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今さら!? 3月6日に「アフター6ジャンクション」に出演した時の備忘録

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ううむ、もうすっかり1ヵ月以上前の話になりますが(汗)、超今さらながら、3月6日、ラジオ番組「アフター6ジャンクション」の特集コーナー「ビヨンド・ザ・カルチャー」「誰もが一度は真似したに違いない!映画の中の特訓シーン特集 by 三角絞め」に出演した時のことを書き残しておきますよ。

 


前回出演から1カ月でまた出ることになった僕の気持ちを代弁するドリアンを貼っておきますね(「バキ」より)。

 

 

僕が出演することになった経緯に関してはこちらの記事を読んでいただくとして。「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」時代の「ミューズのぼんやり情報部」「のどごし 夢のドリームpresents GAMBO Comes True」、ニコ生や放課後クラウドへの出演も合わせれば、宇多丸師匠の番組に出るのは今回で16回目…にもかかわらず! 未だに素人感丸出しのトークしかできないというのは、僕なりに分析するならば、地頭の悪さ&頭の回転の遅さに原因があるのでしょうな (´・ω・`) ウーン

 

でもね、僕もまったくのバカではありませんよ(苦笑)。現在の座右の銘は「完璧より前進」(by ロバート・マッコール)であり、自分なりには番組出演を重ねるたびに反省→改良を繰り返してきたという自負があって。さらに昨年は三宅隆太監督から直接さまざまなアドバイスをいただいた上に名著「スクリプトドクターのプレゼンテーション術」を読破することで、開眼!Σ(°д° ) クワッ! 時間をオーバーしてションボリしていたあのころから比べれば、だいぶマシになったのではないか。特に前回の「ドルフ・ラングレン特集」の出演では、チームプレイに徹することで、またちょっと成長できたような、やっぱりできてないような、そんな気がしないでもなかったのでした(ボンヤリした文章)。

 

 

「ドルフ・ラングレン特集」の時の画像を貼っておきますね。

 

 

さて、今回の話。「特訓特集」をやる上で心がけたのは、宇多丸師匠以上にパートナーである日比麻音子アナに伝えることを重視するということ。宇多丸師匠は映画の知識がある上に対応力が半端ない→僕がどんな技を繰り出しても大丈夫ですが、日比アナに関しては、取り上げる予定の「映画の特訓シーン」のほとんどを未見の確率が高いワケで。まず、現場で直接話す日比アナにわかりやすいプレゼンをすることで、ラジオの向こうにいるリスナーにもより伝わるのではないか(つーか、そうすれば日比アナがわかりやすく伝えてくれるハズ)。そう考えた僕は、映画の特訓シーンをキャプチャーした資料作りを始めたんですが…。仕事やら何やらが忙しい中、映画を何本も観直すのは恐ろしく時間がかかる作業であり、出演日を徹夜で迎えたという、お馴染みのパターン。で、当日の17時半ごろ、TBSの第6スタジオに向かったというね。

 

 

当日のTBSはこんな感じでしたよ。

 

 

スタジオに行くと、控え室が使用中→初めて別室に通されまして。まだ資料作りが終わっていなかったので、秋山Dに断って電源をお借りして、ノートPCを使って一心不乱にパワーポイントを弄りましてね。ただ、この日の「LIVE&DIRECT」は「つばきファクトリー」ですよ。昨年はたわわちゃんにいただいた「春恋歌」を聴いて好感を持っていただけに、生でライブを観ておきたくて。なんとか19時15分ごろに資料作りを終えて、スタジオに向かってみれば、スタッフ一同の顔にそこはかとなく「このタイミングで来ちゃったか」感が漂っていたからビックリ (゚д゚;) ナゼ? つーか、僕が別室に通されたのは、僕のビジュアルで動揺させないために「つばきファクトリー」のメンバーから隔離していたのでしたーー。んもう、ずいぶんと失礼な話ですけど(苦笑)、僕的にも「ごもっとも!m9`Д´) ビシッ」だと思ったのでノー問題。で、今までの出演経験ではライブに出た人と直接会うことはあまりなかったから、すっかり安心していたら、トイレに行った帰りにちょうど帰る彼女たちとバッティングしてしまって。覆面姿でメンバー全員に「お疲れ様でした」と挨拶するハメになったのはね、なかなか恥ずかしかったです。

 

 

「春恋歌」のPVを貼っておきますね↓ イイ曲!

 

 

 

そんな状況で迎えた特集は…どうでしたかね。正直、「映画の特訓シーン」という題材はあまりに幅が広すぎて(肉体的なものだけとは限らないし)、僕より詳しい人なんて腐るほどいるだろうから、出番直前まで「僕でいいのかな」と思っていたんです。ただ、僕は「あの羽佐間道夫さんに直接トレーニングを指導していただいた→ロッキーとの特訓経験がある男」と考えれば、我に資格アリ!ヽ(`Д´)ノ アリ! 番組に出てみると、宇多丸師匠の安定感はいつも通りだし、初めて放送を一緒にさせていただいた日比アナに関しては、ああん、才女な上に“こちらを安心させるオーラ”が半端なくて。「“国民の孫”の称号に恥じぬ女よ… (`Δ´;) ヌゥ」と冷や汗が流れたほど。あと、この日は古川耕さんに予定があって、スタジオには放送作家の古川あゆさんが同席されていたんですが、僕が作った資料を彼女がいちいち良いタイミングで出してくれたので、本当に助かった…ということも書き残しておきましょう(偉そうに)。

 

 

出演が決まってからの1週間、こんな風に悩んでいたのですが…。

 

出番直前はこんな愚地克巳気分になったというね(「範馬刃牙」より)。

 

当日作った資料の一部はこんな感じでございます。

 

 

その他、僕の出演時にリスナーメールが読まれたのは初めてだったんですけど、それが結構面白い&新鮮な体験でしたよ。メールを送ってくれたリスナーの方々、本当にありがとうございました m(_ _ )m カンシャ! 出演後は、応援に来て勇気をくれたみやーんさんと練馬の「か和もっち」に飲みに行って、オーナーのかわもっちさんと3人で楽しく飲んだりしたんですが、今回の出演はとにかく消耗しましてね。翌日から風邪を引いてしまい、3月いっぱい体調が悪かった次第。まぁ、何はともあれ、ちくしょう、例によって反省材料は山のようにあるものの、また1つ経験が積めたし、とても勉強になりました。ラジオクラウドやらYouTubeやらで聴けるので、興味がある方はチェックしてみてくださいな。

 

 

今回は「マスクの口の部分を開ける」という改良を施して臨みました(「番組公式サイト」より)。

 

最後の記念撮影。良い思い出になりましたよ… (ノω・、) アリガタイ

 

「か和もっち」での飲食模様を貼っておきますね。

 

 

ちなみに放送で触れた「おっさんのケーフェイ」、現在、横浜シネマリンで上映中なので、気になった方はぜひ!m9`Д´) ビシッ

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 


運び屋(ネタバレ)

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運び屋



原題:The Mule
2018/アメリカ 上映時間116分
監督・製作:クリント・イーストウッド
製作:ティム・ムーア、クリスティーナ・リベラ、ジェシカ・マイヤー、ダン・フリードキン、ブラッドリー・トーマス
製作総指揮:アーロン・L・ギルバート
原案:サム・ドルニック
脚本:ニック・シェンク
撮影:イブ・ベランジェ
美術:ケビン・イシオカ
衣装:デボラ・ホッパー
編集:ジョエル・コックス
音楽:アルトゥロ・サンドバル
出演:クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィースト、アンディ・ガルシア、イグナシオ・セリッチオ、アリソン・イーストウッド、タイッサ・ファーミガ、ユージン・コルデロ、ローレン・ディーン、グラント・ロバーツ、ピート・バリス、ロバート・ラサード、ソウル・ウエソ、リー・コック、ノエル・G、クリフトン・コリンズ・Jr.、ダニエル・モンカダ、ポール・リンカーン・アラヨ
パンフレット:★★★★★(820円/解説記事が超充実&映画の原案になった記事が掲載されていて素晴らしい! 松竹事業部の森岡裕子さん、良い仕事!)
(あらすじ)
家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




88点


※本作については、松竹事業部による非常に良く出来たパンフを読んでから、宇多丸師匠の的確かつ愛情溢れる時評をチェックするのがオススメでございます。
※今回の記事は、「悪の法則」のネタバレに触れているので気をつけて!


ああん、本当は3月15日にアップする予定の記事だったのに、すっかり4月下旬になった本日、適当にアップしておきますね。「クリント・イーストウッド監督の最新作」となれば、それだけでもそれなりに観る気ゲージが上がるワケですけど、あの名作「グラン・トリノ」以来の監督主演作と聞けばさらに上昇するし、「メキシコ麻薬カルテルが絡んだ話」となれば、ゲージは一気に満タンですよ(微笑)。で、ちょうど愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題作品になったということで、3月上旬の金曜日、上野で「コードギアス 復活のルルーシュ」を鑑賞してから、ユナイテッド・シネマとしまえんに移動して観てきました。「えっ、こういう映画なの!? Σ(゚д゚;)」とビックリいたしました。


9番スクリーン、8割ぐらいは埋まってた気がします。



ハッキリ言って、僕的には本作の特報が超ストライクでしてね。かつてはマッチョだったイーストウッドがすっかりヨボヨボの老人状態であり(「老い」って口周辺に出ますよね)、家族のために人生を犠牲にして働いてきた男が、怪しい仕事を請け負ったことでメキシコ麻薬カルテルと絡んでしまって、自分だけでなく家族にもハードな災難が降りかかりそうなムードがムンムン漂っているという恐ろしさ。間違いなく故・山田康雄さんを意識した声音の「人は永遠には走れない」というナレーションも渋すぎて100点だし、観る前はかなり恐怖を感じながらもワクワクが止められなかったのです。


この弱々しいイーストウッドを観て! たぶん麻薬カルテルに脅されたんでしょうな… (´・ω・`) カワイソス


鑑賞前の僕の気持ちを代弁する加納秀明を貼っておきますね(「バキ道」より)。



ところが! 実際に観てみれば、確かに犯罪を扱っているものの、基本的にはコメディ要素が入ったホッコリ家族ドラマだったから、「えっ、こういう映画なの!? Σ(゚д゚;)」と。イーストウッド演じるアールはかつては園芸家として成功を収めていた&朝鮮戦争帰りで胆力がある→信じられないほど無神経でマイペースであり、大量の麻薬を運んでいるのに好き勝手に行動するんですよ。でも、ちょっとしたトラブルが起きたり、ギャングたちに脅されたりしても、適当な会話で結構スムースに切り抜けていって、凶悪なギャングたちもアールと接するうちに「このじいさんは仕方ないな (´∀`=) ンモウ!」とすっかり好きになっちゃったりするから、メキシコ麻薬カルテル描写が超恐ろしかった「悪の法則」のように、最愛の人が酷い目に遭うなんてこともナッシング (o^-')b グー 終盤、アールが「運び屋」の仕事を放り出して、末期ガンで余命幾ばくもない妻の側にいることを選んだ時は「妻への愛を選んで殺されるのね… (ノω・、) グスン」なんてフライング涙を流していたのに、怒り心頭だったギャングたちが直接会って話した途端、「奥さんが病気で亡くなったなら仕方ないね (´・ω・)(・ω・`) ネー」とほだされるから、スゲー笑っちゃいましたね。


「メキシコ 地獄の抗争」のように、舌と両手をサクッと切り落とす的な残酷描写もゼロでしたな(人は死にますが)。
チクリ屋の運命


まぁ、本作の主人公アールは、予告編を観て想像していた以上のクズでしてね(「仕事を優先して娘の結婚式をすっぽかす」とか、正気かと)。とは言え、演じるイーストウッドがとても魅力的で、僕も劇中のギャングたちのように「このじいさんは仕方ないな (´∀`=) ンモウ!」と許せちゃったし、何よりも「運び屋の仕事を飄々とこなして大金を稼ぎながらも“家族の大切さ”にやっと気付いて、仕事よりも奥さんを優先する」というストーリーが、ついつい家庭よりも仕事やらブログやらを優先しがちなダメ人間の自分を重ねるところもあって。ちょっと感情移入しながら鑑賞した次第。一応、オチを雑に書いておくと、奥さんを看取ってから運び屋の仕事を再開してみれば、ずっと彼を探していたDEA捜査官(ブラッドリー・クーパー)に逮捕されまして。裁判ではしっかり罪を認めて、かつて本業で扱っていた百合を刑務所で栽培する様子が映って映画は終わってたんですが…。どこか達観した雰囲気のアールが園芸に精を出す姿を観ているとね、なんか…刑務所で暮らすのもいいなぁって思えてきた…って、あぶなーい!Σ(゚д゚;) ダメゼッタイ!


左の人がアールのモデルとなったレオ・シャープ。2016年に亡くなられたそうです。



まぁ、正直なところ、「こんなに優しいギャングたちがいるのか?」とは思ったけど、それはそれとして。僕的には「人間、取り返しがつかないことはあるけど、取り返しがつくことだってあるかもしれない」ということを考えさせられたというか、「グラン・トリノ」とはまた違った「人生の終わらせ方」の映画だと思ったり。何はともあれ、実際に家族をないがしろにしてきただろうイーストウッドが娘役を実の娘(アリソン・イーストウッド)に演じさせたのはスゴいし、何よりも88歳でこんな面白い作品を撮るなんて「お見事!m9`Д´) ビシッ」としか言いようがなくて、とりあえず88点という評価でございます。イーストウッド監督、まだまだ元気に映画を撮り続けてほしいですな。おしまい。




クリント・イーストウッド主演&監督作。素晴らしい映画ですよね… (ノω・、) グスン



クリント・イーストウッド監督の前作。僕の感想はこんな感じ



クリント・イーストウッドが似たような役を演じたという作品。未見だったりします (´∀`;) エヘヘ



仁義なきメキシコ麻薬カルテルムービー。僕の感想はこんな感じ



メキシコ麻薬カルテルの抗争を描いた地獄ムービー。僕の感想はこんな感じ








小さな独裁者(ネタバレ)

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小さな独裁者



原題:Der Hauptmann
2017/ドイツ、フランス、ポーランド 上映時間119分
監督・脚本:ロベルト・シュベンケ
製作:フリーダー・シュライヒ、イレーネ・フォン・アルベルティ
製作総指揮:フィリップ・リー、マーカス・バーメットラー、マルセル・グリーブ、カイ・ニエッセン、ダニエル・ヘッツァー
撮影:フロリアン・バルハウス
美術:ハラルト・トゥルツァー
衣装:マグダレナ・ルトキウィッツ
編集:ミハウ・チャルネツキ
音楽:マルティン・トートゥシャロウ
出演:マックス・フーバッヒャー、ミラン・ペシェル、フレデリック・ラウ、ベルント・ヘルシャー、ワルデマー・コブス、アレクサンダー・フェーリング、ブリッタ・ハンメルシュタイン、サッシャ・アレクサンダー・ゲアサク、ザムエル・フィンツィ、ボルフラム・コッホ
パンフレット:★★★(800円/本国版プレスの引用記事と大場正明さんのレビューが良かった!)
(あらすじ)
1945年4月。敗色濃厚なドイツでは、兵士の軍規違反が続発していた。命からがら部隊を脱走したヘロルト(マックス・フーバッヒャー)は、偶然拾った軍服を身にまとって大尉に成りすまし、道中出会った兵士たちを言葉巧みに騙して服従させていく。権力の味を知ったヘロルトは傲慢な振る舞いをエスカレートさせ、ついには大量殺戮へと暴走しはじめるが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


※本作は「カミヤマ 春の“マン”祭り」対象作品です。

タイトルに「マン」が付かないのに、なぜ本作が「カミヤマ 春の“マン”祭り」対象作品になっているのかというと、ドイツ語の原題が「Der Hauptmannだからーーなんてことはどうでも良いとして(苦笑)。何かの作品を観に行った時に劇場で予告編を観たら、面白そうながらも実に厭なムードがムンムン匂ってきたので、スルーするつもりだったんですけれども。「アトロク」リスナーの「はたらくほうのももさん」がオススメしていたので、ちくしょう、スゲー気になってしまってね…。2月8日の公開から2ヵ月以上経った本日、アップリンク渋谷にて会員価格(1300円)で鑑賞してきました。「予想以上に厭な映画!(°д°;) ヒィ!」と思ったり。


3番スクリーン、観客は6人ぐらいでしたかね。



お話自体は「敗戦間近の1945年4月、ドイツの脱走兵ヘロルトが将校の軍服をゲットすると、ハッタリをかまして大尉になりすまし、権力を濫用する」と、まったく予告編通りなんですが…。「へロルトが勝手に暴走した」のではなく、“そのウソに薄々気付きながらも己の利益のために目をつむった周囲の人間たち”も彼のモンスター化に一役買っていたから、なるほどなぁと。要は「権力を握った個人の暴走」だけでなく「歪んだ権力構造が作られる過程」もキッチリ描いていて、現代にも通じるテーマだったというか。例えば、最近話題になった起業家・塚本廉さんの経歴詐称問題とか、彼自身が残念なだけでなく、正直、薄々気付いていた人もいたんじゃないか(でも自分の利益のために目をつむっていたんじゃないか)、なんて思ったりしてね。あと、そりゃあ現政権の歪みとか、自分が働いていた“マッチョな職場特有の嫌な空気”とかも重ねちゃったりしましたよ。


マックス・フーバッヒャー演じる脱走兵へロルトが口八丁手八丁で成り上がるのです。


同じく脱走兵のキピンスキー(フレデリック・ラウ)はすぐ気付くも、利害が一致しているので見逃すというね(のちに射殺)。


警備隊長シュッテ(ベルント・ヘルシャー)は胡散臭さを感じつつも、脱走兵を処分するためにへロルトを利用してましたよ(のちに爆死)。



パンフで大場正明さんが書かれていて、「我が意を得たり!Σ(°д° ) クワッ!」と思ったんですけど、「おかしな人があれよあれよとドイツで権力者になっていく」ということで、近作の「帰ってきたヒトラー」をスゲー思い出したんですよ。でも、本作はコメディ感ゼロなのに、調子に乗ったクズが「即決裁判」と称して、収容所の脱走兵たちを裁判にかけずに殺害していく様子や、街で無法の限りを尽くす様子を延々と見せられるから、よりキツかったなぁと。僕的には、穴に入れた脱走兵たちを対空砲や機関銃で射殺するシーンと、縄でつながれた囚人たちを面白半分に射殺する場面(あの将校の威を借る女がまた憎い!)、最初はまだマトモに見えた部下のフライターク(ミラン・ペシェル)が終盤はすっかりクズ化してたあたりがヘビーでしたねぇ…。ただ、パンフによると、囚人を溺死させたり、八つ裂きにしたりと、実際の「即決裁判」はさらに残虐だったというのだからドン引きしたし、「そういうのはキッチリ再現してほしかったナー」なんて思ったりもしちゃったアンビバレントなアタシ (ノ∀`) ダメネ


このシーンは醜悪のひと言。自殺した囚人の気持ち、わかるわー ('A`) ワカルー


鑑賞中の僕はこの徳川光成のようでしたよ…(「バキ道」より)。



一応、オチを書いておくと、権限を掌握した収容所が連合軍に爆撃された後、ヘロルトは「ヘロルト即決裁判所」として市民を蹂躙しまくっていたら憲兵隊に逮捕されるも、戦中のゴタゴタということで…なんと無罪放免!Σ(゚д゚;) マジカ! その後、最前線に送られそうになって脱走すると「連合軍に捕まって、21歳で処刑された」的なテロップが出て、現代のドイツで暴れ回るヘロルトたちとともにエンドクレジットが流れて、映画は終わってましたよ(ここも「帰ってきたヒトラー」っぽい)。ちなみに、実際のヘロルトはギロチンで処刑されたそうです (゚⊿゚) ヘー


威勢の良い言葉を並べ立てて無罪になる展開はビックリしました。



その他、「僕的には『小さなバイキング』の方が好きカナー (・ε・) ビッケ」なんて意見は胸の中にそっと秘めておくとして(って、書いてますがー)。これまたパンフによると、演技した後に役者さんが泣き崩れたり、監督が落ち込んだりと、こんなクズどもの話を撮るのはかなり大変だったようで、よく頑張ったなぁと。残虐描写も意外としっかりしてたし(連合軍の爆撃で警備隊長シュッテが爆散するシーンは笑った)、「あの『RED レッド』の監督がここまで厭な映画を撮るとは!(°д°;) ヒィ!」と、スゲー感心いたしました。ただ、「君は山か」さんのnoteの記事によると、なんと「世界の多くでは本作品は白黒上映がされていた」そうで。ハッキリ言って、僕にはキツすぎて「二度と観たくない」タイプの作品だっただけに、できればモノクロ版を上映してほしかったなぁ…なんて文章を書いて、この感想を終えたいと思います。




ちょっと連想したヒトラー映画。僕の感想はこんな感じ



劇場で観たロベルト・シュベンケ監督作。僕の感想はこんな感じ



レンタルで観たロベルト・シュヴェンケ監督作。僕の感想はこんな感じ



なんとなく似たタイトルなので貼ってみました。未見でございます。



本作でハンゼン所長を演じたワルデマー・コブス、こちらではハルバル父さん役なのです ( ゚д゚) ダカラナンダヨ








スパイダーマン スパイダーバース (IMAX3D・字幕版、2D・吹替版、他)(ネタバレ)

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スパイダーマン スパイダーバース (IMAX3D・字幕版、2D・吹替版、他)



原題:Spider-Man: Into the Spider-Verse
2018/アメリカ 上映時間117分
監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン
製作:アビ・アラド、フィル・ロード、クリストファー・ミラー
製作総指揮:スタン・リー、ブライアン・マイケル・ベンディス、ウィル・アレグラ
原案:フィル・ロード
脚本:フィル・ロード、ロドニー・ロスマン
音楽:ダニエル・ペンバートン
日本語版主題歌:TK from 凛として時雨
声の出演:シャメイク・ムーア、ジェイク・ジョンソン、ヘイリー・スタインフェルド、ニコラス・ケイジ、キミコ・グレン、ジョン・モラニー、リーブ・シュレイバー、マハーシャラ・アリ、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ローレン・ルナ・ベレズ、リリー・トムリン、ゾーイ・クラビッツ、キャスリン・ハーン、レイク・ベル、クリス・パイン、スタン・リー
声の出演(吹替版):小野賢章、宮野真守、悠木碧、大塚明夫、高橋李依、吉野裕行、玄田哲章
パンフレット:★★★☆(880円/ビジュアル中心のシール付き豪華パンフ。ただ、死んだピーター・パーカーの紹介記事がほしかったし、プロウラーの正体にも触れてほしかったな…)
(あらすじ)
ニューヨーク・ブルックリンの名門私立校に通う中学生のマイルス・モラレス。実は彼はスパイダーマンでもあるのだが、まだその力をうまくコントロールできずにいた。そんな中、何者かによって時空が歪めらる事態が発生。それにより、全く異なる次元で活躍するさまざまなスパイダーマンたちがマイルスの世界に集まる。そこで長年スパイダーマンとして活躍するピーター・パーカーと出会ったマイルスは、ピーターの指導の下で一人前のスパイダーマンになるための特訓を開始する。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




95点


※本作は「カミヤマ 春の“マン”祭り」対象作品です。

オーケイ、じゃあもう一度だけ説明するね(いやらしい書き出し)。昨年、「ヴェノム」のエンドクレジットに挿入された本編映像を観た時から、そりゃあ観るつもりでしたが、とは言え、アニメ作品を積極的に観るタイプではないのでね(微笑)。いくらアカデミー賞を受賞した作品だろうとも「1回ぐらい観ればいいカナー (・ε・)」ぐらいに思っていたんですけど、ああん、前売り特典の素敵なデザインの缶バッジが3種類→すべてほしくなったので前売り券を4枚も買ってしまったというね…(そして、手にしたのは、ちくしょう、2種類だッ!)。

で、そこそこの期待値を抱いて、3月2日にTOHOシネマズ新宿の先行上映でIMAX3D・字幕版を観て、3月27日にユナイテッド・シネマ入間「グリーン・ブック」を観てから2D・吹替版を鑑賞(入場者特典のポストカードをもらった)。発売時に買ったものの、ずっと積ん読状態だった「スパイダーバース」「エッジ・オブ・スパイダーバース」「ワールド・オブ・スパイダーバース」をやっと読破してから、4月6日にTOHOシネマズ新宿で2D・字幕版を観て、4月11日に2回目の「キャプテン・マーベル」を観た後にTOHOシネマズ錦糸町 楽天地で2D・吹替版を観て来ました。超面白かったYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ! もうね、すっかり時期外れな気がしますが(汗)、今さらながら感想を垂れ流しておきますよ。


まぁ、諸々のGIFを貼っておきますね。



最初に、劇中の時系列などを一切無視してお話を適当に書いておくと、ピーター・パーカー/スパイダーマン(20代)が活躍する世界で私立高校に通う少年マイルス・モラレスが主人公でして。ひょんなことから特殊なクモに噛まれてスパイダーマンの能力を発動して悩んでいたら、街を牛耳る悪党のキングピンが死んだ妻子を多次元から召喚するために時空加速マシンを作動しようとしていて、スパイダーマンがその装置を破壊しようとする現場に遭遇→目の前でピーターが殺されちゃうのです。時空加速マシンを作動させるとブラックホールが生まれて街が壊滅するため、ピーターの遺志を継いで、マイルスはスパイダーマンとしてデビューしようとするも、全然上手くいかなくて。ションボリして墓参りをしていたところ、時空加速マシンの影響で別次元から来たピーター・B・パーカー(40歳で中年太り)と出会ったのでした。


映画冒頭に登場するのは、金髪で20代のピーター・パーカーでして。


自己紹介の内容は全体的に「サム・ライミ三部作」のスパイダーマンっぽかったり(この場面は「3」から)。


キングピンに殺されたので、同じ能力を身につけたマイルスが遺志を継ごうとするも、アッサリ挫折。


ところが、そんな彼の前にMJと離婚して自暴自棄になったピーター・B・パーカーが表れるのです。



2人は時空加速マシンを操作&破壊するキーを作るべく、キングピンの研究施設アルケマックスに乗り込んで、ドクター・オクトパスに襲われたりしつつも、ひと足早く施設に潜入していたスパイダー・グウェン(女子高生)に救われましてね。さらにメイおばさんの家に行ってみれば、ピーター・パーカーのハイテク秘密基地にスパイダーマン・ノワール(1940年代のフィルム・ノワールっぽい世界出身で白黒)、ペニー・パーカーとSP//dr(日本アニメ系少女+ロボ)、スパイダーハムカートゥーンっぽい世界に住む子豚)がいたからビックリですよ。別次元から来たスパイダーマンたちは、この次元にいると徐々に体が崩壊→最終的には死に至るため、マイルスが各スパイダーマンを帰してからマシンを破壊することになる…かと思いきや。自分の能力を自由に使えない&戦闘力低めなので、作戦からは外されそうになるんですが、「実はプロウラーだったアーロンおじさんの死」と「衝突していた父デイヴィス(警官)との扉越しの対話」を経て、ヒーローに覚醒!Σ(°д° ) クワッ! ピーターが着ていたコスチュームを自分色に染め上げると、時空加速マシンを巡るバトルに参戦するというね。


スパイダー・グウェンは戦闘力高め。初登場シーンは超カッコ良かったですな (´Д`;) ハァハァ


スパイダーマン・ノワール、渋かったですな。字幕版は声がニコラス・ケイジなのも愉快。


ペニー・パーカーとSP//drは日本アニメを意識したキャラ。戦う時はペニーが中で操縦してましたよ


スパイダーハムは、カートゥーンっぽい世界出身なだけに、意外とタフで強かったり。


そんな彼らと共闘すべく、マイルスはビルからダイブ! スパイダーマンとして目覚めるのです。



スパイダーマンたちが協力してドクター・オクトパスをはじめとするヴィランたちを倒すと、マイルスったら全員をちゃんと元の世界に送り返しましてね。最後は、アーロンおじさん直伝の「ショルダータッチ」でキングピンを制圧すると同時にマシンを見事破壊して、事件は一件落着。自分の世界に戻ったスパイダーマンたちの様子が流れる中、マイルスが「オーケイ、じゃあもう一度だけ説明するね…(省略)…オレがスパイダーマンだッ!ヽ(`Д´)ノってな調子で自己紹介しながらビルの谷間をジャンプした後、ベッドに寝転んでいると、別次元のポータルが開いたところで、物語は終了。スタン・リースティーヴ・ディッコに捧ぐ。私たちがひとりぼっちじゃないことを教えてくれた」なんてテロップが出てからエンドクレジットに突入して、最後はスパイダーマン2099アース67のスパイダーマンに会いに行くと「どっちが先に指をさしたか」で揉めて終わってましたよ、たぶん。


マイルスも父親も少しずつ成長して、和解しましてね。



最後はこんな感じでしたよ↓




なんとなく本作でマイルスが愛聴する「Sunflower」を貼っておきますね↓




まず、繰り広げられる映像に驚かされました。先日、練馬の「か和もっち」で飲んだ時、昼間はゲーム業界で働いているオーナーの「かわもっちさん」から本作の技術的なスゴさについて聞いたんですけど、ごめんなさい、よく覚えてなくてね (´∀`;) エヘヘ ただ、「CGで作画した上で、手描きならではの要素を書き加えた」とか「通常のフルアニメが1秒24コマのところを1秒12コマで作成しつつ、場面によって24コマにしたりして、独特のメリハリを付けた」とか「印刷に使われるハーフトーンスクリーンを取り入れて、コミックブックっぽいビジュアルを表現した」とか「リアルな世界にいた主人公がスパイダーマンの能力を身につけると、徐々にモノローグが吹き出しになったり、コミック的表現が増えていく」とかとかとか、大量の優秀なスタッフを動員しつつ、さまざまな新しい技術や工夫を投入した作品だそうで。もうね、どこを切り取っても「コミックの1枚絵」のように見える映像を作り出しているだけでなく、絵柄の違うキャラクターたちが同じ画面に収まっていても違和感を感じさせないというのは本当にスゴいなぁと。とは言え、僕はよくわかっていない部分が多いので(汗)、それら技術的なことについては、パンフや「映画秘宝 2019年4月号」などを読んでみてくださいな(手抜き)。


メイキング動画を貼っておきますね↓




で、映像がスゴい上に、脚本もまた素晴らしくてね…(しみじみ)。僕は2回観た後に元ネタである「スパイダーバース」「エッジ・オブ・スパイダーバース」「ワールド・オブ・スパイダーバース」を読んだんですが、全然違う話でしてね(コミックは多元世界のスパイダーマンたちを食料とする種族と戦う話で、本作はマイルスが主人公の「アルティメット・スパイダーマン」をベースに「スパイダーバース」に出てきたスパイダーマンたちをアレンジして投下したっぽい)。「少年が6人のスパイダーマンとの出会いを通じて成長する」という直球で燃える成長譚に「ドクターオクトパスが女性だった!」とか「プロウラーの正体はアーロン叔父さんだった!(ここは)」とか「ピーター・パーカーのハイテク秘密基地に案内するメイ叔母さん」といった“ちょっとしたサプライズ”をプラスしつつ、さらに「成長したマイルスがBにやられたことをやり返す」とか「おじさんに教わった技でおじさんを殺した相手を倒す」といった対称的な描写による伏線回収をキッチリやっているから、いちいち上手いなぁと。


コミック版はまったく違う話なんですが、グウェンの誕生エピソードとかは一緒だし…。


アニメ版の世界が出てきたりもするのです。


ノワールやSP//drは登場するものの、キャラが違う感じ。コミックのSP//drはモロにエヴァだったり。



特に感心したのが、僕がこの記事の冒頭でパクッた「オーケイ、じゃあもう一度だけ説明しよう」の台詞からの自己紹介を6人のスパイダーマンが繰り返す演出で、いわゆる「“天丼”的な笑い」を生み出すだけでなく、最終的には「燃えと感動」に繋がるのだから、お見事のひと言。ギャグも気が利いていて、僕的には1968年のアニメ版の世界で揉めるシーンで爆笑しましたよ。脚本を担当したフィル・ロードとロドニー・ロスマン、さすがですな。まぁ、そりゃあ、雑に感じるところもあって。例えば、グウェンがマイルスに名前を偽ったのは観客へのミスリードのためにしか見えなかったし、あんな危険なマシンはさすがに他のヴィランも止める気がするし…。そもそも「スパイダーマン」をまったく知らない人には説明不足感もありますけど、それもまたアメコミっぽいと思えば味わい深いし、多少わからない部分があってもテンポが良い上に根本のストーリーがしっかりしているので、幅広い層の人が普通に楽しめるんじゃないかと思った次第。


最後のシーンは、1967年のアニメ版のこの場面のパロディなんですって (゚⊿゚) ヘー



正直なところ、画面の情報量があまりに多すぎるせいか、1回目を字幕版で観た直後は、スゴイと思いながらもそれほど乗れなかったんですよ。ただ、2回目を吹替版で観たら、声優さんたちが上手なおかげもあって、スムースに画面に集中できて、初見時よりスゲー楽しめたから、あらためて「日本語吹替上映」を観直したというか。結局、2回ずつ観ましたが、僕的には吹替版がオススメでございます (o^-')b オススメ! そんなワケで、前売り券を4枚買っても後悔しないほど超面白かったYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ! なんとフィル・ロードによると「全米興行収入2億ドル(約220億円)を超えたら東映版スパイダーマンが続編に登場する」とのこと→現時点で3億ドルを突破しているのでね、レオパルドンが登場するであろう続編に期待しております。


東映版スパイダーマン、コミックでは結構活躍しているのです(すぐやられるけど、強敵を食い止める)。



一応、オープニングを貼っておきますね↓




おしまい。




一応、元ネタのコミック。スゲー面白かったです。「エッジ〜」「ワールド〜」もオススメ!



歌曲盤サントラのデジタル盤。国内CD盤輸入CD盤もあります。ちょっとほしいなぁ。



オリジナルスコアのデジタル盤サントラでございます。国内CD盤輸入CD盤もあります。



アートワーク本ですが、現在は中古本しかなくて、高値になってました… (´・ω・`) ザンネン



東映版スパイダーマンのDVDBOXを貼っておきますね。中古が高値に!








「カミヤマ 春の“マン”祭り」の開催について2

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ううむ、心底どうでも良い文章を垂れ流しますね。3月末、「カミヤマ 春の“マン”祭り」を開催するなんて駄文を垂れ流しましたが(汗)、予想以上に映画の感想をアップできなくて、日程がズルズルと伸びてしまいつつ、ルールも変えちゃいましてね…(遠い目)。とりあえず本日=4月22日=マンデー、練馬の「か和もっち」にて18時から23時まで飲みますので、もし来店して対象作品の合計点数を僕に告げた方には、ドリンクを1杯奢る&粗品を進呈いたします。で、これを読んでお店まで来るのは最大5人ぐらいだと思うので、粗品は先着5名様までとさせていただきますよ。一応、貼っておくと、対象となる13作品は下記の通りでございます↓

 

 

ファースト・マン

ブラック・クランズマン

アイスマン 宇宙最速の戦士

アクアマン

ロニー・コールマン 偉大なる王者 

劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル

ホフマニアダ ホフマンの物語

メッセージマン

イップ・マン外伝 マスターZ

ハロウィン(2018年版)

いつか家族に

小さな独裁者

スパイダーマン スパイダーバース

 

 

本当はね、「歯まん」も観る予定だったんですけど、設定が怖すぎてどうしても観に行けなかった…ということも書き残しておきましょう(偉そうに)。なんて言うんですかね、始める前は超名案だと思ったのに、今となっては「どうしてこんなこと始めちゃったんだろ… (´・ω・`)」と思うことしきり。ただ、反省はしても後悔はしない主義だし、一応、2名は来てくれるみたいなのでね、ちくしょう、今日は飲むッス!ヽ(`Д´)ノ

 

 

今回、僕が感じたことを代弁する烈海王を貼っておきますね(「バキ」より)。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

先週の備忘録(2019/4/16~4/22)

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さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いておきますね↓

火曜日、仕事→映画を2本鑑賞
水曜日、仕事→映画鑑賞
木曜日、映画鑑賞→仕事→徹夜!
金曜日、仕事→映画を3本鑑賞
土曜日、映画鑑賞→仕事
日曜日、選挙→映画鑑賞
月曜日、仕事→映画鑑賞→練馬の「か和もっち」
※先週観た映画は10本でした。



先週は徹夜までして働いて、スゲー忙しかったイメージだったんですが…。こうやって備忘録を書きながら振り返ってみれば、劇場で映画を10本も観ているのだから、そりゃあ時間がないですよね ┐(´ー`)┌ ゴモットモ そんな中、3月末から唐突に始めた「カミヤマ 春の“マン”祭り」の参加者へのプレゼントは、当ブログ特製の「V8まんじゅう」にすることに決定。いわゆる普通のまんじゅうだと焼きごてに皮が貼り付いてしまうので、ベースには回転まんじゅう(a.k.a.今川焼)をチョイスしまして。家族が寝静まった深夜、台所で試してみれば、見事に焼き印が押せた…ということで! たぶん参加してくれるのは最大5名ぐらいだと思って「先着5名」としたものの、本当は来てくれた人全員にあげたい→万が一を考えて、17個ほど用意してみました(心配性)。ただ、「バンブルビー」を観ている時にお腹が空いてしまって、つい3つほど食べちゃった…ってのは、我ながらガマンが足りませんな (ノ∀`) テヘ


買ってきたのは、ニチレイの「今川焼 あずきあん」


ラップをかけずにレンジで温めてから…。


どこのご家庭にもある焼きごてを熱しましてね(4分ぐらい)。


「イモータン!」と叫びながらジューッと押し当てるのです。


ラップでくるめば、当ブログ特製「V8まんじゅう」が完成だッ!


それを17個作ったのでした。もちろん余ったさ(爽やかに)。



そんな感じで迎えた22日(マンデー)の夕方、途中で「お店で飲もうと思っていた日本酒の瓶を割ってしまって死のうかと思った」という悲劇(そして、別次元の“僕”たちが「みんな経験してるのよ… 川´A`)ノ(ノω・、) グスン」と慰めてくれる展開)を経て、17時50分ごろに練馬の「か和もっち」に到着。高確率で来てくれる気がしていた映画仲間のナカさん、「アトロク」の常連投稿者はたらくほうのももさん(点数を申告!)、またお会いしたかった映画ブロガーのそーす太郎さん(ブログは超オススメだッ!m9`Д´) ビシッ)、そして初めてお目にかかるモリさん&うぃろうさん(点数を申告!)と、なんと予想通りに5人も来てくれたから、やったぁ!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ! 結局、ダラダラと日本酒を摂取したせいで、みなさんと何を話したかはうろ覚え状態ですけど(汗)、なんとなく楽しかったこと、そして今の朝ドラ「美人が婚活してみたら」「ゲーム・オブ・スローンズ」などが面白いと聞いたことはボンヤリ覚えております。なんか意外と大変だったので、もうこういうことはしませんが、とにかく来てくれたみなさん、ありがとうございました!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!


来てくれた方が5人になった時の僕の気持ちを代弁するシコルスキーを貼っておきますね(「バキ」より)。
三角絞めでつかまえて-予想通りだ

うぃろうさんから“入手できなかった「スパイダーバース」の缶バッジ”をいただいたのです… (ノД`) アリガタイ


当日の「か和もっち」のgifを貼っておきますね。



最後に今週の予定を書いておくと、GW直前でスゲー仕事が忙しいにもかかわらず、観なくてはならない映画が何本もある…というのが悩みどころなんですが、しかし。木曜日の深夜は「アベンジャーズ エンドゲーム」を観に行って(その後は徒歩で帰宅)、金曜日はできれば「か和もっち」で開催予定の映画駄話会に参加したいなぁと。で、月曜からは家族旅行なので、それまでに仕事&ブログを頑張りますYO!ヽ(`Д´)ノ


最後に今月の推薦曲、寺嶋由芙さんの「いい女をよろしく」を貼っておきますね↓




以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。





キャプテン・マーベル(2D・字幕版、2D・吹替版)(ネタバレ)

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キャプテン・マーベル(2D・字幕版、2D・吹替版)



原題:Captain Marvel
2019/アメリカ 上映時間124分
監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
製作:ケビン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、ジョナサン・シュワルツ、パトリシア・ウィッチャー、スタン・リー
共同製作:デビッド・J・グラント
原案:ニコール・パールマン、ジョー・シュラプネル、アナ・ウォーターハウス
脚本:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック、ジェニーバ・ロバートソン=ドワレット、ジャック・シェイファー
撮影:ベン・デイビス
美術:アンディ・ニコルソン
衣装:サーニャ・ヘイズ
編集:エリオット・グレアム、デビー・バーマン
音楽:ピナー・トプラク
音楽監修:デイブ・ジョーダン
視覚効果監修:クリストファー・タウンゼント
ビジュアル開発監修:アンディ・パーク
出演:ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ベン・メンデルソーン、ジャイモン・フンスー、リー・ペイス、ラシャナ・リンチ、ジェンマ・チャン、ルーン・タムティ、アルジェニス・ペレス・ソト、アネット・ベニング、クラーク・グレッグ、ジュード・ロウ、アキラ・アクバル、マッケンナ・グレイス、ロンドン・フラー、クリス・エバンス、スカーレット・ヨハンソン、マーク・ラファロ、ドン・チードル
声の出演(吹替版):水樹奈々、森川智之、日笠陽子、安元洋貴、日野聡、関俊彦、竹中直人
パンフレット:★★★★(880円/ポスター付きの豪華仕様パンフで、タメになるコラムも満載だけど、ネタバレ前提にはできないものか)
(あらすじ)
1995年、ロサンゼルスのビデオショップに空からひとりの女性が落ちてくる。彼女は驚異的な力を持っていたが、身に覚えのない記憶のフラッシュバックに悩まされていた。やがて、その記憶に隠された秘密を狙って正体不明の敵が姿を現し……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※本作については、尊敬する映画評論家の町山智浩さんの解説(216円)がオススメでございます。
※今回の記事は、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」のネタバレに触れているので、知りたくない人は読まないで!


もともと「キャプテン・マーベル」は1940年に刊行されたフォーセット・コミックスのスーパーヒーローだったものの、DCコミックスに「スーパーマンのパクリ」として訴えられて消滅→DCが権利を獲得するも、1967年にマーベル・コミックスが「キャプテン・マーベル」という同名のヒーローを誕生させて商標登録もしたため、DCは商品に「キャプテン・マーベル」の名前を使えなくなった→紆余曲折を経て「シャザム」という名前に変更した…といった「大人の世界ってやーね ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」的な歴史はどうでも良いとして。そりゃあマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品は劇場で観る主義なので、前売り券を2枚購入(特典は「コレクタブルカード」でした)。3月15日にTOHOシネマズ日比谷で2D・字幕版を鑑賞してから、小プロから出た「キャプテン・マーベル」と劇場パンフ、「週刊 マーベル・ファクト・ファイル」のキャロル・ダンバースの章、「映画秘宝2019年04月号」の特集記事、ついでに「Ms.マーベル もうフツーじゃないの」を読んで、4月11日にTOHOシネマズ錦糸町 楽天地で2D・吹替版を観てきました(その後、4回目の「スパイダーマン スパイダーバース」を鑑賞)。魅力的なヒーローでしたな (´∀`=) スキヨ


なんとなくgifを貼っておきますね。



「えっ、そんな話だっけ!? Σ(゚д゚;)」と驚かれるほどに物語を雑に書いておくと、1990年半ば、記憶をなくしたクリー人の戦士ヴァース(ブリー・ラーソン)が任務中に敵対するスクラル人勢力に拉致される→大暴れして逃走→惑星C-53(a.k.a.地球)に不時着しましてね。SHIELDの捜査官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)とともに、スクラル人が狙っているっぽい「ライトスピード・エンジン」とそれを開発したウェンディ・ローソン博士(アネット・ベニング)を“自分の記憶の断片”を辿りながら探してみたら、あーだこーだあった揚げ句、「ヴァースはキャロル・ダンヴァースという地球人のテストパイロットだった」「スクラル人はクリー人に故郷を破壊された難民だった」「ローソン博士はマー・ベルというクリー人で、戦争を終わらせようとしていた」「博士を殺したのは仲良しの上官ヨン・ロッグ(ジュード・ロウ)だった」「キャロルが持つ力はクリーから与えられたものではなく、ヨン・ロッグと揉めた時に彼女がエンジンを爆破→そのエネルギーを浴びて得たものだった」などなど、数々の事実が発覚するのです (`Δ´;し ソウダッタノネ...


クリー帝国の特殊部隊「スターフォース」の一員として、ヴァースはスクラル人と戦っていたんですが…。


ひょんなことから、地球でフューリーと一緒に「己の過去」を探ることになりまして。


その結果、どうせ悪役なんだろうなと思っていたジュード・ロウが、案の定、悪役なのでした (´∀`) ヤッパリ!



で、いろいろあって、スプリーム・インテリジェンスからの支配から逃れて、己の中のバイナリーパワーを解放したキャロルは、宇宙戦艦を簡単に破壊できるほどの超人となって、スクラル人難民を救助しつつ地球を防衛しましてね。最後は、フューリーに銀河の2倍の距離まで届くっぽい改造ポケベルを渡すと、スクラル人たちと安住の地を求めて宇宙に旅立って、フューリーはアベンジャーズ計画の企画書を書き始めたりして、エンドクレジットに突入。途中でキャプテン・アメリカたちの下に「インフィニティ・ウォー」のラストで呼ばれたキャロルがやってきたり、映画終盤で四次元キューブを飲み込んでいた猫のグース(実際はフラーケンという生物)が毛玉のようにキューブを吐き出したりして、映画は終わってたんじゃないかしらん。


コスチュームのカラーリングを変更すると、最終的には「本当の自分」に目覚めて大暴れするというね。


キャロルったら「インフィニティ・ウォー」のラストに出てきたポケベルをフューリーに渡してましたよ。



「90年代が舞台&主人公の女性が記憶喪失(そして戦闘力が高い)&相棒がサミュエル・L・ジャクソン」ということで、誰かがツイートで「ロング・キス・グッドナイト」を引き合いに出していて笑ったんですが、それはそれとして。正直なところ、前半から中盤にかけてはそれほど好きじゃなかったです。なんて言うんですかね、アクション自体は嫌いじゃないんですけど(老婆に化けたスクラル人とのバトルは愉快だった)、お話全体のテンポが悪いというか、若干かったるく感じたというか。それと「スクラル人が実はいい人たちだった」という衝撃展開のためのミスリードにちょっと乗れなかったですね。いろいろと擁護できなくもないですけど、とは言え、キャロルをいきなり狙撃した理由はよくわからないし(注意を引くため?)、地球人への対応は酷いし…(射殺命令出してた→一歩間違えたらフューリーは殺されてたけど、戦争だから仕方ないってこと?)。あと、一番納得がいかなかったのは、フューリーが片目を失った原因。グース(a.k.a,フラーケン)に引っかかれたから」ってさぁ…。まぁ、確かに面白かったし、文字ヅラでは「信じてた男に私は片目を奪われた」発言と矛盾はしないものの(グースが雄ならば)、あれって「ウィンターソルジャー」でキャプテン・アメリカと真剣に言い争っている場面の台詞だったワケで。なんかね、納得いかなかった次第。


結構シリアスな場面での発言だったのに…(「ウィンターソルジャー」より)。


もっとこんな感じかと思ってたのに…(「バキ」より)。


まさかグースが犯人だったとは! 結局、謎多き存在でしたな。



って、文句から書いちゃいましたが(汗)、主人公キャロル・ダンヴァースを演じたブリー・ラーソンが超カッコ良くてね…(しみじみ)。本作は「男社会の抑圧に立ち向かう女性の話」といった風に受け取れる作りになっているんですが、終盤、スプリーム・インテリジェンスからの支配を断ち切るべく、過去に自分が失敗をして「女は諦めろよ!(`∀´) ケケッ」とバカにされた時も常に立ち上がってきたことを思い出す場面は100点であり(あれは、シルベスター・スタローンやジャッキー・チェンが見せてきた顔!)、そこからパワーを全開にする喜びに満ちた無双シーンは爽快のひと言!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ! ハッキリ言って、あのクライマックスを観るだけでも1800円払う価値があると思ったり(って、前売り券は1枚1400円でしたがー)。それと、特殊効果によってすっかり若返ったビジュアルでバンバン活躍するサミュエル・L・ジャクソンを観て、「『トロン:レガシー』の時は若返ったジェフ・ブリッジスが数分出るだけでもビックリだったのになぁ」と感慨深くなったりもしましたよ。技術の進歩ってのはスゴいですな〜。


キャロルが今まで逆境から立ち上がってきた場面が次々と流れて…。


とうとう覚醒! この後、バカみたいに強くなるから、爆笑しました。


僕はすっかりオリバ気分だったし(「範馬刃牙」より)、松谷みよ子先生の絵本を読みたくなったほどでしたよ (´∀`) イイオカオ



その他、「オープニングの『THANK YOU, STAN』のメッセージにはグッときた」とか「娘がいるマリア・ランボーをあんな危険な任務に連れて行くのは乗れなかった…」とか「ロナンコラスの再登場はうれしかった」とか「スクラル人のアイツ、マリア家に残ってヨン・ロッグを待ち受ける必要なくね?」とか「アンナ・ボーデン&ライアン・フレック監督を起用するディズニーの懐のデカさ」とか「あのポケベル、『アベンジャーズ』のNY決戦の時に使っても良かったのでは?(結果オーライではありますが…)」とか「吹替版も良かったけど、ごめんなさい、竹中直人さんのフューリー役は未だに違和感を感じる」とかとかとか思うところはあるけど、面倒くさいので割愛! パンフで杉山すぴ豊さんが「本作におけるキャプテン・マーベルの描き方がキャプテン・アメリカを意識している→『エンドゲーム』以降は彼女がリーダーとなるのでは?」といった考察をしていて面白かったんですが、確かにアベンジャーズの新リーダーになっても違和感のない、とても魅力的なヒーローだと思ったり (´∀`=) スキヨ


若干、粗暴なのがいいんですよね〜。これからの活躍に期待大!



さて。最後に書いておきたいのは、今週金曜から「アベンジャーズ エンドゲーム」が公開されるワケですけど…。予告編でのあのお揃いコスチュームを見る限り、「みんなで何らかのマシンに乗って量子世界やらを通って過去に戻って、歴史の改変にチャレンジ→サノスはキャプテン・マーベルが食い止める」ってのが、誰もがYO-SO-Uする大まかな展開じゃないでしょうか。ただ、そうなると「すでに起こった悲劇をアベンジャーズの意思で勝手に変えていいのか?」という問題が出てくると思うんですよね。いや、歴史改変モノには付きまとう話ですけど(汗)、ここまでの大作でそれを良しとされちゃうと、少し居心地の悪さが残るというか。


「絆を深めるためにお揃いの服を作ってみました (・∀・)」的なことじゃないですよね、たぶん。



だから、僕的にはここにスタン・リー御大が絡んで来るんじゃないかと思っていて。キャプテン・アメリカとアイアンマンとソー(a.k.a.本作で契約が終わる人たち)がサノスを止めるため、自己犠牲で一緒に消滅しつつある状況下、それでも「歴史を変えていいのか?」と悩むヒーローたちの前に“作者としてのスタン・リー”が登場。第四の壁を越えて客席に「このままだとシリーズが続けられないので、今までのことは『なかったこと』にしてください ( ´_ゝ`)」と頼んでくれば、観客も「まぁ、スタン御大が言うなら (´∀`) シカタナシ」と、みんなが笑ってる&お日様も笑ってるのでしたーーって、なんだそりゃ ( ゚д゚)、ペッ


実際にこんなことになったら、映画館で暴動が起きそうですな(「樹海少年ZOO1」より)。



おしまい ( ゚д゚) ナンダソリャ




デジタル盤のサントラでございます。



ちょっと映画と被る部分もあるオリジン本。面白かったです。



キャプテン・マーベルがラストで召喚される作品。僕の感想はこんな感じ



引き合いに出されていて笑ったレニー・ハーリン監督作。そんなに面白くなかったような…。



アンナ・ボーデン&ライアン・フレック監督作。ちょっと気になっております。








ハンターキラー 潜航せよ(ネタバレ)

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ハンターキラー 潜航せよ



原題:Hunter Killer
2018/アメリカ 上映時間143分
監督:ドノバン・マーシュ
製作:ニール・H・モリッツ、トビー・ジャッフェ、ジェラルド・バトラー、アラン・シーゲル、タッカー・トゥーリー、マーク・ギル、ジョン・トンプソン、マット・オトゥール、レス・ウェルドン
製作総指揮:アビ・ラーナー、トレバー・ショート、ボアズ・デビッドソン、ヤリフ・ラーナー、ダグラス・アーバンスキー、ラティ・グロブマン、クリスタ・キャンベル、アーン・L・シュミット、ライアン・カバナー、ケン・ハルスバンド、ケビン・キング、クリスティーン・オタール
共同製作総指揮:サミュエル・ハディダ、ビクター・ハディダ
原作:ジョージ・ウォレス、ドン・キース
脚本:アーン・L・シュミット、ジェイミー・モス
撮影:トム・マライス
美術:ジョン・ヘンソン
衣装:キャロライン・ハリス
編集:マイケル・J・ドゥーシー
音楽:トレバー・モリス
出演:ジェラルド・バトラー、ゲイリー・オールドマン、コモン、リンダ・カーデリニ、トビー・スティーブンス、ミカエル・ニクビスト
パンフレット:★★★★☆(800円/800円。東宝ステラの超頑張った感漂うパンフ。「スティール・サンダー」に触れてくれて、ありがとう!)
(あらすじ)
ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が消息を絶ち、捜索に向かったジョー・グラス艦長(ジェラルド・バトラー)率いる攻撃型原潜「ハンターキラー」は、現場付近に沈んでいたロシア原潜の生存者を捕虜にする。同じ頃、ロシア国内で世界を揺るがす陰謀が企てられていることが判明。ハンターキラーに陰謀阻止のための過酷なミッションが下される。その任務を達成するには、絶対不可侵のロシア海域へ潜航せねばならず……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


よくよく考えれば、ジェラルド・バトラーって元弁護士で超頭が良いし、基本的には演技派の役者さんなんでしょうけれども。僕的には「300<スリーハンドレッド>」のレオニダス王役などの肉体派イメージが非常に強くて。特に、その印象を強くしたのが「マイク・バニング」シリーズ2作目の「エンド・オブ・キングダム」で、テストステロンをムンムン放出させながら人を殺しまくる姿には、ドン引きしながらも爆笑したものですよ…(遠い目)。昨年の主演作「ザ・アウトロー」(ねぇねぇ、「ジ」じゃなくていいの?(´Д`;) ドウナノ?)での雄臭さも半端じゃなかったし、そんな彼が「ワイルド・スピード」の制作陣が作る潜水映画に主演するとなれば、間違いなく面白いだろうと思って、観る気マンマンになりまして。シカモ、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画にもなった&“信用できる男”コンバットRECさんも絶賛ということで、それなりの期待を抱きながら、4月21日(日)、TOHOシネマズ渋谷に足を運んできました。「サービス精神、旺盛!m9`Д´) ビシッ」と感心いたしました。


さすが日曜日、4番スクリーンは満席でしたよ。



今夜の宇多丸師匠、「UTAMARU-NEXT」で取り上げた潜水艦ムービー「スティール・サンダー」には触れてくれるかな…なんて期待は置いとくとして。劇中の時系列などは一切無視しつつストーリーを超簡単に書いておくと、ロシアのタカ派が自国の原潜を爆破→追尾していたアメリカの原潜を攻撃して沈める→自国の大統領を監禁してクーデター&アメリカとの戦争を目論んだので、アメリカ政府がロシアの大統領を救出することになりましてね。「アメリカの軍上層部が『戦争をする』『しない』で揉めるパート」と「敵司令部に乗り込んで大統領を救おうとする特殊部隊パート」、そして「ロシアの領海に入って、大統領&特殊部隊を回収することになった潜水艦パート」と、3つのパートが同時進行するという構成。

本作は、深海を潜航する潜水艦アクションが観られるだけでなく、「ローン・サバイバー」のようなハードな特殊部隊アクションがプラスされてましてね。僕はミリオタではないので本当に正しいのかどうかは不明ではあるものの、リアルな潜水艦vs戦艦の攻防にハラハラさせられただけでなく、ロシア大統領のボディガードの「ここはオレに任せて先に行け」からの手榴弾自爆とか、足手まとい感があった新兵による溜飲が下がりまくるスナイプシーン、厳しかった上官の「よく頑張ったな」とかとか、特殊部隊モノの醍醐味も詰まっているから、「なにこのサービス精神旺盛な作品!Σ(゚д゚)」と。一応、オチを書いておくと「潜水艦に向けられて発射されたミサイルを“味方になってくれたロシアの戦艦”がギリギリで撃ち落とす→クーデターを起こした奴らをミサイルで攻撃→クズどもは全滅→ハッピーエンド」って感じでしたよ(雑なまとめ)。

あと、主要な登場人物に迷いがなかったのも気持ち良かったです(すぐ判断して行動する)。それと、僕のような軍事の素人にもちゃんと状況がわかりやすくなるよう工夫をしてくれていて。例えば艦長が「オレはペヤングを食べるぞ! ただし…スパイスは抜きだ!( ゚д゚)」って言い出したら、副長が「えぇっ!? ペヤングの手軽さは確かに魅力ですが、お湯を捨てる場所もないのに食べるなんて正気の沙汰じゃありません。それに、スパイスは確かに辛いものの、味のアクセントとして重要になるのに、それを捨てるなんて!(`Δ´;)」と、いちいち反対しつつも観客にわかりやすく解説してくれるのです…って、例えがうまくないですな、すみません (汗)。


例えば、範馬刃牙がビスケット・オリバと監獄で真っ正面から殴り合おうとする時…(「範馬刃牙」より)。


アイアン・マイケルが警告することで読者にその危険度を教えてくれる的な? ううむ、伝わりにくいかしらん (´・ω・`) ウーン



正直なところ、ジェラルド・バトラー主演作にしてはバイオレンス度が薄めだったのは少し残念だったし、「バトルシップ」ほどのケレン味はなかったし、クライマックスはもっと潜水艦バトルが観たかったという気持ちもありますが、基本的にはアクションの幕の内弁当を食べたような満足感があって、大好きな映画でしたヨ (´∀`=) ヨカッタワー 今年はなんとジェラルド・バトラー主演の「マイク・バニング」シリーズ3作目「Angel Has Fallen(原題)」が公開されるそうなのでね、日本公開を超楽しみにしております (・∀・) オシマイ




ジョージ・ウォレス&ドン・キースによる原作小説。下巻もあります。



デジタル盤のサントラ。国内CD盤もあります。



ドノヴァン・マーシュ監督作。これ、ちょっと気になってたんですよね〜。



昨年観たジェラルド・バトラー主演作。僕の感想はこんな感じ



三宅隆太監督がオススメしていたインド産潜水艦映画。レンタルしなくては… (´Д`;)



ジャン=クロード・ヴァン・ダムとドルフ・ラングレンが堪能できる潜水艦映画。僕の感想はこんな感じ









2019年5月公開で観たいと思っている映画の覚え書き

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毎月の恒例として、僕が2019年5月公開で観たいと思っている映画を貼っておきますね↓


※①などの番号付きは「絶対に観る」、○は「一応観たい」、△は「興味ある~」って感じです。

5/3〜5/4
ザ・フォーリナー 復讐者 ①
名探偵ピカチュウ ②
ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー ③
ドント・ウォーリー △
キュクロプス △
ペガサス 飛馳人生 △


5/10〜11
オーヴァーロード ○
ラ・ヨローナ 泣く女 ○
映画 としまえん ○
初恋 お父さん、チビがいなくなりました △
ダヤンとタマと飛び猫と 3つの猫の物語 △
RBG 最強の85才 △
スケート・キッチン △
ホワイト・クロウ 伝説のダンサー △


5/17〜18
アメリカン・アニマルズ ④
ガルヴェストン ⑤
レプリカズ ⑥
マルリナの明日 ○
居眠り磐音 △
僕たちは希望という名の列車に乗った △
ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス △
僕とケアニンとおばあちゃんたちと。 △


5/24〜25
神と共に 第一章:罪と罰 ⑦
貞子 ⑧
武蔵 むさし ○
プロメア △
ベン・イズ・バック △
パリ、嘘つきな恋 △
バイオレンス・ボイジャー △
台北セブンラブ △
作兵衛さんと日本を掘る △
空母いぶき △


5/31
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ ⑨
アナと世界の終わり ○
氷上の王、ジョン・カリー △



ううむ、ゴールデンウィーク中にアクセス数を稼ぐべく、記事をたくさんアップしようと思っていたのに、ちくしょう、いろいろと忙しくて、結局、大して更新できなくてね…(遠い目)。つーか、正直なところ、やることが多すぎて、何だか疲れてきました。そんな中、5月公開作で最も観たいのは、ジャッキー・チェンの最新主演作「ザ・フォーリナー 復讐者」ですよ。あのジャッキーが復讐鬼と化して、オレ流スキルでクズを殺していくなんて、設定を聞くだけで夢のようじゃないですかぁ〜 (´∀`=) ウフフ すでに前売り券は購入済みということで、なるべく早く観に行きたいところです。


「ザ・フォーリナー 復讐者」の予告編↓ 絶対面白いと思うのです。




5月末の金曜日に公開される「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」も当然ながら観ますがな。もうね、予告編からビンビン伝わってくる終末感がたまらなくて、絶対封切り当日に劇場へ足を運ぶつもりですけど、とは言え、あまりに予告編が素晴らしすぎ&期待値が高まりすぎて、実際に観たら意外と乗れなかったりするような予感もしております… (`Δ´;) ウーム その他の洋画では、最近はピカチュウのマスクを着用するようになって親近感が湧いていたりするのでね(苦笑)、「名探偵ピカチュウ」も観たいし、韓国であの「新感染 ファイナル・エクスプレス」を越えるヒットを記録したという「神と共に 第一章:罪と罰」も観ようかなぁと。邦画では、娘が観る気マンマンの「ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー」も鑑賞予定でございます ( ̄ー ̄) ニヤッ


「神と共に 第一章:罪と罰」の予告編↓ どうなんですかね。




それと、あまり観に行けない名画座系を挙げておくと、新文芸坐で5/08(水)&5/11(土)の「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」「カメラを止めるな!」、5/10(金)&5/13(月)の「暁に祈れ」「迫り来る嵐」、5/16(木)~5/17(金)の「ブロウアップ ヒデキ」「おれの行く道」キネカ大森で5/03(金)~5/09(木)の「共犯者たち」&「スパイネーション 自白」、5/10(金)~5/16(木)の「パプリカ」「東京ゴッドファーザーズ」早稲田松竹で5/11(土)~5/17(金)の「遊星からの物体X デジタル・リマスター版」「ゼイリブ 製作30周年記念HDリマスター版」飯田橋ギンレイホールで5/18(土)~5/31(金)の「マチルド、翼を広げ」「ジュリアン」あたりを観られればいいなぁと。で、Cinema Chupkiで5/18(土)~5/31(金)の「隣る人」はマジで素晴らしいドキュメンタリーなので、未見の人はぜひ!m9`Д´) ビシッ 以上、2019年5月公開で観たいと思っている映画の覚え書きでした。ではでは~。






シャザム!(2D・字幕版、2D・吹替版)(ネタバレ)

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シャザム!(2D・字幕版、2D・吹替版)



原題:Shazam!
2019/アメリカ 上映時間132分
監督:デビッド・F・サンドバーグ
製作:ピーター・サフラン
製作総指揮:クリストファー・ゴドシック、ジェフリー・チャーノフ、ドウェイン・ジョンソン、ダニー・ガルシア、ハイラム・ガルシア
原案:ヘンリー・ゲイデン、ダーレン・レムケ
脚本:ヘンリー・ゲイデン
撮影:マキシム・アレクサンドル
美術:ジェニファー・スペンス
衣装:リア・バトラー
編集:ミシェル・オーラー
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:ザカリー・リーバイ、アッシャー・エンジェル、マーク・ストロング、ジャック・ディラン・グレイザー、グレイス・フルトン、フェイス・ハーマン、イアン・チェン、ジョバン・アルマンド、クーパー・アンドリュース、マルタ・ミランス、アダム・ブロディミシェル・ボース、ロス・バトラー、D.J. コトローナ、ミーガン・グッド、ジャイモン・フンスー
声の出演(吹替版):小野賢章、宮野真守、悠木碧、大塚明夫、高橋李依、吉野裕行、玄田哲章
パンフレット:★★★★★(820円/「新しい『シャザム!』の教科書」という企画記事とか、読むところが多くて大好き!)
(あらすじ)
身寄りがなく里親のもとを転々としてきた少年ビリーはある日、謎の魔術師からスーパーパワーを与えられ、「S=ソロモンの知力」「H=ヘラクラスの強さ」「A=アトラスのスタミナ」「Z=ゼウスのパワー」「A=アキレスの勇気」「M=マーキューリーの飛行力」という6つの力をあわせもつヒーロー「シャザム(SHAZAM)」に変身できるようになる。筋骨隆々で稲妻を発することができるが、外見は中年のシャザムに変身したビリーは、ヒーローオタクの悪友フレディと一緒にスーパーマン顔負けの力をあちこちで試してまわり、悪ノリ全開で遊んでいた。しかし、そんなビリーの前に、魔法の力を狙う科学者Dr.シヴァナが現れ、フレディの身に危険が及んでしまう。遊んでいる場合ではないと気付いたビリーは、ヒーローらしく戦うことを決意するが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※本作については、シネマンドレイクさんの感想を読めば良いと思うし、小ネタ等に関してはTHE RIVERの一連の記事を読めば十分じゃないかな。

もともと「キャプテン・マーベル」は1940年に刊行されたフォーセット・コミックスのスーパーヒーローだったものの、DCコミックスに「スーパーマンのパクリ」として訴えられて消滅→DCが権利を獲得するも、1967年にマーベル・コミックスが「キャプテン・マーベル」という同名のヒーローを誕生させて商標登録もしたため、DCは商品に「キャプテン・マーベル」の名前を使えなくなった→紆余曲折を経て「シャザム」という名前に変更した…といった「大人の世界ってやーね ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」的な歴史はどうでも良いとして。4月26日(金)から「アベンジャーズ エンドゲーム」の公開が始まる→その前にDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)関連作も観ておこうと思いましてね。徹夜で仕事をしたせいか、どことなくムラムラしていた4月19日(金)=公開当日、ユナイテッド・シネマ入間にて、2D・吹替版と2D・字幕版を連続鑑賞してきました(その後、「翔んで埼玉」を鑑賞)。真っ当なヒーロー映画じゃないかな (・∀・) ヨカッタ! ハッキリ言ってスゲー面倒くさいんだけど(苦笑)、アッサリめの感想を適当に書き散らしておきますよ。


まず吹替版を観ました。3番スクリーン、昼間の回なので観客はあまりいなかった記憶。


入場者特典としてシールをもらったけど、もっとほしかったな…。


で、同じスクリーンで字幕版。夕方になったせいか、客席は1/5ぐらい埋まったような。


この日はポップコーンなどを摂取しながら観たし、鑑賞後はモスを3つ食べたけど、後悔ゼロだぜ (`∀´) ククク


ちなみに「大脱出2」を観た時、新宿バルト9には等身大(?)のシャザムがいたので貼っておきますね。



最初にあらすじを超ザックリ書いておくと、 幼いころにカーニバルで母親とはぐれて以来、やさぐれていた少年ビリーが、グループホームを運営する新たな里親のバスケス夫妻に引き取られましてね。一緒に住むことになった5人の里子とも馴染めない中、いじめっ子に追われて地下鉄に乗ったところ、なぜか「魔法の砦(ロック・オブ・エタニティ)」に到着。謎の魔術師からスーパーパワーを与えられて、「S=ソロモンの知力」「H=ヘラクラスの強さ」「A=アトラスのスタミナ」「Z=ゼウスのパワー」「A=アキレスの勇気」「M=マーキューリーの飛行力」を持つという触れ込みの超人「シャザム(SHAZAM)」に変身できるようになったので、里子の1人でヒーローオタクのフレディと一緒に能力を実験したり、YouTubeに動画を投稿したりしていたんですが、しかし。ビリーより先に「魔法の砦」を訪れて「七つの大罪」の封印を解いてその身に宿していた科学者Dr.シヴァナシャザムのパワーを狙って襲ってくるのです。


いじめっ子をぶちのめす程度には正義漢なビリーが魔術師に選ばれまして。


「シャザム!」と叫べば、稲妻とともに超人へと変身できるようになったのです。


で、里子仲間で足が不自由なフレディと能力を試すんですけれども。


そのパワーを狙ったシヴァナ(右)が襲ってくるのでした。



シヴァナの襲撃を受けたシャザムは、体は大人の超人でも中身はビリーのまま→所詮はガキなので、怯えて逃走。すっかり変身する気をなくしていたんですけれども。里子の“思いやりお姉さん”メアリーや“ハイテク担当”ユージーン、“無口デブ(でもいいやつ)”のペドロ、人懐っこいダーラの計らいにより、実の母親の居場所がわかったのでいそいそと会いに行ってみれば、「カーニバルの日にはぐれた」のではなく「捨てられていた」ことが発覚するから、このババァ、ぶっ殺す!( ゚д゚) とは言え、「当時の母さんは17歳で大変だったし、今もDV野郎と一緒に暮らしていてハードそうだし、そもそもオレにはオレのことを大切に思ってくれる新しい家族がいた!Σ(°д° ) クワッ!」とビリーは開眼! 里子たちがシヴァナの人質になったことを知ると、屋上から「シャザム!」とカッコ良く叫んで変身→再対決することになりまして。あーだこーだと揉めた結果、ビリーったら自分の力を里子たちに分け与えることでシャザムファミリーが爆誕!川 ゚д゚) ゚д゚) ゚д゚) ゚д゚) ゚д゚) シャザム! 適当に戦った挙げ句、「七つの大罪」のエンヴィー(嫉妬)の習性を利用して、シヴァナからパワーを奪うと一件落着しましてね。ビリーはすっかりグループホームに馴染むと、学校でのランチ中、フレディのために変身状態で登場&フレディが大好きなスーパーマンまで登場して、めでたしめでたし。エンドクレジットが流れると、刑務所に収監されたシヴァナの前にマスターマインドが登場したり、ビリーとフレディが「魚と話せるか」を実験したりして、終わってましたよ、たぶん。


屋上からジャンプして「シャザム!」と叫んで変身する、本作屈指の名シーン。


その時の僕の気持ちを代弁する愚地独歩を貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。


で、クライマックスはこんな感じでしたよ(「シャザム! 魔法の守護者」より)。



僕的に「キャプテン・マーベル=シャザム」と言えば、「キングダム・カム」「地球最強の男」(スーパーマンは宇宙人だから)として恐れられていたシーンが超カッコ良かった…程度のイメージしかなくて(あと、アラン・ムーアが翻案した「ミラクル・マン」とか)。正直、観る前は「どうせヒーロー版『ビッグ』って感じなんでしょ? そんな映画が面白いのかしら?(`∀´) オホホホホホ」なんて舐めたりもしたんですが、ちくしょう、予想外に面白かった!(°д° ) クワッ! 「突然、スーパーパワーをもらったらどうしよう!(*゚∀゚)=3 ムッハー」という子どもの夢に対してストレートに応えているだけでなく、血縁のある家族と暮らしながらも不幸に育ったシヴァナと、血の繋がっていない人たちと疑似家族を形成して幸せになるビリーを対比させることで「家族」という共同体について考えさせたり、「人をヒーローにするのは“力”ではなく“誰かを守ろうとする心”」ということをキッチリ伝えてきたりと、実によくできたストーリーだと感心いたしました。


「ビッグ」のトム・ハンクスのように、シャザム役のザカリー・リーバイの「中身は子ども」演技が見事でしたな (o^-')b ナイス!



もうね、序盤の「ビリーが特殊能力を試す→フレディが動画を撮影する」という展開が現代的かつユニークなだけでなく、とても微笑ましくてね…(しみじみ)。デビッド・F・サンドバーグ監督、今までに撮ったのは「ライト/オフ」「アナベル 死霊人形の誕生」とホラー映画ばかりだっただけに、確かに「七つの大罪」の魔物たちが人を襲うシーンはしっかりホラー風味だったりしましたが(これはこれで好みのタイプ)、全体的にはコメディ要素が強くて、笑いながら観られた印象。特にクライマックスの「全員が超人になる」という展開にはビックリ&爆笑したし、「最年少のダーラが超人になりつつもサンタクロースに媚びる展開」とかは、自分の娘(7歳)を重ねてホッコリいたしました(つーか、キャストはみんな良かった!)。ちなみに鑑賞後、ベースとなった「シャザム! 魔法の守護者」を読んでみたんですけど、これまた実に上手に翻案&映像化されたのがよくわかって、つくづく見事な作品というか、サンドバーグ監督はスゴいなぁと。凡人の僕としては、なんとなく「才能がある人って羨ましいな… (´・ω・`)」なんて思ったりもした次第。


このフレディのリアクションがまた良し。超人になった時、いじめっ子を救う心の尊さには涙… (ノω・、) エライワー


マーク・ストロング演じるシヴァナには「目にこだわった演出」をしたりと、そういうところも良かったです。



って、ベタ褒めっぽいですが、好みに合わないところもあって。ハッキリ言って、ジャイモン・フンスー演じる魔術師って、偉大そうな割にはバカじゃないですか。僕的に魔術師がビリーを選んだ理由って「結局、清い心の持ち主が全然見つからなくて、仕方なくたまたま来たビリーにした」といったように見えて、それはそれで愉快だったものの、「なんだそれ」感も拭えなくないですかね。それに「小さいころに勝手に召喚されてダメ出しされたせいで歪んだシヴァナ」があまりに哀れすぎて、もうちょっと彼に救いがあっても良い気がしましたよ。で、何よりも寂しかったのが、DCEUの映画にしては明るい雰囲気だったところ。これは仕方ないんですけど、「マン・オブ・スティール」からの「バットマン vs スーパーマン」で描かれた「超人同士が戦って一般市民が巻き込まれたら?」的な問題提起&シリアスな雰囲気が好きだったので(決して上手く描けていたワケではなかったけど…)、例えばシャザムとシヴァナがビル街で戦っても何の被害も出なかったのは少しガッカリしたという底意地の悪いアタシ。つーか、DCEUの前作にあたる「アクアマン」の時にはかろうじて残っていた“神々しさ”が感じられなかったのも寂しかった…って、伝わりますかね。


物語上仕方ないにせよ、この魔術師、何百年もムダにしましたよね。



何はともあれ、そもそも僕的には「もし子どもがスーパーパワーを持ったら…?」というよりも「もしチンピラがスーパーパワーを持ったら…?」的な映画の方が好きだったりするし、わざわざ「七つの大罪」を絡めて感想を書くのもスゲー疲れたのでね(作品内容とはまったく関係のない理由)、そこまで絶賛するムードではなかったんですけど(汗)、基本的には真っ当なヒーロー映画だと思ったり (・∀・) ヨカッタ! すでに続編の製作は決まっているみたいだし、ドウェイン・ジョンソン主演によるスピンオフ「ブラックアダム」は撮影中のようだし、劇中に「モータルコンバット」が出てきた→「モータルコンバットVS.DCユニバース」の実写化にも期待できそうだしと(勝手な予想)、これからの展開も超楽しみにしております。ちなみに、福田雄一監督が吹替版の監修をするということで炎上したそうですが…。実際に観てみたら別に悪くはなかったけど(ビールを飲んだくだりは字幕版より面白い)、ザカリー・リーバイ自身の声が実に良いし、「波動拳!」など味わい深い台詞もあるので、僕的には字幕版をオススメいたします。おしまい。




デジタル盤のサントラ。輸入盤もあります。



本作のベースとなったアメコミ。結構面白かったです。



デビッド・F・サンドバーグ監督作。興味はあるんですが、未見なのです。



そりゃあ連想するトム・ハンクス主演作。面白いです。



DCEUの前作。僕の感想はこんな感じ



僕が「キャプテン・マーベル」を認識したアメコミの傑作。マジでオススメだッ!m9`Д´) ビシッ



「チンピラがスーパーパワーを持ったら…?」的な映画(ATMを壊すシーンあり)。僕の感想はこんな感じ









「5月9日(木)の『アフター6ジャンクション』に出演する… (´Д`;し」というお知らせ

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5月9日(木)、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」の18時30分から放送される情報コーナー「カルチャートーク」にて、あの三宅隆太監督と一緒に、5月17日(金)から公開される最新映画「アメリカン・アニマルズ」を紹介することになりました。


なんとなく範馬刃牙渋川剛気のタッグ画像を貼っておきますね(「バキ」より)。



なんとなく「アメリカン・アニマルズ」の予告編を貼っておきますね↓




「どうして三宅監督とタッグを組んで出演することになったのか?」については、当日の放送を聴いていただくとして(手抜き)。ハッキリ言って、非常に緊張しております。というのは、今まで三宅監督と放課後ポッドキャストやら放課後クラウドやらパンフイベントのトークショーやらでご一緒させていただいたし、サシで飲ませていただいたこともあるワケですが、タッグチームとして出場するとなれば、話は別。アシュラマン(a.k.a.宇多丸師匠)&サンシャイン(a.k.a.宇内梨沙アナ)という強敵たちと死闘を繰り広げなければならない放送中、テリーマン(a.k.a.三宅監督)に「なぜカットしなかった!(`Д´)」と問い詰められて、「オ…オラ、あんたの指示がなかったから… (´Д`;し」とジェロニモのようにオロオロしてしまったら!? そう考えるとなかなか寝付けなくて、デバスに頼るエブリデイだったのです。


テリーマンに怒られて、オロオロするジェロニモを貼っておきますね(「キン肉マン」より)。



だがしかし、昨日=5月3日(金)の放送終了後、TBSに赴いて、橋本Pの「ゼイリブ」キャップを褒めてから、三宅監督&古川耕さん&蓑和田Dと打ち合わせをしましてね。正直なところ、会話の8割が「アベンジャーズ エンドゲーム」の話だった気がするんですが(汗)、三宅監督が全身から発する「安心オーラ」によって、なんとなくすべてが上手くいくような気持ちになったという単純なアタシ。その後、新宿で軽く飲んだりして、いろいろなお話を伺ったのも非常に楽しくて、僕もすっかりあんしんパパにフォームチェンジして、その日は薬物に頼らずともグッスリ眠れた次第 (´ε`) チュー


昨日、娘の習い事関係のイベント終了後、TBSに向かったのです。


三宅監督と新宿の「やんばる」にて軽く飲みましたよ (´∀`=) ウフフ



要は「案ずるより産むが易し」ということですよ(微笑)。例えば、今までの出演経験が活きて“最高の放送”になるかもしれないし、その逆で放送中に突然発狂して病み上がりの宇多丸師匠の両目を潰したりするのかもしれないけど(アウトな想定)、かつてアントニオ猪木氏が「出る前に負けること考えるバカいるかよ」とアナウンサーをビンタしたように、そんなことは悩んでも仕方ないんですよね。昨日の打ち合わせで「知識より知恵」というアドバイスもいただいたし、5月9日は自然体で臨みますので、当ブログを読んでくれている方は、ぜひラジオやradikoラジオクラウドなどでチェックしていただけると幸いです。


木曜日、こんなことにならないことを、小さく祈っている、小さく祈っている「バキ」より)。



おしまい (o^-')b キイテネ!





先々週と先週の備忘録(2019/4/23~5/6)

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さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、今回は先々週と先週の出来事や思ったことを適当に書いておきますね↓

4月23日、仕事→徹夜
4月24日、仕事→元部下のMくんと飲み
4月25日、仕事→取引先との飲み会→「アベンジャーズ エンドゲーム」鑑賞
4月26日、仕事→「エンドゲーム」を2回鑑賞→映画駄話会へ
4月27日、朝帰り→ブログ書き
4月28日、仕事→「家族のレシピ」を鑑賞
4月29日、家族旅行で成田へ
4月30日、家族旅行中、娘と「クレしん」映画を鑑賞
5月1日、家族旅行から帰宅
5月2日、「ウトヤ島、7月22日」「レゴ® ムービー2」を鑑賞
5月3日、妻子とお出掛け→TBSで打ち合わせ→三宅監督とサシ飲み!
5月4日、「ドラえもん」映画「ザ・フォーリナー 復讐者」を鑑賞→中学時代の友人たちとの飲み
5月5日、妻子と横浜の実家へ
5月6日、妻子と「戦隊vs」映画、娘と「東映まんがまつり」を鑑賞
※先々週と先週で観た映画は11本でした。



まず、4月23日(火)から4月28日(日)までのことを書きますよ。月末&10連休前でただでさえ忙しいにもかかわらず、いろいろと予定が目白押しな上に25日(木)の深夜から「アベンジャーズ エンドゲーム」が始まる→仕事をサボって3回観ちゃったのもあって(社会人失格な文章)、かなりハードな1週間だった記憶。正直なところ、アップしていない映画の感想が相当溜まっているので、頑張って書こうと思っていたのに、全然手が付けられなかったのです… (´・ω・`) ションボリ そういう時は飲みに行く予定なんかいれなければ良いんですけど、とは言え、元部下のMくんと「シャザム!」の感想やら「エンドゲーム」の予想やらを話すのは楽しかったし、取引先の人たちと飲むのは超大切だったし、映画駄話会に参加してついつい朝までクダを巻くのも実に愉快だったということでね(サトウさんという映画ファンの方とも話せたし、ひだっちょさんから「さらば大戦士トゥギャザーV」のDVDももらえた!)、これはこれで仕方なし、ですな ( ´_ゝ`) エラソウ 


ここまでの出来事の適当なgifを貼っておきますね。



4月29日(月)から5月1日(水)までは、家族旅行で成田へ。奥さんがそこそこ良いホテルの安いプランを見つけたということで、僕と妻子&お義母さんの4人で宿泊しつつ、成田ゆめ牧場ランボーやホークアイの偉大さを噛み締めたりきんたま画伯さんの指摘で思い出したバーフバリも尊敬だッ!)、成田のイオンモールで奥さんたちが買い物している間に娘のマナ子(仮名/7歳)と一緒に「クレしん」映画を観たり、成田山にお参りして己の出世を願ったりした次第。で、今回の旅行で何が素晴らしかったかって、「己のバイキング道」をあらためて考え直したこと…ではなく(無駄な文章)。娘が生まれてから初めて家族3人で「川の字」になって寝られたことでしてね (´∀`=) ウフフ 今までは僕のイビキがあまりに酷いため拒否られていたんですが(汗)、ふふふ、長年に渡る「鼻腔拡張テープ口閉じテープの使用」並びに「横になって眠ることの習慣づけ」によって、やっと約80パーセントのイビキの削減に成功!(※当社比) わずか二晩のことではありましたが、とても幸せでしたヨ… (ノω・、) グスン


成田旅行中の適当なgifを貼っておきますね。



最後に、5月2日(木)から5月6日(月)までのことを書いておくと、僕も妻子もずっと予定が詰まっていて、それらを忙しなく処理していった印象。家族と過ごせただけでなく、1人で上映が終わりそうな映画を観に行ったり、三宅隆太監督と打ち合わせ&サシで飲んだり、中学時代の友人たちと飲みに行ったりと、とても充実していたんですが…。実は、4月半ばからずっと下痢気味だったのが、日を重ねるごとに悪化していて。それほど大変ではなかったものの、なんて言うんですかね、微妙にだるさと疲労が日々積み重なっていく感じがあって、夜中にブログを書こうと思っていても、疲れて書けなかったのです。で、本日(5月7日)の午前中に病院に行ってみれば、過敏性腸症候群とのこと。まぁ、大した病気じゃないんですが、気をつけなきゃなぁと思ったり (・ε・) ウーン


ということで、旅行後の適当なgifを貼っておきますね。



その他、「5月5日放送の『仮面ライダー ジオウ』のラストで轟鬼さん日菜佳さんの名前を出すから、泣いたッ!」といったことは置いとくとして。一応、今週の予定を書いておくと、5月9日(木)放送の「アフター6ジャンクション」に三宅監督とのタッグで出演して、新作映画「アメリカン・アニマルズ」の魅力を語りながら、「祝え! ライムスター宇多丸の復活である!(`∀´)ノ」宇多丸師匠の復帰ウォズっぽく祝福するつもり(雑なウソ)。あと、“ある御方”から「感想を読みたい」というありがたいDMをいただいたのでね(汗)、何とか金曜日には「エンドゲーム」の感想をアップしようと思っているし、12日(日)は妻子と一緒に「人間交差点 2019」に行こうと思っております。そして、当然ながら仕事も頑張りますYO!ヽ(`Д´)ノ


最後に今月の推薦曲、NONA REEVES「今夜はローリング・ストーン feat. RHYMESTER」を貼っておきますね↓




以上、先々週と先週の備忘録でした。ではでは〜。





アベンジャーズ エンドゲーム(IMAX3D&2D・字幕版、4DX3D・吹替版、他)(ネタバレ)

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アベンジャーズ エンドゲーム(IMAX3D&2D・字幕版、2D・吹替版、他)



原題:Avengers: Endgame
2019/アメリカ 上映時間182分
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
製作:ケビン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、マイケル・グリロ、トリン・トラン、ジョン・ファブロー、ジェームズ・ガン、スタン・リー
共同製作:ミッチ・ベル、クリストファー・マルクス、スティーブン・マクフィーリー
脚本:クリストファー・マルクス、スティーブン・マクフィーリー
撮影:トレント・オパロック
美術:チャールズ・ウッド
衣装:ジュディアナ・マコフスキー
編集:ジェフリー・フォード、マシュー・シュミット
音楽:アラン・シルベストリ
音楽監修:デイブ・ジョーダン
視覚効果監修:ダン・デレウー
ビジュアル開発主任:ライアン・メイナーディング
出演:ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エバンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズ、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、ドン・チードル、ポール・ラッド、
ブリー・ラーソン、カレン・ギラン、ダナイ・グリラ、ベネディクト・ウォン、ジョン・ファブロー、ブラッドリー・クーパー、グウィネス・パルトロウ、ジョシュ・ブローリン
声の出演(吹替版):藤原啓治、中村悠一、水樹奈々、米倉涼子、竹中直人
パンフレット:★★★(1000円/特別版を購入。ファンとしてはほしいだろうけど、「12ページの特典グラビア」「アイコンシール」「スリーブケース」が付いてる以外は通常版と一緒なので、転売屋に高い金を払って買うほどではないと思う。前作からの流れがわかる作りで、コラムも多くて好きよ)
(あらすじ)
最強を超える敵“サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命は、半分に消し去られてしまった…。大切な家族や友人を目の前で失い、絶望とともに地球にとり残された35億の人々の中には、この悲劇を乗り越えて前に進もうとする者もいた。だが、“彼ら”は決して諦めなかった──。地球での壮絶な戦いから生き残った、キャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ハルク、ホークアイ、そして宇宙を当てもなく彷徨いながら、新たなスーツを開発し続けるアイアンマン。ヒーローたちは、大逆転へのわずかな希望を信じて再び集結する。はたして失った者たちを取り戻す方法はあるのか? 35億人の未来のために、そして“今はここにいない”仲間たちのために、最後にして史上最大の逆襲<アベンジ>に挑む。最強チーム“アベンジャーズ”の名にかけて──。(以上、公式サイトより)

予告編はこんな感じ↓




100点

※本作のあらすじについては、こちらのブログに書いたので、適当にチェックしていただけると幸いです。
※本作の小ネタやネタバレに関しては、読み応えのある映画サイト「THE RIVER」の各記事をチェックすれば良いんじゃないかな。
※今回の記事は、「タイムコップ」のネタバレに触れているので、気をつけて!
※今回の記事は、残念な下ネタが書かれていたりするので、そういう文章が苦手な人は読まない方が良いです。


2008年に「インクレディブル・ハルク」を観て以来(日本では「アイアンマン」より上映が先だった)、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画は劇場で観てきたワケですけど、本作はその集大成でして。時系列的には“前作”となる「インフィニティ・ウォー」での「全宇宙の人間っぽい生命体の数が半分になっちゃったエンド」の続きも気になるし、そりゃあ、何を置いても観たくなるのが人情じゃないですか(微笑)。残念ながら「特典付」が瞬殺状態だったので前売り券は購入しなかったものの、最速上映となる4月25日(木)の深夜にユナイテッド・シネマとしまえんで2D字幕版(満席)を観てから、同劇場にて26日(金)の夕方から仕事をサボッて4DX3D・吹替版(ほぼ満席)とIMAX3D・字幕版(ほぼ満席)を連続鑑賞。で、5月8日(水)、仕事帰りにTOHOシネマズ新宿Dolby-ATMOS 2D・字幕版(8割程度)を観てきました。「感謝!ヘ(゚∀゚*)ノ オツカレ!」と思ったり。ちなみに、下に貼ったgifを解説しておくと、新宿ピカデリーの展示②最速上映時の飲食物③スクリーン5④入場者プレゼント(なぜ?)⑤4DX⑥飲食物アッセンブル1⑦IMAX⑧先着入場者プレゼント(クーナッツ)⑨先着入場者プレゼント(オリジナルマグネットシート)飲食物アッセンブル2⑪Dolby-ATMOSでございます。


gifを貼っておきますね。


僕の気持ちを代弁する範馬勇次郎を貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。



ああん、リンクなどを貼りすぎてアメブロの全角2万字(半角4万字)の字数制限をオーバーしてしまったので(汗)、本作のあらすじについてはこちらの記事(http://kamiyamaz.jp/blog-entry-61.html)を読んでいただくとして。「劇場から帰る時、雨が降っていて靴が濡れて不快だったから50点」といった乱暴なオレ流基準で毎回点数を付けている当ブログですけど、本作については100点としか言いようがないですわな。11年かけて公開された21作品の世界観と登場人物たちを集結させる映画なんて今までなかったワケで、それだけでも映画史の中で記念碑的な1本なのに、アクション映画としてもハイクオリティだし、ヘビーな話の割にはしっかり笑えるシーンを入れて来たりと、非の打ちどころがなくて。僕がMCUのファンというのもあるでしょうけど、3時間があっという間だったというね(まるで量子世界にいたかのように…というドヤ顔を添えた文章)。

ストーリー面でも、自己中だったトニー・スターク/アイアンマンは「大義のために個人の幸せを犠牲にするな」的なことを父に言われながらも世界のために自らを犠牲にし(「アベンジャーズ」の終盤でもやってたけど、家庭を持った後はさらにヘビーな決断ですよね…)、王になることを宿命づけられていたソーはその責務から解放されて宇宙へ旅立ち、世界のために尽くしていたスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカは“自分の人生”を取り戻すという、本作でMCUから卒業予定だったBIG3の物語として見事な着地だったなぁと。クライマックス、みんなが復活してからの「アベンジャーズ、アッセンブル!」シーンは超燃えたし、そりゃあ僕が4回観ちゃったのも仕方ないのです (´∀`) タノシー


BIG3の揃い踏み! こちらの記事によると、ソー役のクリス・ヘムズワースは続投することにしたのかな


この「アベンジャーズ、アッセンブル!」シーン、初見時は場内で拍手が起きましたよ。



タイムトラベル映画としても面白かったですな。量子学的には「過去を変えても現在の自分は変わらずに、別の時間軸ができる」そうで。そこら辺は「TOCANA」でわかりやすく解説されていますが、要は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などで散々描かれてきた「過去を変えると、現在の自分が消えてしまう」といったことは起こらないんだってさ (゚⊿゚) ヘー となると、いわゆる「タイムパラドックス」は起きないワケだから、ラストで老人となって登場したキャップは「あの世界で生きてきた」んじゃなくて、「別の時間軸から戻って来た」ってことなんでしょうけど、「なぜ機械から相当離れた場所にあるベンチに座れたのか?」という疑問が浮かんで…って、すみません、知恵熱が出てきました ('A`)


量子力学的には「過去が変わると自分も消える」なんてことは起きないそうで(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」より)。


「同じ人間は同じ時間帯に同時に存在できない」というルールもないから、未来と過去のキャップ同士が戦っても…。


こんな惨事は起きない…って、どうでも良いですかね(「タイムコップ」より)。
タイムコップのラスト


な〜んて書くと小難しそうですが、そんなことはなくて。「過去で“思い入れのある人物”と会ってシンミリする」といったタイムトラベルモノの定番展開をキッチリ押さえているから普通に楽しいし、それがまたずっとMCUを追っていた人ならグッとくるシーンばかりでね…(しみじみ)。僕的にはソーが母のフリッガに慰めてもらうシーンが超ストライクであり、目の前にいるのが未来のソーだということを察したフリッガの「未来は優しくなかった?川´_ゝ`)ノ(ノω・、し グスン」という台詞に母さーんッ!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン! ハッキリ言って、ジェームズ・ローディ・ローズ/ウォーマシンがタイムトラベル絡みの映画を引き合いに出した際、「スタートレック」「ターミネーター」の次にジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作「タイムコップ」を挙げているにもかかわらず字幕では省略されたことについては凄まじくイラッとしたものの、本作のタイムトラベル絡みのシーンはどれも大好きだったし、野菜もちゃんと食べようと強く思ったり。


まさかレネ・ルッソ演じるフリッガ女王に泣かされるとは思わなかったなぁ(「ダーク・ワールド」より)。



だがしかし! これだけ登場人物やら何やらが錯綜する映画を成立させただけでも偉業なんだから、あまり責めたくはないんですが、正直なところ、それなりに不満もあるのです。まぁ、「北斗の拳」「指先ひとつでダウンさ〜♪(`∀´)」が主人公の強さの比喩だったように「指を鳴らすだけで人口を半分にできる」という台詞は、あくまで「それほど簡単に願いを実現できる」という意味だと思いきや(ベースとなったコミックではそんな感じだった)、いつの間にか「指パッチン自体が発動条件」になっていたのは結構ビックリしたし、「真剣に指パッチンを防ぐ攻防」には笑っちゃう部分もありましたけど、それはそれとして。あと、「サノスの“宇宙の資源のために人間っぽい生命体の数を半分にする”という問題提起に対して、ちゃんと反論してなくない?」とか「本作で主人公たちが歩む道程を考えると、勝率は『1400万605分の1』よりも全然高そうだし、そもそもドクター・ストレンジが未来を内緒にする必要、なくね?(というか、トニーが自己犠牲する必要、なくね?)」なんて無粋な意見も置いておきますよ(と言いつつ、書いているアタシ)。


「未来で起きることを伝えた方がもっとラクに勝てた」なんて指摘は大人げないと思う…というマッチポンプな文章(「インフィニティ・ウォー」より)



ただ、なんて言うんですかね、僕的にはパズルがやっと完成して「見事な一枚の絵」が出来上がったけれど、よく見るとひとつひとつのピースが前と形が違っていたような印象。例えば、それぞれの作品で成長したハズのヒーローたちが、集合映画になるとまた似たような問題で悩んでいたりするのって、あまり好きじゃないんですよ。今回、体型が逆三角形から三角形になったソーのリボウスキ状態は楽しかったし、そりゃあ人間は「成長したと思ってもまた振り出しに戻ったりするもの」ではありますが、とは言え、ソーは「バトルロイヤル」で相当成長したハズじゃないですか。なんかね、ソーのことは大好きながらも「今さらその悩みかよ ( ゚д゚)、ペッ」感も拭えなかった…って伝わりますかね。


ソーの肥満体型に関しては「逆三角形より三角形の方が有利」という説があるので、文句はないです(「バキ道」より)。



で、これは好みの部分が大きいと思いますが、一番失望したのはキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルの扱いですよ。「エンドゲーム」直前のMCU作品にあえて“最強のヒーロー”として登場させたのだから、かなり鍵になる存在なんだろうなと。サノスなんてチャッチャとぶちのめして、予想もできない“その先の展開”を見せてくれるのかと期待してたし、クライマックスに出てきてサノスの母船を破壊した時は、そのあまりの強さに感動して涙が出たほどでしたよ(不測の事態が起きるかもしれないんだから、タイムトラベル時に本部に待機させておけばいいのに…とは思ったけど)。ところが、そこからキャロルが向かうのはサノスの前じゃなくて、ガントレットを運ぶピーター・パーカー/スパイダーマンのところだから「違うだろ ( ゚д゚)」と。

もうね、大切な読者が当ブログをそっ閉じしそうな文章をあえて書きますが(苦笑)、あのピーターに向けた余裕を漂わせた「手伝おうか?( ̄ー ̄) ニヤッ」に関しては、妻子&お義母さんが何らかの用事で家を数日間空けることになった初夏の午後、「久しぶりに自慰でもするか!」と思い立って、密かに購入しておいたプレジャーグッズを準備していたら、突然、目の前に汗ばんだキャロルが現れて、ドキドキする僕に向かって「手伝おうか?( ̄ー ̄)」と言ってきて…なんて安いエロ妄想が0.01秒で浮かぶレベルで超グッと来たんですが、しかし。あんな「ガントレットを運ぶ仕事」なんてそこら辺のバイトでもできるんだからさ(サラリと失礼な文章)、お前は「お前にしかできない仕事=サノス殺し」に専念しろよと。その後のタイマン時に見せる「サノスの攻撃を受けてもひるまない顔」は最高だったけど(例えば、妻子&お義母さんが何らかの用事で家を数日間空けることになった初夏の午後…)、結局、大した役割じゃなかったから、かなりガッカリいたしました。


キャプテン・マーベル、もっともっと活躍するかと思ってた (´・ω・`) ガッカリ



大体、その時の「女性キャラ集合シーン」がスゲー恥ずかしい。必然性があるならテンション上がるけどさ、あれほどまでに取って付けた集合って逆にイラッとしませんか? 特にワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチは最初の対サノス戦でかなり追い詰めたんだから「もう一度、倒しに行けよ(キャロルと組んで)」としか思えなかったし、あの場所にボンヤリ顔でやって来たマンティスは何の役に立ったのよ(活躍シーン、ありましたっけ?)。というか、そもそもガモーラネビュラもあの戦場で一度はサノスと戦っておかないとダメなんじゃないの?


このシーンは「ナシ」だと思うのです (・ε・) ウーン



本作のネビュラは本当に素敵でしてね…。最初に登場した時、生き残ったトニーと宇宙船の中で変なゲームをしているんですけど、彼女がその遊びを真剣にやっている姿を見ているだけで「そういえばこの子はサノス(毒親)に虐待されて育った→気軽なゲームとかしたことなかったんだろうな… (ノω・、) グスン」と涙が止まらなくて。5年後になると、無表情ながらもアベンジャーズの一員として彼女なりに仲間たちと友情を築いてきたことがビンビン伝わってきたし、とても魅力的なキャラだったのです(「コイツと木の二択だった」とか、無表情の毒舌ギャグがまた最高!)。で、クライマックスには、サノスの呪縛から逃れられない2014年の自分を射殺しちゃうんですけど、だったらガモーラと2人でサノスと戦う→毒親の呪縛を自ら断ち切ろうとするシーンもあるべきだったのではないでしょうか(一応、「インフィニティ・ウォー」で戦ってはいるし、「エンドゲーム」序盤でサノスの死を目撃してはいますが)。


ネビュラとガモーラ姉妹が2人でサノスに挑むシーン、観たかったなぁ。



その他、思ったことを適当に書いておくと、「映画序盤の激やせしたトニーを見て、『CG?』と思ってしまった僕は心が汚れているのかな…(´・ω・`)」とか「トニーとペッパーの娘モーガンが超可愛い… (´Д`;)」とか「たぶん失敗した未来の中には“どっちもそこまで愛してない2人”がソウル・ストーンを取りに行っちゃったこともあったのでは」とか「サノスが『インフィニティ・ウォー』序盤でハルクやソーに勝てたのはパワー・ストーンを手にしていたからだと勝手に思っていたので、石がない状態なのにBIG3がまったく歯が立たなかったのは驚いた」とか「“ガモーラの喪失によってソウル・ストーンを得たサノス”こそが強いと思っていたので(“ユリアを愛することで無想転生を体得したラオウ”が重なる…というわかりにくい例え)、愛を知らない2014年のサノスが強いのは微妙に納得できない」とか「アイアンマン、もっと兵器を用意してなかったの?」とか「ティ・チャラ/ブラックパンサーがいない間のワカンダはエムバクが統治を代行したのかな」とか「アベンジャーズの初期メンバーが指パッチンで生き残ったのはたまたまではなく、ちゃんと運命的な理由があるのかと思ってたらそうでもなかったぜ」とか「『犠牲が必要』と主張する敵に自己犠牲で勝つのは少し違う気がする」とか「『アイアンマン3』が好きなので、最後のトニーの葬儀に登場した美青年がハーレー・キーナーだということは初見時に気付きましたよ ( ̄ー ̄) ニヤッ」とか「老けたキャップがクリント・イーストウッドっぽい」とか「キャップの選択をバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーは知ってたんじゃないか?(バッキーは贖罪のために現代に残る選択をしたのでは?)」とか「老いたキャップからシールドを受け継いで『ありがとう、ベストを尽くすよ』と語る時のサム・ウィルソン/ファルコン役のアンソニー・マッキーの演技が最高だった」とか「キャップは過去の別の時間軸でペギーと結婚したものの、やっぱりヒーローとして活動しちゃったのでは?(「でもペギーと一緒だから満足」的な?)」とか「バージョン的にはIMAX3Dがベストだと思ったけど、3時間もメガネの上にメガネをかけるのは辛かった」とかとかとか。


トニーの娘のモーガン、本当に可愛かったですな…僕の娘には及びませんが(厭な文章)。


美少年、大きくなったら美青年。そんな一句を詠みたくなりました(「アイアンマン3」より)。



ハッキリ言って、「いくら石を返したとしても介入した時点でその世界は変わってしまっているのだから、やっぱり無責任じゃね?」なんてことを思いつつも、これからのMCUはその「変化した世界」を舞台に作品を作りそう&本作の疑問点などは後の作品で回収するかもしれないし、確かにひとつひとつのパズルのピースの形は少し変わってはいたものの、完成した1枚の絵があまりにも見事だったので、僕的に100点の映画であることは間違いなくて。本作を鑑賞したファンの多くが思ったように、3000回愛してる (´∀`=) ウフフ これから「フェイズ3」の最後の作品である「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」が公開されるだけでなく、なんと「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」という連続ドラマの製作が決まっているそうで。一応、「エンドゲーム」でひと区切りにはなったものの、「フェイズ4」以降もMCU作品は観続けてたいのでね、長生きしたいと思います。何はともあれ、MCUの関係者のみなさん、本当にお疲れ様でした m(_ _)m カンシャ!


「ファー・フロム・ホーム」の予告編を観る限り、今後は多元宇宙が絡んでくるんでしょうか。


ドラマでは、サムはバッキーとこんな風に友情を深めるのでは…って、「ペイン&ゲイン」が混ざっちゃった!(*ノ▽ノ) ワザトラシイ
母乳友だちになろう!


おしまい。




デジタル盤のサントラ。国内CD盤もあります。



MCUの記念すべき第1作。「アイアンマン」は3作目が一番好きです。



MCUの“時系列では”前作となる作品。僕の感想はこんな感じ



てらさわホークさんの著書。かなりタメになりましたよ。



本作鑑賞前に入手した「インフィニティ・ウォー」までのビジュアル本。縦に投げれば人を殺せる大きさと重さ!



ローズが例に挙げたジャン=クロード・ヴァン・ダム主演×ピーター・ハイアムズ監督作。そこそこ面白いので観てみて!








先週の備忘録(2019/5/7~5/13)

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さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いておきますね↓

火曜日、病院へ→仕事→「麻雀放浪記2020」鑑賞→黒沢薫さんからDMが!Σ(゚д゚;) ヒィ!
水曜日、仕事→4回目の「アベンジャーズ エンドゲーム」鑑賞
木曜日、仕事→「アトロク」出演!「か和もっち」で飲む→仕事!
金曜日、仕事→夕方から娘と過ごす
土曜日、ブログ書き→夕方から娘と過ごす
日曜日、妻子と「人間交差点2019」へ!
月曜日、仕事
※先週観た映画は2本でした。



先週は、まず火曜日に大事件が起こりました。ずっと体調が悪かったので、朝イチで病院に行って胃腸の薬をもらってから仕事をしまして(過敏性腸症候群だそうな)。夕方、使い勝手の良い「1.5番館」アップリンク吉祥寺「麻雀放浪記2020」を観てから帰宅したところ、「『エンドゲーム』評が読みたい」といった内容のDMが届いていたんですが、その差出人がゴスペラーズの黒沢薫さんだったから「マジか!(°д°;) ヒィィィッ」と。そりゃあ、昔からハードコアカレーシンガーとして尊敬していたし、2017年の「タマフル」内で名前を出していただいた時は恐れ多くて死にかけたし、おずおずとTwitterをフォローさせていただいたりはしていたんですが、さすがに直接DMが来るなんてのはあまりにも“意識外の攻撃”すぎて「なんぞこれ (゚⊿゚) ナンゾコレ」と復活できない…って、伝わりますかね(間違いなく伝わりにくい文章)。「もしかすると誰かの成りすましなのかも…」と思ったものの、そんなことはなかったので、「ひぃぃぃっ!Σ(゚д゚;)」というDMを返信してから、ああん、せっせと「エンドゲーム」の感想を書き始めたものの、本文内にリンクを貼りすぎたせいで“雑なあらすじ”を書いただけでアメブロの字数制限をオーバーしてしまい、さらに感想部分だけでもまた字数制限に引っ掛かったりして、結局、週末までアップできなかったというね。とは言え、感想を書き上げる良いキッカケになったのでね、黒沢さん、ありがとうございました! m(_ _)m カンシャ!


アウトな返信を貼っておきますよ。感想、楽しんでいただけて良かったです… (ノω・、) ヨカッタ...



ちくしょう、僕が宇多丸師匠やスーパーササダンゴマシン選手とかと会った話をしても、いつも「良かったねー 川 ゚д゚) フーン」顔だった奥さんが、黒沢さんからDMが来たことを話した瞬間、「にいにい、スゴいじゃん!川*゚∀゚)=3 ムッハー」と、今まで見たことがないテンションになっていたことは、そっと心に閉まっておくとして(って、書いてますがー)。水曜日は適当に仕事をして、木曜日は「アフター6ジャンクション」に出演したんですが、それもまた置いとくとして。金曜日は、奥さんが職場の飲み会に行くので、夕方に仕事を切り上げて娘のマナ子(仮名/7歳)と夕飯を食べてから、長めのおままごと。前日、練馬の「か和もっち」で、Twitterを相互フォローしているえすたかさんとお会いしてTRPG話に花が咲いたこともあって(えすたかさんはD&DとAD&Dをやってたそうな)、いつも以上に娘とのセッションに力を入れてみたら、ふふふ、マナ子ったら「パパともっと遊びたい!ヽ川`Д´)ノ」と、すっかりおままごとの虜ですよ(微笑)。


木曜日の出演については、こちらの記事を読んでくださいな。



で、翌土曜日は、妻子に予定があってお出掛けしていたので、僕は筋トレしてからずっと家でブログを書いていたんですが…。帰宅した途端、娘が「ねぇ、パパ、あそぼうよ、いつものように。まぶしいひかりと青いそよ風、パパじゃなくちゃだめなの、だめなの… (´∀`=し」バカボンライクにおままごとをせがんでくるというSHI-A-WA-SE!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン! なんかね、娘とおままごとをしながら、あらためて自分がTRPGをやってきたのはこの瞬間のためだったことをしみじみ悟ったというか。今後は、仕事でもなく、映画鑑賞でもなく、ブログでもなく、娘とのおままごとに力を入れようと強く誓った次第(なんとなくダメな気がする誓い)。


このピンク色のクマがいまだにマナ子のお気に入りなのです (´∀`) アラアラ




日曜日は妻子と「人間交差点 2019」に行って来ました。キッズエリアが充実しているのでマナ子を連れて行きやすいし(「小学生以下は入場無料」だしね!)、奥さんもそれなりには楽しめているみたいなので、家族で行くのが恒例となっているのです。娘との行動を優先していたので、残念ながらライブを観られなかったミュージシャンも多いんですが、いろいろな人たち(「アトロク」関係者とか量子世界から来た村井忠大さんとか番組リスナーの方々とか)と会えて、話せて、そういった「人間交差点」感も良かったなぁと。たわわちゃんから「ZINE」をもらえたのもうれしかったし、フェス会場なのに「出張スナック玉ちゃん」のカラオケが異様に盛り上がっていたのも笑いましたよ。残念ながら17時半ごろ、KREVAさんの途中で離脱することになりましたが、年々滞在時間が延びているのでね、来年こそは最後まで会場にいられたら良いなぁと思っております。


「人間交差点2019」の備忘録的なgifを貼っておきますね。



RHYMESTERの名曲を貼っておきますね↓




さて、今週の予定を書いておくと、都内の上映が終わりそうな映画の前売り券を使わないといけないんですが(4枚ある)、仕事もそれなりに忙しいし、アップしていない映画の感想が20本以上溜まっているので、頑張らないとなぁ (´・ω・`) ウーン そんな中、金曜日は「ジゴワットレポート 東京エンドゲーム」を観に行くことになっていて。間違いなく面白いこのイベント、今はまだ小さい規模だけど、これからもっと注目されていくんじゃないかしらん。あとは、土日は適当に家族と過ごします (´∀`=) ウフフ


今週は、この4枚をすべて消化しなくては…。



最後に今月の推薦曲、NONA REEVES「今夜はローリング・ストーン feat. RHYMESTER」を貼っておきますね↓




以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。





5月9日に「アフター6ジャンクション」に出演した結果について

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5月9日(木)、、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」の18時30分から放送される情報コーナー「カルチャートーク」にて、あの“新作映画8本組み手を完遂した男”三宅隆太監督と一緒に、5月17日(金)から公開される最新映画「アメリカン・アニマルズ」を紹介してきました。

 

 

「アメリカン・アニマルズ」の予告編を貼っておきますね↓

 

 

 

「なぜ出演することになったのか?」については、radikoのタイムフリー機能TBSラジオクラウドを駆使して聴いていただくとして(手抜き)。この日は蓑和田Dから「17時45分ごろに来てください」と連絡があったので、17時40分ぐらいに行きましてね。宇多丸師匠への快気祝い兼誕生日プレゼントはちゃんと用意しておいたし、話すことはスマホのメモにしっかりまとめてあるし、この日のさそり座の運勢は絶好調だしと、何の死角もないハズだったんですけれども。

 

 

宇多丸師匠への快気祝い兼誕生日プレゼント、中身は内緒だけど、そこそこ奮発しちゃったんだぜ。

 

17時40分ごろのTBSでございます。

 

そして、この映画を紹介したんですが…。

 

 

結果的には「わたしまけましたわ (ノω・、)」という印象。何に負けたのかと聞かれれば、それは自分自身ですよ。「① ネタバレはなるべく避けなければならない」「② 放送で話すことをいつものように紙ではなくスマホのメモにまとめてみたら、覆面をしているせいで画面の小さい文字がよく見えなかった(バカなの?)」「③ 放送直前に急遽、バート・レイトン監督のサプライズ出演を知らされた(宇多丸師匠には内緒)」「④ 18時42分までに自分の番を終わらせなければならなかった」という4つの理由が絡み合って、勝手に焦ってしまってね…(遠い目)。しっかりと進行する宇内梨沙アナ、見事な分析&プレゼンを披露する三宅監督、そして復帰直後ながらオーラ全開であり、監督のサプライズ出演に驚きながらも英語でスムースに質問するといった才気を見せた宇多丸師匠のお三方と比べると、いやん、僕はあまりに素人であり、勝ってたのは身長と体重だけ ( ´_ゝ`) クックック... 放送後にハッシュタグ「#utamaru」で検索してみれば、僕の存在を不要に感じた方もいたみたいでね(その気持ちはわかる)、放送での自分の体たらくを猛省しつつ、二度とハッシュタグ検索をしないことを誓った次第(心が折れるので)。

 

 

まぁ、この伊達潮の画像を貼りたかっただけです(「餓狼伝」より)。

 

 

放送終了後、みんなで記念撮影している時レイトン監督に「HOT?」と話しかけられて、「熱い映画だろ?」と聞かれたんだと思って、とりあえず「OK! (o^-')b」と答えたんですが、今思うと「そのマスク、暑いだろ」ってことだったんだろうな…なんてことはどうでも良いとして。本当はすぐ帰宅して、仕事の資料を作らなければならなかったものの、ついお酒が飲みたくなって、急遽、練馬の「か和もっち」に行ったら、Twitterを相互フォローさせていただいているえすたかさんやナカさんがいまして。美味しい日本酒を味わいながら、あーでもないこーでもないと番組やら映画やらの話をしていたらだいぶ気がラクになったので、今はそれほど落ち込んでいませんけれども。もしまた「アフター6ジャンクション」に出演することがあったら、次こそは身長や体重以外の要素で勝ちたいと思います。まぁ、何はともあれ、残念ながら僕自身はつまらない男ですが(汗)、「アメリカン・アニマルズ」は面白い映画なのでね、興味が湧いた方はぜひ観てみてくださいな。

 

 

番組宛にプレゼントを贈ってくれたユーフォニア・ノビリッシマさん、いつもありがとうございます!

 

そして、お酒を送ってくれたカドカワさんもありがとうございます! 「か和もっち」で美味しくいただきました。

 

「か和もっち」での飲食+帰りのラーメンを貼っておきますね。

 

このピカチュウのマスクも不評みたいだから、やめようかな…。

 

 

おしまい ( ´_ゝ`) クックック...

 

 

 

 

 

 


世界一と言われた映画館(ネタバレ)

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世界一と言われた映画館



2017/日本 上映時間67分
監督・構成・撮影:佐藤広一
プロデューサー:高橋卓也
音声技術:折橋久登
整音:半田和巳
語り:大杉漣
出演:井山計一、土井寿信、佐藤良広、加藤永子、太田敬治、近藤千恵子、山崎英子、白崎映美、仲川秀樹
パンフレット:★★★★★(700円/コンパクトな作りながらも、イラストマップが付いていたり、当時の小パンフが入ってたりするのがイイ!)
(解説)
映画評論家・淀川長治が「世界一の映画館」と評し、足繁く通った山形県酒田市のグリーン・ハウス。1949年の開館以降、初代支配人の佐藤久一のアイデアによるさまざまな趣向と設備で来館者を迎え、人びとから愛されたその映画館は、1976年10月に起きた酒田大火の火元となり、消失してしまう。消失家屋1774棟、死者1名、負傷者1003名という甚大な被害をもたらした記憶から、かつて地元の自慢であった映画館の名を語る者はいなくなってしまった。あれから40年以上の歳月が流れ、酒田の人びとがグリーン・ハウスとともに歩んできた自身の歴史を振り返りはじめる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




55点


ああん、超今さらながら1月に観た映画の感想をアップしておきますよ。一応、「映画ファンのはしくれ」として、いろいろな映画館に足を運んでいる僕ですよ(苦笑)、タイトルを聞いた時に「おやおや、そんな映画館が本当にあったんですかねぇ?(`∀´) ケケケ」と興味が湧いたので、「特製グリーティングカード」が付いた前売り券を購入。1月30日(水)、あつぎのえいがかんkiki旧 アミューあつぎ映画.comシネマ)にて鑑賞いたしました(その後、高校時代の親友と町田で飲んだ)。ううむ、ごめんなさい、ちょっと物足りなかったカナー (´∀`;) ウーン


当日のgifを貼っておきますね。良い映画館でした。



一応、内容を書いておくと、映画は酒田大火の記録映像からスタート。で、その火元となった映画館「グリーン・ハウス」の思い出をいろいろな人が語っていく…という証言集のような作りで、最後は「良い映画館でしたな (´∀`=) ホッコリ」的なムードで終わってた気がします(うろ覚え)。いや、面白いドキュメンタリーではあったんですよ。まず、僕は恥ずかしながら、“戦後4番目の大火”といわれる酒田大火を知らなかったんですけど(汗)、当時の記録映像の迫力が凄まじくて。不謹慎な文章ですが、無惨に街を炎に包んでいく映像を劇場の大きいスクリーンで観られただけでも良かったです。火災の恐ろしさをあらためて思い知らされましたね…(あれで死者1名というのもビックリ)。


酒田大火の映像があったので、貼っておきますね↓




「グリーン・ハウス」の思い出を語る人たち&その内容も良くて。当時の観客や従業員、経営していた佐藤久一さんにかかわった人たちが「グリーン・ハウス」に与えられた影響を語る様子は、これまた恥ずかしながら同劇場の存在をまったく知らなかった僕的には、とても新鮮でした。元消防士の方が「タワーリング・インフェルノ」を2回観て使命感を与えられたというエピソードは運命の皮肉を感じさせられたし、同じ時期にドキュメンタリーが公開されていた井山計一さんが登場したのは「シンクロニシティ ( ゚д゚)」だと思ったし、当時の劇場発行のパンフを集めていた人は微笑ましかったし…。「“映画館の話”って結構面白いんだな」なんて思ったり。

そして何よりも「こんなゴージャスな映画館が山形県酒田市にあったとは!Σ(゚д゚;) マジカ!」と、「グリーン・ハウス」に驚かされました。最新の上映環境(当時)を整えただけでなく、劇場で流す音楽、回転扉、ホテルのようなロビー、座る座席、女性用のトイレにまでこだわって、本格的なコーヒーが飲める喫茶店やブティック、名画座まで併設したというのだから、スゲェなと。本作のタイトルである「世界一」というのは、別に支配人の佐藤久一さんが主張したのではなく、昭和38年に映画評論家の淀川長治先生が「週刊朝日」の取材に対して「あれは、おそらく世界一の映画館ですよ」と言明したものなんですが、確かに本作に出てくる「グリーン・ハウス」は見事としか言いようがなくて。「僕も行ってみたかったなぁ…」なんて、超ありきたりな感想を抱いたというね (´∀`) コナミ


こんな感じで佐藤支配人自身が主張していたワケではないのです…という雑なコラ(「JOJO」第2部より)。



って、褒めてますけど、正直なところ、食い足りなく感じた部分も大きかった。焼失しちゃったのかもしれませんが、思った以上に「グリーン・ハウス」自体の資料が少なかったし、佐藤久一さんのことや支配人を引き継いだ人のことももう少し掘り下げてほしかったし(佐藤久一さんが愛人を作って東京に行ったこととか、バトンタッチした後の劇場の経営状態とか)、「同劇場が火元になった→被災した人は封印したい記憶」という“負の面”にもちゃんと踏み込んでほしかった(佐藤久一さんの関係者への取材が無理だったのかもしれませんが…)。なんて言うんですかね、マイルドな口当たりで美味しいもののコク不足というか、想い出はいつもきれいだけど、それだけじゃおなかがすくわ…って、伝わりますかね。鑑賞後、佐藤久一さんを取り上げた「世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田市につくった男はなぜ忘れ去られたのか」をkindleで読んだんですが、これが実に読み応えのあるノンフィクションだった分、余計に「もう少し何とかならなかったかなぁ (・ε・)」なんて思っちゃった次第。


ということで、JUDY AND MARY「そばかす」を貼っておきますね↓




あと、僕には「ロビーで『ムーンライトセレナーデ』を流すことを良しとする上品な感性」が欠落しているのでね(涙)、「グリーン・ハウス」は確かに素晴らしい映画館だと認めながらも、自分には合わなそうに感じた…なんて残念な文章も書いておきますよ。何はともあれ、良い部分が多かっただけに、逆に物足りなさを感じたりもしましたが、基本的には真面目で良いドキュメンタリーだと思うので、映画ファンは機会があったら観ておくと良いんじゃないかしらん。さて、最後になんとなく「ぼくががんがえたりそうのえいがかん」を垂れ流しておくと、上映するのはアクションかホラーで、食べ物は「鳥肉のささみスティック」といった高タンパク低脂肪なものオンリーで、飲み物は水かプロテイン(「ペコちゃん ミルキー風味」などさまざまなフレーバーを用意!)。劇場に流れるBGMは「Fight to survive」で、ロビーには映画を観て興奮した観客のためにチンニングバー木人椿が設置されている…って、好事家しか来なくて即潰れそうですな (´・ω・`) オシマイ




パンフにも寄稿されていた岡田芳郎さんによるノンフィクション。映画を観た人はかなり楽しめると思います。



劇中で消防士の方が言及するパニック映画の傑作。未見の方は、観ておくと良いです。



ナレーションを担当した大杉漣さん最後の主演作。僕の感想はこんな感じ



映画館映画で大好きなのはこれですかね (・3・) チュー






劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説(ネタバレ)

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劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説



2019/日本 上映時間90分
音楽:内池秀和、加藤みちあき
ナレーション:葵わかな
エンディングテーマ:MISIA
出演:アフリカの動物たち
パンフレット:なし
(解説)
1000種類もの動物が生きる野生動物の宝庫アフリカから、壮大で厳しい自然の中で命をつなぐため家族で暮らしている動物たちをテーマに、500本に及ぶ放送アーカイブから映像を厳選して製作。群れから追放され放浪の旅を続けるオスライオンや、家族を失い、たった一頭で子どもを育てるメスライオン、事故で片腕を失った子どもを優しく見守りながら暮らすゴリラの家族を中心に、多彩な環境にあわせて多様な暮らし方をしている珍獣たちも紹介する。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※本作については「四季のぉと」さんの記事が面白かったので、読んでみて!
※今回の記事は、NHKについての罵詈雑言が書かれていて、不快になるかもしれないので、気をつけて!
※今回の記事は、映画とは関係のない文章が多く書かれているので、気をつけて!


独り暮らしをするようになってから、ちゃんと受信料を払ってきた僕ですけど、日本放送協会(NHK)に関する不満はスゲーあって。「営利を目的とせず、国家の統制からも自立して、公共の福祉のために行う放送ですから!(`・ω・´) キリッ」なんて偉そうなことを言いつつもお歯黒べったり政権べったりだし、前時代的でクソみたいな放送法を盾にして「受信料を支払うのは義務!m9`Д´) ビシッ」とあらゆる手段で庶民から金を巻き上げようとする姿勢も腹が立つし、その受信料で作ったコンテンツをネットで有料配信しているのも気に食わない(公共のために作った映像なんだからフェアユースで利用させなよ)。な〜んて超ありがちな文句を書きつつも、娘のマナ子(仮名/7歳)が愛しているアニメ番組「おしりたんてい」「スポンジ・ボブ」を放送してくれているのはありがたいし、実は僕も毎週日曜19時半から放送されている「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」が大好きでしてね…。娘と一緒に観るのは至福の時間であり、特に「鳥を扱った回」は涙を流すことも少なくないのです(たいていは最後に巣立つから泣けてしまう)。


「スポンジ・ボブ」Rip SlymeによるED曲が好きでした…という関係のない文章。




そんな番組が映画化するとなれば、そりゃあ観に行きたくなるのが人情ということで、「オリジナル下敷き」付きの親子ペア券を購入。まぁ、昨年10月、娘のリクエストに応えて「ルイスと不思議の時計」を観に行ったところ、「もう映画館は行きたくない!川`Д´)ノ」とすっかり映画嫌いになってしまって、せっかく一緒に観ようと思っていた「グリンチ」「シュガー・ラッシュ オンライン」は断られてしまった…なんてことがあったんですけれども。毎週観ている「ダーウィンが来た!」の劇場版なら大丈夫なのではないか? 断られる恐怖を胸に秘めながらおずおずと誘ってみれば、「行く!川・∀・) アッサリ」と予想外にスムースな返答で一安心。そんなワケで、1月27日(日)、妻子と一緒にユナイテッド・シネマとしまえんの6番スクリーンでポップコーンを食べながら観てきました(その後、妻子と別れて「がっこうぐらし!」を鑑賞)。「ありがとう… (ノω・、) グスン」と思ったり。


客席は1/3ぐらい埋まっていたような。入場者特典として特製シールをもらいました。



本作は「群れから追放されたオスライオン「片腕を失った子どもを見捨てずに育てるゴリラの大家族「6頭の子どもを育てるシングルマザーライオンの3つの物語を見せながら、チョロチョロと他の動物の小ネタを挟んでいく構成でして。過去12年間で放送された映像と未公開映像を合わせた作品だそうですが、番組をずっと観てきた割にはサッパリ気付かなかった…という記憶力ゼロなアタシ (´∀`;) ダメネ 3つのエピソードはどれも“共同体”<絆-KIZUNA>を意識させる内容で、しっかり面白くて(劇場版に使うぐらいですからね)。僕的には、片腕の子どもゴリラを温かく支えるゴリラ家族にはグッときたし、子どもが邪魔するせいでシングルマザーの狩りが失敗して飢えていくライオン家族を観た時は「行政は何をしているんだ!ヽ(`Д´)ノ」と国に対して憤ったりしましたよ(的外れな怒り)。


本作の2/3はライオンの映像でしたな。


レスリングシューズを履いた男が風下からライオンを素手で襲撃した時はビックリしましたよ…という雑なウソ(「グラップラー刃牙」より)。



とは言え、率直な感想を書くと、ごめんなさい、思っていた以上に「普通 (・ε・)」という印象もあって。劇場版だからなのか、多少は「草食動物がモリモリ食べられてます」的な捕食シーン(グロめ)があったし、大きな画面で観るアフリカの大自然は雄大でしたが、結局、テレビ版と大差ないなぁと。まぁ、それって「テレビ版がもともと優れている」ということでもあるんですけど、もっとスゴいものが観たかったような、とは言え、テレビから劇場版になった作品にそういう指摘をするのも大人げないような…って、ちょっと待ってください! せっかく映画になったんだから、そんなことはどうでもえーがな…という、ヒゲじいオマージュ!m9`Д´) ビシッ で、一応、オチを書いておくと、放浪していたオスライオンは新たな群れの王となり、片腕を失ったゴリラは木に登れるほど成長し、シングルマザーに育てられた子どもたちは無事育って新たな群れを形成して、終わってたんじゃないかしらん(うろ覚え)。


そして、サークル・オブ・ライフが続いていくーーなんて知った風な文章を書いてみたけど、君はどう思う? (・∀・) ドウ?



というか、何がうれしかったかって、本作を観た後、娘のマナ子が「映画、面白かった!ヘ(゚∀゚*し」と超上機嫌だったこと。「また観に行く〜?」と「ペヤングソースやきそば」の桂文楽さん風にたずねてみれば、「行く!川・∀・)」とスムースに即答してくれるから、うれしいこと言ってくれるじゃないの (´∀`=) ンモウ! もうね、娘の映画嫌いを解消してくれたことについては感謝しかなくて。本作のエンディングテーマはMISIAさんの新曲「AMAZING LIFE」でしたけど、僕の心の中では平原綾香さんが「スマイル、スマイル、大丈夫 (´∀`し」と優しく歌いかけてくれていたのでね、きっと大丈夫(※要出典 何が?)。NHKには思うところがあるものの、今まで以上に「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」が好きになったし、不当な理由で50点にしていた「ルイスと不思議の時計」を80点にしたのでした…って、なんだそりゃ ( ゚д゚) オシマイ




7月26日にDVDが発売されるそうな。



こういった本も出てるのね。



一方、アフリカの自然はこんな風に扱われていたりもするという映画。僕の感想はこんな感じ







東映まんがまつり(2019版)(ネタバレ)

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東映まんがまつり(2019版)



2019/日本 上映時間75分
監督:大宮一仁、セトウケンジ、べんぴねこ、平山美穂
パンフレット:★★★★(600円/安い割には「おしりたんていなりきりセット」や「うさぎ星人をつくろう」などの紙製付録が付いていて好き)
(解説)
見た目はおしりでもエクセレントな推理を繰り広げる名探偵おしりたんていが、新しくオープンする店からカレーに使うスパイスが消えた事件にあたる「映画 おしりたんてい カレーなる じけん」。世界中の大物を釣り上げるため、相棒のポテペンと共に旅をする釣り好きの少年・立津手トッタが、謎の海域・バーコードトライアングルに潜むという伝説のバーソウル神海魚ポセイドンに挑む「映画 爆釣バーハンター 謎のバーコードトライアングル! 爆釣れ!神海魚ポセイドン」。長女フー・次女スー・三女チーの3姉妹が巻き起こすおっぺけぺーな日常と母の愛のあるツッコミを綴る「うちの3姉妹」。ダンボールから作られた探検家コンビのヤマオリとタニオリが、ダンボール神殿に眠る伝説のたからもの目指して冒険する「りさいくるずー」。これら子供向け短編アニメ4作品を一挙上映。(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




70点


僕の娘のマナ子(仮名/7歳)は、テレビアニメの「おしりたんてい」が大好きでしてね(絵本版はそうでもない)。僕が子どものころにアニメや特撮をまとめて上映して好評だった「東映まんがまつり」が29年ぶりに復活→その中の1本が「おしりたんてい」の劇場版だったので、「観に行きたい?」と聞いてみれば、娘ったら「行く!ヘ(゚∀゚*し」と即答してくれたから、前売り券を購入(特典は配布終了してた)。5月6日(月)=ゴールデンウィーク10連休の最終日、新宿バルト9で奥さん&娘と3人で「ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー」を観る→うどん屋で昼食→奥さんと別れて、2人でデパートのオモチャ売り場などをさまよう→また新宿バルト9に戻って鑑賞いたしました。まぁ、良かったんじゃないかな (´∀`=) エラソウ


狭めの7番スクリーン、満席でした。


入場者プレゼントとして、シールなどが入った「モリモリパック」をもらいましたよ。豪華!



なんとなく1983年の「東映まんがまつり」の予告編を貼っておきますね↓




「東宝チャンピオンまつり」『東映まんがまつり』の記憶がゴッチャになる…なんてことは置いとくとして。本作は4本の短編で構成されているんですが、それぞれの感想は下記のリンク先で読んでもらえると幸いです↓


1本目:えいが うちの3姉妹
2本目:映画 爆釣バーハンター 謎のバーコードトライアングル! 爆釣れ!神海魚ポセイドン
3本目:りさいくるずー
4本目:映画 おしりたんてい カレーなる じけん



ハッキリ言って、46歳のオッサンである僕からすると心底どうでも良い作品群ではありましたが、「娘と映画を観に行く機会」を増やしてくれたのはありがたかったし、トータル的には「娘が喜んでくれて良かった 川´∀`)(´∀`=) ウフフ」という感想。一応、マナ子の評価を書いておくと、「おしりたんてい>>>>>越えられない壁>>>>>りさいくるずー>>>>>>爆釣バーハンター>>>うちの3姉妹」という感じで、ここ最近観た映画で一番面白かったのは「ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー」だそうです(2位が「クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 失われたひろし」)。何はともあれ、復活した「東映まんがまつり」を来年もやるのかはわかりませんけど、作品のラインナップに「おしりたんてい」が入るなら、高確率でまた観に行くんじゃないかしらん。


帰りは「ダッキーダック」でチョコパフェとチョコケーキをモリモリ食べて、ご満悦でしたよ。



おしまい 川´∀`)(´∀`=) ウフフ




1968年に始まった時は「東映まんがパレード」だったそうな。



1984年の「東映まんがまつり」は劇場で観ているハズなんですが、サッパリ覚えてない…。








えいが うちの3姉妹(東映まんがまつり2019)(ネタバレ)

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えいが うちの3姉妹(東映まんがまつり2019)



2019/日本 上映時間15分
監督:大宮一仁
原作:松本ぷりっつ
声の出演:大谷育江、かないみか、川田妙子
パンフレット:「東映まんがまつり(2019版)」の同項参照
(解説)
おかしくてキュートな3姉妹フー・スー・チーが、ママやパパと繰り広げる“おっぺけぺー”な日常を、ママの愛あるツッコミとともに描き出す。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




40点


「東映まんがまつり」の1本目。本編が始まる前、「同時上映される4本の作品のキャラが織りなすオープニング」とかがあったりするのかと思いきや、そんなことはなく。本作から普通に始まったんですが、僕には合わなかったカナー (´∀`;) スミマセン


テレビアニメ版の公式動画を貼っておきますね↓




映画は、「ブラック・アイド・キッズ」幼い3姉妹に振り回される夫婦の日常を微笑ましく描いたショートショートを積み重ねる感じの構成でして。いや、僕もネットでブログを読んだ時は普通に楽しめたんですけど…。なんて言うんですかね、映像になると、ツッコミのノリやタイミング、キャラクターの台詞の言い回しとかに違和感を感じてしまったというか(特に母親役)。ごめんなさい、全体的にわざとらしく感じちゃったんですよね… (´・ω・`) ウーン いや、こういった“ほのぼの作品”も決して嫌いじゃないんですけど、アニメ版は驚くほど退屈に感じちゃって、我ながらビックリしました。


鑑賞中の僕の心境を代弁する範馬刃牙を貼っておきますね(「刃牙道」より)。
こうまで退屈だなんて


一応、内容を書いておくと、子どもがいる人なら「あるある!」と共感しそうな出来事を少し膨らませたようなエピソードをいくつか羅列した後、3姉妹が「次は西部劇!」みたいなことを言って終わってた気がします。まぁ、僕は結構「早く終わらないかなぁ (・ε・)」と思いながら観てましたが、娘はそこそこ楽しんでいたみたいなので、その点は良かったです。で、次は「映画 爆釣バーハンター 謎のバーコードトライアングル! 爆釣れ!神海魚ポセイドン」が始まったんですが、それはまた別のお話。




松本ぷりっつ先生による原作コミック。こっちの方が面白いなぁと。



アニメ版のDVD。積極的に観ることはなさそうです。








映画 爆釣バーハンター 謎のバーコードトライアングル!(東映まんがまつり2019)(ネタバレ)

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映画 爆釣バーハンター 謎のバーコードトライアングル! 爆釣れ!神海魚ポセイドン(東映まんがまつり2019)



2019/日本 上映時間20分
監督:セトウケンジ
原案:バンダイ
原作:鈴木サバ缶
アニメ制作協力:東映アニメーション
ナレーション:武虎
声の出演:広橋涼、内山夕実、釘宮理恵、田中秀幸、天田益男、阪口大助、浦和めぐみ
パンフレット:「東映まんがまつり(2019版)」の同項参照
(あらすじ)
釣りへの情熱と才能だけは誰にも負けない少年・立津手トッタは、父親の墓の中から手に入れた不思議なガジェット「バーロッド」を使い、相棒ポテペンとともに世界中の大物を釣るため船で旅をしていた。そんな彼の前に、謎の海域バーコードトライアングルに潜むという伝説のバーソウル「神海魚ポセイドン」が現れる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




60点


「東映まんがまつり」の2本目。「えいが うちの3姉妹」と続けて観たワケですが、「カロリーが高いな… (`Δ´;) ヌゥ」とビックリしましたよ。


公式の紹介動画を貼っておきますね↓




とても便利なWikipediaによると、この「爆釣バーハンター」というのは、東映アニメーション×バンダイ×小学館によるメディアミックス作品だそうで(ちなみに「爆釣」は「ばくつり」と読みます)。要は、テレビアニメとオモチャと「コロコロコミック」を連動させて、あらゆる角度から親の金を巻き上げる子どもたちを楽しませているワケですよ。で、まぁ、僕も最近はいろいろと娘のマナ子(仮名/7歳)に付き合って、いわゆる「子ども向け番組」を観ているんですが、例えば「仮面ライダー」とかは「大きなお友だち」も意識した作りじゃないですか。でも、本作は完全に男子児童向けに特化していて、その濃さに驚かされたというか。


公式の第1話を貼っておきますね↓




主人公の少年トッタが「強ぇ奴と戦いてぇ!(`∀´)」キャラなのはお約束として。「爆釣ってやるぜ!」「胸がバクバク爆ってきたぜ!」「爆取ったー!」「爆釣イッパーツ!」「胸のドキドキがバクバクになるんだ!」「いくぜ、爆星インフィニティー!」と台詞の「爆」使用率が異様に高い中(パンフも「初めての世界に爆燃えるトッタ」「爆アツの爆釣バトル」と「爆」が多め)、第四形態まで変化する神海魚ポセイドンを相手に、「無限キャスト」などの技を駆使して戦い、最後はトッタもスーパートッタに爆・覚醒して見事釣り上げる…という内容は、ナッツぎっしりで確かな満足スニッカーズチョコフォンデュに漬けてから五色チョコスプレーをまぶして食らう並の濃さであり、さすがに46歳のオッサンにとってはカロリーが高すぎたなぁと(ちょっと「ドラゴンボール超 ブロリー」を思い出した)。その他の要素もなかなかコッテリしていて、「小学生が勝手に船で海に出る」とか「古代遺跡にバーコードが!」といったことは別に良いとしても、「ブサイクなオバサンキャラに『おえー ('A`)』」とか「ゲストキャラの名前がウーゴ・ゲーリーで『ウンコ、下痢?』」といったストレートすぎる小学生男児向けギャグには胃もたれしそうになりましたね…。


鑑賞中の僕は、この愚地克巳のような顔だったのです(「範馬刃牙」より)。



あと、身もフタもない文章を書くと「所詮は釣りなんだよな…」なんて思ったりもしましたが(釣り上げた獲物がソウルアーに変わるあたりの描写を濁しているのが面白かった)、劇場内の子どもたちの反応がなかなか良くてね。「僕も子どものころに観たらストライクだったかも…(遠い目)」なんて、ちょっとノスタルジックな気持ちになったりもして。娘も意外と面白かったみたいだったし、トータル的には楽しかったです (・∀・) ヨカッタ! で、そこから今度は「りさいくるずー」が始まったんですが、それはまた別のお話。




鈴木サバ缶先生による漫画版。「コロコロコミック」で連載中だとか。



8月7日発売予定のテレビアニメ版のDVDでございます。



ちょっと連想した映画。僕の感想はこんな感じ








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