑賞した理由に関しては、こちらの記事を読んでいただくとして。「グリンチ」本編の前に上映された短編である本作についての感想を書くと、悪くはないんじゃないですかね ( ´_ゝ`) フツー


僕の気持ちを代弁する姫川勉を貼っておきますね(「餓狼伝」より)。



刑務所に収監されているミニオン2匹が、ひょんなことから他の囚人と脱走することとなり、裏切られたりするものの、なんとか逃げ切ったかと思いきや、また刑務所に戻って来ちゃった…という内容でしてね(ちなみに原題の「Yellow is the New Black」は「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のパロディ)。基本的には何の文句もないというか、クオリティの高い3DCGアニメでスラップスティックコメディが楽しめる映画じゃないでしょうか。ただ、ごめんなさい、僕は「ミニオンズ」が大嫌いでしてね(理由については「SING」の感想を参照のこと)。作品自体は「悪くはない ( ´_ゝ`)」と思ったものの、こんな短編を見せられること自体にイラッとしたので、50点という着地でございます。おしまい。




ミニオンズが主役の映画。観る気はないザンス。



「ミニオンズ」が主役の短編をまとめたものだそうな。









グリンチ(吹替版)(ネタバレ)

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グリンチ(吹替版)



原題:The Grinch
2018/アメリカ 上映時間86分
監督:スコット・モシャー、ヤーロウ・チェイニー
製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
製作総指揮:ラティファ・ワウ、オードリー・ガイゼル、クリス・ルノー
原作:ドクター・スース
脚本:マイケル・ルシュール、トミー・スワードロー
音楽:ダニー・エルフマン
声の出演:ベネディクト・カンバーバッチ、ラシダ・ジョーンズ、キーナン・トンプソン、キャメロン・シーリー、アンジェラ・ランズベリー、ファレル・ウィリアムス
声の出演(吹替版):大泉洋、杏、秋山竜次、横溝菜帆、宮野真守
パンフレット:★★★★(720円/表紙の折り返し部分がドアになっていたりとか、デザインが素敵でクオリティ高め)
(あらすじ)
幼い頃はつぶらな瞳が愛らしかったが、成長してすっかりひねくれてしまったグリンチ。洞窟の中で暮らす彼は、愛犬マックスの献身的な愛にもぶっきらぼうに対応し、山麓の村人たちに意地悪ばかりして楽しんでいた。いつも不機嫌で孤独なグリンチは、村人たちが大好きな「クリスマス」を盗んでしまおうと思いつくが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


※今回の記事は、「ミニオンズ」というキャラクターが好きな人はかなり不快になると思うので、読まない方が良いです。
※今回の記事は、映画とは関係のない心の狭い文章がダラダラと書かれているので、読まない方が良いです。
※この映画については、はちごろうさんのブログを読むと良いザンス。


僕は「ミニオンズ」というキャラクターが大嫌いであり、そこからイルミネーション・エンターテインメント自体も嫌いになったということで(詳細は「SING」の感想を参照)、まったく本作を観る気はなかった…と書きたいところですが、しかし。ジム・キャリー主演の実写版「グリンチ」が好きだったので、「娘とクリスマスの時期に観るなら良いカナー (´∀`=) ウフフ」と前売り券を購入。公開される日を心待ちにしていたのに、ちくしょう、「ルイスと不思議の時計」のせいで、すっかり娘が映画嫌いになってしまったという心底残念な展開。結局、年明けの1月6日(日)、横浜の親友夫婦と一緒にTOHOシネマズ川崎にて鑑賞いたしました(その後、「シュガー・ラッシュ オンライン」をハシゴ)。「これも悪くない ( ´_ゝ`)」と思ったり。


前売り特典は「ベビーグリンチひねカワストラップ」でしたよ。


3番スクリーンで鑑賞。劇場はほぼ満席だったような。


鑑賞後の僕の気持ちを代弁するグレート巽を貼っておきますね(「餓狼伝」より)。
これも悪くない


ハッキリ言って、鑑賞前の気分は最悪だったんですよ。まず、TOHOシネマズ川崎のロビーにあるミニオン大型フィギュアにムカついたのはもちろんのこと、TOHOシネマズ幕間CM「シネマチャンネル」やら「グリンチ」のシネマイレージカードに入れCMやら、「ペット2」の予告編やら、映画が始まる直前の「イルミネーション×TOHOシネマズムービングロゴ映像」やらのあちらこちらにミニオンどもが登場するから、心底ウンザリしましてね。その上、「ミニオンのミニミニ大脱走」なんて1ミリも興味がない短編を観せられるんだから、たまったもんじゃねぇなと。「よーく考えたら、予告編で観た大泉洋さんの『頑張ります!(°∀°)b』も好きじゃなかったな…」なんてネガティブなことを考えながら本編を迎えたんですが、わたしは間違っていた (°д° )


見かけると蒸着並みの速度でイラッとするミニオン大型フィギュアを貼っておきますね。


間違いを認める割には偉そうなアレクサンダー・ガーレンを貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。
わたしは間違っていた


ウソ、おおげさ、まぎらわしさなどを適度に散りばめながら、本作のあらすじをザッと書いておくと、村外れの洞窟に愛犬マックスと住むひねくれ者のグリンチが、クリスマスを祝う「フーの村」の住人たちにムカついたので、計画を練って準備を重ねて、クリスマスイブの夜にサンタクロースに化けてプレゼントを強奪したものの! プレゼントを奪われた村人たちがめげずにクリスマスを祝う光景を目撃して、「わたしの敗けだァァッッ!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!」と号泣&改心。村人たちに謝罪してプレゼントを返すと、ションボリして洞窟に引きこもるんですけれども。村人からパーティに招待されたので、ドキドキしながら足を運んでみれば、みんなとても優しくてね… (ノω・、) ヨカッタネー グリンチも地域社会に溶け込めるようになって、めでたしめでたしでしたよ、たぶん。


なんとなく敗北を認めたように見えるドリアン海王を貼っておきますね(「バキ」より)。



ちくしょう、そりゃあイルミネーションが作るワケですから、グリンチが作る発明の数々は観ているだけでも楽しかったし、3DCGアニメ表現のクオリティが高いのはもう当然として。原作となった絵本に関しては、現在、amazonで「大型本 ¥ 9,198 より」ってな調子なので読むのを断念したため、2000年に作られた実写版と今回のアニメ版のどっちが原作に近いのかは不明なんですけど、両者を比べると、ところどころ違う部分があって。例えば「グリンチが社会に背を向けた理由」ですが、実写版では「体毛が緑色のせいでいじめられたせい」だったから、グリンチのひねくれ振りにも「さもありなん」感があったんですが、アニメ版では「愛を知らない孤児だったせい」になっているから、「そこまでひねくれなくても… (´・ω・`) ウーン」と思わなくもなかったというか(しかも、慕ってくれる愛犬や隣人もいるのに!)。実写版と比較すると、少しクリスマスを盗む動機が弱くなっているような気がしましたよ。あと、実写版は少女のシンディが何度もグリンチの凍った心を溶かそうとするのが好きだっただけに、本作でその要素が薄まっていたのは、残念でしたね。


「ひねくれたのは孤児だったから」というのは引っ掛かるところがなくはない。


アニメ版の愛犬マックスは、人間並みに賢い&慕ってくれるし…。


優しくしてくれる人も普通にいるので、孤独感が薄めだったような。



ただ、アニメ版ならではの良さもあって。実写版よりもはるかに「クリスマスを盗むシーン」がダイナミックかつ面白くなっているし、「シンディは“シングルで大変な母親”をサンタクロースに助けてもらおうとする」という改変は「現代っぽいなぁ」と感心したし(「SING シング」でも主婦の大変さを描いてましたな)、エンドクレジットでグリンチの発明がシンディの母親の家事を助ける場面ではね、「良い発明ダナー ( ;∀;) ヨカッター」涙が止まらなかったです。それと、実写版もアニメ版もナレーションが多くてうざく感じなくもないんですけど、「絵本の雰囲気をそのまま出そうとしている」と考えれば、仕方ないかなぁと(世界中で50年以上も読まれている本だから、オリジナルの言い回しとかも大事にしてるっぽい)。僕は昨年から読み聞かせボランティアに参加するようになったことで以前より絵本を読むようになったこともあって、許せる範囲でしたね。


実写版とシンディの役割が変わっていましたが、これはこれでアリでしたな。



で、つくづく思ったのは、僕はこの話がスゲー好きなんだなぁと。例えば、独り身だったころは「クリスチャンでもないのに!( ゚д゚) コロスゾ」なんてクリスマスや世間を呪っていたくせに、恋人や奥さんができて一緒に祝うようになってからは「クリスマスは優しい気持ちになるための日だね (´∀`=) ウフフ」なんて言い出した自分を振り返ると、驚くほど節操がないワケですけど、とは言え、人間、そんなものではないか。「グリンチ」はクリスマスが舞台になっているけど、それだけではなくて。基本的には「はみ出し者が地域社会に溶け込もうとする話」であり、「地域社会がはみ出し者を受け入れる話」じゃないですか。前者の目線で観ると「大事な機会を自分から遠ざけているんじゃないの?」って問い掛けになっているし、後者の視点だと「孤独な人に手を差し伸べるのも大事」ってメッセージというか、「旅人のコートを脱がすのは北風ではなく太陽」という話でもあると思うのですよ、なんとなく。


最後のパーティシーンも実写版とは違う味付けで、僕はこちらの方が好みでしたよ。



まぁ、そりゃあいわゆるKO-KO-U的というか、「やっぱりおおかみ」な生き方も大事なんですけど、それはそれとして。腐ったことが普通にまかり通る世の中ですが、「善良な心」だって確実にあって。お互いに歩み寄れば、両者が幸せになる道というのはあるんじゃないか。ううむ、すみません、自分でも何を書いているのかよくわからなくなったのでここら辺で止めておきますが(汗)、この映画を観たら自分なりにとても優しい気持ちになれたのでね、「(実写版も好きだけど)これも悪くない ( ´_ゝ`)」と思った次第。ちなみに、大泉洋さんを始めとする日本語吹き替えキャストは違和感がなくて良かったです。もうね、本作鑑賞後の僕がどれほど優しくなったかと言うと、ミニオンズへの憎悪が溶けて、「イルミネーション×TOHOシネマズムービングロゴ映像」を観ても、すっかり許せるようになったほどだったんですが、しかし。先日、最近Blu-rayで買い直した「サドン・デス」を観ようとしたら、「飛ばせない警告画面」でミニオンどもがしゃしゃり出てきたから、てめぇら、ブッ殺すぞ!


僕はこんなクソつまらない寸劇を観るためにBlu-rayを買ったワケじゃないんですけどね!



おしまい (´・ω・`) ナニコノオチ




ロン・ハワード監督×ジム・キャリー主演による2000年の実写版。好きです。



ドクター・スースによる原作絵本。中古本が高騰してる… (´Д`;) ヒエー



サントラを貼っておきますね。



映画のノベライズでございます。



ドクター・スース原作の映画化作品。未見ですが、評判は良さげ。







2019年1月の読み聞かせ「ぼくのたび」「この世でいちばんすばらしい馬」

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2018年の4月から3つのボランティア活動へ参加していて(とは言え、どれも「月1回程度の参加でOK!(o^-')b」という超ラクなものではあるんですがー)、そのうちの1つが「読み聞かせボランティア」でして。「毎月1〜2回の頻度で小学生相手に絵本を読み聞かせする」という活動であり、現場を踏むことで少しずつスキルが上がってきている感があって、毎月楽しみにしていたんですが、しかし。12月は寝坊してしまいましてね… (ノω・、) アタシッテホントバカ 世話役の人に「子どもたちは楽しみにしているんですヨ!川`Д´) シネヨ!」と厳しく怒られるのも至極当然の失態であり、とにかく平謝りですよ。その後、舌を噛み切って死んで詫びようと思ったものの、それも果たせず…。映画も公開されているしと、せっかく新宿の紀伊國屋書店で購入&娘のマナ子(仮名/7歳)で試していた「くるみわりにんぎょう」の実戦投入ができなかったのも残念だし(11〜12月が旬なのに!)、そりゃあ海より深く反省いたしました。

 

 

寝過ごした瞬間の僕の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。

 

 

12月の失態は、1度や2度の読み聞かせで挽回できるようなものではなく、もちろん即座に自害すれば済むようなことでもなく。責任をとる道は、身投げのような行為の中にはなくて、もっとずーっと地味で全うな道。他のボランティアの方々に合わせる顔はないものの、また読み聞かせに参加して、失った信用を地道に取り戻そう。そんな覚悟を決めて迎えた1月の読み聞かせ、対象学年は4年生。何を読もうかとジュンク堂書店 大泉学園店にて、本棚を眺めていたんですが、どうにも季節の棚はピンと来ない…。で、ふと思ったのです、今までとは視点を変えて選んでみようと。

 

 

赤木しげるのありがたいお言葉を貼っておきますね(「天-天和通りの快男児」より)。

 

 

ここ数ヵ月は「季節」「行事」「公開中の映画」などにこだわってきましたが、すでに図書室にあったりする絵本ではなく、「知らない絵本や違う文化の絵本を読んであげる」ことで子どもたちに新しい刺激を与えるのも大事なのではないか。早速、新作絵本や海外絵本の本棚をチェックしてみると、なかなか良さげな絵本がいくつかあって、熟考した末にチョイスしたのは「ぼくのたび」「この世でいちばんすばらしい馬」の2冊。帰宅後、マナ子を相手に読んでみれば、「よくわからないけど面白かった!ヘ(゚∀゚*し」と大好評だったので、1月上旬某日、それなりの自信を持って読み聞かせに臨んだのでした。

 

 

大泉学園のジュンク堂、絵本コーナーが充実してて良かったです。

 

 

1冊目に読んだのは、みやこしあきこ先生の「ぼくのたび」。とにかくリトグラフで描かれたイラストが幻想的で美しいし、「ホテルで働くクマが想像力で旅をする」というお話も素敵でしてね。NYタイムズ・NY公共図書館絵本賞などさまざまな賞を獲得しているのも頷けますよ。2018年11月7日に出たばかりだから読んでいる子どもはまだ少ないだろうし、子どもたちのハートをキャッチするのではないかと。2冊目に用意した「この世でいちばんすばらしい馬」は、2008年に邦訳が出版された中国の絵本。チェン・ジェンホンが絹地に墨と絵の具で描いたという絵は日本の絵本と違う独特の迫力があるし、「絵から生まれた馬が、戦争で使われることに絶望して、絵の中に戻る」というストーリーも「中国の故事」ムードが漂っていて良い感じ。僕がチェックした限りでは、学校の図書室になかった&ボランティアでも読まれてなさそうだったので、選んだというね。

 

 

みやこしあきこ先生の「ぼくのたび」はこんな感じであり…。

 

チェン・ジェンホンの「この世でいちばんすばらしい馬」はこんな感じの本でございます。

 

 

ただ、残念ながらどちらも現場では「ややウケ」程度だったカナー (・ε・) ウーン 「ぼくのたび」に関しては、僕の読み聞かせ力の低さもあると思いますが(汗)、幻想的すぎて子どもたちがついてこられていなかったような。読み聞かせというよりは、1人でじっくり読むようなタイプな気がします。というか、2冊とも明るいムードの絵本ではなかったので、どちらか1冊はもっと気軽な絵本にすれば良かったのかもしれませんな。そんなワケで、あらためて読み聞かせの難しさを思い知ったものの、読み終わった後、女の子がわざわざ近寄ってきて、「『ぼくのたび』は少し寂しくなったけど、好きでした 川・∀・)」なんて言ってきたのがスゲーうれしかったので、今回の自己評価は50点。2月も頑張ろうと、オリオン座の三つ星に誓ったのでした。おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

ファースト・マン(ネタバレ)

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ファースト・マン



原題:First Man
2018/アメリカ 上映時間141分
監督・製作:デイミアン・チャゼル
製作:ウィク・ゴッドフリー、マーティ・ボーウェン、アイザック・クラウスナー
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、アダム・メリムズ、ジョシュ・シンガー
原作:ジェームズ・R・ハンセン
脚本:ジョシュ・シンガー
撮影:リヌス・サンドグレン
美術:ネイサン・クロウリー
衣装:メアリー・ゾフレス
編集:ベン・クロス
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ
出演:ライアン・ゴズリング、クレア・フォイ、ジェイソン・クラーク、カイル・チャンドラー、コリー・ストール、キアラン・ハインズ、パトリック・フュジット、ルーカス・ハース、イーサン・エンブリー、シェー・ウィガム、パブロ・シュレイバー、クリストファー・アボット、スカイラー・バイブル、コリー・マイケル・スミス、オリビア・ハミルトン、クリス・スワンバーグ
パンフレット:★★★★☆(720円/コラム、インタビュー、小ネタ集など、充実した作り)
(あらすじ)
幼い娘を亡くした空軍のテストパイロット、ニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)は、NASAの宇宙飛行士に応募し、選抜される。彼は家族と一緒にヒューストンに移り住み、有人宇宙センターで訓練を受ける。指揮官のディーク・スレイトン(カイル・チャンドラー)は、当時の宇宙計画において圧倒的優位にあったソ連も成し得ていない月への着陸を目指すと宣言する。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




80点


※本作については、映画評論家の町山智浩さんによる「たまむすび」での紹介を読んでおくと良いザンス。

『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督×ライアン・ゴズリング主演でニール・アームストロングの映画を撮る」という点に興味を惹かれたので、一応、観るつもりではありましてね。ちょうど愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション(略称:アトロク)」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画になったので、先週土曜日、新宿ピカデリーにて鑑賞いたしました(その後、「マッスル両国大会」へ)。「ひぇ〜〜 (°д°;)」と思ったり。


9番スクリーン、満席でした。


鑑賞中の僕の気持ちを代弁する渋川剛気を貼っておきますね(「刃牙道」より)。



尊敬する映画評論家の町山智浩さんによる「超わかりやすいレビュー」がパンフに載っていて、本作についてはそれを読めば十分なんですけれども。まぁ、僕なりに感想を書いておくと、臨場感が半端じゃなかったです。映画は、ライアン・ゴズリング演じるニール・アームストロングが高高度極超音速実験機X-15の飛行テストをするシーンから始まるんですが、ゴズリングの一人称視点か彼のクローズアップばかりなので、一緒に乗っているような感覚に陥るんですよ。しかも、狭い機体はやたらとガタガタしていて頼りないから、閉所恐怖症になってしまいそうな破壊力があったというね… (°д°;) ヒェェェ これ、4DXやMX4Dで観たら吐くんじゃないかと思ったり。


僕は最初の飛行シーンだけで、結構キツかったです。



つーか、60年代の飛行テストの実情なんて今まで1ミリも気に留めたことがありませんでしたけど、よくよく考えればかなり手探りでリスキーなことをやっていたワケで。この序盤のシーンだけで、「テストパイロットって、こんなに危険だったの!? (°д°;) ヒィ!」と戦慄したし、本作がどういう映画なのかが理解できたというか。その後の宇宙船のシーンとかも同じ手法で見せられるんですが(登場人物たちが見える範囲以外はあまり映さない→常に閉塞感を感じる)、主人公たちが目視できない状況で「宇宙船に何が起きているか」を判断しなくちゃならなかったするから、「アポロ13」や「ゼロ・グラビティ」以上に「人間が宇宙に行く」という大変さがビンビン伝わってくるのです。その他、「船内や家庭シーンは16ミリフィルム、訓練や宇宙船のシーンは35ミリフィルム、月面シーンは65ミリIMAXフィルムで撮影した」とか「実験機や宇宙船は実物大かミニチュア模型を用意して、CGになるべく頼らない『20世紀の特撮』で撮った」といったこだわりがしっかり画面から生々しく感じられたというか、ニール・アームストロングの体験をリアルに体感できる映画になっていた次第。


このシーンとか、酔いそうになりましたよ… (´Д`;) イヤーン




一歩間違えたら爆死していた月面着陸訓練シーン↓ こんなに大変だったのね…。




「人間ドラマ」としても面白かった。仲良くなった仲間たちが次々と死んでいく展開は壮絶だったし(特にアポロ1号のエピソードが地獄!)、遺された奥さんがちょっと壊れてしまったようなシーンとか最悪だったし、「人類にとって偉大な一歩」を成し遂げるために払った犠牲の多さに愕然としたというか。そう考えると、アポロ計画陰謀論とかスゲー失礼な話なんだよなぁと。一応、雑にオチを書いておくと、アポロ11号に乗ったニール・アームストロングは無事月に辿り着いて、パンチラインをかますと、幼くして死んだ娘の形見を月に捨てましてね。地球に戻ってくると、奥さんと見つめ合ったりしてましたよ、確か。


アポロ1号の事故は知っていましたが、映像で観ると超無惨でした… (ノω・、) グスン


最後はクレア・フォイ演じる奥さんとこんな感じでした。



正直、幼くして死んだ娘の形見を月に捨てるオチはウェットすぎて乗れなかったし(あんな任務をこなせる超人はもっと違う折り合いの付け方をするのでは)、飛行シーンなどを何度も体感させられる上に映画が141分と長めだったのが体力的にキツかったので、二度と観ることはないと思いますが、まさかニール・アームストロングを題材に、ここまで堂々とした風格の作品を撮るとは思わなかったというか。デイミアン・チャゼル監督、あらためて才能がある方だと感心いたしました。何はともあれ、面白い体験ができる映画だと思うので、気になる人はぜひ劇場へ!m9`Д´) ビシッ




本作のベースとなったジェイムズ・R. ハンセンによる伝記。面白そうですな。



デジタル盤のサントラ。輸入CD盤もあります。



オフィシャルのメイキングブック。ちょっと興味あります。



デイミアン・チャゼル監督×ライアン・ゴズリング主演作。僕の感想はこんな感じ



なんとなく貼っちゃったピーター・ハイアムズ監督作でございます (´∀`=) ウフフ








ファイティン!(ネタバレ)

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ファイティン!



原題:챔피언 Champion
2018/韓国 上映時間108分
監督・脚本:キム・ヨンワン
製作:ハン・ドンファン
撮影:ユ・ジソン
美術:イ・ハナ
衣装:ナム・ジス
編集:キム・チャンジュ、イ・ホスン
音楽:ナム・デウォン
出演:マ・ドンソク、クォン・ユル、ハン・イェリ、チェ・スンフン、オク・イェリン、カン・シニョ、ヤン・ヒョンミン、イ・ギュホ
パンフレット:★★★(700円/秋本鉄次さんの「“ド・マンゾク(ド満足)”すること請け合い!」のギャグを誰が責められようか)
(あらすじ)
生後すぐに韓国からアメリカへ養子に出され、アームレスリングのチャンピオンを目指していた孤独な男(マ・ドンソク)。現在はクラブの用心棒として生計を立てる彼は、そこで出会った若いスポーツマネージャーに誘われ、韓国へ戻って再びアームレスリングの世界に挑むことに。そして産みの母の家を訪れるが、そこに住んでいたのは、初めて会う妹とその子どもたちだった。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




98点


今、韓国では「マ・ドンソク+ラブリー=マブリー」なんて愛称で呼ばれるほど愛されているマ・ドンソクの最新主演作であり、題材が「腕相撲」となれば、そりゃあ観に行きたくなるのが人情ということで、前売り券を購入。2018年10月20日に公開されたので、すぐ観に行きたかったんですが…。他の「公開が終わりそうな映画」を優先したり、仕事にかまけていたりするうちに、都内の上映が終わってしまいましてね。とは言え、前売り券は絶対ムダにしたくなかったので、今年の1月16日(水)、仕事をサボってのスケジュールを調整して、宇都宮ヒカリ座で観てきました(その後、2回目の「蜘蛛の巣を払う女」をハシゴ鑑賞)。最高の映画体験でしたYO!ヽ(TДT)ノ ヤッタァ!


前売り特典は「オリジナルクリアファイル」でした。


宇都宮に行った日のgifを貼っておきますね。



お話を適当かつ雑に書いておくと、「① 韓国からアメリカへ養子に出されたものの、養父母がすぐ死ぬ」「② アームレスリングのチャンピオンを目指していたが、八百長疑惑で除名される」などの事情により終始暗い顔で生きている男マーク(マ・ドンソク)が、スーパーの警備員やクラブの用心棒をして生計を立てていたところ、実に胡散臭い“自称スポーツエージェント”ジンギ(クォン・ユル)の誘いに乗って、韓国でアームレスリングに再挑戦することとなりましてね。「実母の家に行くも、会わないまま立ち去る」「八百長をやるように言われて、最初は承諾したものの、土壇場で裏切ってしまう」「怒ったヤクザのチャンス社長と揉めて大暴れ」「逮捕されるも、妹と名乗る女性スジン(ハン・イェリ)が身元引受人になってくれた」などの出来事があって、マークはスジン&子どもたちと一緒に暮らすことになるのです。


養子に出されて、アメリカで孤独に生きてきたマークでしたが…。


ジンギと一緒に韓国アームレスリング界に乗り込むことになりまして。


ひょんなことから、スジン&子どもたちとの奇妙な共同生活がスタートするというね。



で、「実母がすでに亡くなっていてションボリしたけど、死ぬまで自分のことを思ってくれていたことを知る」「スジンへの取り立てにきた借金取りを乱暴に追い返す」「ジンギの策略により、飛び入りで腕相撲大会に参加して、チャンピオンのコンボ(カン・シニョ)を破る」「その様子がテレビで放送される」「ジンギは父親の借金のために金を稼ごうとしていた」「実は、シングルマザーで困窮していたスジンを助けるため、実母は家に住ませてあげていた→本当は兄妹じゃないことを知ったマークは超ショック!Σ(゚д゚;) ショーック!」といったことがありまして。アームレスリングの大会に出場すると、順調に勝ち進んで、腕を痛めながらも準決勝ではコンボを撃破。決勝はアウトっぽい薬物を注射している刑務所帰りの強豪パンチ(イ・ギュホ)が相手であり、チャンス社長からまた八百長をもちかけられるも、「自分を証明するチャンスであり、子どもたちに勝利を約束した」ということで、O・KO・TO・WA・RI!m9`Д´) ビシッ 苦戦しつつもパンチを倒して、ギクシャクしていたスジンとも和解して、ハッピーエンドだッ!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ!


マークったら、子どもたちと大会での優勝を約束しましてね。


決勝では超苦戦するも、みんなの思いを背負って勝利するのでした ( ;∀;) イイハナシダナー



見誤まっていた… (`Δ´;) ヌゥ 正直、前売り券を買ったほどなのだから観る気はあったものの、内容にはそれほど期待していなくて。なんて言うんですかね、「それなりの面白さの作品」と思っちゃって、それ故に後回しにしてしまった部分もあったというか。映画仲間のナカさんがいくら絶賛しようとも、「どうせ『オーバー・ザ・トップ』みたいな映画なんでしょ?(苦笑)」と、まったく信用していなかったんですけれども(失礼な文章)。実際に観てみれば、「もっと早く観に行けば、もう1回、観に行けたのにぃ!ヽ(`Д´)ノ キィィィッ!」と後悔するほど良くて。ハッキリ言って、現時点で今年のベストの作品だったりするのです。


映画鑑賞中の僕の気持ちを代弁する烈海王を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。



もうね、僕的には好きな要素がいっぱいでして(バカっぽい文章)。まず、腕相撲に燃えた。僕と同世代(現在46歳)の方なら中学生ごろに『オーバー・ザ・トップ』が直撃していると思うんですけど、競技的にアクションとして見せられることは限られていますが、さまざまなマッチョの太い上腕が観られるだけでもグッとくるというか、その…下品なんですが…フフ…勃起…しちゃいましてね…(アウトな文章)。まぁ、何はともあれ、荒々しい男どもがオッスオッスと上腕に力を込めまくる姿を何度も観られて、とても…楽しかったです… (´Д`;) ハァハァ


雄度の高い腕相撲シーンが観られるだけでなく…。


こういうトレーニングシーンもまた美味! 車を倒したりもしてました。



それとストーリーも超良かった。「10代後半に家族とアメリカに渡って、ボディビルダーやフィットネストレーナーとして活動してから、韓国に戻って俳優としてデビューしたマ・ドンソク自身の人生に重なる」というところや、「韓国の養子事情」「冬の小鳥」「はちみつ色のユン」でも描かれてた)などを盛り込んだ点などもポイントが高いんですが、僕は何よりも「感情を殺していた人が優しさに触れて人間性を回復する話」が大好物でしてね…(しみじみ)。まぁ、できれば「ソルジャー」のカート・ラッセルのように「殺人マシン設定」だったりした方が好みのタイプではありますけど、今回のマ・ドンソク演じるマークも100点のキャラクター。無骨で、悪党には容赦なく暴力を振るうけど、弱者や子どもには優しくて。ぶっきらぼうなのは、寂しさの裏返しでもあって、ずっと孤独だった男がやっと「妹がいた」ということに癒されて、子どもたちとも仲良くしていたのに、ウソだったと知ってションボリするくだりとか、泣きすぎて死ぬかと思いましたよ… (iДi) ウェェェェェ あと、「負け犬が3人」というあたりとかは、少し「ロッキー」を連想いたしました。


なんとなく、僕が大好きな“命の大切さに気付く山のフドウ”を貼っておきますね(「北斗の拳」より)。
命...

孤独なシーンを観ているからこそ、こういった幸せシーンがスゲー胸を打つんだよなぁ。


思いの丈を吐き出すマークは、ロッキー・バルボアのようでしたよ。


ジンギ役のクォン・ユルも良かった! 軽薄そうに見えて、熱いハートを持っているのです。


スジン役のハン・イェリも最高でしたな。韓国のシングルマザー事情、改善されてほしいものです。



人生5度目の「1人映画鑑賞」体験だったのも最高でしてね。誰もいないから、完全にジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作「ライオンハート」を観た時以来の1人応援上映状態であり、「ファイティン!ヽ(`Д´)ノ」なんて日常では一度も使ったことがない声援を送ったのはもちろんのこと、「うわ〜ん、マーク、スジンの気持ちもわかってやれよ〜、可哀相だよ〜ヽ(TДT)ノ ウワーン」とか「うわ〜ん、すげェよーっ、マークは本当にすげェよ!!ヽ(TДT)ノ ウワーン」とか、みのもけんじ先生の「プロレス・スターウォーズ」のプロレスファンのように声を出しながら号泣しまくってた次第。その他、キャスティングとかも全員ピッタリだったし、僕的には文句のつけようがなくて。宇都宮まで観に来て本当に良かったです。


鑑賞中はこんな感じだったというね(「プロレス・スターウォーズ」より)。



まぁ、「優勝すればスジンやジンギの父親の借金を返済できる」といった「人生をやり直せる感」をもう少し強めてほしかったし、「とは言え、アームレスリングであんなにお金が動くのかな…」なんて思っちゃったりしたところもありましたが(結局、文句を書いちゃうアタシ)、そんなのは些末なこと。マ・ドンソクの魅力を思う存分堪能できるだけでなく、負け犬たちがワンスアゲインする姿に超感動させられた上に、1人応援上映まで楽しめたのだから、最高の映画体験でしたYO!ヽ(TДT)ノ ヤッタァ! さすがにもう遠征はできませんが(今後の上映予定は佐賀県だけだし)、DVDが出たら即購入してまた楽しむつもりでございます。だから、この感想を読んで興味を持った方はぜひ観てみてくださいな (o^-')b オススメ!




昨年公開されたマ・ドンソク主演作。僕の感想はこんな感じ



マ・ドンソクが大活躍する映画。僕の感想はこんな感じ



劇中にも出てくるシルベスター・スタローンの腕相撲映画。



DVDは5月29日に発売されるそうな (・∀・) カイマス






先週の備忘録(2019/2/19~2/25)

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さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いておきますね↓

火曜日、仕事→「バレンタイン」で飲み
水曜日、仕事
木曜日、仕事→アトロクオフ会→サンスケさんと飲み
金曜日、仕事→元部下のMくんと飲み
土曜日、家の片付けなど
日曜日、妻子と「ルパパトショー」へ!
月曜日、仕事→法事→実家に宿泊
※先週観た映画は0本!



先週、1本も映画を観ていないという、僕的には非常にレアな状況になったのは、仕事が忙しくなった上に、飲みの約束が3つ、急な法事が1つあったから。火曜日は、「映画野郎」というメルマガに携わっている藤原さんと東中野の「バレンタイン」で飲みました。定期的にTシャツやら何やらを購入させていただいている「ハードコアチョコレート」の代表がマスターをやっている店なので、前から行ってみたかったんですけど、なかなか足を運べなくて。で、1月に練馬の「か和もっち」でプロレスの話で盛り上がった藤原さんが常連だったので、一緒に行ってみたんですけれども。お店の雰囲気は僕好みだし、常連さんたちのプロレストークは濃いし、最高でしたね…(しみじみ)。連れてってくれた藤原さんには超感謝ですよ。近々、また行こうと思っております (´∀`=) ウフフ


東中野の「バレンタイン」は、この手の趣味の方には最高のお店なのです。



木曜日は、仕事の後に「タマフル・トップ5・生活は踊る・アフター6ジャンクションリスナーオフ会」に参加して、みやーんさん、めんトリさん、モモさん、プロ空頭さんたちと愉快に話したり、長崎出身さんにホークアイとの2ショットを見せつけられたり、たわわちゃんの司会振りに感心したりしましてね。会が終了した後は、サンスケさんと朝まで、この世に生きる喜び、そして悲しみのことなどを語り合いました。急遽誘われたんですけど、サンスケさんとサシでいろいろと話せてスゲー良かったなぁと。人にはそれぞれ事情がある…なんてことをあらためて思った1日でしたよ。金曜日は、仕事が終わってから元部下のMくんと合流。「ミスター・ガラス」「アクアマン」の話に花を咲かせたんですが、こんな風に仕事以外でサシで飲む日が3日もあった週は初めてというか。なんて言うんですかね、大人になってから趣味で繋がった人と飲む機会が増えていて、これはとても豊かなことなんじゃないか…なんてね。


オフ会の後、サンスケさんと朝まで二人で過ごしたのです(どことなくいかがわしさが感じられる書き方)。


Mくんと飲んだお店。芸人さんが芸を披露してくれて愉快だった…ということも書き残しておきましょう。


ちなみに、金曜日は「アトロク」の裏送りがどうしても聞きたくて、ついラジコプレミアムに入っちゃった!(*ノ▽ノ) キャッ


土曜日は妻子と「ルパパトショー」を観たんですが、それはまた別のお話。



月曜日は、中学時代の友人のお母さんが亡くなられたので、仕事後、お通夜に。彼の家でTRPGをやった時、食事をご馳走になったりして、とてもお世話になった印象があって。ご焼香できて、良かったです。で、横浜の奥地から東京23区の奥地まで帰るのは面倒くさかったので、地元の駅付近で軽く飲んでから、実家に泊まることにしましてね。なんて言うんですかね、僕はバカだから、自分が親になってみないとわからなかったことが本当に多くて、年を取るごとに自分の母親への態度を反省するところしきりでして…。いや、僕は「俺の使用う技は、どれも俺に使用っていい技ですッッ ( ゚д゚)」という畑幸吉派なので、僕が母親にした酷い仕打ちの数々金銭を騙し取るなど)を自分の娘からいつか食らうのは至極当然だと思うんですけど(汗)、とは言え、あの若い当時、僕の技をすべて受けきってくれた母親には、あらためて感謝したいというか。お茶を飲みながら0時近くまで彼女の近況トークに付き合ったんですが、今のうちにちゃんと親孝行しなくてはと思った次第。


月曜日、甘い物が食べられなくて残念でした…。


親になったら、畑幸吉風に思うものであり…(「餓狼伝」より)。


アントニオ猪狩風に思うものなんでしょうな(「グラップラー刃牙」より)。



とりあえず今週の予定を書いておくと、火曜日は練馬の「か和もっち」で軽く飲みながら「9周年バッチ」の消費量をチェックして(全然減ってないみたい ┐(´ー`)┌ ザンネーン)、水曜日は新文芸坐にて、たぶん宇多丸師匠にとって絶対行きたいやつであろう「鉄と鉛 STEEL&LEAD」「JOKER ジョーカー」という最高すぎる2本立て(きうちかずひろ監督のトークショーもあって、聞き手はギンティ小林さん!)に足を運んで、今週末は妻子と「メリー・ポピンズ リターンズ」を観に行く…ってな調子。最近は、やっと仕事が形になりつつあって。取引先の方が優秀すぎて、自分の実力不足が恥ずかしくなったりとか、すべてが順風満帆ではないけれど、前よりはモチベーションは少し上がっているのでね、ひとつひとつ頑張って行こうと思っております。


最後に今月の推薦曲、Shuta Sueyoshi feat. ISSA「Over “Quartzer”」を貼っておきますね↓




以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。





2019年3月公開で観たいと思っている映画の覚え書き

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毎月の恒例として、僕が2019年3月公開で観たいと思っている映画を貼っておきますね↓


※①などの番号付きは「絶対に観る」、○は「一応観たい」、△は「興味ある~」って感じです。

3/1〜3/2
移動都市 モータル・エンジン ①
グリーンブック ②
天国でまた会おう ③
アンフレンデッド:ダークウェブ ○
エア・ストライク ○
ハッピーアイランド △
歯まん △
Noise ノイズ △
疑惑とダンス △


3/8〜9
イップ・マン外伝 マスターZ ④
運び屋 ⑤
スパイダーマン スパイダーバース ⑥
家族のレシピ ⑦
劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル ⑧
ライズ ダルライザー -NEW EDITION- ⑨
ウトヤ島、7月22日 △
サッドヒルを掘り返せ △
シンプル・フェイバー △
たちあがる女 △
マイ・ブックショップ △
クロガラス1 △


3/15〜16
キャプテン・マーベル ⑩
サンセット △
探偵なふたり リターンズ △
ふたりの女王 メアリーとエリザベス △
マリオネット 私が殺された日 △


3/22〜23
さらば大戦士トゥギャザーV ⑪
バンブルビー ⑫
ブラック・クランズマン ⑬
アンノウン・ボディーズ △
コンジアム △
PRINCE OF LEGEND △
新宿タイガー △
セメントの記憶 △
天然☆生活 △
こどもしょくどう △
ギャング・イン・ニューヨーク △


3/29〜30
大脱出2 ⑭
トンビルオ! 密林覇王伝説 ⑮
ナイトクルージング ⑯
バトル・ドローン ⑰
ファイブ・ウォリアーズ ⑱
レゴ(R)ムービー2 ⑲
目撃者 △
ワイルドツアー △
クロガラス2 △
ダンボ △



今年こそは「新作映画は年間120本まで」(+昨年観た新作映画11本分=合計131本)という掟を遵守するつもりでしてね。現時点でアップしている新作映画の感想が29本ということは、現在、月10本ペースを守っていることになるため、このままのペースで行けば何とかなるのでは…と思いきや! なんと今月は絶対観たい映画が19本もあるのだから困っちゃうナー (・ε・) リンダ とは言え、仕事が忙しいというハードな現実問題があるので、結局、全部を観ることはできないと思うんですけどね。何はともあれ、3月公開作で最も期待している1本は、今をときめくマックス・チャン主演「イップ・マン外伝 マスターZ」であり、なんとデイブ・バウティスタとのタイマンが繰り広げられるのでね、なるべく早く観に行きたいと思っております。つーか、今月は「大脱出2」でもデイブ・バウティスタが観られるのだから(シルベスター・スタローンとの共演だッ!)、ありがたいですな… (ノω・、) アリガタイ


「イップ・マン外伝 マスターZ」の予告編↓ デイブ・バウティスタとの格闘描写が超楽しみ!




もちろん昨年公開の「インフィニティ・ウォー」と今年4月公開の「エンドゲーム」を繋ぐ重要な1本である「キャプテン・マーベル」も見逃せませんな ( ̄ー ̄) ニヤッ 前売り券は2枚購入済みであり、字幕版と吹替版の両方チェックする予定なのです。マーベル繋がりでは、昨年公開された「ヴェノム」のエンドクレジットで予告っぽい映像が流れた時はそれほどの期待値ではなかったものの、すでに観た人の評判が高い&今年のアカデミー賞で「長編アニメ映画賞」を見事受賞して一気に期待が高まった…ということで! 「スパイダーマン スパイダーバース」も前売り券を3枚購入いたしました。あと、マーベルではないものの、「トランスフォーマー」シリーズの最新作(ただ、世界観は一新されたっぽい?)「バンブルビー」も予告編を観る限りは面白そう。まぁ、僕的にはヘイリー・スタインフェルドお得意の「勝ち気で利発だけどちょっとドジなティーン演技」が観られれば、それで満足でございます (〃∇〃) エヘヘ


「キャプテン・マーベル」の特報↓ あえて事前情報はあまり入れずに観る予定だったり。




って、海外のヒーロー映画だけではなく、3月は予想外に国産ヒーロー映画が公開されるので、そちらもチェックするつもり。正直なところ、「劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル」に関しては「ここ最近のウルトラ映画」って感じがムンムン漂っているので期待値は低めだったりしますが(汗)、ローカルヒーロー「ダルライザー」の劇場版となる「ライズ ダルライザー -NEW EDITION-」は、前評判が良いので、結構楽しみだったり (・∀・) ワクワク それと、インディーズ系特撮ムービー「さらば大戦士トゥギャザーV」もかなりの力作っぽい様子。「池袋シネマ・ロサの一週間限定レイトショー公開」なので、絶対見逃さないよう仕事を頑張りますよ。


「劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル」の予告編↓ それなりに満足するとは思いますがー。




その他、アカデミー賞関連では、ベタに感動できそうな実録友情物語「グリーンブック」や、スパイク・リー監督による実録潜入捜査ムービー「ブラック・クランズマン」はチェックしておきたいなぁと。それと、予告編だけで胸が痛いクリント・イーストウッド監督主演による“仁義なきメキシコ麻薬カルテル系映画”「運び屋」も当然観ますがな。ううむ、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の「未体験ゾーンの映画たち 2019」でも僕好みの作品がゴリゴリ公開されるみたいだし(例えば「トンビルオ! 密林覇王伝説」とか!)、ちくしょう、仕事がヒマにならないかな…(社会人失格の文章)。


「トンビルオ! 密林覇王伝説」の予告編↓ やだ、スゲー観たい… (´Д`;) ハァハァ




最後は、いつもの名画座系。下高井戸シネマで3/02(土)~3/08(金)の「暁に祈れ」飯田橋ギンレイホールで3/02(土)~3/08(金)の「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」「1987、ある闘いの真実」、3/09(土)~3/15(金)の「菊とギロチン」「寝ても覚めても」早稲田松竹で3/09(土)~3/15(金)の「判決、ふたつの希望」「1987、ある闘いの真実」新文芸坐で3/23(火)~3/26(木)の「ボーダーライン」「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」目黒シネマで3/23(土)~3/29(金)の「鉄コン筋クリート」「ピンポン」あたりを観に行けたらうれしいなぁ。他にも気になる方は、非常に素晴らしい情報サイト「魅惑の名画座」をチェックしてみてくださいな。あと、「絶対良い映画なんだけど、自宅でのDVD鑑賞だとキツい展開で止めちゃいそう… (´・ω・`)」と思って、僕が今まで手を出せなかったイ・チャンドン監督の旧作「ペパーミント・キャンディー」と「オアシス」のリマスターバージョンが3月15日(金)からアップリンク系列で公開されるということで、こちらも行こうと思っております。以上、2019年3月公開で観たいと思っている映画の覚え書きでした。ではでは~。







レッスル!(ネタバレ)

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レッスル!



原題:레슬러 Love+Sling
2018/韓国 上映時間110分
監督・脚本:キム・デウン
音楽:タル・バラン
出演:ユ・ヘジン、キム・ミンジェ、イ・ソンギョン、ナ・ムニ、ソン・ドンイル、ファン・ウスレ
パンフレット:なし
(あらすじ)
かつてはレスリングの代表選手だったが、いまは家事と息子の成長だけが生きがいのシングルファーザーのギボは、将来有望なレスラーでもある息子ソンウンが金メダリストになることを夢見ていた。ところが、代表選手を選抜する試合を目前に、ソンウンが「レスリングを辞めたい」と言い出し……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


昨年の12月下旬、シネマート新宿にて「レッド・ブレイド RED BLADE」を観に行った時のこと。7階ロビーの端に置かれていたポップアップスタンドに目を奪われましてね。主演俳優であるユ・ヘジンの活き活きした表情、躍動感溢れるポーズ、エプロン&家事用ゴム手袋を装着して片手にフライパンというベタにもほどがある主夫スタイルが合わさって、僕の中の「萌え」がスパーク。つい、「ユ・ヘジン、かわいいよ、ユ・ヘジン… (´Д`;) ハァハァ」なんてツイートをしてしまったし、当然ながら観る気マンマンになったということで! 1月中旬某日、シネマート新宿で観てきました(その後、2回目の「クリード 炎の宿敵」を鑑賞)。普通に楽しかったです (・∀・) ヨカッタ!


12月下旬某日、7階ロビーの隅にユ・ヘジンのポップアップスタンドを発見! やだ、かわいー。


この「“初笑い”ロードショー」のフレーズもイイ感じ。絶対観に行くYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!


で、年明けに2番スクリーンで観ました。15人ぐらいはいたと思います。



「元レスリング選手の父親が、息子を名選手にするために悪戦苦闘する」なんてあらすじを聞くと、昨年公開されたインド映画「ダンガル きっと、つよくなる」を連想するところですが、本作はそこに「息子ソンウンが恋心を抱いている幼なじみの女性ガヨンが父親ギボの方を好きになってしまう」という三角関係要素が絡んでましてね。それによって親子の間がギクシャクするだけでなく、さらに「父親からレスリングを強制されている」という、もともとソンウンが抱えていた不満が爆発する…といった感じのお話なのです。とは言え、序盤から中盤にかけては思いっきりコメディであり、ユ・ヘジンたちが繰り広げるベタなギャグに舌鼓を打ちまくりでした (´∀`) タノシー


男手一つでソンウンを育てて、それなりに仲が良い親子だったのに…。


イ・ソンギョン演じるガヨンが父親を好きになってしまったから、大変なことになるのです。



そして驚いたのが終盤の展開。「父親とガヨンがキスをしてた!(`Д´) キィィィ!」と誤解したソンウンが酒を飲んで荒れる程度は予想できましたけど(微笑)、まさか決勝の舞台で父親に攻撃を仕掛ける→親子ゲンカが勃発したのはマジでビックリしましたよ。まぁ、本作は途中途中でソンウンがレスリングを辞めたい的な話をしても、ギボがまったく取り合わない描写がいくつか挟まれていたので、何らかの衝突はあると思っていましたが、「ここでやるのか!Σ(゚д゚;)」と。正直なところ、僕は「親が物事を強制してくる」というのが何よりも嫌いなので、ギボが息子から反撃された時は若干の「自業自得!m9`Д´) ビシッ」感があったものの、とは言え、戦闘中の回想で「妻を亡くしてションボリするギボに幼いソンウンがレスリングの技を仕掛けてくる→『レスリング、好きか (`∀´)』『大好き!ヘ(゚∀゚*)ノ』」なんてやり取りがあったことを見せられると、すっかり「お父さんの気持ちもわかる… (ノД`) アァン」状態に陥ったりした単純なアタシ。一応、オチを書いておくと、最終的にソンウンは自分の意思でレスリングを続けることになり、ギボは1人で旅に出たりと、お互い自立して終わってたんじゃないかしらん。


終盤はヨンソンの不満が大爆発するというね。



なんて言うんですかね、驚く展開もあったものの、予想通りの満足感というか。名バイプレイヤーとして活躍するユ・ヘジンの魅力が存分に堪能できて楽しかったし、ベタなギャグの数々も素直に笑ったし、ソンウンを演じたキム・ミンジェの程良く鍛えられた肉体&身体能力の高さも僕好みだったしと、褒めるところだらけ。ファン・ウスレ演じるお見合い相手の医師ドナとのとぼけたやり取りとかも最高でしたね〜。まぁ、合わなかったところを書くと、終盤にソンウンが荒れるくだりのシリアスかつ気まずいトーンはあまり好みではなかったというか。映画としては仕方ないんですけど、もっと軽いテイストが良かったなぁ…って、伝わりますかね。


ファン・ウスレ、とても可愛かったですな。


こういうシーンはあまり好きではなかったです。映画としては必要なんですがー。



って、些末な不満を書いちゃいましたが、作品の精神性的には「ダンガル きっと、つよくなる」よりも好きというか。普通に楽しい映画でしたヨ (・∀・) ヨカッタ! 韓国産コメディが好きな人は要チェックの1本じゃないでしょうか。




「鍵泥棒のメソッド」の韓国版リメイク。ユ・ヘジン主演なのです。



父親が娘をレスリング選手に育てようとする映画。僕の感想はこんな感じ



4月26日にはDVDが発売されます。ユ・ヘジン、かわいいよ、ユ・ヘジン… (´Д`;) ハァハァ








ROMA ローマ(ネタバレ)

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ROMA ローマ



原題:Roma
2018/メキシコ、アメリカ 上映時間135分
監督・製作・脚本・撮影・編集:アルフォンソ・キュアロン
製作:ガブリエラ・ロドリゲス、ニコラス・セリス
製作総指揮:ジェフ・スコール、デビッド・リンド、ジョナサン・キング
美術:エウヘニオ・カバレロ
衣装:アンナ・テラサス
編集:アダム・ガフ
出演:ヤリッツァ・アパリシオ、マリーナ・デ・タビラ、マルコ・グラフ、ダニエラ・デメサ、カルロス・ペラルタ、ナンシー・ガルシア、ディエゴ・コルティナ・アウトレイ
(あらすじ)
70年代初頭のメキシコシティ。医者の夫アントニオと妻ソフィア、彼らの4人の子どもたちと祖母が暮らす中産階級の家で家政婦として働く若い女性クレオは、子どもたちの世話や家事に追われる日々を送っていた。そんな中、クレオは同僚の恋人の従兄弟である青年フェルミンと恋に落ちる。一方、アントニオは長期の海外出張へ行くことになり……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※この映画に関しては、映画評論家の町山智浩さんによる「映画ムダ話」(216円)の解説が素晴らしいので、そちらを聴いてみて!

一応、Netflixには加入しているので、アカデミー賞受賞前から超話題になっていた本作については、いつか観ようと思ってはいたものの。「トゥモロー・ワールド」「ゼロ・グラビティ」といったアルフォンソ・キュアロン監督作を好んでいた僕的には「政治的混乱に揺れる1970年代メキシコを舞台に、とある中産階級の家庭に訪れる激動の1年を、若い家政婦の視点から描いたNetflix製ヒューマンドラマ」「自身の幼少期の体験を交えながら、心揺さぶる家族の愛の物語を美しいモノクロ映像で紡ぎ出した」なんて言われてもピンと来ないというか(苦笑)。「なんだ、SFじゃないのかよ ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」と盛り上がらなくて、ごめんなさい、なかなか観る気になれなかった…という、驚くほど失礼な文章。ただ、尊敬する映画評論家の町山智浩さんによる「映画ムダ話」(216円)の解説を聴くためには観ておかないといけないし、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画になったということで、仕方ねぇなとヤレヤレ顔で鑑賞したんですが、お見それしました m(_ _)m


僕の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね(「刃牙道」より)。



お話を乱暴かつ適当に書いておくと、70年代初頭、メキシコシティ近郊のコロニア・ローマに住む中産階級の医者家族の家で、主人公のクレオは家政婦として働いてましてね。夫との仲が冷えていてイライラしがちな妻ソフィアに当たられたりしながらも、子どもたちにほとばしるほど優しく接しながら家事に精を出すエブリデイですよ。で、武術家気取りの最低クズ男フェルミンに孕まされた挙げ句に捨てられたり、学生運動弾圧事件(「血の木曜日事件」)が起きた現場で産気づいて死産したりと踏んだり蹴ったりだったんですが、浮気な夫に捨てられたソフィアが優しくしてくれましてね。さらに、海で波にさらわれそうになった子どもをクレオが泳げないにもかかわらず身を挺して救ったことで、みんなで抱き合って「アタシたちは家族YO!川`Д´)人(`Д´し ウォォォォッ!」と一致団結。女性たちの戦いは続くものの、クレオの気分は晴れやかなのでしたーー。


クライマックスはこんな感じになってましたよ。



もうね、本作に関しては、町山さんの「映画ムダ話」(216円)の解説を聴いていただければ十分というか。例えば「白黒にしたのは監督の思い出だから」とか「カメラが水平移動&俯瞰ショットばかりなのは、監督が過去にタイムスリップしたものの、傍観するだけで何もできない…というイメージ」といった「本作に込められた意味」の数々がわかるので、マジでチェックしてほしいのです。で、僕的に小並感溢れる感想を書いておくと、すみません、ちょっと退屈ではあって。そりゃあ映像はとてもキレイだけど、「それだけじゃお腹が空くわ (ノ∀`) ゴメンネ」感があったなぁと。まぁ、僕自身に原因があるんですが(汗)、自宅鑑賞というのも良くなくて。こういう地味目の映画は劇場じゃないとどうしても気が散ってしまうし、イヤなシーンはつい止めちゃったりしたし…。正直、劇場で観たらもっと面白く感じたんじゃないかしらん。

って、つい文句っぽいことを書いちゃいましたが(汗)、基本的にはスゲー良い映画だと思いましたよ。アルフォンソ・キュアロン監督の半自伝的作品ということで、主人公のクレオは監督がお世話になった家政婦リボ(最後にこの映画を捧げられる女性)がモデルだそうで。映画全体にその人への温かい目線が感じられて、とても優しい作品だなぁと。僕的にグッと来たのは、クライマックス、カナヅチのクレオが波にさらわれそうな子どもたちを助けに行く場面で、「波にさらわれそうな子どもたちを助けるワンカット風映像がスゲェ!」(桟橋を作って撮影したそうな)ということ以上に、僕は何よりも「女性が溺れそうな子どもを身を挺して助けに行く」描写に弱いので、すっかり「母さーんッ!ヽ(TДT)ノ」と大泣きした次第。


なんとなく「不良少女と呼ばれて」の名シーンを貼っておきますね↓ 母さーんッ!ヽ(TДT)ノ




あと、アホな男ども&男社会に振り回されつつも強く生きる女性たちの姿は、やっぱり自分の母親が重なったりして、そういう点でも良かったなぁと。その他、思ったところを書くと、「フェルミンのチンコ全開状態での棒術演武が愉快だった」(映画史的に貴重なシーンでは?)とか「クレオが子どもと『宇宙からの脱出』を観に行くくだりで『この映画体験が「ゼロ・グラビティ」の元になったのでは!? Σ(゚д゚)』と少しテンションが上がった」とか「オープニングで床に映っていた飛行機が、最後は空を飛ぶ様子を直接見せて終わるのが好き」とかとかとか。さすがはアルフォンソ・キュアロン監督だと、観る前に舐めていた自分を猛省ですよ。まぁ、それでも妊娠から逃げたクズ野郎フェルミンが死ななかったのが不満だし、やっぱり退屈に感じたところも多かったので70点という身もフタもない評価ですけど、そりゃあアカデミー賞を三部門も受賞した作品なのでね、とりあえず観ておくと良いですぞ。


フェルミンは大嫌いですが、このシーンは大好きです (´∀`=) チンコ



おしまい (´∀`=) チンコ




デジタル盤のサントラ。国内盤輸入盤もあります。



僕の宇宙観を変えたアルフォンソ・キュアロン監督作。僕の感想はこんな感じ








「3月6日(水)の『アフター6ジャンクション』に出演します!Σ(゚д゚;)」というお知らせ

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3月6日(水)、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」の20時台に放送される特集コーナー「ビヨンド・ザ・カルチャー」にて、映画の中の特訓シーンについて話すことになりました。


なんとなく「ロッキー」の特訓シーンを貼っておきますね↓




今年の2月7日(木)、「アフター6ジャンクション」に出演した後の僕には、なんとなく達成感がありましてね。なんて言うんでしょうか、今まで番組に出させていただいた時の僕は宇多丸師匠に甘えていたんですけれども。あの日、「宇多丸師匠がいないから、僕もしっかりしなくちゃ!(`・ω・´) キリッ」と臨んだ放送では、我ながら「チームの一員」として、しっかり放送に貢献できたのではないかと。放送後、今までにない祝祭感を感じて興奮したし、「もし次に出演するチャンスがあるなら、もっとちゃんとした放送ができるのではないか?」と思ったりもしたのです。

とは言え、番組スタッフに企画は提案してないし(「ドルフ・ラングレン特集」も僕からの企画ではない)、正直なところ、「出演させてほしい特集」は3つほど心に秘めているものの、僕のような素人にとってラジオ番組出演は着実に寿命を縮めている行為。そもそも昨年は趣味に力を注ぎすぎて仕事の方が大変かつ悲惨なことになったのでね(涙目)、今年は社会人として仕事に重点を置くという「今さら!?Σ(゚д゚;)」と思われそうな強い決意を固めていて。予定した大きめの案件がやっと動き出したのもあって、当分はこちらから連絡をするのは控えよう…と勝手に思っていたというね。


なんとなく「ロッキー3」の特訓シーンを貼っておきますね↓




で、2月26日(火)の話。いろいろあった仕事帰り、練馬にある行きつけの日本酒バー「か和もっち」へ飲みに行ったところ、偶然、アトロクオフ会でよく会う&朝まで一緒に飲んだこともあるラジオリスナー・おのじさんが来店されましてね。あーだこーだとラジオ話に花を咲かせて、僕が「一度、初心者のための筋トレ特集をやってみたいんですよ〜」といったことを話したら、彼が「だったら、映画に出てくる特訓の特集とか聴いてみたいですね (▽∀▽)」なんて言うから、ソレダ m9 ゚д゚) ビシッ


僕の気持ちを代弁するビスケット・オリバを貼っておきますね(「バキ」より)。



いや、今は番組なんてとても出られる状況じゃないし、その体力もないザンス。ただ、「アフター6ジャンクション」と言えば、天下のTBSラジオの看板番組の1つですよ、企画なんて4月ぐらいまでは決まっているハズじゃないですか。4月下旬ぐらいだったら全然大丈夫だし、別に僕以外の映画ライターの方がやってもまったく構わない企画だし、そもそも通らなくてもそれはそれで仕方なし。ただ、おのじさんとの話が盛り上がったし、その後にお店に来た映画仲間たちに話した時も感触は良かったし、この日の飲んだ時の“熱量”を大事にするためにも、とりあえずメールだけは送っておこうと。そんな心境で、深夜、古川耕さん、稗田D、蓑和田D、守安D宛に企画をザッと書いたメールを送信して、床に着いたんですが…。なんと翌日の午後3時、秋山Dから「来週の水曜日に出演できますか?」なんて予想外すぎる電話が来たから、「マジか!Σ(゚д゚;)」とビックリいたしました。


なんとなく「ロッキー4」の特訓シーンを貼っておきますね↓




ハッキリ言って、即座に脳裏に浮かんだのは「無理」の2文字だったものの、僕もバカではありませんよ(苦笑)、このタイミングで来週3月6日(水)のオファーということは、何かイレギュラーがあって企画が飛んだのではないか。要は間違いなく「愛する番組が困っている状況」なのだから、義を見てせざるは勇無きなり! (`・ω・´) ナリ! シカモ、よくよく考えれば「仕事がスゲー忙しい」にもかかわらず「おのじさんと話が盛り上がって番組にメール」して「その直後に企画が決まる」という状況が“何か”に“何か”を試されているような気がするというか、これは運命が用意してくれた大切なレッスンであって、乗り越えれば素敵なレディになれるのではないか?(少し疲れてる文章) となれば、僕の返答は「コードギアス」風に言えば「イエス、マイ・ロード」であり、「庄やグループ」ライクに伝えれば「ハイ!よろこんで」。現在、特集に向けて着々と準備を進めるとともに、仕事が疎かになっているのでしたーー (ノ∀`) ザンネーン


なんとなく「クリード 炎の宿敵」の特訓シーンを貼っておきますね↓




そんなワケで、前回の失敗を踏まえた「対女性アナウンサー用マスク・改」も準備済みだし、“我が師”三宅隆太監督からいただいた「傾聴」「対話」「自然体」の3つのキーワードを心掛けつつ、3月6日の放送はいろいろな角度から覚悟を固めて臨む予定でございます。僕は毎回、これが最後の出演になるかもしれないと本当に思っているのでね、当ブログを定期的に読んでくれるような優しい方は、ぜひradikoなどを使ってリアルタイムで聴いていただけるとありがたいし、時間や心に余裕がある方は「好きだったり、実行したりした映画の特訓シーン」を書いたメールを番組宛(utamaru@tbs.co.jp)に送っていただけると助かります。おしまい!(`・ω・´) ナリ!





先週の備忘録(2019/2/26~3/4)

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さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いておきますね↓

火曜日、母親とランチ→仕事→練馬の「か和もっち」へ
水曜日、仕事→体調不良→アトロク出演のオファーが!Σ(゚д゚;)
木曜日、仕事→新宿で「おっさんのケーフェイ」鑑賞
金曜日、仕事→映画を2本鑑賞→練馬の「か和もっち」へ
土曜日、「スパイダーマン:スパイダーバース」鑑賞
日曜日、妻子と「メリー・ポピンズ リターンズ」鑑賞
月曜日、仕事→映画を3本鑑賞
※先週観た映画は8本でした。



先週の火曜日、午前中は母親と携帯屋に行って、手続きを手伝ってあげましてね。一緒にランチを食べてから仕事に行って、夜は練馬の『か和もっち』へ。そして、「一緒に飲んだラジオリスナー・おのじさんから提案された企画を深夜に『アフター6ジャンクション』のスタッフ宛に送ったら、翌日に3月6日(水)の出演をオファーされた」という衝撃的な展開があったワケですが、その件についてはこちらの記事を読んでいただければと。水曜日は、朝に食べたもやしナムルが悪くなっていたようで、午後になったら体調が一気に悪くなりまして ('A`) ウーン 結局、午後4時ぐらいに帰宅して、翌日まで伏せっていたんですが、本当ならブログ読者のコピロフさんと飲む予定だったので、約束をキャンセルして申し訳ないことをしたなぁと。木曜日は、出すモノを全部出したら具合が良くなったので、通常運転。仕事の後、夜は前売り券を買っていた映画「おっさんのケーフェイ」を新宿で鑑賞いたしました。


火曜日の「か和もっち」を貼っておきますね。


今週観た中で一番好きだったのはこの映画でしたよ。



金曜日は、仕事をしてから「アリータ バトル・エンジェル」「THE GUILTY ギルティ」を観て、再度、練馬の「か和もっち」に飲みに行ったら、前日に読者の方が来店→プレゼントと素敵なお手紙を置いていっていただきましてね… (ノω・、) グスン こういうのって本当にありがたいですけど、プレゼントとかマジで気にしなくて良いのでね、僕に何か伝えたい方は、Twitter(@kamiyamaz)にリプとかDMとかをいただければ。土曜日は、家で仕事をしつつ、昼過ぎは「スパイダーマン:スパイダーバース」を観まして。日曜日は、妻子と一緒に「メリー・ポピンズ リターンズ」を観に行って、月曜日は適当に仕事をしてから、「七つの会議」「女王陛下のお気に入り」「チワワちゃん」を観たというね。


金曜日の「か和もっち」を貼っておきますね。


日曜日、娘的に「メリー・ポピンズ リターンズ」は最高だったそうな (´∀`=) アラアラ


月曜日に買った本をなんとなく貼っておきますね。



現在、「アフター6ジャンクション」への出演が決まっていろいろとバタバタしているのに、なぜ映画を8本も観たのかというと、出演時に話題が出る可能性などを考えて観ておきたかったのと(例えば「もし『七つの会議』に特訓シーンがあったら?」とか思うと気になってしまって…)、上映が終わりそうな作品があったからなんですけど…。我ながら仕事を疎かにして映画を観すぎたというか、もっと働けば良かったかなぁって、社会人の文章じゃありませんな (ノ∀`) エヘヘ まぁ、何はともあれ、こぼれたミルクを嘆いても仕方なし。今週は、水曜日の出演に向けて準備をしつつ、木曜日以降は仕事に専念して、金曜日はボランティアに行って、土日は妻子とお出掛けするのでね、とにかく頑張りますYO!ヽ(`Д´)ノ


最後に今月の推薦曲、チッツ「メタルディスコ」を貼っておきますね↓




以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。





女王陛下のお気に入り(ネタバレ)

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女王陛下のお気に入り



原題:The Favourite
2018/アイルランド、イギリス、アメリカ 上映時間120分
監督・製作・編集:ヨルゴス・ランティモス
製作:セシ・デンプシー、エド・ギニー、リー・マジデイ
脚本:デボラ・デイビス、トニー・マクナマラ
撮影:ロビー・ライアン
美術:フィオナ・クロンビー
衣装:サンディ・パウエル
編集:ヨルゴス・モブロプサリディス
出演:オリビア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィン、ジェームズ・スミス、マーク・ゲイティス、ジェニー・レインスフォード
パンフレット:★★★★☆(820円/FOXサーチライトのパンフは安定のハイクオリティ)
(あらすじ)
18世紀初頭、フランスとの戦争下にあるイングランド。女王アン(オリビア・コールマン)の幼なじみレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)は、病身で気まぐれな女王を動かし絶大な権力を握っていた。そんな中、没落した貴族の娘でサラの従妹にあたるアビゲイル(エマ・ストーン)が宮廷に現れ、サラの働きかけもあり、アン女王の侍女として仕えることになる。サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を狙っていた。戦争をめぐる政治的駆け引きが繰り広げられる中、女王のお気に入りになることでチャンスをつかもうとするアビゲイルだったが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※本作については、尊敬する映画評論家の町山智浩さんによる「映画ムダ話(216円)」の解説が超わかりやすいので、聴いてみて!

ヨルゴス・ランティモス監督作については、「籠の中の乙女」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」は劇場で観ていて、「ロブスター」は未見という感じでしてね。それなりに楽しめたものの、「この監督の映画は絶対に観る!」なんて思い入れはないし、最新作である本作も別に興味が湧かなくて。いくらアカデミー賞を獲ったとしても、あまり観に行く気はなかったんですけど、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画になったので観ることにした…という、当ブログでは超ありがちな着地。そんなワケで、「アトロク」出演を控えてスゲー忙しかった今週月曜日、TOHOシネマズ新宿にて、「七つの会議」とハシゴ鑑賞いたしました(その後、吉祥寺へ移動して「チワワちゃん」を観た)。「えッ…えげつねェ〜 (°д°;)」と思ったり。


8番スクリーン、ほぼ満席だったような。


鑑賞中の僕の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。



闇の中、見つめてる…手を伸ばし…つかみ取れ、君求める物ーー。お話を乱暴かつ適当に書いておくと、舞台は18世紀初頭のイングランド。「レディ・サラ権力を握っている女)」が「アン女王権力を握っていたハズの女)」との“幼なじみの仲”を存分に利用して政治を好き勝手に動かしていたところに、サラの従姉妹の没落貴族「アビゲイル権力を握ろうとする女)」がやってきましてね。女中の身ながら「痛風で苦しむ女王の脚に勝手に薬草を塗る」「『薬草を摘む時に風邪を引きました』アピール」「『ウサギ、可愛いですね』アプローチ」「女王への褒めまくり攻撃」といった技を繰り出すことで、出世街道をまっしぐら。さらに女王とサラの肉体関係を知ると、自ら枕営業を実施することで、「女王陛下のお気に入り」の座を見事ゲットするのです 川°∀°)b ヤッタネ!


こんな感じで従姉妹のアビゲイルが頼ってきましてね。


サラは意地悪に接しながらも下女として雇ってあげるんですが…。


アビゲイルったら、口八丁手八丁でアン女王のお気に入りとなるのでした… (`Δ´;し オノレ...



新しい誇りには…新しい…痛みさえ伴うだろうーー。となると、当然ながらサラは敵意全開で宮廷から追い出そうとするワケですが、アビゲイルは「自ら顔を本で叩いて女王の同情を買う」という手段に出て、女王直属の女官にクラスチェンジ。アン女王的には呑気に「私を2人で取り合って♪ (´∀`=し ウッフン」とウフフ気分を満喫していたんですけど、アビゲイルがサラの紅茶に毒を盛る→落馬して死にかけた挙げ句、売春宿で働かされそうになったりと、抗争はエスカレートする一方ですよ。そして、とうとうキレたサラったら、「2人の情事が書かれたラブレターをゴシップ誌に流しちゃうカモ!川;`Д´)」と脅迫しちゃうから、温厚な女王もブチキレで追放しちゃうんですが、しかし。サラがいなくなった後のアビゲイルは驚くほど調子に乗りまくって、「女王が子ども代わりに育てているウサギを足蹴にする」など、その本性をあらわしたので、女王は超ゲンナリ (ノω・、し アタシッテホントバカ 自分の足を強制的にマッサージさせることで格の違いを思い知らせるものの、厭なムードでウサギたちの姿がオーバーラップするのでしたーー。


アビゲイルは頑張って成り上がるも、結局は堕ちて行くというね。



「主人公が3人の作品は、ついつい『仮面ライダーアギト』を絡めたくなる」という己の衝動については後で反省するとして。本作については、尊敬する映画評論家の町山智浩さんによる「映画ムダ話の解説(216円)」を聴いていただければ十分なんですけど(苦笑)、一応、自分なりの感想を書いておくと、とても厭な映画でしたねぇ…(しみじみ)。最初はどん底から這い上がろうとするアビゲイルに若干の共感を抱いてたものの、彼女の“成り上がりテク”のえげつなさにはドン引きしたし、とは言え、権力を手にして強権を振るうサラは男前でカッコイイけど非道い女にも見えるし、尊大ながらも卑屈なアン女王は可哀想に思いつつも自業自得感もあるし、「観客は誰も応援できない」という絶妙なバランスでしてね。そもそも僕はあまり「大奥」モノが得意ではないので、ところどころコメディとして笑えるところがあったりしつつも、基本的には「厭な映画だな… (`Δ´;) ヌゥ」と思いながら観てましたよ。


「子どもの遊び相手の“怪物”?」なんて言われたアビゲイルはおどけてましたが…。


最終的に観客はすっかり徳川光成気分になるのです(「グラップラー刃牙」より)。



なんて言うんですかね、本作を観て考えさせられたことは2つあって。1つ目は「成り上がるためにはどこまでできるか?」ということ。アビゲイルはサラもしなかったクンニをすることでアン女王のセフレに昇格したワケですが、自分を彼女の立場に置き換えて考えると、仕事のためにチンコをくわえるということじゃないですか。そりゃあ松江哲明監督も躊躇するというかさ(余計な文章&リンク)、「すげぇな… (`Δ´;) ヌゥ」と冷や汗が流れるばかりだし、だから僕は仕事が上手くいかないのカナ…なんて思ったり思わなかったり (・ε・) ドッチダヨ 2つ目は「本当の友だち」について。やっぱり耳当たりの良い言葉を並べる人よりも、しっかり苦言を呈してくれる人の方が「本当の友だち」なんだろうな、などと思いながらも、物事には「言い方&伝え方」があるし、そもそも辛いことだらけの毎日を必死に生きてるんだからさ、やっぱり褒められたい…いつだって褒められたいんですYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン! だからね、僕もアン女王ライクに苦言を呈す人からはキッチリと距離をとって、甘い言葉を囁く人だけと付き合おう…って、本作から何も学んでませんな (ノ∀`) ダメネ


ここまで読んだ方の気持ちを代弁する加藤清澄を貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。



以上、適当に思いついた文章をダラッと書いてみました。あまりにえげつなくて、引くところも多かったけど、基本的には楽しく観られましたよ (・∀・) ヨカッタ! 主演女優3人&ニコラス・ホルトの演技合戦を観ているだけでも愉快だし、いろいろな人が例えに挙げていると思いますが、「大奥」モノとか好きな人だったら、観ても損はしないと思います。おしまい。




デジタル盤のサントラを貼っておきますね。



それとなく観ていたヨルゴス・ランティモス監督作、その1。僕の感想はこんな感じ



それとなく観ていたヨルゴス・ランティモス監督作、その2。僕の感想はこんな感じ



未見のヨルゴス・ランティモス監督作。今月中には観ようと思っております。



パンフに載っていた英国王室御用達グッズを紹介する本も貼っておきますね。











先週の備忘録(2019/3/5~3/11)

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さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いておきますね↓

火曜日、仕事
水曜日、「アトロク」に出演!ヽ(`Д´)ノ
木曜日、仕事&飲み
金曜日、ボランティア→仕事→映画を2本鑑賞
土曜日、奥さんとユーミンのコンサートへ!
日曜日、妻子と西武園ゆうえんちへ
月曜日、仕事
※先週観た映画は2本でした。



先週は愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」に出演することになっていたので、火曜日と水曜日はその準備でスゲー忙しかったですよ ('A`) で、放送については、ううむ、radikoラジオクラウドで聴いていただければと思うんですが、準備期間が短い割には頑張れたような、頑張れなかったような…。まぁ、放送当日については、仕事が落ち着いたらブログを書きます。木曜日は、茨城県に行きまして。元部下のMくんからのお仕事ということで、恥ずかしいところは見せられないのでね、それなりに張り切って臨んだりしてね(微笑)。仕事の後は、適当な居酒屋にて、「アクアマン」やら「スパイダーバース」やらの話に花を咲かせた…ってな調子。金曜日は、ボランティアに行ってから仕事へ。で、前売り券が使えなくなるのが怖い&木曜日の特集を聴く前に観ておきたかったので、「コードギアス 復活のルルーシュ」を鑑賞。映画館を出た後、Twitterをチェックしたら、「ムービーウォッチメン」の課題映画が「運び屋」になっていたので、そのままハシゴ鑑賞したというね。


当日の様子は公式インスタ番組サイトをチェックしてみてくださいな。



土曜日は、奥さんと一緒にユーミンの「TIME MACHINE TOUR」へ。お互い風邪気味だったけど、それなりに「久しぶりのデート気分」が味わえたのではないか。今回のコンサートは、本当にメジャーな曲ばかりだったので、前に行った時よりもさらに盛り上がった印象。僕的には「Hello, my friend」「輪舞曲」「ダイアモンドダストが消えぬ間に」、そしてアンコールの「カンナ8号線」「DESTINY」「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」のコンボあたりで、涙が出ましたね… (ノД`) アァン 円形のステージも素晴らしかったし、何よりも奥さんが喜んでいたから、一緒に行って良かったなぁと。なんかね、たぶん奥さんは「“男性としての僕”が好き」というよりは「“よく懐いている犬”として好き」って感じなので、たまに切なくなったりすることもあるんですけど、それはそれで仕方なし。こんな風に2人の思い出をまた1つ重ねられたことはとてもうれしいし、あらためて彼女との生活を維持するためにも頑張らなくちゃなぁと思ったり。


ユーミンのコンサートは最高だったものの…。


「ダンデライオン」が流れた時は、つい“神心会のデンジャラス・ライオン”が脳裏をよぎったし…(「バキ」より)。


「守ってあげたい」の時は枢斬暗屯子が浮かんじゃったりして台無しなのでした(「激!!極虎一家」より)。



日曜日は、妻子と「西武園ゆうえんち」へ。娘のマナ子(仮名・7歳)と一緒に釣りをしたり、釣ったニジマスを食べたり、娘に付き合って乗り物に乗ったり、死ぬほど嘔吐したりして、実に楽しかったんですけれども(1つアウトな文章)。夕方、体調が一気に悪化して、帰宅と同時にダウンしちゃいまして… ('A`) そのまま翌日まで眠りっぱなしでしたよ。月曜日になってもあまり体調は良くならなかったものの、「アトロク」出演のためにサボった仕事を片付けなくてはならないということで、老体にムチ打って、黙々と働いたのでした。正直なところ、こんなブログを書いているヒマもないんですが(汗)、備忘録はあまり時間がかからないのでね、ササッとアップしてみた次第 (ノ∀`) エヘヘ


釣ったニジマスはその場で焼いて食えるのです (・∀・) オイシー



さて、今週の予定を書いておくと、とにかく仕事を片付けることが最優先なんですが、しかし。ああん、余裕ができたら「キャプテン・マーベル」は公開初日に観ておきたいなぁ。なんと言っても「インフィニティ・ウォー」や「エンドゲーム」との絡みが気になるワケですが、最後にサノスの指パッチンで消滅しちゃったら爆笑ですな (´∀`) アラアラ あと、金曜日は練馬の「か和もっち」で映画駄話会があるので、こちらもできるだけ足を運びたいと思っております。


最後に今月の推薦曲、チッツ「メタルディスコ」を貼っておきますね↓




以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。





先週の備忘録(2019/3/12~3/18)

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さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いておきますね↓

火曜日、仕事
水曜日、仕事→映画鑑賞
木曜日、仕事→映画を2本鑑賞
金曜日、仕事→映画鑑賞→映画駄話会へ
土曜日、寝込む
日曜日、妻子&お義母さんとイチゴ狩りへ
月曜日、仕事→映画を2本鑑賞
※先週観た映画は6本でした。



忙しいーー ('A`) ただでさえ仕事が重なっていた上に、今年は人生初の確定申告をやることになっていたんですが、ああん、よくわからないので先送りにしちゃって、15日の〆切間近になってバタバタするという、超ありがちなパターン (ノД`) ダメネ しかも、ただでさえやらなくちゃいけないことが多いのに、過労と風邪で体調が悪くなっちゃって、まったく作業が進まなかったりもして。とは言え、上映が終わってしまいそうな映画や話題作も押さえたくて、そんな状態で映画を6本も観ちゃったりしているのだから、我ながら何が何やらというか。金曜日、せっかく映画駄話会に参加したのに、具合が悪くなって途中離脱→土曜日は1日中寝込んでしまったというね。


金曜日の「か和もっち」のGIFを貼っておきますね。



日曜日は、妻子&お義母さんとイチゴ狩りバスツアーに行くことになってまして。ハッキリ言って、体調はまだ悪かったし、「仮面ライダー ジオウ」の最近の展開からすると不吉な予感がしたものの、キャンセルするワケにはいかなくて(そりゃそーだ)。行ってみれば、みんな楽しそうだったので何よりでしたが、体調は悪化する一方ですよ。ただ、病院で処方してもらった薬が効いてきたのか、月曜日はかなり回復したので、やっと“見て見ぬ振りをしていた仕事の案件”に取りかかった次第。今週は、先週こなせなかった分を頑張って挽回しようと思っております。


イチゴ狩り、それなりに楽しかったです。



それと、昨日知ったんですけど、地獄風景さんが交通事故で亡くなったそうで…。渋谷に「アシッド・パンダ・カフェ」があったころ、お店に行くと、高確率で彼とサンスケさんがいて。いつもニコヤカに話しかけてくれて、何度かプロレスの話をしたなぁと。彼のインディープロレスに対する愛情を聞いていると、優しい人なんだなって。あんな気持ちの良い若者が亡くなってしまうなんて無常としか言いようがないけど、彼からすればこういう湿っぽい文章はどーでも良いでしょうな。お葬式には行けなかったけど、4月6日(土)深夜に開催される「地獄風景お別れ会」にはできるだけ足を運ぶ予定でございます。

最後に今週の予定を書いておくと、溜まった仕事を一気に片付けつつ、公開が終わりそうな“観る予定の映画”を何本か観に行って、ブログもいくつかアップしたいなぁと。21日(木)の祝日は、妻子に予定があるということで、「タマフル・トップ5・生活は踊る・アフター6ジャンクションリスナーオフ会」に少しだけ参加できれば。何はともあれ、今週こそ頑張りますYO!ヽ(`Д´)ノ


最後に今月の推薦曲、チッツ「メタルディスコ」を貼っておきますね↓




以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。





シンプル・フェイバー(ネタバレ)

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シンプル・フェイバー



原題:A Simple Favor
2018/アメリカ 上映時間117分
監督・製作:ポール・フェイグ
製作:ジェシー・ヘンダーソン
製作総指揮:マイク・ドレイク
原作:ダーシー・ベル
脚本:ジェシカ・シャーザー
撮影:ジョン・シュワルツマン
美術:ジェファーソン・セイジ
衣装:レネー・アーリック・カルファス
編集:ブレント・ホワイト
音楽:セオドア・シャピロ
音楽監修:エリカ・ワイス
出演:アナ・ケンドリック、ブレイク・ライブリー、ヘンリー・ゴールディング、リンダ・カーデリニ、ジーン・スマート、ルパート・フレンド、アンドリュー・ラネルズ
パンフレット:★★★★(720円/ステファニーのブログを参考にしたオリジナルレシピの記事が素敵)
(あらすじ)
ニューヨーク郊外に住むシングルマザーのステファニー(アナ・ケンドリック)は、同じクラスに息子を通わせるエミリー(ブレイク・ライブリー)と親しくなる。事故で夫を失い、保険金を切り崩しながら子育てをしている気立ての良いステファニーと、スランプに陥っている作家の夫(ヘンリー・ゴールディング)との仲もむつまじく、華やかなファッション業界で働くどこかミステリアスなエミリー。2人は何もかも対照的だったが、お互いの秘密を打ち解けあうほど親密になっていく。そんなある日、エミリーが突然失踪してしまい、ステファニーは彼女の行方を追うが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※本作は、間違いなく“先の展開を知らないで観た方が面白いタイプの映画”なので、観ようと思っている方は読まない方が良いです。

2月末、「2019年3月公開で観たいと思っている映画の覚え書き」を書くにあたって「ぴあ映画生活」の作品紹介を読んだ時は、それなりに面白そうだとは思いつつも、高確率で観に行かないことを強く予感していたんですが、しかし。愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の今週の課題作品になったということで、月曜日にTOHOシネマズ新宿で観てきました(その後、「移動都市 モータル・エンジン」をハシゴ)。それなりに面白かったです (・∀・) マァマァ


12番スクリーン、満席でしたよ。1日2回上映とは言え、スゴいね。



本作のあらすじを乱暴かつ身もフタもなく書いておくと、夫の死亡保険金で細々と食いつなぐシングルマザーでありビデオブロガーのステファニーが、息子の幼稚園でバリキャリ系のエミリーとママ友になりましてね。お互いの秘密を打ち明けたりするレベルに仲良しになっていたところ、突然、エミリーが失踪→死体となって発見されるのです。で、ステファニーったら、ションボリしつつもエミリーの夫でありスランプ中の作家のショーンとセックスしたりして、すっかり再婚ムードを漂わせたりするんですけれども。不思議なことに死んだハズのエミリーの影がちらつくから、自己流捜査をスタートしてみれば、死んだのはエミリーの双子の姉であり(ヤク中のクズでエミリーを強請ってきた)、自分に掛けた400万ドルの保険金をゲットするために死を偽装したことが発覚! で、あーだこーだと揉めながら「あなたの策はお見通しよ!川`∀´) オホホホホホ」「いえいえ、私の方がお見通しよ!ヘ(゚∀゚*し ホエホエ!」合戦を経て、最後はステファニーの奥義「すべてビデオブログで生中継してました」が炸裂しましてね(微笑)。ステファニーはビデオブロガーとして大成し、ショーンは今回の事件を小説に書いて、エミリーは刑務所で活き活きとバスケをしたりして、映画は終わってた気がします。


保守的なステファニーとバリキャリママのエミリーが仲良くなるも、いろいろあって対決するのです。



監督がポール・フェイグだということは知っていましたが、本作はサスペンスだと思っていたので、結構コメディ色が強かったのはちょっと予想外でしたよ。パンフによると、ダーシー・ベルによる原作小説「ささやかな頼み」がアメリカで出版された時は「ゴーン・ガール」と比較する評論家が多かったそうですが、確かに僕も本作を観てスゲー連想したりしてね(笑える部分も含めて)。で、最初に不満を書いておくと、ミステリー部分に関しては、ごめんなさい、「双子オチですかぁ… (´∀`;) アラアラ」とストレートにガッカリいたしました。あと、「ショーンの母親の大事な指輪を盗んで悪びれないエミリー」という“魔性の女”感を強調するエピソードがありましたけど、あれってどれほど愛している人でも間違いなくドン引きするというか、「なにやってんだ、てめえ ( ゚д゚)シ☆))Д´し ギャッ」)」と即ビンタする級の所業だと思ったりもして、全体的に「なんだか現実感のない話だな…」と冷める部分もあったというね(そもそも双子ということを結婚相手に隠せるものですかね?)。それと、ラストの「実はブログで生中継してました」というオチも、この手の映画でスゲーよく見かける展開なだけに、「またこれか」感は否めなかったです。


本作を鑑賞中の僕の気持ちを代弁する愚地独歩を貼っておきますね(「刃牙道」)。
なんだか現実感がない


とは言え、本作の良さは、それ以外の部分にあって。なんて言うんですかね、古い例えで恐縮ですが(汗)、赤川次郎先生が書いていた“ライトな素人探偵モノ”っぽくて良かったんですよ。アナ・ケンドリックにブレイク・ライブリー、ヘンリー・ゴールディングたちのカラッとした演技が良いだけでなく(過剰に喚いたり、泣き叫んだりしない)、脇役の人たちまで良い感じの軽さがあって、ノーストレスで楽しめた…って、伝わるでしょうか。僕的に好きなのはラストで、車にはねられてからも必死に銃を取ろうとするエミリーに「動かないで、ケガをしているんだから」と話しかけるステファニーの呑気なような、底意地が悪いような台詞には笑いましたね。それと、最後に刑務所でバスケをするエミリーのタフな表情にはグッときたというか、なんかね、つい「ああいう感じで刑務所に入ってバスケをするのも良いかもな」って思った…って、あぶなーい!Σ(゚д゚;) ナンダコレ


ステファニー役のアナ・ケンドリック、可愛かったですね〜。エミリーのドレスを着て脱げなくなるシーンは笑いました。


エミリーを演じたブレイク・ライブリー、なかなかエロかったです… (´Д`;) ハァハァ


ヘンリー・ゴールディング、「クレイジー・リッチ!」での誠実な婚約者役も素晴らしかったものの、本作の軽薄なイケメン夫役もハマッてましたな。



そんなワケで、ミステリー部分はどうでも良かったけど、それなりに面白かったです (・∀・) マァマァ 僕的に今まで観たポール・フェイグ監督作の中では上位にくる作品ではありませんが、観て良かったなぁと。まぁ、軽いミステリーが好きな人は観ても損しないと思いますよ。おしまい。




ダーシー・ベルによる原作小説。評判は良さげ。



デジタル盤のサントラ。国内CD盤などもあります。



ポール・フェイグ監督の前作。僕の感想はこんな感じ



非常に連想したデビッド・フィンチャー監督作。僕の感想はこんな感じ



ポール・フェイグ監督作で一番好きなのはこれです。僕の感想はこんな感じ





THE GUILTY ギルティ(ネタバレ)

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THE GUILTY ギルティ



原題:Den skyldige
2018/デンマーク 上映時間88分
監督・脚本:グスタフ・モーラー
製作:リナ・フリント
脚本:エミール・ナイガード・アルベルトセン
製作総指揮:ヘンリク・ツェイン
撮影:ジャスパー・J・スパニング
編集:カーラ・ルフェ
音楽:オスカー・スクライバーン
出演:ヤコブ・セーダーグレン、イェシカ・ディナウエ、」ヨハン・オルセン、オマール・シャガウィー
パンフレット:★★★☆(720円/デザインが素敵だし、ネタバレ前提の解説コラムがいいね)
(あらすじ)
過去のある事件をきっかけに警察官として一線を退いたアスガーは、いまは緊急通報指令室のオペレーターとして、交通事故の搬送を遠隔手配するなど、電話越しに小さな事件に応対する日々を送っている。そんなある日、アスガーは、今まさに誘拐されているという女性からの通報を受ける。車の発進音や女性の声、そして犯人の息づかいなど、電話から聞こえるかすかな音だけを頼りに、アスガーは事件に対処しなければならず……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※この映画はネタバレを知らないで観た方が絶対面白いので、未見の人は読んじゃダメ!m9`Д´) ビシッ

「2019年2月公開で観たいと思っている映画の覚え書き」で△を付けているように、最初はそれほど観るつもりはなかったんですよ。ただ、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」「映画『ギルティ』公開記念。研ぎ澄まされた<音>と<声>の演出について、プロの意見に耳を傾けよう特集」なんてやったり、尊敬する映画評論家の町山智浩さんにその魅力を語らせたりするから、いつの間にか「気になるアイツ (・ε・)」気分になっちゃった…というよくあるパターン。で、3月1日(金)=映画サービスデー、ユナイテッド・シネマとしまえんにて、「アリータ バトル・エンジェル」とハシゴ鑑賞してきました。「チョット残念かな… (´∀`;) エヘヘ」ってな感想でしたよ。


9番スクリーン、半分ぐらいの入りだったような。



あらすじを超雑に垂れ流しておくと、勤務中に問題を起こしたせいで、緊急通報指令室のオペレーターをする羽目になった刑事アスガーが、翌日に何らかの裁判を控えている→少しイライラした状態で適当に仕事をこなしていたところ、イーベンという女性の緊急通報を受けまして。その内容は「男に無理矢理さらわれた」って感じであり、正義感をボーボー燃やしたアスガーったらすっかり事件に夢中になりましてね。「さらった男はイーベンの夫ミケル」とか「子どもが死んでいた」といった事実が次々と明らかになって、すっかり妻サイドに感情移入していたところ、なんと「子どもを殺したのは心の病を抱えていたイーベンだった!Σ(゚д゚;) ナンダッテー」ということが発覚するのです(ミケルは息子を殺した妻を精神病院に連れて行こうとしていただけ)。

この事件に付き合っているうちに自分自身の倫理観と向き合ったアスガーは、最終的にイーベンの自殺を止めるために、「ムシャクシャしてやった。誰でも良かった (´・ω・`)」と、翌日に裁判予定の“正当防衛と主張していた被疑者射殺事件”が実は故意だったことを告白しながら説得しましてね。結局、彼女は自殺を思いとどまって、アスガーは周囲に微妙な目で見られながらも「今は反省している (´・ω・`)」と、それとなく人間性を取り戻したムードであり、放送作家の古川耕さんは「映画 ホタルノヒカリ」を少しだけ褒めた罪で「ギルティ古川」と呼ばれるようになったのでしたーー(唐突にまったく関係ない文章)。


要はタイトルの「ギルティ」は主人公のことだったのです(デンマーク語の原題「Den skyldige」も似た意味)。



基本的には楽しかったですよ。公式サイトに載っていた真鍋大度さんの「耳で観る映画」というコメントがピッタリで、設定を聞いた時は「ザ・コール 緊急通報指令室」を連想しましたが、実際に観ている時は“トム・ハーディの1人電話芝居映画”「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」を思い出しました。もうね、「現場の映像をまったく見せずに音だけで想像させる」というのがユニークだし、「夫が悪いと見せかけて、妻の方に問題があった」という脚本もよくできていると思ったし、「主人公が己の罪と向き合う」という展開も面白かった。グスタフ・モーラー監督はこれが長編デビューだそうですが、才能あるなぁと。世間の高評価もうなずけるクオリティであり、誰が観てもそれなりには満足できるんじゃないかしらん。

ただ、正直なところ、観る前に高評価を聞きすぎて、期待値コントロールに失敗したところがあって。ううむ、期待が高まるあまり、つい「たぶんさらった男の方ではなく、さらわれた女の方に問題があるのでは?」とか「このタイトル、実は主人公の罪が暴かれるのでは?」といった予想をしてしまって、結構「その通りの展開」になっちゃったので、よくできた作品だとは思いつつも、「こんな映画だったとは!Σ(゚д゚;)」的な衝撃はゼロだったんですよね…。あと、監督は現地の緊急通報指令室を実際に取材したみたいだから、デンマーク警察的にはリアルなのかもしれませんけど、日本の場合、僕が警察で働いていた20年前ですら110番通報を受ける通信指令室は相当しっかりしたシステムになっていて。本作のアスガーのような自由すぎる行動は100パーセント無理だから(別室で個人が通報を受けるなんて不可能)、すみません、絵空事に見えて乗れない部分も少なくなかったのです。つーか、こんな事件が日本で起きたらNシステムですぐ捕まりそうだし、そもそも母親が息子を殺した時点でいくら警察に不信感があっても通報するだろ…って、身もフタもない文章を書いちゃってゴーメンナサイヨ!( ゚д゚) ゴーメンナサイヨ!


ということで、鑑賞後の僕はガイア気分だったのでした(「刃牙道」より)。



な〜んて、警察描写警察的な駄文を書き散らかしちゃいましたが(汗)、前述の通り、トータルすると楽しかったですヨ (・∀・) ヨカッタ! 良い音響システムで観た方が間違いなく面白いので、まだ上映されているみたいだし、興味がある方は映画館に足を運んでみてくださいな。




設定を聞いた時にすぐ連想した映画(未見)。こちらも評判はよござんす。



鑑賞中に思い出したトム・ハーディ主演作。僕の感想はこんな感じ



古川耕さんが「ギルティ古川」と呼ばれるようになったキッカケの映画。僕の感想はこんな感じ








先週の備忘録(2019/3/19~3/25)

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さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いておきますね↓

火曜日、仕事
水曜日、仕事→映画を2本鑑賞
木曜日、映画鑑賞→仕事→映画鑑賞
金曜日、病院へ→仕事
土曜日、寝込む
日曜日、仕事(徹夜)
月曜日、仕事(徹夜)
※先週観た映画は4本でした。



先週もスゲー忙しかったんですが、風邪が全然治らなくて、ずっと体調が悪くてね…。しかも、そんな中、「観なくてはいけないのにこの週で都内の上映が終わってしまう映画」が4本ほどあったので、無理矢理観に行っちゃったりもして。もうね、いろいろと重なりすぎてとにかくキツかったし、仕事関係の人には相当な迷惑をかけたりしたんですが(汗)、とりあえずひと息つける状態になって本当に良かったです… ('A`) ヨカッタ... つーか、とにかく体が回復しなくなったというか、これが年を取るということなんでしょうな。

一応、備忘録的に書いておきたいのは、水曜日のこと。この日は体調がかなり悪かったんですが、午前中に渋谷で「パペット大騒査線 追憶の紫影」を観てから、仕事の打ち合わせに行って。さらに別の取引先に向かっていたところ、某地下鉄の駅の階段でなかなか大きなキャリーケースを引っ張り上げようと苦戦する“モロに外国人旅行者って感じの黒人女性”を目撃したのです。もうね、偽善者として知られる僕ですよ(苦笑)、これは善行を施して自己満足する良い機会だと思って、「上まで運びましょうか?」と話しかけたら喜んでくれたので、早速、持ち上げようとしてみたら、スゲー重い!Σ(゚д゚;)


キャリーケースを持ち上げようとした時の僕の気持ちを代弁する俵矢を貼っておきますね(「バキ」より)。



ハッキリ言って、僕は一般人の中でもそれなりに重いモノが持てる方だと自負していたんですけど、なにこの荷物。死体でも入ってるのかよ。いや、よくよく考えれば、体調の悪さも影響しているんだろうな…。ただ、日本の男尊女卑社会でヌクヌクと育ってマチズモの呪いに囚われている僕としては、彼女のように引きずって引っ張り上げるのはプライドが許さないので(キャリーケースが傷ついたら悪いし)、なんとか持ち上げて、ちくしょう、聖碑を抱えて聖帝十字陵を登らされたシュウ気分で、結構長めの階段を登りましてね。何とかホームまで持っていって、これでお役御免かと思いきや! なんと階段の下に同じような大きな荷物を抱えて四苦八苦する外国人女性が2人ほど目に入ったから、「まずい… (`Δ´;)」と冷や汗が流れました。


僕の気持ちを代弁する鎬紅葉を貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。



どうやら最初の人のお連れさんのようで。ちくしょう、「1人だけ助けて、他は見て見ぬ振り」なんてできないじゃないですか、人道的&同調圧力的に。もうね、仕方なく、次々と運んだんですが、外国人旅行者たちに殺意が湧いてくるほど重くて(本末転倒な文章)、3個目のキャリーケースを持ち上げる時に腕と腰を痛めましてね…。運び終わった後、彼女たちには笑顔で感謝してもらえたので、我ながら良いことをしたとは思ったものの、5日ほど経った今でも腰が痛い…腰が痛いのです… (ノω・、) イタイヨゥ 


ここまで読んだ方の気持ちを代弁する名曲を貼っておきますね↓




さて、今週は、週末に家族旅行を予定してまして。月曜日も休むからいくつか仕事を前倒しで処理しなくちゃなぁと。だから、本当は金曜日に「ちば映画祭」の前夜祭で上映される杉作J太郎監督作「チョコレートデリンジャー」を観に行きたかったんですが、家族旅行のことを考えると諦めざるを得ないんだよなぁ… (´・ω・`) ウーン まぁ、何はともあれ、空いた時間で映画を観て、ブログを書いて、筋トレを実施しながら、頑張って風邪を治しますYO!ヽ(`Д´)ノ


最後に今月の推薦曲、チッツ「メタルディスコ」を貼っておきますね↓




以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。





2019年4月公開で観たいと思っている映画の覚え書き

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毎月の恒例として、僕が2019年4月公開で観たいと思っている映画を貼っておきますね↓


※①などの番号付きは「絶対に観る」、○は「一応観たい」、△は「興味ある~」って感じです。

4/5〜4/6
デッドトリガー ①
バイス ②
麻雀放浪記2020 ③
メッセージマン ○
ホフマニアダ ホフマンの物語 ○
モーターギャング △
ソリス △
沈没家族 劇場版 △
悪霊館 △
12か月の未来図 △
ザ・プレイス 運命の交差点 △
孤独なふりした世界で △


4/12〜13
ハンターキラー 潜航せよ ④
バックトレース ⑤
ファイナル・スコア ⑥
ハロウィン ○
多十郎殉愛記 ○
アレッポ 最後の男たち △
ザ・バニシング -消失- △
Z Bull ゼット・ブル △
魂のゆくえ △
ビューティフル・ボーイ △
ホワイト・スペース △
フォー・ハンズ △
マローボーン家の掟 △
Mr.&Mrs.フォックス △
殺人鬼を飼う女 △
アンデッド/ブラインド 不死身の少女と盲目の少年 △
阿吽 △


4/19〜20
愛がなんだ ⑦
シャザム! ⑧
キングダム ⑨
主戦場 ⑩
劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~ ○
ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ △
ハイ・ライフ △
A-X-L/アクセル △
柄本家のゴドー △
ある少年の告白 △
アガサ・クリスティー ねじれた家 △
センターライン △
108時間 △
ブレイブ・ロード~名もなき英雄~ △
僕たちのラストステージ △
イメージの本 △


4/26〜27
アベンジャーズ/エンドゲーム ⑪
バースデー・ワンダーランド ⑫
HOMIE KEI チカーノになった日本人 △
リアム16歳、はじめての学校 △
パパは奮闘中! △
東映まんがまつり △
誰がために憲法はある △



何度も書いているように、今年こそは「新作映画は年間120本まで」(+昨年観た新作映画11本分=合計131本)という掟を遵守するつもりであり、この記事を書いている3月26日の時点で感想がアップできている新作映画が32本ということは、なかなか順調なペースといえるのではないかな?(偉そうに) つーか、3月は仕事が忙しい上に風邪を引いたせいでずっと体調が悪くて、ブログをまったく更新できなかったワケですが、やっと落ち着いてきたということでね、4月はそれなりに映画を観て、それなりに記事をアップできればなぁと。で、そんな4月に観たい新作映画となれば、筆頭に挙がるのはやっぱり「アベンジャーズ/エンドゲーム」ですわな。ハッキリ言って、「時間を巻き戻して全部やり直す」以外のオチが観たいというか、僕ごときにはまったく予想もつかない展開を期待しております ( ̄ー ̄) ニヤッ


「アベンジャーズ/エンドゲーム」の予告編↓ どうなるんでしょうか…。




4月はまた気になるアクションが豊富でしてね (´∀`=) ウフフ 面白いかどうかは置いとくとして、絶賛プチブレイク中のドルフ・ラングレン主演作「デッドトリガー」とか、シルベスター・スタローン主演…じゃない気がする「バックトレース」とか、順調にキャリアを重ねているデイブ・バウティスタ主演作「ファイナル・スコア」とかは間違いなく観に行きますよ、面白いかどうかは置いとくとして(失礼なリフレイン)。それと、ジェラルド・バトラー主演の「ハンターキラー 潜航せよ」は、ただでさえ男臭い潜水艦映画史上、最もマッチョに仕上がってそうなムードなので、なるべく早く劇場に足を運ぼうと思っております。


「ハンターキラー 潜航せよ」の予告編↓ ジェラルド・バトラー、作品を重ねるごとに雄度が増しているような…。




邦画では、いろいろあった末に公開が決まった白石和彌監督作「麻雀放浪記2020」は押さえておきたいところ。まぁ、予告編を観ると、若干の不安を感じなくもないんですが(汗)、そこも含めて楽しみだなぁと。あと、昨年公開された「パンとバスと2度目のハツコイ」が良かった今泉力哉監督作「愛がなんだ」も観に行く予定。それにしても主演の1人である成田凌さんは売れっ子ですな〜。そして、慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー「主戦場」もスゲー気になっているんですが、感想をアップしてブログが炎上したらイヤだなぁ…なんて思ったりもしております (`Δ´;) ウーン


「麻雀放浪記2020」の予告編↓ とりあえず公開されることになって本当に良かったです。




最後に気になる名画座系を挙げておくと、キネカ大森で4/05(金)~4/11(木)の「ドラゴン・タトゥーの女」「蜘蛛の巣を払う女」新文芸坐で4/07(日)〜4/08(月)の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、4/14(日)〜4/15(月)の「寝ても覚めても」「教誨師」、4/19(金)〜4/20(土)の「菊とギロチン」「止められるか、俺たちを」、4/21(日)の「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「生きてるだけで、愛。」、4/22(月)の「アウト&アウト」「銃」、4/24(水)~4/27(土)の「マイル22」「蜘蛛の巣を払う女」早稲田松竹で4/06(土)~4/12(金)の「生きてるだけで、愛。」「愛しのアイリーン」、4/27(土)~5/03(金)の「きみの鳥はうたえる」「寝ても覚めても」飯田橋ギンレイホールで4/20(土)〜5/03(金)の「万引き家族」「カメラを止めるな!」あたりが気になっております。以上、2019年4月公開で観たいと思っている映画の覚え書きでした。ではでは~。







2019年2月に観たDVD等の覚え書き

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※今回の記事は、「コードギアス 反逆のルルーシュI 興道」「コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道」「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道」のネタバレに触れているので、気をつけて!

毎月の恒例として「2月に観たDVD等の感想」(動画サイト含む)を雑にアップしておきますね↓



<1本目>
コードギアス 反逆のルルーシュI 興道




(あらすじ)
皇暦2017年。神聖ブリタニア帝国の元皇子ルルーシュ(声:福山潤)はブリタニアの占領下であるかつての日本、エリア11で、目と脚の不自由な妹とともに隠れるようにして暮らしていた。しかし、ある事件をきっかけに謎の少女C.C.(ゆかな)と出会い、いかなる相手にでも命令を下せる絶対遵守の力“ギアス”を手に入れる。ルルーシュはその力を使い、最愛の妹が安心して暮らせる世界を作るために、世界への反逆を決意する。(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




60点


愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の特集をキッカケに、昨年の初夏、テレビシリーズを全話視聴→すっかり「コードギアス 反逆のルルーシュ」が好きになりまして(微笑)。当然ながら2月9日に公開される「コードギアス 復活のルルーシュ」も観る気マンマンになって、前売り券を購入したというね。で、谷口悟朗監督のインタビューによると、「テレビシリーズではなく劇場版の続編」みたいなので、「やはりチェックしておかなければ!」と、遅ればせながら2月中旬ぐらいに、“「UTAMARU-NEXT」の付き合いで加入したU-NEXT”で「興道」から「皇道」までの三部作を一気に鑑賞いたしました。「そりゃあ、こうなるよなぁ… (´∀`;) ハハハ」という感じでしたね(続く)。



<2本目>
コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道




(あらすじ)
ルルーシュ(声:福山潤)は、仮面の反逆者ゼロとして反ブリタニア勢力・黒の騎士団を増強。一方、スザク(声:櫻井孝宏)は、ユーフェミア(声:南央美)の騎士に任じられる。そんななか、エリア11副総督としてユーフェミアが行政特区日本の発足を発表。その実現は、黒の騎士団の存在意義の消失を意味していた。状況を打開するため、ユーフェミアとの面会を試みるルルーシュだったが、これが新たな悲劇の幕開けとなってしまう。結果的に、黒の騎士団を中心とした反乱戦争“ブラックリベリオン”は失敗に終わり、囚われたルルーシュは仮面と記憶を奪われ、“ニセの記憶”という檻に閉じ込められてしまう。そしてスザクは、守るべきユーフェミアを失い、神聖ブリタニア皇帝直属の騎士部隊ナイトオブラウンズの一員となる。そんな二人を中心に、世界は再び動き始める……。(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




60点


テレビシリーズを観たのはもう半年以上前ということで、脳軟化人生でチュミミ〜ン状態な僕的には、すでに若干うろ覚えな部分も多かったため(汗)、「あ〜、こういうことあった!(´∀`)」とテンションが上がる部分はあって。ナイトメアフレームによる戦闘もカッコ良くなっていた気がするし、普通に面白かったんですけれども。テレビシリーズを観たのはわずか半年前なので(どっちなんだよ)、記憶が残っている部分もあって、カットされた展開やシーンにも意外と気付いた→少し違和感を感じてしまったというか。特に僕はカレンの母親関連の描写が大好きだっただけに「STAGE9 リ フ レ イ ン」「なかったこと」になっていたのがショック…というのは置いとくとしても(もっと本筋に関わるシーンがかなりカットされているのに、この話を入れても仕方ないと思いますし)。全体的にダイジェスト感は否めないんじゃないかと(続く)。



<3本目>
コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道




(あらすじ)
ルルーシュ(声:福山潤)=仮面の男ゼロの計略通り、ついに世界最大の国家・神聖ブリタニア帝国と黒の騎士団が激突する。しかし、唯一計算外だった妹ナナリー(名塚佳織)がルルーシュを惑わせる。一方、第2皇子シュナイゼル(井上倫宏)は黒の騎士団に接触し、彼らの統制を揺るがすゼロの秘密を扇(真殿光昭)や藤堂(高田裕司)たちに明かす。戦乱は激多くの人々の怒りや悲しみ、執着や願いを飲み込み、一層激化する。憎しみで塗り込められた旧時代を葬り去り、新たな時代を拓くためになすべきこととは……。(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




60点


生存と引き替えにシャーリーの存在感が薄くなったのはストーリーを再構築する上で仕方なかったんでしょうけど、テレビシリーズでスゲー泣けたロロの物語が駆け足だったのは残念だったし、「生徒会描写」が端折られたのも意外と寂しかったなぁ…なんてね。でも、まぁ、基本的には小学生のころ、「機動戦士ガンダム」テレビシリーズを観てから劇場版を観た時の気持ちに近いというか。それなりには楽しめたし、「これはこれで良いんじゃないかな (・∀・) シカタナシ」という着地。で、3月上旬にやっと「復活のルルーシュ」を観たんですけど、それはまた別のお話 (o^-')b オシマイ



そんなワケで、2月に配信で観た映画は3本。「コードギアス 反逆のルルーシュ」は非常に面白いアニメだし、たぶん11年前にリアルタイムで観ていた人や、そもそもテレビシリーズを通過していない人の場合、また違った感想になる気がするのでね、未見の人はチェックすると良いザンス。以上、先月観たDVD等の覚え書きでした。ではでは~。







「カミヤマ 春の“マン”祭り」の開催について

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心底どうでも良い文章を垂れ流しますね。本当は「ファースト・マン」「アイスマン 宇宙最速の戦士」「アクアマン」の感想を2月下旬の月曜日(=マンデー)中に全部アップする予定だったんですけど、ちくしょう、仕事やら何やらでバタバタして断念しましてね…。で、結局、その週は「ファースト・マン」以外の感想は忙しくて全然更新できなかったんですが、気が付くとまた「マン」映画が溜まっていたということで! 本日から「カミヤマ 春の“マン”祭り」を開催しようと思います。

 

 

一応、元ネタを貼っておきますね↓

 

 

 

この「まつり」について説明すると、すでに感想がアップされた「ファースト・マン」と、これから4月8日のマンデーまでの間に更新される対象「マン」作品の合計点数を練馬の「か和もっち」で日本酒を飲んでいる僕に直接伝えた方に「ドリンクを1杯サービスする」というもの。ごめんなさい、単に「春の“マン”祭り」というフレーズを思いついて気に入っただけであり、ハッキリ言って、「レディ・プレイヤー1」の感想に隠した鍵を探した人が皆無だったように、この手の企画は誰も参加してくれないのが当ブログの常ですが(汗)、こぼれたミルクは嘆いても戻らない。何はともあれ、適当にお付き合いいただければ幸いです (´∀`;) エヘヘ

 

 

 

 

 

 

 

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